説明

標的の画像化に用いるシングルチップかつノイズ耐性の1次元CMOSセンサ

コード化された印を画像化するための線形センサの配列を提供する。上記配列は、シングルCMOSチップに組み込まれたアナログのフロントエンド(12)とデジタルのバックエンド(14)とを含む。アナログのフロントエンド(12)において、各線形配列は、フォトダイオード(16)を有し、フォトダイオード(16)は、入射光を電気的なアナログ信号に変換する。また、アナログのフロントエンド(12)は、アナログ−デジタル変換器(ADC)(22)を有し、アナログ信号をデジタル信号に変換する。一方、デジタルのバックエンド(14)は、上記デジタル信号を、画像化されたシンボルに関係のある情報を有しているデジタル出力信号に加工する。また、ノイズを抑制するために、リアルタイムな相関二重サンプリング(CDS)回路が用いられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
一般に、本発明は、バーコードシンボルのような印を読取るための電子−光学的な読取り器に関する。さらに詳しくは、シングル半導体チップに線形配列として作成され、1次元のシンボルを画像化するように動作可能な、ノイズ耐性の画像化センサに関する。
【背景技術】
【0002】
デジタルカメラでは、標的を画像化するため、電荷接合素子(CCD)画像化センサと、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)画像化センサとの両方が用いられて来た。そのような2次元の固体センサの各々は、入射光を電子に変換するセルまたはピクセルの集合体または配列を有している。CCDセンサでは、各セルに集積された電荷は、上記配列を介して転送され、読み取られる。CMOSセンサでは、各ピクセルにおける一つのトランジスタ、または、いくつかのトランジスタが、従来のワイヤを用いて、電荷を増幅または移動させる。CCDセンサは、際立った光感受性を有し、高品質の画像を生成する。一方、CMOSセンサは、低い感受性しか有さないが、製造費用がはるかに安く、長いバッテリー寿命を有している。
【0003】
光学的なコードのような標的、典型的には1次元または2次元のバーコードシンボルは、固体CCDセンサを用いた読み出し器(reader)によって、電子−光学的に読み取られ得る。従来のCCD技術を用いた線形または1次元のセンサ配列は、非標準的な製造工程を必要とし、複数の半導体チップを用いていた。例えば、あるチップはアナログのフロントエンドに、別のチップはデジタルのバックエンドに、さらに別のチップはタイミング回路と制御回路とに、さらに追加的なチップはノイズ抑制器に、等。補助チップをいくつか用いることにより、結果として、総電力消費量が増大し、CCDセンサ全体のサイズが大きくなっていた。これらの局面は、バーコードシンボルの読み出し器、とりわけ、サイズおよび電力消費量の最小化が所望されるハンドヘルドまたは携帯型の読み出し器に対し、CCDセンサを用いることを敬遠させる傾向があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、本発明の一般的な目的は、1次元のバーコードシンボルを読み取る電子−光学的な読み出し器に使用する画像センサの電力消費量を低減させることと、費用とサイズとを低減させることである。
【0005】
さらに詳しくは、本発明の目的は、標準的なCMOS製造技術によって製造されたCMOSセンサを用いることである。
【0006】
本発明のさらに別の目的は、CMOSセンサを製造することと、シングル半導体チップ上の補助的な画像キャプチャ回路と処理回路とのすべてを製造することである。
【0007】
本発明のなおも別の目的は、ハンドヘルドの読み出し器が、短いバッテリー寿命とバルキネスからの影響を、受けにくいようにすることである。
【0008】
