説明

木製扉

【課題】大型化しても軽量で且つ高い耐風圧強度を有する木製扉を提供する。
【解決手段】気乾比重が0.3以下である桐材から形成された複数の木製板21乃至23を積層した構造を有する桐積層板24の少なくとも一方の表面に、桐積層板24の表面の形状と略一致する形状のアルミニウム板100を接合する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は木製扉に関し、特に、骨組や框組等の補強材を要さずに、高い耐風圧強度を有し且つ大型化しても比較的軽量である木製扉を実現する場合に適用して有用なものである。
【背景技術】
【0002】
従来、住宅等の扉として木製扉が使用されている。木製扉は、1枚の天然木材から作成されることで高級感を与えることができる反面、製造コストが高くなる。このため、複数の木製板を積層して芯材として木製扉を製造することがある。
【0003】
しかしながら、このような複数枚の木製板からなる芯材を用いた木製扉では、芯材が反ってしまい、結果として扉全体が反ってしまうという問題があった。この扉の反りは、木材内部の水分が暖かい方向から冷たい方向に移動し、これによって冷たい側の木材が膨張することで生じる現象であると考えられている。また、この反りの程度は木製扉を大型化するほど顕著となる傾向がある。
【0004】
かかる反りの問題を解決するために、芯材を取り囲むように芯材の骨組みとして設けられた補強材(框体)を有する木製扉が提案されている(特許文献1参照)。これにより、木製扉の反りを防止することが可能となっている。
【0005】
一方、例えば車椅子や歩行補助器を利用する者が往来する病院や福祉施設では、これらの者等が円滑に移動できるように通路や出入り口の幅を広くすることがあり、それに伴い通路等の幅に合わせて扉を大型化することが望まれている。
【0006】
したがって、かかる要望に応じて補強材を組み合わせた木製扉を単に大型化すると、反りを防止することができるものの、木製扉の重量も増加するため、高齢者や傷病者等の力の弱い者にとって開閉困難な扉になるという不都合が生じる。
【0007】
また、頻繁に人や物品が出入りする建物において、建物の外部と内部との境界に木製扉を設ける場合は、安全性の観点から外部からの風圧にも耐えうる強度を有する木製扉が求められる。しかしながら、補強部材や強度の高い部材を用いて耐風圧強度の高い木製扉を作成すると、重量が増えるのみならず、木製扉を構成する部材の点数の増加、作製工数の煩雑化等の理由により製造コストが嵩んでしまうのが実情である。
【0008】
【特許文献1】特開2004−232449号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、かかる事情に鑑み、大型化しても軽量で且つ高い耐風圧強度を有する木製扉を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための本発明の第1の態様は、
気乾比重が0.3以下である木材から形成された複数の木製板を積層した構造を有する木製芯材の少なくとも一方の表面に、前記木製芯材の表面の形状と略一致する形状のアルミニウム複合板を接合したことを特徴とする木製扉。
【0011】
かかる第1の態様では、比重0.3以下の比較的軽量な木材を積層して形成される木製芯材に、アルミニウム板を接合することにより、軽量且つ高い耐風圧強度を有する木製扉を提供することができる。
【0012】
本発明の第2の態様は、第1の態様に記載する木製扉において、
前記木製芯材が、3枚の木製板の木目を交差させて積層した三層クロス張り構造を有することを特徴とする木製扉にある。
【0013】
かかる第2の態様では、3枚の木製板の木目を交差させて積層した三層クロス張り構造を有する木製芯材を用いることで、この木製芯材の反りを防止することができ、この結果木製扉の反りをより確実に防止することができる。
【0014】
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様に記載する木製扉において、
前記木材は、桐材又はファルカタ材であることを特徴とする木製扉にある。
【0015】
