説明

有無線連動サーバ、放送参加端末装置および放送参加サービスを提供する方法

【課題】放送参加端末装置、放送参加を支援する有無線連動サーバ、および放送参加サービスを提供する方法が開示される。
【解決手段】有無線連動サーバは、複数の端末装置の中から少なくともいずれか1つの放送参加端末装置における参加要請の発生に応じて、前記放送参加端末装置に提供される放送に関する視聴チャネル情報を獲得する情報獲得部と、前記獲得した視聴チャネル情報に対応した参加アドレス情報を識別して前記放送参加端末装置に送信することによって、前記放送参加端末装置で前記参加アドレス情報を用いて放送参加と関連する参加制御サーバに接続するようにする情報処理部とを含んで構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、様々な種類の放送参加端末装置を用いて容易に放送参加を支援することのできる放送参加端末装置、放送参加を支援する有無線連動サーバ、および放送参加サービスを提供する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
参加型放送とは、放送中に視聴者から受信した音声または映像などを放送データに挿入して放送することによって、視聴者の参加を誘導する形態の放送を意味する。最近、IPTV(Internet Protocol Television)放送ではIPネットワーク上で視聴者の映像挿入および参加型放送システムの全般を制御し、視聴者の参加を管理するIMS(IP Multimedia Subsystem)基盤の制御体系が提案された。
【0003】
しかし、参加型放送コンテンツの伝達がIP網のみを考慮し、放送に参加する装置がPC基盤に限定されているため、様々な端末を用いて放送参加する体系が備えられなかった。また、参加型放送機能を提供する複数の放送プログラムがあるとき、所望するチャネルに接近する放送参加端末装置および方法が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態は、予め設定された固定の参加アドレス情報、有無線連動サーバから受信した参加アドレス情報、視聴チャネル情報を用いて獲得した参加アドレス情報、放送映像に提供される参加アドレス情報のうちのいずれか1つを用いて参加制御サーバに接近することによって、放送参加を容易に行うことのできる放送参加端末装置および放送参加サービスを提供する方法を提供する。
【0005】
本発明の実施形態は、参加制御サーバと通信事業者に加入した放送参加端末(以下、「放送参加端末装置」と称する)との間の通信時、互いに異なる制御信号を理解して制御信号を設定された所定の制御規格に変換させることによって、参加制御サーバおよびメディアミキササーバと放送参加端末装置の間の通信を円滑にし、参加要請による参加データがミックスされた混合放送データを放送参加端末装置に提供する有無線連動サーバおよび放送参加サービスを提供する方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施形態に係る放送参加を支援する有無線連動サーバは、複数の端末装置の中から少なくともいずれか1つの放送参加端末装置における参加要請の発生に応じて、前記放送参加端末装置に提供される放送に関する視聴チャネル情報を獲得する情報獲得部と、前記獲得した視聴チャネル情報に対応した参加アドレス情報を識別して前記放送参加端末装置に送信することによって、前記放送参加端末装置で前記参加アドレス情報を用いて放送参加と関連する参加制御サーバに接続するようにする情報処理部とを含む。
【0007】
本発明の他の実施形態に係る放送参加を支援する放送参加端末装置は、提供される放送に関するユーザの参加要請が入力されるユーザ命令受信部と、前記参加要請に応じて要請メッセージを生成し、参加アドレス情報によって識別される参加制御サーバに前記生成された要請メッセージを送信し、前記参加制御サーバから応答メッセージを受信する参加放送制御部と、前記応答メッセージの受信に応じて設定されるメディアセッションを介して、前記ユーザによって入力される参加データをメディアミキササーバに送信するメディア処理部とを含む。
【0008】
本発明の他の実施形態に係る放送参加を支援する有無線連動サーバは、放送参加端末装置は、放送参加端末装置に提供される放送への参加のための参加アドレス情報をメディア規格に調整し、メディアミキササーバで前記調整された参加アドレス情報と放送データが整合するように制御するメディア変換制御部と、前記整合した放送データを放送参加端末装置に提供し、前記放送参加端末装置で前記参加アドレス情報を用いた参加要請が発生する場合、参加データ入力のためのインタフェースを前記放送参加端末装置に提供するチャネル連動管理部とを含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明の実施形態によれば、予め設定された固定の参加アドレス情報、有無線連動サーバから受信した参加アドレス情報、視聴チャネル情報を用いて獲得した参加アドレス情報、放送映像に提供される参加アドレス情報のうちのいずれか1つを用いて参加制御サーバに接近することによって、放送参加を容易に行うことができる。
【0010】
