説明

抗OX40L抗体とその使用方法

本発明は、抗OX40L抗体、及びこれらの抗体を含有してなる組成物及び使用方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a) 配列RSSQSIVHGNGNTYLE(配列番号:1)又はRSSQSPVHSNGNTYLH(配列番号:2)を含むHVR-L1、
(b) 配列RVSNRFS(配列番号:3)又はKVSNRFS(配列番号:4)を含むHVR-L2、
(c) 配列FQGSHVPYT(配列番号:5)又はSQSTHIPWT(配列番号:6)を含むHVR-L3、
(d) 配列SYWLN(配列番号:7)又はSYWMH(配列番号:8)を含むHVR-H1、
(e) 配列MIDPSDSETHYNQVFKD(配列番号:9)又はEIDPSNGRTNYNEKFKS(配列番号:10)を含むHVR-H2、及び、
(f) 配列GRGNFYGGSHAMEY(配列番号:11)又はERSPRYFDV(配列番号:12)を含むHVR-H3、
からなる群から選択される少なくとも1、2、3、4、5及び/又は6の高頻度可変領域(HVR)配列を含んでなり、このときOX40Lを結合する抗OX40L抗体。
【請求項2】
(a) 配列RSSQSIVHGNGNTYLE(配列番号:1)を含むHVR-L1、
(b) 配列RVSNRFS(配列番号:3)を含むHVR-L2、
(c) 配列FQGSHVPYT(配列番号:5)を含むHVR-L3、
(d) 配列SYWLN(配列番号:7)を含むHVR-H1、
(e) 配列MIDPSDSETHYNQVFKD(配列番号:9)を含むHVR-H2、及び、
(f) 配列GRGNFYGGSHAMEY(配列番号:11)を含むHVR-H3、
からなる群から選択される少なくとも1、2、3、4、5及び/又は6の高頻度可変領域(HVR)配列を含んでなる、請求項1に記載の抗OX40L抗体。
【請求項3】
(a) 配列RSSQSPVHSNGNTYLH(配列番号:2)を含むHVR-L1、
(b) 配列KVSNRFS(配列番号:4)を含むHVR-L2、
(c) 配列SQSTHIPWT(配列番号:6)を含むHVR-L3、
(d) 配列SYWMH(配列番号:8)を含むHVR-H1、
(e) 配列EIDPSNGRTNYNEKFKS(配列番号:10)を含むHVR-H2、及び、
(f) 配列ERSPRYFDV(配列番号:12)を含むHVR-H3
からなる群から選択される少なくとも1、2、3、4、5及び/又は6の高頻度可変領域(HVR)配列を含んでなる、請求項1に記載の抗OX40L抗体。
【請求項4】
RSSQSIVHGNGNTYLE(配列番号:1)、RVSNRFS(配列番号:3)及びFQGSHVPYT(配列番号:5)からなる群から選択されるHVR配列の少なくとも1、少なくとも2又は3つすべてを含む軽鎖を含んでなる、請求項1に記載の抗OX40L抗体。
【請求項5】
SYWLN(配列番号:7)、MIDPSDSETHYNQVFKD(配列番号:9)及びGRGNFYGGSHAMEY(配列番号:11)からなる群から選択されるHVR配列の少なくとも1、少なくとも2又は3つすべてを含む重鎖を含んでなる、請求項1に記載の抗OX40L抗体。
【請求項6】
(a) RSSQSIVHGNGNTYLE(配列番号:1)、RVSNRFS(配列番号:3)及びFQGSHVPYT(配列番号:5)からなる群から選択されるHVR配列の少なくとも1、少なくとも2又は3つすべてを含む軽鎖、及び、
(b) SYWLN(配列番号:7)、MIDPSDSETHYNQVFKD(配列番号:9)及びGRGNFYGGSHAMEY(配列番号:11)からなる群から選択されるHVR配列の少なくとも1、少なくとも2又は3つすべてを含む重鎖を含んでなる、請求項1に記載の抗OX40L抗体。
【請求項7】
RSSQSPVHSNGNTYLH(配列番号:2)、KVSNRFS(配列番号:4)及びSQSTHIPWT(配列番号:6)からなる群から選択されるHVR配列の少なくとも1、少なくとも2又は3つすべてを含む軽鎖を含んでなる、請求項1に記載の抗OX40L抗体。
【請求項8】
SYWMH(配列番号:8)、EIDPSNGRTNYNEKFKS(配列番号:10)及びERSPRYFDV(配列番号:12)からなる群から選択されるHVR配列の少なくとも1、少なくとも2又は3つすべてを含む重鎖を含んでなる、請求項1に記載の抗OX40L抗体。
【請求項9】
(a) RSSQSPVHSNGNTYLH(配列番号:2)、KVSNRFS(配列番号:4)及びSQSTHIPWT(配列番号:6)からなる群から選択されるHVR配列の少なくとも1、少なくとも2又は3つすべてを含む軽鎖、及び、
(b) SYWMH(配列番号:8)、EIDPSNGRTNYNEKFKS(配列番号:10)及びERSPRYFDV(配列番号:12)からなる群から選択されるHVR配列の少なくとも1、少なくとも2又は3つすべてを含む重鎖
を含んでなる、請求項1に記載の抗OX40L抗体。
【請求項10】
配列:DILMTQTPLSLPVSLGDQASISCRSSQSIVHGNGNTYLEWHLQKPGQSPKLLIYRVSNRFSGVPDRFSGSGSGTDFTLKINRVEAEDLGVYYCFQGSHVPYTFGGGTKVEIKR(配列番号:13)を有する軽鎖可変ドメインを含んでなる、請求項1に記載の抗OX40L抗体。
【請求項11】
配列:QVQLQQPGAELVRPGASVkLSCKASGYTFTSYWLNWVKQRPGQGLEWIVMIDPSDSETHYNQVFKDKATLTVDKSSSTAYMQLSSLTSEDSAVYYCIRGRGNFYGGSHAMEYWGQGTLLTVSS(配列番号:15)を有する重鎖可変ドメインを含んでなる、請求項1に記載の抗OX40L抗体。
【請求項12】