かかる第3の態様では、桐材又はファルカタ材を用いた木製芯材を利用することができる。これにより、軽量の木製扉を実現することができる。
【0016】
本発明の第4の態様は、第1乃至3の何れかの態様に記載する木製扉において、
前記木製芯材に接合された前記アルミニウム複合板の表面に化粧用表面材が接合されていることを特徴とする木製扉にある。
【0017】
かかる第4の態様では、化粧用表面材を接合して、これを木製扉の外観とすることができる。化粧用表面材を設置場所や用途に応じて適宜選択することができるため、高い自由度をもって木製扉の意匠設計を行うことができる。
【0018】
本発明の第5の態様は、第1乃至4の何れかの態様に記載する木製扉において、
前記アルミニウム複合板は、アルミニウム樹脂積層複合板であることを特徴とする木製扉にある。
【0019】
かかる第5の態様では、アルミニウム樹脂積層複合板を用いて、木製扉の耐風圧強度を向上させる。これにより強度をそれほど低下させることなく金属板を用いる場合に比較してはるかに軽量化することが可能となる。また、第5の態様に係る木製扉は特に耐火性能を求められる場合に適用して有用なものである。
【0020】
本発明の第6の態様は、第1乃至4の何れかの態様に記載する木製扉において、
前記アルミニウム複合板は、アルミニウム板であることを特徴とする木製扉にある。
【0021】
かかる第6の態様では、アルミニウム板を用いて、木製扉の耐風圧強度を向上させる。アルミニウム板を用いることにより、安価に木製扉を製造することができる。
【0022】
本発明の第7の態様は、第1乃至6の何れかの態様に記載する木製扉において、
前記扉の幅方向に延び且つ厚さ方向に対して傾斜して貫通する複数のスリットからなる通風部を設けたことを特徴とする木製扉にある。
【0023】
かかる第7の態様では、木製扉の下部に複数のスリットからなる通風部を設けることで、木製扉を閉じた状態で木製扉の内外に亘って通気を行うことができる。また、スリットの内面には木製芯材の断面が露出するため、この木製芯材の抗菌、防臭作用によりスリットを通過する空気を浄化することができる。
【発明の効果】
【0024】
本発明によれば、比重の小さい軽量の木材を積層して形成した木製芯材にアルミニウム複合板を接合させることで、軽量且つ高い耐風圧強度を有する木製扉を提供することができる。また、従来の木製扉で採用されていた框体や骨組みを用いないため、製造工程が簡略化され、製造コストの低減により安価な木製扉を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、本実施形態の説明は例示であり、本発明は以下の説明に限定されない。
【0026】
〈実施形態1〉
図1は、本発明の実施形態1に係る木製扉の概略斜視図である。また、図2は、本発明の実施形態1に係る木製扉の縦断面図である。
【0027】
図1及び図2に示すように、本実施形態の木製扉10は、複数の桐部材21、22、23を積層した木製芯材である桐積層板24と、その両表面に接合されたアルミニウム複合板であるアルミニウム板100と、アルミニウム板100の表面に接合された化粧用表面材である化粧合板30とを具備する。
【0028】
木製芯材としては、気乾比重が0.3以下である木材から形成された複数の木製板を、奇数枚、例えば3枚の木製板を重ね合わせて構成される積層板であることが好ましい。また、木製板の木目を交差させて3枚の木製板を積層した三層クロス張りの積層板であるのが更に好ましい。これにより、木製芯材の強度を向上することができる。また、木製芯材に反りが生じるのを防止することができる。
【0029】
ここで、内側の木製板の厚さは、好ましくは外側の木製板の厚さの1.5倍以上とするのがよく、さらに好ましくは2.0倍以上とするのがよい。これにより、木製芯材に反りが生じるのを更に効果的に防止することができる。
【0030】
なお、気乾比重とは、気乾状態における木材の重量をその容積で割ったものを意味する。気乾状態とは、含水率が15%であるときの木材の状態を言う。
【0031】