また、本発明の実施形態によれば、参加制御サーバと通信事業者に加入した放送参加端末との間の通信時、互いに異なる制御信号を理解して制御信号を設定された所定の制御規格に変換させることによって、参加制御サーバおよびメディアミキササーバと放送参加端末装置との間の通信を円滑にし、参加要請による参加データがミックスされた混合放送データを放送参加端末装置に提供することを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の有無線連動サーバを含んで実現される放送参加モデルの全体構成を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る放送参加を支援する有無線連動サーバの具体的な構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る、提供される放送データに関する放送視聴情報を獲得する一例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る、提供される放送データに関する放送視聴情報を獲得する一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る、提供される放送データに関する放送視聴情報を獲得する一例を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る、提供される放送データに関する放送視聴情報を獲得する一例を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る放送参加端末装置の構成を示す図である。
【図8】本発明の他の実施形態に係る有無線連動サーバの構成を示す図である。
【図9】本発明の一実施形態に係る放送参加端末装置の動作方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、添付された図面を参照して本発明の一実施形態に係る放送参加システムおよび方法に対して詳細に説明する。
【0013】
本明細書において持続的に記載される「放送参加端末装置」とは、放送サーバから放送が提供され、ユーザが製造した参加データの入力を受けてメディアミキササーバによる放送との整合によって放送網に参加データを放送する、ユーザ保有の移動端末のことを称する。
【0014】
また、「参加アドレス情報」は参加制御サーバを識別するための情報であって、例えば、数字列体系の電話番号、アドレス体系の電子メールのようなURI(Universal Resource Identification)に構成してもよい。ここで、参加制御サーバは、放送参加端末装置から入力されて送信された参加データをメディアミキササーバに伝達し、メディアミキササーバにおいて放送信号とミキシングした後、放送網を介して提供するための手段であってもよい。
【0015】
図1は、本発明の有無線連動サーバを含んで実現される放送参加モデルの全体構成を示す説明図である。同図に示すように、放送参加モデルは、通信網を介して様々な形態の放送参加端末装置140と接続する有無線連動サーバ100、放送参加端末装置140から参加データの入力を受けて放送サーバ150から提供される放送データとミキシングするメディアミキササーバ110、放送への参加要請を発生させた放送参加端末装置140と選定された条件に応じてセッションを設定し、設定されたセッションを介して放送参加端末装置140から参加データを受信する参加制御サーバ120を含んで構成する。
【0016】
まず、放送サーバ150は、通信網、例えば、インターネット網、IPTV網などのデータ通信網を介して放送データをメディアミキササーバ110に送信する。
【0017】
メディアミキササーバ110は、放送データを受信し、受信された放送データを放送参加端末装置140が接続される通信網、例えば、地上波放送網、衛星放送網、無線データ通信網、ケーブル放送網などの放送通信網を介して放送参加端末装置140に送信してもよい。実施形態に従い、メディアミキササーバ110は、放送データと共に参加制御サーバ120を識別するための情報として、参加アドレス情報を放送参加端末装置140に送信してもよい。また、メディアミキササーバ110は、放送参加端末装置140から参加制御サーバ120を経由して参加データが受信されれば、放送データと参加データをミキシングして混合放送データを生成し、生成された混合放送データを放送参加端末装置140に送信して参加放送を提供してもよい。
【0018】
参加制御サーバ120は、参加アドレス情報を用いて接近する放送参加端末装置140とセッション設定によって通信し、設定されたセッションに放送参加のための参加データを受信してメディアミキササーバ110へ伝達する機能を行う。
【0019】
本発明に係る有無線連動サーバ100は、参加制御サーバ120、メディアミキササーバ110、および放送参加端末装置140の間の通信を制御する機能を行う。すなわち、有無線連動サーバ100は参加制御サーバ120と放送参加端末装置140との間の制御信号を処理し、メディアミキササーバ110と放送参加端末装置140との間の参加データを処理しつつ、様々な放送参加端末装置140を用いてユーザが放送に参加できるように誘導する役割を行う。
【0020】
放送参加端末装置140は、地上波放送受信装置、衛星放送受信装置、無線放送受信装置、またはIPTV受信装置のうちのいずれか1つであってもよく、メディアミキササーバ110から受信された放送データまたは参加データがミックスされた混合放送データを表示する機能を行う。放送参加端末装置140は、様々な形態で実現されるユーザ保有の移動端末であってもよく、例えば、通信事業者加入参加装置140a、通信事業者未加入参加装置140b、およびHW(Hard Ware)参加専用装置140cを含んでもよい。
【0021】
放送参加端末装置140の一形態の通信事業者加入参加装置140aは、通信事業者網に加入され、電話番号(Telephone URI)が割り当てられた端末であってもよく、通信事業者未加入参加装置140bは、通信事業者網に加入されずに電話番号が割り当てられていない端末であってもよい。ここで、通信事業者加入参加装置140aと通信事業者未加入参加装置140bとの区分は、有無線連動サーバ100を介してメディアミキササーバ110から正式なサービスが提供される権限が付与されるか否かによるものであって、放送サーバ150によって放送データの受信は通信事業者未加入参加装置140bにおいても可能である。
【0022】
