説明

新規なSTRA6ポリペプチド

【課題】Stra6、マウスレチノイン酸応答性タンパク質、及びこれと類似した配列を有する新規なポリペプチド、及びこれらのポリペプチドをコードする核酸分子を提供する。
【解決手段】レチノイン酸により誘発される発現をするマウスタンパク質Stra6と配列相同性(73%同一性及び81%相同性)を共有するタンパク質。異種ポリペプチド配列と前記ポリペプチドからなるキメラポリペプチド分子。並びに、前記タンパク質並びにキメラポリペプチドのアミノ酸配列をコードするの核酸配列、及び前記コードする配列を含むベクター、及び前記ベクターを含む宿主細胞。また、前記ポリペプチドに結合する抗体。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)Fig.2(配列番号:2)のアミノ酸残基約1〜約667の配列を有するPRO10282ポリペプチドをコードするDNA分子、又は(b)Fig.7(配列番号:5)のアミノ酸残基約1〜約658の配列を有するPRO19578ポリペプチドをコードするDNA分子、又は(c)(a)又は(b)のDNA分子の相補鎖に対して、少なくとも約80%の配列同一性を有するDNAを含む単離された核酸分子。
【請求項2】
(a)Fig.1(配列番号:1)の約49〜約2049のヌクレオチド位置、又は(b)Fig.6(配列番号:4)の約186〜約2159のヌクレオチド位置、又は(c)(a)又は(b)のヌクレオチド配列の相補鎖の配列を含む請求項1の単離された核酸分子。
【請求項3】
Fig.1(配列番号:1)又はFig.6(配列番号:4)のヌクレオチド配列を含む請求項1の単離された核酸分子。
【請求項4】
(a)Fig.2(配列番号:2)のアミノ酸残基約1〜約667の配列、又は(b)Fig.7(配列番号:5)のアミノ酸残基約1〜約658の配列をコードするヌクレオチド配列を含む請求項1の単離された核酸分子。
【請求項5】
(a)2000年1月11日にATCCにATCC寄託番号PTA-1181(DNA148380-2827)の下に寄託されたヒトタンパク質cDNAにコードされる同一の成熟ポリペプチドをコードするDNA分子、又は(b)2000年2月23日にATCCにATCC寄託番号PTA-1405(DNA148389-2827-1)の下に寄託されたヒトタンパク質cDNAにコードされる同一の成熟ポリペプチドをコードするDNA分子、又は(c)(a)又は(b)のDNA分子の相補鎖に対して、少なくとも約80%の配列同一性を有するDNAを含む単離された核酸分子。
【請求項6】
(a)2000年1月11日にATCCにATCC寄託番号PTA-1181(DNA148380-2827)の下に寄託されたヒトタンパク質cDNA、又は(b)2000年2月23日にATCCにATCC寄託番号PTA-1405(DNA148389-2827-1)の下に寄託されたヒトタンパク質cDNAにコードされる同一の成熟ポリペプチドをコードするDNAを含む、請求項5の単離された核酸分子。
【請求項7】
(a)2000年1月11日にATCCにATCC寄託番号PTA-1181(DNA148380-2827)の下に寄託されたヒトタンパク質cDNAの配列をコードする全長ポリペプチド、又は(b)2000年2月23日にATCCにATCC寄託番号PTA-1405(DNA148389-2827-1)の下に寄託されたヒトタンパク質cDNAの配列をコードする全長ポリペプチド、又は(c)(a)又は(b)のコード化配列の相補鎖に対して少なくとも約80%の配列同一性を有するDNAを含む単離された核酸分子。
【請求項8】
(a)2000年1月11日にATCCにATCC寄託番号PTA-1181(DNA148380-2827)の下に寄託されたヒトタンパク質cDNAの配列をコードする全長ポリペプチド、又は(b)2000年2月23日にATCCにATCC寄託番号PTA-1405(DNA148389-2827-1)の下に寄託されたヒトタンパク質cDNAの配列をコードする全長ポリペプチドを含む請求項7の単離された核酸分子。
【請求項9】
(a)Fig.2(配列番号:2)のアミノ酸1〜約667、又は(b)Fig.7(配列番号:5)のアミノ酸1〜約658をコードする核酸配列の相補鎖に対してハイブリダイズするDNAを含むPRO10282ポリペプチドをコードする単離された核酸分子。
【請求項10】
(a)Fig.2(配列番号:2)のアミノ酸1〜約667をコードする核酸が、Fig.1(配列番号:1)のヌクレオチド49〜約2049を含み、(b)Fig.7(配列番号:5)のアミノ酸1〜約658をコードする核酸が、Fig.6(配列番号:4)のヌクレオチド186〜約2159を含む、請求項9の単離された核酸分子。
