説明

歩行補助装置

【課題】高精度に障害物の距離および位置を測定し、障害物に関する情報を提示する。
【解決手段】カメラにより得られた、歩行方向に存在する対象物の撮像画像をもとに、当該撮像画像の画素ごとに当該カメラから対象物までの距離を計測する距離計測手段106と、前記対象物が接地する平面に前記画素を写像した場合の画素位置と、前記計測された距離とを関連付けた距離情報を格納する格納手段107と、前記格納部に格納された距離情報をもとに、前記平面に形成される凹凸の状態を検出する凹凸検出手段115と、前記検出された凹凸の状態を歩行者に報知する報知手段116と、を具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば目の不自由な人の歩行を補助するために使用される歩行補助装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ユーザの歩行を補助するための装置として従来では、3次元的広がりを持つユーザ周囲の空間領域に存在する様々な物体の位置、動きおよび距離といった情報を複数のCCDカメラを用いて検出し、その物体の情報を歩行ユーザに提示する装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。また、CCDカメラを2台用いて障害物までの距離を検出し、障害物までの距離および位置をユーザに提示する装置も提案されている(例えば、特許文献2を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−65721号公報
【特許文献2】特開2003−79685号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の歩行補助装置には以下のような課題があった。すなわち、CCDカメラを複数用いて距離を測定する場合には、測定可能な距離は各CCDカメラ間隔に依存する。このため、2台のカメラをヘアーバンドや帽子などの頭部又は衣服に装着する場合には、CCDカメラ同士の設置間隔を十分に離すことが難しいため、距離を精度良く測定することができない。また、暗闇ではCCDカメラの感度がなく、使用できない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、通常のCCDカメラでは撮影できない環境においても、距離情報を用いることにより輝度に依らず障害物を識別することができるので、精度よく障害物の距離および位置を測定し、ユーザに対し障害物に関する情報を提示することができる歩行補助装置を提供することを目的とする。また、暗闇でも使用することができる歩行補助装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述の課題を解決するため、本発明に係る歩行補助装置は、カメラにより得られた、歩行方向に存在する対象物の撮像画像をもとに、当該撮像画像の画素ごとに当該カメラから対象物までの距離を計測する距離計測手段と、前記対象物が接地する平面に前記画素を写像した場合の画素位置と、前記計測された距離とを関連付けた距離情報を格納する格納手段と、前記格納部に格納された距離情報をもとに、前記平面に形成される凹凸の状態を検出する凹凸検出手段と、前記検出された凹凸の状態を歩行者に報知する報知手段と、を具備することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の歩行補助装置によれば、通常のCCDカメラでは撮影できない環境においても、距離情報を用いることにより輝度に依らず障害物を識別することができるので、精度よく障害物の距離および位置を測定し、ユーザに対し障害物に関する情報を提示することができる。また、暗闇でも距離がわかるため、昼夜を通して利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本実施形態に係る歩行補助装置を示すブロック図。
【図2】本実施形態に係る歩行補助装置の使用例を示す図。
【図3】障害物の検出方法を示す図。
【図4】表示部における障害物の表示の一例を示す図。
【図5】第2の実施形態に係る歩行補助装置を示すブロック図。
【図6】第2の実施形態に係る障害物の表示方法の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る歩行補助装置について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、同一の番号を付した部分については同様の動作をおこなうものとして、重ねての説明を省略する。
(第1の実施形態)
この発明の第1の実施形態に係る歩行補助装置の構成について図1を参照して詳細に説明する。
本実施形態に係る歩行補助装置100は、レーザ発光部101と、パルス制御部102と、レーザ受光部103と、位相検出部104と、A/D変換部105と、距離計測部106と、距離メモリ107と、振幅検出部108と、A/D変換部109と、輝度計測部110と、輝度メモリ111と、ミラー112と、X軸制御部113と、Y軸制御部114と、アクチュエータ制御部115と、表示部116とを含む。
