説明

抗酸化炎症モジュレーター:C環中に飽和を有するオレアノール酸誘導体

本発明は、変形が本明細書中で定義される、下記式を有する新規オレアノール酸誘導体を提供するが、それに限定されない。そのような化合物を含む薬学的組成物、キットおよび製造品、該化合物を作製するために有用な方法および中間体、ならびに該化合物および組成物を使用する方法も提供される。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグもしくは光学異性体:

式中、
Yはシアノ、ヘテロアリール(C≦12)、置換ヘテロアリール(C≦12)または-C(O)Raであり、さらにここでRaは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、ヒドロキシアミノ、アジド、シリルまたはメルカプト;
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アリールオキシ(C≦12)、アラルコキシ(C≦12)、ヘテロアリールオキシ(C≦12)、ヘテロアラルコキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、ジアルキルアミノ(C≦12)、アルコキシアミノ(C≦12)、アルケニルアミノ(C≦12)、アルキニルアミノ(C≦12)、アリールアミノ(C≦12)、アラルキルアミノ(C≦12)、ヘテロアリールアミノ(C≦12)、ヘテロアラルキルアミノ(C≦12)、アルキルスルホニルアミノ(C≦12)、アミド(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、アルケニルチオ(C≦12)、アルキニルチオ(C≦12)、アリールチオ(C≦12)、アラルキルチオ(C≦12)、ヘテロアリールチオ(C≦12)、ヘテロアラルキルチオ(C≦12)、アシルチオ(C≦12)、アルキルアンモニウム(C≦12)、アルキルスルホニウム(C≦12)、アルキルシリル(C≦12)、またはこれらの基のいずれかの置換型であるか; あるいは
Raは、炭素原子13およびRdにも結合している窒素原子を含んで下記式を形成し、

式中、Rdはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
Zは単結合もしくは二重結合、-O-または-NRe-であり、ここでReは水素、ヒドロキシ、アルキル(C≦8)またはアルコキシ(C≦8)であり;
XはORb、NRbRcまたはSRbであり、ここでRbおよびRcはそれぞれ独立して、
水素またはヒドロキシ;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型; あるいは
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
但し、Rbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合、存在せず、さらに、Rbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;
R1は、
水素、シアノ、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R2は、
シアノ、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
フルオロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R3は、
非存在または水素;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型; あるいは
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
但し、R3は、それが結合する酸素原子が二重結合の一部である場合、存在せず、さらに、R3が存在しない場合、それが結合する酸素原子は二重結合の一部であり;
R4およびR5はそれぞれ独立してアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)であり;
R6は水素、ヒドロキシまたはオキソであり;
R7は水素またはヒドロキシであり;かつ
R8、R9、R10およびR11はそれぞれ独立して水素、ヒドロキシ、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)または置換アルコキシ(C≦8)である。
【請求項2】
下記式としてさらに定義される請求項1記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグもしくは光学異性体:

式中、
Yはシアノまたは-C(O)Raであり、さらにここで、
Raは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、ヒドロキシアミノ、アジドまたはメルカプト; あるいは
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アリールオキシ(C≦12)、アラルコキシ(C≦12)、ヘテロアリールオキシ(C≦12)、ヘテロアラルコキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、ジアルキルアミノ(C≦12)、アルコキシアミノ(C≦12)、アルケニルアミノ(C≦12)、アルキニルアミノ(C≦12)、アリールアミノ(C≦12)、アラルキルアミノ(C≦12)、ヘテロアリールアミノ(C≦12)、ヘテロアラルキルアミノ(C≦12)、アルキルスルホニルアミノ(C≦12)、アミド(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、アルケニルチオ(C≦12)、アルキニルチオ(C≦12)、アリールチオ(C≦12)、アラルキルチオ(C≦12)、ヘテロアリールチオ(C≦12)、ヘテロアラルキルチオ(C≦12)、アシルチオ(C≦12)、アルキルアンモニウム(C≦12)、アルキルスルホニウム(C≦12)、アルキルシリル(C≦12)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
XはORb、NRbRcまたはSRbであり、ここでRbおよびRcはそれぞれ独立して、
水素またはヒドロキシ;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型; あるいは
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
但し、Rbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合には、存在せず、さらに、Rbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;
R1は、
水素、シアノ、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R2は、
シアノ、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
フルオロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R3は、
非存在または水素;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型; あるいは
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
但し、R3は、それが結合する酸素原子が二重結合の一部である場合には、存在せず、さらに、R3が存在しない場合、それが結合する酸素原子は二重結合の一部であり;
R4およびR5はそれぞれ独立してアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)であり;かつ
R6およびR7はそれぞれ独立して水素またはヒドロキシである。
【請求項3】
下記式としてさらに定義される請求項2記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグもしくは光学異性体:

式中、
Yはシアノまたは-C(O)Raであり、さらにここで、
Raは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、アジド、メルカプトまたはシリル; あるいは
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アリールオキシ(C≦12)、アラルコキシ(C≦12)、ヘテロアリールオキシ(C≦12)、ヘテロアラルコキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、アルコキシアミノ(C≦12)、ジアルキルアミノ(C≦12)、アルケニルアミノ(C≦12)、アルキニルアミノ(C≦12)、アリールアミノ(C≦12)、アラルキルアミノ(C≦12)、ヘテロアリールアミノ(C≦12)、ヘテロアラルキルアミノ(C≦12)、アミド(C≦12)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
XはORb、NRbRcまたはSRbであり、ここでRbおよびRcはそれぞれ独立して、
水素またはヒドロキシ;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型; あるいは
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
但し、Rbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合には、存在せず、さらに、Rbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;
R1は、
水素、シアノ、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R2は、
シアノ、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
フルオロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;かつ
R4はアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)である。
【請求項4】
下記式としてさらに定義される請求項3記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグもしくは光学異性体:

式中、
Raは、
水素、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アルキニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、ヘテロアラルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アルキニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、ヘテロアラルキルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
XはORbまたはNRbRcであり、ここでRbおよびRcはそれぞれ独立して、
水素またはヒドロキシ;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型; あるいは
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
但し、Rbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合には、存在せず、さらに、Rbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;かつ
R2は、
シアノ、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
フルオロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型である。
【請求項5】
下記式としてさらに定義される請求項4記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグもしくは光学異性体:

式中、
Raは、
水素、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アルキニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、ヘテロアラルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アルキニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、ヘテロアラルキルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;かつ
R2は、
シアノまたはフルオロ; あるいは
フルオロアルキル(C≦5)、アルケニル(C≦5)、アルキニル(C≦5)、ヘテロアリール(C≦5)、アシル(C≦5)、アシルオキシ(C≦5)、アミド(C≦5)、またはこれらの基のいずれかの置換型である。
【請求項6】
下記式としてさらに定義される請求項5記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグもしくは光学異性体:

式中、Raは、
水素、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アルキニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、ヘテロアラルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アルキニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、ヘテロアラルキルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型である。
【請求項7】
下記式としてさらに定義される請求項6記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグもしくは光学異性体:

式中、Raはアルコキシ(C1〜4)、アルキルアミノ(C1〜4)、アルコキシアミノ(C1〜4)、ジアルキルアミノ(C2〜4)、またはこれらの基のいずれかの置換型である。
【請求項8】
下記式としてさらに定義される請求項6記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグもしくは光学異性体:

式中、Raはアルキル(C1〜4)もしくはアラルコキシ(C7〜8)、またはこれらの基のいずれかの置換型である。
【請求項9】
下記式としてさらに定義される請求項6記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:

式中、Raは水素、ヒドロキシ、アミノ、ジメチルアミノ、メチル、メトキシ、メトキシアミノ、ベンジルオキシまたは2,2,2-トリフルオロエチルアミノである。
【請求項10】
下記式としてさらに定義される請求項6記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:

式中、Raは水素、ヒドロキシ、アミノ、メトキシまたは2,2,2-トリフルオロエチルアミノである。
【請求項11】
下記式としてさらに定義される請求項1記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:

式中、Rdはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型である。
【請求項12】
下記式としてさらに定義される請求項1記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:

式中、Yはヘテロアリール(C≦8)または置換ヘテロアリール(C≦8)である。
【請求項13】
下記式としてさらに定義される請求項2記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグもしくは光学異性体:

式中、
Yはシアノまたは-C(O)Raであり、さらにここで、
Raは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、アジド、メルカプトまたはシリル; あるいは
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アリールオキシ(C≦12)、アラルコキシ(C≦12)、ヘテロアリールオキシ(C≦12)、ヘテロアラルコキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、アルコキシアミノ(C≦12)、ジアルキルアミノ(C≦12)、アルケニルアミノ(C≦12)、アルキニルアミノ(C≦12)、アリールアミノ(C≦12)、アラルキルアミノ(C≦12)、ヘテロアリールアミノ(C≦12)、ヘテロアラルキルアミノ(C≦12)、アミド(C≦12)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R2は、
シアノ、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
フルオロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R3は、
非存在または水素;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型; あるいは
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
但し、R3は、それが結合する酸素原子が二重結合の一部である場合には、存在せず、さらに、R3が存在しない場合、それが結合する酸素原子は二重結合の一部であり;かつ
R4はアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)である。
【請求項14】
下記式としてさらに定義される請求項2記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグもしくは光学異性体:

式中、
Yはシアノまたは-C(O)Raであり、ここで
Raは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、ヒドロキシアミノ、アジドまたはメルカプト; あるいは
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アリールオキシ(C≦12)、アラルコキシ(C≦12)、ヘテロアリールオキシ(C≦12)、ヘテロアラルコキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、アルコキシアミノ(C≦12)、ジアルキルアミノ(C≦12)、アルケニルアミノ(C≦12)、アルキニルアミノ(C≦12)、アリールアミノ(C≦12)、アラルキルアミノ(C≦12)、ヘテロアリールアミノ(C≦12)、ヘテロアラルキルアミノ(C≦12)、アルキルスルホニルアミノ(C≦12)、アミド(C≦12)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R2は、
シアノ、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
フルオロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;かつ
R3は、
水素;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型; あるいは
インビボで水素に変換可能な置換基である。
【請求項15】
下記式としてさらに定義される請求項3記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグもしくは光学異性体:

式中、
XはORb、NRbRcまたはSRbであり、ここでRbおよびRcはそれぞれ独立して、
水素;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型; あるいは
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
但し、Rbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合には、存在せず、さらに、Rbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;
R1は、
水素、シアノ、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R2は、
シアノ、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
フルオロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;かつ
R4はアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)である。
【請求項16】
下記式としてさらに定義される請求項15記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグもしくは光学異性体:

式中、
XはORbまたはNRbRcであり、ここでRbおよびRcはそれぞれ独立して、
水素;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型; あるいは
インビボで水素に変換可能な置換基であり;
但し、Rbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合には、存在せず、さらに、Rbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;かつ
R2は、
シアノ、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
フルオロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型である。
【請求項17】
下記式としてさらに定義される請求項3記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグもしくは光学異性体:

式中、
Raは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、アジド、メルカプトまたはシリル; あるいは
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アリールオキシ(C≦12)、アラルコキシ(C≦12)、ヘテロアリールオキシ(C≦12)、ヘテロアラルコキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、アルコキシアミノ(C≦12)、ジアルキルアミノ(C≦12)、アルケニルアミノ(C≦12)、アルキニルアミノ(C≦12)、アリールアミノ(C≦12)、アラルキルアミノ(C≦12)、ヘテロアリールアミノ(C≦12)、ヘテロアラルキルアミノ(C≦12)、アミド(C≦12)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R1は、
水素、シアノ、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R2は、
シアノ、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
フルオロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型である。
【請求項18】
下記式としてさらに定義される請求項17記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体、プロドラッグもしくは光学異性体:

式中、Raは、
水素、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
アルキル(C≦6)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦6)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦6)、アルコキシアミノ(C≦6)、アルコキシアミノ(C≦6)、ジアルキルアミノ(C≦6)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦6)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦6)、またはこれらの基のいずれかの置換型である。
【請求項19】
下記式の化合物、またはその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:

