説明

携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムおよびその方法

【課題】チャージ残高が基準金額未満に変更されると、スマートカード内チャージ金額に所定の自動チャージ金額を加算して更新させるシステム、方法を提供する。
【解決手段】携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムが、端末機識別データ、モバイルチャージ要請情報を生成し、チャージ申請承認内訳SMSを受信してモバイルチャージ完了情報を生成するユーザー端末機と、自動チャージサーバーとを含む。ユーザー端末機は、スマートカード内のチャージ残高が、自動チャージ基準金額未満に変更されると、自動チャージ要請SMSを生成し、自動チャージ承認内訳SMSを受信してモバイルチャージ完了情報を更新する。自動チャージサーバーは、自動チャージ要請SMSを受信して、モバイルチャージ要請情報に含まれたチャージ金額から自動チャージ金額を差し引き、チャージユーザー情報を更新し、自動チャージ承認内訳SMSを生成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムおよびその方法に係り、さらに詳しくは、携帯電話に内蔵されたスマートカード内のチャージ残高が基準金額未満に変更されると、スマートカード内のチャージ金額に所定の自動チャージ金額を加算して自動更新させる、携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムおよびその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
スマートカードは、IC(Integrated Circuit)記憶素子を装着して大容量の情報を格納することが可能な電子式クレジットカードであって、メモリ型スマートカードとマイクロプロセッサ内蔵スマートカードに区分される。
【0003】
メモリ型スマートカードは、マイクロプロセッサが内蔵されていないスマートカードであって、公衆電話向けカードや物品購入券などのように有価証券として取り扱われる分野に主に使用するメモリの他に保安装置が含まれた形態と、医療保険証のように純粋データ保管用であってメモリのみが内蔵された形態を有する。
【0004】
マイクロプロセッサ内蔵スマートカードは、マイクロプロセッサとメモリを内蔵して判断、演算およびデータ保護などの機能を行うことが可能なカードであって、マイクロプロセッサ、メモリ、入出力プロトコルおよび応用プロトコルを内蔵して両方向性の情報伝達を支援するカードである。
【0005】
一般に移動通信端末機に多用されているマイクロプロセッサ内蔵スマートカードは、内蔵されたUSIM(Universal Subscriber Identity Module)にスマートカード識別情報とチャージ金額情報を格納してユーザーの物品購買または交通料金決済時の支払手段の役割を果たす。
【0006】
このようなスマートカードは、クレジットカードで代替できるが、発給基準が複雑なので、青少年を含む学生が利用するには難しさがあり、発給されたクレジットカードの紛失の際に莫大な被害をもたらすため、多くのユーザーがチャージ方式のスマートカードを好んでいる。
【0007】
ところが、通用されているスマートカードは、チャージ残高が一定の金額を維持するようにチャージしなければならないが、このようなチャージ過程は、ユーザーが現金を所持した状態でチャージ手段設置場所を直接訪問してチャージし、あるいはコンピュータなどの記録媒体を介してオンライン上でユーザー確認過程を経て金融社によるチャージ決済を行わなければならないという不便さをもたらす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、本発明は、上述した問題点を解消するためのもので、その目的とするところは、携帯電話に内蔵されたスマートカード内のチャージ金額が自動チャージ基準金額未満に変更されると、自動チャージサーバーに既に決済されたチャージ残高から所定の自動チャージ金額を差し引くと同時に、SMS発送を介して、スマートカード内のチャージ残高に自動チャージ金額を加算してチャージ残高を更新させることにより、スマートカードのチャージのためのユーザーの不便さを最小化する、携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムおよびその方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムは、ユーザーから入力されるチャージ要請情報に基づいて端末機識別データを生成し、チャージ要請情報、端末機識別データ、および既定のスマートカード識別情報を含むモバイルチャージ要請情報を生成し、チャージ申請承認内訳SMSを受信してモバイルチャージ完了情報を生成するユーザー端末機と、端末機識別データを読み出してユーザー情報を生成し、ユーザーのチャージ前払金決済情報を生成してチャージ前払金を送金し、チャージ申請承認内訳SMSを受信してチャージ前払金決済情報を更新する金融サーバーと、端末機識別データおよびスマートカード識別情報を読み出してチャージユーザー情報を生成し、チャージ要請情報を読み出してチャージ前払金の入金要請情報を生成し、チャージ前払金の入金を確認して、チャージ前払金の入金要請情報に含まれたチャージ金額との対応状態に応じてチャージユーザー情報を更新するとともにチャージ申請承認内訳SMSを生成する自動チャージサーバーとを含んでなり、ユーザー端末機は、スマートカード内に格納されたチャージ残高が、チャージ要請情報に含まれた自動チャージ基準金額未満に変更されると、自動チャージ要請SMSを生成し、自動チャージ承認内訳SMSを受信してモバイルチャージ完了情報を更新し、前記自動チャージサーバーは、前記自動チャージ要請SMSを受信して、前記モバイルチャージ要請情報に含まれたチャージ金額から自動チャージ金額を差し引くとともに前記チャージユーザー情報を更新し、自動チャージ承認内訳SMSを生成することを特徴とする。
