説明

手首バンド適用機

動物又は人の末端部の周りに手首バンド身元確認腕輪を効率的に分配し適用させる為の装置である。この装置は、末端部の周りに連続したループを形成するようバンドの第1部分を第2部分に貼り付けることにより腕輪になるよう適用された身元確認バンドの供給器が設けられている。末端部は装置中の置き場所により位置決めされ、装置のバンド固定手段により末端部の周りに接近して身元確認バンドが巻かれることを許容している。身元確認バンドは腕輪を形成し、腕輪の完全な状態を損なうことなしには腕輪が末端部から離れることを阻止している。腕輪は一体的なRFIDインレイ要素を備え、これによりRFID回路の全てが、十分印刷されたシリコンインクTFT半導体形態で低コストで実現される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、人の腕に手首バンドを適用するが如き、人又は動物の末端部に身元確認(identification)バンドを適用する為の装置及び方法に関係している。好ましくは、この発明は、この様な手首バンドを分配し適用する為の統合された装置を含む。詳細には、この様な装置の使用に適用できる、情報保持連続(information bearing serialised)ID又はラジオ周波数身元確認(Radio Frequency Identification (RFID))トランスポンダを保持している手首バンドにも関係している。
【背景技術】
【0002】
この発明は、例えば人の手首に身元証明(identity)バンド又は腕輪(bracelet)を適用する為の装置及び方法に関係している。従来、例えば色又はロゴ(logo),バーコード,通し番号,又はRFIDインレイの如き幾つかの身元確認情報を保持している手首バンドは人に設けられ、その人には一般的にそれが彼等自身の手首の回りに付けられる。この様な手首バンドは、アミューズメントパーク,スキーリフトなどの如き、特定の場所において(in venue)人を身元確認するために作用する。それは、バンドを身につけた人が特定の場所に入ること、又は乗り込むことなどを許容する。これらの形式の手首バンドは、コンサート,スポーツ興行,テーマパーク,又はこれらと同様なものの如き特定の場所に入ることを認可された人に印をつけるよう、手首に保持される、非−分離身元確認の形態として通常は機能する。この手首バンドは通常は、損傷又はその他に目に付く除去又は開封の行為を行なうことなしでは、除去することが困難又は不可能なように構成されている。この開封証拠構造はその安全保障機能を向上させ、第1の人の手首の周りに一旦固定された後に身元確認バンドがもう1人の人に交換又は与えられることを阻止する。
【0003】
一般に、この様なバンドは、特定の場所への入口において、又は切符を購入した時に、強靭な紙又はプラスチックの形式の材料の予め印刷されているストラップの形態で提供されており、それは手首の周りでループにされるのに適切な寸法であって、その一端に接着片を伴っていて、バンドの他端の表面に粘着して手首の周りにしっかりと取り付けられた腕輪を形成する。この取り付けは、好ましくは、手の上からずり落ちる及び取り除くようには緩んではならない。
【0004】
通常、接着片は除去可能なシリコーン塗布された(siliconised)ライナーカバーを有していて、これは接着領域がバンドの他端部に固定される前に接着領域を露出するよう取り除かれなければならない。このカバー材料は次に捨てなければならない無駄を生じさせ、そして除去可能な覆いはそれが正しく捨てられなければ有害物を生じさせることが出来る。
【0005】
また、接着領域とそれが使用されるまでは接着領域を保護する覆いとを含む手首バンドの製造はより難しく、そして高価である。
【0006】
接着剤を含んでいる領域、そして多分接着剤が貼り付けられる領域は、領域を材料中に多数のスリットを伴い種々の方向に引っ張る(distress)ことによる如く、しばしば計画的に弱められていて、その結果として一旦貼り付けられた接合を解除しようとする如何なる試みは材料のその部分をさらに損傷又は破壊する。こことは通常、バンドの開封を目につくようにし、そして通常はバンドが再接合されることを阻止する。通常、手首バンドは、その最初の合致以後に容易に再接合できない接着剤を有していて、そしてもしも接着剤が種々の方向に引っ張られ又は弱められた領域の上にも置かれているならば、この領域は一旦それが最初に共に固定されていた接合を開く試みがなされると破壊される。一旦適用されたバンドを開封することはそれ故に目立ち、そして、通常は手首バンドの一体性及び有用性を破壊する。
【0007】
RFIDインレイは、RFID機能を手首バンドに付与するために通常使用されている。従来の構成のこの様なRFIDインレイは、アンテナ要素及び柔軟な支持基板に接合されているフリップ−チップ(flip-chip)である小さな単結晶シリコン(small single-crystal silicon)CMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)集積回路(IC)ダイ(die)を使用する。しかしながら、RFID回路実現の従来の方法は、催し物切符及び娯楽開催立ち入り制御の為、或いは短期生存貯蔵価値(short-lived stored value)、例えば金融又は特権クレジット(monetary or privilege credit)、の為、に使用される使い捨て可能一回使用及び短寿命サイクル手首バンドの如き、多くのコストに敏感な大量消費者型適用へRFID技術を組み込む為にはしばしばあまりにも高価である。この発明はまた、印刷可能なシリコンインク半導体材料(printable silicon ink semiconductor material)に基づいた手首バンドRFID札構造の好適な方法を含む。この電子回路実現の新規な方法は米国カリフォルニア州ミルピタス(Milpitas)のコビオ社(Kovio Inc.)により既に開示されている。この鍵半導体(key semiconductor)を可能にする技術は、この発明の手首バンド適用機の為の供給原料(feedstock)において使用する為のRFID回路を非常に低いコストで製造するのに最も適している。
【0008】
さらに、それが手首から滑り抜けることにより手の上から離れることを阻止する為に、手首バンドが人の手首の周りに近接して固定されることを確実にするようなバンドの安全保障を最大にすることは通常重要である。手首バンドの安全保障を無くすことを試みる人は、それが脱げ落ちたり別人に渡されることを許容するよう、自身の手首の回りにバンドを緩く固定しようとする。発行者は、バンドが脱げ落ちたり別人に渡されることを許容するよう、手首の周りにきつく適合させることを望む。しかし、使用者が彼等自身の手首にバンドを適用しなければならない時には、適合のこの心地よさを手配することは難しい。従来のシステムにより、きつさが十分な適合を確実にする為には、最初の入場地点でバンドの適合を目で見て点検するためにしばしば保安要員を雇用する必要がある。いずれの緩く適合されたバンドも正しく装着される必要があり、入場工程のコスト及び複雑さを追加する。
【0009】
例えば、アミューズメントパークにおいては、個々の人々が彼等自身の手首バンドを購入する代わりに、1つの入場バンドが購入され、多数の異なった乗り物に乗る為に多数の人々がバンドを共有し人々の間でバンドを回すという問題がある。この場合には、アミューズメントパークの所有者に対する収入が減少するばかりでなく、年齢及び身長が適当な装着者のみが乗車を許されるようバンドがコード化(coded)されている場合には安全性と公共の安全性の問題がある。もしバンドが他の人々と交換できたならば、安全性の制限が逃れられ、覆へされる。
【0010】
従って、それが引き剥がされることなしで取り除かれることを阻止するよう人の手首に対しバンドを十分近接しきつく取り付けることを確実にすることは、手首バンドの発行者にはしばしば困難である。幾つかの場合には、顧客(patron)に手首バンドを適用するのを補助する人を催し物の主催者が確保せざるを得ない。バンドをそれらの手首から滑らせそれらの手から容易に取り外すことを許容する為に、バンドをそれら自身の手首の回りにあまりにも緩く結合させることによりバンドの目的を破壊することを試みる人々の可能性を考慮することが必要である。でなければ、人は誤って手首バンドをあまりにも緩く取り付け、そしてバンドが落下し損失することを容易に許容する。又は、例えばバンドを手袋や腕時計や他の衣服や装身具の上に適用することが、バンドの物理的な一体性を破壊することなくバンドが手首から容易に取り外されることが出来ることを許容できる問題を生じさせることの無知を説明する必要がある。
