説明

油圧制御装置

【課題】電動モータにより駆動させる油圧ポンプを備えた油圧制御装置であって、油圧ポンプ等を安定稼動させるとともに、省エネルギー化を実現させた油圧制御装置を提供する。
【解決手段】作動油を吐出する油圧ポンプ32と、油圧アクチュエータ39と、作動制御を行うために操作される操作装置と、油圧ポンプ32により吐出された作動油の吐出圧を検出する吐出圧センサ37と、油圧アクチュエータの作動油圧を検出する作動油圧センサ38と、油圧ポンプを駆動させる電動モータ33と、電動モータ33に電力を供給させるインバータ43と、吐出圧センサ37により検出された吐出圧と作動油圧センサ38により検出された作動油圧との差分を求め、差分が一定値になるように電動モータ33に供給される電力の大きさを調整して油圧ポンプ32の吐出圧を変化させる制御を行うコントローラ40とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として建設機械に用いられる油圧制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
エンジンで油圧ポンプを駆動させ油圧ポンプから供給された作動油を用いて油圧アクチュエータを作動させる構成を有する油圧制御装置を用いた機械として、例えば、パワーショベル等の建設機械がある。上記油圧アクチュエータとしては、油圧モータや油圧シリンダ等が挙げられるが、例えば建設機械では、油圧制御装置を用いてこれらの油圧アクチュエータを作動させることにより、走行装置、旋回装置、ブーム、アーム、バケット等のシリンダを作動させて走行、掘削など各種作業を行う。パワーショベルは、走行、掘削の他に、車両の旋回や土砂を移動させるような作業を行う。
【0003】
ところで、上述したような建設機械の油圧制御装置においては、油圧アクチュエータからフィードバック信号を油圧ポンプに出力して、油圧アクチュエータの最高負荷圧を油圧ポンプに導き、その最高負荷圧との差圧を一定に保つように、油圧ポンプの吐出量を変化させるロードセンシングシステムを用いているものが周知となっている(例えば、特許文献1を参照)。上記油圧ポンプの吐出量を制御する方法としては、油圧ポンプの斜板角を変化させる方法が挙げられる。この種の油圧制御装置では、油圧ポンプをエンジンで駆動させて、エンジンと同様に一定速度で回転させるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009−287744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記の油圧制御装置には、油圧アクチュエータの最高負荷圧を、油圧により油圧ポンプに伝達させ、油圧ポンプの斜板角を変化させる方法が用いられている。このように、フィードバック信号として油圧式を用いる場合、例えば、油圧等の微細な変化に対しても油圧ポンプが敏感に反応することによりハンチング等を発生させる問題がある。また、上記のように油圧ポンプをエンジンで駆動させる場合、常にオペレータの操作により回転数が決定されるため、各油圧アクチュエータにおいて作動油の流量があまり必要でないときにも、エンジンは常に決定された回転数で駆動するため、無駄にエネルギーが消費されているという課題があった。
【0006】
本発明は上記のような課題に鑑みてなされたものであり、電動モータにより駆動させる油圧ポンプを備えた油圧制御装置であって、油圧ポンプ等を安定稼動させるとともに、省エネルギー化を実現させた油圧制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係る油圧制御装置は、作動油を吐出する油圧ポンプと、油圧ポンプから吐出される作動油により駆動される油圧アクチュエータと、油圧アクチュエータの作動制御を行うために操作される油圧アクチュエータ操作手段(例えば、実施形態における操作装置17)と、油圧ポンプにより吐出された作動油の吐出圧を検出する吐出圧検出手段(例えば、実施形態における吐出圧センサ37)と、油圧アクチュエータの作動油圧を検出する作動油圧検出手段(例えば、実施形態における作動油圧センサ38)と、油圧ポンプを駆動させる電動モータと、電動モータに電力を供給して電動モータを駆動させる電力供給手段(例えば、実施形態におけるインバータ43)と、吐出圧検出手段により検出された油圧ポンプの吐出圧と作動油圧検出手段により検出された油圧アクチュエータの作動油圧との差分を求め、差分が一定値になるように、電力供給手段により電動モータに供給される電力の大きさを調整して油圧ポンプの吐出圧を変化させる制御を行う油圧制御手段(例えば、実施形態におけるコントローラ40)とを備えることを特徴とする。
【0008】