【0010】
また、携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムを基盤とする自動更新方法は、ユーザー端末機が、スマートカードに格納されたチャージ残高が自動チャージ基準金額未満に変更されると、自動チャージ要請SMSを生成する第1過程と、自動チャージザーバーが、自動チャージ要請SMSを受信してチャージユーザー情報を索引し、生成した自動チャージ承認内訳SMSを発信する第2過程と、ユーザー端末機が自動チャージ承認内訳SMSを受信して、スマートカードに既に格納されたモバイルチャージ完了情報を更新するとともに生成した自動チャージ完了SMSを発信し、更新されたモバイルチャージ完了情報をユーザーに提供する第3過程と、自動チャージサーバーが自動チャージ完了SMSを受信して金融サーバーへチャージ前払金の入金要請情報を送信し、金融サーバーが、生成したチャージ前払金決済情報に対応するチャージ前払金を自動チャージサーバーへ送信するとともにチャージ前払金決済情報を更新し、自動チャージサーバーが、チャージ前払金の入金を確認して、チャージDBに既に格納されたチャージ金額から自動チャージ金額を差し引くとともに、既に格納されたチャージユーザー情報を更新する第4過程とを含んでなる。
【0011】
また、好ましくは、携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムを基盤とする自動更新方法は、ユーザー端末機が、スマートカードに格納されたチャージ残高が自動チャージ基準金額未満に変更されると、自動チャージ要請SMSを生成して発信する第11過程と、自動チャージサーバーが、自動チャージ要請SMSを受信してチャージユーザー情報を索引し、生成した実時間決済承認要請情報を送信する第12過程と、金融サーバーが、実時間決済承認要請情報を受信して、生成したチャージ前払金決済情報に符合するチャージ前払金を自動チャージサーバーへ送金し、自動チャージサーバーが、チャージ前払金の入金を確認し、生成した自動チャージ承認内訳SMSをユーザー端末機へ発信する第13過程と、ユーザー端末機が、受信した自動チャージ承認内訳SMSMに基づいて、スマートカードに既に格納されたモバイルチャージ完了情報を更新するとともに生成した自動チャージ完了SMSを発信し、更新されたモバイルチャージ完了情報をユーザーに提供する第14過程とを含んでなる。
【発明の効果】
【0012】
上述したような本発明によれば、携帯電話に内蔵されたスマートカード内のチャージ残高が自動チャージ基準金額未満に変更されると、自動チャージサーバーに既に決済されたチャージ残高から所定の自動チャージ金額を差し引くと同時に、SMS発送を介して、スマートカード内のチャージ残高に自動チャージ金額を加算してチャージ残高を更新させることにより、ユーザーがスマートカードのチャージのために現金を所持した状態でチャージ手段設置場所へ移動することなくスマートカード内のチャージ残高を自動更新させる効果がある。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の具体的な特徴および利点は、添付図面に基づいた以降の詳細な説明からさらに明白になるであろう。これに先立ち、本明細書および請求の範囲に使用された用語および単語は、発明者が自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に基づき、本発明の技術的思想に符合する意味と概念で解釈されるべきである。なお、本発明に関連した公知の機能およびその構成については、その具体的な説明が本発明の要旨を乱すおそれがあると判断される場合には、その具体的な説明を省略したことに留意すべきである。
【0014】
図1は本発明の第1実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムSを示す構成図、図2は本発明の第1実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムのユーザー端末機100の構成要素間の関係を示す図、図3は本発明の第1実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムの金融サーバー200の構成要素間の関係を示す図、図4は本発明の第1実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムの自動チャージサーバー300の構成要素間の関係を示す図である。
【0015】
