説明

未加硫ゴム材料の供給システム

【課題】長尺の未加硫ゴム材料を変形させることなく巻き出して、所定領域に供給できる未加硫ゴム材料の供給システムを供給する。
【解決手段】ライナー固定手段14でライナーLを台車12に固定した状態で台車12を供給先に移動させるとともに、ライナー駆動手段4でライナー巻取り軸3を駆動させて、材料巻取り軸2から未加硫ゴム材料RをライナーLとともに巻き出し、載置部13bに載置した未加硫ゴム材料Rの先端部を材料押え手段17で、供給先のトレイ21に固定後、ライナー固定手段14によるライナーLの固定を解除するとともに、材料巻取り軸2とライナー巻取り軸3との途中に設けたライナー固定手段6でライナーLを固定した状態でライナー巻取り軸3を駆動させて、台車12を待機位置側に移動させつつ、未加硫ゴム材料RをライナーLから分離させてトレイ21に配置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴム材料の供給システムに関し、さらに詳しくは、長尺の未加硫ゴム材料を変形させることなく巻き出して、所定領域に供給できる未加硫ゴム材料の供給システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
タイヤ等のゴム製品を製造する工程では、長尺の未加硫ゴム材料がライナーとともにロール状に巻取られてストックされ、必要に応じてこの材料ロールから巻き出され、ライナーから分離されて供給される(例えば、特許文献1参照)。未加硫ゴム材料は、テンションをかけると容易に変形する。そこで、材料ロールから供給先までの供給経路の途中に、フェスツーン等を設けて未加硫ゴム材料を弛ませることにより、材料ロールからの巻き出し速度と、供給先への供給速度との速度差を吸収するようにして、未加硫ゴム材料に不要なテンションが作用しないようにしている。
【0003】
しかしながら、この弛ませた未加硫ゴム材料の部分の自重によって、未加硫ゴム材料にはテンションが作用する。このテンションによって、未加硫ゴム材料には変形が生じるため改善が必要とされていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−150684号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、長尺の未加硫ゴム材料を変形させることなく巻き出して、所定領域に供給できる未加硫ゴム材料の供給システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため本発明の未加硫ゴム材料の供給システムは、材料供給ユニットと、材料搬送ユニットとを備え、前記材料供給ユニットに、ライナーとともに長尺の未加硫ゴム材料を巻き取る材料巻取り軸と、この材料巻取り軸から未加硫ゴム材料とともに巻き出されたライナーを、未加硫ゴム材料とは分離させて巻き取るライナー巻取り軸と、このライナー巻取り軸を駆動するライナー駆動手段と、前記材料巻取り軸とライナー巻取り軸との間のライナー経路の途中でライナーを固定するライナー固定手段とを設け、前記材料搬送ユニットに、待機位置から供給先まで往復移動可能な台車と、供給先で未加硫ゴム材料の先端部を押える材料押え手段とを設け、前記台車に、前記材料供給ユニットに設けたライナー固定手段とライナー巻取り軸との間のライナー経路のライナーを掛け回す支持部と、このライナーを固定するライナー固定手段とを設けるとともに、前記ライナー経路のライナーから分離した未加硫ゴム材料が載置される載置部とを設け、前記未加硫ゴム材料を供給する際には、前記台車に設けたライナー固定手段によりライナーを台車に固定した状態にして台車を供給先に移動させるとともに、前記ライナー巻取り軸を、ライナーを巻き出すように駆動させることにより、前記材料巻取り軸から未加硫ゴム材料をライナーとともに巻き出し、次いで、前記載置部に載置した未加硫ゴム材料の先端部を前記材料押え手段により、供給先の供給領域に固定した後、前記台車に設けたライナー固定手段によるライナーの固定を解除した状態にするとともに、前記材料供給ユニットに設けたライナー固定手段によりライナーを固定した状態にして、前記ライナー巻取り軸を、ライナーを巻き取るように駆動させることにより、台車を待機位置側に移動させつつ、未加硫ゴム材料をライナー経路のライナーから分離させて供給領域に配置する構成したことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、材料供給ユニットに、ライナーとともに長尺の未加硫ゴム材料を巻き取る材料巻取り軸と、この材料巻取り軸から未加硫ゴム材料とともに巻き出されたライナーを、未加硫ゴム材料とは分離させて巻き取るライナー巻取り軸と、このライナー巻取り軸を駆動するライナー駆動手段と、前記材料巻取り軸とライナー巻取り軸との