説明

放射線発生装置、放射線撮影システム、デジタル放射線検出器の保持装置、及び放射線発生システム

【課題】 撮影部を安全にかつ簡易的に着脱可能とする。
【解決手段】 撮影部を取り外す場合に、S1において所定時間待機し、S2において操作スイッチが押されているか否かを検出する。操作スイッチが押された場合には、S3に進み撮影禁止とする。S4において撮影部の把持が検出されると、S5に進み係止手段の規制を解除する。S6において撮影部を取り外し、S7で撮影部が存在するか否かを確認する。取り外されたことを検出した場合にはS8に進み、着脱指示を解除した後に、S9に進み撮影待機状態に移行する。このような構成により、把持部を確実に把持した状態でなければ撮影部を取り外すことができないため、撮影部を落下させる危険性が低減する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、固体撮像装置を用いた放射線画像撮影装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年のデジタル技術の進歩により、放射線画像を電気信号に変換し、この電気信号を画像処理した後に、可視画像としてCRT等に再生することにより高画質の放射線画像を得る方式が普及してきている。
【0003】
図7は上述の放射線画像撮影装置を用いたシステムの概念図を示し、被検者Pの前方に配置された放射線画像撮影装置1には放射線検出センサ2が内蔵されている。被検者Pの後方に配置された放射線発生装置3から発せられた放射線は被写体Pに照射される。そして、被写体Pを透過した放射線は放射線検出センサ2の蛍光体を介して可視光に変換され、二次元の格子状に配列した光電変換素子によって電気的な画像信号として検出される。また、放射線画像撮影装置1にはセンサ2からの電気信号の読み出し制御、モニタ5への画像転送等の制御を行う制御部4が接続される。制御部4は、放射線検出センサ2から読み出された画像信号をデジタル画像処理した後に、モニタ5に被写体Pの放射線画像を表示させる。このような撮影システムは、立位、臥位等の撮影形態により専用の架台に検出パネルが設置され、必要に応じて使い分けられ、一般に放射線室に固定して据え置かれている。
【0004】
最近では可搬型のX線検出部も開発され、任意の撮影姿勢での撮影が必要な場合に用いられている。特許文献1に示すように、このような可般型のX線検出部を利用し、管球に対向する位置に固定して支持したり、支持部から切り離して用いることを可能にしたX線画像撮影装置も提案されている。
【0005】
前者においては、位置決めが容易で、高精度のアライメントを迅速に行うことができる。後者においては、X線検出部を自由な位置に配置することができるため、動けない被写体に対しての負担を軽減し、X線画像撮影装置側で被写体の位置に合わせて撮影することができる。即ち、1つのX線画像撮影装置で2つの撮影形態を兼用することが可能になり、利便性の向上が図れる。
【0006】
図8は一般的なモバイルCアーム型の放射線撮影装置11の構成図を示している。本体部12に支持されている水平軸13の先端にはC字状のアーム部材14が取り付けられている。アーム部材14は矢印で示すような回転及び移動が可能にされている。アーム部材14の両端にはX線発生部15と、ホルダ部16に着脱自在に取り付けられたX線検出部17が対向して設置されており、任意の姿勢に位置決めされて使用される。
【0007】
X線検出部17は水平軸周りの回転Rhやアーム部材14自体の軌道に沿った回転Rs等により任意の姿勢をとることができる。従って、X線検出部17をホルダ部16から着脱する際のX線検出部17の姿勢は任意であり、X線検出部17の着脱し易い位置までアーム部材14の姿勢を戻してから操作する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2005−470号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上述のモバイルCアーム型の放射線撮影装置11はX線検出部17の着脱方向が重力方向に向いている場合に、誤って落下させてしまう虞れがある。