式中、
Yはシアノまたは-C(O)Raであり、ここで
Raは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、ヒドロキシアミノ、アジドまたはメルカプト; あるいは
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アリールオキシ(C≦12)、アラルコキシ(C≦12)、ヘテロアリールオキシ(C≦12)、ヘテロアラルコキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、ジアルキルアミノ(C≦12)、アルコキシアミノ(C≦12)、アルケニルアミノ(C≦12)、アルキニルアミノ(C≦12)、アリールアミノ(C≦12)、アラルキルアミノ(C≦12)、ヘテロアリールアミノ(C≦12)、ヘテロアラルキルアミノ(C≦12)、アルキルスルホニルアミノ(C≦12)、アミド(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、アルケニルチオ(C≦12)、アルキニルチオ(C≦12)、アリールチオ(C≦12)、アラルキルチオ(C≦12)、ヘテロアリールチオ(C≦12)、ヘテロアラルキルチオ(C≦12)、アシルチオ(C≦12)、アルキルアンモニウム(C≦12)、アルキルスルホニウム(C≦12)、アルキルシリル(C≦12)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
XはORb、NRbRcまたはSRbであり、ここでRbおよびRcはそれぞれ独立して、
水素;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
但し、Rbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合には、存在せず、さらに、Rbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;かつ
R1は、
水素、シアノ、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型である。
【請求項20】
下記式の化合物、またはその塩、エステル、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:

式中、
Yはシアノまたは-C(O)Raであり、ここで
Raは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、ヒドロキシアミノ、アジドまたはメルカプト; あるいは
アルキル(C≦12)、アルケニル(C≦12)、アルキニル(C≦12)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロアラルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦12)、アルケニルオキシ(C≦12)、アルキニルオキシ(C≦12)、アリールオキシ(C≦12)、アラルコキシ(C≦12)、ヘテロアリールオキシ(C≦12)、ヘテロアラルコキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦12)、アルキルアミノ(C≦12)、ジアルキルアミノ(C≦12)、アルコキシアミノ(C≦12)、アルケニルアミノ(C≦12)、アルキニルアミノ(C≦12)、アリールアミノ(C≦12)、アラルキルアミノ(C≦12)、ヘテロアリールアミノ(C≦12)、ヘテロアラルキルアミノ(C≦12)、アルキルスルホニルアミノ(C≦12)、アミド(C≦12)、アルキルチオ(C≦12)、アルケニルチオ(C≦12)、アルキニルチオ(C≦12)、アリールチオ(C≦12)、アラルキルチオ(C≦12)、ヘテロアリールチオ(C≦12)、ヘテロアラルキルチオ(C≦12)、アシルチオ(C≦12)、アルキルアンモニウム(C≦12)、アルキルスルホニウム(C≦12)、アルキルシリル(C≦12)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
XはORb、NRbRcまたはSRbであり、ここでRbおよびRcはそれぞれ独立して、
水素;
アルキル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
但し、Rbは、それが結合する原子が二重結合の一部である場合には、存在せず、さらに、Rbが存在しない場合、それが結合する原子は二重結合の一部であり;かつ
R1は、
水素、シアノ、ヒドロキシ、ハロまたはアミノ; あるいは
アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型であり;
R'はヒドロキシ、アルコキシ(C≦12)、置換アルコキシ(C≦12)、アリールオキシ(C≦12)、置換アリールオキシ(C≦12)、アラルコキシ(C≦12)、置換アラルコキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦12)または置換アシルオキシ(C≦12)である。
【請求項21】
Zが単結合である、請求項1記載の化合物。
【請求項22】
Zが-O-である、請求項1記載の化合物。
【請求項23】
Zが-NH-である、請求項1記載の化合物。
【請求項24】
Yがシアノである、請求項1〜3、13、14および19〜23のいずれか一項記載の化合物。
【請求項25】
Yが-C(O)Raである、請求項1〜3、13、14および19〜23のいずれか一項記載の化合物。
【請求項26】
XがORbである、請求項1〜3、13、14および19〜25のいずれか一項記載の化合物。
【請求項27】
Rbが存在しない、請求項26記載の化合物。
【請求項28】
Rbが水素である、請求項26記載の化合物。
【請求項29】
XがNRbである、請求項1〜3、13、14および19〜25のいずれか一項記載の化合物。
【請求項30】
Rbがヒドロキシである、請求項29記載の化合物。
【請求項31】
Raがヒドロキシである、請求項25記載の化合物。
【請求項32】
Raがアルコキシ(C≦6)、アリールオキシ(C≦8)、アラルキルオキシ(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型である、請求項25記載の化合物。
【請求項33】
Raがアルコキシ(C2〜6)である、請求項32記載の化合物。
【請求項34】
Raがアルコキシ(C1〜5)または置換アルコキシ(C1〜5)である、請求項32記載の化合物。
【請求項35】
Raがアルコキシ(C2〜4)または置換アルコキシ(C2〜4)である、請求項34記載の化合物。
【請求項36】
Raがアルコキシ(C1〜4)または置換アルコキシ(C1〜4)である、請求項35記載の化合物。
【請求項37】
Raがアルコキシ(C1〜2)または置換アルコキシ(C1〜2)である、請求項36記載の化合物。
【請求項38】
Raがメトキシである、請求項37記載の化合物。
【請求項39】
Raがアミノである、請求項25記載の化合物。
【請求項40】
Raがアルキルアミノ(C1〜6)、アルコキシアミノ(C1〜6)、アリールアミノ(C1〜8)、アラルキルアミノ(C1〜8)、ジアルキルアミノ(C2〜8)、またはこれらの基のいずれかの置換型である、請求項25記載の化合物。
【請求項41】
Raがアルキルアミノ(C2〜6)または置換アルキルアミノ(C2〜6)である、請求項40記載の化合物。
【請求項42】
Raがアルキルアミノ(C3〜6)である、請求項41記載の化合物。
【請求項43】
Raがアルキルアミノ(C1〜5)、ジアルキルアミノ(C2〜6)、またはこれらの基のいずれかの置換型である、請求項40記載の化合物。
【請求項44】
Raがアルキルアミノ(C2〜4)、ジアルキルアミノ(C2〜5)、またはこれらの基のいずれかの置換型である、請求項43記載の化合物。
【請求項45】
Raがアルキルアミノ(C1〜4)または置換アルキルアミノ(C1〜4)である、請求項43記載の化合物。
【請求項46】
Raがアルキルアミノ(C1〜3)である、請求項45記載の化合物。
【請求項47】
Raがメチルアミノまたはエチルアミノである、請求項46記載の化合物。
【請求項48】
Raが置換アルキルアミノ(C1〜3)である、請求項43記載の化合物。
【請求項49】
Raが2,2,2-トリフルオロエチルアミノである、請求項48記載の化合物。
【請求項50】
Raがアルキル(C1〜5)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型である、請求項25記載の化合物。
【請求項51】
Raがヘテロアリール(C1〜8)または置換ヘテロアリール(C1〜8)である、請求項25記載の化合物。
【請求項52】
Raがイミダゾリルである、請求項51記載の化合物。
【請求項53】
Raが-Hである、請求項25記載の化合物。
【請求項54】
R1が-H、-OHまたは-Fである、請求項1〜3、15、17、19および20のいずれか一項記載の化合物。
【請求項55】
R1が-Hである、請求項54記載の化合物。
【請求項56】
R2が-CNである、請求項1〜5および13〜17のいずれか一項記載の化合物。
【請求項57】
R2がフルオロアルキル(C≦8)である、請求項1〜5および13〜17のいずれか一項記載の化合物。
【請求項58】
R2が-CF3である、請求項57記載の化合物。
【請求項59】
R2がフルオロアルキル(C≦8)ではない、請求項1〜5および13〜17のいずれか一項記載の化合物。
【請求項60】
R2が置換アシル(C1〜3)である、請求項1〜5および13〜17のいずれか一項記載の化合物。
【請求項61】
R2が-C(=O)NHS(=O)2CH3である、請求項60記載の化合物。
【請求項62】
R3が水素またはアセチルである、請求項1、2、13および14のいずれか一項記載の化合物。
【請求項63】
R3が存在しない、請求項1、2、13および14のいずれか一項記載の化合物。
【請求項64】
R4がメチルである、請求項1〜3、13および15のいずれか一項記載の化合物。
【請求項65】
R4がヒドロキシメチルである、請求項1〜3、13および15のいずれか一項記載の化合物。
【請求項66】
R6およびR7がそれぞれ水素である、請求項1および2のいずれか一項記載の化合物。
【請求項67】
R8およびR9がそれぞれ水素である、請求項1記載の化合物。
【請求項68】
R10およびR11がそれぞれメチルである、請求項1記載の化合物。
【請求項69】
R'がアセチルオキシである、請求項20記載の化合物。
【請求項70】
R'がヒドロキシである、請求項20記載の化合物。
【請求項71】
Rdがアルキル(C1〜5)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアラルキル(C≦8)、またはこれらの基のいずれかの置換型である、請求項1および11のいずれか一項記載の化合物。
【請求項72】
Rdがアルキル(C1〜4)またはその置換型である、請求項71記載の化合物。
【請求項73】
Rdがアルキル(C1〜3)またはその置換型である、請求項72記載の化合物。
【請求項74】
Rdがアルキル(C1〜2)またはその置換型である、請求項73記載の化合物。
【請求項75】
下記式としてさらに定義される請求項6記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項76】
下記式としてさらに定義される請求項75記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物、または薬学的に許容されるその塩:


【請求項77】
下記式としてさらに定義される請求項6記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項78】
下記式としてさらに定義される請求項77記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物、または薬学的に許容されるその塩:


【請求項79】
下記式としてさらに定義される請求項7記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項80】
下記式としてさらに定義される請求項79記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物、または薬学的に許容されるその塩:


【請求項81】
下記式としてさらに定義される請求項7記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項82】
下記式としてさらに定義される請求項81記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物、または薬学的に許容されるその塩:


【請求項83】
下記式である請求項6記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項84】
下記式としてさらに定義される請求項83記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物、または薬学的に許容されるその塩:


【請求項85】
下記式である請求項8記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項86】
下記式としてさらに定義される請求項85記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物、または薬学的に許容されるその塩:


【請求項87】
下記式としてさらに定義される請求項7記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項88】
下記式としてさらに定義される請求項87記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物、または薬学的に許容されるその塩:


【請求項89】
下記式としてさらに定義される請求項6記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項90】
下記式としてさらに定義される請求項89記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物、または薬学的に許容されるその塩:


【請求項91】
下記式である請求項6記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項92】
下記式としてさらに定義される請求項91記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物、または薬学的に許容されるその塩:


【請求項93】
下記式としてさらに定義される請求項6記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項94】
下記式としてさらに定義される請求項29記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項95】
下記式としてさらに定義される請求項94記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物、または薬学的に許容されるその塩:


【請求項96】
下記式としてさらに定義される請求項18記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項97】
下記式としてさらに定義される請求項96記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物、または薬学的に許容されるその塩:


【請求項98】
下記式としてさらに定義される請求項96記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物、または薬学的に許容されるその塩:


【請求項99】
下記式としてさらに定義される請求項96記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物、または薬学的に許容されるその塩:


【請求項100】
下記式としてさらに定義される請求項16記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項101】
下記式としてさらに定義される請求項100記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物、または薬学的に許容されるその塩:


【請求項102】
下記式である請求項14記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項103】
下記式としてさらに定義される請求項102記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物、または薬学的に許容されるその塩:


【請求項104】
下記式としてさらに定義される請求項11記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項105】
下記式としてさらに定義される請求項2記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項106】
下記式としてさらに定義される請求項12記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項107】
下記式としてさらに定義される請求項12記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項108】
下記式としてさらに定義される請求項12記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項109】
下記式としてさらに定義される請求項12記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項110】
下記式としてさらに定義される請求項22記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項111】
下記式としてさらに定義される請求項23記載の化合物、または薬学的に許容されるその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項112】
以下からなる群より選択される化合物:
(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,14aR,14bS)-メチル 11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-カルボキシレート、
(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,14aR,14bS)-メチル 11-シアノ-10-ヒドロキシ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-14-オキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,12,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-カルボキシレート、
(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-カルボン酸、
(4aR,6aR,6bR,8aS,12aS,12bR,14bR)-4,4,6a,6b,11,11,14b-ヘプタメチル-3,13-ジオキソ-3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-2,8a-ジカルボニトリル、
(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-カルボキサミド、
(4aR,6aR,6bR,8aS,12aS,12bR,14bR)-8a-ホルミル-4,4,6a,6b,11,11,14b-ヘプタメチル-3,13-ジオキソ-3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-2-カルボニトリル、
(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,14R,14aR,14bS)-メチル 11-シアノ-14-ヒドロキシ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10-オキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-カルボキシレート、
(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-カルボキサミド、
(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14R,14aR,14bS)-2,2,2-トリフルオロエチル 11-シアノ-14-ヒドロキシ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10-オキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-カルボキシレート、
(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-カルボキサミド、
(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14aR,14bS)-N'-アセチル-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-カルボヒドラジド、
(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14aR,14bS)-11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)ドコサヒドロピセン-4a-カルボキサミド、
(4aR,6aR,6bR,8aS,12aS,12bR,14aR,14bR)-4,4,6a,6b,11,11,14b-ヘプタメチル-3,13-ジオキソ-8a-(2H-テトラゾール-5-イル)-3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-2-カルボニトリル、
(4aR,6aR,6bR,8aS,12aS,12bR,14aR,14bR)-4,4,6a,6b,11,11,14b-ヘプタメチル-8a-(2-メチル-2H-テトラゾール-5-イル)-3,13-ジオキソ-3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-2-カルボニトリル、
(4aR,6aR,6bR,8aS,12aS,12bR,14aR,14bR)-4,4,6a,6b,11,11,14b-ヘプタメチル-8a-(5-メチル-1,3,4-オキサジアゾール-2-イル)-3,13-ジオキソ-3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-2-カルボニトリル、
(4aR,6aR,6bR,8aS,12aS,12bR,14aR,14bR)-4,4,6a,6b,11,11,14b-ヘプタメチル-8a-(5-メチル-1,3,4-チアジアゾール-2-イル)-3,13-ジオキソ-3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-2-カルボニトリル、
(4aR,6aR,6bR,8aS,12aS,12bR,14aR,14bR)-8a-アセチル-4,4,6a,6b,11,11,14b-ヘプタメチル-3,13-ジオキソ-3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-2-カルボニトリル、
(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14aR,14bS)-ベンジル 11-シアノ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-カルボキシレート、
(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14aR,14bS)-11-シアノ-N,N,2,2,6a,6b,9,9,12a-ノナメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-カルボキサミド、
(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14aR,14bS)-11-シアノ-N-メトキシ-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10,14-ジオキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-カルボキサミド、
(4aS,6aR,6bR,8aR,12aR,12bR,14aR,14bS)-メチル 11-シアノ-14-(ヒドロキシイミノ)-2,2,6a,6b,9,9,12a-ヘプタメチル-10-オキソ-1,2,3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,12b,13,14,14a,14b-イコサヒドロピセン-4a-カルボキシレート、
(4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,15aR,15bR)-メチル 2-シアノ-14-ヒドロキシ-4,4,6a,6b,11,11,15b-ヘプタメチル-3-オキソ-3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,14,15,15a,15b-イコサヒドロジナフト[1,2-b:2',1'-d]オキセピン-8a-カルボキシレート、および
(4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bR,15aR,15bR)-メチル 2-シアノ-4,4,6a,6b,11,11,15b-ヘプタメチル-3,14-ジオキソ-4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14,15,15a,15b-イコサヒドロ-3H-ジナフト[1,2-b:2',1'-d]アゼピン-8a-カルボキシレート。
【請求項113】
下記式としてさらに定義される請求項19記載の化合物、またはその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項114】
下記式としてさらに定義される請求項113記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物:


【請求項115】
下記式としてさらに定義される請求項19記載の化合物、またはその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項116】
下記式としてさらに定義される請求項20記載の化合物、またはその塩、水和物、溶媒和物、互変異性体もしくは光学異性体:


【請求項117】
下記式としてさらに定義される請求項116記載の化合物であって、他のその光学異性体を実質的に含まない化合物:


【請求項118】
薬学的に許容される塩の形態である、請求項1〜74、75、77、83、87、91、96、100、102、104、105、106、107および109のいずれか一項記載の化合物。
【請求項119】
塩ではない、請求項1〜74、75、77、83、87、91、96、100、102、104、105、106、107、109、113、115および116のいずれか一項記載の化合物。
【請求項120】
水和物である、請求項1〜74、75、77、83、87、91、96、100、102、104、105、106、107、109、113、115および116のいずれか一項記載の化合物。
【請求項121】
水和物ではない、請求項1〜74、75、77、83、87、91、96、100、102、104、105、106、107、109、113、115および116のいずれか一項記載の化合物。
【請求項122】
溶媒和物である、請求項1〜74、75、77、83、87、91、96、100、102、104、105、106、107、109、113、115および116のいずれか一項記載の化合物。
【請求項123】
溶媒和物ではない、請求項1〜74、75、77、83、87、91、96、100、102、104、105、106、107、109、113、115および116のいずれか一項記載の化合物。
【請求項124】
化合物がそのエステルである、請求項1〜7および13〜20のいずれか一項記載の化合物。
【請求項125】
エステルが前記式のヒドロキシ基とビオチンのカルボン酸基との間の縮合反応より生じる、請求項124記載の化合物。
【請求項126】
化合物がそのエステルではない、請求項1〜7および13〜20のいずれか一項記載の化合物。
【請求項127】
立体異性体の混合物として存在する、請求項1〜74、75、77、83、87、91、96、100、102、104、105、106、107、109、113、115および116のいずれか一項記載の化合物。
【請求項128】
単一の立体異性体として主に存在する、請求項1〜74、75、77、83、87、91、96、100、102、104、105、106、107、109、113、115および116のいずれか一項記載の化合物。
【請求項129】
マクロファージにおけるIFN-γ誘導性のNO産生を阻害するために有効であり、さらに、0.2μM未満のIC50値を有する、請求項1〜112のいずれか一項記載の化合物。
【請求項130】
有効成分としての請求項1〜112のいずれか一項記載の化合物と薬学的に許容される担体とを含む薬学的組成物。
【請求項131】
経口、脂肪内、動脈内、関節内、頭蓋内、皮内、病変内、筋肉内、鼻腔内、眼内、心膜内、腹腔内、胸膜内、前立腺内、直腸内、くも膜下腔内、気管内、腫瘍内、臍内、膣内、静脈内、小胞内、硝子体内、リポソーム、局部、粘膜、経口、非経口、直腸、結膜下、皮下、舌下、局所、経頬、経皮、経膣、クリーム、脂質組成物、カテーテル、洗浄、持続点滴、点滴、吸入、注射、局部送達、限局性灌流、標的細胞の直接浸漬、またはその任意の組み合わせからなる群より選択される経路による投与に適応している、請求項130記載の薬学的組成物。
【請求項132】
経口送達用に調剤されている、請求項131記載の組成物。
【請求項133】
硬もしくは軟カプセル剤、錠剤、シロップ剤、懸濁液剤、オブラート剤またはエリキシル剤として調剤されている、請求項132記載の組成物。
【請求項134】
固体分散体として調製されている、請求項132記載の組成物。
【請求項135】
軟カプセルがゼラチンカプセルである、請求項133記載の組成物。
【請求項136】
保護コーティングをさらに含む、請求項132記載の組成物。
【請求項137】
吸収を遅延させる薬剤をさらに含む、請求項132記載の組成物。
【請求項138】
溶解性または分散性を強化する薬剤をさらに含む、請求項132記載の組成物。
【請求項139】
化合物がリポソーム、水中油型乳濁液または油中水型乳濁液中に分散している、請求項130記載の組成物。
【請求項140】
薬学的有効量の請求項1〜112のいずれか一項記載の化合物を対象に投与する段階を含む治療方法。
【請求項141】
対象がヒトである、請求項140記載の方法。
【請求項142】
処置を必要とする対象を同定する段階をさらに含む、請求項140記載の方法。
【請求項143】
薬学的有効量の請求項1〜112のいずれか一項記載の化合物を対象に投与する段階を含む、対象においてがんを処置する方法。
【請求項144】
がんが癌腫、肉腫、リンパ腫、白血病、黒色腫、中皮腫、多発性骨髄腫または精上皮腫である、請求項143記載の方法。
【請求項145】
がんが膀胱がん、血液がん、骨がん、脳がん、乳がん、中枢神経系がん、結腸がん、子宮内膜がん、食道がん、尿生殖器がん、頭部がん、喉頭がん、肝がん、肺がん、頸部がん、卵巣がん、膵がん、前立腺がん、脾臓がん、小腸がん、大腸がん、胃がんまたは精巣がんである、請求項143記載の方法。
【請求項146】
対象が霊長類である、請求項143記載の方法。
【請求項147】
対象がヒトである、請求項143記載の方法。
【請求項148】
処置を必要とする対象を同定する段階をさらに含む、請求項143記載の方法。
【請求項149】
対象ががんの家族歴または患者歴を有する、請求項148記載の方法。
【請求項150】
対象ががんの症状を有する、請求項143記載の方法。
【請求項151】
化合物を局部投与する、請求項143記載の方法。
【請求項152】
化合物を直接腫瘍内注射または腫瘍脈管構造に対する注射により投与する、請求項151記載の方法。
【請求項153】
化合物を全身投与する、請求項143記載の方法。
【請求項154】
化合物を静脈内、動脈内、筋肉内、腹腔内、皮下または経口投与する、請求項153記載の方法。
【請求項155】
化合物を、エクスビボでのパージ(purging)中に腫瘍細胞を接触させることにより投与する、請求項143記載の方法。
【請求項156】
a) 腫瘍細胞において細胞毒性を誘導する段階;
b) 腫瘍細胞を死滅させる段階;
c) 腫瘍細胞においてアポトーシスを誘導する段階;
d) 腫瘍細胞において分化を誘導する段階; または
e) 腫瘍細胞において増殖を阻害する段階
を含む、請求項143記載の方法。
【請求項157】
腫瘍細胞が白血病細胞である、請求項156記載の方法。
【請求項158】
腫瘍細胞が膀胱がん細胞、乳がん細胞、肺がん細胞、結腸がん細胞、前立腺がん細胞、肝がん細胞、膵がん細胞、胃がん細胞、精巣がん細胞、脳がん細胞、卵巣がん細胞、リンパがん細胞、皮膚がん細胞、脳がん細胞、骨がん細胞または軟部組織がん細胞である、請求項156記載の方法。
【請求項159】
薬学的有効量の第2の薬物の投与、放射線療法、遺伝子治療および手術からなる群より選択される処置をさらに含む、請求項143記載の方法。
【請求項160】
(1) 腫瘍細胞と第2の薬物とを接触させる前に腫瘍細胞と化合物とを接触させる段階、(2) 腫瘍細胞と化合物とを接触させる前に腫瘍細胞と第2の薬物とを接触させる段階、または(3) 腫瘍細胞と化合物および第2の薬物とを同時に接触させる段階をさらに含む、請求項159記載の方法。
【請求項161】
第2の薬物が抗生物質、抗炎症薬、抗悪性腫瘍薬、抗増殖薬、抗ウイルス薬、免疫調節薬または免疫抑制薬である、請求項159記載の方法。
【請求項162】