【0011】
好ましくは、この様な自動化された手首バンド適用装置は、例えばオンライン購入の履行を可能にする為に、キオスクに取り付け可能な、デスクトップ型である。また、廃棄が必要となる接着部分を覆う裏覆いの使用を避けることが出来る手首バンドを提供することが有用である。この様な接着剤覆いは過去に、ごみの廃棄と職業上の安全性に関する主たる問題として認識されてきている。例えば、取り除き可能な覆い片が乱雑に廃棄されると、廃棄された覆い片の滑り易いシリコーン表面上を顧客が歩き滑るという重大な安全性の問題を生じさせる。手首バンド装着機を介した閉鎖時に手首バンドに対し導入要素として必須の接着剤片を適用することにより、幾つかの望ましい安全性及びコスト効率を得ることが出来る。
【0012】
催し物主催者からの他の共通の不満は、大きな人ごみが出来る催し物の予め決められている開始時間の直前に特定の場所に到着した顧客の多数に特典(propensity)を与える、シート状に製造された手首バンドを分離し、次に顧客に個々の手首バンドを売るのに掛かる時間である。この混雑はさらに、顧客が次に彼等の手首に手首バンドを適用させなければならないことの困難さと合併される。従って、自立式分配機械又はキオスクにより手首バンドを提供でき、好ましくは適用出来るのであれば、それは有用である。このことは、顧客がどのように先行切符購入を行ない、例えばインターネット上で行い、次に、多くの監督を必要とせずに、彼等の手首に手首バンドを適切に適用させることを許容する。このことは、催し物の開始に先立つ行列の減少又は削除により、催し物の主催者を助ける。また、顧客が手首バンドを適切に適用することを手助けすることがその他に要請されているさらなる監督者の必要性を避けられることにより、コスト削減にもなる。
【0013】
従って、以前知られていた手首バンドの欠点の少なくとも幾つかを克服し、これらに代わる有用性を提供する手首バンドを提供できることは有益である。特に、人の手首又は他の末端部に手首バンドを適用する、例えばそれを手首に近接してきつく固定する、自動化されたシステムを提供することは有用である。このシステムは、手首バンドを分配し適用する為の統合された装置、そしてまたこのような装置を使用して適用されることが出来る型の手首バンド、を理想的には含む。
【発明の概要】
【0014】
この発明は、動物又は人の末端部(extremity)の周りへの取り付けの為を意味する身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置に関係している。この装置は、バンドの第1部分を第2部分に固定して末端部の周りに連続したループを形成することにより腕輪となるよう適合された身元確認バンドの供給を提供されている。
【0015】
末端部は装置中の受け入れ器(receptacle)内に位置決めされ、装置のバンド固定機構により末端部の周りに接近して身元確認バンドが巻かれることを許容している。身元確認バンドは、それ自身が腕輪を形作るよう固定され、その結果として、腕輪の一体性を破損すること無しのそれの末端部からの除去を阻止する。
【0016】
好ましくは、全ての分配及び身元証明腕輪適用機能がその装置内に一体化されている。
【0017】
好ましくは、腕輪が適用される最も共通の末端部は、人の手首である。
【0018】
好ましくは、バンドは、装置の切断機構により適切な長さに切断される連続片供給原料(continuous strip feedstock)の形態で提供される。或いは、バンドは、夫々が装置によって個々に末端部に適用される多数の不連続片の形態で提供される。
【0019】
好ましくは、バンドは、印刷によりその外表面に適用されたバーコードやOCRデータ、又はバンド中に積層されたRFID札(RFID tag)の如き、身元確認情報を有している。これは、例えば印刷機又はRFIDインレイ分配機の如き、装置の情報適用機構によって取り付けられる。
【0020】
好ましくは、装置は、バンドの表面に独立した(separate)接着剤シールを適用するシール適用機構を有する。これは、バンドの第1及び第2部分に重複し、そして、バンドの2つの部分を共に固定して腕輪を形成するのに使用される。
【0021】
好ましくは、装置は、末端部の表面に接近してバンドを張りつめるが、末端部の周囲寸法の全ての範囲で装置中で使用されることを依然として許容する、自動張りつめ(auto-tensioning)機構を有する。
【0022】
好ましくは、装置は、末端部の周囲寸法の全ての範囲を満たす自己適用性(self-adaptive)長さ分配機構を有する。
【0023】
好ましくは、装置は、バンドの長さを適切な長さに切断する切断機構を有する。
【0024】
好ましくは、装置は、装置の操作を統治する(govern)制御機構を有する。
【0025】
好ましくは、装置は、バンド上の身元確認の如何なる形態も読み取ることができ、そしてそれが正しいかを確認出来、あるいは代わりに、もし身元確認を読み取ることが出来なかった場合には警告を提供することが出来る、情報読み取り分析機構を有する。
【0026】
好ましくは、装置は、末端部が装置中に最適に位置決めされ、その結果としてバンドが末端部の正しい領域の周りに適用されるのを確実にする、位置決め手段を有している。
【0027】
好ましくは、装置は、それを握ることにより人の末端部がバンドを受け入れる為に装置に関し適切に位置決めされるよう配置された取っ手を有している。
【0028】
好ましくは、装置は、手首バンドの発行と適用の前に、人からの支払いを受ける手段もまた有している自立キオスク中に設置されている。
【0029】
好ましくは、装置は、人の末端部への手首バンドの発行及び適用の以前に、人を身元証明し、そして特定の場所(venue)に入場する彼等の権利を確認する手段を有している。
【0030】
この発明はまた、前述した装置における使用の為の身元証明(identity)バンドに関係している。
【0031】
好ましくは、装置には、これらの身元証明バンドの供給機(supply)が設けられている。夫々は、末端部の周りに連続ループを形作るようバンドの第1部分を第2部分に固定することにより腕輪となるよう適用されている。
【0032】
好ましくは、腕輪には、バンドの表面に適用された独立した(separate)接着剤シールによりそれ自身に固定される。これはバンドの第1及び第2部分に重複し、バンドの2つの部分を共に固定して腕輪を形成するよう使用される。
【0033】
好ましくは、シールは、第1内側層及び第2外側層を備えている。内側層は低い物理的な一体性を伴っている薄い接着剤層であり、外側層は腕輪をともに保持するのに十分強い材料である。内側層は外側層をバンドに接着する。バンド表面に付着している第1内側層の内側の接着剤は、第2層に付着している第1内側層の外側の接着剤よりも強い。第2層を取り除く試みは、従ってバンド内側層をバンドに接着したままにする。
【0034】
好ましくは、シールの内側層は、その外表面に表示された、主に、用語「無効(void)」又は類似の言葉又は類似の複数の言葉の如き本文(text)である、情報を有している。この情報は、従って、外側層が取り除かれた時に見ることが出来るようになる。
【0035】
好ましくは、身元確認腕輪はさらに、半導体印刷工程の手段により全体が作られた電子回路を備えているRFID機能インレイ要素をさらに含んでいる。RFID機能インレイ要素は、好ましくは2つの要素を備える;共通基板上でアンテナと組み合わされたシリコンCMOS集積回路(IC)。CMOS集積回路は、補足的なP及びNチャネル(complementary P and N channel)薄膜トランジスタ(TFT)半導体装置を創出するようナノ粒子組織化(nanoparticle formulated)「シリコンインク」材料を使用して実行(implement)され、そして前記アンテナ要素は導電金属粒子インクにより印刷されている。好ましくは、RFID機能インレイ要素は、約13.56MHzの周波数で動作する。
【0036】
好ましくは、前記アンテナは、ポリマープラスチック材料バンドを備えている支持体架台(substrate carrier)上に対し高速度インクジェット付着(high speed ink-jet deposition)
により直接形成されている。身元確認腕輪は、好ましくは、実質的に、腕輪適用装置により人を含む動物の末端部の周りに取り付け可能な積層されたポリマープラスチック材料バンドである。
【0037】
