説明

水中ケーブル用コネクタ

【課題】
雄側の接続半部と水中ケーブルとの間および雌側の接続半部と水中ケーブルとの防水性能を高める。
【解決手段】
雄側の接続半部2に設けられた雄型接続具1と雌側の接続半部4に設けられた雌型接続具3とにそれぞれ水中ケーブルCが接続され、雄側の接続半部2と雌側の接続半部4とが締付具5によって連結される。雄側の接続半部2と雌側の接続半部4とは、雄型接続具1から水中ケーブルCへの接続部分および雌型接続具3から水中ケーブルCへの接続部分が防水性の可塑性材料がモールドされて固化されたモールド部21,41で覆われている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水中に投入される集魚灯等の端末機器を吊持するとともに電気的配線する水中ケーブルを接続する水中ケーブル用コネクタに係る技術分野に属する。
【背景技術】
【0002】
最近、水中ケーブルでは、集魚灯等に近接した箇所に防水構造を備えたコネクタを取付けることが行われている。この水中ケーブル用コネクタは、集魚灯等と水中ケーブルとを防水遮断することで、集魚灯等の損傷による水中ケーブルへの水の浸入と、水中ケーブルの損傷による集魚灯等への水の浸入とを防止するものである。
【0003】
従来、水中ケーブル用コネクタとしては、例えば、以下に記載のものが知られている。
【特許文献1】実開平5−97071号公報
【0004】
特許文献1には、雄側の接続半部に設けられた雄型接続具と雌側の接続半部に設けられた雌型接続具とにそれぞれ水中ケーブルが接続され、雄側の接続半部と雌側の接続半部とが締付具によって連結される水中ケーブル用コネクタが記載されている。
【0005】
特許文献1に係る水中ケーブル用コネクタは、締付具によって雄側の接続半部と雌側の接続半部とを緊密に連結することで、雄側の接続半部と雌側の接続半部との接続部分を防水遮断するものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に係る水中ケーブル用コネクタでは、雄側の接続半部と水中ケーブルとの間および雌側の接続半部と水中ケーブルとの間がガスケットで防水されているものの、防水性能が低く雄型接続具と水中ケーブルとの接続部分および雌型接続具と水中ケーブルとの接続部分に水が浸入しやすいという問題点がある。
【0007】
本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、雄側の接続半部と水中ケーブルとの間および雌側の接続半部と水中ケーブルとの防水性能を高めることのできる水中ケーブル用コネクタを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述の課題を解決するため、本発明に係る水中ケーブル用コネクタは、特許請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。
【0009】
即ち、請求項1では、雄側の接続半部に設けられた雄型接続具と雌側の接続半部に設けられた雌型接続具とにそれぞれ水中ケーブルが接続され、雄側の接続半部と雌側の接続半部とが締付具によって連結される水中ケーブル用コネクタにおいて、雄側の接続半部と雌側の接続半部とは雄型接続具から水中ケーブルへの接続部分および雌型接続具から水中ケーブルへの接続部分が防水性の可塑性材料がモールドされて固化されたモールド部で覆われていることを特徴とする。
【0010】
この手段では、防水性の可塑性材料を使用したモールド技術を利用することで、雄側の接続半部の雄型接続具から水中ケーブルへの接続部分および雌側の接続半部の雌型接続具から水中ケーブルへの接続部分が精密にモールド部で覆われる。
【0011】
また、請求項2では、請求項1の水中ケーブル用コネクタにおいて、雄側の接続半部と雌側の接続半部とのモールド部は弾性を有していることを特徴とする。
【0012】