また、上記油圧制御装置において、油圧ポンプの吐出圧と油圧アクチュエータの作動油圧との差分値を設定するために操作される差圧操作手段(例えば、実施形態におけるボリューム50)を備え、油圧制御手段は、油圧ポンプの吐出圧と油圧アクチュエータの作動油圧との差分が、差圧操作手段の操作により設定された差分値になるように、電力供給手段により電動モータに供給される電力の大きさを調整して油圧ポンプの吐出圧を変化させる制御を行うことが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
以上、本発明に係る油圧制御装置においては、電動モータにより油圧ポンプが駆動され、また、吐出圧検出手段及び作動油圧検出手段を備え、これらが油圧ポンプの吐出圧及び油圧アクチュエータの作動油圧(最高負荷圧)を検出する。そして、油圧制御手段が上記吐出圧と作動油圧との差分を求め、該差分が一定値になるように、電動モータに供給される電力量を自動的に変更するため、油圧アクチュエータの作動油圧が低いときには、電動モータへの電力量を小さくして吐出圧を抑えることが可能となり、無駄なエネルギー消費を抑え、省エネルギー化を実現させることができる。
【0010】
また、上記差分値を設定するために操作される差圧操作手段を備えることにより、運転者が手動で上記差分値を変更し、油圧アクチュエータの最高負荷圧に対する油圧ポンプの吐出圧の大きさを調節して、大きなパワーが必要なときでもスムーズに操作性が高い状態で作業を行うことができるとともに、待機時、地均し作業、或いは吊り作業等パワーが不要なときは、吐出圧の上記最高負荷圧に対する差分を小さくして、無駄なエネルギー消費を抑えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明に係る油圧制御装置を適用させた機械の一例として示すパワーショベルの斜視図である。
【図2】本発明に係る油圧制御装置を示す油圧回路及び電気回路を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照しながら本発明に係る油圧制御装置の実施形態について説明する。図1には、本発明に係る油圧制御装置を適用させた建設機械の一例としてクローラ型のパワーショベル1を示している。このパワーショベル1は、平面視略H字状の走行台車4(車体)の左右に走行機構3,3が設けられて構成される走行装置2と、走行台車4の後部に上下に揺動自在に設けられたブレード9と、走行台車4の上部に旋回可能に設けられた旋回台11と、旋回台11の前部に設けられたショベル機構12と、旋回台11の上部に立設された運転者搭乗用のオペレータキャビン15(車体)とから構成されている。
【0013】
走行装置2を構成する左右一対の走行機構3,3は、走行台車4の左右前部に設けられた駆動用スプロケットホイール5と、走行台車4の左右後部に設けられたアイドラホイール6との間に履帯7が巻き掛けられて構成される。駆動用スプロケットホイール5は、油圧駆動式の走行モータ36(後に詳述)により回転駆動される。ブレード9は、油圧駆動式のブレードシリンダ(不図示)の作動により揺動される。旋回台11は、電動モータあるいは油圧モータからなる旋回モータ(不図示)により旋回動される。
【0014】
ショベル機構12は、旋回台11の前部に起伏動自在に枢結されたブーム21と、ブーム21の先端部にブーム21の起伏面内で上下に揺動自在に枢結されたアーム22と、アーム22の先端に上下で揺動自在に枢結されたバケット23と、油圧駆動式のブームシリンダ24、アームシリンダ25、及びバケットシリンダ26とから構成されている。ブーム21はブームシリンダ24により起伏動され、アーム22はアームシリンダ25により揺動され、バケット23はバケットシリンダ26により揺動される。以降の説明ではこれらのシリンダ24〜26やブレード9のブレードシリンダを纏めて「油圧シリンダ群35」と呼ぶ。オペレータキャビン15は、上下前後左右が囲まれた矩形箱状に形成されており、内部に運転者が着座するためのオペレータシート16と、走行装置2やショベル機構12の作動操作を行うための操作装置17とが設けられている。
【0015】
操作装置17には、パワーショベル1の走行、掘削等の操作を行うための操作レバー(不図示)及び回転操作式のボリューム50が設けられており、運転者は、オペレータシート16に着座して操作レバーを操作することにより油圧シリンダ群35及び走行モータ36の駆動を制御してパワーショベル1を走行させたり、また、ショベル機構12の作動を制御して掘削等の作業をさせたりすることができる。ボリューム50は、回転させるためのつまみ部50a(図2参照)を備え、運転者がつまみ部50aを押えながらボリューム50を回転させることにより、油圧シリンダ群35及び走行モータ36に必要な作動油圧と後述する油圧ポンプ32の吐出圧との差圧を調節し、後述するパワーモードと省エネモードとの切り替えができるようになっている。
【0016】
