説明

携帯電子機器、表示制御方法及び制御プログラム

【課題】表示領域より長さ又は幅が大きい画像において互いに距離の離れた位置を同時に確認することができる携帯電子機器、表示制御方法及び制御プログラムを提供すること。
【解決手段】携帯電話装置1は、表示領域に画像を表示する表示部11と、前記表示部に重畳する検出部12と、表示領域に、当該表示領域より長さと幅との少なくともいずれか一方が大きい所定の画像が表示されている場合に、表示領域の少なくとも2点において、検出部12が接触を検出している状態から所定の操作を検出すると、表示領域を複数の表示領域に分割し、当該複数の表示領域それぞれに所定の画像を表示する制御部18と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像の表示制御を行う携帯電子機器、表示制御方法及び制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、カメラを備えた携帯電話等の携帯電子機器が広く普及しつつある。このような携帯電子機器では、広角カメラや広角モードを備えているものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−051872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、広角カメラや広角モード等で撮像した画像が、携帯電子機器に設けられている表示部のアスペクト比と異なる場合、当該表示部に撮像した画像が、表示部の表示領域より長さ又は幅が大きい画像となるため、当該画像を表示部に表示しきれないことがある。そこで、撮像した画像に対して、アスペクト比を携帯電子機器の表示部に合わせるトリミング等の調整を行って、調整後の画像を表示部に表示させたり、撮像した画像の一部を表示部に表示させるとともにスクロールバーを表示させて、スクロールバーの操作によって撮像した画像の表示位置を変更したりすることが行われている。
【0005】
しかしながら、調整後の画像を表示部に表示させる方法は、調整時にトリミング等によって、撮像した画像の端部が切り落とされることがあるため、端部に写っていた画像を確認することができない場合がある。
【0006】
一方、表示領域より長さ又は幅が大きい撮像画像の一部を表示部に表示させるとともにスクロールバーを表示させる方法では、当該撮像画像の一部のみが表示部に表示されることになるので、当該撮像画像における両端等の距離の離れた位置を同時に確認することができない。
【0007】
本発明は、表示領域より長さ又は幅が大きい画像において互いに距離の離れた位置を同時に確認することができる携帯電子機器、表示制御方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る携帯電子機器は、表示領域に画像を表示する表示部と、前記表示部に重畳するタッチセンサと、前記表示領域に、前記表示領域より長さと幅との少なくともいずれか一方が大きい所定の画像が表示されている場合に、前記表示領域の少なくとも2点において、前記タッチセンサが接触を検出している状態から所定の操作を検出すると、前記表示領域を複数の表示領域に分割し、当該複数の表示領域それぞれに前記所定の画像を表示する制御部と、を備える。
【0009】
また、上記携帯電子機器では、前記制御部は、前記所定の操作として、前記2点の接触が互いに遠ざかる方向への移動を検出すると、前記表示領域を分割することが好ましい。
【0010】
また、上記携帯電子機器では、前記表示部は、前記表示領域に前記所定の画像に対応したスクロールバーを表示し、前記制御部は、前記スクロールバーに対応する位置に対する前記所定の操作を検出すると、前記表示領域を前記複数の表示領域に分割することが好ましい。
【0011】
また、上記携帯電子機器では、前記制御部は、前記表示領域の分割に対応させて前記スクロールバーも分割することが好ましい。
【0012】
また、上記携帯電子機器では、前記制御部は、前記分割された表示領域のうちのいずれかの表示領域に対応するスクロールバーに対する操作を検出すると、前記スクロールバーに対応する表示領域において表示されている前記所定の画像の表示位置を前記操作に対応させて変更させることが好ましい。
【0013】
また、上記携帯電子機器では、前記制御部は、前記スクロールバーに対する第2の操作を検出すると、当該スクロールバーに対応する表示領域に加えて他の表示領域に対応する前記所定の画像の表示位置を変更させることが好ましい。
【0014】
また、上記携帯電子機器では、前記制御部は、前記表示領域の分割される表示領域間の境界を前記2点の中間に設定することが好ましい。
【0015】
また、上記携帯電子機器では、前記制御部は、前記タッチセンサによって前記境界に対して接触された状態において接触位置の移動が検出されると、当該移動に応じて前記境界を移動させることが好ましい。
【0016】
また、上記携帯電子機器は、前記制御部は、前記分割された複数の表示領域それぞれに対応するスクロールバーが互いに前記表示領域上で重なったことを検出すると、当該互いのスクロールバーに対応する表示領域を統合することが好ましい。
【0017】
また、上記携帯電子機器は、記憶部を更に備え、前記制御部は、前記複数の表示領域に表示されたそれぞれの前記所定の画像を合わせた画像を一画像として前記記憶部に記憶させることが好ましい。
