説明

浄水器

【課題】電装部品が故障した場合に、かかる電装部品の修理期間中に浄水を引き続き利用することが可能であり、かつ製品を新たに購入する必要のない浄水器を提供すること。
【解決手段】蛇口に取り付けられ、かつ蛇口より供給された原水を原水吐出口13より吐出、あるいは自身に連結されるカートリッジ部20に送出して該カートリッジ部20で濾過して浄水として吐出させる本体部10を備えた浄水器において、本体部10からカートリッジ部20に送出される原水の流量を検出してその積算流量値を表示する各電装部品を共通のユニット本体31の内部に配設することによりユニット化してなる電装ユニット30を本体部10に対して着脱可能に配設したものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浄水器に関し、より詳細には、例えば蛇口より供給された原水をそのまま原水として吐出、あるいは該蛇口より供給された原水を濾過して浄水として吐出する浄水器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、蛇口より供給された原水をそのまま吐出、あるいは該蛇口より供給された原水を濾過して浄水として吐出する浄水器として、次のようなものが知られている。例えば、濾過材を内蔵するカートリッジ部と、該カートリッジ部が連結され、自身に内蔵される切換機構が操作されることにより蛇口より供給された原水を自身に設けられた原水吐出口より吐出、あるいは蛇口より供給された原水をカートリッジ部に送出して該カートリッジ部で濾過させて浄水としてカートリッジ部に設けられた浄水吐出口より吐出させる本体部とを備えたものである。このような浄水器は、本体部が固定具を介して蛇口に取り付けられた蛇口直結型のものが一般的である。
【0003】
そして、このような浄水器においては、本体部からカートリッジ部へ送出される原水の流量を検出してその積算流量値を表示する電装部品、すなわち流量検出部や液晶表示部が本体部に一体的に設けられているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第3365414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上述した特許文献1に提案されているような浄水器では、上記電装部品が本体部に一体的に設けられているために、上記電装部品のみが故障した場合には、修理のために製品(浄水器)を取り外す必要があり、修理期間中は原水を浄化することができず、浄水を利用できない。また、上記電装部品の故障により買い換えの場合には、本来正常に作動する切換機構を含めた製品を新たに購入しなければならず、利用者にとっては不都合であった。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みて、電装部品が故障した場合に、かかる電装部品の修理期間中に浄水を引き続き利用することが可能であり、かつ製品を新たに購入する必要のない浄水器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る浄水器は、蛇口に取り付けられ、かつ蛇口より供給された原水を原水吐出口より吐出、あるいは自身に連結されるカートリッジ部に送出して該カートリッジ部で濾過して浄水として吐出させる本体部を備えた浄水器において、前記本体部から前記カートリッジ部に送出される原水の流量を検出してその積算流量値を表示する各電装部品を共通の筐体内部に配設することによりユニット化してなる電装ユニットを前記本体部に対して着脱可能に配設したことを特徴とする。
【0008】
また、本発明の請求項2に係る浄水器は、上述した請求項1において、前記電装ユニットは、前記本体部から前記カートリッジ部に送出される原水の流量を検出する検出部と、前記検出部により検出された流量からその積算流量値を演算し、演算した積算流量値を表示部に表示させる制御部とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、本体部からカートリッジ部に送出される原水の流量を検出してその積算流量値を表示する各電装部品を共通の筐体内部に配設することによりユニット化してなる電装ユニットが、本体部に対して着脱可能に配設してあるので、電装部品が故障した場合に電装ユニット30のみを取り外すことにより、かかる電装部品の修理期間中に浄水を引き続き利用することが可能であり、かつ製品を新たに購入することを回避することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、本発明の実施の形態である浄水器の要部を示す平面図である。
【図2】図2は、図1に示した本体部を示す平面図である。
【図3】図3は、図1に示した本体部を示す底面図である。
【図4】図4は、図2におけるA方向から見た場合を示す正面図である。
【図5】図5は、図3におけるB−B′線断面図であり、便宜上一部のみにハッチングを施している。
【図6】図6は、図3におけるC方向から見た場合を示す右側面図である。
【図7】図7は、図1に示した電装ユニットを示す平面図である。
【図8】図8は、図1に示した電装ユニットを示す底面図である。
【図9】図9は、図1に示した電装ユニットを示す側面図である。