また、パワーショベル1には、油圧シリンダ群35及び走行モータ36に作動油を供給し作動させる油圧制御装置30が設けられている。本実施形態における油圧制御装置30は、油圧シリンダ群35及び走行モータ36の要求に応じて必要な流量のみの作動油を吐出させるロードセンシング式と称される油圧回路を用いている。ロードセンシング式の場合は、油圧シリンダ群35及び走行モータ36に付与されている作動油の最高圧(最高負荷圧)を油圧ポンプ32へフィードバックし、その最高圧と油圧ポンプ32の吐出圧との差圧が一定になるよう油圧ポンプ32の流量及び吐出圧を制御する。また、操作を行っていないときは最小限の量(待機油量)の作動油が吐出される。
【0017】
ところで、本実施形態における油圧制御装置30は、作動油圧をそのまま油圧ポンプ32にフィードバックさせて油圧ポンプ32の流量等の制御を行う方式とは異なり、作動油圧の検出値を電気信号に変換して、後述するコントローラ40により電動モータ33の回転数を決定して制御する方式を用いている。以下で図2を用いて油圧制御装置30について説明する。なお、図2では、油圧回路を実線で示し、電気的または光学的信号回路を点線の矢印で示している。
【0018】
油圧制御装置30は、タンク31と、油圧ポンプ32と、電動モータ33と、コントロールバルブ34と、上記油圧シリンダ群35及び走行モータ36と、吐出圧センサ37と、作動油圧センサ38と、コントローラ40と、インバータ43と、ボリューム50とを備えて構成されている。なお、以下では、油圧シリンダ群35及び走行モータ36を纏めて、油圧アクチュエータ39と称して説明する。
【0019】
タンク31は、作動油を貯留し、油圧ポンプ32は、所定油圧、所定流量の作動油を吐出する。油圧ポンプ32は、固定容量型の油圧ポンプである。電動モータ33は、油圧ポンプ32を回転駆動させるために設けられ、電動モータ33の回転駆動に伴い油圧ポンプ32も回転駆動し油圧ポンプ32から作動油が吐出される。電動モータ33は、インバータ43から交流電力を受けるとともに、コントローラ40により設定された回転数で回転駆動する。コントロールバルブ34は、油圧ポンプ32から吐出された作動油を操作装置17の操作に応じた供給方向及び供給量で油圧アクチュエータ39に供給させる制御を行う。吐出圧センサ37は、油圧ポンプ32から吐出された作動油の油路に設けられ当該吐出された作動油の油圧(吐出圧)を検出し、作動油圧センサ38は、コントロールバルブ34の油路に設けられ油圧アクチュエータ39の作動油圧(最高負荷圧)を検出する。インバータ43は、バッテリ(不図示)等から得られた直流電力を交流電力に変換して、変換した交流電力を電動モータ33に供給する。コントローラ40は、バッテリ(不図示)等から直流電力を受けて機能し、車両の走行、掘削等を統括的に制御するが、その一環としてインバータ43による電動モータ33への交流電力の供給量等の制御を行う。
【0020】
吐出圧センサ37及び作動油圧センサ38により検出された油圧は、電気信号に変換されて、コントローラ40に出力される。こうして、コントローラ40は油圧ポンプ32の吐出圧及び油圧アクチュエータ39の作動油圧を検出することが可能となっている。コントローラ40は、検出した吐出圧及び作動油圧に基づいて、油圧ポンプ32の吐出圧等が最適状態になるように制御信号を生成し、当該制御信号をインバータ43に送信する。インバータ43は、受信した制御信号に基づいて交流電力を電動モータ33に供給する。
【0021】
また、本実施形態におけるコントローラ40は、作動油圧センサ38により検出された油圧アクチュエータ39の最高負荷圧に基づいて、前記最高負荷圧と吐出圧センサ37により検出された油圧ポンプ32の吐出圧との差圧が常に一定値になるように、電動モータ33の回転数を決定する。そして、コントローラ40が決定した回転数で電動モータ33が回転駆動するように、インバータ43が電動モータ33に交流電力を供給し、油圧ポンプ32からの吐出油量が変動されて吐出圧が制御される。
【0022】
ところで、掘削等大きなパワーが必要な作業を行うとき等、油圧アクチュエータ39が必要とする作動油圧が大きくなると、コントロールバルブ34の絞り部(不図示)が開きその断面積の和が大きくなる。このとき、油圧アクチュエータ39の最高負荷圧が油圧ポンプ32の吐出圧に近くなり差圧が小さくなるため、コントローラ40は、電動モータ33の回転数を大きくし、油圧ポンプ32の吐出量を増加させる。これに対して、操作装置17に対する操作が行われないときなど、油圧アクチュエータ39が必要とする作動油圧が小さい時は、コントロールバルブ34の絞り部(不図示)の断面積の和は小さくなり、油圧アクチュエータ39の最高負荷圧と油圧ポンプ32の吐出圧の値との差圧が大きくなるため、コントローラ40は、電動モータ33の回転数を小さくし、油圧ポンプ32の吐出量及び吐出圧を減少させる。
【0023】