本発明の第1実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムSは、図1に示すように、ユーザー端末機100、金融サーバー200、自動チャージサーバー300、および管理サーバー400を含んでなる。
【0016】
以下ではその言及を省略したが、本発明に係るユーザー端末機100、金融サーバー200、自動チャージサーバー300および管理サーバー400間の情報転送は情報通信網を介して行われるものと想定する。
【0017】
ユーザー端末機100は、ユーザー10からのチャージ要請情報に基づいて端末機識別データを生成し、チャージ要請情報に含まれたチャージ金額、自動チャージ金額、自動チャージ基準金額および月当たりチャージ限度金額、端末機識別データ並びに既定のスマートカード識別情報を含むモバイルチャージ要請情報を生成し、受信したチャージ申請承認内訳SMS(Shot Message Service)に基づいてモバイルチャージ完了情報を生成してユーザー10に提供するが、チャージ残高が自動チャージ基準金額未満に変更されると、自動チャージ要請SMSを生成し、受信した自動チャージ承認内訳SMSに基づいて前記モバイルチャージ完了情報を更新してユーザー10に提供する機能を行うところ、入力モジュール110、スマートカード120、第1通信モジュール130および出力モジュール140を含んでなる。
【0018】
具体的に図2を参照して考察すると、入力モジュール110は、ユーザー10の操作によるチャージ要請情報を受け取り、スマートカード120は、チャージ要請情報に基づいて端末機識別データを生成し、チャージ要請情報に含まれたチャージ金額、自動チャージ金額、自動チャージ基準金額および月当たりチャージ限度金額、前記端末機識別データ並びにスマートカード識別番号を含むモバイルチャージ要請情報を生成し、チャージ申請承認内訳SMSに基づいて、モバイルチャージ要請情報に対するチャージ完了を意味するモバイルチャージ完了情報を生成するとともにユーザー10に提供するが、チャージ残高が自動チャージ基準金額未満に変更されると、自動チャージ要請SMSを生成し、自動チャージ承認内訳SMSに基づいて、既に格納されたチャージ残高に自動チャージ内訳を加算してモバイルチャージ完了情報を更新させる。
【0019】
また、スマートカード120は、スマートカード識別番号、端末機識別データ、チャージ残高、自動チャージ基準金額情報およびモバイルチャージ完了情報を格納する。
【0020】
ここで、スマートカード120は、ユーザー端末機100に挿入されるUSIM(Universal Subscriber Identity Module)を内蔵したものであって、携帯電話およびPDAを含む、移動通信が可能な端末機のいずれか一つに挿入される。
【0021】
第1通信モジュール130は、モバイルチャージ要請情報を金融サーバー200に発信し、自動チャージサーバー300からチャージ申請承認内訳SMSおよび自動チャージ承認内訳SMSを受信し、自動チャージ要請SMSおよび自動チャージ完了SMSを自動チャージサーバー300に発信する。
【0022】
出力モジュール140は、モバイルチャージ要請情報、チャージ申請承認内訳SMS、モバイルチャージ完了情報、自動チャージ要請SMS、自動チャージ承認内訳SMSおよび自動チャージ完了SMSを出力してユーザーに提供する。
【0023】
金融サーバー200は、ユーザー端末機100から受信したモバイルチャージ要請情報に含まれた端末機識別データを読み出してユーザー情報を生成し、チャージ前払金の入金要請情報に基づくユーザーのチャージ前払金決済情報を生成してチャージ前払金を送金し、受信したチャージ申請承認内訳SMSに基づいて前記チャージ前払金決済情報を更新する機能を行うところ、第2通信モジュール210、決済情報DB220、識別データ読み出しモジュール230および決済情報生成モジュール240を含んでなる。
【0024】
ここで、金融サーバー200は、銀行およびクレジットカード社のいずれか一つを含み、チャージ前払金の送金については自動チャージサーバー300との約定によって前決済精算が行われるが、この前決済精算に限定されず、金融サーバー200と自動チャージサーバー300間の後決済精算もできるように構成される。
【0025】
具体的に図3を参照して考察すると、第2通信モジュール210は、前記ユーザー端末機100からモバイルチャージ要請情報を受信して自動チャージサーバー300へモバイルチャージ要請情報を送信し、自動チャージサーバー300にチャージ前払金を送金し、自動チャージサーバー300からチャージ前払金の入金要請情報およびチャージ申請承認内訳SMSを受信する。
【0026】
決済情報DB220は、端末機識別データ、ユーザー情報およびチャージ前払金決済情報を格納し、識別データ読み出しモジュール230は、モバイルチャージ要請情報に含まれた端末機識別データを読み出してユーザー情報を生成する。
【0027】
決済情報生成モジュール240は、チャージ前払金の入金要請情報に含まれたチャージ金額を読み出して、ユーザー情報に対応するようにチャージ前払金決済情報を生成し、チャージ前払金決済情報によるチャージ前払金を第2通信モジュール210を介して自動チャージサーバー300へ送信するようにし、受信したチャージ申請承認内訳SMSに基づいて、決済情報DB220に既に格納されたチャージ前払金決済情報を更新する。