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、支持手段の設定により撮影手段の姿勢が任意状態であっても、撮影手段を安全にかつ簡易的に着脱可能な放射線画像撮影装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための本発明に係る放射線画像撮影装置の技術的特徴は、被写体に放射線を照射する放射線発生手段と、被写体を透過した放射線を二次元状に配列した放射線検出手段により検出する撮影手段と、該撮影手段を保持し位置及び姿勢を変化させるための支持手段とを組み合わせた放射線画像撮影装置において、前記支持手段は、前記撮影手段を着脱可能に保持する保持手段と、前記撮影手段の着脱を規制する着脱規制手段とを有し、前記撮影手段は携帯のための把持手段と、把持を検出するための把持検出手段とを有し、該把持検出手段の出力に合わせて前記支持手段の前記着脱規制手段の解除を制御する制御手段とを有することにある。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る放射線画像撮影装置によれば、支持手段の姿勢を任意としても撮影手段の着脱操作において、安全性と操作性の両面を満足できる。このような放射線画像撮影装置を用いれば、動画やカセッテ静止画等種々の撮影に兼用できる有用なシステムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】実施例1の撮影部の断面図である。
【図2】実施例1の放射線画像撮影装置の側面図である。
【図3】実施例1の撮影部の取り外し時の動作フローチャート図である。
【図4】実施例2の撮影部の支持部の構成図である。
【図5】実施例2の撮影部の取り外し時の動作フローチャート図である。
【図6】実施例3の撮影部の構成図である。
【図7】従来の放射線画像撮影装置を用いたシステムの概略図である。
【図8】従来のモバイルCアーム装置の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の実施形態を図1〜図6を用いて詳細に説明する。
【0014】
図1は第1の実施形態における撮影部21の断面図を示している。上方を開放した箱形の筐体22は、X線透過性の高い材料から成る筐体蓋23により密閉されている。筐体22内には、支持部24を介して金属製の基台25が固定されており、基台25上には、基板26a、光電変換素子26b、蛍光板26cが積層されたX線像検出パネル26が設けられている。
【0015】
基板26aは半導体素子との化学作用のないこと、半導体プロセスの温度に耐えること、寸法安定性等の必要性からガラス板が多く用いられる。このような基板26a上に、光電変換素子26bが半導体プロセスにより二次元配列的に形成され、蛍光板26cは金属化合物の蛍光体を樹脂板に塗布したものが用いられ、接着によって一体化されている。
【0016】
また、光電変換素子26bはその側面に接続したフレキシブル回路板27を介して、光電変換された電気信号を処理する電子部品28a、28bを搭載した回路基板28に接続されている。回路基板28にはケーブル29を介して中継用電気回路部30が接続され、更にケーブル31を介して図示しない外部の制御部と接続され、電源供給や信号転送等が行われている。
【0017】
また、撮影部21の側面には把持部32が設けられている。把持部32は、使用者が把持部32を把持されたことを検出するために、静電容量や圧力を検出する把持検出器33が内蔵されており、この把持検出器33の出力は回路基板28に接続されている。
【0018】
撮影部21は、X線を照射する管球から照射されたX線を検出することでX線画像を得る。図1に示す撮影部21の上方から不図示の被写体を透過したX線が撮影部21に入射すると、蛍光板26cが発光する。そしてその光を二次元配列された光電変換素子26bで電気的な信号に変換させ、デジタル画像を得る。そして、得られたデジタル画像はケーブル29により中継用電気回路部30に転送された後に、更にケーブル31を介して外部のモニタ上に即時的に転送される。
【0019】
このような撮影部21はカセッテとして単独として使用したり、又は種々の支持部と組み合わされて使用される。図2はこの撮影部21を組合わせたモバイルCアーム型の放射線画像撮影装置41の側面図を示している。放射線画像撮影装置41は本体42の上部に回転水平軸43を回動自在に支持する。回転水平軸43の先端部にはアーム部材44が取り付けられている。アーム部材44の先端には、撮影部21を着脱自在に取り付け可能なホルダ部45が固定されている。ホルダ部45には、撮影部21の着脱を規制するための係止部材46と、この係止部材46を駆動するためのアクチュエータ47が設けられている。更に、このホルダ部45には操作者が撮影部21を着脱するための操作スイッチ48、撮影部21の装着を検出するための検出器49が設けられている。
