説明

成膜装置

【課題】簡易な構造でガスの供給量を良好に調節し、良好な成膜が可能な成膜装置を提供する。
【解決手段】成膜装置10は、成膜室21と、ターゲット23と、スパッタカソード24と、スパッタリングガス供給部31,32と、を備える。スパッタリングガス供給部31,32は、複数の噴出孔が形成された筐体と、噴出孔に嵌入し筐体に螺合されるボルトと、筐体にガスを導入する導入口と、を備える。噴出孔のボルトに対向する面は、テーパ状に形成されており、ボルトの平板部もテーパ状に形成されることにより、噴出孔とボルトとの間には間隙が生じる。ボルトのねじり込み具合を調節することによって、噴出孔とボルトとの間隙を調節し、ガスの噴出する量を連続的に変化させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、成膜装置に関し、特に基板上に薄膜を形成するスパッタリング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、光学装置、半導体製造等の技術分野で基板上に薄膜を形成する成膜装置が利用されている。例えば、スパッタリング装置を例に挙げて説明すると、スパッタリング装置は、真空槽内部に、成膜材料が設置されるターゲットと、ターゲット粒子を放出させるためのスパッタリングガス供給手段と、ターゲットに対面する位置に基板を配置する手段とを備える。スパッタリングガス供給手段から、ターゲットに対してスパッタリングガスを導入し、プラズマを生成することにより、ターゲット粒子を放出させ、基板上にターゲット粒子を堆積させ、基板上に薄膜を形成する。この際、基板上に薄膜の厚みを面方向に均一に形成するためには、ガスの流量の制御が重要となる。
【0003】
そこで、例えば特許文献1に開示されているように、予め設けた孔を遮蔽物で塞ぐことによって流量を調節する方法、特許文献2に開示されているように径の異なる複数の噴出孔が形成されたロータリースリーブを回転させることによって噴出孔から噴出するガスの流量を変化させる構成が開発されている。
【特許文献1】特開2003−133238号公報
【特許文献2】特開平11−152566号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に開示された成膜装置では、孔と遮蔽物によって流量を調節するため、連続的に流量を変化させることができず、流量の微調整が難しいという問題がある。更に、特許文献2で開示されたガス噴出量調節装置では、ロータリースリーブに形成された孔で段階的に流量を調節できるが、連続的に流量を調節することができず、流量の微調整が難しく、更にロータリースリーブを回転させて噴出量を調節するため、モータ等が必要となり機構が複雑となる問題がある。
【0005】
そこで、ガスの供給量を連続的に変化させることが可能で、更に簡易な構造で流量を変化させることが可能な成膜装置が求められている。
【0006】
本発明は上述した実情に鑑みてなされたものであって、簡易な構造でガスの供給量を良好に調節し、良好な成膜が可能な成膜装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、この発明の第1の観点に係る成膜装置は、
真空槽と、
前記真空槽内にガスを供給するガス供給手段と、を備え、
前記ガス供給手段は、ガスが導入される筐体と、該筐体に設けられ前記ガスが流出する複数の孔と、該複数の孔それぞれに設けられたボルトと、を備え、
前記複数の孔と、前記ボルトとは、螺合されており、前記複数の孔から流出する前記ガスの量は、前記複数の孔と前記ボルトとのねじ込み度合いを調節し、前記孔と前記ボルトとの間隙を調節することにより、連続的に変化されることを特徴とする。
【0008】
前記真空槽内に、成膜材料が取り付けられたターゲットを設置し、前記ガス供給手段がスパッタリングガスまたは反応ガスを供給する構成としてもよい。
【0009】
前記ボルトは、平板部と、前記平板部に対して垂直に設けられ前記筐体に螺合される軸部とから構成され、
前記複数の孔の前記ボルトの前記平板部に対向する領域に、テーパ状の傾斜が設けられ、
前記ボルトの前記平板部の前記複数の孔に対向する面に、テーパ状の傾斜が設けられていてもよい。
【0010】
前記ボルトは、平板部と、前記平板部に対して垂直に設けられ前記筐体に螺合される軸部とから構成され、
前記ボルトの前記軸部には、前記孔との間に間隙が生ずるように切欠部が設けられていてもよい。
【0011】
前記ボルトは、中心軸に貫通孔が形成されていてもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、筐体にボルトを螺合させ、ボルトのねじ込み度合いを調節することによって、簡易な構造でガスの供給量を良好に調節し、良好な成膜が可能な成膜装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明の実施の形態に係る成膜装置について、図を用いて説明する。本実施の形態では、成膜装置として通過成膜型のスパッタリング装置を例に挙げて説明する。