本実施形態では、木製芯材として桐積層板24を採用した。桐積層板24は、気乾比重が0.3以下の桐材から形成された板状の桐部材21,22,23を積層したものであって、木目方向(繊維方向)が長手方向(図1の上下方向A)に一致した桐部材21、22との間に、桐部材21、22の木目方向と略直交する方向である桐部材23を挟持して積層した三層クロス張りの構造を有している。このように桐部材21乃至23の木目方向が略直交するようにクロス張りすることによって形成された桐積層板24は強度の高いものとなる。また、桐積層板24の反りの発生を防止することができる。
【0032】
なお、この桐積層板24を構成する桐部材21乃至23は、それぞれ所定の大きさに形成されたものであってもよいし、短い寸法のものを複数枚継ぎ合わせたものであってもよい。
【0033】
この桐部材21乃至23に用いた桐材の気乾比重は、0.19乃至0.40の範囲に分布していることが知られている。この範囲内であれば、桐材の気乾比重は特に限定されないが、本実施形態のように、気乾比重が0.3以下である桐材から形成された桐部材21乃至23を用いることが好ましい。また、桐材の他にファルカタ材(南洋桐)を用いることもできる。ファルカタは、東南アジアや太平洋地域で造林されている豆科の木である。その気乾比重は平均して0.3程であり、比較的安価に入手可能であることから、本実施形態に係る木製扉10の木製芯材として好適に用いることができる。
【0034】
アルミニウム複合板は、面状のアルミニウムを含み木製芯材の形状と略一致する構造を有している。このアルミニウム複合板は、木製芯材の少なくとも一方の表面に設けられて、木製扉の耐風圧強度を向上させると共に、木製芯材の反りを抑止するために用いられる。
【0035】
具体的には、アルミニウム複合板として、アルミニウム板、又はアルミニウム樹脂積層複合板を用いることができる。アルミニウム板とは、アルミニウムを木製芯材の形状と略一致するよう形成したものである。また、アルミニウム樹脂積層複合板とは、樹脂板の両面にアルミニウム箔を貼着して積層構造とし、木製芯材の形状と略一致するよう形成したものである。このアルミニウム樹脂積層複合板を用いることで、強度をそれほど低下させることなく金属板を用いる場合に比較してはるかに軽量化できる。また、アルミニウム樹脂積層複合板は、アルミニウム板に比して耐火性能が高いため、木製扉に耐火性が求められる場合に用いることが好ましい。
【0036】
通常、アルミニウム板の厚さは3mm以下、好ましくは0.1mm乃至1.0mmであり、アルミニウム樹脂積層複合板の厚さは3mm以下、好ましくは2mm乃至3mmであることが好ましい。
【0037】
本実施形態では、アルミニウム複合板として、アルミニウム板100を採用した。アルミニウム板100は、アルミニウムを桐積層板24の形状と略一致する形状に形成したものであり、桐積層板24の両表面にそれぞれ接合されている。このアルミニウム板100により木製扉10全体の強度が向上され、特に耐風圧強度が著しく向上する。また、アルミニウム板100により桐積層板24の反りが抑制されるため、木製扉10全体の反りも抑制することができる。
【0038】
また、アルミニウム板100を接合したことにより、木製扉10は難燃性を有するため、防火上の観点から好適な木製扉10を実現することができる。
【0039】
化粧用表面材は、本実施形態に係る木製扉10の最外表面に設けられて、木製扉の外観を構成する主要な部分を構成するものである。
【0040】
本実施形態では、化粧用表面材として化粧合板30を採用した。化粧合板30は、木製の合板であってアルミニウム板100の表面に接合されている。この化粧合板30は、木製扉10の外観を構成する主要な部分となる。なお、この化粧合板30に用いる木材は特に限定されず、木製扉10の設置場所などに応じて適切な木材を用いればよい。このように化粧合板30を適宜選択することができるため、高い自由度で木製扉10の意匠を設計することができる。この結果、美感に訴えるような外観を有して製品価値の高い木製扉10を提供することができる。
【0041】
また、化粧用表面材としては、この化粧合板30のような合板に限定されず、例えば木目調等の模様が設けられた化粧シートをアルミニウム板100に接着させてもよい。この化粧シートには、例えばオレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂等の合成樹脂シートを用いることができる。又は、アルミニウム板100に塗料を直接塗装して、種々の模様等を描画してもよい。
