説明

接合部の耐食性に優れた亜鉛系合金めっき鋼板の接合継手

【課題】本発明は、亜鉛系合金めっき鋼板同士の溶接接合の際に生じる、前記問題点を解決し、接合強度を確保し、溶接接合部の耐食性の良好な亜鉛系合金めっき鋼板の溶接継手を得るための接合継手を提供することを目的とする。
【解決手段】亜鉛系合金めっき鋼板同士の接合継手において、亜鉛系合金めっき成分中のAl含有量が6質量%以上であり、かつ片面当たりのめっき付着量が50g/m以上である亜鉛系合金めっき鋼板を、Siを5〜11質量%含有するAl系接合材料を用いて接合する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に、建材として使用される亜鉛系合金めっき鋼板の接合方法に関し、特に、耐食性に優れた接合部を得るためのAl系溶接材料を用いた亜鉛系合金めっき鋼板の接合継手に関する。
【背景技術】
【0002】
亜鉛系合金めっき鋼板は、建築や自動車など構造部材の耐食性向上の観点から幅広く用いられている。しかしながら、亜鉛系合金めっき鋼板を溶接構造物として使用する場合、溶接時に溶融または加熱された溶接金属および溶接熱影響部(HAZ)で、亜鉛系合金めっき鋼板の表面に施されためっき層が消失または損傷するため耐食性が劣化する。このため、従来から溶接部の耐食性を確保するために溶接部にジンクリッチペイント等の塗料を後塗装することが一般的に行なわれている。
【0003】
しかしながらこの方法も、溶接の後、塗装作業が必要となるため、手間がかかり、生産効率上問題がある。
【0004】
また、塗料による防食は、使用環境にもよるが、比較的短時間で剥離したり、狭隘な個所への塗装が困難であったりなどの問題がある。その上、耐食性が十分であるとは言い難い。
【0005】
一方で、近年、高耐食亜鉛系合金めっき鋼板として、Zn−Al−Mg−Si系合金めっきを鋼板(例えば、特許文献1、参照。)が実用化されるなど、めっき鋼板そのものの耐食性は飛躍的に向上している。それに伴い、溶接部の耐食性も更に向上させる必要が生じており、従来の塗装による防食に代わり、新たな耐食性向上技術が求められていた。
【0006】
これらの問題を解決するため、特許文献2では、亜鉛系合金めっき鋼板の接合材料にステンレス系溶接材料、および銅合金溶接材料を適用することを提案している。しかしながら、ステンレス系溶接材料、および銅合金溶接材料はともに融点が亜鉛の沸点(約900℃)を超えるため、接合時の加熱で亜鉛めっきが蒸発し、接合部にブローホール等の欠陥を発生する問題がある。また、接合時の入熱による亜鉛めっき層の損傷も大きくなる。
【0007】
特に、板厚2mm以下程度の薄い亜鉛系合金めっき鋼板の接合においては、溶接部裏面のめっき成分が蒸発してしまうため、耐食性劣化要因となっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2000−064061号公報
【特許文献2】特開2006−35294号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、亜鉛系合金めっき鋼板同士の溶接接合の際に生じる、前記問題点を解決し、接合強度を確保し、溶接接合部の耐食性の良好な亜鉛系合金めっき鋼板の溶接継手を得るための接合継手を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前述したように、ステンレス系溶接材料及び銅合金溶接材料とも、融点が亜鉛の沸点を超えていることが、問題の原因である。そこで、本発明者らは、亜鉛の沸点よりも融点の低い接合材料としてAl(アルミニウム)系接合材料に着目し、その適用による接合部の耐食性向上を試みることとした。
【0011】
通常、鋼板とアルミニウムを接合すると、異種金属間接合となり、金属材料間の電位差により接合部分の腐食が進行する。Al系接合材料による鋼材同士の接合でも、同じ現象が生じ、腐食が進行する。このため、鋼材の接合において、耐食性が必要な部位へのAl系接合材料の適用は向かないと考えることが一般的であった。また、本発明者らが確認しうる限り、亜鉛系合金めっき鋼板同士の接合にAl系接合材料を適用したという従来技術はない。
【0012】
本発明者らは、こうした概念を打破すべく鋭意検討した結果、Al系接合材料を用いた亜鉛系合金めっき鋼板同士を接合した継手の強度を確保するために、Al系接合材料の合金成分、および亜鉛系合金めっきのめっき組成およびめっき付着量を厳密に管理することにより、異種金属間電位差を抑え、腐食の進行を抑制できることが知見された。本発明は、この知見を基になされたものである。その要旨とするところは以下の通りである。
【0013】