【0028】
自動チャージサーバー300は、金融サーバー200から受信したモバイルチャージ要請情報に含まれた端末機識別データおよびスマートカード識別情報を読み出してチャージユーザー情報を生成するとともに、チャージ金額、自動チャージ金額、自動チャージ基準金額および月当たりチャージ限度金額を読み出してチャージ前払金の入金要請情報を生成し、チャージ前払金の入金を確認してチャージ金額との対応状態に応じて前記チャージユーザー情報を更新するとともにチャージ申請承認内訳SMSを生成するが、自動チャージ要請SMSを受信すると、チャージユーザー情報を索引してチャージ金額から自動チャージ金額を差し引くとともに前記チャージユーザー情報を更新し、自動チャージ承認内訳SMSを生成する機能を行うところ、第3通信モジュール310、チャージDB320およびチャージユーザー情報生成モジュール330を含んでなる。
【0029】
具体的に、図4を参照して考察すると、第3通信モジュール310は、モバイルチャージ要請情報を受信し、チャージ前払金の入金を確認して前記金融サーバー200へチャージ前払金の入金要請情報およびチャージ申請承認内訳SMSを発信し、ユーザー端末機100へチャージ申請承認内訳SMSおよび自動チャージ承認内訳SMSを発信し、自動チャージ要請SMSを受信する。
【0030】
チャージDB320は、モバイルチャージ要請情報、チャージユーザー情報、チャージ前払金の入金要請情報、チャージ前払金、チャージ申請承認内訳SMS、自動チャージ要請SMSおよび自動チャージ承認内訳SMSを格納する。
【0031】
チャージユーザー情報生成モジュール330は、モバイルチャージ要請情報に含まれた端末機識別データおよびスマートカード識別情報を読み出してチャージユーザー情報を生成するとともに、チャージ金額、自動チャージ金額、自動チャージ基準金額および月当たりチャージ限度金額を読み出してチャージ前払金の入金要請情報を生成し、チャージ前払金を受信してチャージ金額との対応状態に応じて、チャージDB320に既に格納されたチャージユーザー情報を更新するとともにチャージ申請承認内訳SMSを生成するが、自動チャージ要請SMSを受信すると、チャージユーザー情報を索引してチャージ金額から自動チャージ金額を差し引くとともに前記チャージユーザー情報を更新し、自動チャージによる自動チャージ承認内訳SMSを第3通信モジュール310を介してユーザー端末機100へ発信するようにする。
【0032】
管理サーバー400は、自動チャージサーバー300から、チャージDB320に格納されたモバイルチャージ要請情報、チャージユーザー情報、チャージ前払金の入金要請情報、チャージ前払金、チャージ申請承認内訳SMS、自動チャージ要請SMSおよび自動チャージ承認内訳SMSを含むチャージ内訳情報を受信して格納する。
【0033】
以下に図5〜図8を参照しながら、上述した本発明の第1実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システム(S)を用いたチャージ金額自動更新方法について説明する。
【0034】
まず、ユーザー端末機100が自動チャージサービスを使用するためにそれに先立って行われる自動チャージ承認過程について考察する。
【0035】
図5および図8を参照すると、ユーザー端末機100が、ユーザー10から入力されたチャージ要請情報に基づいて端末機識別データを生成し(S101)、チャージ要請情報に含まれたチャージ金額、自動チャージ金額、自動チャージ基準金額および月当たりチャージ限度金額、スマートカード120に既に格納された端末機識別データ並びにスマートカード識別情報を含むモバイルチャージ要請情報を生成し(S102)、金融サーバー200へ送信する(S103)。
【0036】
続いて、金融サーバー200が、ユーザー端末機100から受信したモバイルチャージ要請情報に含まれた端末機識別データを読み出し(S201)、ユーザー情報を生成する(S202)とともに自動チャージサーバー300へ送信する(S203)。
【0037】
続いて、自動チャージサーバー300が、金融サーバー200から受信したモバイルチャージ要請情報に含まれた端末機識別データおよびスマートカード識別情報を読み出してチャージユーザー情報を生成し(S301)、チャージ金額、自動チャージ金額、自動チャージ基準金額および月当たりチャージ限度金額を読み出して生成したチャージ前払金の入金要請情報を金融サーバー200へ送信する(S302)。
【0038】
また、図6および図8に示すように、金融サーバー200が、自動チャージサーバー300から受信したチャージ前払金の入金要請情報に基づいてユーザー10のチャージ前払金決済情報を生成し(S204)、自動チャージサーバー300へチャージ前払金を送金する(S205)。
【0039】
次いで、自動チャージサーバー300が、チャージ前払金の入金を確認し、チャージ金額との対応状態に応じて、チャージDB320に既に格納されたチャージユーザー情報を更新する(S303)とともにチャージ申請承認内訳SMSを生成し(S304)、チャージ申請承認内訳SMSをユーザー端末機100および金融サーバー200へ発信する(S305)。
【0040】