放送参加端末装置140の他の形態であるHW参加専用装置140cは、放送参加の専用に用いられる端末(別名P−モジュール)であって、放送参加のための簡略メニュー機能などを含み、所望する特定の参加データを単一のメニュー選択によってメディアミキササーバ110に送信できるように考案することができる。
【0023】
図2は、本発明の一実施形態に係る放送参加を支援する有無線連動サーバの具体的な構成を示す図である。有無線連動サーバ200は、ユーザが保有する放送参加端末装置140が有線/無線のいずれの形態であっても、各形態に適する放送参加環境を組成することによって、ユーザが現在放送される放送データに対してユーザ自身が製造した参加データをミキシングして混合放送データを生成し、これを放送網を介して複数の端末に送信するようにする役割を行う。このような有無線連動サーバ200は、情報獲得部210、情報処理部220を含んで構成してもよい。
【0024】
まず、情報獲得部210は、複数の端末装置のうちの少なくともいずれか1つの放送参加端末装置140における参加要請の発生に応じて、放送参加端末装置140に提供される放送に関する視聴チャネル情報を獲得する機能を行う。ここで、放送参加端末装置140は、前述したHW参加専用装置140cを含む放送データに対する受信機能を有するすべての形態の端末であってもよい。また、参加要請の発生は、例えば、放送データが表示される画面上に表示されるメニューに対する選択入力に応じて、放送参加端末装置140で発生して有無線連動サーバ200に送信されてもよい。すなわち、情報獲得部210は、放送参加端末装置140を介して放送を視聴したユーザの意思によって放送参加が選択され、参加要請が放送参加端末装置140で発生することにより、現在の放送参加端末装置140に提供される放送に関する情報を獲得するためのものである。
【0025】
視聴チャネル情報は、放送データが送信される周波数帯域を認識することが容易な形態で定義した情報であってもよく、例えば、周波数帯域174〜180MHzを介して放送データが送信される場合、視聴チャネル情報は「チャネル7」と定義できる。視聴チャネル情報に対する獲得は、放送参加端末装置140に提供される放送データをシステム的に確認するためのものであって、もし放送参加端末装置140が前述したHW参加専用装置140cである場合、端末自体に視聴チャネル情報を維持するメモリ空間をおき、該メモリ空間から視聴チャネル情報を検索して獲得することができる。
【0026】
以下、放送参加端末装置140が一般的な放送受信機能の端末であって、端末自体に視聴チャネル情報を格納していない場合、外部の放送提供関連手段から視聴チャネル情報を獲得する情報獲得部210の実施形態を詳細に説明する。
【0027】
図3〜図6は、本発明の一実施形態に係る、提供される放送データに関する放送視聴情報を獲得する一例を示す図である。
【0028】
まず、図3において、宅内補助装置230を用いて視聴チャネル情報を獲得する実施形態を例示している。宅内補助装置230は、放送参加端末装置140に放送を提供するセットトップボックス240から送出されるチャネル変更メッセージをキャッシング(caching、横取りする)機能を行い、例えば、無線共有機、AP(Access Pont)、モデムなどで実現してもよい。
【0029】
チャネル変更メッセージは、セットトップボックス240から放送参加端末装置140に提供される放送データの変更に関する情報を含むものであって、例えば、ユーザのチャネル変更要請によるチャネル変更に応じて、セットトップボックス240で作成され、所定の関係機関(例えば、放送視聴率を調査するための統計サーバ)に送信される情報であってもよい。
【0030】
有無線連動サーバ200の情報獲得部210は、宅内補助装置230によってキャッシングされたチャネル変更メッセージを分析し、放送参加端末装置140において現在視聴しているチャネルに関する視聴チャネル情報を獲得する。
【0031】
図3に示すように、宅内補助装置230は、セットトップボックス240で作成されたチャネル変更メッセージをIGMP Snoopingなどを用いて周期的またはリアルタイムにキャッシングする。このとき、放送参加端末装置140で参加要請が発生(S301)する場合、宅内補助装置230は、参加要請の入力を受け(S302)、入力された参加要請に対応してチャネル変更メッセージをキャッシングする。その後、情報獲得部210は、キャッシングされたチャネル変更メッセージから視聴チャネル情報を獲得する。獲得された視聴チャネル情報は、宅内補助装置230によって放送参加端末装置140に応答し(S303)、放送参加端末装置140は、現在自分に提供される放送データ(チャネル)に対して認知するようになる。
【0032】
その後、放送参加端末装置140は、受信した視聴チャネル情報を用いて参加アドレス情報を管理する参加アドレス管理サーバ250に、視聴チャネル情報に対応して記録された参加アドレス情報を要請する(S304)。すなわち、放送参加端末装置140は、ユーザの放送参加を制御する参加制御サーバ260を識別するための情報としての参加アドレス情報を参加アドレス管理サーバ250に要請する。
【0033】
参加アドレス管理サーバ250は、視聴チャネル情報と参加アドレス情報を対応させて管理する機能を行い、例えば、視聴チャネル情報「ch7」に対応し、参加アドレス情報「ch7_seoul@join_broadcast.com」を格納してもよい。参加アドレス管理サーバ250は参加アドレス情報要請に応答し、視聴チャネル情報に対応する参加アドレス情報を放送参加端末装置140に送信する(S305)。参加アドレス情報を受信した放送参加端末装置140は、参加アドレス情報によって識別される参加制御サーバ260に接続し(S306)、参加制御サーバ260の制御による放送参加サービスが提供される。
【0034】