【0018】
また、上記携帯電子機器は、前記制御部は、前記一画像に前記複数の表示領域に表示されたそれぞれの前記所定の画像の表示態様を対応付けて記憶させることが好ましい。
【0019】
また、上記携帯電子機器は、前記制御部は、前記表示態様として、前記所定の画像の縮尺と前記所定の画像の表示位置のうちの少なくともいずれか一方を前記一画像に対応付けて前記記憶部に記憶させることが好ましい。
【0020】
また、上記携帯電子機器は、前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記一画像を前記表示部に表示させる際に、前記表示態様に基づいて前記複数の表示領域に前記所定の画像を表示させた状態を再現することが好ましい。
【0021】
本発明に係る表示制御方法は、表示領域に画像を表示する表示部と、前記表示部に重畳するタッチセンサとを備える携帯電子機器が、画像の表示制御を行う表示制御方法であって、前記表示領域に、前記表示領域より長さと幅との少なくともいずれか一方が大きい所定の画像が表示されている場合に、前記表示領域の少なくとも2点において、前記タッチセンサが接触を検出している状態から所定の操作を検出すると、前記表示領域を複数の表示領域に分割し、当該複数の表示領域それぞれに前記所定の画像を表示するステップを含む。
【0022】
本発明に係る制御プログラムは、表示領域に画像を表示する表示部と、前記表示部に重畳するタッチセンサとを備える携帯電子機器に実行させるための制御プログラムであって、前記表示領域に、前記表示領域より長さと幅との少なくともいずれか一方が大きい所定の画像が表示されている場合に、前記表示領域の少なくとも2点において、前記タッチセンサが接触を検出している状態から所定の操作を検出すると、前記表示領域を複数の表示領域に分割し、当該複数の表示領域それぞれに前記所定の画像を表示する処理を前記携帯電子機器に実行させる。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、表示領域より長さ又は幅が大きい画像において互いに距離の離れた位置を同時に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本実施形態に係る携帯電話機の外観斜視図である。
【図2】本実施形態に係る携帯電話機の機能を示すブロック図である。
【図3】本実施形態に係る表示部の表示領域より長さ又は幅が大きい所定画像の一例を示す図である。
【図4】本実施形態に係る表示部の表示領域に、所定画像の一部が表示させた場合の一例を示す図である。
【図5】本実施形態に係る表示部の表示領域を分割する操作の一例を示す図である。
【図6】本実施形態に係る表示部の表示領域が分割される場合の一例を示す図である。
【図7】本実施形態に係る表示部の表示領域が分割される場合の別の一例を示す図である。
【図8】本実施形態に係る表示部の表示領域が統合される場合の一例を示す図である。
【図9】本実施形態に係る第1の画像の一例を示す図である。
【図10】本実施形態に係る携帯電話装置の画像の表示制御に係る処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】図10に続くフローチャートである。
【図12】図11に続くフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本実施形態では、携帯電子機器の一例として、携帯電話装置について説明する。また、本発明は携帯電子機器に限られるものではなく、携帯電子機器が各種機能を実行する方法、携帯電子機器に各種機能を実行させるためのプログラム、及びこのプログラムを記憶した記憶媒体にも適用可能である。また、本発明の携帯電子機器は、これに限られず、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)や、通信機能を備えたパーソナルコンピュータ、更に、これらに接続される通信モジュール等、様々な携帯電子機器に適用可能である。
【0026】
まず、本実施形態に係る携帯電話装置1の基本構造について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る携帯電話装置1の外観斜視図である。
【0027】
携帯電話装置1は、筺体2を備える。筺体2には、正面部に、タッチパネル10と、マイク13と、スピーカ14とが配置され、背面部(不図示)に、カメラ15が配置される。
【0028】
タッチパネル10は、表示部11と、検出部12とを備える(図2参照)。表示部11は、液晶表示パネル又は有機EL(エレクトロルミネッセンス)表示パネル等である。検出部12は、表示部11に重畳する領域に設けられており、携帯電話装置1のユーザの指やタッチペン等の物体の接触を検出するタッチセンサである。検出部12には、例えば、静電容量方式や抵抗膜方式等のセンサが利用可能である。
マイク13は、携帯電話装置1のユーザが通話時に発した音声を入力するために用いられる。
スピーカ14は、携帯電話装置1のユーザの通話相手が発した音声を出力するために用いられる。
【0029】
続いて、図2を参照しながら、携帯電話装置1の機能構成について説明する。図2は、携帯電話装置1の機能構成を示すブロック図である。
【0030】
