説明

毛髪処理組成物

【課題】本発明は、優れたコンディショニング効果を有すると共に、安全性にも優れた毛髪処理組成物を提供する。
【解決手段】
毛髪処理組成物は、C〜C22−脂肪酸とペンタエリスリトールとの2以上の水酸基を有するエステルと、C〜C22−脂肪アルコールとクエン酸との1以上のカルボン酸基を有するエステルとの等モル量よりなる混合エステルを含有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、優れたコンディショニング効果を有するペンタエリスリトールのエステルとクエン酸のエステルの混合エステルを含有し、毛髪のもつれを防止し、毛髪に柔軟性、まとまり性、しっとり感、すべり性、艶等を付与できる低刺激性の毛髪処理組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、毛髪処理組成物に含まれるコンディショニング剤としてカチオン性界面活性剤、エステル油、植物油などのグリセライドおよびシリコーンなどが用いられている。これらの併用により毛髪表面の摩擦を低減することが可能である。しかしながら、柔軟性やしっとり感、まとまり性については充分な効果を得ることができない。使用者に満足感を与えるためには、コンディショニング成分には、毛髪表面の摩擦の低減だけでなく、これらの効果をも付与し得るものであることが求められる。これらの効果を与える要因の1つとして、毛髪の水分量が関係しており、コンディショニング成分には水分保持性能、皮膜性およびすべり性が求められている。古くから使用されているラノリンは前記の条件をかなりの水準で満たしているが、これは乳化助剤としての機能性が重視されている。また、ラノリンは、コンディショニング剤として刺激性を有するだけでなく、BSEの問題にも関連している。従って、このような理由から、低刺激性で安全性に優れたラノリン代替品が求められている。
【0003】
ラノリンの代替品としてペンタエリスリトールのジエステルとクエン酸のジエステルの混合エステルが提案されている(特許文献1)。しかしながら、該文献には、混合エステル単独ではなくこれにグリセリドや界面活性剤を混合した乳化能を有する皮脂代替品として提案されているものの、毛髪の処理剤としての性能については言及がない。また、毛髪を含めた処理剤も提案されている(特許文献2)。しかし、該特許文献に記載の処理剤は、長期安定性の点で未だ満足できるものではなかった。さらに、ペンタエリスリトールのジエステルを含む毛髪処理剤も提案されている(特許文献3)。しかしながら、該毛髪処理剤は、ラノリン代替品としては融点が高く、特にパーマネントウェーブ処理やヘアカラー処理をした損傷の激しい毛髪に対しては未だ十分満足のいくものではない。さらに、乳化剤として、ペンタエリスリトールとクエン酸の混合エステルの使用も提案されている(特許文献4、5)。しかしながら、コンディショニング剤としての使用については言及されていない。
【特許文献1】特公平3−18668号公報
【特許文献2】特開2005−213265号公報
【特許文献3】特開2007−153779号公報
【特許文献4】特開2004−174494号公報
【特許文献5】特表2002−523340号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、優れたコンディショニング効果を有し、毛髪のもつれを防止し、毛髪に柔軟性、まとまり性、しっとり感、すべり性、艶等を付与できる低刺激性で安全性に優れた毛髪処理組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を行った結果、C〜C22−脂肪酸とペンタエリスリトールとの2以上の水酸基を有するエステルと、C〜C22−脂肪アルコールとクエン酸との1以上のカルボン酸基を有するエステルとの特定の混合エステルを毛髪処理組成物に使用することによって上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、毛髪処理組成物は、C〜C22−脂肪酸とペンタエリスリトールとの2以上の水酸基を有するエステルと、C〜C22−脂肪アルコールとクエン酸との1以上のカルボン酸基を有するエステルとの等モル量よりなる混合エステルを含有し、所望により少なくとも1種の界面活性剤をさらに含有する毛髪処理組成物に関する。
【発明の効果】
【0006】
本発明による毛髪処理剤が含有する混合エステルは、水酸基をその分子内に残しているので抱水能を有し、毛髪のもつれを防止し櫛どおりを改善し柔軟性やまとまり性を付与し得る。また、本発明による毛髪処理剤は、毛髪表面に皮脂膜と同等の皮膜を形成し、すべり性や艶を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明において使用するペンタエリスリトールとエステルを形成する脂肪酸は、8〜22個、好ましくは12〜22個の炭素原子を有する。該脂肪酸は、飽和または不飽和脂肪酸であってよく、直鎖または分枝鎖脂肪酸であってよい。
【0008】
本発明で使用するクエン酸とエステルを形成する脂肪アルコールは、8〜22個、好ましくは12〜22個、さらに好ましくは14〜22個の炭素原子を有する。該脂肪アルコールは、飽和または不飽和アルコールであってよく、直鎖または分枝鎖脂肪アルコールであってよい。