【図10】図10は、電装ユニットを本体部に装着する場合について示す平面図である。
【図11】図11は、本発明の実施の形態である浄水器を構成する本体部を示す正面図である。
【図12】図12は、本発明の実施の形態である浄水器を構成する電装ユニットを示す背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に添付図面を参照して、本発明に係る浄水器の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明の実施の形態である浄水器の要部を示す平面図である。ここで例示する浄水器は、本体部10と、カートリッジ部20と、電装ユニット30とを備えて構成してある。
【0013】
図2〜図6は、それぞれ図1に示した本体部を示すもので、図2は平面図、図3は底面図、図4は図2におけるA方向から見た場合を示す正面図、図5は図3におけるB−B′線断面図であり、便宜上一部のみにハッチングを施している。図6は図3におけるC方向から見た場合を示す右側面図である。
【0014】
本体部10は、取付ナット等の取付具11を介して図示せぬ蛇口の先端部に水密性を確保した状態で取り付けられたものであり、ボディ12を有している。ボディ12は、例えばアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS:Acrylonitrile butadiene styrene)樹脂等の樹脂材で構成された筐体であり、原水吐出口13及びカートリッジ接続部14が設けてある。
【0015】
原水吐出口13は、ボディ12の下部に形成されており、ストレート吐出口131とシャワー吐出口132とを有している。ストレート吐出口131は、原水をそのままストレート状に吐出する開口である。シャワー吐出口132は、ストレート吐出口131の周囲に形成してあり、原水をシャワー状に吐出する開口である。
【0016】
カートリッジ接続部14は、ボディ12の右側部前方に配設してある。このカートリッジ接続部14は、いわゆるバヨネット方式でカートリッジ部20に接続する部分であり、内部に原水送出口141が開口している。原水送出口141は、ボディ12の内部に形成された原水送出路15に連通した開口であり、蛇口から供給された原水をカートリッジ部20に送出するためのものである。
【0017】
ここで原水送出路15は、ボディ12の内部における正面側にあり、その内部に水車151が配設してある。水車151は、円柱形の軸部151aに例えば2枚の羽根151bが形成されてなり、磁石(図示せず)が埋設されて構成されている。この水車151は、図示せぬ水車支持部材により軸部151aの中心軸回りに回転可能に配設してある。
【0018】
このようなボディ12の内部には、図には明示しないが、切換機構が配設してある。この切換機構の構造は従来公知なものであるためにその詳細な説明は割愛するが、切換機構は、ボディ12の左側部に配設された切替レバー16の操作に応じて、蛇口から供給された原水を原水吐出口13(ストレート吐出口131若しくはシャワー吐出口132)より吐出させるか、原水送出路15を通過させた後原水送出口141よりカートリッジ部20に送出するかを切り替えるものである。
【0019】
カートリッジ部20は、バヨネット方式によりカートリッジ接続部14に接続されることにより原水送出口141に連通しており、該原水送出口141を通じて送出された原水を受け入れる原水受入口(図示せず)が配設してある。このカートリッジ部20の下部には、図示せぬ浄水吐出口が形成してある。浄水吐出口は、蛇口から供給された原水を浄化された浄水として吐出する開口である。
【0020】
このようなカートリッジ部20の内部には、従来公知のように活性炭等の吸着剤や中空糸膜等の濾過材が配設してあり、原水受入口を通じて受け入れた原水は、濾過材を通過して濾過されて浄化し、浄水として浄水吐出口を通じて吐出される。
【0021】
図7〜図9は、それぞれ図1に示した電装ユニットを示すもので、図7は平面図、図8は底面図、図9は側面図である。ここで例示する電装ユニット30は、筐体であるユニット本体31を備えており、かかるユニット本体31の内部に電池ホルダ32、流量センサ33、制御部34及び液晶表示器35の各電装部品が配設されてユニット化されてなるものである。
【0022】
このユニット本体31は、その裏面側に突出部311を備えている。突出部311は、ユニット本体31の裏面側中央領域において上下方向に亘って延在する態様で裏面側に突出しており、その突出端部の両側面からはそれぞれ側方に向けて突出する係合凸部312が形成してある。係合凸部312の上端部にはストッパ片313が形成してある。
【0023】
このような突出部311は、ボディ12の正面側中央領域において上下方向に亘って形成された溝部17に適合する大きさを有している。ここで溝部17を構成する左右両面における裏面側にはそれぞれ係合凹部18が形成してある。この係合凹部18は、突出部311の係合凸部312に適合可能な大きさを有しており、突出部311は、自身が溝部17に進入した場合には、係合凸部312が係合凹部18に進入可能になっている。
【0024】