この手段では、雄側の接続半部と雌側の接続半部とのモールド部が弾性を有することで、外部から掛かる衝撃をモールド部の弾性変形で吸収することができる。
【0013】
また、請求項3では、請求項2の水中ケーブル用コネクタにおいて、締付具はリング形の締付ネジからなり、雄側の接続半部と雌側の接続半部との一方にはモールド部と一体的に組付けられて締付具が螺合する硬質材のネジ筒が設けられ、雄側の接続半部と雌側の接続半部との他方にはモールド部と一体的に組付けられて締付具が嵌合される硬質材のカバー筒が設けられていることを特徴とする。
【0014】
この手段では、リング形の付ネジからなる締付具が雄側の接続半部と雌側の接続半部との他方に設けられら硬質材のカバー筒の嵌合され一方に設けられた硬質材のネジ筒に螺合されることで、締付具の締付力がモールド部の弾性によって減殺されなくなる。
【0015】
また、請求項4では、請求項1〜3のいずれかの水中ケーブル用コネクタにおいて、雄側の接続半部と雌側の接続半部との一方は集魚灯等の端末機器に固定されていることを特徴とする。
【0016】
この手段では、雄側の接続半部と雌側の接続半部との一方が集魚灯等の端末機器に固定されることで、雄側の接続半部と雌側の接続半部との一方が集魚灯等の端末機器と一体化される。
【0017】
また、請求項5では、請求項4の水中ケーブル用コネクタにおいて、雄側の接続半部と雌側の接続半部との一方のモールド部は集魚灯等の端末機器の一部に一体的にモールドされていることを特徴とする。
【0018】
この手段では、雄側の接続半部と雌側の接続半部との一方のモールド部が集魚灯等の端末機器の一部に一体的にモールドされることで、雄側の接続半部と雌側の接続半部との一方が集魚灯等の端末機器に完全に一体化される。
【発明の効果】
【0019】
本発明に係る水中ケーブル用コネクタは、防水性の可塑性材料を使用したモールド技術を利用することで、雄側の接続半部の雄型接続具から水中ケーブルへの接続部分および雌側の接続半部の雌型接続具から水中ケーブルへの接続部分が精密にモールド部で覆われるため、雄側の接続半部と水中ケーブルとの間および雌側の接続半部と水中ケーブルとの防水性能が高くなる効果がある。
【0020】
さらに、請求項2として、雄側の接続半部と雌側の接続半部とのモールド部が弾性を有することで、外部から掛かる衝撃をモールド部の弾性変形で吸収することができるため、雄型接続具,雌型接続具の接続を外部から掛かる衝撃から保護することができる効果がある。
【0021】
さらに、請求項3として、リング形の締付ネジからなる締付具が雄側の接続半部と雌側の接続半部との他方に設けられた硬質材のカバー筒の嵌合され、一方に設けられた硬質材のネジ筒に螺合されることで、締付具の締付力がモールド部の弾性によって減殺されなくなるため、雄側の接続半部と雌側の接続半部とを緊密に連結することができる効果がある。
【0022】
さらに、請求項4として、雄側の接続半部と雌側の接続半部との一方が集魚灯等の端末機器に固定されることで、雄側の接続半部と雌側の接続半部との一方が集魚灯等の端末機器と一体化されるため、集魚灯等の端末機器側の水中ケーブルの露出が避けられて損傷が低減される効果がある。
【0023】
さらに、請求項5として、雄側の接続半部と雌側の接続半部との一方のモールド部が集魚灯等の端末機器の一部に一体的にモールドされることで、雄側の接続半部と雌側の接続半部との一方がモールド部を共有して集魚灯等の端末機器に完全に一体化されるため、雄側の接続半部と雌側の接続半部との一方と集魚灯等の端末機器との固定強度が強固になる効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本発明に係る水中ケーブル用コネクタを実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
【0025】
この形態では、内皮Ca,Cb付きの2線の電線Cc,Cdが共通の外皮Ceに被覆された水中ケーブルCに使用されるものを示している。
【0026】