携帯電話装置1は、上述した、タッチパネル10(表示部11及び検出部12)と、マイク13と、スピーカ14と、カメラ15とを備える。また、携帯電話装置1は、通信部16と、記憶部17と、制御部18とを備える。
【0031】
カメラ15は、後述の制御部18の制御により、表示部11のアスペクト比と等しい画像の撮像を行う通常モードと、表示部11のアスペクト比に比べて、幅方向が長い画像の撮像を行う広角撮影モードとのいずれかによって撮像を行う。
【0032】
通信部16は、メインアンテナ(図示省略)とRF回路部(図示省略)とを備える。通信部16は、所定の使用周波数帯で外部装置と通信を行う。具体的には、通信部16は、上記のメインアンテナによって受信した信号を復調処理し、処理後の信号を制御部18に供給する。また、通信部16は、制御部18から供給された信号を変調処理し、上記のメインアンテナを介して外部装置(基地局)に送信する。
【0033】
記憶部17は、例えば、ワーキングメモリを含み、制御部18による演算処理に利用される。また、記憶部17は、携帯電話装置1の内部で動作するアプリケーションを1又は複数記憶する。また、記憶部17は、カメラ15により撮像された画像や通信部16を介して外部装置から受信した画像等を記憶する。この画像には、カメラ15により広角撮影モードで撮像され、表示部11の表示領域より長さ又は幅が大きい所定画像や、所定画像の一部を示す第1の画像が含まれている。また、記憶部17は、所定画像の表示態様を示す情報等を記憶する。例えば、その情報等には、所定画像のアスペクト比等が含まれる。なお、記憶部17は、着脱可能な外部メモリを兼ねていてもよい。
【0034】
制御部18は、中央演算装置(CPU)等により構成されており、携帯電話装置1の全体を制御する。制御部18は、表示部11、カメラ15及び通信部16等に対して制御を行う。また、制御部18は、表示部11の表示領域より長さ又は幅が大きい所定画像の一部が表示部11に表示されている場合に、表示されている画像の複数の位置を同時に確認することができるように、表示部11に対する画像の表示を制御する機能を有する。以下に、制御部18が上記機能を発揮するための構成と動作について説明する。なお、図3に示す画像を、表示部11の表示領域より長さ又は幅が大きい所定画像として、制御部18の説明を進めるものとする。
【0035】
制御部18は、検出部12を介して所定画像の表示操作が行われると、図4に示すように、表示部11の表示領域Aに、所定画像の一部を表示させるとともに、所定画像の表示位置を変更するためのスクロールバーBを表示させる。
【0036】
続いて、制御部18は、表示部11の表示領域Aに所定画像の一部が表示されている場合に、表示領域の少なくとも2点において検出部12が接触を検出している状態から所定の操作としての第1の操作を検出すると、表示部11の表示領域Aを複数の表示領域に分割し、複数の表示領域それぞれに所定画像の一部を表示させる。ここで、制御部18は、検出部12により接触された点が表示領域Aにおける2点である場合、複数の表示領域間の境界を、当該2点の中間に設定する。すなわち、制御部18は、2点の中間点を通り、表示領域Aの幅方向に垂直である線を複数の表示領域の境界線とする。
【0037】
ここで、第1の操作について、図5を参照して説明する。図5は、第1操作、すなわち、表示部11の表示領域Aを分割する操作の一例を示す図である。
第1の操作とは、図5(a)に示すように、タッチパネル10(表示部11)に2つの指等の物体を接触させ、その後、図5(b)に示すように、接触させた状態で2つの指等の物体が互いに遠ざかる(離れる)方向に移動させる操作(以下、この操作をピンチ操作という)をいう。すなわち、制御部18は、表示部11の表示領域Aに、所定画像の一部が表示されている場合に、検出部12によりピンチ操作が検出されると、表示部11の表示領域を複数の表示領域に分割し、複数の表示領域それぞれに所定画像の一部を表示させる。なお、制御部18は、検出部12により、スクロールバーに対応する位置にてピンチ操作が検出された場合のみ、表示部11の表示領域を複数の表示領域に分割するようにしてもよい。
【0038】
図6は、表示部11の表示領域Aが分割された場合の一例を示す図である。図6に示すように、表示部11の表示領域Aが制御部18により複数の表示領域A1、A2に分割され、複数の表示領域A1、A2それぞれに所定画像の一部を表示されていることが確認できる。
【0039】
また、制御部18は、図6(a)に示すように、分割された表示領域それぞれに対応させてスクロールバーBを分割し、スクロールバーB1、B2を表示部11に表示させ、検出部12によりスクロールバーB1、B2のいずれかの操作を受け付けたことに応じて、当該スクロールバーB1、B2に対応する表示領域に表示されている所定画像の表示させる位置を変更させる。
【0040】
また、制御部18は、検出部12により複数の表示領域の境界に対して接触された状態において接触位置の移動が検出されると、当該移動に応じて、境界を移動させる。例えば、制御部18は、図6(a)に示すように、表示領域A1、A2の境界に対する接触が検出されている場合に、接触位置が左に移動したことを検出すると、図6(b)に示す用に境界を移動させる。
【0041】