この発明の1つの好適な実施形態に従えば、前記RFID機能インレイ要素及び前記アンテナは、ポリマープラスチック材料バンド中に積層された挟持物(sandwitch)である。もう1つの好適な実施形態においては、前記RFID機能インレイ要素及び前記アンテナは、ポリマープラスチック材料バンド中に密封(hermetically sealed)されている。両方の実施形態においては、前記RFID機能インレイ要素は、ポリマー裏打ち層(backing layer)を有していることが好ましい。
【0038】
身元確認腕輪は好ましくは、人を含む動物の末端部の周りに取り付け可能であって、多数の単一印刷CMOSシリコンインクベースRFIDインレイ回路(singularly printed CMOS silicon ink based RFID inlay circuit)を格納していてRFID可能腕輪の自動分配の為の大量供給原料(bulk feedstock)を提供するリールを含む。
【0039】
もう1つの実施形態においては、身元確認腕輪は好ましくは、人を含む動物の末端部の周りに取り付け可能であって、上記腕輪は、多数の単一CMOSICチップベースRFIDインレイ回路(singularly CMOS IC-chip based RFID inlay circuit)を格納していてRFID可能腕輪の自動分配の為の大量供給原料(bulk feedstock)を提供するリールを含む装置により取り付け可能である。
【0040】
好ましくは、前記RFID機能インレイ要素及び前記アンテナは、前記連続手首バンド積層工程の間に前記装置により前記腕輪中に挿入される。もう1つの実施形態においては、前記RFID機能インレイ要素及び前記アンテナは、前記連続積層工程の間に前記腕輪とともに一体的に形成される。
【0041】
この発明はこれから例示の為だけに添付の図面を参照しながら記載される。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】図1は、ともに結合された、この発明に従っている手首バンドを示している(しかし、それが通常はその回りに位置している手首は示されていない)。
【図2】図2は、それがともに結合される以前の手首バンドの一実施形態を示している。
【図3】図3は、連続片としての、図2の手首バンドの別の形態を示している。
【図4】図4は、手首バンドを手首の回りに適用する為の装置の一実施形態の全体を概略的に示している。
【図5a】図5aは、この発明に従って使用されることが出来る開封証明接着シールを示している。
【図5b】図5bは、この発明に従って使用されることが出来る開封証明接着シールを示している。
【図6a】図6aは、手首の周りに位置している、この発明に従った種々の手首バンドの1つを示している。
【図6b】図6bは、手首の周りに位置している、この発明に従った種々の手首バンドの1つを示している。
【図6c】図6cは、手首の周りに位置している、この発明に従った種々の手首バンドの1つを示している。
【図6d(i)】図6d(i)は、手首の周りに位置している、この発明に従った種々の手首バンドの1つのともに結合される前を示している。
【図6d(ii)】図6d(ii)は、手首の周りに位置している、この発明に従った種々の手首バンドの1つのともに結合された後を示している。
【図6e】図6eは、手首の周りに位置している、この発明に従った種々の手首バンドの1つを示している。
【図6f】図6fは、手首の周りに位置している、この発明に従った種々の手首バンドの1つを示している。
【図7a】図7aは、手首の周りに手首バンドを適用する為の、特に図6a乃至図6f中に示されている対応しているバンドを適用する為の、機械の種々に異なった1つを示している。
【図7b】図7bは、手首の周りに手首バンドを適用する為の、特に図6a乃至図6f中に示されている対応しているバンドを適用する為の、機械の種々に異なった1つを示している。
【図7c】図7cは、手首の周りに手首バンドを適用する為の、特に図6a乃至図6f中に示されている対応しているバンドを適用する為の、機械の種々に異なった1つを示している。
【図7d】図7dは、手首の周りに手首バンドを適用する為の、特に図6a乃至図6f中に示されている対応しているバンドを適用する為の、機械の種々に異なった1つを示している。
【図7e】図7eは、手首の周りに手首バンドを適用する為の、特に図6a乃至図6f中に示されている対応しているバンドを適用する為の、機械の種々に異なった1つを示している。
【図7f】図7fは、手首の周りに手首バンドを適用する為の、特に図6a乃至図6f中に示されている対応しているバンドを適用する為の、機械の種々に異なった1つを示している。
【図8a】図8aは、図7a乃至図7fの対応している機械における手首バンド材料の流れの概略を示している。
【図8b】図8bは、図7a乃至図7fの対応している機械における手首バンド材料の流れの概略を示している。
【図8c】図8cは、図7a乃至図7fの対応している機械における手首バンド材料の流れの概略を示している。
【図8d】図8dは、図7a乃至図7fの対応している機械における手首バンド材料の流れの概略を示している。
【図8e】図8eは、図7a乃至図7fの対応している機械における手首バンド材料の流れの概略を示している。
【図8f】図8fは、図7a乃至図7fの対応している機械における手首バンド材料の流れの概略を示している。
【発明を実施するための形態】
【0043】
図中において、図1はこの発明中での使用の為の手首バンドを示している。手首バンドは、手首が示されていないが、手首バンドを身につけた人の手首の周りに固定されている時の形態で示されている。
【0044】
図1中では、腕輪1は、人の手首に回されるのに適した長さを有しているとともに、重複している2つの端2,3を有しているバンドを備えている。これらの端は、シール4により共に保持されている。身元確認腕輪1は、アルファ−数字記号文(alpha-numeric character text)5又はバーコード6の如き情報をその外表面上に含んでいる。これら2つの端2,3は、一端を他端の上に併置させることにより、又は2つの端を横並びに併置させることにより、重複することが出来る。一端をバンドの同じ側に、即ち、バンドの他端の外側に被っていたり或いは並んでいるバンドの外側に、又は、バンドの同じ側に、即ち、他端の内側に固定された一端の内側に、重複させることが出来る。バンドは好ましくは、末端部の周りに平坦に置かれるが、それが望まれている幾つかの状況においては、半回転又は全回転のように、捩じられていることが出来る。
【0045】
もしも弱められているか或いは強化されていない(distressed)領域を手首バンドに使用するのであれば、これらの領域はバンド材料中に予め形成しておくことが出来る。或るいは、バンド材料を、手首の周りにバンドを適用する機械により強化されていない(distressed)ようにされる。もし分離シールがバンドをともに保持する為に使用されるのであれば、その時にはこれもまた、或るいは代わりに、弱められるか或いは強化されない(distressed)ようにすることが出来る。しばしば星形状であり、通常は多数の重複している貫通小孔細溝又は切り口(overlapping perforation slits or cuts)である、強化されていない(distressed)領域は、その適用時にシール材料に適用されることが出来るし、或いは材料中に予め形成されていることが出来る。しばしば、強化されていない(distressed)領域は、強化されていない(distressed)領域に殆ど重複している接着剤区域により、バンドの端が共に接合される前に引き剥がされる除去可能であり損害を受けない裏打ち層上に載っている。
【0046】
もう1つの別のバンドが図2及び図3中に示されている。図2中では、片2の一端に位置されている弱められるか或いは刻まれている(scored)領域7がある。この領域は、従来の手法により、この領域中に多数の細溝を有することが出来、そして、1つの代わりとして、この領域は接触接着剤で覆われることが出来る。元の材料(textual material)5に腕輪が対応している特定の場所の詳細をつけることが出来、バンドの発行時におけるバンドの外表面上の、画像及びロゴ(logo)や第3者の宣伝材料、そして好ましくは幾つかのバーコード6の如き特徴的な身元確認である。或るいは、バンドの材料に印刷されている又は含められている、又はその中に組み込まれているRFID札/インレイ(tag/inlay)8があることが出来る。このRFID札/インレイ(tag/inlay)副組立体要素(subassembly component)を、前もって、又は機械1を介したバンド製造時に、バンド材料に予め印刷される又は組み込まれる(又は取り付けられる/積層される)ことが出来る。