間のライナー経路の途中でライナーを固定するライナー固定手段とを設け、材料搬送ユニットに、待機位置から供給先まで往復移動可能な台車と、供給先で未加硫ゴム材料の先端部を押える材料押え手段とを設け、前記台車に、前記材料供給ユニットに設けたライナー固定手段とライナー巻取り軸との間のライナー経路のライナーを掛け回す支持部と、このライナーを固定するライナー固定手段とを設けるとともに、前記ライナー経路のライナーから分離した未加硫ゴム材料が載置される載置部とを設け、前記未加硫ゴム材料を供給する際には、前記台車に設けたライナー固定手段によりライナーを台車に固定した状態にして台車を供給先に移動させるとともに、前記ライナー巻取り軸を、ライナーを巻き出すように駆動させることにより、前記材料巻取り軸から未加硫ゴム材料をライナーとともに巻き出すので、巻き出される未加硫ゴム材料には不要なテンションが作用しない。そして、前記載置部に載置した未加硫ゴム材料の先端部を前記材料押え手段により、供給先の供給領域に固定した後、前記台車に設けたライナー固定手段によるライナーの固定を解除した状態にするとともに、前記材料供給ユニットに設けたライナー固定手段によりライナーを固定した状態にして、前記ライナー巻取り軸を、ライナーを巻き取るように駆動させることにより、台車を待機位置側に移動させつつ、未加硫ゴム材料をライナー経路のライナーから分離させて供給領域に配置するので、配置される未加硫ゴム材料には不要なテンションが作用しない。このように、すべての工程を通じて未加硫ゴム材料には不要なテンションが作用することがないので、長尺の未加硫ゴム材料を変形させることなく材料巻取り軸から巻き出し、ライナーから分離させて、所定領域に供給することができる。
【0008】
ここで、前記供給領域に配置した未加硫ゴム材料を所定長さに切断する切断装置を設けることもできる。これにより、供給領域に所定長さの未加硫ゴム材料を繰り返し供給することができる。
【0009】
さらに、前記供給領域を移動可能なトレイにすることもできる。これにより、所定長さに切断した未加硫ゴム材料を変形させることなく、トレイに載置した状態で任意の場所に移動させることができる。
【0010】
前記台車上に、台車幅方向に間隔をあけて対向するガイド板を設け、このガイド板によりライナー経路のライナーから分離させた未加硫ゴム材料をガイドする構成にすることもできる。これにより、供給領域に未加硫ゴム材料を精度よく配置させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の未加硫ゴム材料の供給システムを例示する説明図である。
【図2】未加硫ゴム材料を巻き出す工程を例示する説明図である。
【図3】未加硫ゴム材料をトレイ上に配置する工程を例示する説明図である。
【図4】台車を待機位置に戻す工程を例示する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の未加硫ゴム材料の供給システムを図に示した実施形態に基づいて説明する。
【0013】
図1に例示するように、本発明の未加硫ゴム材料の供給システムは、材料供給ユニット1と、材料搬送ユニット11とを備えている。
【0014】
材料供給ユニット1には、ライナーLとともに長尺の未加硫ゴム材料Rを巻き取る材料巻取り軸2と、材料巻取り軸2から未加硫ゴム材料Rとともに巻き出されたライナーLを、未加硫ゴム材料Rとは分離させて巻き取るライナー巻取り軸3とが軸支持フレーム5に回転可能に支持されて設けられている。材料巻取り軸2には、この軸の回転を規制する軸ブレーキ2aが設けられている。
【0015】
未加硫ゴム材料Rは、より幅広のライナーLの上に配置されて、ライナーLとともに材料巻取り軸2にロール状に巻き取られている。ライナーLは、引張り強度に優れ伸びの小さな樹脂等で形成されている。
【0016】
ライナー巻取り軸3は、駆動モータ等のライナー駆動手段4により正回転および反回転駆動される。ライナー巻取り軸3が正回転するとライナーLが巻き取られ、反対回転するとライナーLが巻き出される。
【0017】
材料巻取り軸2とライナー巻取り軸3との間には、材料供給ユニット1に設けられた押えローラ7および支持ローラ8、9、10と、後述する台車12に設けられた押えローラ18とにライナーLが掛け回されることにより、ライナー経路が形成されている。材料供給ユニット1には、このライナー経路の途中で、ライナーLを固定するライナー固定手段6が設けられている。この実施形態では、ライナー固定手段6として流体シリンダが用いられていて、この流体シリンダのロッド先端部が押えローラ7に対してライナーLを押圧することによりライナーLが固定される。
【0018】