一方、有無線連動サーバ200の情報獲得部210は、参加要請に連動して情報送出命令をセットトップボックス240に送信し、情報送出命令に応答したセットトップボックス240から放送参加端末装置140に提供される放送に関する視聴チャネル情報を受信してもよい。すなわち、放送参加端末装置140で参加要請が発生(S401)する場合、セットトップボックス240で参加要請の入力を受け(S402)、情報獲得部210は、情報送出命令をセットトップボックス240に送信することによって、現在の放送参加端末装置140に提供される放送データに関する視聴チャネル情報がセットトップボックス240から放送参加端末装置140に提供するようにする(S403)。
【0035】
その後、放送参加端末装置140は、視聴チャネル情報を用いて参加アドレス管理サーバ250に参加アドレス情報を要請(S404)すれば、参加アドレス管理サーバ250から参加アドレス情報を応答として受信することができる(S405)。また、放送参加端末装置140は、受信された参加アドレス情報を用いて参加制御サーバ260に放送参加のための要請メッセージを送信し、参加制御サーバ260と接続される(S406)。
【0036】
図5に示すように、放送参加端末装置140は、セットトップボックス240に参加アドレス情報を要請(S501、S502)し、セットトップボックス240から参加アドレス情報を応答として受信することができる(S503)。このとき、情報獲得部210は、放送参加端末装置140に提供される放送または放送データをガイドするEPG(Electronic Program Guide)から視聴チャネル情報を獲得する。
【0037】
セットトップボックス240からEPGサーバ500に視聴チャネル情報を要請すれば、EPGサーバ500は、視聴チャネル情報と共に参加アドレス情報をセットトップボックス240に送信するようになる。セットトップボックス240は、EPGサーバ500から受信した視聴チャネル情報と参加アドレス情報を、現在の放送参加端末装置140に提供される放送を考慮して所定の参加アドレス情報を記録する。すなわち、情報獲得部210は、放送参加端末装置140における参加要請の発生によって記録している参加アドレス情報を、要請の応答として放送参加端末装置140に提供してもよい。その後、放送参加端末装置140は、参加アドレス情報を用いて参加制御サーバ260とセッション設定を通した接続を行って(S504)、放送参加のための要請メッセージを参加制御サーバ260に送信してもよい。
【0038】
参加アドレス情報を獲得する異なる実施形態として、本発明の有無線連動サーバ200は、放送参加端末装置140に放送データを提供するセットトップボックス240を確認し、確認されたセットトップボックス240から現在の放送参加端末装置140に提供される放送に関する情報(視聴チャネル情報)を獲得することができる。このために、有無線連動サーバ200は、放送参加端末装置140に割り当てられるセットトップボックスを登録する管理サーバ270と、セットトップボックス240によって放送参加端末装置140に提供される放送に関する視聴チャネル情報を保存する格納サーバ280をさらに含んで構成してもよい。
【0039】
管理サーバ270は、放送参加端末装置140別に放送データを提供するために割り当てられたセットトップボックス240に関する情報を維持する機能を有し、格納サーバ280は、セットトップボックス240が放送参加端末装置140に現在提供する放送データに関する情報を共有して記録する役割を行う。
【0040】
情報獲得部210は、参加要請を発生した放送参加端末装置140に割り当てられるセットトップボックス240を、管理サーバ270によって確認し、確認されたセットトップボックス270の視聴チャネル情報を共有する格納サーバ280から、保存中の視聴チャネル情報を受信する。すなわち、情報獲得部210は、複数の端末装置に割り当てられるセットトップボックス240を登録する管理サーバ270から放送参加端末装置140に割り当てられるセットトップボックス240を確認し、確認されたセットトップボックス240から視聴チャネル情報を受信する役割を行う。
【0041】
図6に示すように、放送参加端末装置140によって参加要請が発生すれば、参加アドレス管理サーバ250はこれを入力する(S601、S602)。続いて、参加アドレス管理サーバ250は、情報獲得部210の制御によって管理サーバ270から、参加要請を発生させた放送参加端末装置140に割り当てられたセットトップボックス240に関する情報を受信し(S603)、受信された情報を用いてセットトップボックス240または該当セットトップボックス240の視聴チャネル情報を共有する格納サーバ280に接続して視聴チャネル情報を獲得する(S604)。すなわち、参加アドレス管理サーバ250は、セットトップボックス240の情報を管理サーバ270から受信し、セットトップボックス240の情報を用いてセットトップボックス240または格納サーバ280からセットトップボックス240の視聴チャネル情報を受信してもよい。
【0042】
その後、参加アドレス管理サーバ250は予め維持していた、例えば、参加アドレスマッピングリストを参照して、受信した視聴チャネル情報に対応する参加アドレス情報を検索し、検索された参加アドレス情報を放送参加端末装置140に送信してもよい(S605)。続いて、放送参加端末装置140は、参加アドレス情報を用いて参加制御サーバ120と接続し(S606)、参加制御サーバ120に放送参加のための要請メッセージを送信してもよい。
【0043】
図2に示すように、有無線連動サーバ200に含まれる情報処理部220は、様々な方式で獲得した視聴チャネル情報に対応する参加アドレス情報を識別して放送参加端末装置140に送信する役割を行う。情報処理部220による参加アドレス情報の識別は、前述の図3〜図6の例示のように参加アドレス管理サーバ250から視聴チャネル情報に対応する参加アドレス情報を検索して識別することができる。放送参加端末装置140は、受信した参加アドレス情報を用いて放送参加と関連する参加制御サーバ260およびセッションを設定して接続を行う。