これに加え、本発明のさらなる目的は、補助的な回路の全てがシングルCMOSベースのチップに組み込まれた際に生成される電気的なノイズを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的と、以下で明らかにされるその他の事柄とを踏まえ、標的を画像化するシステムに備わっている本発明の一特徴が、簡潔に述べられる。上記標的は、例えば1次元のシンボルであり、上記システムは、シングルであって固体の相補型金属酸化膜半導体(CMOS)チップと、シングルチップに組み込まれたアナログのフロントエンドと、同じチップに組み込まれたデジタルのバックエンドとを備えたものである。上記フロントエンドは、セルまたはピクセルの線形配列を含む。各ピクセルは、入射光を電気的なアナログ信号に変換するフォトダイオードと、アナログ信号を電気的なデジタル信号に変換するように動作可能な、各フォトダイオードに対するアナログ−デジタル変換器(ADC)とを有している。デジタルのバックエンドは、デジタル信号を、画像化されたシンボルに関係のある情報を有しているデジタル化された出力信号に処理する、デジタルプロセッサを含んでいる。デジタルのバックエンドは、標的の原画像を生成することが可能、または、上記標的においてコードされた情報を決定することが可能である。
【0010】
CMOS技術を用いることにより、以下で述べられるように、その他の回路と同様に、アナログのフロントエンドとデジタルのバックエンドとの統合が可能になる。また、システム全体のサイズとコストとの低減、情報読み出し速度の高速化、および、電力消費の低下という利点をもたらすことが可能になる。しかしながら、これらの利点は、高いシステムノイズを犠牲にして成立し得る。このことは、CMOS技術がなぜ画像シンボル(特にバーコードシンボル)に用いてこられなかったかの理由である。システムノイズの全体は、センサの選択につきものの夥しい原因に起因する。例えば、ホワイトノイズ、暗電流ノイズ、固定パターンノイズ等。電気部品内で生成された電子ノイズ、電子運動によってランダムかつ熱的に生成された熱雑音、水晶の製造欠陥によるフリッカノイズ、電気部品内の汚染物質、周囲から生成される干渉ノイズ、電源電圧ノイズ、特にアナログのフロントエンドとデジタルのバックエンドとの結合により生成される漏話ノイズと基板ノイズ、センサをリセットする間に生成されるリセットノイズ(KTCノイズとも呼ばれる;キャパシタ上での不定数の電荷によりサーモダイナミックに生成される)、任意のセンサに光子がランダムに到達することに関連するショットノイズ、等も同様である。固定パターンノイズは、システムの変動とピクセルでの不均一性によって発生する。
【0011】
本発明によれば、各ピクセルは、それぞれのフォトダイオードをパルス化して露光時間の間に入射光をアナログ信号に変換する手段と、露光時間の開始後にアナログ信号を生成して参照信号を生成し、露光時間の終了前にアナログ信号を再度サンプリングしてデータ信号を生成するサンプル・ホールド回路とを含んだノイズ抑制回路を有する。
【0012】
クロックがシングルチップに組み込まれ、システムの動作中にクロックサイクルを生成し得る。サンプル・ホールド回路は、露光時間が開始してから好ましくは1クロック周期後、または、事実上すぐに、データ信号を生成し得る。フォトダイオードがシンボルをキャプチャするのに十分な時間を有していないため、参照信号は本質的には全ノイズとなる。サンプル・ホールド回路は、露光時間が終了する好ましくは1クロック周期前に、または、事実上すぐに、データ信号を生成し得る。このため、データ信号は、ノイズと同様、シンボルをキャプチャするのに十分な時間を有していることになる。以下で述べられるように、データ信号と参照信号は、ノイズ抑制されたデジタル信号を取得するため、シングルチップに組み込まれた引き算器において差し引かれる。
【0013】
ノイズを抑制するための他の手段は、高い量子効果と低い暗電流を有するようなフォトダイオードについての選択と設計、フォトダイオードの直後の各ピクセルにおける高ゲイン増幅器の配置、および、信号処理工程においてできるだけ迅速にアナログ信号をデジタル信号に変換するための、各フォトダイオードに対するADCの使用を含み得る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1を参照する。一般に、参照番号10は、アナログのフロントエンド12とデジタルのバックエンド14とを有した、シングルな固体の相補型金属酸化膜半導体(CMOS)チップである。上記フロントエンドとバックエンドとの両方は、同一のシングルCMOSチップ10に組み込まれている。上記チップは、標的、特に、ユニバーサル・プロダクト・コード(UPC;Universal Product Code)のような1次元のコード化されたシンボルを画像化することに用いられる。
