説明

有機物質由来の揮発性有機化合物の吸着

本発明は、有機物質由来の揮発性有機化合物を吸着するための、パラジウムドープされたZSM−5の使用に関し、前記ZSM−5のSi:Alの比は、100:1以下であり、前記パラジウムドープされたZSM−5は、10vol%未満の酸素を含む環境で使用される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、低酸素を含むかまたは酸素を含まない環境において、有機物質(有機物)由来の揮発性有機化合物(volatile organic compounds、VOC)の吸着に関する。より詳細には、有機物質は、食品のような、腐敗しやすい有機物品であり得る。
【背景技術】
【0002】
生鮮製品のCA(controlled atmosphere)貯蔵は、製品の保存期間を長くするために高水準の二酸化炭素および減少した酸素を使用する。MAP包装(modified atmosphere packaging)は、空気と比べて大気内の酸素の量を減少させることにより、食品の寿命および/または品質を向上させるために用いられる。生鮮製品は、高水準の二酸化炭素および減少した水準の酸素を使用し、呼吸速度(respiration rate)を減少させる、変更された大気下で包装される。
【0003】
揮発性有機化合物は、有機物質から誘導される化合物を含む。有機物質から誘導される揮発性有機化合物の一例としては、熟成をもたらす植物ホルモンのエチレンがあり、他の例としては、魚が変質する際に一般的に放出されるガスのトリメチルアミンがある。
【0004】
有機物質由来の揮発性有機化合物の除去は、多様な分野に適用される。エチレンの吸着は、果物および野菜から発生する、所望しない変質、変色、葉の損傷および発芽を防止することができ、他の食品と園芸作物が早期に腐るのを防止可能であることが知られており、不快な匂いを除去することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
AlまたはKMnO上のPtを使用する揮発性有機化合物を酸化および燃焼させるために多様な方法が用いられている。しかし、このようなシステムは、揮発性有機化合物の除去に効果的であるとはいえ、その使用において欠点がある。Al上のPtは、触媒反応を起こしてエチレンを燃焼させることにより上昇した温度で作用するため、揮発性有機化合物の原料から分離された、加熱したユニットで使用される必要がある(例えば、GB2163637AおよびUS4,331,693参照)。KMnOは、湿った環境では揮発性有機化合物を効率的に除去するには及ばない。食品のような有機物質は、加熱したら性質が変化し湿気を発散するため、このようなシステムは、有機物質由来の揮発性有機化合物の除去に用いるのには好適でない。
【0006】
低い温度で用いるのに好適な別の揮発性有機化合物の除去方法があるが、これらの方法は、揮発性有機化合物の吸着のために、一般的に促進剤において高表面積支持体の使用を含む。例えば、JP2−261341は、冷凍貯蔵室からのエチレン吸着に関するものであり、JP2−233381は、エチレン吸着フィルムに関するものであり、JP2000−004783は、冷蔵庫で使用するための、結合されたエチレン吸着剤、防臭剤および殺菌剤に関するものである。特定の支持体物質はこれらの公報には開示されておらず、代わりに、活性炭と金属酸化物が支持体としての使用に一般的に好適であると言及されている。GB2252968は、ゼオライトと結合されたセピオライトと、白金族金属、鉄族金属、族I金属、族VII金属および希土類金属から選択される金属を含む吸着剤に関するものである。GB2252968で説明された、本発明で使用するのに最も好適なゼオライトはシリカライトであるが、これは、そのアルミナ含有量がほぼ0であるからである。
【0007】
WO2007/052074は、有機物質由来の揮発性有機化合物を吸着するためにパラジウムドープされたZSM−5を使用することに関するものである。しかし、WO2007/052074は、低気体酸素の環境または気体酸素がない環境において、パラジウムドープされたZSM−5を使用することについては言及していない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1態様によれば、有機物質由来の揮発性有機化合物(volatile organic compounds、VOC)を吸着するための、パラジウムドープ(処理)されたZSM−5の使用が提供され、このとき、前記ZSM−5のSi:Alの比は、100:1以下であり、前記パラジウムドープされたZSM−5は、10vol%未満の酸素を含む環境で使用される。選択的に、ZSM−5のSi:Alの比は、22:1から28:1である。
【0009】
吸着された揮発性有機化合物の少なくとも一部は、ドープされたZSM−5上に吸着された後に第2化合物に変換可能である。
【0010】
一実施形態において、有機物質は、食品および園芸作物のように、腐敗しやすい有機物品を含む。食品は、果物および/または野菜を含むことができる。園芸作物は、植物および/または切り花を含むことができる。
【0011】
他の実施形態において、有機物質は、ゴミを含む。前記ゴミは、腐っていく間に悪臭が発生する食品廃棄物のような生ゴミを含む。
【0012】