【0044】
図7は本発明の一実施形態に係る放送参加端末装置の構成を示す図である。本発明の放送参加端末装置700は、ユーザ命令受信部710、参加放送制御部720、メディア処理部730を含んで構成してもよい。
【0045】
まず、ユーザ命令受信部710は、提供される放送に関するユーザの参加要請が入力される役割を行う。すなわち、ユーザ命令受信部710は、放送参加端末装置700にキーボタン形態で実現され、またはメニュー形態に画面上に実現され、ユーザの選択入力に応じて参加要請を生成する。
【0046】
参加放送制御部720は、参加要請に応じて要請メッセージを生成し、参加アドレス情報によって識別される参加制御サーバ260に生成された要請メッセージを送信する役割を行う。また、参加放送制御部720は、要請メッセージを受信した参加制御サーバ260から応答メッセージを受信することによって、放送参加端末装置700と参加制御サーバ260との間のメディアセッションを設定する。
【0047】
メディア処理部730は、応答メッセージの受信によって設定されるメディアセッションを介して、ユーザによって入力される参加データをメディアミキササーバ110に送信する機能を行う。参加データは、ユーザによって生成される参加放送用の放送データであってもよく、例えば、宅内に備えられた映像カメラ、ビデオフォン、USBカメラなどによって生成される私設放送データであってもよい。
【0048】
他の実施形態として、放送参加端末装置140は、映像キャプチャー装置740、映像出力部750、音響キャプチャー装置760、音響出力部770をさらに含んで構成してもよい。放送参加端末装置140での映像提供と関連し、映像キャプチャー装置740は、参加データとして映像データをユーザから入力される手段であり、映像出力部750は、メディアミキササーバ110から映像データがミックスされた混合放送データを受信して表示する機能を行う。放送参加端末装置140での音響提供と関連し、音響キャプチャー装置760は参加データとして音響データをユーザから入力される手段であり、音響出力部770は、メディアミキササーバ110から音響データがミックスされた混合放送データを受信して出力する機能を行う。
【0049】
図7に基づいて詳細に説明すれば、ユーザ命令受信部710は、メディアミキササーバ110を経由した放送データが視聴チャネル情報に基づいて放送参加端末装置140に提供される状態で、ユーザの参加要請に応じて要請メッセージを生成し、有無線通信網を介して参加制御サーバ120に送信する。このとき、ユーザ命令受信部710は、参加アドレス情報によって識別される参加制御サーバ120に要請メッセージを送信してもよい。
【0050】
上述したように、視聴チャネル情報は、放送視聴のために接近するための情報であり、チャネルURI(uniform resource identifier)であってもよい。このとき、放送環境がIPTV網である場合、視聴チャネル情報は、マルチキャストアドレスまたはポート番号を指してもよく、放送環境が地上波放送網、ケーブル放送網、衛星放送網またはDMB放送網である場合、視聴チャネル情報は周波数帯域を意味することになる。また、参加アドレス情報は視聴している放送に参加するための情報、すなわち、参加制御サーバ120を識別することができる情報であって、例えば、制御URIであってもよい。
【0051】
また、参加放送制御部720は内部に格納され、予め設定された固定の参加アドレス情報を用いて要請メッセージを参加制御サーバ120に送信してもよい。この場合、放送参加端末装置140は放送参加に専用に用いられる端末(P−モジュール)であってもよい。また、参加放送制御部720は、本発明の有無線連動サーバ200から受信された参加アドレス情報を用いて要請メッセージを参加制御サーバ120に送信してもよい。
【0052】
さらに、ユーザ命令受信部710は、前述したように宅内補助装置230、セットトップボックス240、または格納サーバ280のうちのいずれか1つから視聴チャネル情報を受信し、受信した視聴チャネル情報を用いて有無線連動サーバ200またはEPGサーバ500から視聴チャネル情報に対応する参加アドレス情報を獲得してもよい。
【0053】
メディア処理部730は、映像キャプチャー装置740/音響キャプチャー装置760、映像出力部750/音響出力部770を含み、メディアミキササーバ110から参加データがミックスされた混合放送データを受信し、ディスプレイまたは音響出力するよう制御する。ここで、混合放送データは放送データと参加データがミックスされたデータを指す。
【0054】
参加放送制御部720は、ユーザ命令受信部710によってユーザ命令を受けて放送参加に関する要請メッセージを生成し、要請メッセージを受信した参加制御サーバ120から応答メッセージを受信して処理し、ユーザが放送に参加することができるようにメディア処理部730を制御する。
【0055】
一方、放送参加端末装置140が通信事業者加入参加装置140aである場合、有無線連動サーバ100を介して参加制御サーバ120およびメディアミキササーバ110と通信して放送に参加してもよい。すなわち、ユーザ命令受信部710は、参加アドレス情報を用いたユーザの参加要請に応じて要請メッセージを生成し、有無線連動サーバ100を介して参加アドレス情報によって識別される参加制御サーバ120に送信してもよい。このとき、参加アドレス情報は、メディアミキササーバ110に参加放送と共に字幕形式に混合して放送画面へ提供してもよい。
【0056】