【0020】
一方、本体42の内部には、主にX線発生装置の条件設定やCアーム可動部の制御等を行うCPUなどによって構成される制御部50が内蔵されている。この制御部50には、把持検出器33、検出器49、アクチュエータ47、操作スイッチ48が、ケーブル31、51、52、53を介してそれぞれ接続されている。
【0021】
図3は撮影部21の取り外し操作における放射線画像撮影装置41の動作処理フローチャート図を示している。
【0022】
先ず、ステップS1において、放射線画像撮影装置41は、撮影準備状態で所定時間待機する。次に、ステップS2において、制御部50は、撮影部21の取り外しを指示する操作スイッチ48が選択されているか否かを検出する。そして、操作スイッチ48がオフ状態であれば、撮影待機状態が維持されていると判断しステップS1に戻る。操作スイッチ48が選択され、ON状態を検出した場合、ステップS3に進み、撮影禁止状態とする。具体的には、X線を発生するための曝射スイッチを作動させなくしたり、Cアーム操作卓上の撮影条件設定をアクセスできないようにする等が行われる。
【0023】
続いて、ステップS4において、制御部50は、把持検出器33からの検出信号に基づいて把持部32が把持されたか否かを判断する。使用者による把持部32の把持が検出されると、ステップS5に進み、制御部50は、アクチュエータ47が係止部材46の規制を解除するように動作する。ステップS4において、把持部32の把持が検出されない場合にはステップS1に戻る。
【0024】
そして、ステップS6において、操作者が撮影部21を取り外すに足るような予め定められた時間が経過すると、ステップS7に進む。制御部50は、検出器49からの信号に基づいて、撮影部21が存在するか否かを検出する。そして、撮影部21が外されていることを検出した場合にはステップS8に進み、制御部50は、操作スイッチ48により設定された着脱指示状態を解除した後に、ステップS9に進み再び撮影待機状態に移行する。また、ステップS7において、撮影部21が外されていない場合にはステップS6に戻る。
【0025】
このようなシステムを構成することにより、ホルダ部45において把持部32を確実に把持した状態でなければ撮影部21を取り外すことができないため、誤って撮影部21を落下させる危険性を低減させることができる。
【0026】
図4は第2の実施形態における放射線画像撮影装置の構成図を示している。撮影部21’を着脱可能に支持する機構は第1の実施形態と同様であるため、その説明は省略する。なお、図4はCアームのアーム部材61が水平姿勢にある状態を示している。
【0027】
アーム部材61の先端には、撮影部21’を保持するためのホルダ部62が設けられ、ホルダ部62の周囲には、撮影部21’を保持するための複数の係止部材63が設けられている。装着された撮影部21’を矢印方向に回転すると、係止部材63の規制が解除されるようになっている。また、ホルダ部62自体も矢印の向きに回転可能に構成されており、図2の制御部50と同様に、制御部50´(CPU)によりホルダ部62の回転移動の可/不可を切換えできるようになっている。
【0028】
一方、撮影部21’には、受像面の放射線方向に移動可能な規制用ピン部材64と、この規制用ピン部材64を駆動するアクチュエータ65が内蔵され、撮影部21’の回転規制のオン・オフが可能とされている。更に、撮影部21’の両側部にはそれぞれ把持部66、67が設けられており、内部には把持検出用の把持検出器68、69がそれぞれ内蔵されている。また、撮影部21’の装着を検出するための検出器70を有している。把持検出器68、69および検出器70の出力は撮影部21’内の回路基板28に接続され、ケーブル31により外部に出力されている。
【0029】
ホルダ部62に対する撮影部21’の装着の際に、撮影部21’の受像面の放射線方向にホルダ部62に撮影部21’が押し付けられると、係止部材63が作動し撮影部21’が係止状態になる。このとき検出、把持部66、67から手を離すと把持検出がオフになり、規制用ピン部材64による回転規制やホルダ部62の回転規制がかけられる。
