説明

樽容器殺菌装置

【課題】殺菌に要求される最低温度を確実に保証する。
【解決手段】樽容器(40)を殺菌する樽容器殺菌装置(10)は、樽容器が倒立した状態で該樽容器の口部を下方に向けて把持する把持部(53)と、樽容器の底外面に接触すると共に、樽容器の底外面の温度を測定する温度計(65)と、樽容器の口部から樽容器の内部に蒸気または熱水を供給する供給通路(22)と、蒸気または熱水を樽容器の内部に供給しているときに、温度計により測定された温度が所定の値以下である場合には、樽容器を排除する排除部(18)とを具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、樽容器、例えばビール樽またはハイボール樽を殺菌する殺菌装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的にビールは瓶容器または缶容器に充填された状態で販売される。そのような販売形態に加えて、ビールは、工場においてビール樽または専用タンクに充填され、次いで店舗においてビール樽に取付けられた専用のディスペンサを通じてコップまたはジョッキ等に注出された状態で販売される場合もある。
【0003】
このようなビール樽は使用後に店舗から工場に返却され、工場において洗浄殺菌されて再利用される。特許文献1には、飲料用壜などの容器を再利用するために、殺菌剤および洗浄液を用いて容器を殺菌洗浄することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−252313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、一般的にビール樽は飲料用壜よりもかなり大きく、その容量は主に10リットルから25リットルである。このため、ビール樽を洗浄・殺菌する際には、殺菌剤および温水の供給に加えて、蒸気をビール樽内部に噴射することも行われている。
【0006】
蒸気でビール樽を殺菌するためには、蒸気を用いた殺菌温度と殺菌時間とを管理する必要がある。このうち、殺菌時間は蒸気のビール樽内部への供給時間に相当するので、殺菌時間の管理は比較的容易である。
【0007】
これに対し、殺菌温度については、蒸気が内部に供給されているビール樽の外面の温度を非接触式温度計により測定し、これを殺菌温度としている。非接触式温度計で測定した場合、ステンレス製のビール樽では赤外線の放射率が低い上に、樽自体の表面状態(くもり、傷)の影響を受け、測定誤差が出る。さらに、樽容器の通過速度に非接触式温度計が対応できない場合や、各工場の殺菌装置の寸法および/またはレイアウトによっては、非接触式温度計の設置場所が確保できず、樽容器の外面における温度測定箇所が異なる場合がある。
【0008】
また、同様な理由により、蒸気殺菌を行うビール樽用通路でビール樽の外面の温度を測定できない場合には、例えば蒸気殺菌処理が終了した後の別のビール樽用通路にてビール樽の外面の温度を測定している場合がある。
【0009】
このような場合に測定される温度は、周囲環境の影響を受けやすいので、正確でない可能性がある。言い換えれば、例えば非接触式温度計により測定された温度が、殺菌に要求される最低温度よりも低い場合であっても、現実にはビール樽が適切に殺菌されている可能性もある。
【0010】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、殺菌に要求される最低温度を確実に保証することのできる樽容器殺菌装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前述した目的を達成するために1番目の発明によれば、樽容器を殺菌する樽容器殺菌方法において、前記樽容器が倒立した状態で該樽容器の口部を下方に向けて把持し、温度計を前記樽容器の底外面に接触させ、蒸気または熱水を供給通路に通して前記樽容器の口部から前記樽容器の内部に供給し、前記蒸気または熱水を前記樽容器の内部に供給しているときに、前記温度計により前記樽容器の底外面の温度を測定する、樽容器殺菌方法が提供される。
2番目の発明によれば、1番目の発明において、前記温度計により測定された温度が所定の値以下である場合には、前記樽容器を排除する。
【0012】
3番目の発明によれば、樽容器を殺菌する樽容器殺菌装置において、前記樽容器が倒立した状態で該樽容器の口部を下方に向けて把持する把持部と、前記樽容器の底外面に接触すると共に、前記樽容器の底外面の温度を測定する温度計とを具備する、樽容器殺菌装置が提供される。
【0013】
4番目の発明によれば、3番目の発明において、前記把持部は、第一シリンダにより摺動する第一ロッドに取付けられたクランプハンドを含んでおり、さらに、前記樽容器殺菌装置は、前記クランプハンドと前記第一ロッドとの間に配置された第二シリンダと、前記第二シリンダにより摺動していて、先端に前記温度計が取付けられた第二ロッドとを具備し、前記ロッドが前記第二シリンダから延びると、前記温度計は前記クランプハンドを越えて延びるようにした。