【0047】
1つの代わりとして、図2中に示されている如き従来のバンドにこの発明を使用することが出来る。或いは、そしてこの発明に従い好ましくは、バンドは、図1中に示されている如く、バンド材料の2つの区域に重複しそれらをともに固定している分離シール4を使用して腕輪に形成することが出来る。もし望むのであれば、2つの取り組みを共に使用することが出来る。
【0048】
1つのバンド上に、1つのこの様な分離シールを使用することが出来、或るいは他に2つ又はそれ以上を使用することが出来る。バンドの個々の側に1つづつ、2つのシールを使用することが出来る。シールはまた、バンド材料の両端の周りに折り畳むことが出来る。接近して保持された手首バンドを形成する為に、バンド材料はさらに自身の上に折り畳まれることが出来、そして同様に、又はもう1つのシールを材料を自身にさらに縛る(bind)よう適用することが出来る。
【0049】
図3中では、この発明のもう1つの代わりが示されており、そこでは、身元確認バンド1がレン側片として提供されている。そこには、1つの片の端2をもう1つの片の他端3から分離している貫通小孔形成されている区域がある。この様な弱められた領域7は元の原料(original stock)中に予め形成されていることが出来、またはその他に取り付け機械中で片中に切り込まれることが出来る。さらに、片は、それらが適用される時に、長い巻物から材料を取り出し分離することが出来る。このことは、片を、身元確認腕輪を製造し分配する装置により寸法に切断されることが出来ることを許容する。
【0050】
好ましくは、片は手首の周りに近接して取り付けられる。最も好ましい配置は、手首バンドを十分きつく取り付けて、それが手の上から滑ることが許容されるように取り除くことが出来ないようにすることである。しかしながら、幾つかの状況では、片は、手首又は装着者の他の末端部の周りに緩く吊り下げことを許容される。手首バンドは子供から大きな成人までの異なった寸法の手首に適用できなければならないので、このことを容易に許容するそれらの適用の方法が理想的には存在している。この様な、自己適用長さ分配特性(self-adaptive length dispensing attribute)は、この発明の装置の要となる特徴である。
【0051】
一つの取り組みとして、腕輪へと形成される片は標準の長さであることが出来、この場合においてそれらは異なった寸法の手首の周りに接近して装着するよう異なった長さに重複することが出来る。この取り組みは、非−連続バンドのためには最良であり、或いは連続片に文(text)又は弱められた領域の如き特徴をそれらの上に実行するのに最良である。他に、これらは、それらが人の手首に適用される時に、連続したロール状に適合する片の数を最大にしそして無駄を最小にする寸法に切断することが出来る。手首の周りに適合される時により短く切断される標準寸法片を有することによる、又は予めの印刷を追加的に含んでいる標準寸法区域及び適用により短くされることが出来る尾区域を有することによる、両方の取り組みを組み合わせることも出来る。
【0052】
人の手首に機械により適用されることが出来る手首バンドの為の多種の異なった配置が図6a乃至図6f中に示されている。異なった実施形態の夫々における同じ特徴は同じ番号により指摘されている。
【0053】
これらの図においては、手首バンド1は、それ自身に固定され手首9の周りに位置決めされて示されている。これらの例においては、バンドは、手首の回りに適切に配置された後に、バンド材料の両端に付着されてそれらを所定の位置に保持するシール4により、それ自身に接合されている。
【0054】
図6a中では、バンド1は手首の周りに巻かれており、2つの端は横並びに位置されてシール4が2つの端の近傍で両方の区域にまたがるよう設置されることを許容している。図6bは、もう1つの代わりを示していて、そこでは、手首バンド材料が幅広であり、その長さの大部分に沿い作られている長手方向細溝又は切り口(slit or cut)を有している。手首はこの細溝中に位置決めされ、バンドの一側が手首の夫々の側に見える。シール4は、バンドの開放端を接合するよう使用されている。
【0055】
図6c及び6fは、重複していて共に貼り付けられているバンド1の端を示している。図6cにおいては、バンド材料の内側が相互に対向して位置決めされていて、そしてシール4が、カフスボタンの様式で、短い方の端の縁にまたがって他端に接着するよう適用されている。図6fにおいては、(図1中の如き)より伝統的な配置が示されていて、ここにおいては、内側が他端の外側にまたがって位置決めされていて、シール4が両者に重複している。
【0056】
図6d中では、もう1つの代わりが示されていて、ここにおいては、バンドが図6c中の如く接合されているが、より長いシール4を使用しており、より長いシール4は最初は、図6d(i)中の如く、シールの幾分余分な部分によりより短い部分をより長い部分に接合し、次に、図6d(ii)中に示されている如く、接合端がバンドの残りに対向して折り戻されそしてそこで接着されることを許容するよう使用されている。図6eはもう1つの取り組みを示しており、そこにおいては、シール4がバンドの2つの端の周りに2回折られていて、自身に接着することが許容されている。
【0057】
これらの例において使用されているシール4は、それ自身が、バンド上に現れている、追加されている、又は代わりとして、独特な身元確認を含むことが出来る。例えば、シール4は、その上に印刷されたバーコード有することが出来、あるいはRFID札を包含することが出来る。好ましくは、シールは、弱められていることによる、或いは強化されない(distressed)ことによる、が如き開封証明に形成されていて、その結果として、一旦付着された後の接着を緩める試みは容易に明白になり、そして手首バンドを破損する。
【0058】
この発明の手首バンドのRFID機能要素8は好ましくは、高くない半導体印刷工程により作られている電子回路により作られていることが好ましい。CMOS回路は、P及びN
チャンネル薄膜トランジスタ(TFT)装置(P and N channel thin-film-transistor (TFT) device)を作るようナノ粒子が組み込まれている「シリコンインク」材料(nanoparticle formulated “silicon ink” material)を使用して作られており、そして対応している導電性アンテナ要素が、薄い柔軟な基板支持体(thin and flexible substrate carrier)上に直接、高速インク噴射付着(high speed ink jet deposition)により、又はフォトリソグラフィー(photolithography)の如き他の回路形成手段により模様付け(patterned)されることにより、形成される。この工程は、比較的高くなく、RFID技術を使用している大量生産製品を提供できることにより、他の従来のRFIDを可能にしている装置に勝る利点を有している。
【0059】
高度に安全で偽造防止(highly secure and forge-proof)の「印刷されたシリコン」RFID機能はまた、従来の光学バーコードスキャナー及び記号認識装置による読み取りのために手首バンドの外表面上に印刷されている、従来のバーコード又は光学記号認識(OCR: optical character recognition)データ及び身元確認情報により、増大又は補足されていることが出来る。
【0060】
平坦なRFID回路及びそのアンテナは、積層されて挟持され、ポリマープラスチック手首バンド材料中に密封される(hermetically sealed)ことが出来、分離して挿入された要素であるか又は連続した手首バンド積層体と一体の層を備えることが出来る。RFID回路、そして特にそのアンテナは、13.56MHzの通常の交信周波数(interrogation frequency)で動作する。しかしながら、いかなる適切なラジオ動作周波数(radio operating frequency)を使用できることも理解しなければならない。
【0061】
身元確認腕輪を製造し分配する為の装置の全体の概略が、図4中に示されている。これは、人(又は動物)の末端部が導入できる開口11を有している一般化されている装置を示している。
【0062】
