説明

摩耗量測定工具とその摩耗量測定工具を用いた測定方法

【課題】安定した状態でハブの摩耗量を正確に測定し、且つハブ及びディスクホイールの両方の摩耗量を測定する。
【解決手段】工具本体12とハブ摩耗量測定部13とディスクホイール摩耗量測定部14とを備え、ハブ摩耗量測定部13は、ハブボルト7を跨ぐようにハブ2のハブ外周側ホイール取付面4及びハブ内周側ホイール取付面5の未摩耗部分に当接させて、ハブ外周側ホイール取付面4又はハブ内周側ホイール取付面5の摩耗部分との間の隙間間隔を測定するためのハブ当接面15を有し、ディスクホイール摩耗量測定部14は、ディスクホイール3のハブ非当たり面10を跨ぐようにホイール外周側ハブ当たり面8及びホイール内周側ハブ当たり面9に当接させるホイール当接面17と、ハブ非当たり面10に対向させて、ディスクホイール3のハブ非当たり面10との間の隙間間隔を測定するための測定基準面18とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両走行装置のハブ及びディスクホイールの摩耗量を測定するための摩耗量測定工具と、その摩耗量測定工具を用いた測定方法に関する。
【背景技術】
【0002】
凡庸測定工具であるストレートエッジ及びシックネスゲージを使用して、ハブの摩耗量を測定する方法があった。
【0003】
また、ディスクホイールの摩耗量に関する専用測定工具及び測定方法等は無い。
【0004】
なお、特許文献1はハブのディスクホイール取付構造に関するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平10−71801号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来のハブの摩耗量を測定する方法として「ストレートエッジをホイール取付面のハブボルト2本に接するように当てる」というものがあるが、ストレートエッジをハブのホイール取付面に当てたとしても、ホイール取付面が極めて狭く、またストレートエッジがハブボルトに乗り上げたり、ハブボルトのつば部に当たったりするため、ストレートエッジがふらつき安定しない。よって、この方法では、ハブの摩耗量を正確に測定出来ず、また測定値に大きなばらつきが発生する(個人差大)。
【0007】
また、ディスクホイールの摩耗量を測定することが出来る摩耗量測定工具が必要とされている。工具一つでハブ及びディスクホイールの両方の摩耗量を測定出来ることが好ましい。
【0008】
車両走行装置のハブ及びディスクホイールの摩耗が進行すると、ホイールボルト(ハブボルト)の破損、ホイールナットの緩み、ディスクホイールの亀裂が発生し、また最悪の場合、車輪脱落等の重大事故につながる虞があるため、安全上、ハブ及びディスクホイールの管理は非常に重要である。そのため、これら重大事故を未然に防ぐためにも簡易的且つ正確にハブ及びディスクホイールの摩耗量を計測する必要があった。よって本摩耗量測定工具はこれら課題を解決するものである。
【0009】
そこで、本発明の目的は、誰が行っても安定した状態(ふらつきなく)でハブの摩耗量を正確に測定でき、且つハブ及びディスクホイールの両方の摩耗量を測定することが出来る摩耗量測定工具とその測定方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明は、車両走行装置のハブ及び該ハブにハブボルトにより締結されるディスクホイールの摩耗量を測定するための摩耗量測定工具において、前記ハブボルトを挿通可能な挿通孔が形成された工具本体と、該工具本体に設けられ前記ハブの摩耗量を測定するためのハブ摩耗量測定部と、前記工具本体に設けられ前記ディスクホイールの摩耗量を測定するためのディスクホイール摩耗量測定部とを備え、前記ハブ摩耗量測定部は、前記ハブの摩耗量測定時に前記ハブボルトを跨ぐように前記ハブにおけるハブ外周側ホイール取付面の未摩耗部分とハブ内周側ホイール取付面の未摩耗部分とに当接させて、ハブ外周側ホイール取付面の摩耗部分又はハブ内周側ホイール取付面の摩耗部分との間の隙間間隔を測定するためのハブ当接面を有し、前記ディスクホイール摩耗量測定部は、前記ディスクホイールの摩耗量測定時に前記ディスクホイールにおけるホイール外周側ハブ当たり面とホイール内周側ハブ当たり面との間に位置するハブ非当たり面を跨ぐようにホイール外周側ハブ当たり面とホイール内周側ハブ当たり面とに当接させるホイール当接面と、前記ディスクホイールの摩耗量測定時に前記ハブ非当たり面に対向させて、前記ディスクホイールのハブ非当たり面との間の隙間間隔を測定するための測定基準面とを有するものである。
【0011】