【請求項11】
ハイブリダイゼーションが、緊縮なハイブリダイゼーション及び洗浄条件で行われる、請求項9の単離された核酸分子。
【請求項12】
(a)Fig.2(配列番号:2)のアミノ酸残基1〜約667の配列、又は(b)Fig.7(配列番号:5)のアミノ酸残基1〜約658の配列、又は(c)(a)又は(b)のDNAの相補鎖と比較したときに、少なくとも約80%ポジティブのスコアとされるポリペプチドをコードするDNAを含む単離された核酸分子。
【請求項13】
少なくとも約765ヌクレオチドを有し、試験DNA分子を(a)Fig.2(配列番号:2)のアミノ酸残基1〜約667の配列を有するPRO10282ポリペプチドをコードするDNA分子、又は(b)Fig.7(配列番号:5)のアミノ酸残基1〜約658の配列を有するPRO19578ポリペプチドをコードするDNA分子、又は(c)(a)または(b)のDNA分子の相補鎖と緊縮なハイブリダイゼーション条件下でハイブリダイズし、試験DNA分子を単離することにより生成される、単離された核酸分子。
【請求項14】
(a)、(b)又は(c)に対して少なくとも約80%配列同一性を有する、請求項13の単離された核酸分子。
【請求項15】
請求項1ないし14の何れか1項の核酸分子を含むベクター。
【請求項16】
前記核酸分子が、ベクターで形質転換された宿主細胞により認識されるコントロール配列と作用可能に結合する請求項15のベクター。
【請求項17】
ATCCに寄託番号PTA-1181(DNA148380-2827)、又はPTA-1405(DNA148389-2827-1)の下に寄託された核酸分子。
【請求項18】
請求項15のベクターを含む宿主細胞。
【請求項19】
前記細胞がCHO細胞である請求項18の宿主細胞。
【請求項20】
前記細胞が大腸菌である請求項18の宿主細胞。
【請求項21】
前記細胞が酵母である請求項18の宿主細胞。
【請求項22】
前記Stra6ポリペプチドの発現に適した条件下で請求項18の宿主細胞を培養し、前記Stra6ポリペプチドの宿主細胞からの回収することを含むStra6ポリペプチドを生成する方法。
【請求項23】
(a)Fig.2(配列番号:2)のアミノ酸残基約1〜約667、又は(b)Fig.7(配列番号:5)のアミノ酸残基約1〜約658の配列と少なくとも約80%配列同一性を有するアミノ酸配列を含む単離されたStra6ポリペプチド。
【請求項24】
(a)Fig.2(配列番号:2)のアミノ酸残基1〜約667、又は(b)Fig.7(配列番号:5)のアミノ酸残基1〜約658を含む請求項23の単離されたStra6ポリペプチド。
【請求項25】
(a)2000年1月11日にATCCにATCC寄託番号PTA-1181(DNA148380-2827)の下に寄託されたベクターのcDNA挿入物、又は(b)2000年2月23日にATCCにATCC寄託番号PTA-1405(DNA148389-2827-1)の下に寄託されたベクターのcDNA挿入物にコードされるポリペプチドに対して、少なくとも約80%の配列同一性を有する単離されたStra6ポリペプチド。
【請求項26】
(a)2000年1月11日にATCCにATCC寄託番号PTA-1181(DNA148380-2827)の下に寄託されたベクターのcDNA挿入物、又は(b)2000年2月23日にATCCにATCC寄託番号PTA-1405(DNA148389-2827-1)の下に寄託されたベクターのcDNA挿入物にコードされる請求項25の単離されたStra6ポリペプチド。
【請求項27】
(a)Fig.2(配列番号:2)のアミノ酸残基1〜約667の配列、又は(b)Fig.7(配列番号:5)のアミノ酸残基1〜約658の配列と比較したときに少なくとも80%ポジティブのスコアを示す単離されたStra6ポリペプチド。
【請求項28】
(a)Fig.2(配列番号:2)のアミノ酸残基1〜約667、又は(b)Fig.7(配列番号:5)のアミノ酸残基1〜約658、又は(c)抗Stra6抗体に対する結合部位を提供するのに十分な(a)又は(b)の断片の配列を含む、単離されたStra6ポリペプチド。
【請求項29】
(i)試験DNA分子を緊縮な条件の下で(a)Fig.2(配列番号:2)のアミノ酸残基1〜約667の配列、又は(b)Fig.7(配列番号:5)のアミノ酸残基1〜約658の配列、又は(c)(a)のDNA分子の相補鎖を含むStra6ポリペプチドをコードするDNA分子とハイブリダイズし、(ii)前記ポリペプチドの発現に適した条件下で前記試験DNA分子を含む宿主細胞を培養し、(iii)細胞培地から前記ポリペプチドを回収することにより生成される単離されたポリペプチド。