この形態は、図1,図2に示すように、雄型接続具1,雄側の接続半部2,雌型接続具3,雌側の接続半部4,締付具5を主要部として構成されている。
【0027】
雄型接続具1は、導電性が良好で耐腐食性のある材質(加工処理)からなるもの(例えば黄銅にニッケルメッキを施したもの)で、突出端が丸頭とされた2本の平行な丸棒のピン部11と、ピン部11の基端に連続的に設けられ径が相対的に大きくされた大径部12とからなる。大径部12には、水中ケーブルCから露出された電線Cc,Cdが接続される。
【0028】
この雄型接続具1には、ピン部11に貫通させて大径部12のピン部11側の端面に当接されるシート材6が取付けられる。シート材6は、クッション性が良好で防水性の高いゴム材等で円柱形に形成されている。
【0029】
雄側の接続半部2は、モールド部21,ネジ筒22からなる。
【0030】
雄側の接続半部2のモールド部21は、防水性を有する可塑材料(例えば、クロロプレンゴム)がモールドされて固化されたもので、雄型接続具1の大径部12から水中ケーブルCの露出された電線Cc,Cd,内皮Ca,Cb,外皮Ceの一部までを弾性を有して覆っている。モールド部21の水中ケーブルCへのモールドの端部は、水中での抵抗を減少させるテーパ形に形成されている。
【0031】
雄側の接続半部2のネジ筒22は、硬質の耐腐食性のある材質(加工処理)からなるもの(例えば、真鍮にニッケルメッキを施したもの)で、段付きの円筒形に形成されてモールド部21の水中ケーブルCの反対側に一体的に組付けられている。ネジ筒22の水中ケーブルC側の端部には、雄型接続具1の大径部12から水中ケーブルCの露出された電線Cc,Cd,内皮Ca,Cbまでを外側から覆うようにモールド部21の内部に突出されて相対的に径が小さくされた保護筒部22aが設けられている。保護筒部22aは、モールド部21の内部に突出してモールド部21との一体化に寄与する。ネジ筒22の水中ケーブルCと反対側の端部には、保護筒部22aと連続してモールド21の外径と同一の外径の筒本体部22bが設けられている。筒本体部22bの内部には、雌側の接続半部4の一部が差込み嵌合される差込空間22cが設けられている。差込空間22cの保護筒部22a寄りには、シート材6を抜止め取付けする環状の抜止部22dが設けられている。差込空間22cの中途部には、雌側の接続半部4が係止する段部22eが設けられている。差込空間22cの開放端部には、内周面に締付具5が螺合される雌ネジ22fが設けられている。差込空間22cの中途部の段部22e,雌ネジ22fの間の内周面には、軸方向へ延びた係合溝22gが設けられている。
【0032】
雌型接続具3は、電性が良好で耐腐食性のある材質(加工処理)からなるもの(例えば黄銅にニッケルメッキを施したもの)で、先端が拡開されたテーパ筒部31と、テーパ部31に連続して設けられ軸方向に同一の径とされ雄型接続具1のピン部11が挿通嵌合される直筒部32とからなる。直筒部32には、水中ケーブルCから露出された電線Cc,Cdが接続される。
【0033】
雌側の接続半部4は、モールド部41,カバー筒42からなる。
【0034】
雌側の接続半部4のモールド部41は、防水性を有する可塑材料(例えば、クロロプレンゴム)がモールドされて固化されたもので、雌型接続具3のテーパ筒部31,直筒部32から水中ケーブルCの露出された電線Cc,Cd,内皮Ca,Cbと外皮Ce一部とまでを弾性を有して覆っている。モールド部41の水中ケーブルCへのモールドの端部は、水中での抵抗を減少させるテーパ形に形成されている。モールド部41には、雄側の接続半部2のネジ筒22の差込空間22cに差込み嵌合される嵌合部41aに続いて、雄側の接続半部2のネジ筒22の段部22eに係止する前側段部41bと、締付具5が係止する後側段部41cとが設けられている。前側段部41bから後側段部41cに至る中途部の外周面には、雄側の接続半部2のネジ筒22の係合溝22gに対応して軸方向へ延びた係合突起41dが設けられている。
【0035】