前記工具本体に、ワイヤーによってシックネスゲージが連結されても良い。
【0012】
また、本発明は、前記摩耗量測定工具を用いた測定方法において、前記工具本体の挿通孔を前記ハブボルトに挿通し且つ前記ハブ摩耗量測定部のハブ当接面を前記ハブにおけるハブ外周側ホイール取付面の未摩耗部分とハブ内周側ホイール取付面の未摩耗部分とに当接させた状態で、前記ハブ当接面とハブ外周側ホイール取付面の摩耗部分又はハブ内周側ホイール取付面の摩耗部分との間の隙間間隔を測定し、測定した隙間間隔を前記ハブの摩耗量とし、他方、前記ディスクホイール摩耗量測定部のホイール当接面を前記ディスクホイールのホイール外周側ハブ当たり面とホイール内周側ハブ当たり面とに当接させた状態で、前記ディスクホイール摩耗量測定部の測定基準面と前記ディスクホイールのハブ非当たり面との間の隙間間隔を測定し、測定した隙間間隔を前記ディスクホイール摩耗量測定部のホイール当接面と測定基準面との間の距離から引いた値を前記ディスクホイールの摩耗量とするものである。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、誰が行っても安定した状態でハブの摩耗量を正確に測定でき、且つハブ及びディスクホイールの両方の摩耗量を測定することが出来る摩耗量測定工具とその測定方法を提供することが出来るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係る摩耗量測定工具の斜視図である。
【図2】図2は、ハブの概略を示す斜視図である。
【図3】図3は、ハブの摩耗量測定時を示すハブの断面図である。
【図4】図4は、ディスクホイールの摩耗量測定時を示すディスクホイールの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0016】
まず、本実施形態に係る摩耗量測定工具1の測定対象である車両走行装置(車両の車輪支持部)のハブ2及びディスクホイール3について説明する。
【0017】
図2及び図3に示すように、ハブ2は、ディスクホイール3を支持するものであり、ハブ2の周方向に沿って形成された円環状のハブ外周側ホイール取付面4と、ハブ外周側ホイール取付面4よりもハブ2の径方向内側にハブ2の周方向に沿って形成された円環状のハブ内周側ホイール取付面5と、これらハブ外周側ホイール取付面4とハブ内周側ホイール取付面5との間に設けられた溝6とを有する。溝6には、ディスクホイール3の締結のためのハブボルト(ホイールボルト)7がハブ2の周方向に沿って間隔を隔てて複数設けられている。なお、図2ではハブボルト7を2本だけ示してその他のハブボルト7を省略している。
【0018】
図4に示すように、ディスクホイール3は、タイヤ(図示せず)を支持するものであり、ハブ2のハブ外周側ホイール取付面4が接触するホイール外周側ハブ当たり面8と、ハブ2のハブ内周側ホイール取付面5が接触するホイール内周側ハブ当たり面9と、ホイール外周側ハブ当たり面8とホイール内周側ハブ当たり面9との間に位置しハブ外周側ホイール取付面4及びハブ内周側ホイール取付面5のいずれも接触しないハブ非当たり面10とを有する。なお、図4に示すディスクホイール3はホイール外周側ハブ当たり面8及びホイール内周側ハブ当たり面9が摩耗した状態を示すものであり、ホイール外周側ハブ当たり面8及びホイール内周側ハブ当たり面9に摩耗が生じていない状態ではホイール外周側ハブ当たり面8及びホイール内周側ハブ当たり面9とハブ非当たり面10とは面一であるものとする。
【0019】
ところで、図3及び図4に示すように、ハブ2のハブ外周側ホイール取付面4及びハブ内周側ホイール取付面5はそれぞれ、ディスクホイール3のホイール外周側ハブ当たり面8及びホイール内周側ハブ当たり面9との接触により摩耗し(摩耗部分を図3に符号d1、d2で示す)、ディスクホイール3のホイール外周側ハブ当たり面8及びホイール内周側ハブ当たり面9もそれぞれ、ハブ2のハブ外周側ホイール取付面4及びハブ内周側ホイール取付面5との接触により摩耗する。しかし、ハブ2のハブ外周側ホイール取付面4及びハブ内周側ホイール取付面5におけるハブボルト穴2a近傍の部分は、ディスクホイール3のハブボルト穴(図示せず)の内方にありディスクホイール3のホイール外周側ハブ当たり面8及びホイール内周側ハブ当たり面9と接触しないために摩耗は生じず(未摩耗部分を図3に符号n1、n2で示す)、またディスクホイール3のハブ非当たり面10もハブ2のハブ外周側ホイール取付面4及びハブ内周側ホイール取付面5と接触しないため摩耗は生じない。そこで、本実施形態では、ハブ2のハブ外周側ホイール取付面4及びハブ内周側ホイール取付面5のハブボルト穴2a近傍の未摩耗部分(オリジナル部分)n1、n2を基準に、ハブ2の摩耗量を測定すると共に、ディスクホイール3のハブ非当たり面10を基準に、ディスクホイール3の摩耗量を測定する。