なお、制御部18は、図7に示すように、分割された表示領域それぞれに対応するように、スクロールバーBを表示部11に表示させ、このスクロールバーBに、分割された表示領域それぞれに対応する2つのスクロールボタンB11、B12を表示させるようにしてもよい。
【0042】
ここで、制御部18は、分割された表示領域A1、A2それぞれと、当該表示領域A1、A2に対応するそれぞれのスクロールバーB1、B2との表示を互いに対応させるようにしてもよい。すなわち、表示領域A1の枠の表示態様と、スクロールバーB1の表示態様とを第1の表示態様にするとともに、表示領域A2の枠の表示態様と、スクロールバーB2の表示態様とを、第1の表示態様と異なる第2の表示態様としてもよい。例えば、図6に示すように、表示領域A1の枠の太さと、スクロールバーB1のボタンの枠の太さとを第1の太さにし、表示領域A2の枠の太さと、スクロールバーB2の太さとを、第1の太さと異なる第2の太さとしてもよい。また、他の例として、図示は省略するが、表示領域A1の枠の色と、スクロールバーB1の色とを第1の同系色にし、表示領域A2の枠の色と、スクロールバーB2の色とを、第1同系色と異なる第2の同系色としてもよい。
【0043】
続いて、制御部18は、表示部11に表示されているスクロールバーB1、B2に対する検出部12を介した操作によって、分割された複数の表示領域A1、A2それぞれに表示されている所定画像について、表示位置の変更の操作を受け付ける。また、制御部18は、検出部12を介した操作によって、縮小や拡大の操作を受け付ける。
【0044】
また、制御部18は、検出部12により、例えば、2つのスクロールバーを同時に操作するロック操作(第2の操作)が検出されると、複数の表示領域A1、A2それぞれに対応するスクロールバーB1、B2のいずれかの操作を受け付けた場合に、複数の表示領域A1、A2に表示されている両方の所定画像の表示させる位置を変更させる制御を行う。
【0045】
すなわち、制御部18は、検出部12により、第2の操作が検出された場合に、ロック処理を行い、スクロールバーB1、B2が、それぞれ独立して動かないように制御する。そして、制御部18は、複数の表示領域A1、A2にそれぞれに対応するスクロールバーのいずれかの操作を受け付けたことに応じて、複数の表示領域A1、A2それぞれに表示されている所定画像の表示させる位置を変更させる。
【0046】
例えば、検出部12を介してスクロールバーB1を左に移動する操作が行われると、制御部18は、スクロールバーB1の移動に対応して表示領域A1の表示位置を左に移動する。また、制御部18は、スクロールバーB2についても左に移動する制御を行い、スクロールバーB2の移動に対応して表示領域A2の表示位置を左に移動する。なお、検出部12により、例えば、ロック処理が行われた後に、再び2つのスクロールバーを同時に操作するロック解除操作(第3の操作)が検出されると、制御部18は、ロック処理を解除する。なお、ロック操作及びロック解除操作は、スクロールバーB1、B2に対する操作であることとしたが、これに限らず、表示領域に表示されている所定画像に対して指等を接触させる操作でもよい。
【0047】
また、制御部18は、表示部11に表示されているスクロールバーB1、B2に対する検出部12を介した操作によって、複数の表示領域A1、A2それぞれに表示されている所定画像の位置を調整した結果、図8(a)に示すように、複数の表示領域A1、A2それぞれに表示されている所定画像の表示されている位置が略同一となった場合に、複数の表示領域A1、A2を統合して、図8(b)に示すように表示領域Aとする。
【0048】
なお、本実施形態では、複数の表示領域A1、A2それぞれに表示されている所定画像の表示されている位置が略同一となった場合に、複数の表示領域A1、A2を統合することとしたが、これに限らない。例えば、制御部18は、複数の表示領域A1、A2それぞれに表示されている所定画像の位置を調整した結果、表示領域A1に部分的に表示されている所定画像と、表示領域A2に部分的に表示されている所定画像と部分的に一致する場合に、複数の表示領域A1、A2を統合することとしてもよい。また、制御部18は、検出部12を介して、スクロールバーB1、B2のいずれか一方を2回連続してタッチ(ダブルタップ)する操作が検出された場合に、複数の表示領域A1、A2を統合することとしてもよい。
【0049】
また、図7に示すように、一のスクロールバーBに、分割された表示領域それぞれに対応する2つのスクロールボタンB11、B12を表示させる場合には、2つのスクロールボタンB11、B12が接触した場合に、複数の表示領域A1、A2を統合することとしてもよい。
【0050】
続いて、制御部18は、検出部12を介して画像を保存する操作が行われると、複数の表示領域A1、A2それぞれに表示されている所定画像を統合させた第1の画像として記憶部17に記憶させる。具体的には、制御部18は、所定画像の表示態様を第1の画像に関連付けて記憶部17に記憶させる。すなわち、制御部18は、所定画像が、表示領域A1、A2それぞれに表示されている表示態様となる処理手順を第1の画像に関連付けて記憶させる。
ここで、表示態様は、具体的には、アスペクト比等で表される所定画像の縮尺又は座標等によって表される所定画像の表示位置である。すなわち、制御部18は、表示態様として、所定画像の縮尺と所定画像の表示位置のうちの少なくともいずれか一方を第1の画像に対応付けて記憶部17に記憶させる。