(1)亜鉛系合金めっき鋼板同士の接合継手において、亜鉛系合金めっき成分中のAl含有量が6質量%以上であり、かつ片面当たりのめっき付着量が50g/m以上である亜鉛系合金めっき鋼板を、Siを5〜11質量%含有するAl系接合材料を用いて接合することを特徴とする接合部の耐食性に優れた亜鉛系合金めっき鋼板同士の接合継手。
【0014】
(2)前記亜鉛系合金めっきがZn−Al−Mg系合金めっき、および、Zn−Al−Mg−Si系合金めっきの何れかであることを特徴とする(1)に記載の接合部の耐食性に優れた亜鉛系合金めっき鋼板の接合継手。
【0015】
(3)亜鉛系合金めっき鋼板同士の接合継手において、接合部長さが、当該亜鉛系合金めっき鋼板の板厚の3倍以上であることを特徴とする(1)又は(2)に記載の接合部の耐食性に優れた亜鉛系合金めっき鋼板の接合継手。
【発明の効果】
【0016】
本発明のAl系接合材料を用いた亜鉛系合金めっき鋼板の接合方法によれば、接合の後、接合部に防食塗装処理を行わなくても接合部の耐食性を飛躍的に向上させることが可能となる。反面、接合金属にAl系接合材料を用いるため、接合継手強度は、鋼板母材の強度より低くなるが、厳しい腐食環境で、かつ接合部の密閉性が要求される容器など、その必要機能、必要特性を適正化すれば、顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】重ね隅肉継手の試験片を示す図である。
【図2】引張せん断試験方法を示す図である。
【図3】鋼板のめっき成分組成におけるAl含有量とめっき付着量と接合継手強度の関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の詳細について、実施例に基づき説明する。
まず、Al系接合材料による溶接を亜鉛系合金めっき鋼板にて適用したときの耐食性について、当該めっき鋼板のめっき種類、Al系接合材料の種類を変えて、耐食実験により確認した。
【0019】
表1に、試験に用いた亜鉛系合金めっき鋼板を示す。めっき成分、特にめっき中のAl含有量、鋼板の片面めっき付着量、板厚とから9種類(A〜I)の亜鉛系合金めっき鋼板を準備した。なお、亜鉛系合金めっき鋼板はSPCC(JIS G3131熱間圧延軟鋼板)を母材とした。
【0020】
表2に、試験に用いた接合材料5種類を示す。Al系接合材料は、4種類(純Al(JIS Z 3232 A1100−WY)、5%Mg−95%Al(JIS Z3232 A5356−WY)、5%Si−95%Al(JIS Z3232 A4040−WY),11%Si−89%Al(JIS規格なし))と比較のために従来技術である309系ステンレス系接合材料(Ni:12%、Cr:24%を含有する309系フラックス入りステンレスワイヤ)を準備した。
【0021】
これら亜鉛系合金めっき鋼板と接合材料を用いて、図1に示すような重ね隅肉溶接継手を作成し、これを試験片とした。継手作成時の溶接条件を、表3に示す。
【0022】
実際の腐食環境では時間の経過とともに継手強度も変化することが予想される。そこで、複合サイクル腐食試験を実施し、接合部を腐食環境に曝した後の継手強度を評価した。複合サイクル腐食試験として、塩水噴霧(5%NaCl)を35℃で2時間、乾燥(湿度30%)を60℃で4時間、湿潤(湿度95%)を50℃で2時間を1サイクルとする複合サイクル腐食試験を150サイクル繰り返した。
【0023】
複合サイクル腐食試験後に、図2に示すように引張試験を行い、接合部の引張せん断強度を測定した。なお、接合部の強度は、破断強度/母材断面積(MPa)で示した。
【0024】
表3に各接合継手を作製する際の接合条件および溶接部の耐食性および強度の評価結果を示す。なお耐食試験は前述の複合サイクル腐食試験とし150サイクル試験後の接合部の赤錆発生状態を評価した。顕著な赤錆が発生したものを(×)とし、白さび及びめっき金属光沢そのままのものを(○)と標記した。引張せん断強度は、母材の引張強さ規格270MPaの1/√3程度である150MPaを基準せん断強度とし、それより強ければ○、悪ければ×として、表3に示した。
【0025】
鋼板Hは、耐食性を向上させたZn−Al−Mg系めっきを採用しているが、溶接材料にSiが添加されていないものは、腐食試験後の継手強度が低かった。破断形態を観察するとAl系接合金属が母材との接合界面で剥離していた。接合界面にFe−Al金属間化合物が生成したために、接合界面が極めて脆い組織となり、剥離が生じたと考えられる。
【0026】
これに対し、Si系Al接合材料を使用したものは、良好な耐食性を示すと共に腐食試験後の継手強度も良好であった。破断形態はAl系接合金属部分での延性破壊であった。Al系接合材料へのSi添加により、接合界面でのFe−Al金属間化合物の生成が抑制されたと考えられる。