【0020】
図1に示すように、本実施形態に係る摩耗量測定工具1は、ハブボルト7を挿通可能な挿通孔11が形成された略直方体状の工具本体12と、工具本体12に設けられハブ2の摩耗量を測定するためのハブ摩耗量測定部13と、工具本体12に設けられディスクホイール3の摩耗量を測定するためのディスクホイール摩耗量測定部14とを備えている。
【0021】
ハブ摩耗量測定部13は、ハブ2の摩耗量測定時にハブボルト7を跨ぐようにハブ2におけるハブ外周側ホイール取付面4の未摩耗部分n1とハブ内周側ホイール取付面5の未摩耗部分n2とに当接させて、ハブ外周側ホイール取付面4の摩耗部分d1又はハブ内周側ホイール取付面5の摩耗部分d2との間の隙間間隔g1を測定するためのハブ当接面15を有している。本実施形態では、工具本体12のハブ当接面15側に溝16を加工することで、ハブ当接面15をハブボルト7を跨ぐことができるように形成している。
【0022】
ディスクホイール摩耗量測定部14は、ディスクホイール3の摩耗量測定時にディスクホイール3におけるホイール外周側ハブ当たり面8とホイール内周側ハブ当たり面9との間に位置するハブ非当たり面10を跨ぐようにホイール外周側ハブ当たり面8とホイール内周側ハブ当たり面9とに当接させるホイール当接面17と、ディスクホイール3の摩耗量測定時にハブ非当たり面10に対向させて、ディスクホイール3のハブ非当たり面10との間の隙間間隔g2を測定するための測定基準面18とを有している。本実施形態では、ホイール当接面17及び測定基準面18は工具本体12におけるハブ当接面15と直交する面に形成されている。また、本実施形態では、工具本体12のホイール当接面17側に溝19を加工することで、ホイール当接面17及び測定基準面18を形成している。
【0023】
また、本実施形態では、工具本体12に、ワイヤー20によってシックネスゲージ(隙間ゲージ)21が連結されている。
【0024】
以下、本実施形態に係る摩耗量測定工具を用いた測定方法を図3及び図4により説明する。
【0025】
<ハブの摩耗量測定>
(1)図3に示すように、ハブ2の摩耗量(ハブ2のハブ外周側ホイール取付面4又はハブ内周側ホイール取付面5における摩耗量)を測定する際には、工具本体12の挿通孔11及びハブ摩耗量測定部13を使用する。
【0026】
(2)工具本体12のハブ摩耗量測定部13(ハブ当接面15)を横にして、工具本体12の挿通孔11をハブボルト7に挿通する。
【0027】
(3)ハブ摩耗量測定部13のハブ当接面15を基準となるハブ2におけるハブ外周側ホイール取付面4の未摩耗部分n1とハブ内周側ホイール取付面5の未摩耗部分n2とに当接させる。
【0028】
(4)ハブ摩耗量測定部13のハブ当接面15とハブ2におけるハブ外周側ホイール取付面4の未摩耗部分d1又はハブ内周側ホイール取付面5の摩耗部分d2との隙間を確認する(目視検査)。
【0029】
(5)シックネスゲージ21(図1参照)でハブ摩耗量測定部13のハブ当接面15とハブ2におけるハブ外周側ホイール取付面4の未摩耗部分d1又はハブ内周側ホイール取付面5の摩耗部分d2との隙間間隔g1を測定し、測定した隙間間隔g1を、ハブ2の摩耗量w1とする。
【0030】
<ディスクホイールの摩耗量測定>
(1)図4に示すように、ディスクホイール3の摩耗量を測定する際には、工具本体12のディスクホイール摩耗量測定部14を使用する。
【0031】
(2)ディスクホイール3のホイール外周側ハブ当たり面8及びホイール内周側ハブ当たり面9を上にして、ディスクホイール3を載置する。
【0032】
(3)工具本体12のディスクホイール摩耗量測定部14(ホイール当接面17、測定基準面18)を下にしてディスクホイール3のハブ非当たり面10を跨ぐようにディスクホイール摩耗量測定部14のホイール当接面17をディスクホイール3のホイール外周側ハブ当たり面8とホイール内周側ハブ当たり面9とに当接させる。
【0033】
(4)シックネスゲージ21(図1参照)でディスクホイール摩耗量測定部14の測定基準面18とディスクホイール3のハブ非当たり面10との隙間間隔g2を測定する。
【0034】
(5)測定した隙間間隔g2をディスクホイール摩耗量測定部14の測定基準面18とホイール当接面17との間の距離sから引いた値をディスクホイールの摩耗量w2とする。
【0035】