その次、金融サーバー200が、自動チャージサーバー300から受信したチャージ申請承認内訳SMSに基づいて、決済情報DB220に既に格納されたチャージ前払金決済情報を更新し(S206)、ユーザー端末機100が、自動チャージサーバー300から受信したチャージ申請承認内訳SMSに基づいて、モバイルチャージ完了情報を生成する(S104)とともにユーザー10に提供する(S105)。
【0041】
一方、上述したように、ユーザー端末機100が自動チャージサービスの承認を受け、すなわち自動チャージサーバー300からチャージ申請承認内訳SMSを受信した後、ユーザー端末機100が自動チャージサービスを提供される過程について考察すると、次のとおりである。
【0042】
図7および図8に示すように、ユーザー端末機100が、スマートカード120に格納されたチャージ残高が自動チャージ基準金額未満に変更されると(S106)、自動チャージ要請SMSを生成して(S107)自動チャージサーバー300へ発信する(S108)。
【0043】
その後、自動チャージサーバー300がユーザー端末機100から自動チャージ要請SMSを受信してチャージユーザー情報を索引し(S306)、自動チャージ承認内訳SMSを生成してユーザー端末機100へ発信する(S307、S308)。
【0044】
次いで、ユーザー端末機100が、受信した自動チャージ承認内訳SMSに基づいて、スマートカード120に既に格納されたモバイルチャージ完了情報を更新するとともに、自動チャージ完了SMSを生成して自動チャージサーバー300へ発信し(S109〜S111)、更新されたモバイルチャージ完了情報をユーザー10に提供する(S112)。
【0045】
続いて、自動チャージサーバー300が自動チャージ完了SMSを受信して金融サーバー200へチャージ前払金の入金要請情報を送信し(S309)、受信した金融サーバー200が、生成したチャージ前払金決済情報に対応するチャージ前払金を自動チャージサーバー300へ送金するとともにチャージ前払金決済情報を更新し(S207〜S209)、自動チャージサーバー300が、チャージ前払金の入金を確認して、チャージDB320に既に格納されたチャージ金額から自動チャージ金額を差し引くとともに、既に格納されたチャージユーザー情報を更新する(S310)。
【0046】
以下、本発明の第2実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムについて考察する。
【0047】
第2実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムは、前述した第1実施例を基盤とするが、図9に示すように、ユーザー端末機100に備えられるスマートカード120の機能が第1実施例とは異なる。
すなわち、第1実施例では、スマートカード120がモバイルチャージ要請情報を生成し、チャージ申請承認内訳SMSに基づいてモバイルチャージ完了情報を生成するとともにユーザーに提供するが、チャージ残高が自動チャージ基準金額未満に変更されると、自動チャージ要請SMSを生成し、自動チャージ承認内訳SMSに基づいて、スマートカード120に格納されたチャージ残高に自動チャージ内訳を加算してモバイルチャージ完了情報を更新させる機能を行うように構成される。
【0048】
これに対し、第2実施例では、スマートカード12に接続され、上述した第1実施例のスマートカード120が行う一連の機能を制御するVM(Virtual Machine)150をさらに含んで構成される。
【0049】
具体的に図10を参照して考察すると、ユーザー端末機100は、入力モジュール110、スマートカード120、通信モジュール130、出力モジュール140およびVM150を含んで構成される。
【0050】
スマートカード120は、スマートカード識別番号、端末機識別データ、チャージ残高、自動チャージ基準金額情報、およびモバイルチャージ完了情報を格納する。
【0051】
また、VM(Virtual Machine)150は、チャージ要請情報に基づいて端末機識別データを生成するとともに、チャージ要請情報に含まれたチャージ金額、自動チャージ金額、自動チャージ基準金額および月当たり限度金額、前記端末機識別データ並びにスマートカード識別番号を含むモバイルチャージ要請情報を生成し、チャージ申請承認内訳SMSに基づいて、モバイルチャージ要請情報に対するチャージ完了を意味するモバイルチャージ完了情報を生成するとともにユーザーに提供するが、チャージ残高が自動チャージ基準金額未満に変更されると、自動チャージ要請SMSを生成し、自動チャージ承認内訳SMSに基づいて、スマートカード120に格納されたチャージ残高に自動チャージ内訳を加算してモバイルチャージ完了情報を更新させる。
【0052】
そして、入力モジュール110、第1通信モジュール130および出力モジュール140は前述した本発明の第1実施例と同様に構成されて作動し、金融サーバー200、自動チャージサーバー300および管理サーバー400も第1実施例と同一である。
【0053】
以下、本発明の第3実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新方法について考察する。
【0054】
第3実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新方法は、前述した第1実施例を基盤とするが、図11に示すように、金融サーバー200および自動チャージサーバー300の機能が第1実施例とは異なる。
