説明

温水利用装置システムおよびそのプログラム

【課題】リモコンへの電源供給停止などで情報端末からの遠隔制御、モニタを禁止する温水利用装置システムを提供する。
【解決手段】第1のリモコン102への電源手段129からの電源供給を停止した場合、停電検出手段130はこれを制御手段121に伝達し、この情報を基に遠隔制御設定手段128はネットワーク108を介して携帯電話109からの温水利用装置101の制御、状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はガス給湯器や石油給湯器や電気温水器やヒートポンプ給湯器などの温水を生成し給湯や、床暖房、浴室暖房乾燥機などに利用する温水利用装置システムおよびそのプログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、リモコンと温水利用装置を有する温水利用装置システムは一般的な方法として普及している(特許文献1参照)。また、リモコンにインターネットとの接続機能を持たせ、インターネットを介して携帯電話などの情報端末から温水利用装置を制御、状態モニタする機能を有する温水利用装置システムが考案されている。
【0003】
従来例の温水利用装置システムの構成を図3、図4に示す。
【0004】
図3において、1は従来例の温水利用装置、2は第1のリモコンでここでは主に台所に設置されるリモコンであるとする。3は第2のリモコンでここでは主に浴室に設置されるリモコンであるとする。4と10ははそれぞれ第1のリモコン2と第2のリモコン3の表示手段で、5と11はそれぞれ第1のリモコン2と第2のリモコン3の出湯温水の設定温度を上げるための温度アップスイッチ、6と12は出湯温水の設定温度を下げるための温度ダウンスイッチ、7と13は温水利用装置1の切/入スイッチを示す。
【0005】
図4において、2は第1のリモコン、3は第2のリモコンである。21と41はそれぞれ第1のリモコン2と第2のリモコン3の制御手段、4と10は表示手段、5と11は温度アップスイッチ、6と12は温度ダウンスイッチ、7と13は温水利用装置1の切/入スイッチ、26と46は第1のリモコン2と第2のリモコン3と温水利用装置1間の通信を行う通信手段を示す。27はインターネットなどのネットワークと接続する機能を有するネット接続手段、29は第1のリモコンリモコン2の電源手段を示す。8はインターネットなどのネットワークで9はネットワーク8を介して温水利用装置1を制御、状態モニタできる情報端末であり、ここでは携帯電話であるとする。
【0006】
次に図3と図4を用いて従来例の動作を説明する。温水利用装置1が生成する温水の温度は第1のリモコン2と第2のリモコン3で設定できる。具体的には温度アップスイッチ5、11と温度ダウンスイッチ6、12を操作することで実現できる。設定された温度は表示手段4と10に表示される。
【0007】
また切/入スイッチ7、13の操作で温水利用装置1を切/入できる。温水利用装置1で生成された温水はふろ湯はり、シャワー、台所での給湯の他、床暖房、浴室暖房乾燥機などの暖房の熱源として使用される。
【0008】
第1のリモコン2と第2のリモコン3と温水利用装置1間のやりとりは、通信手段26、36と図示していないが温水利用装置1の通信手段の間の通信で実現している。インターネットなどのネットワーク8との接続はネット接続手段27で行い、携帯電話などの情報端末9からの制御でネットワーク8と第1のリモコン2を介して温水利用システムを制御、状態モニタすることができる。
【特許文献1】特開2004−219000号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、前記図3、図4に示す従来例の構成では、例えば転宅などで温水利用装置システムの使用者が代わった場合でも、新たな使用者がアクセス番号などの設定を変更するまでのあいだに以前の使用者が携帯電話などから温水利用装置を制御、状態モニタすることができる可能性があるという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記従来の課題を解決するために、本発明の温水利用装置システムは、温水利用装置とリモコンとから構成される温水利用装置システムであって、前記リモコンは、ネットワークに接続するネット接続手段を介して情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を可能とする設定ができる遠隔制御設定手段と、リモコンへの電源供給の停止を検出する停電検出手段とを備え、前記停電検出手段が前記リモコンへの電源供給停止を検出したとき前記遠隔制御設定手段は、前記情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定を行う温水利用装置システムとしたものである。したがって電源遮断を行った以後は温水利用装置の制御、状態モニタをできなくする。
【0011】
また、前記リモコンはリブートする機能を有するリセット手段を有し、前記リセット手段を操作したとき前記遠隔制御設定手段は、前記ネットワークを介しての情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定を行う温水利用装置システムとしたものである。したがってリセットを行った以後は温水利用装置の制御、状態モニタをできなくする。
【0012】
また、前記ネットワークを介して情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定情報を受信したとき、前記遠隔制御設定手段は、ネットワークを介しての情報端末からの温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定を行う温水利用装置システムとしたものである。したがって禁止の設定情報を受信した以後は温水利用装置の制御、状態モニタをできなくする。
【発明の効果】
【0013】
本発明の温水利用装置システムおよびそのプログラムは、リモコンへの電源供給停止を検出した時、リセットスイッチを操作したとき、あるいはネットワークを介して禁止指令が来たときに、制御、状態モニタの少なくとも一方を禁止する構成としており、例えば温水利用装置システムの使用者が代わった場合でも、以前の使用者が携帯電話などから温水利用装置を制御、状態モニタすることができないため極めて有効である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
第1の発明は、温水利用装置とリモコンとから構成される温水利用装置システムであって、前記リモコンは、ネットワークに接続するネット接続手段を介して情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を可能とする設定ができる遠隔制御設定手段と、リモコンへの電源供給の停止を検出する停電検出手段とを備え、前記停電検出手段が前記リモコンへの電源供給停止を検出したとき前記遠隔制御設定手段は、前記情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定を行う、セキュリティ性の高い温水利用装置システムを実現することができる。
【0015】
これにより、リモコンへの電源供給が停止したとき、ネットワークを介しての情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止することができる温水利用装置システムを実現できる。