メディア処理部730は、要請メッセージに対する応答メッセージを有無線連動サーバ200を介して参加制御サーバ120から受信した場合、ユーザによって入力された参加データを有無線連動サーバ100を介してメディアミキササーバ110に送信し、メディアミキササーバ110から有無線連動サーバ100を介して参加データがミックスされた混合放送データを受信して表示するよう制御してもよい。
【0057】
図8は、本発明の他の実施形態に係る有無線連動サーバの構成を示す図である。同図に示すように、参加アドレス情報として参加制御サーバ120に接続するための数字列形態の情報、すなわち電話番号を放送データと共に放送参加端末装置140に提供し、数字列形態の情報を入力して参加制御サーバ120とメディアセッションを設定する放送参加端末装置140に放送参加サービスを提供する有無線連動サーバ800について示す図である。このために、有無線連動サーバ800は、制御信号処理部810、メディア変換制御部820、チャネル連動管理部830を含んで構成してもよい。
【0058】
制御信号処理部810は、放送参加端末装置140に提供される放送への参加のための参加アドレス情報を検索する。すなわち、制御信号処理部810は、放送参加を制御する参加制御サーバ120への接続のための数字列形態の情報(電話番号)を予め保存していたデータベースから検索する機能を行う。他の例として、制御信号処理部810は、所定の放送サーバと連動して別の検索過程することなく放送参加端末装置140に提供される放送の参加アドレス情報を直ちに認知することもできる。
【0059】
メディア変換制御部820は、検索された参加アドレス情報をメディア規格に調整する。すなわち、メディア変換制御部820は、参加アドレス情報が放送中に放送参加端末装置140を介して提供されるように、放送データのメディア規格を考慮して電話番号体系の参加アドレス情報をフォーマット変更する役割を行う。また、メディア変換制御部820は、所定メディアミキササーバ(図示せず)で調整された参加アドレス情報と放送データが整合されるように制御してもよい。このようなメディア変換制御部820の動作によって放送参加端末装置140に提供される放送データには、放送参加のための参加アドレス情報が含むようになる。
【0060】
チャネル連動管理部830は、参加アドレス情報が整合された放送を放送参加端末装置140に提供し、放送参加端末装置140で参加アドレス情報を用いた参加要請を発生する場合、参加データ入力のためのインタフェースを放送参加端末装置140に提供する。すなわち、チャネル連動管理部830は、参加アドレス情報として電話番号を用いて参加制御サーバ120とメディアセッションを設定した放送参加端末装置140に対して、放送参加用参加データが入力されるためのインタフェースを提供する機能を行う。
【0061】
放送参加のための数字列形態の参加アドレス情報を放送中に提供し、ユーザの放送参加を誘導する有無線連動サーバの構成を、図8を参照してより詳細に説明する。図8に示すように、有無線連動サーバ100は、前述した制御信号処理部810、メディア変換制御部820、チャネル連動管理部830に加えて、網接続部840、機能制御部850をさらに含んで構成してもよい。
【0062】
網接続部840は、放送参加端末装置140を支援するための手段であり、参加アドレス情報を用いた放送参加端末装置140の参加要請に応じて要請メッセージを所定の規格(参加放送制御規格)に合わせて生成し、これを参加制御サーバ120に送信する。また、網接続部840は、放送参加端末装置140の参加要請が受諾され、参加制御サーバ120とメディアセッションが設定された場合、ユーザに受諾結果を音声に知らせてもよい。
【0063】
制御信号処理部810は、網接続部840を介して放送参加端末装置140と設定された規格(通信事業者規格)の制御信号に通信するための装置である。機能制御部850は、制御信号が放送参加端末装置140から受信される場合、制御信号処理部810の解釈による命令を伝達する装置である。メディア変換制御部820は、通信事業者網で支援するメディア規格と本発明の放送参加モデルで支援するメディア規格とを一致させる手段である。チャネル連動管理部830は、視聴チャネル情報と参加アドレス情報を対に管理し、ユーザの参加要請がある場合に、視聴チャネル情報および放送参加に関する情報を伝達する役割を行う。
【0064】
また、機能制御部850は、制御信号処理部810を制御して放送参加端末装置140から受信した要請メッセージに対する応答メッセージを参加制御サーバ120から受信した場合、受信された応答メッセージを放送参加端末装置140に送信し、参加制御サーバ120から受信された応答メッセージを端末支援規格に変換して放送参加端末装置140に送信する機能を行う。また、機能制御部は850は、放送参加端末装置140から受信された参加データを参加放送メディア規格に変換してメディアミキササーバ110に送信し、メディアミキササーバ110から参加データがミックスされた混合放送データを受信した場合、混合放送データを放送参加端末装置140に送信する。また、機能制御部850は、放送サーバ150からの事前点検のための接続要請に応じて放送参加端末装置140に接続要請し、放送サーバ150と放送参加端末装置140との間の接続を制御してもよい。また、機能制御部850は、網接続部840、制御信号処理部810、制御信号処理部810などを制御し、メディアミキササーバ110および参加制御サーバ120と放送参加端末装置140の間の通信を制御しててユーザが放送に参加できるようにする。
【0065】
図9は、本発明の一実施形態に係る放送参加端末装置の動作方法を示すフローチャートである。同図に示すように、放送参加端末装置は、参加要請に応じて要請メッセージを生成し、参加アドレス情報によって識別される参加制御サーバに送信する(S910)。すなわち、放送参加端末装置は、視聴チャネル情報に基づいて放送データが放送参加端末装置140に提供される状態で、ユーザの参加要請に応じて要請メッセージを生成して参加制御サーバ120に送信する。このとき、放送参加端末装置140は、参加アドレス情報によって識別される参加制御サーバ120に要請メッセージを送信してもよい。