【0009】
ペンタエリスリトールのエステルとクエン酸のエステルとの混合エステルは、両者の等モル量よりなる混合エステルである。混合すべき上記各エステルは、それぞれ、モノエステルとジエステルのいずれであってもよいが、モノエステルはジエステルに比べ親水性が高く、毛髪への付着性が低いことから、好ましくはそれぞれのエステルのうち75%以上がジエステルであるエステルであり、より好ましくはジエステルである。また、本発明による毛髪処理剤は、毛髪処理剤を使用した際の仕上がりの感触の良さから、融点が35〜50℃であることが好ましい。
【0010】
本発明による毛髪処理組成物は、毛髪処理組成物を基準として、好ましくは0.1〜20重量%、より好ましくは0.5〜10重量%の上記混合エステルを含有する。0.1重量%より少ないと本発明の効果が発揮されないことがあり、20重量%より多いとベタつきなどの好ましくない影響が現れることがある。
【0011】
本発明による毛髪処理組成物は、少なくとも1種の界面活性剤を含有し得る。該界面活性剤は、カチオン性、アニオン性、非イオン性または両性界面活性剤であり得る。これらの界面活性剤を単独で用いてもよく、または二種以上を任意に組み合わせて用いてもよい。本発明による毛髪処理組成物は、その剤形に応じて、これらの界面活性剤を適宜組み合わせて適当な量で含有し得る。
【0012】
本発明による毛髪処理剤に用い得るカチオン性界面活性剤は、通常毛髪処理剤に使用されるカチオン性界面活性剤であれば特に限定されない。カチオン性界面活性剤の典型的な例として、第4級アンモニウム化合物、例えばステアルトリモニウムクロリドおよびジステアルジモリニウムクロリド、およびエステルクォート、とりわけ第4級化脂肪酸トリアルカノールアミンエステル塩、例えばジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェートが挙げられる。分子中に少なくとも1つのエステル基および少なくとも1つのC11〜C22−アルキル基またはアルケニル基を有する第4級化アンモニウム化合物、および分子中に少なくとも1つのC11〜C22−アルキル基またはアルケニル基を有する第4級化アンモニウム化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種のカチオン性界面活性剤は好ましい。
【0013】
本発明による毛髪処理組成物は、混合エステルとカチオン性界面活性剤を好ましくは10:1〜1:10、より好ましくは5:1〜1:5、特に好ましくは1:1〜1:5の重量比で含む。該毛髪処理組成物が10:1を越える比率で混合エステルを含む場合には、十分に、混合エステルを乳化または分散できないことがある。該毛髪処理組成物が1:10より小さい比率で混合エステルを含む場合には、ラノリンを含有する毛髪処理組成物と同等の効果が得られないことがある。
【0014】
本発明による毛髪処理剤に用い得るアニオン性界面活性剤は、通常毛髪処理剤に使用されるアニオン性界面活性剤であれば特に限定されない。アニオン性界面活性剤の典型的な例として、石鹸、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホン酸塩、グリセロールエーテルスルホン酸塩、α−メチルエステルスルホン酸塩、スルホ脂肪酸、アルキル硫酸塩、脂肪アルコールエーテル硫酸塩、グリセロールエーテル硫酸塩、脂肪酸エーテル硫酸塩、ヒドロキシ混合エーテル硫酸塩、モノグリセリド(エーテル)硫酸塩、脂肪酸アミド(エーテル)硫酸塩、スルホコハク酸塩、スルホスクシンアミド酸モノ−およびジ−アルキル、スルホトリグリセリド、アミドセッケン、エーテルカルボン酸およびその塩、脂肪酸イセチオン酸塩、脂肪酸サルコシン酸塩、脂肪酸タウリド、N−アシルアミノ酸(例えばアシルラクチネート、アシルタートレート、アシルグルタメート、アシルアスパラテートなど)、アルキルオリゴグルコシド硫酸塩、タンパク脂肪酸縮合物(特に小麦をベースとする植物生成物)およびアルキル(エーテル)ホスフェートが挙げられる。アニオン性界面活性剤がポリグリコールエーテル鎖を有する場合、通常の同族体分布を有し得るが、狭い同族体分布を有することが好ましい。アシルアミノ酸塩およびその誘導体、ならびにスルホコハク酸塩およびその誘導体からなる群から選ばれる少なくとも1種のアニオン性界面活性剤は好ましい。
【0015】
本発明による毛髪処理組成物は、混合エステルとアニオン性界面活性剤を好ましくは1:1〜1:20、より好ましくは1:5〜1:20、特に好ましくは1:10〜1:20の重量比で含む。該毛髪処理組成物が1:1を越える比率で混合エステルを含む場合には、十分に、混合エステルを乳化または分散できないことがある。また、該毛髪処理組成物が1:20より小さい比率で混合エステルを含む場合には、ラノリンを含有する毛髪処理組成物と同等の効果が得られないことがある。
【0016】
