説明

排ガス浄化用電気化学触媒

【課題】貴金属を用いることなく触媒機能を発揮する排ガス浄化用電気化学触媒を実現する。
【解決手段】イオン伝導性と電子伝導性とを併せ持つ混合伝導性のLa0.65Sr0.35MnO3などよりなる第1の物質10の表面に、金属または金属酸化物よりなる2種以上の第2の物質21、22としてのTiO2などよりなる還元側の第2の物質21、および、CuOなどよりなる酸化側の第2の物質22が担持され、これら2種類の第2の物質21、22の間を、第1の物質10を介してイオンと電子が移動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車や小型発電装置などに使用される内燃機関や、ファンヒータやストーブなどの暖房機、焼却炉などから排出される可燃性ガス(炭化水素、一酸化炭素等)、NOxを含む排ガスに含まれる可燃性ガス、NOxを浄化する燃焼排ガスに含まれる可燃性ガス、及び、NOxなどの排ガスを浄化する排ガス浄化用電気化学触媒に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の自動車などの内燃機関に使用される排ガスの可燃性ガスやNOxを浄化する触媒としては、三元触媒に代表されるように、排ガス中に含まれるNOやNO2などの窒素酸化物を窒素へ還元する反応と、排ガス中の炭化水素や一酸化炭素(CO)や水素(H2)などの還元性物質(以下、このような還元性物質を代表的にHCとする)を酸化させる反応とを同一の触媒上で行い、高効率に浄化を行う方法が実用化されている。
【0003】
そして、触媒材料としては、Pt、Rh、Pd等の貴金属をアルミナ等の担体基材に担持したものが主として用いられている。
【0004】
特に、近年では、このような排ガス浄化用触媒として、特許文献1、特許文献2などに記載されているようなNOx還元触媒とHC酸化触媒とHC吸着材料と混合伝導性材料から構成された電気化学触媒が提案されている。
【0005】
この排ガス浄化用電気化学触媒では、NOxの還元で生じた酸素イオンを酸化触媒まで移動させ、その酸素を使って、酸化触媒上でHCを酸化している。この構成の場合、NOx還元触媒とHC酸化触媒の性能が電気化学触媒の性能を支配しており、触媒材料としてOs、Ir、Ru、Pt、Rh、Pdといった貴金属材料を用いている。
【特許文献1】特開2001−293373号公報
【特許文献2】特開2001−293371号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、地球規模での環境に対する意識の高まりから、排気ガスの浄化は質量ともに要求水準が上がってきている。このような状況から、従来用いられてきた触媒では、貴金属の需要が広がり、供給不足とそれに伴う更なるコストの上昇が懸念される。
【0007】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、貴金属を用いることなく触媒機能を発揮する排ガス浄化用電気化学触媒を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、鋭意検討した結果、本発明者は、貴金属ではない金属であっても、異なる種類の金属または金属酸化物よりなる材料の間の電子状態の差によって、排ガスを還元ないし酸化できることを、実験的に見出した。
【0009】
すなわち、本発明の排ガス浄化用電気化学触媒は、イオン伝導性と電子伝導性とを併せ持つ混合伝導性の第1の物質と、金属または金属酸化物よりなる2種以上の第2の物質とにより構成され、異なる種類の第2の物質の間を、第1の物質を介してイオンと電子が移動することを特徴とする。
【0010】
それによれば、異なる種類の第2の物質の間を、混合導電性を持つ第1の物質を介してイオンと電子が移動するため、本発明の触媒によって、排ガスの分解反応を発生させることができる。よって、本発明によれば、貴金属を用いることなく触媒機能を発揮する排ガス浄化用電気化学触媒を実現することができる。
【0011】
ここで、第1の物質としては、Sm、Ce、La、Pr、Nd、Gd、Er、Y、Bi、Ba、Sr、Ca、K、Pb、Ti、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Al、Zr、Ybからなる元素の群から選ばれた少なくとも2種以上の元素を有して構成された複合酸化物材料が挙げられる。
【0012】
また、第2の物質としては、Sm、Ce、La、Pr、Nd、Gd、Er、Y、Bi、Ba、Sr、Ca、K、Pb、Ti、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Al、Zr、Yb、Znからなる元素の群から選ばれた元素を有して構成されているものが挙げられる。つまり、この元素の群から選ばれた元素の種類を異ならせて2種以上の金属または金属酸化物を構成することで、2種以上の第2の物質を構成する。
【0013】