雌側の接続半部4のカバー筒42は、硬質の耐腐食性のある材質(加工処理)からなるもの(例えば、真鍮にニッケルメッキを施したもの)で、段付きの円筒形に形成されモールド部41の外周面に嵌合されて一体的に組付けられている。カバー筒42の一方の端部は、モールド部41の後側段部41cから係合突起41d付近にまで達している。カバー筒42の他方の端部は、モールド部41のテーパ形となった部分付近まで達している。
【0036】
締付具5は、硬質の耐腐食性のある材質(加工処理)からなるもの(例えば、真鍮にニッケルメッキを施したもの)で、雌側の接続半部4のカバー筒42に圧入嵌合可能なリング形に形成されている。締付具5の他端側には、外周面に雄側の接続半部2のネジ筒22の雌ネジ22fに螺合する雄ネジ51が設けられている。締付具5の一端側には、締付けのための工具等を掛けることのできるナット52が設けられている。
【0037】
この締付具5には、ナット52にゴム材等からなるリングカップ形の締付具カバー7が被せられる。
【0038】
この形態によると、図3に示すように、雄型接続具1,雄側の接続半部2と雌型接続具3,雌側の接続半部4とを差込み嵌合させた後、締付具5を締付けて連結することになる。
【0039】
雄型接続具1,雄側の接続半部2と雌型接続具3,雌側の接続半部4とが差込み嵌合されると、雄型接続具1のピン部11が雌型接続具3のテーパ筒部31に案内されて円滑に雌型接続具3の直筒部32に挿通嵌合されて確実に電気的な接続が実現される。そして、雄側の接続半部2のネジ筒22の係合溝22gと雌側の接続半部4のモールド部41の係合突起41dとが係合されて回止めのように機能し、雄型接続具1,雌型接続具3に接触不良を引起こすような回転,捻れの応力が掛かるのを防止する。
【0040】
雄型接続具1,雄側の接続半部2と雌型接続具3,雌側の接続半部4との差込み嵌合の際には、雌型接続具3のテーパ筒部31の先端部と雌側の接続半部4のモールド部41の嵌合部41aの先端部とがシート材6を圧縮させるため、雄型接続具1,雌型接続具3の間に高度の防水性が確保される。また、締付具5の雄ネジ51がネジ噛合の広い面積で雄側の接続半部2のネジ筒22の雌ネジ22fに螺合され、締付具5の全体が雌側の接続半部4のカバー筒42に圧入嵌合されるため、雄側の接続半部2,雌側の接続半部4の間に高度の防水性が確保される。特に、弾性を有する雄側の接続半部2のモールド部21と雌側の接続半部4のモールド部41に対して、締付具5や雄側の接続半部2のネジ筒22やの側の接続半部4のカバー筒42が無用の変形,歪み等を発生させない硬質材とされ、締付具5の締付力が弾性によって減殺されないため、雄側の接続半部2と雌側の接続半部4とを緊密に連結することができる。なお、締付具5のナット52と雄側の接続半部2のネジ筒22との当接面を平坦に形成しメタルタッチさせることで、雄側の接続半部2,雌側の接続半部4の間の防水性をより高めることができる。
【0041】
さらに、この形態では、雄型接続具1から水中ケーブルCへの接続部分および雌型接続具3から水中ケーブルCへの接続部分が精密に雄側の接続半部2のモールド部21と雌側の接続半部4のモールド部41とで覆われるため、雄側の接続半部2と水中ケーブルCとの間および雌側の接続半部4と水中ケーブルCとの防水性能が高くなる。
【0042】
この形態を使用するには、例えば、図4に示すように、集魚灯等の端末機器Lの近くの水中ケーブルCの中途部に設ける。この使用例によると、水中ケーブルCに掛かる各種の応力を雄側の接続半部2のモールド部21と雌側の接続半部4のモールド部41との弾性で吸収することができるため、雄型接続具1,雌型接続具3の接続が確実に保持されるとともに、雄型接続具1,雌型接続具3と水中ケーブルCとの接続部分が損傷することもない。特に、集魚灯等の端末機器L側に位置して水中ケーブルCに各種の応力が掛かりやすい雄側の接続半部2の雄型接続具1と水中ケーブルCとの接続部分がネジ筒22の保護筒部22aで保護されているため、雄型接続具1と水中ケーブルCとの接続部分の損傷が確実に防止される。