【0055】
すなわち、第1実施例は、ユーザー端末機100の自動チャージが完了した後、自動チャージサーバー300が金融サーバー200からチャージによる前払金を入金され、チャージユーザー情報を更新する構成である。
【0056】
これに対し、第3実施例は、自動チャージサーバー300が、ユーザー端末機100から自動チャージ要請SMSを受信すると同時に、実時間決済承認要請情報を金融サーバー200へ送信してチャージ前払金を入金された後、ユーザー端末機100の自動チャージが完了することを確認した後、チャージユーザー情報を更新する構成である。
【0057】
以下ではその言及を省略したが、図11に示すように、S101〜S105段階、S201〜S206段階およびS301〜S305段階は、第1実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新方法と同一に構成されるものと想定する。
【0058】
具体的に、図11を参照して考察すると、ユーザー端末機100が、スマートカード120に格納されたチャージ残高が自動チャージ基準金額未満に変更されると(S106)、自動チャージ要請SMSを生成して(S107)自動チャージサーバー300へ発信する(S108)。
【0059】
続いて、自動チャージサーバー300が、ユーザー端末機100から自動チャージ要請SMSを受信してチャージユーザー情報を索引し(S311)、生成した実時間決済承認要請情報を金融サーバーへ送信する(S312)。
【0060】
その後、金融サーバー200が、実時間決済承認要請情報を受信し、生成したチャージ前払金決済情報に符合するチャージ前払金を自動チャージサーバー300へ送金し(S210、S211)、自動チャージサーバー300は、チャージ前払金の入金を確認して生成した自動チャージ承認内訳SMSをユーザー端末機100へ発信する(S313、S314)。
【0061】
次いで、ユーザー端末機100が、受信した自動チャージ承認内訳SMSに基づいて、スマートカード120に既に格納されたモバイルチャージ完了情報を更新するとともに、自動チャージ完了SMSを生成して自動チャージサーバーへ発信し(S109〜S111)、更新されたモバイルチャージ完了情報をユーザー10に提供する(S112)。
【0062】
続いて、自動チャージサーバー300が、受信した自動チャージ完了SMSを金融サーバー200へ発信するとともに、既に格納されたチャージユーザー情報を更新し(S315、S316)、金融サーバー200は、受信した自動チャージ完了SMSに基づいて前記チャージ前払金決済情報を更新する(S212)。
【0063】
以上、本発明の技術的思想を例示するための好適な実施例について説明および図示したが、本発明は、このように図示および説明された構成および作用に限定されるものではない。当業者であれば、技術的思想の範疇を逸脱することなく、本発明に対して様々な変更および修正を加え得ることが理解できるだろう。したがって、それらの適切な変更および修正とその均等物についても本発明の範囲に属するものと看做すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0064】
【図1】本発明の第1実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムを示す構成図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムのユーザー端末機の構成要素間の関係を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムの金融サーバーの構成要素間の関係を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムの自動チャージサーバーの構成要素間の関係を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新方法の第5過程〜第7過程を示す順序図である。
【図6】本発明の第1実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新方法の第8過程〜第10過程を示す順序図である。
【図7】本発明の第1実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新方法の第1過程〜第4過程を示す順序図である。
【図8】本発明の携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新方法による構成要素間の関係を示す流れ図である。
【図9】本発明の第2実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムを示す構成図である。
【図10】本発明の第2実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムのユーザー端末機の構成要素間の関係を示す図である。
【図11】本発明の第3実施例に係る携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新方法を示す図である。
【符号の説明】
【0065】