揮発性有機化合物が誘導される有機物質は、貯蔵容器または包装内に貯蔵され、ドープされたZSM−5は、揮発性有機化合物を吸着するために閉鎖または半密閉された環境に置かれる。腐敗しやすい有機物品の場合に、貯蔵容器または包装は、製品が保管される貯蔵容器または包装のようなものであるが、例えば、運送時に製品の保管に用いられる木箱、または販売前の陳列時に製品が保管される包装がある。他の実施形態において、ドープされたZSM−5は、貯蔵容器または包装の内部またはその一部の内部に注入される。他の実施形態において、ドープされたZSM−5は、貯蔵容器または包装内の注入および保存用基質を有するラベルに注入される。
【0013】
仮に、腐敗しやすい有機物品が食品の場合、ドープされたZSM−5は、食品との直接的な接触を防ぐ方法、例えば、ガス侵透性障壁層の後方で包装されてもよい。ガス侵透性障壁層は、粉末のドープされたZSM−5を取り囲む小袋またはラベルの一部を形成してもよいし、あるいは、ガス侵透性障壁層は、ドープされたZSM−5を有するインク層の上部に貼られてもよい。インクは、印刷、キャスティング、ローラ塗布、ブラッシング、噴霧などの手法により、貯蔵容器または包装の内部表面に固定可能である。追加的に、ドープされたZSM−5の吸着能力が水分に比較的敏感であるため、ドープされたZSM−5は、シリカゲルのような水分吸着物質と共に包装される。
【0014】
しかし、仮に、揮発性有機化合物の原料がゴミであれば、貯蔵容器または包装は、ゴミ容器となり得る。
【0015】
一般的に、ドープされたZSM−5は微粒子となり、小袋の内部などに緩く包装可能である。これとは異なり、微粒子は、貯蔵容器内に注入されるか、包装物質(例えば、PETのようなプラスチック)内に注入されるか、インク内に注入されるか、触媒担体として使用される、例えば、セラミックまたは金属モノリスのような他の物体上またはその内部に単にコーティングされ、他の物質と結合可能である。触媒担体として一般的に使用される、他の形態の低圧降下基質も使用できる。他の実施形態において、ドープされたZSM−5は、押出成形物、ペレット、錠剤、グレインまたはグラニュールの形態である。ZSM−5は、このような形態への形成前または後にドープ処理可能である。
【0016】
本発明を用いる別の方法は適切な環境で使用できる。
【0017】
本発明にかかる一つの利点は、揮発性有機化合物が相対的に低い温度、例えば、−10℃〜50℃の温度範囲、より一般的には、0℃〜40℃で吸着できることである。例えば、温度範囲は、約0℃〜約35℃、または約0℃〜約30℃であり得る。これは、ドープされたZSM−5が、複雑な加熱およびガス再循環装置を要することなく、冷蔵庫のように有機物質が一般的に置かれる環境または周辺温度で使用できるようにする。にもかかわらず、加熱およびガス再循環装置が許容される場所(例えば、ガス制御システム)では、ドープされたZSM−5が、上昇した温度、例えば、60℃以上で作動することもできる。
【0018】
一実施形態において、揮発性有機化合物は、エチレンを含む。エチレンは、植物から分泌される気体ホルモンであって、植物を萎れさせ、果物を熟成させる。植物から放出された揮発性有機化合物の除去は、食品と園芸作物が運送および/または長期間の貯蔵で発生し得る、このような過程を遅延させることができる。したがって、本発明は、食品および園芸作物に対する生産、運送、輸出および購買産業などに応用できる。最初の試験によれば、従来の方法とは異なり、本発明にかかる吸着器を用いると、クリマクテリック後(post−climacteric)の果物の保存期間が延長可能である(Terry L、Ilkenhans T、Poulston S、Rowsell EおよびSmith AWJ、Postharvest Biology and Technology45(2007)214−220)。すなわち、クリマクテリック呼吸の増加が始まった後も、果物はエチレン吸着のためにパラジウムドープされたZSM−5を用いてさらに熟成するのを防止するか、少なくとも熟成速度を低下させることができる。
【0019】
他の実施形態において、揮発性有機化合物は、ホルムアルデヒドおよび/または酢酸を含む。ホルムアルデヒドおよび酢酸は、家庭でよく見かけられる、悪臭のする化学物質である。ホルムアルデヒドは、ベニヤ板のような加圧接着木材から放出できるが、染料、繊維、プラスチック、紙製品、肥料および化粧品からも見かけられる。酢酸は、生ゴミと動物の排泄物から放出できる。したがって、本発明の家庭環境における悪臭の除去にも適用される。
【0020】
また、水分に晒され、パラジウムドープされたZSM−5の活動性がやや低下しても、濡れた際にも引き続き効率よく機能を果たすことができる。食品および園芸作物は、通常は湿った環境で貯蔵されるため、このような特徴は関連産業において有用である。
【0021】
パラジウムドープされたZSM−5を製造する方法が熟練した化学者に知られており、これらの方法は、Pd(NO、Pd(OAc)、PdCl、シュウ酸パラジウム、(テトラアミンパラジウム炭酸水素塩(tetraamine palladium hydrogen carbonate))、(テトラアミンパラジウム水酸化物(tetraamine palladium hydroxide))および(テトラアミンパラジウム酢酸塩(tetraamine palladium acetate))など、多様なパラジウム塩の使用を含む。一般的に、ZSM−5は、少なくとも1種のパラジウム塩が注入された後にか焼されるが、ある分野では必要としないこともある。か焼された、パラジウムドープされたZSM−5のサンプルは、少なくとも部分的に酸化したパラジウムを含むことになる。
【0022】
パラジウム自体は、ZSM−5の総重量を基準として0.1wt%〜10.0wt%、選択的には、0.5wt%〜5.0wt%を含む。