【0043】
また、図5に示すように、雄側の接続半部2を集魚灯等の端末機器Lの内部に埋込み固定して使用することもできる。この使用例によると、雄側の接続半部2が集魚灯等の端末機器Lと一体化されるため、集魚灯等の端末機器L側の水中ケーブルCの露出が避けられて損傷が低減される。また、この使用例を採る場合、雄側の接続半部2のモールド部21を集魚灯等の端末機器Lの一部に一体的にモールドさせることで、雄側の接続半部2とモールド部21を共有して集魚灯等の端末機器Lに完全に一体化させ、雄側の接続半部2と集魚灯等の端末機器Lとの固定強度を強固にすることができる。
【0044】
以上、図示した形態の外に、雄側,雌側を逆の構成とすることも可能である。
【0045】
さらに、雄型接続具1,雌型接続具3を挿通嵌合以外の接続構造とすることも可能である。
【0046】
さらに、雄側の接続半部2と雌側の接続半部4との間の適当箇所にOリング等のパッキンを介在させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明に係る水中ケーブル用コネクタを実施するための最良の離脱状態の断面図である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】図1の連結状態図である。
【図4】図3の使用状態の側面図である。
【図5】図4とは別の使用状態図である。
【符号の説明】
【0048】
1 雄型接続具
2 雄側の接続半部
21 モールド部
22 ネジ筒
3 雌型接続具
4 雌側の接続半部
41 モールド部
42 カバー筒
5 締付具
C 水中ケーブル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
雄側の接続半部に設けられた雄型接続具と雌側の接続半部に設けられた雌型接続具とにそれぞれ水中ケーブルが接続され、雄側の接続半部と雌側の接続半部とが締付具によって連結される水中ケーブル用コネクタにおいて、雄側の接続半部と雌側の接続半部とは雄型接続具から水中ケーブルへの接続部分および雌型接続具から水中ケーブルへの接続部分が防水性の可塑性材料がモールドされて固化されたモールド部で覆われていることを特徴とする水中ケーブル用コネクタ。
【請求項2】
請求項1の水中ケーブル用コネクタにおいて、雄側の接続半部と雌側の接続半部とのモールド部は弾性を有していることを特徴とする水中ケーブル用コネクタ。
【請求項3】
請求項2の水中ケーブル用コネクタにおいて、締付具はリング形の締付ネジからなり、雄側の接続半部と雌側の接続半部との一方にはモールド部と一体的に組付けられて締付具が螺合する硬質材のネジ筒が設けられ、雄側の接続半部と雌側の接続半部との他方にはモールド部と一体的に組付けられて締付具が嵌合される硬質材のカバー筒が設けられていることを特徴とする水中ケーブル用コネクタ。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかの水中ケーブル用コネクタにおいて、雄側の接続半部と雌側の接続半部との一方は集魚灯等の端末機器に固定されていることを特徴とする水中ケーブル用コネクタ。
【請求項5】
請求項4の水中ケーブル用コネクタにおいて、雄側の接続半部と雌側の接続半部との一方のモールド部は集魚灯等の端末機器の一部に一体的にモールドされていることを特徴とする水中ケーブル用コネクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−87874(P2009−87874A)
【公開日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−259116(P2007−259116)
【出願日】平成19年10月2日(2007.10.2)
【出願人】(591081572)株式会社拓洋理研 (2)
【出願人】(591086843)古河電工産業電線株式会社 (40)
【Fターム(参考)】