【0042】
また、木製扉10の下部には複数のスリット40からなる通風部41が設けられている。このスリット40は木製扉10の幅方向(図1の幅方向B)に延び且つ厚さ方向(図1乃至図2の厚さ方向C)に対して長手方向(上下方向A)に傾斜して貫通している。この傾斜の程度は、スリット40の一方の開口面及び他方の開口面が木製扉10の上下方向Aにおいて重ならないように傾斜させることが好ましい。木製扉10の表面を正面に見た際に、スリット40を介して反対側が見えないようにするためである。
【0043】
このスリット40の開口面の幅方向Bの長さは、特に限定されないが、木製扉10の幅方向Bに比して、13乃至50%であることが好ましい。また、スリット40の開口面の上下方向Aの高さは、9乃至12mm程度であることが好ましい。
【0044】
このスリット40の内面には、桐積層板24、アルミニウム板100、及び化粧合板30の断面が露出している。すなわち、これらの断面がスリット40の内面を形成している。一方、桐は、抗菌、防臭作用を有しているため、桐積層板24の断面部分の桐によりスリット40を通過する空気を浄化することができる。特に、スリット40の傾斜が木製扉10の厚さ方向Cに対してなす角度が大きいほど、露出した桐積層板24の断面の面積が広くなるため、より効果的に空気を浄化することができる。
【0045】
また、本実施形態では、桐積層板24の扉端面側表面には大手材又は横手材となる化粧材50が設けられている。なお、化粧材50は、場所によっては必要に応じて省略できるものである。
【0046】
なお、必要に応じて、かかる木製扉の上部に、木製扉の厚さ方向に貫通する略矩形状の貫通孔からなる窓枠を設け、当該窓枠に透明又は半透明の部材としてガラスなどを嵌め込んだ窓部を設けてもよい。
【0047】
以上に説明したように、比重が0.3以下の桐材から形成された三層クロス張りの桐積層板24にアルミニウム板100を、更に化粧合板30を順次接合して木製扉10を形成した。一般に、木材の比重と強度は相関関係を有することが知られているが、上述のごとく形成された木製扉10は、比重の小さな桐材からなる桐積層板24を用いたことによる木製扉10の強度の低下を、アルミニウム板100を用いることによりその強度を補っている。
【0048】
これにより、特に大型の木製扉を形成した場合において、顕著な効果を奏する。例えば、内側の桐部材23の厚さが18mm、外側の桐部材21,22の厚さが9mm、アルミニウム板100の厚さが0.5mm、化粧合板30の厚さが2.5mmであるこれらの部材から、幅1800mm、高さ2500mmの大きさである木製扉(通風部を有さない)を形成した場合、かかる木製扉は、秒速40m/sの風速に耐えることができる。これは、木製扉の表面の単位面積(m)当たり150kgの加重があっても耐えられる強度となっている。かかる大型の木製扉は、建物の玄関となる出入り口の扉として好適に利用することができる。なぜならば、大型化により一度の開閉でより多くの人や物品が出入りすることが可能となり、且つ耐風圧強度が高いため壊れにくく、経済的で安全性の高い木製扉を実現することができるからである。
【0049】
更に、このアルミニウム板100を設けたことにより桐積層板24の反りが抑制されるため、木製扉10全体の反りをより確実に防止することができる。
【0050】
これらのことは、反りの防止及び強度の向上のために、木製芯材の周囲に框体を設けた木製扉と比較して製造工程上の有利な効果を奏する。
【0051】
例えば、框体を設けて木製扉を形成する場合は、木製扉の面方向の四方、すなわち、扉の四辺を、桐材より堅く、反り難い木材からなる補強部材(例えば、人工合板、L.V.L(単板積層材)等)で覆うようにする必要がある。一方、本実施形態に係る木製扉10は、桐積層板24にアルミニウム板100及び化粧合板30を順次接合することで形成できる。従って、本実施形態に係る木製扉10の製造工程は、補強部材として框体を設ける工程を省略できるため、この結果製造コストを低減することができる。
【0052】