開口11は如何なる適切な形状及び寸法であることが出来る。図4中に示されている如く、その中に腕が突入される孔であることが出来、その結果として、人の手首が、人の手首の周りに身元確認バンドを巻きつける為の最適な位置に配置される。他には、開口11は、人の手首の周りに手首バンドを巻くために人の手首の周りに1つ又はそれ以上の係合腕を配置することを許容するような、装置10の上面又は側面の細長い溝(slot)又は平坦な領域であることが出来る。図4中に示されている如き人に手首バンドを適用する為の装置10の一般的な例では、分配装置10の開口11の周りに配置されている連続片1がある。
【0063】
装置10は連続片1の形態で機械に提供されている身元確認バンドとともに、又はあるいは、個々の片の形態であるバンドの供給により、動作できる。図4の一般的な例においては、個々のバンドの供給機として作用するフィードバック片(feedback strip)材料13の連続したロール(continuous roll)がある。
【0064】
そこにはまた好ましくは、バンドが接近して適合されるまで、手首の周りで片1を張り詰めることが出来る自動張り詰め手段14がある。そこにはまた、適切な場所で片の端を切断する切断手段15がある。これは、手首又は他の末端部の周囲寸法の全ての範囲を満たすよう、自動張り詰めされることが出来る。
【0065】
装置は、手首の周囲寸法の全ての範囲を満たすよう自己適合長さ分配手段(self-adaptive length dispensing means)を有することが出来る。これは機械が、それが回りに巻かれる手首(又は他の末端部)の為にバンド材料の適切な長さを分配することを許容する。或いは、又は追加して、余計な材料をバンドの他端上に2つに畳み上げることが出来る。
【0066】
装置10はまた、バンドの2つの端が重複している領域にシール20を適用する、シール適用装置16を含む。
【0067】
印刷機18もまた装置10の一体的な部分である。印刷機18は、腕輪の外表面となる側に腕輪に独特な身元確認を付け加える。この情報は、例えばバーコード又は他の種々のデータであることが出来る。印刷機18は、熱レーザー(thermal laser)印刷機又はインクジェット印刷機であることが出来る。代わりに、または追加して、印刷機18はまたシール上に印刷することが出来る。装置10中に含まれている特徴の全ては好ましくは装置の本体内に一体化されていて、ともに協働する。これはまた、その機械又はその構成要素を選択するとともにスイッチの断続をする為の、一体化されている制御パネルを有することを含むことが出来る。人目を引き付ける一体化されたケースもまた、その使用を消費者が受け入れることを促進することもできる、装置の好ましい特徴である。
【0068】
装置10はまた好ましくは、その動作を統制する(govern)為に、制御手段19を有している。これは、工程を開始させるために押される釦であることが出来る。手首を開放し、人が彼等の腕を装置から除去することを許容する、別の釦であることが出来る。他には、この全体の適用及び解除工程(entire application and release process)を適切なセンサを介して自動的に行なうことが出来る。
【0069】
装置10はまた、ポリマー裏打ち層上の多数の単一の「印刷されたシリコンインク」又は従来のICチップを基礎としたRFID回路(singular “printed silicon ink” or conventional IC chip based RFID circuit)を保持しているリールを含む。この印刷されている又は従来のであるRFID回路の大きな供給原料(bulk feedstock)は、装置10からのRFID可能な手首バンドの自動化された分配を許容する。
【0070】
装置10はまた、バンド上のいかなる身元確認も読み取ることができ、それが正しいかを確認出来、そしてもしも身元確認が読み取れなかった場合には警告を提供する、幾つかの情報読み取り及び分析手段を有することが出来る。例えば、装置10は、RFIDインレイを読みとり及び書き込みする為の一体的なRFID読み取り機を有することが出来る。RFID読み取り機に追加して、又は代わりに、光学バーコードを読み取る一体的なバーコードスキャナーが存在していることが出来る。従って、もしバンドがその上にバーコード又はRFID札を有しているのであれば、人の手首が依然として機械中にある間に、これは読まれ、そして、もしこの分析において如何なる誤りも生じたならば、装置は警告を鳴らす。例えば、人は、バンドが適用されている間に機械をゆすったり又は彼等の手首を動かすことが出来、これはデータの正しくない印刷を生じさせる。装置10は、手首の開放以前のバーコードの読み取り及び正確さの確認を行なうことを試みていて、そしてもしそれが可能でないならば警告ブザーを鳴らすことが出来る。同時に、それは、一旦バンドが手首の周りに適用された時には、如何なるRFID札も読み取り、プログラムし、又は正しいことを確認することが出来、そしてもしも札又はコード化されたデータ(encoded data)が誤っているならば、警告ブザーを鳴らす。装置はまた、望まれない接着剤ライナー及び如何なる不良のRFIDインレイを捕らえておく内部ごみ容器置場を有することが出来る。
【0071】
装置10はまた、例えば腕/手首領域の如き、人の末端部が、バンドが手首の周りに適用される最良な場所或いは最適な場所に位置決めされるのを確実にするような、幾つかの位置決め手段を有していることが出来る。人の前腕に合わせて、これは、それに対し人の拳が休まる停止部を備えていることが出来る。或いはまた、それは、人の手首或いは腕の最も細い区域の周りにバンドが取り付けられるという同じ結果を達成する為の、肘停止部を備えることが出来る。もう1つの代わりとしては、機械に対し彼等の手首を適切な位置に位置付けるよう人が保持することが出来る掴み棒(grab bar)であることが出来る。
【0072】
図7a乃至図7fにおいては、手首バンド適用機械のいくつかの例が図示されている。図8a乃至図8fにおいては、手首バンド材料が対応している適用機中で取る通り道が指摘されている。人の手首上での手首バンドの結果としての適用が図6a乃至図6f中に示されている。この方法においては、図6aの手首バンドに対応している図8aの材料の通り道が図7aの装置に対応しており、そして残りの図6b乃至図6f,図7b乃至図7f,そして図8b乃至図8fは同じ対応である。
【0073】
図7a中においては、装置10は、人の腕と係合する細溝開口11を伴って示されている。そこには、全体的な開口よりも小さく、人が彼等の手をその上に休ませる為の休息型部(rest moulding)30がある。半径方向腕31が腕の上に回転し手首にまたがり手首バンドを供給する。バンド材料は図8a中に示されている通路32に従い、そしてシールは通路33に従う。片が切断され、そしてシールが横に並んで互い違いに位置決めされている両端にまたがって適用され、図6a中に示されている如き手首バンドを作る。
【0074】
図7b中においては、もう1つの取り組みが図示されていて、装置10は図8b中に示されている通路32に沿い幅広の片材料35を供給している。幅広片の中央は、図8b中に示されている如く、大部分の区域34に沿い切られている。装置10は、2つに切り分けられた部分を2つの部分の間に空間36を作るよう仕向け、そして人の腕がこの中央の空間を通って置かれる。手首バンドは引っ張られ、そしてシールが図8b中に示されている通路33に従い適用される。シールは、図6b中に示されている如きバンドを提供するよう「カフス釦」のやり方で適用される。
【0075】
図7c中では、もう1つの変形が示されていて、ここにおいてはバンド材料のループ37が作られていて、そこを通して人の腕が挿入されている。バンド材料32の通り道が図8c中に指摘されていて、そして、この配置は自立ループとなり、同時に活動的(active)なループ39となるよう回転される。図6c中に示されている如き手首バンドを提供するよう、シール33が適用され、そして材料が適切位置で切断される。
【0076】
手首バンドの適用装置10の為の閉じられている設計が図7d中に提供されていて、ここでは人が彼等の手首を開口11の内側に置いている。手首バンド材料40は図8d中に示されている概略的な通り道32に従い、そして、それが引き詰められ、長さに切断され、そして、図8d中に指摘されている如く適用されているシール33を使用して共に結びつけられるまでは、視界から隠されている。
【0077】