なお、レーザ発光部101と、パルス制御部102と、レーザ受光部103と、位相検出部104と、A/D変換部105と、距離計測部106と、距離メモリ107と、振幅検出部108と、A/D変換部109と、輝度計測部110と、輝度メモリ111と、ミラー112と、X軸制御部113と、Y軸制御部114とをまとめて距離カメラとも呼ぶ。
【0009】
パルス制御部102は、レーザ発光部101から発光させるためにパルス状からなる制御信号を生成し、レーザ発光部101および位相検出部104へ送る。
レーザ発光部101は、LED(Light−Emitting Diode)又はレーザダイオードからなり、パルス制御部102から制御信号を受け取り、光をパルス状に発生する。なお、レーザ発光部101は、主に赤外光を発生するレーザが考えられるが、これらLEDやレーザダイオードに限らず他の発光素子でもよい。
【0010】
レーザ受光部103は、レーザ発光部101が発した光の測定対象となる被写体による反射光を受光して光電変換によりパルス状のアナログ信号(以下、受信信号とも呼ぶ)を得る。また、レーザ受光部103に使われる受光素子として、例えばPD(Photo Diode)が考えられるが、これに限らず他の受光素子でもよい。
【0011】
位相検出部104は、パルス制御部102から制御信号を、またレーザ受光部103からは受信信号をそれぞれ受け取る。そして、この受け取った制御信号と受信信号との位相差を検出し、この検出した位相差を表す位相信号を得る。位相信号はDCレベルで表されるアナログ信号からなる。
【0012】
A/D変換部105は、位相検出部104から位相信号を受け取り、ディジタル化を行いディジタル信号に変換する。アナログ−ディジタル変換は一般的に行われている手法を用いればよく、ここでの詳細な説明は省略する。
【0013】
距離計測部106は、A/D変換部105からディジタル信号を受け取り、距離カメラから測定対象までの距離を示す情報である距離情報を算出する。距離情報は次のように算出することができる。始めに、ディジタル信号を、レーザが測定対象に到達するまでにかかる時間の往復(2倍)に比例する数値に変換する。次に、この値に光速を乗じて2で割った値が距離情報となる。
【0014】
距離メモリ107は、距離計測部106から距離情報を受け取る。またそれと共に、後述するX軸制御部113およびY軸制御部114から、ある画素を基準としてXY平面座標に写像した場合の画素位置を示す情報である、X軸制御情報およびY軸制御情報を受け取る。そして、この受け取った距離情報とX軸制御情報とY軸制御情報とを対応付けて格納する。すなわち、距離メモリ107は各画素位置に距離情報を対応付けて格納する。XY平面座標は、ユーザが接地している平面である歩行面と平行な面とする。ここで、距離メモリ107は、例えばRAM、フラッシュメモリ、ROM、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、CD−ROMである。なお、これらの例に限らず、その技術分野で知られている記憶媒体であればよい。
【0015】
振幅検出部108は、レーザ受光部103から受信信号を受け取り、受信信号のパルスの最大振幅を検出してその検出値を表すアナログ信号を得る。
A/D変換部109は、振幅検出部108から最大振幅の検出値を表すアナログ信号を受け取り、ディジタル化を行いディジタル信号に変換する。
【0016】
輝度計測部110は、A/D変換部109からディジタル信号を受け取り、測定対象の輝度に関する情報である輝度情報を算出する。
輝度メモリ111は、輝度計測部110から輝度情報を受け取ると共に、X軸制御部113およびY軸制御部114からX軸制御情報およびY軸制御情報を受け取り、この受け取った輝度情報とX軸制御情報およびY軸制御情報とを対応付けて格納する。すなわち、輝度メモリ111は各画素位置に輝度情報を対応付けて格納する。また、輝度メモリ111は、距離メモリ107同様、その技術分野で知られている記憶媒体であれば何でもよい。
【0017】
ミラー112は、レーザ発光部101から照射されるレーザを反射させて、カメラの撮像可能な全画素位置(以下、検出領域とも呼ぶ)に対応するようにレーザの照射角度を調整する。また、照射角度の調整は、後述するX軸制御部113およびY軸制御部114から軸制御情報を受け取ることにより行われる。
X軸制御部113およびY軸制御部114はそれぞれ、ミラー112に対して検出領域に対応する角度制御を行うためのX軸制御情報およびY軸制御情報を生成する。さらに、X軸制御部113およびY軸制御部114は、X軸制御情報およびY軸制御情報を距離メモリ107および輝度メモリ111へそれぞれ送る。X軸制御情報およびY軸制御情報は、例えば、検出領域にある画素をXY平面座標における各点とみなして、(X,Y)=(2000,1000)のように表される。
【0018】