材料搬送ユニット11には、ベース15上を待機位置から供給先まで往復移動可能な台車12と、供給先で未加硫ゴム材料Rの先端部を押える材料押え手段17とが設けられている。材料押え手段17としてはエアシリンダ等の流体シリンダを用いることができる。また、供給領域に配置した未加硫ゴム材料Rを所定長さに切断する切断装置20が設けられている。
【0019】
台車12は、待機位置から供給先に延設されたガイドレール16にガイドされて、台車駆動手段16aによって往復移動するように構成されている。台車駆動手段16aとしてはエアシリンダ等の流体シリンダを用いることができる。
【0020】
台車12に設けられた押えローラ18は、材料供給ユニット1に設けたライナー固定手段6とライナー巻取り軸3との間のライナー経路のライナーを掛け回す支持部になっている。そして、台車12にライナーLを固定するライナー固定手段14が設けられている。この実施形態では、ライナー固定手段14としてエアシリンダ等の流体シリンダが用いられていて、この流体シリンダのロッド先端部が押えローラ18に対してライナーLを押圧することによりライナーLが台車12に固定される。
【0021】
また、台車12の押えローラ18よりも供給先側には支持ローラ19が設けられていて、支持ローラ19によってライナーLから分離された未加硫ゴム材料Rが少しの弛みを持って台車12の上に載置されるようになっている。台車12の先端部には台車12の前後方向にスライドする載置部13bが設けられていて、未加硫ゴム材料Rの先端部は載置部13bに載置される。支持ローラ19と載置部13bとの上下間隔はなるべく小さくして、未加硫ゴム材料Rに自重によるテンションが作用しないようにする。
【0022】
さらに、台車12には、台車幅方向に間隔をあけて対向する一対のガイド板13aが設けられて、このガイド板13aによりライナー経路のライナーLから分離させた未加硫ゴム材料Rが所定の位置にガイドされる構成になっている。ガイド板13aは対向する互いの間隔を変更可能に設置されている。
【0023】
未加硫ゴム材料Rを供給する際には、まず、図2に例示するように、台車12に設けたライナー固定手段14によりライナーLを台車12に固定した状態にする。この状態で、台車12を台車駆動手段16aにより供給先の所定位置に移動させるとともに、ライナー巻取り軸3を、ライナーLを巻き出すように駆動させて、材料巻取り軸2から未加硫ゴム材料RをライナーLとともに巻き出す。この際に、軸ブレーキ2aが適度に作用して巻き出されたライナーLは張った状態に保たれる。ガイドレール16にストッパを設けて、台車12を供給先の所定位置に停止させるようにする。この工程では、未加硫ゴム材料Rには不要なテンションは作用しないので、未加硫ゴム材料Rが変形することがない。
【0024】
次いで、図3に例示するように、載置部13bに載置した未加硫ゴム材料Rの先端部を材料押え手段17の押えヘッド17aにより、供給先の供給領域に固定する。この実施形態では、供給領域が供給先に固定された移動可能なトレイ21になっている。したがって、載置部13aを後方にスライドさせることにより、未加硫ゴム材料Rの先端部をトレイ21の上に載置し、この載置した部分が押えヘッド17aによりトレイ21に押圧されて固定される。
【0025】
その後、台車12に設けたライナー固定手段14によるライナーLの固定を解除した状態にするとともに、材料供給ユニット1に設けたライナー固定手段6によりライナーLを固定した状態にして、ライナー巻取り軸3を、ライナーLを巻き取るように駆動させる。台車駆動手段16aは、作動しないフリーな状態にして台車12が自由移動できるようにしておく。
【0026】
ライナー巻取り軸3の回転によって、台車12は待機位置側の所定位置まで後退移動し、この後退移動に伴って未加硫ゴム材料Rは、ライナー経路のライナーLから分離して、支持ローラ19を経てガイド板13aにガイドされつつトレイ21の上に配置される。ガイドレール16にストッパを設けて、台車12を待機位置側の所定位置に停止させるようにする。この際に、ライナーLから分離してトレイ21の上に配置される未加硫ゴム材料Rには不要なテンションは作用しないので、未加硫ゴム材料Rが変形することがない。
【0027】
この位置で、退避させていた切断装置20を作動させることにより、未加硫ゴム材料Rは所定長さに切断されて、トレイ21の上に配置されることになる。切断装置20としては、回転丸歯、ヒーターカッター、せん断カッター等を用いることができる。切断装置20を設けずに、手作業により未加硫ゴム材料Rを所定長さに切断することもできる。尚、未加硫ゴム材料Rがトレイ21上に載置された後、適当なタイミングで押えヘッド17aによる未加硫ゴム材料Rの先端部に対する固定を解除する。
【0028】
ガイド板13aおよび載置部13bは、未加硫ゴム材料Rとの間の摩擦力を低減するために低摩擦仕様にする。例えば、ガイド板13aおよび載置部13bの未加硫ゴム材料Rと接触する部分をフッ素樹脂にする。
【0029】