他にも、本実施形態に係る木製扉10は軽量の桐部材21乃至23、アルミニウム板100を用いていることから、大型化しても比較的軽量である。例えば、上述した幅1800mm、高さ2500mmの大きさの木製扉の場合は120kgほどである(L.V.Lを用いて同形状の木製扉を形成した場合は130kgほどである。)。
【0053】
このため、力の弱い者でも容易に開閉可能な木製扉10を提供することができる。例えば、車椅子若しくは歩行補助器を利用する者や、高齢者、又は傷病者が往来する病院や福祉施設において、通路と病室等を隔てる扉として、かかる木製扉10を好適に利用することができる。すなわち、これらの者の移動を円滑にするために広く作られた扉として適用することができると共に、容易に開閉可能な木製扉10を提供することができる。また、木製扉10には通風部が設けられているため、木製扉を閉じているときでも、病室等の換気を行うことができると共に、桐部材21乃至23の抗菌作用により、病室等へ流入する空気を浄化することができるため、かかる施設等において実施形態1に係る木製扉10を好適に用いることができる。
【0054】
なお、建物の出入り口に、本発明に係る木製扉を用いる場合は、木製扉の両側の温度差が大きいため、反りの程度が大きくなると共に、木製扉は建物の外部からの強風に曝されることになるが、かかる場合においては、桐積層板にアルミニウム板を接合し、さらに化粧合板を接合して形成した木製扉を好適に用いることができる。この場合、建物の外部から内部への外気を遮断することを考慮して通風部を設けないことが好ましい。また、木製扉にはガイドレールに沿ってスライド自在に稼動する移動手段を設けてもよい。これにより、木製扉を自動扉として利用することができる。
【産業上の利用可能性】
【0055】
本発明は、扉や机等の家具を製造販売する産業で利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】本発明の実施形態1に係る木製扉の概略斜視図である。
【図2】本発明の実施形態1に係る木製扉の縦断面図である。
【符号の説明】
【0057】
10 木製扉
21,22,23 桐部材
24 桐積層板
30 化粧合板
40 スリット
41 通風部
50 化粧材
100 アルミニウム板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
気乾比重が0.3以下である木材から形成された複数の木製板を積層した構造を有する木製芯材の少なくとも一方の表面に、前記木製芯材の表面の形状と略一致する形状のアルミニウム複合板を接合したことを特徴とする木製扉。
【請求項2】
請求項1に記載する木製扉において、
前記木製芯材が、3枚の木製板の木目を交差させて積層した三層クロス張り構造を有することを特徴とする木製扉。
【請求項3】
請求項1又は2に記載する木製扉において、
前記木材は、桐材又はファルカタ材であることを特徴とする木製扉。
【請求項4】
請求項1乃至3の何れかに記載する木製扉において、
前記木製芯材に接合された前記アルミニウム複合板の表面に化粧用表面材が接合されていることを特徴とする木製扉。
【請求項5】
請求項1乃至4の何れかに記載する木製扉において、
前記アルミニウム複合板は、アルミニウム樹脂積層複合板であることを特徴とする木製扉。
【請求項6】
請求項1乃至4の何れかに記載する木製扉において、
前記アルミニウム複合板は、アルミニウム板であることを特徴とする木製扉。
【請求項7】
請求項1乃至6の何れかに記載する木製扉において、
前記扉の幅方向に延び且つ厚さ方向に対して傾斜して貫通する複数のスリットからなる通風部を設けたことを特徴とする木製扉。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2007−332612(P2007−332612A)
【公開日】平成19年12月27日(2007.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−164010(P2006−164010)
【出願日】平成18年6月13日(2006.6.13)
【出願人】(506202124)
【出願人】(598167224)
【Fターム(参考)】