第2の薬物がアルキル化剤、アンドロゲン受容体モジュレーター、細胞骨格破壊剤、エストロゲン受容体モジュレーター、ヒストンデアセチラーゼ阻害剤、HMG-CoA還元酵素阻害剤、プレニルタンパク質トランスフェラーゼ阻害剤、レチノイド受容体モジュレーター、トポイソメラーゼ阻害剤またはチロシンキナーゼ阻害剤である、請求項159記載の方法。
【請求項163】
第2の薬物が5-アザシチジン、5-フルオロウラシル、9-cis-レチノイン酸、アクチノマイシンD、アリトレチノイン、all-trans-レチノイン酸、アナマイシン(annamycin)、アキシチニブ、ベリノスタット(belinostat)、ベバシズマブ、ベキサロテン、ボスチニブ、ブスルファン、カペシタビン、カルボプラチン、カルムスチン、CD437、セジラニブ、セツキシマブ、クロラムブシル、シスプラチン、シクロホスファミド、シタラビン、ダカルバジン、ダサチニブ、ダウノルビシン、デシタビン、ドセタキセル、ドラスタチン-10、ドキシフルリジン、ドキソルビシン、ドキソルビシン、エピルビシン、エルロチニブ、エトポシド、エトポシド、ゲフィチニブ、ゲムシタビン、ゲムツズマブ、オゾガマイシン、ヘキサメチルメラミン、イダルビシン、イホスファミド、イマチニブ、イリノテカン、イソトレチノイン、イクサベピロン、ラパチニブ、LBH589、ロムスチン、メクロレタミン、メルファラン、メルカプトプリン、メトトレキサート、マイトマイシン、ミトキサントロン、MS-275、ネラチニブ、ニロチニブ、ニトロソウレア、オキサリプラチン、パクリタキセル、プリカマイシン、プロカルバジン、セマキサニブ(semaxanib)、セムスチン、酪酸ナトリウム、フェニル酢酸ナトリウム、ストレプトゾトシン、スベロイルアニリドヒドロキサム酸、スニチニブ、タモキシフェン、テニポシド、チオテパ(thiopeta)、チオグアニン、トポテカン、TRAIL、トラスツズマブ、トレチノイン、トリコスタチンA、バルプロ酸、バルルビシン、バンデタニブ、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシンまたはビノレルビンである、請求項159記載の方法。
【請求項164】
薬学的有効量の請求項1〜112のいずれか一項記載の化合物を対象に投与する段階を含む、対象において炎症性成分を伴う疾患を処置または予防する方法。
【請求項165】
疾患がループスまたは関節リウマチである、請求項164記載の方法。
【請求項166】
疾患が炎症性腸疾患である、請求項164記載の方法。
【請求項167】
炎症性腸疾患がクローン病または潰瘍性大腸炎である、請求項166記載の方法。
【請求項168】
炎症性成分を伴う疾患が心血管疾患である、請求項164記載の方法。
【請求項169】
炎症性成分を伴う疾患が糖尿病である、請求項164記載の方法。
【請求項170】
糖尿病が1型糖尿病である、請求項169記載の方法。
【請求項171】
糖尿病が2型糖尿病である、請求項169記載の方法。
【請求項172】
糖尿病に関連する1つまたは複数の合併症も有効に処置する、請求項169記載の方法。
【請求項173】
合併症が肥満、高血圧、アテローム性動脈硬化症、冠動脈心疾患、脳卒中、末梢血管疾患、高血圧、腎障害、神経障害、筋壊死、網膜症およびメタボリックシンドローム(シンドロームX)からなる群より選択される、請求項172記載の方法。
【請求項174】
炎症性成分を伴う疾患がメタボリックシンドローム(シンドロームX)である、請求項164記載の方法。
【請求項175】
炎症性成分を伴う疾患が皮膚疾患である、請求項164記載の方法。
【請求項176】
投与が局所または経口である、請求項175記載の方法。
【請求項177】
皮膚疾患が乾癬、ざ瘡またはアトピー性皮膚炎である、請求項175記載の方法。
【請求項178】
薬学的有効量の請求項1〜112のいずれか一項記載の化合物を対象に投与する段階を含む、対象において心血管疾患を処置または予防する方法。
【請求項179】
心血管疾患がアテローム性動脈硬化症、心筋症、先天性心疾患、うっ血性心不全、心筋炎、リウマチ性心疾患、弁疾患、冠動脈疾患、心内膜炎または心筋梗塞である、請求項178記載の方法。
【請求項180】
薬学的有効量の第2の薬物を投与する段階をさらに含む、請求項178記載の方法。
【請求項181】
第2の薬物がコレステロール低下薬、抗高脂血症薬、カルシウムチャネル遮断薬、降圧薬またはHMG-CoA還元酵素阻害剤である、請求項180記載の方法。
【請求項182】
第2の薬物がアムロジピン、アスピリン、エゼチミブ、フェロジピン、ラシジピン、レルカニジピン、ニカルジピン、ニフェジピン、ニモジピン、ニソルジピンまたはニトレンジピンである、請求項181記載の方法。
【請求項183】
第2の薬物がアテノロール、ブシンドロール、カルベジロール、クロニジン、ドキサゾシン、インドラミン、ラベタロール、メチルドーパ、メトプロロール、ナドロール、オクスプレノロール、フェノキシベンザミン、フェントラミン、ピンドロール、プラゾシン、プロプラノロール、テラゾシン、チモロールまたはトラゾリンである、請求項181記載の方法。
【請求項184】
第2の薬物がスタチンである、請求項180記載の方法。
【請求項185】
スタチンがアトルバスタチン、セリバスタチン、フルバスタチン、ロバスタチン、メバスタチン、ピタバスタチン、プラバスタチン、ロスバスタチンまたはシンバスタチンである、請求項184記載の方法。
【請求項186】
薬学的有効量の請求項1〜112のいずれか一項記載の化合物を対象に投与する段階を含む、対象において神経変性疾患を処置または予防する方法。
【請求項187】
前記神経変性疾患がパーキンソン病、アルツハイマー病、多発性硬化症(MS)、ハンチントン病および筋萎縮性側索硬化症からなる群より選択される、請求項186記載の方法。
【請求項188】
前記神経変性疾患がアルツハイマー病である、請求項187記載の方法。
【請求項189】
前記神経変性疾患がMSである、請求項187記載の方法。
【請求項190】
MSが一次進行型、再発寛解型、二次進行型または進行再発型である、請求項189記載の方法。
【請求項191】
処置が対象の脳または脊髄においてニューロンの脱髄を抑制する、請求項189記載の方法。
【請求項192】
処置が炎症性脱髄を抑制する、請求項191記載の方法。
【請求項193】
処置が対象の脳または脊髄においてニューロン軸索の切断を抑制する、請求項189記載の方法。
【請求項194】
処置が対象の脳または脊髄において神経突起の切断を抑制する、請求項189記載の方法。
【請求項195】
処置が対象の脳または脊髄においてニューロンのアポトーシスを抑制する、請求項189記載の方法。
【請求項196】
処置が対象の脳または脊髄においてニューロン軸索の再ミエリン化を刺激する、請求項189記載の方法。
【請求項197】
処置がMS発作後に失われた機能を修復する、請求項189記載の方法。
【請求項198】
処置が新たなMS発作を予防する、請求項189記載の方法。
【請求項199】
処置がMS発作により生じる能力障害を予防する、請求項189記載の方法。
【請求項200】
対象が霊長類である、請求項189記載の方法。
【請求項201】
霊長類がヒトである、請求項200記載の方法。
【請求項202】
薬学的有効量の請求項1〜112のいずれか一項記載の化合物を対象に投与する段階を含む、対象においてiNOS遺伝子の過剰発現を特徴とする障害を処置または予防する方法。