【0030】
第2の実施形態における放射線画像撮影装置においては、操作者は撮影部21’に対して2つの操作を行うことが可能である。第1の操作モードとして、撮影部21’を所望の角度に位置合わせするために、撮影部21’の何れか一方の把持部66、67を把持し、ホルダ部62ごと回転させる。第2の操作モードとして、ホルダ部62から撮影部21’を回転して着脱する操作である。すなわち、このような2つの操作に対して、把持部66、67の持ち方により操作モードを切換えるようにしている。
【0031】
図5は第2の実施形態における放射線画像撮影装置の上述の2つの切換操作の動作処理フローチャート図を示している。先ずステップS11において、制御部50´は、撮影部21’の把持部66、67内の把持検出器68、69による操作者の把持の検出の有無を判断する。把持部66、67の把持を検出するとステップS12に進み、検出しなかった場合にはステップS11に戻る。
【0032】
ステップS12においては、制御部50´は、ステップS11における把持検出が複数か否かを判断する。把持の検出が1つの場合は撮影のための第1の操作モードの回転操作として、ステップS13に進む。ステップS13においてはホルダ部62の回転規制を解除し、ステップS14においてホルダ部62は操作者により回転可能とされ、ステップS11に戻る。
【0033】
一方、ステップS12において複数の把持が検出されると、制御部50´は、第2の操作モードである撮影部21’の取り外し操作と判断し、ステップS15で撮影を禁止する制御を行う。さらに、ステップS16において、制御部50´は、アクチュエータ65を駆動させることより規制用ピン部材64移動させる。これによって撮影部21’の回転が可能になり、着脱の規制が解除される。ステップS17において、ホルダ部62自体は回転を規制されている状態なので、操作者が把持部66、67を把持した撮影部21’を回転方向に動作させると、撮影部21’とホルダ部62が相対的に移動し、係止部材63が解除され着脱が可能になる。なお、ステップS17は、放射線画像撮影装置の動作ではないが、説明のために記載している。
【0034】
続いて、ステップS18において、制御部50´は、検出器70からの信号により撮影部21’が着脱されたかどうかを判断する。着脱がされたと判断した場合、ステップS19に進み、制御部50´は、放射線画像撮影装置を撮影待機状態とさせる。ステップS18において、撮影部21’が装着されている場合は、ステップS17に戻る。
【0035】
第1の操作モードのように、撮影部21’の角度を変える場合は、操作する把持は1つである。すなわち、単一の把持検出器68又は把持検出器69のみが検出された場合、制御部50´は、アクチュエータ65を駆動させることより規制用ピン部材64移動させ、回転の規制を解除する。逆に、撮影部21’を外す場合は両方の把持部66、67を把持することで、撮影部21’の落下させる危険性を軽減できる。すなわち、制御部50´は、両方の把持検出器68、69において把持が検出したときに着脱の規制を解除している。
【0036】
図6は第3の実施の形態における放射線画像撮影装置の構成図を示している。撮影部を着脱可能に支持する機構は上述した実機形態とほぼ同様である。なお、図4に示した部材と同一の部材には同一の符号を付している。
【0037】
また、ホルダ部62には撮影部21’を保持するための係止部材71、72が設けられている。係止部材71は撮影部21’の左方向への移動を規制するためのもので、軸73を中心に回動自在に構成されている。一方、係止部材72は撮影部21の受像面に対して法線方向に移動規制するためのもので、軸74を中心に回動自在に構成されている。係止部材71、72は作動用のアクチュエータ75、76にそれぞれ連結されており、各アクチュエータ75、76は制御基板77、ケーブル78を介して、外部の支持部に搭載された制御部79に接続されている。撮影部21’には第2の実施の形態と同様に、2つの把持部66、67が取り付けられており、把持検出器68、69は回路基板28、ケーブル31を介して制御部79に接続されている。
【0038】
撮影部21’の把持部66のみが把持されたことを検出した場合は、その情報は制御部79に伝達される。そして、制御部79からのアクチュエータ作動指令によりアクチュエータ75が作動し、連動して係止部材71の規制が外される。これにより、撮影部21’は第1の操作モードである左方向への引き出しが可能になる。