【0014】
本発明の実施の形態に係る成膜装置10を図1に示す。成膜装置10は、図1に示すように、成膜室21と、仕切りバルブ22a、22bと、ターゲット23と、スパッタカソード24と、トレイ25と、基板搬送ライン26と、電源27と、シールド28と、スパッタリングガス供給部31と、反応ガス供給部32と、ガス導入手段33a〜33cと、基板35と、を備える。
【0015】
成膜室21は、図示しない排気手段を備える真空槽から構成される。成膜室21の一端には基板搬入用の仕切りバルブ22aが接続されており、成膜室21の他端には基板搬出用の仕切りバルブ22bが接続されている。仕切りバルブ22a、22bによって、成膜室21内へ連続的に基板35を搬入・搬出することができる。
【0016】
ターゲット23は、基板に成膜するための材料が設置され、スパッタカソード24上に設置される。スパッタリングガス供給部31はターゲット23に対してアルゴン(Ar)等のスパッタリングガスを噴出し、スパッタカソード24に電源27によって電圧が印加されると、ターゲット23の上側領域にプラズマが生成される。このプラズマによってターゲット粒子がスパッタリングされ、基板35上に堆積する。
【0017】
トレイ25は、成膜が施される基板35を保持する。
基板搬送ライン26は、トレイ25によって保持された基板35を搬送する。基板搬送ライン26をトレイ25が流れ、ターゲット23上に生成されたプラズマ領域を通過することにより、基板35にターゲット材料が堆積し、基板35上に薄膜が形成される。なお、本実施の形態では、基板搬送ライン26の一方のみにスパッタカソード24を配置してプラズマを発生させ、基板35の一面のみに成膜を施す構成を例に挙げて説明しているが、これを基板搬送ライン26の両側面にスパッタカソード24を配置し、基板35の両面に成膜することも可能である。
【0018】
シールド28は、ターゲット23を囲むように成膜室21の真空槽壁に固定される。シールド28のスパッタカソード24側には、スパッタリングガスを導入するためのスパッタリングガス供給部31が設置される。
【0019】
スパッタリングガス供給部31は、ターゲット23の近傍に2カ所に設置され、スパッタリングガス、例えばArをターゲット23に対して噴出させる。スパッタリングガス供給部31へは、ガス供給手段33aによってスパッタリングガスが供給される。スパッタリングガス供給部31は、図2及び図3(b)に示すように複数の噴出孔51aと流路51bとが形成された筐体51と、筐体51に螺合されたボルト52と、筐体51にガスを導入するガス導入口53と、を備える。複数の噴出孔51aとボルト52とには、それぞれ図3(a)及び(b)に示すように、間隙が生ずるように傾斜が形成されており、ガス導入口53によって筐体51内に供給されたArガスは、流路51bを通り複数の噴出孔51aとボルト52とのそれぞれの間隙から成膜室21内へ噴出される。
【0020】
具体的に筐体51は、図3(b)に示すように、ボルト52の軸部52bが螺合されるボルト固定部51eが形成されており、ボルト固定部51eによって、ボルト52は筐体51に所定の位置で固定される。また、噴出孔51aには、ボルト52の平板部52aに対向するテーパ状の傾斜面が形成される。一方、ボルト52は、図3(a)及び(b)に示すように、いわゆる皿ボルトから構成される。ボルト52は、平板部52aと軸部52bとを備える。また、平板部52aの中心を横切るようにネジ溝52eが形成される。平板部52aの噴出孔51aに対向する面には、噴出孔51aのテーパ状の傾斜面とほぼ同じ角度を備えるテーパ状の傾斜面52cが設けられている。
【0021】
噴出孔51aがテーパ状に形成され、更にボルト52の平板部52aがテーパ状の傾斜面52cを備えることによって、ボルト52をボルト固定部51eにねじ込むと、ボルト52と噴出孔51aとの間隙が小さくなり、ガス噴出量を減少させることができる。逆に、ボルト52を緩めると間隙が大きくなり、ガス噴出量を増加させることができる。このように、ボルトのねじり込み度合いを利用することにより、1つの噴出孔51aからのガス噴出量を容易に、且つ連続的に調節することができる。また、噴出孔51aは筐体51に複数設けられているため、筐体51全体からのガス噴出量を細かく制御することが可能である。なお、噴出孔51aは、基板35の搬送方向(図1に示す横方向)に対して垂直に等間隔に形成される。なお、噴出孔51aの径は任意に設定可能である。
【0022】