本発明による毛髪処理剤に用い得る非イオン性界面活性剤は、通常毛髪処理剤に使用される非イオン性界面活性剤であれば特に限定されない。非イオン性界面活性剤の典型的な例として、脂肪アルコールポリグリコールエーテル、アルキルフェノールポリグリコールエーテル、脂肪酸ポリグリコールエステル、脂肪酸アミドポリグリコールエーテル、脂肪アミンポリグリコールエーテル、アルコキシル化トリグリセリド、混合エーテルおよび混合ホルマール、部分酸化されていてもよいアルキル(またはアルケニル)オリゴグリコシドもしくは、グルクロン酸誘導体、脂肪酸−N−アルキルグルカミド、タンパク水解物(特に小麦をベースとする植物生成物)、ポリオール脂肪酸エステル、糖エステル、ソルビタンエステル、ポリソルベートおよびアミンオキシドが挙げられる。ノニオン性界面活性剤がポリグリコールエーテル鎖を有する場合、通常の同族体分布を有し得るが、狭い同族体分布を有することが好ましい。アルキルポリグリコシドおよびその誘導体からなる群から選ばれる少なくとも1種の非イオン性界面活性剤である。
【0017】
本発明による毛髪処理組成物は、混合エステルと非イオン性界面活性剤を好ましくは10:1〜1:20、より好ましくは5:1〜1:10、特に好ましくは1:1〜1:5の重量比で含む。該毛髪処理組成物が10:1を越える比率で混合エステルを含む場合には、十分に、混合エステルを乳化または分散できないことがある。該毛髪処理組成物が1:20より小さい比率で混合エステルを含む場合には、ラノリンを含有する毛髪処理組成物と同等の効果が得られないことがあり、ベタつきなど使用感に不具合が生じることがある。
【0018】
本発明による毛髪処理剤に用い得る両性界面活性剤は、通常毛髪処理剤に使用される両性界面活性剤であれば特に限定されない。両性界面活性剤の典型的な例として、アミノプロピオン酸およびアミノグリシン酸が挙げられる。アミノプロピオン酸誘導体から選ばれる少なくとも1種の両性界面活性剤は好ましい。
【0019】
本発明による毛髪処理組成物は、混合エステルと両性界面活性剤を好ましくは1:1〜1:20、より好ましくは1:5〜1:20、特に好ましくは1:10〜1:20の重量比で含む。該毛髪処理組成物が1:1を越える比率で混合エステルを含む場合には、十分に、混合エステルを乳化または分散できないことがある。また、該毛髪処理組成物が1:20より小さい比率で混合エステルを含む場合には、ラノリンを含有する毛髪処理組成物と同等の効果が得られないことがある。
【0020】
本発明による毛髪処理組成物は、上記成分の他に、通常毛髪処理剤に使用される他の成分を本発明の効果を損なわない範囲で含有し得る。他の成分の例は、以下のとおりである:
<油成分>
・セチルアルコール、ステアリルアルコール等の高級アルコール;
・ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等の高級脂肪酸;
・流動パラフィン、ポリイソブテン、スクワラン等の炭化水素;
・キャンデリラロウ、カルナウバロウ、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス等のワックス;
・動植物油、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル等のエステル;
・トリオクタン酸グリセリル等のトリグリセリド、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、ジメチコノール等のシリコーンおよびシリコーン誘導体。
【0021】
<高分子成分>
・グァーガムやローカストビーンガム、キサンタンガム、デンプン、ペクチン、ヒアルロン酸、アルギン酸、ゼラチン、コラーゲン、ケラチン、ポリグルタミン酸、ポリアスパラギン酸等の天然高分子;
・メチルカルボキシセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース系高分子;
・ビニル系高分子、アクリル酸およびメタクリル酸系高分子、およびカチオン化高分子、両性高分子、ウレタン系高分子など。
【0022】
<溶媒、助剤および添加剤など>
・アルコール、多価アルコール、グルコース等の単糖類、ショ糖等の多糖類、ビタミン、薬効成分、動植物抽出物、紫外線吸収剤、粉体、防腐剤、酸化防止剤、着色料、香料、金属封鎖剤、水、溶剤など。
【0023】
本発明による毛髪処理組成物は、上記成分を常套の方法で混合することにより調製することができる。その際、例えば、油相と水相をそれぞれ適当な温度に加温し、攪拌機やホモミキサー等を用いて乳化することが好ましい。
【0024】
本発明による毛髪処理組成物は、毛髪を処理するためにあらゆる形態で使用し得る。例えばシャンプー、リンス、コンデイショナー、トリートメントおよびパックなどの洗い流すタイプまたはクリーム、ミストおよびスプレーなどの洗い流さないタイプの毛髪処理組成物などに使用し得る。
【0025】
以下、実施例および比較例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
【実施例】
【0026】
表1〜表4に示した組成で各成分を配合して、ヘアコンディショナー、ヘアクリーム、シャンプーを調製した。それらの性能を、ラノリンを含有する毛髪処理組成物を基準として下記の方法で評価した。
評価方法
各製剤を使用した18歳〜55歳の女性20名により、下記項目を官能的に評価した。評価の結果は、20名の評点の平均値として各表に示した。