【0051】
図9は、第1の画像の一例を示す図である。図9に示されるように、第1の画像100は、表示領域A1、A2それぞれに分割されている一の画像であることが確認できる。
【0052】
つまり、制御部18は、表示部11の複数の表示領域A1、A2それぞれに表示されている所定画像の表示態様を一の画像データとし、当該一の画像データを第1の画像として記憶してもよい。また、制御部18は、所定画像に対する縮尺や表示位置に係る処理手順を所定画像のビューとし、当該所定画像のビューを第1の画像として記憶してもよい。
【0053】
また、制御部18は、検出部12を介して記憶部17に記憶されている第1の画像の表示操作を受け付けた場合、表示部11の表示領域を複数に分割し、当該第1の画像を分割された複数の表示領域に表示される所定画像として再現する。
【0054】
続いて、携帯電話装置1の所定画像の表示制御に係る処理の流れについて説明する。図10は、本実施形態に係る携帯電話装置1の画像の表示制御に係る処理の流れを示すフローチャートである。なお、本フローチャートでは、表示領域が最大で2つに分割されるものとして説明を行う。
【0055】
ステップS1において、制御部18は、検出部12により所定画像の表示操作が行われると、表示部11の表示領域に、所定画像の一部を表示させるとともに、所定画像の表示位置を変更するためのスクロールバーを表示させる。また、制御部18は、検出部12を介して記憶部17に記憶されている第1の画像の表示操作を受け付けた場合、表示部11の表示領域を複数に分割し、当該第1の画像を分割された複数の表示領域に表示された状態の所定画像として復元する。
【0056】
ステップS2において、制御部18は、検出部12によりピンチ操作(第1の操作)を受け付けたか否かを判定する。制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS3に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS5に処理を移す。
ステップS3において、制御部18は、表示部11に表示されている表示領域が1つか否かを判定する。制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS4に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS5に処理を移す。なお、この判定がNOの場合に、制御部18は、表示領域に表示されている所定画像に対して、拡大処理や縮小処理を行うようにしてもよい。
ステップS4において、制御部18は、表示部11の表示領域を2つの表示領域に分割し、2つの表示領域それぞれに所定画像の一部を表示させるとともに、2つの表示領域それぞれに対応する2つのスクロールバーを表示させる。
【0057】
ステップS5において、制御部18は、検出部12によりロック操作(第2の操作)を受け付けたか否かを判定する。制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS6に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS9に処理を移す。
ステップS6において、制御部18は、表示部11に表示されている表示領域が2つか否かを判定する。制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS7に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS9に処理を移す。
【0058】
ステップS7において、制御部18は、2つのスクロールバーがロックされているか否かを判定する。制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS9に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS8に処理を移す。
ステップS8において、制御部18は、表示部11に表示されている2つのスクロールバーをロックする。すなわち、制御部18は、2つのスクロールバーのいずれか一方の操作を受け付けた場合であっても、他方のスクロールバーを自動的に操作するように制御する。
【0059】
ステップS9において、制御部18は、検出部12によりロック解除操作(第3の操作)を受け付けたか否かを判定する。例えば、ロック解除操作とは、検出部12による複数回の接触の検出を含む。制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS10に処理を移し、この判定がNOの場合、図11のステップS13に処理を移す。
ステップS10において、制御部18は、表示部11に表示されている表示領域が2つか否かを判定する。制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS11に処理を移し、この判定がNOの場合、図11のステップS13に処理を移す。
【0060】
ステップS11において、制御部18は、2つのスクロールバーがロックされているか否かを判定する。制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS12に処理を移し、この判定がNOの場合、図11のステップS13に処理を移す。