反応ガス供給部32は、基板搬送ライン26の搬入側と搬出側の2カ所に設置され、反応ガス、例えば酸素と窒素を噴出させる。反応ガス供給部32は、それぞれ酸素供給部41と、窒素供給部42と、バッファ室43とを備える。酸素供給部41へは、図1に示すようにガス供給手段33bによって酸素が供給される。窒素供給部42へは、ガス供給手段33cによって窒素が供給される。
【0023】
酸素供給部41と窒素供給部42から噴出される酸素と窒素は、バッファ室43で混合され、成膜室21内に噴出される。バッファ室43はスパッタリングガス供給部31とほぼ同様の構造を採っており、複数の噴出孔が形成された筐体と、噴出孔に螺合されるボルトと、筐体へガスを導入する導入口とを備える。従って、スパッタリングガス供給部31と同様に、供給するガス噴出量の制御が容易である。
【0024】
スパッタリングガス供給部31と、反応ガス供給部32を構成することにより、スパッタリングガスの供給量と、反応ガスの供給量とを微調節することが可能となり、基板35上に良好な膜を形成することができる。各種ガスはそれぞれ別々の供給室に導入されるので、導入段階でそれぞれのガスが互いに混合することが無く、それぞれ独立して流量を正しく制御することが可能であり、導入ガス流量の不正確さ、およびそれによる再現性の悪化を解決することができる。
【0025】
なお、本実施の形態では酸素と窒素を供給する構成であるため、酸素供給部41と、窒素供給部42と、バッファ室43を備える構成を示しているが、酸素のみを供給する場合、反応ガス供給部32は、バッファ室43を省略しスパッタリングガス供給部31と同様の構造としても良い。
【0026】
図8に、図1に示す成膜装置10を用い、反応ガスとして酸素を、スパッタリングガスとしてアルゴンを導入し、酸素及びアルゴンのガス分圧分布を調整して基板にSiOを形成した結果を示す。特に図8に示す実験では、反応ガスとして酸素を供給する噴出孔の径を中心付近では小さく中心から離れた位置では大きくとった。図8は、基板中心からの距離に対応する基板位置に対して、下記に示す式によって規格化した光学膜厚をプロットしたグラフである。
(式1)

【0027】
図6に示す白抜き三角のプロット点が従来技術によるもの、塗りつぶし四角のプロット点が本実施の形態の成膜装置を用いたものである。従来技術では基板位置50mm〜150mmでの光学膜厚が他の位置と比較して減少しているのに対し、本実施例では平坦な分布が得られていることがわかる。従来技術での光学膜厚分布が±7.4%であるのに対し、本発明のガス供給部を用いた場合の光学膜厚分布は±2.5%である。従って、良好な光学膜厚分布を得ることができる。
【0028】
このように、本実施の形態の成膜装置10によれば、噴出孔51aを備える筐体51と、噴出孔51aに螺合されるボルト52とのねじ込み具合を変化させ、噴出孔51aとボルト52との間隙を調節し、ガスの供給量を調節するため、簡易な構造でガスの供給量を連続的に細かく調節することができ、更に良好な成膜が可能となる。
【0029】
本発明は上述した実施の形態に限られず、様々な変形及び応用が可能である。例えば、上述した実施の形態ではスパッタリングガス供給部の噴出孔からの流量を調節する方法として、孔の周囲にテーパ状の傾斜を設ける構成を例に挙げて説明したが、これに限られない。例えば、図4に示すボルト62のように、ボルト62にのみ切欠部62cを設けても良い。図4は、ボルト62を示す斜視図である。図5(a)は、図4に示すボルト62のXa−Xa線断面図であり、図5(b)は、Xb−Xb線断面図である。図4、図5(a)及び(b)に示すように、筐体61の噴出孔61aには斜面を設けず、ボルト62の軸部62bの側面の一部に切欠部62cを設けてある。切欠部62cは、ボルト62の平板部62aから離れるに従って、多く切り欠かれるように形成されている。また、平板部62aの中心を横切るようにネジ溝62eが形成される。このような切欠部62cを備えることによって、ボルト62のねじり込みを緩めるほど、噴出孔61aとの間隙が広がり、強くねじり込むほど間隙が狭くなる。図5(a)及び(b)では、筐体61の噴出孔61aにボルト62を螺合する構成を例に挙げているが、図3と同様に、筐体61の噴出孔61aに流路61bを介して対面する位置にボルト固定部を設けて、ボルト固定部にボルトを螺合させてもよい。
【0030】
また、図6、図7(a)及び(b)に示すボルト72のように、軸部72bに切欠部72cを設けた上で、更に平板部72aと平板部72aの中心領域に形成されたネジ溝72eと軸部72bとのほぼ中心を貫通する貫通孔72dを設けてもよい。このようなボルト72によれば、ボルト72のねじり込みによる流量の調節にあわせて、貫通孔72dによって一定の流量が保たれるため、一定の流量を確保した上で更に噴出量を調節することができる。また、貫通孔72dの径dを調節することにより、噴出量の調節が可能である。また、図6、図7(a)及び(b)に示すボルト72も、図3と同様に、筐体71の噴出孔71aに流路71bを介して対面する位置にボルト固定部を設けて、ボルト固定部にボルトを螺合させてもよい。この場合、ボルト72もしくは筐体71に、貫通孔72dと流路71bとを通じさせる流路を形成すればよい。