【0015】
フロントエンド12は、ピクセルの線形配列を含み、上記配列は、好ましくは、全体で512ピクセルから4096ピクセルであり得る。各ピクセルは、フォトダイオード16と、サンプル・ホールド(S/H)回路18、高ゲインの増幅器20、および、図2で詳しく示されるアナログ−デジタル変換器(ADC)22を含む。図1のその他のコンポーネントの全ては、デジタルのバックエンドの一部である。
【0016】
フォトダイオード16は、入射光を電気的なアナログ信号に変換する。フォトダイオードは、フォトトランジスタに比べて低いホワイトノイズと暗電流ノイズと固定パターンノイズとを含む。一般に、フォトダイオードは、幅が4μmから8μmの間であり、高さは幅の1倍から16倍である。フォトダイオードは、光電流を生成し、積分時間にわたり電荷を収集する。電荷は、フォトダイオードと連結されたコンポーネントとの自己容量を表すキャパシタCにより、電圧に変換される。露光時間にわたって入射光を受け取るため、フォトダイオードはリセットされ、パルス化され得る(図3参照)。
【0017】
光電流は、フィードバック電荷の増幅器20によって増幅される。上記増幅器20は、堆積された3個のトランジスタと、動作している増幅器の構成にしたがって配置されたフィードバックキャパシタCとを含む。リセットスイッチ24は、フィードバックキャパシタに並列に連結されている。MOSFETホールドスイッチ26は、フィードバックキャパシタに直列に連結されている。ホールドキャパシタCは、ホールドスイッチ26とADC22との間に直列に連結されている。ホールドスイッチ26とホールドキャパシタは、デジタル変換を行うためにアナログ信号をADCに導く前にノイズを抑制する、サンプル・ホールド回路の構成要素となる。
【0018】
図3に示されるように、サンプル・ホールド回路は、以下のように動作する:高状態と低状態とを有するリセットパルスがリセットスイッチ24に適用される。逆転されたリセットパルスがキャパシタを介してフォトダイオードに適用される。高状態と低状態とを有するホールドパルスがホールドスイッチ26の片側に適用される。逆転されたホールドパルスがホールドスイッチ26の逆側に適用される。リセットパルスが低くなると、フォトダイオードが作動し、露光時間の開始時に光を受け取り、C上に電荷が蓄積し始める。リセットスイッチが開であるため、この電荷がフィードバックキャパシタCに転送される。一方で、ホールドパルスは低く、ホールドスイッチは開であり、また、ホールドキャパシタCには、電荷が一切転送されない。
【0019】
露光時間が開始してから事実上すぐに、例えば、1クロック周期後に、ホールドパルスが上昇し、ホールドスイッチが閉じ、これにより、フィードバックキャパシタ上の電荷がホールディングキャパシタに転送されることが可能になる。ホールドパルスが低くなるまでの数周期にわたって、ホールディングキャパシタ上に電荷が蓄積し、これにより、ホールディングキャパシタを絶縁する。以下で述べられるように、ADCは、ホールディングキャパシタ上に蓄積された電荷を、システム内のリセットノイズを表す4ビットの参照信号に変換する。フォトダイオードは、標的のシンボルからの光をキャプチャするのに十分な時間を依然有してはいない。
【0020】
さらに、露光時間の終了に向かって、例えば、満了の1クロック周期前に、ホールドパルスが上昇し、ホールドスイッチが閉じ、これにより、キャパシタC上に格納されたすべての電荷は、再び、フィードバックキャパシタ、順に、ホールディングキャパシタCに転送されることが許容される。このとき、フォトダイオードは、標的のシンボルから光をキャプチャするのに十分な時間を有している。ADCは、この蓄積された電荷を、リセットノイズと同様にシンボル内の情報を表している8ビットのデータ信号に変換する。以下で述べられるように、データ信号から参照信号が差し引かれ、ノイズ抑制されたデジタル出力信号が取得される。
【0021】
最後に、露光時間の終了時に、リセットパルスが上昇し、リセットスイッチが閉じる。これにより、フィードバックキャパシタがショートし、事実上、リセットパルスが再び低下した際に、電荷をリセットする、または、電荷の受け取りを準備する。