【0039】
これに対して、把持部66、67の両方が把持された場合、制御部79からのアクチュエータ作動指令によりアクチュエータ76が作動し、係止部材72が回動し、撮影部21’は第2の操作モードである受像面に対して法線方向への取り外しが可能になる。
【0040】
アーム部材61を含む支持部は、アーム部材61の位置情報を認識するセンサを有している。例えば、従来例の図8に示すCアームを用いる場合は、アーム部材61はアーム部材14に相当し、撮影部21’の姿勢は水平軸周りの回転RhとCアーム自体の軌道に沿った回転Rs等により決定される。各回転における角度情報は制御部79でモニタされ、撮影部21’の姿勢は自動的に算出される。
【0041】
そして、制御部79は、撮影部21’の姿勢により、予め撮影部21’の着脱可能なモードを設定する。例えば、撮影部21’を横に引き出す第1の操作モードは片手での把持するため、撮影部21’の引き出し方向が下向きになる場合は落下の可能性があるので、制御部79は取り外しを禁止する。逆に、撮影部21’の引き出し方向が上向きで、撮影部21’が下方にある場合は、両手で把持するのは操作者に対しては無理があるので、制御部79は、第2の操作モードは禁止し、第1の操作モードのみを可能にする制御を行う。
【0042】
このように構成することで、ホルダ部62の姿勢により予め装置側がモードを選択することで、誤って撮影部21’を落下させる危険性を低減することができる。
【0043】
なお、組み合わされるホルダ部62は撮影台に限定されるものではなく、立位スタンドやユニバーサルスタンド等でも同様に構成可能である。
【0044】
以上の説明では、本発明の好ましい実施例について述べたが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことは云うまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
【符号の説明】
【0045】
21、21’ 撮影部
26 X線像検出パネル
28 回路基板
32、66、67 把持部
33、68、69 把持検出器
41 放射線画像撮影装置
44、61 アーム部材
45、62 ホルダ部
46、63、71、72 係止部材
48 操作スイッチ
49 検出器
50、79 制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
放射線照射手段によって照射された放射線を検出し、放射線画像を取得する撮影部を着脱可能に保持する保持手段と、
前記撮影部の前記保持手段からの着脱を規制する着脱規制手段と、
前記撮影部の把持を検知するための把持検出手段によって前記撮影部の把持が検出された場合、前記着脱規制手段の規制を解除する制御手段とを有することを特徴とする放射線画像撮影装置。
【請求項2】
前記撮影部は、2つの前記把持検出手段を有し、
前記制御手段は、1つの把持検出手段から前記撮影部の把持が検出された場合、前記保持手段の回転動作の規制を解除し、2つの把持検出手段から前記撮影部の把持が検出された場合、前記着脱規制手段の規制を解除することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影装置。
【請求項3】
さらに、前記保持手段を支持する支持手段と、
前記支持手段の位置を認識する認識手段とを有し、
前記制御手段は、さらに、前記認識手段からの位置情報に基づいて、前記着脱規制手段の規制の解除を判断することを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−78648(P2013−78648A)
【公開日】平成25年5月2日(2013.5.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2013−1082(P2013−1082)
【出願日】平成25年1月8日(2013.1.8)
【分割の表示】特願2006−283931(P2006−283931)の分割
【原出願日】平成18年10月18日(2006.10.18)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】