【0023】
ドープされたZSM−5は、調整された大気または変更された大気の環境にで便利に使用されることが可能になる。一実施形態において、このような環境内の酸素の水準は、0.5vol%以上、10vol%未満である。例えば、酸素の水準は、約1vol%、約2vol%、約4vol%、約5vol%、約6vol%、約7vol%、約8vol%、または約9vol%であり得る。他の実施形態において、酸素の水準は、実質的に0vol%である。気体混合物の残部は、(窒素のような)非活性気体、選択的には、二酸化炭素および/または一酸化炭素を含むことができる。
【0024】
一実施形態において、ドープされたZSM−5は、0.10ppm以下、選択的には、0.05ppm以下の水準である揮発性有機化合物を吸着するのに効果的である。他の実施形態において、ドープされたZSM−5は、実質的にすべての揮発性有機化合物を吸収するのに効果的である。
【0025】
本発明の他の利点は、ドープされたZSM−5が延長された期間、例えば、数日(実際の時間は使用される環境に従属する)間、揮発性有機化合物の除去のために連続的に使用できることである。また、使用後に、ZSM−5は、ZSM−5に吸着された揮発性有機化合物および第2化合物を放出するために、空気中において、30分間、250℃にて加熱可能であり、それにより、再使用のためにパラジウムドープされたZSM−5を再生する。これは、パラジウムドープされたZSM−5が延長された期間に使用できるようにし、揮発性有機化合物原料から除去され、再生されて、再使用される。再生過程が長いか、費用がかかるわけではないことから、ドープされたZSM−5は、費用において揮発性有機化合物の除去用として効果的である。これに対し、KMnOは、加熱時にKOとマンガン酸化物を分解するため、再生が不可能である。
【0026】
ドープされたZSM−5がその吸着能力に逹し、それにより、再生が必要な時点を確認するために、VOCインジケータが、ドープされたZSM−5と共に使用されるために含まれてもよい。
【0027】
好適なインジケータは、特許出願JP60−202252に開示されたパラジウム系のエチレンインジケータを含む。
【図面の簡単な説明】
【0028】
本発明を明確に理解するために、添付した図面を参照して説明される、以下の実施例が提供される。
【図1】約8.4vol%の酸素を含む環境において、パラジウムドープされたZSM−5による、時間に応じたエチレン吸着を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0029】
実施例1
ドープされた支持体の用意
吸着剤として知られている、ドープされた支持体が、初期湿気浸透方法を用いて用意される。支持体(例えば、ゼオライトの水素形態)には、パラジウムの硝酸塩または塩化物塩が侵透し、空気中において、2時間の間、500℃でか焼される前に、110℃にて乾燥する。
【0030】
実施例2
エチレン吸着測定
測定は、21℃で、250−355μm粒径の0.1gドープされた支持体、多様な酸素濃度の50ml/minの気体流量、200ppmのC、〜80%の相対湿度およびバランス窒素を有する栓流反応器で行われた。この実験の結果は、次のとおりである。
【0031】
【表1】

【0032】
実施例3
エチレン吸着測定
測定は、21℃で、250−355μm粒径の0.1gドープされた支持体を有して行われた。1リットルの瓶が部分的に真空となり、残留する空気と混合された窒素内に500ppmのエチレンで満たされ、初期のO濃度は8.4vol%であった。
【0033】
図1は、Pdドープされた支持体が、約12時間にわたって、すべてのエチレンを実質的に吸収することを示している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
パラジウムドープされたZSM−5の使用であって、
有機物質由来の揮発性有機化合物(VOC)を吸着するものであり、
前記ZSM−5のSi:Alの比が、100:1以下であり、
前記パラジウムドープされたZSM−5が、10vol%未満の酸素を含む環境で使用される、パラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項2】
前記ZSM−5のSi:Alの比は、22:1〜28:1である、請求項1に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項3】
前記有機物質が腐敗しやすい有機物品である、請求項1または2に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項4】
前記腐敗しやすい有機物品が食品である、請求項3に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項5】
前記食品が果物および/または野菜である、請求項4に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項6】
前記腐敗しやすい有機物品が、園芸作物である、請求項1または2に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項7】
前記園芸作物が、植物および/または切り花である、請求項6に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項8】
前記有機物質が、ゴミを含んでなるものである、請求項1または2に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項9】