5番目の発明によれば、3番目の発明において、さらに、前記樽容器の口部から前記樽容器の内部に蒸気または熱水を供給する供給通路と、前記蒸気または熱水を前記樽容器の内部に供給しているときに、前記温度計により測定された温度が所定の値以下である場合には、前記樽容器を排除する排除部とを具備する。
【発明の効果】
【0014】
1番目および3番目の発明においては、樽容器が倒立した状態において蒸気があたる関係で、樽容器の外面の中では比較的温度が上がりやすく、樽容器内面温度を良く表していると考えられる樽容器の底の外面の温度を測定している。従って、樽容器の底外面の温度を殺菌に要求される最低温度と比較することにより、殺菌に要求される最低温度を確実に保証することができる。
【0015】
4番目の発明においては、樽容器を把持する把持部に、温度計を摺動させる機構を設けている。このため、殺菌装置の寸法および/またはレイアウトを変更する必要はない。また、温度計はクランプハンドを越えて延びるので、異なる寸法の樽容器であっても、温度計をその外面に接触させられる。
2番目および5番目の発明においては、殺菌に要求される最低温度を満たさなかった樽容器を排除して、この樽容器が再利用されるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明に基づくビール樽用の殺菌装置の略側面図である。
【図2】殺菌部の縦断面図である。
【図3】殺菌部の拡大図である。
【図4】図3に示される温度計摺動機構部を側方から見た拡大図である。
【図5】(a)殺菌部の他の拡大図である。(b)殺菌部のさらに他の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の図面において同様の部材には同様の参照符号が付けられている。理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
図1は本発明に基づくビール樽用の殺菌装置の略側面図である。図1に示される殺菌装置10は、複数の空の樽容器、例えばビール樽40またはハイボール樽を矢印方向に順次搬送する直線状の搬送通路20を含んでいる。
【0018】
図1には示さないものの、搬送通路20には、ビール樽40を殺菌するための複数の殺菌部21が設けられている。図1においては、搬送通路20上に位置するビール樽40に対応した位置のそれぞれに、殺菌部21が設けられているものとする。また、殺菌装置10は制御装置30に接続されている。制御装置30はデジタルコンピュータであり、殺菌装置10全体を制御するようになっている。制御装置30は、比較部33と記憶部34とを含んでいる。
【0019】
図2は殺菌部の縦断面図である。図2においては、ビール樽40は口部を下方に向けた倒立状態で搬送通路20上に配置される。ここで、ビール樽40は金属から形成された略円筒形の部材である。図2から分かるように、ビール樽40の周面には、保護部45が設けられている。保護部45の上下端部は、それぞれビール樽40の天外面44および底外面42を越えて延びている。従って、複数のビール樽40を互いに積重ねた場合であっても、底外面42および天外面44が他の部材に接触することはない。なお、簡潔にする目的で、図1には保護部45は図示していない。また、後述するように、ビール樽40の寸法は、ビール樽40の規格に応じて異なるものとする。
【0020】
殺菌装置10の上方には、伸縮自在な第一ロッド52を備えた第一エアシリンダ51が設けられている。そして、第一ロッド52には、逆U字形状のフレーム55を介して略「+」字形状のクランプハンド53が取付けられている。第一エアシリンダ51を作動して第一ロッド52を延ばすことによって、ビール樽40はクランプハンド53と搬送通路20との間に把持される。このとき、ビール樽40の天外面44および底外面42はクランプハンド53および搬送通路20に接触せず、保護部45の上下端部がそれぞれクランプハンド53および搬送通路20に接触することに留意されたい。
【0021】
殺菌部21は、図示しない蒸気源からの蒸気などを供給する供給通路22と、ビール樽40を殺菌するのに使用された蒸気などを排出する排出通路23とを含んでいる。これら供給通路22および排出通路23はヘッド29と一体的になっており、ヘッド29はビール樽40の口部に係合可能に構成されている。供給通路22により供給される蒸気はヘッド29を通じてビール樽40の口部からビール樽40の内部に供給される。
【0022】
図3は殺菌部の拡大図である。図3から分かるように、第一ロッド52とクランプハンド53との間には、逆U字形状のフレーム55が配置されている。フレーム55の二つの脚部の間には、温度計摺動機構部60が懸架されている。温度計摺動機構部60は、第二ロッド62を摺動させる第二エアシリンダ61と、第二ロッド62の先端に取付けられた接触式の温度計65とを主に含んでいる。第二エアシリンダ61の上端および下端には、エア供給口71、72がそれぞれ設けられている。公知であるように、エア供給口71からエアを供給すると第二ロッド62は第二エアシリンダ61から延伸すると共に、エア供給口72からエアを供給すると第二ロッド62は第二エアシリンダ61内に後退する。