また、第2の物質を、ナノレベルサイズの粒子であって第1の物質に担持されたものとすることが好ましい。ここで、ナノレベルサイズの粒子とは、粒径が100nm以下のものである。このように、第2の物質をナノレベルのサイズとすることで触媒の比表面積を稼ぐことができ、好ましい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る排ガス浄化用電気化学触媒100の構成を模式的に示す図である。用途限定するものではないが、本実施形態の排ガス浄化用電気化学触媒100は、例えば自動車の排ガス浄化を行うものとして説明する。
【0015】
図1に示されるように、本実施形態の排ガス浄化用電気化学触媒100は、イオン伝導性と電子伝導性とを併せ持つ混合伝導性材料である第1の物質10と、金属または金属酸化物よりなる2種以上の第2の物質21、22とにより構成されている。
【0016】
ここで、第1の物質10は、イオン伝導性と電子伝導性とを併せ持つことにより、異なる種類の第2の物質21と22との間に介在して、これら第2の物質21、22間でイオンと電子とを移動させる機能を有する。
【0017】
そのような機能を有する第1の物質としては、Sm、Ce、La、Pr、Nd、Gd、Er、Y、Bi、Ba、Sr、Ca、K、Pb、Ti、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Al、Zr、Ybからなる元素の群から選ばれた少なくとも2種以上の元素を有して構成された複合酸化物材料などが挙げられる。
【0018】
また、図1に示される例では、第2の物質21、22は2種類としている。また、この第2の物質21、22は、例えば100nm以下のナノレベルサイズの粒子であり、焼成などにより、第1の物質10の表面に担持されたものとなっている。
【0019】
本例では、片方の第2の物質21は、NOを還元する還元側の第2の物質21であり、他方の第2の物質22は、HCすなわち炭化水素だけでなくH2、COなどを含む還元性物質を酸化する酸化側の第2の物質22である。
【0020】
これら還元側の第2の物質21および酸化側の第2の物質22は、金属材料または金属酸化物材料よりなるが、当然ながら、両第2の物質21と22とでは、物質を構成する金属材料または金属酸化物材料の種類は異なるものである。
【0021】
ここで、上述のように、還元側の第2の物質21と酸化側の第2の物質22との間で、第1の物質10を介したイオンおよび電子の移動が可能となっているが、これは、異なる材料よりなる両第2の物質21、22の間で、仕事関数またはフェルミ準位が異なるためと推定される。
【0022】
例えば、還元側の第2の物質21と酸化側の第2の物質22とが異なる金属材料よりなる場合には、これら両第2の物質21、22間には仕事関数に差があり、還元側の第2の物質21の方が、仕事関数が高く、酸化側の第2の物質22の方が、仕事関数が低いものとなる。
【0023】
一方、還元側の第2の物質21と酸化側の第2の物質22とが異なる金属酸化物材料よりなる場合には、両者21、22間にはフェルミ準位に差があり、還元側の第2の物質21の方が、フェルミ準位が高く、酸化側の第2の物質22の方が、フェルミ準位が低いものとなる。
【0024】
これら還元側の第2の物質21および酸化側の第2の物質22としては、Ptなどの貴金属を除く金属元素が用いられる。具体的には、これら第2の物質21、22として、Sm、Ce、La、Pr、Nd、Gd、Er、Y、Bi、Ba、Sr、Ca、K、Pb、Ti、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Al、Zr、Yb、Znからなる元素の群から選ばれた元素を有して構成されたものなどが挙げられる。
【0025】
例えば、この元素の群からTiとCuとを選んだ場合、第2の物質21、22としては、TiまたはTi酸化物を有して構成されるものとCuまたはCu酸化物を有して構成されるものとの2種となる。そして、この場合においては、2種のうち仕事関数またはフェルミ準位の高い方を還元側の第2の物質21とし、仕事関数またはフェルミ準位の低い方を酸化側の第2の物質22とする。
【0026】
こうして、本実施形態の排ガス浄化用電気化学触媒100においては、電子(e-)の流れとイオン種として酸素イオン(O2-)を用いた場合、図1中の矢印に示されるように、電子およびイオンの流れが示され、第2の物質21、22間をイオンと電子の双方が移動可能な電気化学触媒100が構成されている。
【0027】
なお、本実施形態の排ガス浄化用電気化学触媒100は、ペレット状に成形したり、セラミックス製のハニカムや、ハニカム以外の連通孔を有する形状や多孔質形状を有する担体などに塗布したりすることにより、排ガスの可燃性ガス及びNOx浄化に使用することができる。
【0028】
本実施形態の排ガス浄化用電気化学触媒100についての、具体的な組成や製造方法、評価結果等については、後述の実施例に示すこととし、次に、図1を参照して、本実施形態の作用効果について説明する。
【0029】
図1に示されるように、本実施形態の触媒100は、NOやHC、COなどを含む排ガス雰囲気に置かれているとき、これら排ガスを分解するものである。
【0030】
まず、2種の第2の物質21、22として金属材料を用いた場合を説明する。仕事関数の高い金属材料である還元側の第2の物質21に吸着したO2やNOは、電子を供与されて、O2はO2-にイオン化され、NOはN2とO2-に分解される。これらの分解の具体的な反応式は、次の化学式1に示される。