【0031】
なお、これらのボルト52、ボルト62、ボルト72は、単独で利用される場合に限られず、適宜組み合わせて利用することが可能である。
【0032】
また、上述した実施の形態で、ガスの圧力等によってねじ込み度合いが変化し流量が変化することを防ぐよう、ボルトの軸部にナットを嵌め、ねじ込み度合いを一定に保ち、流量を一定に保っても良い。ナットはボルト平板部と筐体との間に装着し、図3に示すように噴出孔に傾斜面を設けた場合等はナットにガス流路を形成すればよい。或いは、ねじ込み度合いの変化を抑えるよう、細目ネジを使用することも有効である。
【0033】
また、上述した実施の形態では、基板35の付近に反応性ガスを供給する反応性スパッタリングを例に挙げて説明したが、これに限られず、真空槽内部にガスを供給する成膜装置であれば本発明を実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の実施の形態に係る成膜装置の構成例を示す図である。
【図2】本実施の形態の成膜装置に設置されるスパッタリングガス供給部の構成例を示す図である。
【図3】図3(a)は噴出孔に螺合されるボルトの構成例を示す斜視図である。図3(b)は図3(a)に示すボルトの断面図である。
【図4】ボルトの変形例を示す斜視図である。
【図5】(a)は図4に示すボルトのXa−Xa線断面図であり、(b)は図4に示すボルトのXb−Xb線断面図である。
【図6】ボルトの変形例を示す斜視図である。
【図7】(a)は、図6に示すボルトのYa−Ya線断面図であり、(b)はYb−Yb線断面図である。
【図8】従来の成膜装置と、本実施の形態の成膜装置とによる光学膜厚分布を示す図である。
【符号の説明】
【0035】
10 成膜装置
21 成膜室
22a,22b 仕切りバルブ
23 ターゲット
24 スパッタカソード
25 トレイ
26 基板搬送ライン
27 電源
28 シールド
31 スパッタリングガス供給部
32 反応ガス供給部
33a,33b,33c ガス供給手段
51,61,71 筐体
51a,61a,71a 噴出孔
51b,61b,71b 流路
52,62,72 ボルト
53 ガス導入口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
真空槽と、
前記真空槽内にガスを供給するガス供給手段と、を備え、
前記ガス供給手段は、ガスが導入される筐体と、該筐体に設けられ前記ガスが流出する複数の孔と、該複数の孔それぞれに設けられたボルトと、を備え、
前記複数の孔と、前記ボルトとは、螺合されており、前記複数の孔から流出する前記ガスの量は、前記ボルトのねじ込み度合いを調節し、前記孔と前記ボルトとの間隙を調節することにより、連続的に変化させることを特徴とする成膜装置。
【請求項2】
前記真空槽内に、成膜材料が取り付けられたターゲットを設置し、
前記ガス供給手段がスパッタリングガスを供給することを特徴とする請求項1に記載の成膜装置。
【請求項3】
前記真空槽内に、成膜材料が取り付けられたターゲットを設置し、
前記ガス供給手段が反応ガスを供給することを特徴とする請求項1に記載の成膜装置。
【請求項4】
前記ボルトは、平板部と、前記平板部に対して垂直に設けられ前記筐体に螺合される軸部とから構成され、
前記複数の孔の前記ボルトの前記平板部に対向する領域に、テーパ状の傾斜が設けられ、
前記ボルトの前記平板部の前記複数の孔に対向する面に、テーパ状の傾斜が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の成膜装置。
【請求項5】
前記ボルトは、平板部と、前記平板部に対して垂直に設けられ前記筐体に螺合される軸部とから構成され、
前記ボルトの前記軸部には、前記孔との間に間隙が生ずるように切欠部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の成膜装置。
【請求項6】
前記ボルトは、中心軸に貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の成膜装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−332434(P2007−332434A)
【公開日】平成19年12月27日(2007.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−167105(P2006−167105)
【出願日】平成18年6月16日(2006.6.16)
【出願人】(000146009)株式会社昭和真空 (72)
【出願人】(504405224)有限会社アーステック (2)
【Fターム(参考)】