【0066】
ここで、放送環境がIPTV網である場合、視聴チャネル情報は、マルチキャストアドレスまたはポート番号を指してもよく、放送環境が地上波放送網、ケーブル放送網、衛星放送網またはDMB放送網である場合、視聴チャネル情報は周波数帯域を意味する。また、参加アドレス情報は視聴している放送に参加するための情報であって、制御URIであってもよい。
【0067】
放送参加端末装置140は内部に格納され、予め設定された固定の参加アドレス情報または参加制御サーバ120から受信された参加アドレス情報を用いて、要請メッセージを参加制御サーバ120に送信してもよい。また、放送参加端末装置140は、宅内補助装置230、セットトップボックス240、または格納サーバ280のうちのいずれか1つから視聴チャネル情報を受信し、受信した視聴チャネル情報を用いて有無線連動サーバ200またはEPGサーバ500から視聴チャネル情報に対応する参加アドレス情報を獲得することもできる。このとき、放送参加端末装置140は、有無線連動サーバ100を介して要請メッセージを参加制御サーバ120に送信してもよい。
【0068】
続いて、放送参加端末装置140は、要請メッセージに対する応答メッセージを参加制御サーバ120から受信した場合、ユーザによって入力された参加データをメディアミキササーバ110に送信する(S920)。このとき、放送参加端末装置140は、有無線連動サーバ100を介して参加データを参加制御サーバ120に送信してもよい。続いて、放送参加端末装置140は、メディアミキササーバ110から参加データがミックスされた混合放送データを受信して表示するように制御する(S930)。ここで、混合放送データは、放送データと参加データがミックスされたデータであってもよい。
【0069】
本発明に係る実施形態は、多様な動作を実行するためのプログラム命令を含むコンピュータ読取可能な記録媒体を含む。当該記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含むこともでき、記録媒体およびプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知であり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピーディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。また、記録媒体は、プログラム命令、データ構造などを保存する信号を送信する搬送波を含む光または金属線、導波管などの送信媒体でもある。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行され得る高級言語コードを含む。上述のハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェア階層で作動するように構成され、その逆も同様である。
【0070】
上述したように、本発明は、たとえ限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような基材から多様な修正および変形が可能である。
【0071】
したがって、本発明の範囲は説明された実施形態に限定されて決められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものなどによって定められなければならない。
【符号の説明】
【0072】
200 有無線連動サーバ
210 情報獲得部
220 情報処理部
230 宅内補助装置
240 セットトップボックス
250 参加アドレス管理サーバ
260 参加制御サーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の端末装置の中から少なくともいずれか1つの放送参加端末装置における参加要請の発生に応じて、前記放送参加端末装置に提供される放送に関する視聴チャネル情報を獲得する情報獲得部と、
前記獲得した視聴チャネル情報に対応した参加アドレス情報を識別して前記放送参加端末装置に送信することによって、前記放送参加端末装置で前記参加アドレス情報を用いて放送参加と関連する参加制御サーバに接続するようにする情報処理部と
を備えたことを特徴とする放送参加を支援する有無線連動サーバ。
【請求項2】
前記放送参加端末装置に放送を提供するセットトップボックスから送出されるチャネル変更メッセージをキャッシングする宅内補助装置をさらに備え、
前記情報獲得部は、前記キャッシングされたチャネル変更メッセージから前記視聴チャネル情報を獲得することを特徴とする請求項1に記載の放送参加を支援する有無線連動サーバ。
【請求項3】
前記情報獲得部は、前記参加要請に連動して情報送出命令をセットトップボックスに送信し、前記情報送出命令に応答した前記セットトップボックスから前記視聴チャネル情報を受信することを特徴とする請求項1に記載の放送参加を支援する有無線連動サーバ。
【請求項4】
前記情報獲得部は、前記放送をガイドするEPG(Electronic Program Guide)から前記視聴チャネル情報を獲得することを特徴とする請求項1に記載の放送参加を支援する有無線連動サーバ。
【請求項5】
前記情報獲得部は、前記複数の端末装置に割り当てられるセットトップボックスを登録する管理サーバから前記放送参加端末装置に割り当てられるセットトップボックスを確認し、前記確認されたセットトップボックスから前記視聴チャネル情報を受信することを特徴とする請求項1に記載の放送参加を支援する有無線連動サーバ。
【請求項6】
提供される放送に関するユーザの参加要請が入力されるユーザ命令受信部と、
前記参加要請に応じて要請メッセージを生成し、参加アドレス情報によって識別される参加制御サーバに前記生成された要請メッセージを送信し、前記参加制御サーバから応答メッセージを受信する参加放送制御部と、