【0023】
図3に示されるように、クランプハンド53の中央部分には、筒型部材56が配置されている。エア供給口71からエアを供給して第二ロッド62が延伸すると、温度計65および第二ロッド62は筒型部材56を通ってクランプハンド53よりも下方に延びる。後述するように、温度計65および第二ロッド62の延伸距離は、温度計65がビール樽40の底外面42に到達するのに十分に長い。なお、温度計65から延びるケーブル65aは制御装置30(図1を参照されたい)に接続されているものとする。
【0024】
図4は図3に示される温度計摺動機構部を側方から見た拡大図である。図4に示されるように、二つの第二ロッド62は二つの支持部材63によりその上端および下端がそれぞれ支持されている。そして、温度計65は下方の支持部材63を介して第二ロッド62に取付けられている。ただし、支持部材63を使用することなしに、温度計65が第二ロッド62の先端に直接的に取付けられていてもよい。
【0025】
再び図1を参照すると、分岐搬送通路18が搬送通路20から分岐している。分岐搬送通路18は通常は動作しておらず、起動部19が起動したときにのみ動作する。温度計65により検出された温度が所定値を下回った場合には、起動部19が起動して、そのビール樽40は搬送経路11から分岐搬送通路18に排出される。つまり、分岐搬送通路18はそのようなビール樽40を排除する排除部としての役目を果たす。
【0026】
以下、図1から図4を参照しつつ、本発明に基づく殺菌装置10の動作について説明する。はじめに、図1の領域Z1において、殺菌部21の第一エアシリンダ51が作動して第一ロッド52が下降する。従って、ビール樽40はクランプハンド53と搬送通路20との間に倒立状態で把持されるようになる。そして、ビール樽40内に残存していたビールが排出される。
【0027】
次いで、領域Z2において、供給通路22および排出通路23と一体的なヘッド29がビール樽40の口部に係合する。そして、殺菌液を供給通路22に通してビール樽40内部に供給する。そして、ビール樽40内部が洗浄されると、殺菌液を排出通路23に通して排出する。
【0028】
次いで、領域Z3において、温水または熱水をビール樽40内部に供給して、ビール樽40を濯ぐ。ビール樽40内部が濯がれると、温水を排出通路23に通して排出する。このような殺菌液および温水の供給自体は、後述する蒸気の供給と概ね同様であり、公知であるので、詳細な説明を省略する。
【0029】
そして、領域Z4においては、図3に示されるエア供給口71からエアを供給して、第二ロッド62および温度計65を筒型部材56に通して下方に延ばす。これにより、温度計65は、ビール樽40の保護部45を越えてビール樽40の底外面42に到達するようになる。なお、温度計65は所定の制御周期毎に底外面42の温度を測定し、測定された温度はケーブル65aを通じて制御装置30に送信されるものとする。
【0030】
さらに、領域Z4においては、蒸気をビール樽40内部に供給して加圧する。つまり、図2に示されるように、蒸気を供給通路22からロッド28に通してロッド28の先端から噴出させる。これにより、蒸気はビール樽40の底内面41に衝突してビール樽40の内面全体に広がり、ビール樽40が殺菌されるようになる。次いで、蒸気は液化してビール樽40の天内面43に貯まる。
【0031】
所定時間にわたって蒸気が供給されると、全ての蒸気は排出通路23を通じてビール樽40から排出される。さらに、図3に示されるエア供給口72からエアを供給して、第二ロッド62を第二エアシリンダ61内に後退させ、温度計65をビール樽40から離間させる。ビール樽40の殺菌が完了すると、領域Z5において、所定の手法によりビール樽40内部にビールが充填される。
【0032】
本発明では、領域Z4において温度計65により測定されたビール樽40の底外面42の温度は、制御装置30の比較部33により所定値と比較される。所定値はビール樽40を殺菌するのに要求される蒸気温度の下限値であり、記憶部34に記憶されている。或る実施形態においては、所定値は例えば115度である。
【0033】
ここで、ビール樽40の底外面42の温度は、蒸気に接触するので、ビール樽40の中では比較的温度が上がりやすく、ビール樽40の底内面41の温度と同様に確実に高く、ビール樽40の内面温度を良く表わしていると考えられる。従って、底外面42の温度が所定値よりも大きい場合には、ビール樽40の殺菌処理が十分に行われたと判定される。本発明においては、蒸気を供給しているときにおけるビール樽40の底外面42の温度に基づいて判定しているので、ビール樽の殺菌に要求される最低温度を確実に保証できる。
【0034】
これに対し、底外面42の温度が所定値よりも大きくない場合には、ビール樽40の殺菌処理が不十分であったと判定される。そのような場合には、制御装置30から信号が起動部19に送信されることによって分岐搬送通路18が起動する。これにより、当該ビール樽40は搬送経路11から分岐搬送通路18に移送され、殺菌装置10から排出される。これにより、殺菌不足のビール樽40が直接的に再利用されるのを防止できる。