【0027】
表1〜表4に示す組成にて毛髪処理組成物を調製した。各表における成分に対する数値は、いずれの場合にも全毛髪処理組成物を基準とした重量%である。前述の評価テストの内容に従って、各比較例1を基準としてパネラーによる評価テストを実施した。結果を表1〜表4に示す。
【0028】
【表1】

【0029】
【表2】

【0030】
【表3】

【0031】
【表4】

【0032】
上記結果から明らかなように、本発明の毛髪処理組成物は、指どおり、柔軟性、しっとり感、つや等において優れている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
〜C22−脂肪酸とペンタエリスリトールとの2以上の水酸基を有するエステルと、C〜C22−脂肪アルコールとクエン酸との1以上のカルボン酸基を有するエステルとの等モル量よりなる混合エステルを含有する毛髪処理組成物。
【請求項2】
〜C22−脂肪酸とペンタエリスリトールとの2以上の水酸基を有するエステルがジエステルであり、C〜C22−脂肪アルコールとクエン酸との1以上のカルボン酸基を有するエステルがジエステルである、請求項1に記載の毛髪処理組成物。
【請求項3】
融点が35℃〜50℃である、請求項1または2に記載の毛髪処理組成物。
【請求項4】
混合エステルを組成物中に0.1〜20重量%含有する、請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪処理組成物。
【請求項5】
少なくとも1種の界面活性剤をさらに含有する、請求項1〜4のいずれかに記載の毛髪処理組成物。
【請求項6】
界面活性剤は、分子中に少なくとも1つのエステル基および少なくとも1つのC11〜C22−アルキル基またはアルケニル基を有する第4級化アンモニウム化合物、および分子中に少なくとも1つのC11〜C22−アルキル基またはアルケニル基を有する第4級化アンモニウム化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種のカチオン性界面活性剤を含んでなる、請求項5に記載の毛髪処理組成物。
【請求項7】
混合エステルとカチオン性界面活性剤を10:1〜1:10の重量比で含んでなる、請求項6に記載の毛髪処理組成物。
【請求項8】
界面活性剤は、アシルアミノ酸塩およびその誘導体、ならびにスルホコハク酸塩およびその誘導体からなる群から選ばれる少なくとも1種のアニオン性界面活性剤を含んでなる、請求項5〜7のいずれかに記載の毛髪処理組成物。
【請求項9】
混合エステルとアニオン性界面活性剤を1:1〜1:20の重量比で含んでなる、請求項8に記載の毛髪処理組成物。
【請求項10】
界面活性剤は、アルキルポリグリコシドおよびその誘導体からなる群から選ばれる少なくとも1種の非イオン性界面活性剤を含んでなる、請求項5〜9のいずれかに記載の毛髪処理組成物。
【請求項11】
混合エステルと非イオン性界面活性剤を10:1〜1:20の重量比で含んでなる、請求項10に記載の毛髪処理組成物。
【請求項12】
界面活性剤は、アミノプロピオン酸誘導体から選ばれる少なくとも1種の両性界面活性剤を含んでなる、請求項5〜11のいずれかに記載の毛髪処理組成物。
【請求項13】
混合エステルと両性界面活性剤を1:1〜1:20の重量比で含んでなる、請求項12に記載の毛髪処理組成物。

【公開番号】特開2010−105981(P2010−105981A)
【公開日】平成22年5月13日(2010.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−281434(P2008−281434)
【出願日】平成20年10月31日(2008.10.31)
【出願人】(505066718)コグニス・アイピー・マネージメント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング (191)
【氏名又は名称原語表記】Cognis IP Management GmbH
【Fターム(参考)】