【請求項30】
前記試験DNAが(a)又は(b)に対して少なくとも約80%配列同一性を有する請求項29の単離されたポリペプチド。
【請求項31】
異種アミノ酸配列と融合されたStra6ポリペプチドを含むキメラ分子。
【請求項32】
前記異種アミノ酸配列がエピトープタグ配列である、請求項31のキメラ分子。
【請求項33】
前記異種アミノ酸配列が免疫グロブリンのFc領域である、請求項31のキメラ分子。
【請求項34】
Stra6ポリペプチドに特異的に結合する抗体。
【請求項35】
前記ポリペプチドを発現する細胞の死を誘導する、請求項34の抗体。
【請求項36】
前記細胞が同組織型の正常細胞と比較して前記ポリペプチドを過剰発現する癌細胞である請求項35の抗体。
【請求項37】
モノクローナル抗体である請求項34の抗体。
【請求項38】
非ヒト相補性決定領域(CDR)又はヒトフレームワーク領域(FR)を含む請求項37の抗体。
【請求項39】
標識された請求項34の抗体。
【請求項40】
抗体断片又は一本鎖抗体である請求項34の抗体。
【請求項41】
ヒト化抗体である請求項34の抗体。
【請求項42】
請求項34の抗体を製薬的に許容可能な担体と混合されて含む物質の組成物。
【請求項43】
治療に有効な量の前記抗体を含む請求項42の組成物。
【請求項44】
さらに細胞毒性又は化学療法剤を含む請求項42の物質の組成物。
【請求項45】
請求項34の抗体をコードする単離された核酸分子。
【請求項46】
請求項45の核酸分子を含むベクター。
【請求項47】
請求項46のベクターを含む宿主細胞。
【請求項48】
Stra6ポリペプチドと結合する抗体の生成方法であって、前記抗体の発現を可能にするのに十分な条件下で請求項47の宿主細胞を培養し、細胞培地から前記抗体を回収することを含む方法。
【請求項49】
Stra6ポリペプチドに対するアゴニスト。
【請求項50】
Stra6ポリペプチドに対するアンタゴニスト。
【請求項51】
前記アンタゴニストが腫瘍細胞増殖を阻害する請求項50のアンタゴニスト。
【請求項52】
(a)Stra6ポリペプチド、(b)Stra6ポリペプチドのアゴニスト、(c)Stra6ポリペプチドのアンタゴニスト、又は(d)抗Stra6抗体を、製薬的に許容可能な担体と混合して含む物質の組成物。
【請求項53】
(a)Fig.2(配列番号:2)、又はFig.7(配列番号:5)のアミノ酸1〜Xをコードし、ここでXはFig.2(配列番号:2)又はFig.7(配列番号:5)の49〜59の任意のアミノ酸であるDNA分子、あるいは(b)(a)のDNA分子の相補鎖と少なくとも約80%配列同一性を有するヌクレオチド配列を含む単離された核酸分子。
【請求項54】
(a)Fig.2(配列番号:2)のアミノ酸1〜Xをコードし、ここでXはFig.2(配列番号:2)の49〜59の任意のアミノ酸であるヌクレオチド配列、又は(b)(a)のヌクレオチド配列の相補鎖を含む請求項53の単離された核酸分子。
【請求項55】
(a)Fig.2(配列番号:2)、又はFig.7(配列番号:5)の残基約1〜Xのアミノ酸配列(ここで、XはFig.2(配列番号:2)、又はFig.7(配列番号:5)の49〜59の任意のアミノ酸である)と比較したときに、少なくとも約80%ポジティブのスコアとされるポリペプチドをコードするヌクレオチド配列、あるいは(b)(a)のヌクレオチド配列の相補鎖を含む単離された核酸分子。
【請求項56】
Fig.2(配列番号:2)、又はFig.7(配列番号:5)のアミノ酸1〜X(ここでXはFig.2(配列番号:2)、又はFig.7(配列番号:5)の49〜59の任意のアミノ酸である)と少なくとも約80%配列同一性を有するアミノ酸配列を含む単離された可溶性Stra6ポリペプチド。
【請求項57】
Fig.2(配列番号:2)のアミノ酸1〜Xを含み、ここでXはFig.2(配列番号:2)の49〜59の任意のアミノ酸である、請求項56の単離された可溶性Stra6ポリペプチド。
【請求項58】
(a)Fig.2(配列番号:2)、又はFig.7(配列番号:5)のアミノ酸1〜X(ここでXはFig.2(配列番号:2)、又はFig.7(配列番号:5)の49〜59の任意のアミノ酸である)のアミノ酸配列と比較したときに、少なくとも約80%ポジティブであるスコアを示すアミノ酸配列を含む単離された可溶性Stra6ポリペプチド。
【請求項59】