ステップS12において、制御部18は、2つのスクロールバーのロックを解除する。制御部18は、この処理が終了すると、図11のステップS13に処理を移す。
【0061】
図11に移り、ステップS13において、制御部18は、検出部12によりスクロールバーの操作を受け付けたか否かを判定する。制御部18は、この処理がYESの場合、ステップS14に処理を移し、この判定がNOの場合、図12のステップS21に処理を移す。
【0062】
ステップS14において、制御部18は、表示部11に表示されている表示領域が1つか否かを判定する。制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS15に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS16に処理を移す。
ステップS15において、制御部18は、スクロールバーの操作に応じて、表示領域の表示位置を移動する。制御部18は、この処理が終了すると、図12のステップS21に処理を移す。
【0063】
ステップS16において、制御部18は、スクロールバーがロックされているか否かを判定する。制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS17に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS18に処理を移す。
【0064】
ステップS17において、スクロールバーがロックされていることから、制御部18は、スクロールバーの操作に応じて、2つの表示領域それぞれに表示されている所定画像の表示位置を移動する。制御部18は、この処理が終了すると、ステップS19に処理を移す。
ステップS18において、スクロールバーがロックされていないことから、制御部18は、対応する表示領域に表示されている所定画像の表示位置を移動する。
【0065】
ステップS19において、制御部18は、2つの表示領域の表示位置が略同一か否かを判定する。制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS20に処理を移し、この判定がNOの場合、図12のステップS21に処理を移す。
ステップS20において、制御部18は、2つの表示領域を統合して1つの表示領域とし、当該1つの表示領域に所定の画像を表示させる。制御部18は、この処理が終了すると、図12のステップS21に処理を移す。
【0066】
図12に移り、ステップS21において、制御部18は、検出部12により表示領域に表示されている所定画像の拡大操作又は縮小操作を受け付けたか否かを判定する。制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS22に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS23に処理を移す。
ステップS22において、制御部18は、検出部12により受け付けられた位置に対応する表示領域の表示画像を拡大又は縮小する。
【0067】
ステップS23において、制御部18は、検出部12により保存操作を受け付けたか否かを判定する。制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS24に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS25に処理を移す。
ステップS24において、制御部18は、表示部11に表示されている表示領域が2つか否かを判定する。制御部18は、この判定がYESの場合、ステップS25に処理を移し、この判定がNOの場合、ステップS26に処理を移す。
【0068】
ステップS25において、制御部18は、表示部11の複数の表示領域それぞれに表示されている所定画像を統合させた第1の画像として記憶部17に記憶させる。制御部18は、この処理が終了すると、ステップS27に処理を移す。
ステップS26において、制御部18は、制御部18は、表示部11の表示領域に表示されている状態の表示態様を第1の画像(通常画像)として記憶部17に記憶させる。
【0069】
ステップS27において、制御部18は、検出部12により終了操作を受け付けたか否かを判定する。制御部18は、この判定がYESの場合、処理を終了し、この判定がNOの場合、図10のステップS2に処理を移す。
【0070】
以上、本実施形態によれば、携帯電話装置1は、制御部18により、表示部11の表示領域に、表示領域より長さと幅との少なくともいずれか一方が大きい所定画像の一部が表示されている場合に、検出部12により、表示領域の少なくとも2点において接触を検出している状態から所定の操作を検出すると、表示部11の表示領域を2つに分割し、複数の表示領域それぞれに所定の画像を表示する。このようにすることで、ユーザは、複数の表示領域において所定画像を確認することにより、表示領域より長さ又は幅が大きい画像において互いに距離の離れた位置を同時に確認することができる。
【0071】
また、携帯電話装置1は、表示領域の少なくとも2点において接触された状態で2つの指等の物体が互いに遠ざかる方向への移動を検出すると、表示領域を分割する。また、携帯電話装置1は、スクロールバーに対応する位置において前記所定の操作を検出すると、表示領域を複数の表示領域に分割する。よって、ユーザにとって、分かり易い操作で表示領域を分割することができる。