前記有機物質が、貯蔵容器または包装に貯蔵されてなるものである、請求項1〜8のいずれか一項に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項10】
前記パラジウムドープされたZSM−5が、前記貯蔵容器または包装の内部またはその一部の内部に注入されてなる、請求項9に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項11】
前記パラジウムドープされたZSM−5が、前記貯蔵容器または包装内の注入および保存用基質を有するラベルに注入されてなる、請求項9に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項12】
前記貯蔵容器または包装がゴミ容器である、請求項9〜11のいずれか一項に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項13】
前記揮発性有機化合物が、−10℃〜50℃の温度で吸着される、請求項1〜12のいずれか一項に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項14】
前記揮発性有機化合物が、0℃〜約40℃、好ましくは、0℃〜30℃の温度で吸着される、請求項13に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項15】
前記揮発性有機化合物が、エチレンを含んでなるものである、請求項1〜14のいずれか一項に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項16】
前記揮発性有機化合物が、ホルムアルデヒドおよび/または酢酸を含んでなるものである、請求項1〜15のいずれか一項に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項17】
前記パラジウムが、前記ドープされたZSM−5の総重量を基準として0.1wt%〜10.0wt%で含まれてなる、請求項1〜16のいずれか一項に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項18】
前記パラジウムが、ZSM−5の総重量を基準として0.5wt%〜5.0wt%で含まれてなる、請求項17に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項19】
前記環境が、調整された大気の環境または変更された大気の環境である、請求項1〜18のいずれか一項に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項20】
前記酸素が、0.5vol%以上10vol%未満で存在する、請求項1〜19のいずれか一項に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項21】
前記揮発性有機化合物が、0.10ppm以下の水準で吸着される、請求項1〜20のいずれか一項に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項22】
前記揮発性有機化合物が、0.05ppm以下の水準で吸着される、請求項24に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項23】
前記パラジウムドープされたZSM−5を、空気中において、30分間、250℃で加熱し、
前記パラジウムドープされたZSM−5に吸着された揮発性有機化合物および存在する第2化合物を放出し、
それにより、更なる使用のためにパラジウムドープされたZSM−5を再生するものである、請求項1〜22のいずれか一項に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項24】
前記パラジウムドープされたZSM−5が、VOCインジケータと共に使用される、請求項1〜23のいずれか一項に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。
【請求項25】
前記パラジウムドープされたZSM−5が、
ラベルの形態、小袋の形態またはインクの形態であり、
触媒担体上またはその内部にコーティングされた形態であり、或いは
押出成形物、ペレット、錠剤、グレインまたはグラニュールの形態であり、或いは、
前記パラジウムドープされたZSM−5が、包装物質内に挿入されてなるものである、請求項1〜24のいずれか一項に記載のパラジウムドープされたZSM−5の使用。

【図1】
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【公表番号】特表2012−532007(P2012−532007A)
【公表日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−516869(P2012−516869)
【出願日】平成22年7月2日(2010.7.2)
【国際出願番号】PCT/GB2010/051095
【国際公開番号】WO2011/001186
【国際公開日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【出願人】(590004718)ジョンソン、マッセイ、パブリック、リミテッド、カンパニー (152)
【氏名又は名称原語表記】JOHNSON MATTHEY PUBLIC LIMITED COMPANY
【Fターム(参考)】