アクチュエータ制御部115は、距離メモリ107から各画素位置における距離情報を、また輝度メモリ111からは各画素位置における輝度情報をそれぞれ受け取り、これらの情報からアクチュエータを制御する制御信号を生成し、アクチュエータを制御する。例えば、アクチュエータが圧電素子である場合は、制御信号に応じて印加する電圧レベルを調節することにより、アクチュエータを上下に動作させる。なお、制御信号は、輝度情報を用いずに各画素位置における距離情報のみを用いて生成してもよい。
【0019】
表示部116は、アクチュエータ制御部115から制御信号を受け取り、制御信号に応じてアクチュエータを動作させ、ユーザが各画素位置における距離情報を認識できるように表示させる。例えば、圧電素子を利用する場合は、複数の圧電素子をマトリクス状に配置して制御信号に応じて圧電素子に電圧をかけることにより凹凸を形成し、この凹凸により測定対象を表示する。そしてユーザが表示部116の凹凸を触れることにより、測定対象を認識する。表示部116については、図4を参照して詳細に後述する。
【0020】
ここで、本実施形態に係る歩行補助装置100の使用例を図2を参照して説明する。
本使用例では、ユーザ201が歩行補助装置100を片手に掴持し、ユーザ201が移動する方向に向けて距離カメラを向け距離を検出する。歩行補助装置100から放出されている矢印は、距離カメラの検出領域を表す。障害物203は、ユーザ201が歩行する歩行面202より高さが低い状態を示す。高さが低い状態とは、例えば、穴や側溝などの窪み、階段や歩道と車道との分離石の段差などを指す。一方、障害物204は、歩行面202より高さが高い状態、例えば、車、人、壁、看板、木立などを指す。
【0021】
次に、距離カメラが撮影した距離に基づくアクチュエータ制御部115における制御信号の生成方法について、距離カメラが図2に示す障害物の状態を検出した場合を一例として図3を参照して説明する。
アクチュエータ制御部115は、始めに、距離メモリ107に格納される各画素位置における距離情報を取得する。図3(a)は各画素位置の距離情報をマトリクス状に示し、数値は、距離カメラから歩行面202、障害物203、または障害物204までの距離を示し、数値が大きいほど距離カメラからの距離が遠いことを表す。すなわち、図3(a)では、右側にあるユーザ201側の画素は距離が短く、左側の列になるほど距離が長くなる。ここで、数値は0.1m単位の距離を表すが、これに限らず任意の距離単位を用いればよい。
【0022】
障害物203および障害物204が存在する画素位置では、周辺の歩行面202の画素位置の距離情報と比較して、障害物203に対しては距離が長く、障害物204に対しては距離が短くなる。図3(a)の例では、歩行面202までの距離が「30」および「40」である画素の列に対して障害物203がある画素位置では、歩行面202よりも高さが低いため距離カメラから歩行面202までの距離よりも長くなり、距離がそれぞれ「35」および「40」となる。一方、歩行面202までの距離が「50」、「60」、「70」および「80」である画素の列に対して障害物204がある画素位置では、歩行面202よりも高さが高いため距離カメラから歩行面202までの距離よりも短くなり、距離が「45」となる。
【0023】
続いて、アクチュエータ制御部115は、各画素位置の距離情報を取得した後に、距離カメラから各画素位置の歩行面までの距離(以下オフセット距離とも呼ぶ)を基準として、各画素位置からオフセット距離を減算することで相対距離を算出する。図3(b)は、各画素の縦方向の列ごとに歩行面202までの距離を減算し、歩行面202からの相対距離を算出した各画素位置の距離である。この処理により、各画素位置における歩行面202の高さを0として、歩行面202に対して凹凸が存在する画素位置は0以外の数値となる。例えば、距離カメラから歩行面202までの距離が「30」の画素の列に対し、障害物203がある画素の距離は「35」であるので、35−30=5となり、歩行面202の高さを基準とした相対距離は「5」となる。同様に、距離カメラから歩行面202までの距離が「80」の画素の列に対し、障害物204がある画素の距離は「45」であるので、45−80=−35となり、歩行面202の高さを基準とした相対距離は「−35」となる。つまり、障害物203のような凹部に対しては相対距離が正の値となり、障害物204のような凸部に対しては相対距離が負の値となる。
【0024】
最後に、アクチュエータ制御部115は、上述の計算により算出した相対距離に基づいて、相対距離の値を反転させ、かつ距離情報に応じて値が大きいほど凹凸が大きくなるようにアクチュエータを制御させる制御信号を生成する。また、ユーザ201が移動した場合、または障害物が近づいてくる場合、距離カメラのサンプリングレートに応じて凹凸が存在する画素位置がユーザ201側に移動するため、ユーザ201は障害物の移動を認識することができる。
【0025】
表示部116の動作について図4を用いて詳細に説明する。
表示部116は、図4(a)に示すように、アクチュエータ制御部115からの制御信号により、アクチュエータ401に対して電圧を印加し、各画素の距離情報に対応した高さになるように表示ブロック402を上下させることで障害物の凹凸を表示する。なお、各画素位置に対応して1つの表示ブロック402を用いて障害物の凹凸を表示してよいし、隣接する数画素をまとめて、各距離情報の平均を求め、数画素分の平均値に対応して1つの表示ブロック402を用いて障害物の凹凸を表示してもよい。さらに、アクチュエータ401は圧電素子に限らず、形状記憶合金や、歯車など表示ブロック402に凹凸を表示させる手段であればよい。