電池ホルダ32は、ユニット本体31の内部における底面側に配設してある。この電池ホルダ32には、図には明示しないが、それぞれリード線を介して制御部34に結線される陽極金具及び陰極金具が設けてあり、装着された電池による電力が制御部34に供給されるようになっている。ここで電池は、一次電池でも二次電池であっても良く、比較的高い電圧で、長期間安定して電力を供給できる二酸化マンガンリチウム電池等のリチウム電池の他、アルカリ乾電池、マンガン乾電池、酸化銀電池、空気亜鉛電池等でも良い。また、形状は、軽量で大きな設置スペースを必要としないボタン形、コイン形等の小型電池が好ましい。そして、このような電池ホルダ32には、電池を水密に固定する電池カバー321が着脱可能に設けてある。電池カバー321の表面には、硬貨を挿入して回すための凹部321aが設けられている。
【0025】
流量センサ33は、ユニット本体31の突出部311の内部に配設してある。より詳細には、ユニット本体31の突出部311が本体部10のボディ12の溝部17に進入した場合に、ボディ12の内部の原水送出路15の水車151に対応する個所に配設してある。この流量センサ33は、水車151の回転による磁界の変化、すなわち原水送出路15を原水が通過することにより水車151が回転し、かかる回転による磁界の変化を検知して、原水送出路15を通過する原水の流量を検出し、その検出信号を制御部34に与える検出部である。
【0026】
制御部34は、例えばCPUのようなもので、電池ホルダ32から電力供給を受け、流量センサ33から与えられた検出信号から原水送出路15を通過する原水の積算流量値を演算し、その積算流量値を含む出力信号を液晶表示器35に与えるものである。また、詳細な説明は割愛するが、制御部34は、外部からの操作によりリセットボタンが押下されると、演算した積算流量のデータ等をリセットできるようにしてある。
【0027】
液晶表示器35は、ユニット本体31の上面に配設してあり、利用者が見やすいようになっている。この液晶表示器35は、制御部34から出力信号が与えられることにより、積算流量値を表示するものである。尚、液晶表示器35は、かかる積算流量値だけに限られず、所定の表示素子により電池交換表示やカートリッジ交換表示等の各種表示を行うことができる。
【0028】
このような電装ユニット30は、次のようにして本体部10に装着される。すなわち、図10に示すように、ユニット本体31の係合凸部312を、ボディ12の係合凹部18に上方から進入させながら、突出部311を溝部17に進入させ、係合凸部312の上端部のストッパ片313がボディ11の上面に当接するまで下方に向けてスライド移動させる。これにより、突出部311と溝部17とが係合して電装ユニット30を本体部10に装着させることができる。
【0029】
このような状態において、浄水器は、次のようにして蛇口から供給された原水を、原水として、あるいは浄水として吐出することができる。
【0030】
切替レバー16が操作されて切換機構が原水吐出口13から原水を吐出する状態にされた場合、蛇口から供給された原水を、本体部10のボディ12の内部に進入させ、切換機構の所定部位を通過させた後、原水吐出口13より原水をストレート状、あるいはシャワー状に吐出することができる。
【0031】
一方、切替レバー16が操作されて切換機構が原水送出口141から原水を送出する状態にされた場合、蛇口から供給された原水を、本体部10のボディ12の内部に進入させ、切換機構の所定部位を通過させて原水送出路15を通過させた後、原水送出口141より送出させる。原水送出口141を通じて送出させた原水を、原水受入口からカートリッジ部20の内部に供給させる。カートリッジ部20に供給させた原水を濾過材に濾過させて浄化させ、浄水として浄水吐出口より吐出することができる。
【0032】
このように蛇口からの原水をカートリッジ部20に送出し、該カートリッジ部20で原水を浄化させて浄水として吐出する場合、原水が原水送出路15を通過するのに応じて水車151が回転し、かかる水車151の回転による磁界の変化を流量センサ33が検知して流量を検出し、その検出信号を制御部34に与える。検出信号が与えられた制御部34は、積算流量値を演算して出力信号を液晶表示器35に与え、液晶表示器35で積算流量値が表示される。
【0033】
そして、電装ユニット30を本体部10に対して相対的に上方に向けて移動させることにより、係合凸部312が係合凹部18から離脱するとともに、突出部311が溝部17から離脱することになり、電装ユニット30を本体部10から取り外すことができる。つまり、電装ユニット30は、本体部10からカートリッジ部20に送出される原水の流量を検出してその積算流量値を表示する各電装部品を共通のユニット本体31内に配設することによりユニット化してなり、本体部10に対して着脱可能に配設してある。このように電装ユニット30だけを取り外すことにより、電装ユニット30の電装部品に不具合が生じている場合には電装ユニット30のみを修理に出すことができ、本体部10は蛇口に取り付けたままなので、浄水を利用することは可能である。また、電装ユニット30の不具合の程度により新しい電装ユニットを購入し、購入した新規な電装ユニットを本体部10に新たに取り付けることも可能になる。
【0034】