【0035】
さらに、本発明においては、ビール樽40を把持するクランプハンド53と第一ロッド52との間に温度計摺動機構部60を設けているので、温度計を設置するのに必要なスペースを容易に確保することができる。従って、殺菌装置10の寸法および/またはレイアウトに依存することなしに、殺菌処理が十分に行われたか否かを判断することができる。ところで、図5(a)および図5(b)は殺菌部の他の拡大図である。図5(a)には、容量25リットルの大型のビール樽40aが図示されており、図5(b)には、容量9リットルの小型のビール樽40bが図示されている。図5(a)および図5(b)を比較して分かるように、クランプハンド53の下端からビール樽40の底外面42までの距離は、ビール樽40の規格に応じて異なる。言い換えれば、ビール樽40の容量が大きくなるほど、クランプハンド53の下端から底外面42までの距離は長くなる。
【0036】
本発明においては、第二ロッド62を第二エアシリンダ61から延ばして、温度計65をビール樽40の底外面42まで到達させている。このため、異なる規格のビール樽40、例えば大型のビール樽40aおよび小型のビール樽40bであっても、温度計65によりビール樽40の底外面42の温度を正確に測定できるのが分かるであろう。
【0037】
なお、図面を参照して説明した実施形態においては、ビール樽40を直線状の搬送通路11に沿って移動させつつビール樽40を蒸気により殺菌し、ビール樽40の底外面の温度を測定している。しかしながら、ビール樽40が円形通路を搬送するときに同様な機構を用いてビール樽40を蒸気により殺菌し、殺菌温度を同様に測定する場合も本発明の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0038】
10 殺菌装置
11 搬送経路
18 分岐搬送通路(排除部)
19 起動部
20 搬送通路
22 供給通路
23 排出通路
28 ロッド
29 ヘッド
30 制御装置
33 比較部
34 記憶部
40、40a、40b ビール樽(樽容器)
41 底内面
42 底外面
43 天内面
44 天外面
45 保護部
51 第一エアシリンダ
52 第一ロッド
53 クランプハンド(把持部)
55 フレーム
60 温度計摺動機構部
61 第二エアシリンダ
62 第二ロッド
71 エア供給口
72 エア供給口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
樽容器を殺菌する樽容器殺菌方法において、
前記樽容器が倒立した状態で該樽容器の口部を下方に向けて把持し、
温度計を前記樽容器の底外面に接触させ、
蒸気または熱水を供給通路に通して前記樽容器の口部から前記樽容器の内部に供給し、
前記蒸気または熱水を前記樽容器の内部に供給しているときに、前記温度計により前記樽容器の底外面の温度を測定する、樽容器殺菌方法。
【請求項2】
前記温度計により測定された温度が所定の値以下である場合には、前記樽容器を排除する、請求項1に記載の樽容器殺菌方法。
【請求項3】
樽容器を殺菌する樽容器殺菌装置において、
前記樽容器が倒立した状態で該樽容器の口部を下方に向けて把持する把持部と、
前記樽容器の底外面に接触すると共に、前記樽容器の底外面の温度を測定する温度計とを具備する、樽容器殺菌装置。
【請求項4】
前記把持部は、第一シリンダにより摺動する第一ロッドに取付けられたクランプハンドを含んでおり、
さらに、前記樽容器殺菌装置は、前記クランプハンドと前記第一ロッドとの間に配置された第二シリンダと、
前記第二シリンダにより摺動していて、先端に前記温度計が取付けられた第二ロッドとを具備し、
前記ロッドが前記第二シリンダから延びると、前記温度計は前記クランプハンドを越えて延びるようにした、請求項3に記載の樽容器殺菌装置。
【請求項5】
さらに、前記樽容器の口部から前記樽容器の内部に蒸気または熱水を供給する供給通路と、
前記蒸気または熱水を前記樽容器の内部に供給しているときに、前記温度計により測定された温度が所定の値以下である場合には、前記樽容器を排除する排除部とを具備する請求項3に記載の樽容器殺菌装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−214246(P2012−214246A)
【公開日】平成24年11月8日(2012.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−80822(P2011−80822)
【出願日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【出願人】(309007911)サントリーホールディングス株式会社 (307)
【出願人】(504283714)九州サントリーテクノプロダクツ株式会社 (2)
【Fターム(参考)】