【0072】
また、携帯電話装置1は、表示領域の分割に対応させて前記スクロールバーも分割する。このようにすることで、分割された表示領域それぞれに分割されたスクロールバーが対応するので、ユーザに対して、表示領域とスクロールバーとの関係を把握させることができる。よって、携帯電話装置1は、操作性を向上させることができる。
【0073】
また、携帯電話装置1は、制御部18により、分割された表示領域それぞれに対応するスクロールバーを表示部11に表示させ、検出部12により当該スクロールバーのいずれかの操作を受け付けたことに応じて、当該スクロールバーに対応する表示領域に表示されている所定画像の表示させる位置を変更させる。よって、携帯電話装置1は、分割された表示領域それぞれのスクロールバーに対応する操作を受け付けることにより、簡易的に所定画像の表示させる位置を変更させることができる。
【0074】
また、携帯電話装置1は、制御部18により、分割された表示領域にそれぞれ表示されている所定画像の一部が表示されている場合に、検出部12により第2の操作を受け付けると、分割された表示領域にそれぞれに対応するスクロールバーのいずれかの操作を受け付けた際に、分割された表示領域それぞれに表示されている所定画像の表示させる位置を変更させる制御を行う。このように、携帯電話装置1は、第2の操作を受け付けた後に、スクロールバーのいずれかの操作を受け付けると、1のスクロールバーの操作に対して、複数の表示領域に表示されている所定画像の表示させる位置を同時に変更することができる。
【0075】
また、携帯電話装置1は、制御部18により、表示領域の分割される表示領域間の境界を接触されている2点の中間に設定するので、接触位置に対応して表示領域を分割することができる。
【0076】
また、携帯電話装置1は、制御部18により、表示領域の境界に対して接触及び当該接触状態での移動を検出すると、当該移動に応じて境界を移動させるので、それぞれの表示領域の大きさをユーザの操作に応じて変更することができる。
【0077】
また、携帯電話装置1は、制御部18により、分割された表示領域それぞれに表示されている所定画像の表示されている位置が略同一となった場合に、当該分割された表示領域を統合する。このようにすることで、携帯電話装置1は、所定画像の表示位置を操作することによって、分割された表示領域を簡易的に統合することができる。
【0078】
また、携帯電話装置1は、表示部11の表示領域に、表示領域より長さ又は幅が大きい所定画像の一部が表示されている場合に、検出部12により第1の操作が行われると、制御部18により、表示部11の表示領域を複数の表示領域に分割する。続いて、制御部18は、分割された複数の表示領域それぞれに表示されている所定画像を第1の画像として記憶部17に記憶させる。
【0079】
このようにすることで、携帯電話装置1は、分割された複数の表示領域それぞれに表示されている所定画像を第1の画像として記憶することができる。
【0080】
また、携帯電話装置1は、制御部18により、分割された表示領域にそれぞれ表示されている所定画像における表示態様を第1の画像として記憶させる。すなわち、携帯電話装置1は、分割された表示領域に表示されている表示態様をビューとして記憶させることができるので、新たな画像を生成することなく表示部11に表示されている表示態様を記憶部17に記憶させることができる。
【0081】
また、携帯電話装置1は、制御部18により、表示態様として、所定画像の縮尺又は表示領域に対応する所定画像の位置の少なくともいずれかを記憶部17に記憶させるので、記憶した所定画像の縮尺又は表示領域に対応する所定画像の位置に基づいて、表示部11に表示されている表示態様を復元することができる。
【0082】
また、携帯電話装置1は、制御部18により、記憶部17に記憶されている第1の画像の表示指示を受け付けた場合、第1の画像を、分割された複数の表示領域に表示される所定画像として再現する。よって、携帯電話装置1のユーザは、復元された所定画像に対して更なる編集を行うことができる。
【0083】
また、携帯電話装置1は、表示部11に重畳する領域にタッチセンサとしての検出部12により操作を受け付ける。このようにすることで、ユーザは、ボタン等による操作に比べて、直感的な操作によって所定画像の表示操作を行うことができる。
【0084】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
【0085】
本発明の実施形態では、1の表示領域が2つの表示領域に分割される例を挙げて説明を行ったが、これに限らない。例えば、2つの表示領域のいずれか一方においてピンチ操作を受け付けることにより、当該操作に対応する表示領域を更に分割するようにしてもよい。すなわち、表示部11に複数の表示領域が表示されている場合においてピンチ操作を受け付けたときに、更に表示領域を分割するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0086】
1 携帯電話装置
10 タッチパネル
11 表示部
12 検出部
17 記憶部
18 制御部
100 第1の画像