前記ポリペプチドを含むと推測される試料中のStra6ポリペプチドの存在を決定する方法であって、抗Stra6抗体に試料を暴露し、前記試料中の前記ポリペプチドに対する前記抗体の結合を測定する方法。
【請求項60】
前記試料がStra6ポリペプチドを含むと推測される細胞を含む請求項59の方法。
【請求項61】
前記細胞が癌細胞である請求項60の方法。
【請求項62】
(a)哺乳動物から得られた組織細胞の試験試料、及び(b)同組織型の既知の正常組織細胞の対照試料中のStra6ポリペプチドをコードする遺伝子発現のレベルを検定することを含む哺乳動物の腫瘍を診断する方法であって、対照試料に比較して試験試料の発現レベルが高いことにより、試験組織細胞を得た哺乳動物に腫瘍が存在することが示唆される方法。
【請求項63】
(a)哺乳動物から得た組織細胞の試験試料と抗Stra6抗体を接触させ、(b)試験試料中のStra6ポリペプチドと前記抗体の複合体の形成を検出することを含む哺乳動物の腫瘍を診断する方法であって、複合体の形成により前記哺乳動物の腫瘍の存在が示唆される方法。
【請求項64】
前記抗体が検出可能に標識される請求項63の方法。
【請求項65】
組織細胞の前記試験試料を新生物細胞成長又は増殖を有すると示唆される個体から得る請求項63の方法。
【請求項66】
抗Stra6抗体及び包装に適した担体を含む癌診断キット。
【請求項67】
Stra6ポリペプチドを含むと推測される試料中のStra6ポリペプチドの存在を検出するために前記抗体を用いるという説明書を更に含む請求項66のキット。
【請求項68】
腫瘍細胞の増殖を阻害する方法であって、Stra6ポリペプチドを発現する腫瘍細胞を前記ポリペプチドの生物学的活性を阻害する有効量の薬剤に暴露することを含み、従って前記腫瘍の増殖が阻害される方法。
【請求項69】
前記腫瘍細胞が、同組織型の正常細胞に比較して前記Stra6ポリペプチドを過剰発現する請求項68の方法。
【請求項70】
前記薬剤が抗Stra6抗体である請求項68の方法。
【請求項71】
前記抗Stra6抗体が細胞死を誘導する請求項70の方法。
【請求項72】
前記腫瘍細胞を放射線治療、細胞毒性剤、又は化学療法剤にさらに暴露する請求項68の方法。
【請求項73】
前記腫瘍細胞をStra6をコードする遺伝子の発現を促進する薬剤に更に暴露される請求項68の方法。
【請求項74】
前記薬剤がレチノイン酸又はその類似物である請求項73の方法。
【請求項75】
前記薬剤が、Stra6ポリペプチド又はその相補鎖をコードする核酸とハイブリダイズするアンチセンスオリゴヌクレオチドである請求項68の方法。
【請求項76】
前記腫瘍細胞を放射線治療、細胞毒性剤、又は化学療法剤に更に暴露する請求項75の方法。
【請求項77】
前記腫瘍細胞を、Stra6をコードする遺伝子の発現を促進する薬剤にさらに暴露する請求項75の方法。
【請求項78】
前記薬剤がレチノイン酸又はその類似物である請求項77の方法。
【請求項79】
容器;
容器上のラベル;及び
容器に入れられた活性剤を含有する組成物を含んでなる製造品であって、組成物が腫瘍細胞の増殖を阻止するのに有効であり、容器上のラベルには、組成物が前記腫瘍細胞でのStra6ポリペプチドの同組織型の正常細胞に比較される過剰発現により特徴付けられる症状の治療に効果的であることが示される製造品。
【請求項80】
前記活性剤が前記Stra6ポリペプチドの生物学的活性及び/又は発現を阻害する請求項79の製造品。
【請求項81】
前記活性剤が抗Stra6抗体である請求項80の製造品。
【請求項82】
前記活性剤がアンチセンスオリゴヌクレオチドである請求項81の製造品。
【請求項83】
Stra6ポリペプチドの生物学的又は免疫学的活性を阻害する化合物を同定する方法であって、候補化合物と前記ポリペプチドを2つの化合物が相互作用するのに十分な条件と時間で接触させ、前記ポリペプチドの生物学的又は免疫学的活性が阻害されるかを決定することを含む方法。
【請求項84】
前記候補化合物又は前記Stra6ポリペプチドを固体支持体に固定する請求項83の方法。
【請求項85】
非固定化成分を検出可能に標識する請求項84の方法。
【請求項86】
Stra6ポリペプチドの活性を阻害する化合物を同定する方法であって、(a)細胞と候補化合物を接触させて、前記Stra6ポリペプチドに通常誘発される細胞応答の誘発に適した条件下、前記Stra6ポリペプチドの存在下でスクリーニングし、(b)試験化合物がStra6活性の阻害に有効であるかを決定するために前記細胞応答の誘発を測定する工程を含み、前記細胞応答の誘発の欠如により前記化合物が有効な阻害剤であることが示唆される方法。