図7e中の装置10は、その中に人の腕が置かれる開放開口11を有している。手の握り41もまた設けられていて、その結果、人は彼等の手首を開放開口内の正しい地点に概略的に位置決めさせることが出来る。バンド材料は、図8e中に示されている如き通り道32に従い、そしてシール33が適用され、結果としての手首バンドが図6e中に示されている。
【0078】
手首バンド適用装置10の為のもう1つの閉じられている設計が図7f中に提供されていて、ここでは人が彼等の手首を開口11の内側に置いている。手首バンド材料40は図8f中に示されている概略的な通り道32に従い、そして、それが引き詰められ、長さに切断され、そして、図8f中に指摘されている如く適用されているシール33を使用して共に結びつけられるまでは、視界から隠されている。手首バンドは、図6f中に示されている如く共に封印されていることが出来る。
【0079】
この発明において使用することが出来るシールの一例が、図5中に示されている。シーう20が図5a中に示されていて、そして、これはその上遥面に情報が印刷されていることが出来る。1つの実施形態においては、シールは2層であり、上の外側層21は強い材料であって、高い一体性を有している。そこにはまた、低い一体性を有している薄い接着層である内側層22があることが出来る。この内側の接着層22は、シールの上層をバンド表面の2つの部分に固定する。
【0080】
好適な意見としては、内側層は、外側層が取り除かれた時に見ることが出来るようになるよう情報をその外表面上に表示させることが出来る。
【0081】
理想では、バンド表面に付着する内側層の内側の粘着力は、シールの外側層に付着する他の側の粘着力よりも強い。これは、シールの他の層が引き剥がされる時に、内側層をバンド材料に粘着させておく。もし情報が内側層の表面に印刷されているならば、それはその時に見ることが出来るようになる。この情報は、用語「無効(void)」又はシールが除去されて開封されたことを明確に指摘する同様な文(text)を備えていることが出来る。
【0082】
他の人による不断の監視の必要性を伴わない、人に対する手首バンドの素早い効率的な発行を許容する、キオスク又は他のセルフサービス装置中に装置10が設置されることも好ましい。装置は、顧客が彼等の腕を装置中に挿入するのに便利な場所に位置決めされることが出来る。装置は、特定の場所(venue)の外側に設けられることが出来、或るいはまた、人々の列に素早く供給することを許容する入口通路中に設けられることが出来る。キオスクもまた、特定の場所に接近する為の支払いを人に許容し、手首バンド適用機械を操作する手段を有することが出来る。たとえば、人は、細長溝(slot)中へ彼等のクレジットカードを挿入し工程を開始させることが出来、次に彼等は、一旦クレジット限度がチェックされカードが有効にされると、手首バンドが適用される為に彼等の手首を開口中に挿入する。さらに、キオスクは、現金による取引を受け入れる為の金箱(cash box)を伴った金銭確認機(money validator)有することが出来る。仕事日の間にキオスクの手首バンド適用機を通じて分配される手首バンドの値段水準を遠隔から変更することを可能に出来、これは日々の特別減額の終了の申し出でを瞬時に可能にするという利点を持つ。同様に、それはまた、退かせられていた又は詐欺が疑われていた不作法な顧客の為の業務又は権利付与の遠隔からの解消又は引き伸ばしも可能に出来る。
【0083】
もう1つの変化では、キオスクはクレジットカード販売の如きオンライン支払を受け入れ、そして、商取引の安全性及び信頼性を実行することが出来る。これは、注文に対する回答時間を減少させ、そして自動化された送り状(invoice)の発行を可能にするという利点を有する。
【0084】
もう1つの実施形態では、装置10はまた、手首バンドを発行し人の末端部に対して適用する前に、人を身元確認し特定の場所への彼等の入場の権利を確かめる手段を有することが出来る。例えば、人々はインターネットを通じて特定の場所への入場を前もって購入しておくことが出来る。この工程は、顧客にパスワード又は一連番号(serial number)を持たせることが出来、彼等は次にキオスクのタッチパッド(touchpad)のキー操作が可能であり、次に人が手首バンドを適用されるのを許容される。顧客は、彼等のパスワード又は一連番号そしてクレジットカードの詳細を予め打ち込み、そしてクレジットカードを適用機に挿入することにより、彼等の要求を選択することが出来る。手首バンドのコード化されているバーコード又はRFIDインレイデータを読み取り、そしてこれが予め購入された入場権(entry)に対応していることを監視する高速度画像スキャナーがあることが出来る。
【0085】
装置10はまた、フラットパネルディスプレイ(FPD)又は陰極線管(CRT:cathode ray tube)のいずれかであることが出来る使用の容易の為のタッチスクリーンを含むことが出来る。タッチスクリーンは顧客が、クレジットカード詳細及びそれに類似のものの如きデータを装置10中に容易に入力することを許容し手首バンドの発行を容易にする。音響システムを装置10の中央システムから追加的に動作させることが出来、音響フィードバックがタッチスクリーン選択が使用者の信頼を強化することを知らせる。
【0086】
装置10はまた、領収書の印刷の為の追加的な印刷機を含むことが出来る。好ましくは、この目的の為に選択された印刷機は、200dpiの好ましい解像度(resolution)を伴った高速dpi熱転写プリンター(thermal printer)である。装置10はまた、顧客の指紋画像を捉える為の生物測定(biometric)指紋検知器を含むことが出来る。これら捉えられた指紋は次に、顧客の身元確認を確かめる為に、検知器により読み込まれた個々の指紋の特徴をそのモジュール(module)又はローカルシステムデータベース中に貯蔵されているものとを比べる為に使用できる。さらに、装置10は、使用者と如何なる物理的な接触をすることなく近くの物体の存在を探知する近接検知器(proximity sensor)を含むことが出来る。これは、ウォームアップ又は適用サイクルを開始するよう装置を動作させる(triggering)ことによる装置の効率を増大させる。
【0087】
装置10のもう1つの利点は、手首バンドを正しく適用させる為に彼等の手首を装置中に挿入させるために人を特定の領域に位置決めさせることを装置が要求することである。このことは、人の精密な位置決めを生じさせることを要求している他の機能を許容する。例えば、人の顔がカメラ,webカメラ又はビデオカメラの前に十分良く配置されるので、この場所で人の画像を捉えることが出来る。安全目的又はその他に手首バンド上への印刷の為に、さらなる未来の為とともに、写真を保持しておくことが出来る。フィルム上又はCCDに捉えられ、そしてデータベースに格納されたいかなる画像も、アルコール又はゲームの責任あるサービスを確実にするとともに、未成年者に対しアルコールが誤ってサービスされること又は同様に未成年の顧客に賭博を誤って許可するという潜在的な可能性を最小にする目的で、ナイトクラブの如き場所で年齢確認の目的の為に使用されることが出来る。テレビチューナー/ビデオ撮りシステムもまた、この発明の装置10を使用して行なわれるあらゆる処理を記録する為に使用することが出来る。装置の位置から離れているものを含むどのようなインターネットに接続されているPCを使用して装置10から手首バンド販売における、リアルタイムセールス(real time sales)を含む、生の現場の報告(live status report)を見ることを可能に出来る。
【0088】
この発明の装置10中に含まれていることが出来る他の機能は、もし彼等が秤の上に立つことを要求されているのであれば、人の重量を測定することを含む。人の体の高さもまた、これの又は代わりの高さ指摘検知器の結果として容易に測定又は推定されることが出来る。もう1つの機能は、人の前に直面しているキオスクの壁に位置決めされているスクリーン上に、特定の場所への入場についての要請及び制限の如き伝言を表示することであり、そしてまた人々にこれらの要求の受け入れを表明することを要求することも出来る。
【0089】
身元確認腕輪が人の手首の周りで回ることが出来ることは好ましいが、動物の末端部に回りに適合できて動物の身元確認の為に使用することも出来る。腕,脚,首,又は耳の如き末端部の周りに取り付けることが出来る。
【0090】
例えば、その他には、人の手首の回りに代わり、馬の脚(hoof)の回り又は人の足首の周りに適合させることが出来る。
【0091】
この発明の別の形態は、手首バンド適用機装置10が移動可能であり移動に便利なように構成されていることを提案する。この例では、キーボード及びLCDタッチスクリーンが主端末に組み込まれている。