【0027】
一方、5%Si系Al接合材料を使用しても、めっき成分のAl含有量や、めっき付着量により、複合サイクル腐食試験後の引張せん断強度に差が生じた。すなわち、めっき成分中のAl量を増加させることによって接合部の耐食性向上が可能となった。Al系接合材料の融点は660℃程度であるが、熱源であるアークプラズマは数千℃に達するため、アークプラズマ直下の亜鉛めっきは蒸発し、熱影響部の亜鉛めっきは損傷する。
【0028】
同様に、めっき成分中のAlもアークプラズマの熱によって蒸発するが、亜鉛の沸点900℃程度に比べるとAlの沸点は2000℃程度と高く、蒸発は少なくなる。その結果、めっき成分中にAlを6%以上含有させることによって、熱影響部がAl成分によって保護されるため、耐食性が良好であったと考えられる。
【0029】
この結果から、Si添加Al接合材料と、6%以上のAl成分をめっき中に含む亜鉛系合金めっき鋼板の組み合わせであれば、溶接後も良好な耐食性が得られ、引張せん断強度も150MPaを確保できることがわかった。
【0030】
【表1】

【0031】
【表2】

【0032】
【表3】

【0033】
次に、基材となる亜鉛系合金めっき鋼板のめっき成分組成におけるAl含有量と、該鋼板片面のめっき付着量により、継手強度がどのように影響を受けるか実験した。
【0034】
亜鉛系合金めっき鋼板のめっき成分組成におけるAl含有量は、0.1%、4%、6%、11%、15%、18%であり、片面のめっき付着量がそれぞれ30g/m、50g/m、100g/m、150g/mとなる試験材をそれぞれ準備した。これら試験材を5%Si系接合材料にて溶接し、上記と同様な重ね隅肉継手試験片を作成した。
【0035】
これら継手試験片を、上記耐食試験と同様の複合サイクル腐食試験を行った後、引張試験を行い、継手の引張せん断強度を求めた。
その結果を、図3に示す。めっき成分組成におけるAl含有量が4%以下、またはめっき付着量が30g/m以下の場合は、接合部の破断強度が低く(150MPa未満)、破断位置も接合界面から剥離する不安定な破断形態となった。これらの腐食試験片は接合部の腐食が進行しており、母材熱影響部からは赤錆が発生するとともに、Al接合金属部は腐食による減肉が発生していた。
【0036】
一方、Al含有量が6%以上、かつめっき付着量が50g/m2以上の場合は、破断強度が150MPa以上の比較的良好な接合部強度示し、腐食前と150サイクルの腐食試験後の継手強度はほとんど変化しなかった。腐食試験後の接合部には赤錆やAl接合金属の減肉はほとんど観察されず、良好な継手耐食性を示していた。めっき成分組成におけるAl含有量が増加したことで、上述のように溶接中のAl成分の蒸発が少ないため、母材表面の熱影響部にAlの保護膜が形成された結果、良好な耐食性の確保が可能になったと考えられる。
【0037】
このように、めっき成分におけるAl含有量は腐食試験後の継手強度に影響を及ぼす。図4に示す結果からめっき成分におけるAl含有量の下限は6%とした。上限は特に規定しないが、めっき成分におけるAl含有量が19%を超えると、めっき鋼板そのものの犠牲防食効果が不十分となり曲げ加工部の耐食性が低下するため、上限値は19%とすることが望ましい。
【0038】
また、めっき付着量については、適正な接合部の耐食性を確保するため下限値を50g/m2とした。上限値は特に規定しないが、一般的な建材用の亜鉛系合金めっき鋼板のめっき付着量を参考にすると、上限は150g/mとすることが望ましい。
【0039】
次に、Si添加Al系接合材料のSi添加範囲について検討した。
5%Si系接合材料を用いた場合は、引張せん断試験した試験片は、溶接金属内で破断しており、その破断強度(引張せん断強度)は、150MPa以上を示した。
【0040】
これは、Al系接合金属中のSi濃度が高まることによって、母材の鉄成分が接合金属中に拡散することを抑制し、その結果、接合界面のFe−Al合金層の成長を抑制することが可能になったためと考えられる。また、接合金属中のSi量増加によってAl接合金属の強度が高まったため、比較的良好な継手強度が得られたと考えられる。
【0041】
以上の検討から、Al系接合材料の合金成分としてSiの添加が有効であることが明らかとなった。Siの添加量が5%以下の場合はFe−Al金属間化合物の生成抑制効果、ならびにAl接合金属の強度向上の効果が十分でなく、またSiの添加量が11%を超える場合はAl接合金属が脆くなるため、適正なSi添加量は5〜11%とした。
【0042】
本発明ではめっき成分組成として、Al以外にMgやSiを含有しても問題ないことを確認している。特に、近年耐食性に優れた建材としてZn−Al−Mg系合金めっき鋼材が脚光を浴びており、本発明を適用することにより、当該Zn−Al−Mg系合金めっき鋼材での構築物の適用範囲が格段に広がり、その効果は大きい。