S 携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システム
10 ユーザー
100 ユーザー端末機
110 入力モジュール
120 スマートカード
130 第1通信モジュール
140 出力モジュール
150 VM(Virtual Machine)
200 金融サーバー
210 第2通信モジュール
220 決済情報DB
230 識別データ読み出しモジュール
240 決済情報生成モジュール
300 自動チャージサーバー
310 第3通信モジュール
320 チャージDB
330 チャージユーザー情報生成モジュール
400 管理サーバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システムにおいて、
ユーザーから入力されるチャージ要請情報に基づいて端末機識別データを生成し、前記チャージ要請情報、前記端末機識別データ、および既定のスマートカード識別情報を含むモバイルチャージ要請情報を生成し、チャージ申請承認内訳SMSを受信してモバイルチャージ完了情報を生成するユーザー端末機と、
前記端末機識別データを読み出してユーザー情報を生成し、前記ユーザーのチャージ前払金決済情報を生成してチャージ前払金を送金し、チャージ申請承認内訳SMSを受信して前記チャージ前払金決済情報を更新する金融サーバーと、
前記端末機識別データおよび前記スマートカード識別情報を読み出してチャージユーザー情報を生成し、前記チャージ要請情報を読み出してチャージ前払金の入金要請情報を生成し、前記チャージ前払金の入金を確認して、前記チャージ前払金の入金要請情報に含まれたチャージ金額との対応状態に応じて前記チャージユーザー情報を更新するとともにチャージ申請承認内訳SMSを生成する自動チャージサーバーとを含んでなり、
前記ユーザー端末機は、スマートカード内に格納されたチャージ残高が、前記チャージ要請情報に含まれた自動チャージ基準金額未満に変更されると、自動チャージ要請SMSを生成し、自動チャージ承認内訳SMSを受信して前記モバイルチャージ完了情報を更新し、
前記自動チャージサーバーは、前記自動チャージ要請SMSを受信して、前記モバイルチャージ要請情報に含まれたチャージ金額から自動チャージ金額を差し引くとともに前記チャージユーザー情報を更新し、自動チャージ承認内訳SMSを生成することを特徴とする、携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システム。
【請求項2】
前記スマートカードは、スマートカード識別番号、端末機識別データ、チャージ残高、自動チャージ基準金額情報、およびモバイルチャージ完了情報を格納することを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システム。
【請求項3】
前記スマートカードは、
前記ユーザー端末機に挿入されるUSIM(Universal Subscriber Identity Module)を内蔵したものであって、携帯電話およびPDAを含む移動通信が可能な端末機のいずれか一つに挿入されるが、
前記チャージ残高が自動チャージ基準金額未満に変更されることを感知することを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システム。
【請求項4】
前記ユーザー端末機は、
前記チャージ残高が自動チャージ基準金額未満に変更される場合、前記自動チャージ要請SMSを生成し、前記自動チャージ承認内訳SMSに基づいて、前記スマートカードに格納されたチャージ金額に自動チャージ内訳を加算してモバイルチャージ完了情報を更新させるVM(Virtual Machine)をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システム。
【請求項5】
前記金融サーバーは、
前記チャージ前払金の入金要請情報に含まれたチャージ金額を読み出して前記ユーザー情報に対応するようにチャージ前払金決済情報を生成し、前記チャージ前払金決済情報に基づくチャージ前払金を第2通信モジュールを介して前記自動チャージサーバーへ送信するようにし、受信したチャージ申請承認内訳SMSに基づいて、決済情報DBに既に格納されたチャージ前払金決済情報を更新する決済情報生成モジュールを含むことを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システム。
【請求項6】
前記チャージ要請情報は、チャージ金額、自動チャージ金額、自動チャージ基準金額、および月当たりチャージ限度金額を含むことを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システム。
【請求項7】
前記モバイルチャージ要請情報は、前記チャージ要請情報、前記端末機識別データ、および前記スマートカード識別情報を含むことを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新システム。
【請求項8】
携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新方法において、
ユーザー端末機が、スマートカードに格納されたチャージ残高が自動チャージ基準金額未満に変更されると、自動チャージ要請SMSを生成する第1過程と、