【請求項87】
Stra6ポリペプチドを発現する細胞の前記ポリペプチドの発現を阻害する化合物を同定する方法であって、候補化合物と前記細胞を接触させ、前記Stra6ポリペプチドの発現が阻害されるかどうかを決定することを含む方法。
【請求項88】
前記候補化合物が抗体である請求項87の方法。
【請求項89】
前記候補化合物がアンチセンスオリゴヌクレオチドである請求項87の方法。
【請求項90】
Stra6ポリペプチドの生物学的又は免疫学的活性を阻害する化合物であって、前記Stra6ポリペプチドと候補化合物を2つの化合物を相互作用させるのに十分な条件と時間で接触させ、前記Stra6ポリペプチドの生物学的又は免疫学的活性が阻害されるかどうかを測定することを含む方法により同定される化合物。
【請求項91】
抗体である請求項90の化合物。
【請求項92】
小分子である請求項90の化合物。
【請求項93】
Stra6ポリペプチドの活性を阻害するStra6アンタゴニスト化合物であって、(a)細胞と候補化合物を接触させて、前記Stra6ポリペプチドに通常誘発される細胞応答の誘発に適した条件下、前記Stra6ポリペプチドの存在下でスクリーニングし、(b)試験化合物が有効なアンタゴニストであるかを決定するために前記細胞応答の誘発を測定する工程を含み、前記細胞応答の誘発の欠如により前記化合物が有効なStra6アンタゴニストであることが示唆される方法により同定される化合物。
【請求項94】
抗体である請求項93の化合物。
【請求項95】
小分子である請求項93の化合物。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図3D】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図4D】
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【図4E】
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【図4F】
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【図4G】
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【図4H】
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【図4I】
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【図4J】
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【図4K】
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【図4L】
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【図4M】
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【図4N】
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【図4O】
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【図4P】
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【図4Q】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12A】
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【図12B】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2011−103891(P2011−103891A)
【公開日】平成23年6月2日(2011.6.2)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−10411(P2011−10411)
【出願日】平成23年1月21日(2011.1.21)
【分割の表示】特願2001−551209(P2001−551209)の分割
【原出願日】平成13年1月11日(2001.1.11)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】