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示領域に画像を表示する表示部と、
前記表示部に重畳するタッチセンサと、
前記表示領域に、前記表示領域より長さと幅との少なくともいずれか一方が大きい所定の画像が表示されている場合に、前記表示領域の少なくとも2点において、前記タッチセンサが接触を検出している状態から所定の操作を検出すると、前記表示領域を複数の表示領域に分割し、当該複数の表示領域それぞれに前記所定の画像を表示する制御部と、
を備える携帯電子機器。
【請求項2】
前記制御部は、前記所定の操作として、前記2点の接触が互いに遠ざかる方向への移動を検出すると、前記表示領域を分割する、
請求項1に記載の携帯電子機器。
【請求項3】
前記表示部は、前記表示領域に前記所定の画像に対応したスクロールバーを表示し、
前記制御部は、前記スクロールバーに対応する位置において前記所定の操作を検出すると、前記表示領域を前記複数の表示領域に分割する、
請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
【請求項4】
前記制御部は、前記表示領域の分割に対応させて前記スクロールバーも分割する、
請求項3に記載の携帯電子機器。
【請求項5】
前記制御部は、前記分割された表示領域のうちのいずれかの表示領域に対応するスクロールバーに対する操作を検出すると、前記スクロールバーに対応する表示領域において表示されている前記所定の画像の表示位置を前記操作に対応させて変更させる、
請求項4に記載の携帯電子機器。
【請求項6】
前記制御部は、前記スクロールバーに対する第2の操作を検出すると、当該スクロールバーに対応する表示領域に加えて他の表示領域に対応する前記所定の画像の表示位置を変更させる、
請求項5に記載の携帯電子機器。
【請求項7】
前記制御部は、前記表示領域の分割される表示領域間の境界を前記2点の中間に設定する、
請求項1から6のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
【請求項8】
前記制御部は、前記タッチセンサによって前記境界に対して接触された状態において接触位置の移動が検出されると、当該移動に応じて前記境界を移動させる、
請求項7に記載の携帯電子機器。
【請求項9】
前記制御部は、前記分割された複数の表示領域それぞれに対応するスクロールバーが互いに前記表示領域上で重なったことを検出すると、当該互いのスクロールバーに対応する表示領域を統合する、
請求項4から8のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
【請求項10】
記憶部を更に備え、
前記制御部は、前記複数の表示領域に表示されたそれぞれの前記所定の画像を合わせた画像を一画像として前記記憶部に記憶させる、
請求項1から9のいずれか一項に記載の携帯電子機器。
【請求項11】
前記制御部は、前記一画像に前記複数の表示領域に表示されたそれぞれの前記所定の画像の表示態様を対応付けて記憶させる、
請求項10に記載の携帯電子機器。
【請求項12】
前記制御部は、前記表示態様として、前記所定の画像の縮尺と前記所定の画像の表示位置のうちの少なくともいずれか一方を前記一画像に対応付けて前記記憶部に記憶させる、
請求項11に記載の携帯電子機器。
【請求項13】
前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記一画像を前記表示部に表示させる際に、前記表示態様に基づいて前記複数の表示領域に前記所定の画像を表示させた状態を再現する、
請求項11又は12に記載の携帯電子機器。
【請求項14】
表示領域に画像を表示する表示部と、前記表示部に重畳するタッチセンサとを備える携帯電子機器が、画像の表示制御を行う表示制御方法であって、
前記表示領域に、前記表示領域より長さと幅との少なくともいずれか一方が大きい所定の画像が表示されている場合に、前記表示領域の少なくとも2点において、前記タッチセンサが接触を検出している状態から所定の操作を検出すると、前記表示領域を複数の表示領域に分割し、当該複数の表示領域それぞれに前記所定の画像を表示するステップを含む表示制御方法。
【請求項15】
表示領域に画像を表示する表示部と、前記表示部に重畳するタッチセンサとを備える携帯電子機器に実行させるための制御プログラムであって、
前記表示領域に、前記表示領域より長さと幅との少なくともいずれか一方が大きい所定の画像が表示されている場合に、前記表示領域の少なくとも2点において、前記タッチセンサが接触を検出している状態から所定の操作を検出すると、前記表示領域を複数の表示領域に分割し、当該複数の表示領域それぞれに前記所定の画像を表示する処理を前記携帯電子機器に実行させる制御プログラム。





【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2012−173819(P2012−173819A)
【公開日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−32652(P2011−32652)
【出願日】平成23年2月17日(2011.2.17)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】