【請求項203】
薬学的有効量の請求項1〜112のいずれか一項記載の化合物を前記対象に投与する段階を含む、対象の細胞においてIFN-γ誘導性の一酸化窒素産生を阻害する方法。
【請求項204】
薬学的有効量の請求項1〜112のいずれか一項記載の化合物を対象に投与する段階を含む、対象においてCOX-2遺伝子の過剰発現を特徴とする障害を処置または予防する方法。
【請求項205】
薬学的有効量の請求項1〜112のいずれか一項記載の化合物を対象に投与する段階を含む、対象において腎/腎臓疾患(RKD)、インスリン抵抗性、糖尿病、内皮機能障害、脂肪肝疾患または心血管疾患(CVD)を処置するための方法。
【請求項206】
RKDを処置する、請求項205記載の方法。
【請求項207】
RKDが糖尿病性腎症(DN)である、請求項206記載の方法。
【請求項208】
RKDが毒性傷害により生じる、請求項206記載の方法。
【請求項209】
毒性傷害が造影剤または薬物により生じる、請求項208記載の方法。
【請求項210】
薬物が化学療法薬である、請求項209記載の方法。
【請求項211】
RKDが虚血再灌流障害により生じる、請求項206記載の方法。
【請求項212】
RKDが糖尿病または高血圧により生じる、請求項206記載の方法。
【請求項213】
RKDが自己免疫疾患により生じる、請求項206記載の方法。
【請求項214】
RKDが慢性RKDである、請求項206記載の方法。
【請求項215】
RKDが急性RKDである、請求項206記載の方法。
【請求項216】
対象が透析を受けたかまたは受けている、請求項205記載の方法。
【請求項217】
対象が腎移植を受けたかまたは受ける候補である、請求項205記載の方法。
【請求項218】
RKDおよびインスリン抵抗性を処置する、請求項205記載の方法。
【請求項219】
RKD、インスリン抵抗性および内皮機能障害を処置する、請求項218記載の方法。
【請求項220】
RKDおよび糖尿病を処置する、請求項205記載の方法。
【請求項221】
インスリン抵抗性を処置する、請求項205記載の方法。
【請求項222】
糖尿病を処置する、請求項205記載の方法。
【請求項223】
糖尿病に関連する1つまたは複数の合併症も有効に処置する、請求項222記載の方法。
【請求項224】
合併症が肥満、高血圧、アテローム性動脈硬化症、冠動脈心疾患、脳卒中、末梢血管疾患、高血圧、腎障害、神経障害、筋壊死、網膜症およびメタボリックシンドローム(シンドロームX)からなる群より選択される、請求項223記載の方法。
【請求項225】
合併症がメタボリックシンドローム(シンドロームX)である、請求項224記載の方法。
【請求項226】
糖尿病がインスリン抵抗性により生じる、請求項222記載の方法。
【請求項227】
RKDおよび内皮機能障害を処置する、請求項205記載の方法。
【請求項228】
RKDおよび心血管疾患を処置する、請求項205記載の方法。
【請求項229】
CVDを処置する、請求項205記載の方法。
【請求項230】
CVDが内皮機能障害により生じる、請求項229記載の方法。
【請求項231】
内皮機能障害を処置する、請求項205記載の方法。
【請求項232】
内皮機能障害およびインスリン抵抗性を処置する、請求項231記載の方法。
【請求項233】
脂肪肝疾患を処置する、請求項205記載の方法。
【請求項234】
脂肪肝疾患が非アルコール性脂肪肝疾患である、請求項233記載の方法。
【請求項235】
脂肪肝疾患がアルコール性脂肪肝疾患である、請求項233記載の方法。
【請求項236】
脂肪肝疾患ならびに以下の障害、すなわち腎疾患(RKD)、インスリン抵抗性、糖尿病、内皮機能障害および心血管疾患(CVD)のうち1つまたは複数を処置する、請求項233記載の方法。
【請求項237】
列挙した疾患、機能障害、抵抗性または障害のいずれかの処置を必要とする対象を同定する段階をさらに含む、請求項205〜236のいずれか一項記載の方法。
【請求項238】
対象が、列挙した疾患、機能障害、抵抗性または障害のいずれかの家族歴または患者歴を有する、請求項205〜236のいずれか一項記載の方法。
【請求項239】
対象が、列挙した疾患、機能障害、抵抗性または障害のいずれかの症状を有する、請求項205〜236のいずれか一項記載の方法。
【請求項240】
薬学的有効量の請求項1〜112のいずれか一項記載の化合物を対象に投与する段階を含む、対象において糸球体濾過率またはクレアチニンクリアランスを改善するための方法。
【請求項241】
薬学的有効量が、一日量で化合物25mg〜500mgである、請求項140〜240のいずれか一項記載の方法。
【請求項242】
薬学的有効量が、一日量で体重1kg当たり化合物0.1〜1,000mgである、請求項140〜240のいずれか一項記載の方法。
【請求項243】
一日量が体重1kg当たり化合物0.15〜20mgである、請求項242記載の方法。
【請求項244】
一日量が体重1kg当たり化合物0.20〜10mgである、請求項243記載の方法。
【請求項245】
一日量が体重1kg当たり化合物0.40〜3mgである、請求項244記載の方法。
【請求項246】
薬学的有効量を1日当たり単一用量で投与する、請求項140〜240のいずれか一項記載の方法。
【請求項247】
薬学的有効量を1日当たり2つ以上の用量で投与する、請求項140〜240のいずれか一項記載の方法。
【請求項248】
請求項1〜112のいずれか一項記載の化合物と、
化合物を投与すべき疾患状態の指示、化合物の保管情報、投薬情報、および化合物をどのようにして投与するかに関する説明からなる群より選択される1つまたは複数の形態の情報を含む説明書と
を含むキット。
【請求項249】
化合物を複数回用量の形態で含む、請求項248記載のキット。
【請求項250】
請求項1〜112のいずれか一項記載の化合物と、
包装材料と
を含む製造品。
【請求項251】
包装材料が、化合物を収容するための容器を含む、請求項250記載の製造品。
【請求項252】
容器が、化合物を投与すべき疾患状態、保管情報、投薬情報および/または化合物をどのようにして投与するかに関する説明からなる群の1つもしくは複数のメンバーを示すラベルを含む、請求項251記載の製造品。
【請求項253】
化合物を複数回用量の形態で含む、請求項250記載の製造品。
【請求項254】
下記式の化合物:

と酸化剤とを一組の条件下で反応させて標的化合物を形成する工程を含む、下記式で定義される標的化合物を作製する方法:

式中、Raはアルコキシ(C1〜4)である。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【公表番号】特表2011−518190(P2011−518190A)
【公表日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−505258(P2011−505258)
【出願日】平成21年4月20日(2009.4.20)
【国際出願番号】PCT/US2009/041170
【国際公開番号】WO2009/129545
【国際公開日】平成21年10月22日(2009.10.22)
【出願人】(508354669)リアタ ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (7)
【Fターム(参考)】