次いで、図4に例示するように、上記の後退移動と同様に、台車12に設けたライナー固定手段14によるライナーLの固定を解除した状態のままで、材料供給ユニット1に設けたライナー固定手段6によりライナーLを固定した状態にして、ライナー巻取り軸3を、ライナーLを巻き取るように駆動させて、台車12をさらに後退移動させて待機位置で停止させる。
【0030】
このように本発明では、すべての工程を通じて未加硫ゴム材料Rには不要なテンションが作用することがないので、長尺の未加硫ゴム材料Rを変形させることなく材料巻取り軸2から巻き出し、ライナーLから分離させて、所定領域に供給することができる。材料巻取り軸2からの未加硫ゴム材料Rの巻き出し速度と、供給先への供給速度とが同じなので、両速度差を吸収するために、途中で未加硫ゴム材料Rを弛ませる必要もない。
【0031】
新たに未加硫ゴム材料Rを供給する場合は、上記と同じ工程(図1〜図4に示した工程)を行なえばよい。これにより、所定長さの未加硫ゴム材料Rを供給領域に繰り返し供給することができる。
【0032】
供給領域は、この実施形態のように移動可能なトレイ21に限定されるものではないが、トレイ21にすることにより、所定長さに切断した未加硫ゴム材料Rを変形させることなく、トレイ21に載置した状態で任意の場所に移動させることができる。
【符号の説明】
【0033】
1 材料供給ユニット
2 材料巻取り軸
2a 軸ブレーキ
3 ライナー巻取り軸
4 ライナー駆動手段
5 軸支持フレーム
6 ライナー固定手段
7 押えローラ
8、9、10 支持ローラ
11 材料搬送ユニット
12 台車
13a ガイド板
13b 載置部
14 ライナー固定手段
15 ベース
16 ガイドレール
16a 台車駆動手段
17 材料押え手段
17a 押えヘッド
18 押えローラ
19 支持ローラ
20 切断装置
21 トレイ
L ライナー
R 未加硫ゴム材料

【特許請求の範囲】
【請求項1】
材料供給ユニットと、材料搬送ユニットとを備え、
前記材料供給ユニットに、ライナーとともに長尺の未加硫ゴム材料を巻き取る材料巻取り軸と、この材料巻取り軸から未加硫ゴム材料とともに巻き出されたライナーを、未加硫ゴム材料とは分離させて巻き取るライナー巻取り軸と、このライナー巻取り軸を駆動するライナー駆動手段と、前記材料巻取り軸とライナー巻取り軸との間のライナー経路の途中でライナーを固定するライナー固定手段とを設け、
前記材料搬送ユニットに、待機位置から供給先まで往復移動可能な台車と、供給先で未加硫ゴム材料の先端部を押える材料押え手段とを設け、
前記台車に、前記材料供給ユニットに設けたライナー固定手段とライナー巻取り軸との間のライナー経路のライナーを掛け回す支持部と、このライナーを固定するライナー固定手段とを設けるとともに、前記ライナー経路のライナーから分離した未加硫ゴム材料が載置される載置部とを設け、
前記未加硫ゴム材料を供給する際には、前記台車に設けたライナー固定手段によりライナーを台車に固定した状態にして台車を供給先に移動させるとともに、前記ライナー巻取り軸を、ライナーを巻き出すように駆動させることにより、前記材料巻取り軸から未加硫ゴム材料をライナーとともに巻き出し、
次いで、前記載置部に載置した未加硫ゴム材料の先端部を前記材料押え手段により、供給先の供給領域に固定した後、前記台車に設けたライナー固定手段によるライナーの固定を解除した状態にするとともに、前記材料供給ユニットに設けたライナー固定手段によりライナーを固定した状態にして、前記ライナー巻取り軸を、ライナーを巻き取るように駆動させることにより、台車を待機位置側に移動させつつ、未加硫ゴム材料をライナー経路のライナーから分離させて供給領域に配置する構成したことを特徴とする未加硫ゴム材料の供給システム。
【請求項2】
前記供給領域に配置した未加硫ゴム材料を所定長さに切断する切断装置を設けた請求項1に記載の未加硫ゴム材料の供給システム。
【請求項3】
前記供給領域が、移動可能なトレイである請求項2に記載の未加硫ゴム材料の供給システム。
【請求項4】
前記台車上に、台車幅方向に間隔をあけて対向するガイド板を設け、このガイド板によりライナー経路のライナーから分離させた未加硫ゴム材料をガイドする構成にした請求項1〜3のいずれかに記載の未加硫ゴム材料の供給システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−189678(P2011−189678A)
【公開日】平成23年9月29日(2011.9.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−59295(P2010−59295)
【出願日】平成22年3月16日(2010.3.16)
【出願人】(000006714)横浜ゴム株式会社 (4,905)
【Fターム(参考)】