【0092】
上述した適用機装置10の全ての変形は、不正が判断され、そしてサービス要求が指定されたサービス代理人に報告できるシステムを含む。これは、全てのサービスが適時に受け入れ可能な形態で維持されることを確実にする。片,シール,バンド,領収書,及び同様なものの交換の如き消耗品の補充が要求された時に警告の注意がSMSを介して催しものスタッフ(event staff)に送られ、これにより装置の潜在的な停止時間を最小にする。
【産業上の利用可能性】
【0093】
この発明は、安全性又は他の手首バンド、そして、この様な手首バンドを人々に適用するシステムに関連して使用されることができる。
【0094】
用語「備える(comprising)」又は同様な言葉は、他に特別に指示されていない限り、排他的であるよりもむしろ包含的な文章として解釈されることを一般的に意図しており、通常は他の例又は特徴を含むことを許容している。
【0095】
明白な変形例又は実施形態を、この発明の一部となることを意図してこの発明の精神に従い作成できることは明らかであり、いかなる明白な変形例又は実施形態は従ってこの発明の範囲内にある。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
人を含む動物の末端部の周りに適用可能な身元確認腕輪を分配し適用する為の装置であって、末端部の周りに連続したループを形成するようバンドの第1部分をバンドの第2部分に貼り付けることにより腕輪となるよう適用される身元確認バンドの供給器が設けられていて、
末端部が、上記装置のバンド固定手段により末端部の周りに接近して身元確認バンドが巻かれることを許容し、腕輪を形成するようそれ自身に固定され、上記腕輪の完全な状態を損なうことなしにはそれが末端部から離れることを阻止するよう上記装置中の置き場所により位置決めされる、ことを特徴としている身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項2】
前記身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置はまた、供給原料から前記腕輪を創出する、請求項1の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項3】
機能の全てが前記身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置中に一体化されている、請求項1の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項4】
前記動物は人であり、そして前記末端部は手首である、請求項1の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項5】
前記バンドは連続片供給原料の形態で提供され、前記身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置の切断手段により適切な長さに切断される、請求項1の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項6】
前記バンドは複数の不連続片の形態で提供され、個々の不連続片は個々に前記身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置により末端部に適用される、請求項1の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項7】
前記バンドは前記身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置の情報適用手段によりその外表面に適用された身元確認情報を有している、請求項1の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項8】
前記身元確認情報は、印刷機である情報適用手段により適用されている文字印刷である、請求項7の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項9】
前記身元確認情報はバーコードを含む、請求項7の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項10】
前記バンドはRFID付け札又はインレイの形態で適用された身元確認情報を有している、請求項1の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項11】
前記バンドは、印刷された文字,バーコード,OCR,写真画像,又はRFIDデータの如何なる組み合わせを備えている身元確認情報を有している、請求項1の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項12】
シール適用手段を有していて、前記バンドは、シール適用手段により、前記バンドの表面に適用され前記バンドの第1部分及び第2部分に重複する別体の接着シールにより自身に固定されている、請求項1の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項13】
前記バンドを末端部の表面の近傍で張り詰める引っ張り手段を有している、請求項1の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項14】
前記引っ張り手段は、自動引っ張りであり、末端部の周囲寸法の全ての範囲に亘り提供可能である、請求項13の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項15】
末端部の周囲寸法の全ての範囲に亘り提供可能である自己適用可能長さ分配手段を有している、請求項1の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項16】
前記バンドの長さを適切な長さに切断する切断手段を有している、請求項1の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項17】
前記身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置を制御する制御手段を有している、請求項1の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項18】
前記バンド上の身元確認の如何なる形態も読み取ることができ、それが正しいかを確かめることができ、もし身元確認が読み取れなかったならば警告を発する、情報読み取り分析手段を有している、請求項1の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項19】
前記身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置中に末端部が最適に位置付けられることを確実にする位置決め手段を有しており、その結果として前記バンドが末端部の正しい領域の周りに適用される、請求項1の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項20】
前記位置決め手段はハンドグリップであり、ハンドグリップは前記グリップを握ることにより人の末端部がバンドを受け入れるよう前記身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置により適切に位置決めされるよう配置されている、請求項19の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項21】
自立したキオスクに設置されている、請求項20の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項22】
前記キオスクがさらに、腕輪の発行及び適用に先立って、人からの支払いを受け入れる手段を含む、請求項20の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項23】
人の末端部に対する腕輪の発行及び適用に先立って、人を身元確認し特定の場所(venue)に入る彼等の権利を確認する手段をさらに含んでいる、請求項20の身元確認腕輪の分配及び適用の為の装置。
【請求項24】