【0031】
(化1)
NO+2e− → 1/2N2+O2-
2+4e− → 2O2-
そして、O2-は混合伝導体である第1の物質10中を通過して、仕事関数の低い金属材料である酸化側の第2の物質22に移動する。この酸化側の第2の物質22で、O2-はHCを酸化し、二酸化炭素と水を生成する。
【0032】
また、同様に、酸化側の第2の物質22では、CO、H2も分解する。また、HCが存在しない場合は、O2を生成する。その際発生する余剰電子は、第1の物質10中を通過して還元側の第2の物質21に移動し、O2-の生成に使用される。これら酸化側の第2の物質22側における分解の具体的な反応式は、次の化学式2に示される。
【0033】
(化2)
2-+HC → H2O+CO2+2e−
1/2O2-+CO → CO2+e−
2-+H2 → H2O+2e−
2O2- → O2+4e−
次に2種の第2の物質21、22として、金属酸化物材料を用いた場合を説明する。フェルミ準位の高い金属材料である還元側の第2の物質21に吸着したO2やNOは、電子を供与されて、O2はO2-にイオン化され、NOはN2とO2-に分解される。
【0034】
そして、O2-は第1の物質10中を通過して、フェルミ準位の低い金属である酸化側の第2の物質22に移動する。酸化側の第2の物質22で、O2-はHCを酸化し、二酸化炭素と水を生成するとともに、CO、H2も分解する。
【0035】
また、この場合も、HCが存在しない場合は、O2を生成し、その際発生する余剰電子は、第1の物質10中を通過して還元側の第2の物質21に移動し、O2-の生成に使用される。なお、この金属酸化物材料を用いた場合の分解の化学反応式も、上記化学式1、化学式2と同様である。
【0036】
このように、本実施形態の電気化学触媒100では、2種以上の金属材料または金属酸化物材料が、混合伝導体によって接続されることで、NOの分解(還元)反応とHCの酸化反応によって、いわゆる局部電池が構成され、外部電源から電力を供給しなくても、燃焼排ガスの可燃性ガス及び、NOxを浄化できる。
【0037】
よって、本実施形態によれば、貴金属を用いることなく触媒機能を発揮する排ガス浄化用電気化学触媒100を実現することができる。また、本実施形態では、第2の物質21、22を、ナノレベルサイズの微粒子とすることで触媒の比表面積を稼ぐことができ、また、活性が向上する。
【0038】
次に、実施例に基づいて、本実施形態の排ガス浄化用電気化学触媒についての具体的な組成や製造方法、評価結果について説明するが、もちろん、これらにより本発明が限定されるものではない。
【実施例】
【0039】
[サンプル調整]
金属酸化物よりなる第2の物質として、n型半導体性を有しフェルミ準位が高いTiO2(還元側の第2の物質に相当)と、p型半導体性を有しフェルミ準位が低いCuO(酸化側の第2の物質に相当)とを用いた。各材料は、シーアイ化成製ナノ粒子(水系溶媒に分散、15wt%)を用いた。平均粒径は、TiO2が36nmであり、CuOが48nmである。
【0040】
混合伝導体としての第1の物質には、La0.65Sr0.35MnO3を用いた。La23、SrCO3、MnCO3を所定量秤量し、ボールミル法(ZrO2ボール)で20時間混合後、空気フロー状態(5.0l/min)で950℃で12時間処理して作製した。その後、ボールミル法(ZrO2ボール)で4時間粉砕し、平均粒径が約1.0μmの粉末を作製した。
【0041】
評価サンプルは、La0.65Sr0.35MnO3を1gに付き、TiO2分散溶液0.225g、CuO分散溶液0.475g、純水10gを加え、攪拌した。その後、150℃で乾燥し、粉末状よりなる実施例の電気化学触媒を作製した。得られた粉末のSEM写真を図2に示す。
【0042】
このように、SEM観察により、第1の物質であるLa0.65Sr0.35MnO3の表面に第2の物質であるTiO2とCuOとが担持された排ガス浄化用電気化学触媒が形成されていることが確認された。
【0043】
また、比較のため、La0.65Sr0.35MnO3のみのサンプル(比較例1)、TiO2のみを担持したサンプル(比較例2)、CuOのみを担持したサンプル(比較例3)も用意した。
【0044】
[評価試験]
実施例及び比較例1〜3の粉末サンプルを用いてHC及びNOxの浄化性能を測定した。効果の確認を容易にするため、HCとNOxをそれぞれ単独に評価した。
【0045】
図3は、評価装置の構成の一例を示す図である。石英管31の中に磁製ボート32を設置し、この磁製ボート32にサンプルKを設置するようになっている。石英管31の両端開口部は、栓33により封止されている。
【0046】
また、一方の栓33には、評価ガスを石英管31に導入する導入路34が設けられ、他方の栓33には、石英管31を通過した評価ガスを排出する排出路35が設けられている。また、石英管31の外側には、石英管31を加熱し所望温度に設定するためのヒータ36が設けられている。
【0047】