以上要するに本実施形態によれば、ハブボルト7を挿通可能な挿通孔11が形成された工具本体12と、工具本体12に設けられハブ2の摩耗量を測定するためのハブ摩耗量測定部13と、工具本体12に設けられディスクホイール3の摩耗量を測定するためのディスクホイール摩耗量測定部14とを備え、ハブ摩耗量測定部13は、ハブ2の摩耗量測定時にハブボルト7を跨ぐようにハブ2におけるハブ外周側ホイール取付面4の未摩耗部分n1とハブ内周側ホイール取付面5の未摩耗部分n2とに当接させて、ハブ外周側ホイール取付面4の摩耗部分d1又はハブ内周側ホイール取付面5の摩耗部分d2との間の隙間間隔g1を測定するためのハブ当接面15を有し、ディスクホイール摩耗量測定部14は、ディスクホイール3の摩耗量測定時にディスクホイール3におけるホイール外周側ハブ当たり面8とホイール内周側ハブ当たり面9との間に位置するハブ非当たり面10を跨ぐようにホイール外周側ハブ当たり面8とホイール内周側ハブ当たり面9とに当接させるホイール当接面15と、ディスクホイール3の摩耗量測定時にハブ非当たり面10に対向させて、ディスクホイール3のハブ非当たり面10との間の隙間間隔g2を測定するための測定基準面18とを有して摩耗量測定工具1を構成したので、本実施形態に係る摩耗量測定工具1を用いることで、誰が行っても安定した状態でハブ2の摩耗量を正確に測定でき、且つハブ2及びディスクホイール3の両方の摩耗量を測定することが可能になる。
【符号の説明】
【0036】
1 摩耗量測定工具
2 ハブ
3 ディスクホイール
4 ハブ外周側ホイール取付面
5 ハブ内周側ホイール取付面
7 ハブボルト
8 ホイール外周側ハブ当たり面
9 ホイール内周側ハブ当たり面
10 ハブ非当たり面
11 挿通孔
12 工具本体
13 ハブ摩耗量測定部
14 ディスクホイール摩耗量測定部
15 ハブ当接面
17 ホイール当接面
18 測定基準面
20 ワイヤー
21 シックネスゲージ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両走行装置のハブ及び該ハブにハブボルトにより締結されるディスクホイールの摩耗量を測定するための摩耗量測定工具において、
前記ハブボルトを挿通可能な挿通孔が形成された工具本体と、該工具本体に設けられ前記ハブの摩耗量を測定するためのハブ摩耗量測定部と、前記工具本体に設けられ前記ディスクホイールの摩耗量を測定するためのディスクホイール摩耗量測定部とを備え、
前記ハブ摩耗量測定部は、前記ハブの摩耗量測定時に前記ハブボルトを跨ぐように前記ハブにおけるハブ外周側ホイール取付面の未摩耗部分とハブ内周側ホイール取付面の未摩耗部分とに当接させて、ハブ外周側ホイール取付面の摩耗部分又はハブ内周側ホイール取付面の摩耗部分との間の隙間間隔を測定するためのハブ当接面を有し、
前記ディスクホイール摩耗量測定部は、前記ディスクホイールの摩耗量測定時に前記ディスクホイールにおけるホイール外周側ハブ当たり面とホイール内周側ハブ当たり面との間に位置するハブ非当たり面を跨ぐようにホイール外周側ハブ当たり面とホイール内周側ハブ当たり面とに当接させるホイール当接面と、前記ディスクホイールの摩耗量測定時に前記ハブ非当たり面に対向させて、前記ディスクホイールのハブ非当たり面との間の隙間間隔を測定するための測定基準面とを有する
ことを特徴とする摩耗量測定工具。
【請求項2】
前記工具本体に、ワイヤーによってシックネスゲージが連結される請求項1に記載の摩耗量測定工具。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の摩耗量測定工具を用いた測定方法において、
前記工具本体の挿通孔を前記ハブボルトに挿通し且つ前記ハブ摩耗量測定部のハブ当接面を前記ハブにおけるハブ外周側ホイール取付面の未摩耗部分とハブ内周側ホイール取付面の未摩耗部分とに当接させた状態で、前記ハブ当接面とハブ外周側ホイール取付面の摩耗部分又はハブ内周側ホイール取付面の摩耗部分との間の隙間間隔を測定し、測定した隙間間隔を前記ハブの摩耗量とし、
他方、前記ディスクホイール摩耗量測定部のホイール当接面を前記ディスクホイールのホイール外周側ハブ当たり面とホイール内周側ハブ当たり面とに当接させた状態で、前記ディスクホイール摩耗量測定部の測定基準面と前記ディスクホイールのハブ非当たり面との間の隙間間隔を測定し、測定した隙間間隔を前記ディスクホイール摩耗量測定部のホイール当接面と測定基準面との間の距離から引いた値を前記ディスクホイールの摩耗量とする
ことを特徴とする測定方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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