【0022】
クロック周期は、チップに組み込まれたクロック28により、外部のマスタクロックから生成される。好ましい実施形態において、クロックは、500kHzで動作する。露光時間は30μsから10msの間で変動し、ホールドパルスは、およそ2μsのサンプリング時間の間、高い状態を維持する。
【0023】
図3に示されるように、露光時間の間に、2回のサンプリングが行なわれる。このリアルタイムな相関二重サンプリング(CDS)技術は、KTCノイズを抑制またはリセットする。これは、CCD配列からのアナログ信号が2個の別々のホールドスイッチ、または、2個の別々のホールディングキャパシタに適用される、既知のCDS技術とは異なるものである。
【0024】
図4に示されるように、ADC22は、シングルスロープなデバイスであり、参照信号またはデータ信号を受信するようにホールディングキャパシタに連結された正の端子と、チップに組み込まれた線形のランプ生成器32(図1参照)に接続された負の端子とを有するキャパシタ30を含む。8ビットのカウンター34は、キャパシタの出力に連結されたレジスタ36のデータ入力端子に連結される。比較器の出力は、レジスタの使用可能な端子を制御する。
【0025】
動作中、線形ランプ生成器32とカウンタ34は、同時に始動させられる。ランプ生成器32は、線形なシングルスロープのランプ信号を生成する。比較器30がランプ信号が入力信号に到達したことを検出すると、レジスタ36は、カウンタのカウント値をラッチする。上記カウント値は、アナログ入力信号のデジタル表現である。参照信号には4ビット(16カウント)のみが用いられ、データ信号には8ビット(256カウント)のみが用いられる。好ましくは、ランプ生成器は、Gm−C積分器であり、カウンタ34は、Tフリップ−フロップの同期カウンタである。
【0026】
図5は、比較器30を実施した回路であり、差分入力ステージとシングルエンドのゲインステージとを有した2ステージの比較器を含んでいる。上記シングルエンドのゲインステージは、チャタリングを消去するための、たすきがけの双安定構造を有している。
【0027】
デジタルのバックエンド14は、各ピクセルに対し、メモリ38と、ローセレクタ(row selector)40と、コントローラ48とを含む。12ビットのストレージレジスタ42、12ビットのバッファ44、および、引き算器46もまた、チップに組み込まれ、全ピクセルによってシェアされる。
【0028】
メモリ38は、好ましくは12ビットのレジスタであり、8ビットのデータ信号と4ビットの参照信号とを格納し、12MHzで動作する。ローセレクタ40は、共に1MHzで動作する1ビットのシフトレジスタとマルチプレクサとを含む。シフトレジスタは、全ピクセルの512個のレジスタから1つのレジスタを同時に選択し、選択されたピクセルからデータをシフトさせる。代替的に、ピクセルメモリは、共通バスに連結され、バス上に多重化され得る。第1の選択されたピクセルからシフトされたデータは、12ビットのストレージレジスタ42に格納され、その後、バッファ44に転送され、最終的に、引き算器46に転送されてCDS減算を実行される。その間、データ読み出し、格納、および、処理のため、次のピクセルが選択される。コントローラ48が、チップ上の回路に動作可能となるように連結され、様々なデバイスの間のタイミングを制御する。
【0029】
新規性を有し、特許証による保護を所望する請求内容は、添付の請求項によって述べられる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】図1は、本発明による電気回路を有するチップについてのブロック図である。
【図2】図2は、図1の回路のアナログのフロントエンド示す電気回路である。
【図3】図3は、図2の回路におけるノイズ抑制コンポーネントの動作を示す波形である。
【図4】図4は、図1の回路に用いるアナログ−デジタル変換器を示すブロック図である。
【図5】図5は、図4の比較器を示すブロック図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1次元のコード化されたシンボルを画像化するシステムであって、