自動チャージザーバーが、前記自動チャージ要請SMSを受信してチャージユーザー情報を索引し、生成した自動チャージ承認内訳SMSを発信する第2過程と、
前記ユーザー端末機が、前記自動チャージ承認内訳SMSを受信して、スマートカードに既に格納されたモバイルチャージ完了情報更新するとともに生成した自動チャージ完了SMSを発信し、更新されたモバイルチャージ完了情報をユーザーに提供する第3過程と、
前記自動チャージサーバーが前記自動チャージ完了SMSを受信して金融サーバーへチャージ前払金の入金要請情報を送信し、前記金融サーバーが、生成したチャージ前払金決済情報に対応するチャージ前払金を自動チャージサーバーへ送信するとともにチャージ前払金決済情報を更新し、自動チャージサーバーが、前記チャージ前払金の入金を確認して、チャージDBに既に格納されたチャージ金額から自動チャージ金額を差し引くとともに、既に格納されたチャージユーザー情報を更新する第4過程とを含んでなることを特徴とする、携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新方法。
【請求項9】
前記第1過程の前に、
前記第1ユーザー端末機が、ユーザーから入力された前記チャージ要請情報に基づいて端末機識別データを生成し、前記チャージ要請情報に含まれたチャージ金額、自動チャージ金額、自動チャージ基準金額および月当たりチャージ限度金額と、前記スマートカードに既に格納された端末機識別データおよびスマートカード識別情報を含むモバイルチャージ要請情報を生成する第5過程と、
前記金融サーバーが、前記モバイルチャージ要請情報に含まれた端末機識別データを読み出してユーザー情報を生成する第6過程と、
前記自動チャージサーバーが、前記モバイルチャージ要請情報に含まれた端末機識別データおよびスマートカード識別情報を読み出してチャージユーザー情報を生成し、チャージ金額、自動チャージ金額、自動チャージ基準金額および月当たりチャージ限度金額を読み出してチャージ前払金の入金要請情報を生成する第7過程とを含むことを特徴とする、請求項8に携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新方法。
【請求項10】
前記第7過程と第1過程との間に、
前記金融サーバーが前記チャージ前払金の入金要請情報に基づいて前記ユーザーのチャージ前払金決済情報を生成して前記自動チャージサーバーへチャージ前払金を送金する第8過程と、
前記自動チャージサーバーが、前記チャージ前払金の入金を確認して、前記チャージ金額との対応状態に応じてチャージDBに既に格納されたチャージユーザー情報を更新するとともに、チャージ申請承認内訳SMSを生成する第9過程と、
前記金融サーバーが、前記チャージ申請承認内訳SMSを受信して、決済情報DBに既に格納されたチャージ前払金決済情報を更新し、前記チャージ申請承認内訳SMSを受信してモバイルチャージ完了情報を生成する第10過程とを含むことを特徴とする、携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新方法。
【請求項11】
携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新方法において、
ユーザー端末機が、スマートカードに格納されたチャージ残高が自動チャージ基準金額未満に変更されると、自動チャージ要請SMSを生成して発信する第11過程と、
自動チャージサーバーが、前記自動チャージ要請SMSを受信してチャージユーザー情報を索引し、生成した実時間決済承認要請情報を送信する第12過程と、
金融サーバーが前記実時間決済承認要請情報を受信して生成したチャージ前払金決済情報に符合するチャージ前払金を自動チャージサーバーへ送金し、前記自動チャージサーバーが前記チャージ前払金の入金を確認して生成した自動チャージ承認内訳SMSを前記ユーザー端末機へ発信する第13過程と、
前記ユーザー端末機が、受信した前記自動チャージ承認内訳SMSに基づいて、前記スマートカードに既に格納されたモバイルチャージ完了情報を更新するとともに生成した自動チャージ完了SMSを発信し、更新されたモバイルチャージ完了情報をユーザーに提供する第14過程とを含んでなることを特徴とする、携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新方法。
【請求項12】
前記第14過程の後、
前記自動チャージサーバーが、前記自動チャージ完了SMSを前記金融サーバーへ発信するとともに、既に格納されたチャージユーザー情報を更新し、前記金融サーバーが、前記自動チャージ完了SMSに基づいて前記チャージ前払金決済情報を更新する第15過程をさらに含むことを特徴とする、請求項11に記載の携帯電話に内蔵されたスマートカードのチャージ金額自動更新方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2010−27055(P2010−27055A)
【公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−167759(P2009−167759)
【出願日】平成21年7月16日(2009.7.16)
【出願人】(509185170)ティー−モネット カンパニー リミテッド (3)
【Fターム(参考)】