以上のようにコントローラ40は、油圧アクチュエータ39の最高負荷圧と油圧ポンプ32の吐出圧との差圧を一定値にするように作動するが、この差圧の値については、上述したボリューム50を操作することにより運転者が変更できるようになっている。具体的には、上記差圧の値が大きくなるようにボリューム50を例えば時計回りに回転させると、油圧アクチュエータ39の最高負荷圧に対して油圧ポンプ32の吐出圧が大きくなるため、掘削等でより大きなパワーを出力することが可能になる(上述したパワーモードになる)。これに対して、上記差圧の値が小さくなるようにボリューム50を例えば反時計回りに回転させると、油圧アクチュエータ39の最高負荷圧に対して油圧ポンプ32の吐出圧が抑えられ、省エネルギー化を図ることができる(上述した省エネモードになる)。なお、ボリューム50の構造については、上記のような回転式に限定されず、レバー式など別の構造のものを用いてもよい。
【0024】
以上、本実施形態におけるパワーショベル1においては、ロードセンシングシステムを構成した油圧回路において、油圧ポンプ32の吐出圧を吐出圧センサ37により、また油圧アクチュエータ39の最高負荷圧を作動油圧センサ38によりそれぞれ検出される。そしてコントローラ40が、上記吐出圧と上記最高負荷圧との差圧が常に一定になるように電動モータ33への電力量及び電動モータ33の回転数を制御することにより、電動モータ33を必要最低限の回転数で回転させることが可能となる。従って、パワーショベル1の電力消費を抑え、省エネルギー化を実現させることができる。なお、コントローラ40は、上記制御を自動的に行うため、作業休止時に回転数を低速にさせるオートデセル装置等は不要になる。
【0025】
また、吐出圧センサ37及び作動油圧センサ38が検出した油圧は電気信号としてコントローラ40に出力され、コントローラ40は上記検出結果を電気的に処理するため、油圧でフィードバック制御する場合と比較して、油圧ポンプ32の吐出圧をスムーズに変動させることが可能となり、ハンチング等の発生を抑えるとともに、運転者の操作性を向上させることができる。
【0026】
なお、本実施形態においては、建設機械の一例として油圧制御装置30を備えたパワーショベル1を示したが、油圧制御装置30の適用対象としては、このパワーショベル1に限定されることはない。具体的には、高所作業車、移動式クレーン、フォークリフト、ローダ等に対しても本発明を適用することは可能である。
【符号の説明】
【0027】
1 パワーショベル
17 操作装置 (油圧アクチュエータ操作手段)
30 油圧制御装置
32 油圧ポンプ
33 電動モータ
37 吐出圧センサ(吐出圧検出手段)
38 作動油圧センサ(作動油圧検出手段)
39 油圧アクチュエータ
40 コントローラ(油圧制御手段)
43 インバータ(電力供給手段)
50 ボリューム(差圧操作手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
作動油を吐出する油圧ポンプと、
前記油圧ポンプから吐出される作動油により駆動される油圧アクチュエータと、
前記油圧アクチュエータの作動制御を行うために操作される油圧アクチュエータ操作手段と、
前記油圧ポンプにより吐出された作動油の吐出圧を検出する吐出圧検出手段と、
前記油圧アクチュエータの作動油圧を検出する作動油圧検出手段と、
前記油圧ポンプを駆動させる電動モータと、
前記電動モータに電力を供給して前記電動モータを駆動させる電力供給手段と、
前記吐出圧検出手段により検出された前記油圧ポンプの吐出圧と前記作動油圧検出手段により検出された前記油圧アクチュエータの作動油圧との差分を求め、前記差分が一定値になるように、前記電力供給手段により前記電動モータに供給される電力の大きさを調整して前記油圧ポンプの吐出圧を変化させる制御を行う油圧制御手段とを備えることを特徴とする油圧制御装置。
【請求項2】
前記油圧ポンプの吐出圧と前記油圧アクチュエータの作動油圧との差分値を設定するために操作される差圧操作手段を備え、
前記油圧制御手段は、前記油圧ポンプの吐出圧と前記油圧アクチュエータの作動油圧との差分が、前記差圧操作手段の操作により設定された差分値になるように、前記電力供給手段により前記電動モータに供給される電力の大きさを調整して前記油圧ポンプの吐出圧を変化させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の油圧制御装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−174494(P2011−174494A)
【公開日】平成23年9月8日(2011.9.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−37514(P2010−37514)
【出願日】平成22年2月23日(2010.2.23)
【出願人】(000150154)株式会社竹内製作所 (50)
【Fターム(参考)】