以上説明したように、本実施の形態である浄水器によれば、本体部10からカートリッジ部20に送出される原水の流量を検出してその積算流量値を表示する各電装部品を共通のユニット本体31内に配設することによりユニット化してなる電装ユニット30が、本体部10に対して着脱可能に配設してあるので、電装部品が故障した場合に電装ユニット30のみを取り外すことにより、かかる電装部品の修理期間中に浄水を引き続き利用することが可能であり、かつ製品を新たに購入することを回避することができる。
【0035】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、種々の変更を行うことができる。
【0036】
上述した実施の形態においては、本体部10に設けた溝部17及び係合凹部18と、電装ユニット30のユニット本体31に設けた突出部311及び係合凸部312とを係合させることにより、電装ユニット30を本体部10に装着するとともに、溝部17及び係合凸部312を溝部17及び係合凹部18からそれぞれ離脱させることにより、電装ユニット30を本体部10から取り外すことができるものであったが、本発明はこれに限られず、次のようにすることもできる。
【0037】
図11は、本発明の実施の形態である浄水器を構成する本体部を示す正面図であり、図12は、本発明の実施の形態である浄水器を構成する電装ユニットを示す背面図である。尚、上述した実施の形態と同一の構成を有するものには、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0038】
図11に示すように、本体部10のボディ12の正面側には、円筒状のユニット接続部19が配設してある。ユニット接続部19は、その内面に係合突起爪191が形成してある。図12に示すように、電装ユニット30のユニット本体31の裏面側には、上記ユニット接続部19の内径よりも外径が僅かに小径となる円柱状の連結部36が配設してある。連結部36は、その周囲に係合突起片361が所定間隔で形成してある。
【0039】
そして、係合突起爪191と係合突起片361とが重ならない状態で連結部36をユニット接続部19の内部に相対的に進入させ、その後に電装ユニット30を本体部10に対して相対的に約90°回転させることにより、電装ユニット30が本体部10から離隔する方向に変位しても係合突起爪191と係合突起片361とが当接してユニット接続部19が連結部36から離脱することを規制した状態で電装ユニット30が本体部10に装着されるようにしてもよい。また、電装ユニット30を本体部10から取り外す場合には、電装ユニット30を本体部10に対して逆方向に約90°回転させて係合突起爪191と係合突起片361とが重ならない状態にし、電装ユニット30を本体部10から離隔する方向に変位させればよい。このような構成によっても、電装部品が故障した場合に電装ユニット30のみを取り外すことにより、かかる電装部品の修理期間中に浄水を引き続き利用することが可能であり、かつ製品を新たに購入することを回避することができる。
【産業上の利用可能性】
【0040】
以上のように、本発明に係る浄水器は、例えば蛇口より供給された原水をそのまま原水吐出口より吐出、あるいは蛇口より供給された原水を濾過して浄水吐出口より浄水として吐出するのに有用である。
【符号の説明】
【0041】
10 本体部10
12 ボディ
13 原水吐出口
15 原水送出路
151 水車
16 切替レバー
17 溝部
18 係合凹部
20 カートリッジ部
30 電装ユニット
31 ユニット本体
311 突出部
312 係合凸部
313 ストッパ片
32 電池ホルダ
33 流量センサ
34 制御部
35 液晶表示器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
蛇口に取り付けられ、かつ蛇口より供給された原水を原水吐出口より吐出、あるいは自身に連結されるカートリッジ部に送出して該カートリッジ部で濾過して浄水として吐出させる本体部を備えた浄水器において、
前記本体部から前記カートリッジ部に送出される原水の流量を検出してその積算流量値を表示する各電装部品を共通の筐体内部に配設することによりユニット化してなる電装ユニットを前記本体部に対して着脱可能に配設したことを特徴とする浄水器。
【請求項2】
前記電装ユニットは、
前記本体部から前記カートリッジ部に送出される原水の流量を検出する検出部と、
前記検出部により検出された流量からその積算流量値を演算し、演算した積算流量値を表示部に表示させる制御部と
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の浄水器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate


【公開番号】特開2011−167638(P2011−167638A)
【公開日】平成23年9月1日(2011.9.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−33976(P2010−33976)
【出願日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【出願人】(000003159)東レ株式会社 (7,677)
【Fターム(参考)】