前記応答メッセージの受信に応じて設定されるメディアセッションを介して、前記ユーザによって入力される参加データをメディアミキササーバに送信するメディア処理部と
を備えたことを特徴とする放送参加を支援する放送参加端末装置。
【請求項7】
前記参加データに含まれる映像データを前記ユーザから入力される映像キャプチャー装置と、
前記メディアミキササーバから前記映像データがミックスされた混合放送データを受信して表示する映像出力部と
をさらに備えたことを特徴とする請求項6に記載の放送参加を支援する放送参加端末装置。
【請求項8】
前記参加データに含まれる音響データを前記ユーザから入力される音響キャプチャー装置と、
前記メディアミキササーバから前記音響データがミックスされた混合放送データを受信して出力する音響出力部と
をさらに備えたことを特徴とする請求項6に記載の放送参加を支援する放送参加端末装置。
【請求項9】
前記参加アドレス情報は、前記参加制御サーバへの識別のために予め設定されて内部に格納したり、または前記放送と関連した有無線連動サーバから受信されることを特徴とする請求項6に記載の放送参加を支援する放送参加端末装置。
【請求項10】
放送参加端末装置に提供される放送への参加のための参加アドレス情報をメディア規格に調整し、メディアミキササーバで前記調整された参加アドレス情報と放送データが整合するように制御するメディア変換制御部と、
前記整合した放送データを放送参加端末装置に提供し、前記放送参加端末装置で前記参加アドレス情報を用いた参加要請が発生する場合、参加データ入力のためのインタフェースを前記放送参加端末装置に提供するチャネル連動管理部と
備えたことを特徴とする放送参加を支援する有無線連動サーバ。
【請求項11】
前記参加アドレス情報は、放送参加と関連する参加制御サーバに接続するための数字列形態の情報を含むことを特徴とする請求項10に記載の放送参加を支援する有無線連動サーバ。
【請求項12】
複数の端末装置の中で少なくともいずれか1つの放送参加端末装置における参加要請の発生に応じて、前記放送参加端末装置に提供される放送に関する視聴チャネル情報を獲得するステップと、
前記獲得した視聴チャネル情報に対応する、放送参加と関連する参加制御サーバへの接続のための参加アドレス情報を識別して前記放送参加端末装置に送信するステップと
を備えたことを特徴とする放送参加サービスを提供する方法。
【請求項13】
前記放送参加端末装置に放送を提供するセットトップボックスから送出されるチャネル変更メッセージをキャッシングするステップをさらに備え、
前記放送に関する視聴チャネル情報を獲得するステップは、前記キャッシングされたチャネル変更メッセージから前記視聴チャネル情報を獲得するステップを含むことを特徴とする請求項12に記載の放送参加サービスを提供する方法。
【請求項14】
前記放送に関する視聴チャネル情報を獲得するステップは、
前記参加要請に連動して情報送出命令をセットトップボックスに送信するステップと、
前記情報送出命令に応答した前記セットトップボックスから前記視聴チャネル情報を受信するステップと
を含むことを特徴とする請求項12に記載の放送参加サービスを提供する方法。
【請求項15】
前記放送に関する視聴チャネル情報を獲得するステップは、前記放送をガイドするEPGから前記視聴チャネル情報を獲得するステップを含むことを特徴とする請求項12に記載の放送参加サービスを提供する方法。
【請求項16】
前記放送に関する視聴チャネル情報を獲得するステップは、
前記複数の端末装置に割り当てられるセットトップボックスを登録する管理サーバから前記放送参加端末装置に割り当てられるセットトップボックスを確認するステップと、
前記確認されたセットトップボックスから前記視聴チャネル情報を受信するステップと
を含むことを特徴とする請求項12に記載の放送参加サービスを提供する方法。
【請求項17】
提供される放送に関するユーザの参加要請が入力されるステップと、
前記参加要請に応じて要請メッセージを生成するステップと、
参加アドレス情報によって識別される参加制御サーバに前記生成された要請メッセージを送信し、前記要請メッセージを受信した前記参加制御サーバから応答メッセージを受信するステップと、
前記応答メッセージの受信によって設定されるメディアセッションを介して、前記ユーザによって入力される参加データをメディアミキササーバに送信するステップと
を備えたことを特徴とする放送参加サービスを提供する方法。
【請求項18】
放送参加端末装置に提供される放送への参加のための参加アドレス情報をメディア規格に調整するステップと、
前記参加アドレス情報を整合した放送データを放送参加端末装置に提供するステップと、
前記放送参加端末装置で前記参加アドレス情報を用いた参加要請が発生する場合、参加データ入力のためのインタフェースを前記放送参加端末装置に提供するステップと
を備えたことを特徴とする放送参加サービスを提供する方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−61787(P2011−61787A)
【公開日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−199204(P2010−199204)
【出願日】平成22年9月6日(2010.9.6)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.フロッピー
【出願人】(596180076)韓國電子通信研究院 (733)
【氏名又は名称原語表記】Electronics and Telecommunications Research Institute
【住所又は居所原語表記】161 Kajong−dong, Yusong−gu, Taejon korea
【Fターム(参考)】