図4(b)の例では、表示ブロック402をマトリクス状に配列し、表示ブロック402の凹凸によって階段を表す。ユーザが表示ブロック402を触れることによって、ユーザの前方に階段があることを認識することができる。
【0026】
以上に示した第1の実施形態によれば、通常のCCDカメラでは撮影できない環境、例えば、夜間または電灯のない屋内若しくはトンネルにおいてCCDカメラで周囲の状況を撮影するために十分な照度がない環境でも、距離情報を用いることにより輝度に依らず障害物を識別することができるので、距離カメラを用いて精度よく障害物の距離および位置を測定し、ユーザに対し障害物に関する情報を提示することができる。
【0027】
(第2の実施形態)
この発明の第2の実施形態では、歩行補助装置100に音声信号生成部501を新たに具備することが第1の実施形態と異なる。本実施形態に係る歩行補助装置500を図5を用いて詳細に説明する。
音声信号生成部501は、距離メモリ107から各画素位置の距離情報を受け取り、距離情報を音声として通知するための音声信号を生成し、外部にある出力装置から音声信号を音声に変換して出力する。出力装置は例えば、スピーカやヘッドフォンなどである。
【0028】
本実施形態に係る歩行補助装置500の一例を図6に示す。
ユーザ601がスピーカスイッチ602を入れることにより、スピーカ603から音声情報が出力される。音声情報は、例えば、ユーザ601と障害物との距離が閾値(ここではN)以下に縮まった場合、「障害物までNメートルです」といった音声を出力して警告する。なお、音声情報に限らずアラーム音などの電子音を鳴らし、ユーザ601が障害物に近づくにつれアラーム音の音量を大きくするなど、ユーザ601が障害物を認識できる方法であればよい。
また、表示部116にタッチパネル117を増設することで、ユーザ601が表示部116に触れた箇所を音声出力して、「触れている箇所は、前方3m左側2mで、高さ0.3mの障害があります。」と状況を提供することができる。さらに、タッチパネル117に状況確認ボタン118を設け、状況確認ボタン118を押下することで状況を提供する音声出力の入切制御をさせることができる。
【0029】
以上に示した第2の実施形態によれば、ユーザに対し障害物に関する情報を凹凸で触感的に表示するだけではなく音声により提示することにより、より確実に周囲の状況を認識することができる。
【0030】
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0031】
100,500・・・歩行補助装置、101・・・レーザ発光部、102・・・パルス制御部、103・・・レーザ受光部、104・・・位相検出部、105,109・・・A/D変換部、106・・・距離計測部、107・・・距離メモリ、108・・・振幅検出部、110・・・輝度計測部、111・・・輝度メモリ、112・・・ミラー、113・・・X軸制御部、114・・・Y軸制御部、115・・・アクチュエータ制御部、116・・・表示部、117・・・タッチパネル、118・・・状況確認ボタン、201,601・・・ユーザ、202・・・歩行面、203,204・・・障害物、401・・・アクチュエータ、402・・・表示ブロック、501・・・音声信号生成部、602・・・スピーカスイッチ、603・・・スピーカ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カメラにより得られた、歩行方向に存在する対象物の撮像画像をもとに、当該撮像画像の画素ごとに当該カメラから対象物までの距離を計測する距離計測手段と、
前記対象物が接地する平面に前記画素を写像した場合の画素位置と、前記計測された距離とを関連付けた距離情報を格納する格納手段と、
前記格納部に格納された距離情報をもとに、前記平面に形成される凹凸の状態を検出する凹凸検出手段と、
前記検出された凹凸の状態を歩行者に報知する報知手段と、
を具備することを特徴とする歩行補助装置。
【請求項2】
前記報知部は、
マトリクス状に配置された複数の接触子を個別に突没させるアクチュエータと、
前記検出された凹凸の状態に応じて前記アクチュエータを駆動して前記複数の接触子を個別に突没させることにより、当該複数の接触子の表面形状を前記凹凸状態に対応する形状に変化させる制御手段と
を具備することを特徴とする請求項1に記載の歩行補助装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−30584(P2011−30584A)
【公開日】平成23年2月17日(2011.2.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−176697(P2009−176697)
【出願日】平成21年7月29日(2009.7.29)
【出願人】(000001122)株式会社日立国際電気 (5,007)
【Fターム(参考)】