(a) 配列:DILMTQTPLSLPVSLGDQASISCRSSQSIVHGNGNTYLEWHLQKPGQSPKLLIYRVSNRFSGVPDRFSGSGSGTDFTLKINRVEAEDLGVYYCFQGSHVPYTFGGGTKVEIKR(配列番号:13)を有する軽鎖可変ドメイン、及び、
(b) 配列:QVQLQQPGAELVRPGASVKLSCKASGYTFTSYWLNWVKQRPGQGLEWIVMIDPSDSETHYNQVFKDKATLTVDKSSSTAYMQLSSLTSEDSAVYYCIRGRGNFYGGSHAMEYWGQGTLLTVSS(配列番号:15)を有する重鎖可変ドメイン
を含んでなる、請求項1に記載の抗OX40L抗体。
【請求項13】
配列:DIVMTQTPLSLPVSLGDQASMYCRSSQSPVHSNGNTYLHWYLQKPGQSPKLLIYKVSNRFSGVPDRFSGSGSGTDFTLKISRVEAEDLGVYFCSQSTHIPWTFGGGTKVEIKR(配列番号:14)を有する軽鎖可変ドメインを含んでなる、請求項1に記載の抗OX40L抗体。
【請求項14】
配列:QVQLQQPGAELVKPGTSVKLSCKASGYSFTSYWMHGVRQRPGQGLEWIGEIDPSNGRTNYNEKFKSKATLTVDKSSSTAYIQLSSLTSEDSAVYYCTRERSPRYFDVWGAGTTLTVSS(配列番号:16)を有する重鎖可変ドメインを含んでなる、請求項1に記載の抗OX40L抗体。
【請求項15】
(a) 配列:DIVMTQTPLSLPVSLGDQASMYCRSSQSPVHSNGNTYLHWYLQKPGQSPKLLIYKVSNRFSGVPDRFSGSGSGTDFTLKISRVEAEDLGVYFCSQSTHIPWTFGGGTKVEIKR(配列番号:14)を有する軽鎖可変ドメイン、及び、
(b) 配列:QVQLQQPGAELVKPGTSVKLSCKASGYSFTSYWMHGVRQRPGQGLEWIGEIDPSNGRTNYNEKFKSKATLTVDKSSSTAYIQLSSLTSEDSAVYYCTRERSPRYFDVWGAGTTLTVSS(配列番号:16)を有する重鎖可変ドメイン
を含んでなる、請求項1に記載の抗OX40L抗体。
【請求項16】
ヒトOX40L上の請求項12に記載の抗体と同じエピトープに結合する単離された抗体。
【請求項17】
ヒトOX40L上の請求項15に記載の抗体と同じエピトープに結合する単離された抗体。
【請求項18】
請求項12に記載の抗体と競合する単離された抗体。
【請求項19】
請求項15に記載の抗体と競合する単離された抗体。
【請求項20】
前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項1から19のいずれか一に記載の抗体。
【請求項21】
前記抗体が、キメラ抗体、ヒト化抗体、親和性成熟抗体、ヒト抗体、及び二重特異性抗体からなる群から選択される、請求項1から19のいずれか一に記載の抗体。
【請求項22】
前記抗体が抗体断片である、請求項1から19のいずれか一に記載の抗体。
【請求項23】
請求項1から19のいずれか一に記載の抗体をコードするポリヌクレオチド。
【請求項24】
請求項23に記載のポリヌクレオチドを含んでなるベクター。
【請求項25】
前記ベクターが発現ベクターである、請求項24に記載のベクター。
【請求項26】
請求項24又は25に記載のベクターを含んでなる宿主細胞。
【請求項27】
前記宿主細胞が原核細胞である、請求項26に記載の宿主細胞。
【請求項28】
前記宿主細胞が真核細胞である、請求項26に記載の宿主細胞。
【請求項29】
前記宿主細胞が哺乳動物細胞である、請求項26に記載の宿主細胞。
【請求項30】
(a) 好適な宿主細胞内で請求項25に記載のベクターを発現させ、そして(b) 抗体を回収することを含んでなる、抗OX40L抗体の作製方法。
【請求項31】
前記宿主細胞が原核細胞である、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記宿主細胞が真核細胞である、請求項30に記載の方法。
【請求項33】
請求項1から19のいずれか一に記載の抗OX40L抗体の有効量を、治療が必要な被検体に投与することを含んでなる、免疫異常の治療又は予防のための方法。
【請求項34】
免疫異常が自己免疫性疾患である、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
免疫異常が、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、炎症性腸疾患、移植片対宿主病、多発性硬化症又は全身性エリテマトーデスである、請求項33に記載の方法。
【請求項36】
免疫異常が喘息、アトピー性皮膚炎又はアレルギー性鼻炎である、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
請求項1から19のいずれか一に記載の抗OX40L抗体を含有してなる組成物。
【請求項38】
請求項22に記載のポリヌクレオチドを含有してなる組成物。
【請求項39】
さらに、前記組成物が担体を含有してなる、請求項37又は38に記載の組成物。

【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2009−519718(P2009−519718A)
【公表日】平成21年5月21日(2009.5.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−545995(P2008−545995)
【出願日】平成18年12月15日(2006.12.15)
【国際出願番号】PCT/US2006/062173
【国際公開番号】WO2007/133290
【国際公開日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【出願人】(507202770)ジェネンテック・インコーポレーテッド (24)
【Fターム(参考)】