このような評価装置において、石英管31に導入されサンプルKを通過し排出路35から排出されたガスは、図示しないガスクロマトグラフなどのガス分析装置に供給され、その成分が検出されるようになっている。
【0048】
このような評価装置を用いて、磁製ボート32に各サンプルKをそれぞれ1g載せ、石英管31内に設置した。そして、100ppmのC36、450ppmのO2、バランスガスとしてN2を用いた混合ガス(ストイキ組成)を200mL/minで流し、C36濃度の減少をガスクロマトグラフ(島津製作所製GC−14B)で測定した。その結果を表1に示す。
【0049】
【表1】

【0050】
この表1に示されるように、比較例1〜3に比べ、実施例では、C36濃度が30%減少する温度が約50℃低下した。つまり、実施例のものは、HCの分解性能が向上することが確認された。
【0051】
さらに、50ppmのNO、8%のO2、バランスガスとしてN2を用いた混合ガスを1L/minで流し、NO濃度の減少をNOx計(島津製作所製NOA−7000)で測定した。その結果を表2に示す。
【0052】
【表2】

【0053】
この表2に示されるように、比較例1に比べ、実施例では、NO分解が開始する温度が約100℃低下した。つまり、実施例のものは、NOの分解性能が向上することが確認された。
【0054】
このように、C36酸化およびNO分解において、TiO2、CuOそれぞれ単独では触媒作用は見られないが、TiO2、CuOの双方を担持した実施例は、触媒作用が向上している。
【0055】
なお、上記実施形態では、第2の物質は、第1の物質に担持されたものであったが、異なる種類の第2の物質の間を、第1の物質を介してイオンと電子が移動するようになっていれば、第2の物質は第1の物質に担持されていなくてもよい。
【0056】
また、上記実施形態では、第2の物質21、22は2種類であったが、異なる金属材料または金属酸化物材料であれば、3種類もしくはそれ以上の種類の第2の物質を有するものであってもよい。
【0057】
また、上記実施形態では、第1の物質、第2の物質として採用できる具体的な元素の群を示したが、本発明の第1の物質、第2の物質は、これらの群に限定されるものではないことは、もちろんである。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明の実施形態に係る排ガス浄化用電気化学触媒の模式的構成を示す図である。
【図2】実施例にて得られた排ガス浄化用電気化学触媒の電子顕微鏡写真である。
【図3】実施例における評価装置の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
【0059】
10…第1の物質、21…還元側の第2の物質、22…酸化側の第2の物質。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
イオン伝導性と電子伝導性とを併せ持つ混合伝導性の第1の物質と、金属または金属酸化物よりなる2種以上の第2の物質とにより構成され、異なる種類の前記第2の物質の間を、前記第1の物質を介してイオンと電子が移動することを特徴とする排ガス浄化用電気化学触媒。
【請求項2】
前記第1の物質は、Sm、Ce、La、Pr、Nd、Gd、Er、Y、Bi、Ba、Sr、Ca、K、Pb、Ti、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Al、Zr、Ybからなる元素の群から選ばれた少なくとも2種以上の元素を有して構成された複合酸化物材料であることを特徴とする請求項1に記載の排ガス浄化用電気化学触媒。
【請求項3】
前記第2の物質は、Sm、Ce、La、Pr、Nd、Gd、Er、Y、Bi、Ba、Sr、Ca、K、Pb、Ti、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Al、Zr、Yb、Znからなる元素の群から選ばれた元素を有して構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の排ガス浄化用電気化学触媒。
【請求項4】
前記第2の物質は、ナノレベルサイズの粒子であって前記第1の物質に担持されたものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の排ガス浄化用電気化学触媒。

【図1】
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【図3】
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【図2】
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【公開番号】特開2007−283208(P2007−283208A)
【公開日】平成19年11月1日(2007.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−113222(P2006−113222)
【出願日】平成18年4月17日(2006.4.17)
【出願人】(000004695)株式会社日本自動車部品総合研究所 (1,981)
【Fターム(参考)】