人を含む動物の末端部の周りに適用可能な身元確認腕輪を製造し分配する為の装置における使用の為のバンドであって、前記装置は、末端部の周りに連続したループを形成するよう複数のバンドの夫々の第1部分を複数のバンドの夫々の第2部分に貼り付けることにより腕輪となるよう適用される身元確認バンドの供給器が設けられていて、それによって末端部が、上記装置のバンド固定手段により末端部の周りに接近して身元確認バンドが巻かれることを許容し、腕輪を形成するようそれ自身に固定され、上記腕輪の完全な状態を損なうことなしにはそれが末端部から離れることを阻止するよう上記装置中の置き場所により位置決めされる、バンド。
【請求項25】
人を含む動物の末端部の周りに適用可能な身元確認腕輪であって、上記腕輪は装置により適用可能であり、これによって、
前記装置には、末端部の周りに連続したループを形成するよう上記バンドの第1部分を上記バンドの第2部分に貼り付けることにより腕輪となるよう適用される身元確認バンドの供給器が設けられていて;
前記末端部は、上記装置のバンド固定手段により末端部の周りに接近して上記身元確認バンドが巻かれることを許容し、腕輪を形成するようそれ自身に固定され、上記腕輪の完全な状態を損なうことなしにはそれが末端部から離れることを阻止する、よう上記装置中の置き場所により位置決めされ;
前記腕輪は、前記バンドの表面に適用され、前記バンドの前記第1及び第2部分に重複する別体の接着シールにより自身に固定されていて、前記シールは前記装置のシール適用手段により適用される、ことを特徴とする身元確認腕輪。
【請求項26】
前記シールは第1内側層及び第2外側層を備えていて、前記内側層は低結合性(low integrity)を有している薄い接着層であり、そして前記外側層は前記腕輪を共に保持するよう十分に強い材料であり、そして前記内側層は前記外側層を前記バンドに接着する、請求項25の身元確認腕輪。
【請求項27】
前記シールの前記第1内側層は内側及び外側を含んでいて、前記バンド表面に付着する前記第1内側層の前記内側の粘着力は前記第2層に付着する前記第1内側層の前記外側の粘着力よりも強く、前記第2層を取り除く試みは前記内側層に前記バンドに対する接着を維持させる、請求項26の身元確認腕輪。
【請求項28】
前記シールの前記内側は、前記外側層が取り除かれた時に見ることが可能になるその外側表面上に表示された情報を有している、請求項26の身元確認腕輪。
【請求項29】
前記情報は、用語「無効(void)」又は類似の言葉又は類似の複数の言葉の如き本文(text)である、請求項28の身元確認腕輪。
【請求項30】
半導体印刷工程の手段により全体が作られた電子回路を備えているRFID機能インレイ要素をさらに含んでいる、請求項25の身元確認腕輪。
【請求項31】
前記RFID機能インレイ要素は、アンテナと組み合わされたシリコンCMOS集積回路(IC)を備えている、請求項30の身元確認腕輪。
【請求項32】
前記CMOS集積回路は、補足的なP及びNチャネル薄膜トランジスタ(TFT)半導体装置を創出するようナノ粒子組織化「シリコンインク」材料を使用して実行され、そして前記アンテナは導電金属粒子インクにより印刷されている、請求項31の身元確認腕輪。
【請求項33】
前記RFID機能インレイ要素は、約13.56MHzの周波数で動作する、請求項30の身元確認腕輪。
【請求項34】
前記アンテナは、ポリマープラスチック材料バンドを備えている支持体架台上に対し高速度インクジェット付着により直接形成されている、請求項31の身元確認腕輪。
【請求項35】
実質的に、腕輪適用装置により人を含む動物の末端部の周りに取り付け可能な積層されたポリマープラスチック材料バンドである、請求項30の身元確認腕輪。
【請求項36】
前記RFID機能インレイ要素及び前記アンテナは、ポリマープラスチック材料バンド中に積層された挟持物である、請求項35の身元確認腕輪。
【請求項37】
前記RFID機能インレイ要素及び前記アンテナは、ポリマープラスチック材料バンド中に密封されている、請求項35の身元確認腕輪。
【請求項38】
前記RFID機能インレイ要素は、ポリマー裏打ち層を有している、請求項30の身元確認腕輪。
【請求項39】
人を含む動物の末端部の周りに取り付け可能であって、多数の単一印刷CMOSシリコンインクベースRFIDインレイ回路を格納していてRFID可能腕輪の自動分配の為の大量供給原料を提供するリールを含む、請求項30の身元確認腕輪。
【請求項40】
人を含む動物の末端部の周りに取り付け可能であって、多数の単一ICチップベースRFIDインレイ回路を格納していてRFID可能腕輪の自動分配の為の大量供給原料を提供するリールを含む装置により取り付けが可能である、請求項30の身元確認腕輪。
【請求項41】
前記RFID機能インレイ要素及び前記アンテナは、前記連続手首バンド積層工程の間に前記装置により前記腕輪中に挿入される、請求項31の身元確認腕輪。
【請求項42】
前記RFID機能インレイ要素及び前記アンテナは、前記連続積層工程の間に前記腕輪とともに一体的に形成される、請求項31の身元確認腕輪。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5a】
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【図5b】
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【図6a】
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【図6b】
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【図6c】
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【図6d(i)】
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【図6d(ii)】
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【図6e】
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【図6f】
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【図7a】
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【図7b】
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【図7c】
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【図7d】
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【図7e】
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【図7f】
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【図8a】
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【図8b】
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【図8c】
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【図8d】
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【図8e】
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【図8f】
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【公表番号】特表2011−505300(P2011−505300A)
【公表日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−527286(P2010−527286)
【出願日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【国際出願番号】PCT/AU2008/001385
【国際公開番号】WO2009/043084
【国際公開日】平成21年4月9日(2009.4.9)
【出願人】(510093196)アールエフアイデー・エヌ・プリント・ピーティーワイ・リミテッド (1)
【Fターム(参考)】