a)シングルかつ固体の相補型金属酸化膜半導体(CMOS)チップと、
b)シングルチップに組み込まれたアナログのフロントエンドであって、
ピクセルの線形配列であって、各ピクセルが入射光を電気的なアナログ信号に変換するフォトダイオードを有する、線形配列と、
各フォトダイオードに対するアナログ−デジタル変換器(ADC)であって、該アナログ信号を電気的なデジタル信号に変換するように動作可能な、アナログ−デジタル変換器と
を含む、アナログのフロントエンドと、
c)該シングルチップに組み込まれたデジタルのバックエンドであって、該デジタル信号を、該画像化されたシンボルに関係のある情報を有しているデジタル化された出力信号に加工する、デジタルのバックエンドと
を備える、システム。
【請求項2】
前記フロントエンドは、各ピクセルに対するノイズ抑制回路を含んでおり、
該ノイズ抑制回路は、
それぞれのフォトダイオードをパルス化し、露光時間の間に前記入射光を前記アナログ信号に変換する手段と、
該アナログ信号をサンプリングし、該露光時間が開始した後に参照信号を生成する手段と、
該アナログ信号を再度サンプリングし、該露光時間が終了する前にデータ信号を生成する手段と
を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
システムの動作中にクロック周期を生成するクロックをさらに備え、
前記サンプリング手段は、前記露光時間が開始した1クロック周期後に、前記参照信号を生成し、該露光時間が終了した1クロック周期前に、前記データ信号を生成する、
請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記サンプリング手段は、フィードバックキャパシタと並列接続されたリセットスイッチを含み、
該フィードバックキャパシタは、前記フォトダイオードに連結されており、
該リセットスイッチは、前記フォトダイオードからのアナログ信号が該フィードバックキャパシタにチャージされる開状態と、該リセットスイッチが該フィードバックキャパシタをショートする閉状態との間で切り替え可能である、
請求項2に記載のシステム。
【請求項5】
前記サンプリング手段は、前記フィードバックキャパシタに並列接続されたホールドスイッチとホールドキャパシタとを含み、
該ホールドスイッチは、前記チャージされたフィードバックキャパシタが該ホールドキャパシタをチャージする閉状態と、前記チャージされたフィードバックキャパシタが該ホールドキャパシタからブロックされる開状態との間で切り替え可能である、
請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記ADCは、前記参照信号と前記データ信号とをそれぞれ複数のビット信号に変換するように動作可能であり、
前記シングルチップに組み込まれた引き算器は、該データ信号から該参照信号を引き算し、前記デジタル化された出力信号を取得する、
請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記アナログのフロントエンドは、前記ADCに到達する前に前記アナログ信号を増幅する高ゲインの増幅器を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記ADCは、
前記参照信号と前記データ信号とを受信する一つの入力と、
ランプ信号を受信する別の入力と、
カウンタが連結されたレジスタに連結された出力と
を含む、請求項2に記載のシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2007−522539(P2007−522539A)
【公表日】平成19年8月9日(2007.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−545736(P2006−545736)
【出願日】平成16年12月7日(2004.12.7)
【国際出願番号】PCT/US2004/041032
【国際公開番号】WO2005/065128
【国際公開日】平成17年7月21日(2005.7.21)
【出願人】(305043582)シンボル テクノロジーズ, インコーポレイテッド (51)
【Fターム(参考)】