【0043】
Zn−Al−Mg系合金めっき鋼材では、Al:6〜19%、Mg:0.5〜10%、残部Znからなるめっきからなり、Zn−Al−Mg−Si系合金めっきでは、Al:6〜19%、Mg:0.5〜10%、Si:0.01〜2%、残部Znからなるめっきが一般に用いられる。
【0044】
例えば、Alを11%、Mgを3%、Siを0.2%含み残部を主にZnとする新日本製鐵株式会社製「スーパーダイマ(登録商標)」鋼板あるいはAlを7%、Mgを3%含み残部を主にZnとする日新製鋼株式会社製「ZAM(登録商標)」鋼板等がある。しかし、本発明ではこれらの鋼材やめっき成分組成に限定されるものではない。
【0045】
次ぎに、継手の強度について検討する。
本発明では、Si系Al接合材料を、鋼板の接合に使用しているため、溶接継手強度の観点では、鋼板の母材強度に劣る。そのため、耐食性では母材の亜鉛系合金めっき鋼板と同等であっても、構造体としての強度は、継手がネックとなる。
【0046】
このネックを解消するため、継手における接合金属の接触部長さ(図1のLu、Ld)及び、余盛高さ(Lh)を長くすることが効果的である。例えば、鋼板同士の重ね隅肉溶接の場合、接触部長さは、板厚程度であるが、アルミニウムは鉄の1/3程度の強度のため、接触部長さを板厚の3倍以上とすればよい。接触面積が増加するため、異種金属間の腐食リスクは高まるが、本発明の範囲内の接合材料と鋼板を選択すれば、特段問題ない。
【0047】
本発明者らは、Zn+11%Al+3%Mg+0.2%Siめっきを施し、めっき付着量90g/m2、板厚1.2mmの鋼板同士を、5%Si添加Al接合材料にて接合する試験を行った。このとき、接合部長さ(図1のLu、Ld、Lh)をそれぞれ2mm、3mm、4mm、6mmとなるようにした試験片各を複合サイクル腐食試験後に引張せん断試験を実施した。その結果、接合部長さ2mmと3mmのものは、接合金属中で破断しているが、4mmの試験片は接合金属部か鋼板母材で破断しており、6mmの試験片は鋼板母材で破断していた。
【0048】
この結果からも、接合部長さは、板厚の3倍以上にすれば、母材引張強さと同等程度の引張せん断強度を有することができる。接合部長さは安定した溶接を行うために板厚の10倍以上あれることが望ましい。ただし、構造物の力のかかり方は、複雑であるため、この引張せん断力以外の力がかかる場合は、さらにそれに適した対応策が必要となるが、基本的な考え方は同じと考える。
【産業上の利用可能性】
【0049】
本発明のAl系接合材料を用いた亜鉛系合金めっき鋼板の接合方法によれば、接合の後、接合部に防食塗装処理を行わなくても接合部の耐食性を飛躍的に向上させることが可能となる。そのため、耐食機能を強化した亜鉛系合金めっき鋼板の適用範囲を格段に広げる技術であることは、言うまでもなく、広く産業分野の発展に貢献するものと考える。
【符号の説明】
【0050】
1 亜鉛系合金めっき
2 亜鉛系合金めっき鋼板の母材
3 Al系接合金属
Lu、Ld 接合部長さ
Lh 接合部余盛高さ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
亜鉛系合金めっき鋼板同士の接合継手において、
亜鉛系合金めっき成分中のAl含有量が6質量%以上であり、かつ片面当たりのめっき付着量が50g/m以上である亜鉛系合金めっき鋼板を、Siを5〜11質量%含有するAl系接合材料を用いて接合することを特徴とする接合部の耐食性に優れた亜鉛系合金めっき鋼板同士の接合継手。
【請求項2】
前記亜鉛系合金めっきがZn−Al−Mg系合金めっき、および、Zn−Al−Mg−Si系合金めっきの何れかであることを特徴とする請求項1に記載の接合部の耐食性に優れた亜鉛系合金めっき鋼板の接合継手。
【請求項3】
亜鉛系合金めっき鋼板同士の接合継手において、接合部長さおよび余盛高さが、当該亜鉛系合金めっき鋼板の板厚の3倍以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の接合部の耐食性に優れた亜鉛系合金めっき鋼板の接合継手。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−221247(P2010−221247A)
【公開日】平成22年10月7日(2010.10.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−70518(P2009−70518)
【出願日】平成21年3月23日(2009.3.23)
【出願人】(000006655)新日本製鐵株式会社 (6,474)
【Fターム(参考)】