【0016】
第2の発明は、温水利用装置とリモコンとから構成される温水利用装置システムであって、前記リモコンは、ネットワークに接続するネット接続手段を介して情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を可能とする設定ができる遠隔制御設定手段と、リブートする機能を有するリセット手段とを備え、前記リセット手段を操作したとき前記遠隔制御設定手段は、前記情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定を行う、セキュリティ性の高い温水利用装置システムを実現することができる。
【0017】
これにより、リセット手段を操作したとき前記遠隔制御設定手段は、前記ネットワークを介しての情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止することができる温水利用装置システムを実現できる。
【0018】
第3の発明は、温水利用装置とリモコンとから構成される温水利用装置システムであって、前記リモコンは、ネットワークに接続するネット接続手段を介して情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を可能とする設定ができる遠隔制御設定手を備え、前記情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定情報を受信したとき、前記遠隔制御設定手段は情報端末からの温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定を行う、セキュリティ性の高い温水利用装置システムを実現することができる。
【0019】
これにより、ネットワークを介して情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定情報を受信したとき、前記遠隔制御設定手段は、ネットワークを介しての情報端末からの温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止することができる温水利用装置システムを実現できる。
【0020】
第4の発明は、温水利用装置とリモコンとから構成される温水利用装置システムであって、前記リモコンは、ネットワークに接続するネット接続手段を介して情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を可能とする設定ができる遠隔制御設定手段を備え、前記情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を可能とする設定情報を受信したとき、前記遠隔制御設定手段は情報端末からの温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を可能とする設定を行う、セキュリティ性の高い温水利用装置システムを実現することができる。
【0021】
これにより、制御、状態モニタが禁止状態にある場合でもネットワークを介して情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を可能とする設定情報を受信したとき、前記遠隔制御設定手段は、ネットワークを介しての情報端末からの温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を可能とすることができる温水利用装置システムを実現できる。
【0022】
第5の発明は、リモコンは表示手段を有し、ネットワークを介しての情報端末からの温水利用装置の制御指令を受信したとき、制御指令を受け付けたことを表示する温水利用装置システムを実現することができる。これにより、ネットワークを介して制御したことを使用者に伝えることができる温水利用装置システムを実現できる。
【0023】
第6の発明は、リモコンは表示手段を有し、ネットワークを介しての情報端末からの温水利用装置の制御を行ったとき、制御したことを表示する温水利用装置システムを実現することができる。これにより、ネットワークを介して制御したことを使用者に伝えることができる温水利用装置システムを実現できる。
【0024】
第7の発明は、リモコンは表示手段を有し、ネットワークを介しての情報端末からの温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止するまたは可能とする設定を行ったとき、設定したことを表示する温水利用装置システムを実現することができる。これにより、禁止したことを使用者に伝えることができる温水利用装置システムを実現できる。
【0025】
第8の発明は、温水利用装置システムが有する機能の少なくとも一部をコンピュータにより実行するためのプログラムとしている。そして、プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させて本発明の温水利用装置システムの少なくとも一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
【0026】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0027】
(実施の形態1)
図1、図2は本発明の実施の形態1における温水利用装置システムの構成を示すブロック図を示すものである。
【0028】
図1において101は本実施例の温水利用装置で、ここではお風呂への湯はり、台所での出湯ができるガス給湯器であるとするが、ここで生成した温水を熱源として床暖房や浴室暖房乾燥機などに使用する温水利用装置としても良い。102は第1のリモコンでここでは台所に設置されるリモコンであるとする。103は第2のリモコンでここでは浴室に設置されるリモコンであるとする。104と110はそれぞれ第1のリモコン102と第2リモコン103の表示手段で、105と111はそれぞれ第1のリモコン102と第2のリモコン103の出湯温水の設定温度を上げるための温度アップスイッチ、106と112は出湯温水の設定温度を下げるための温度ダウンスイッチ、107と113は温水利用装置1の切/入スイッチを示す。108はインターネットなどのネットワークで109はネットワーク108を介して温水利用装置101を制御、状態モニタできる情報端末であり、ここでは携帯電話であるとする。
【0029】
図2において、121と141はそれぞれ第1のリモコン102と第2のリモコン103の制御手段、104と110は表示手段、105と111は温度アップスイッチ、106と112は温度ダウンスイッチ、107と113は温水利用装置の切/入スイッチ、126と146は第1のリモコン102と第2のリモコン103と温水利用装置1間の通信を行う通信手段を示す。127はインターネットなどのネットワークと接続する機能を有するネット接続手段、129は第1のリモコンリモコン120の電源手段で、130は電源手段129が電源を供給しているか否かを検出する停電検出手段で、128はネットワーク108を介して情報端末109からの制御、状態モニタの少なくとも一方を受け付けるか否かを設定する遠隔制御設定手段で、131は第1のリモコン120をリブートできるリセット手段を示す。
【0030】
次に図1と図2を用いて本実施の形態の動作を説明する。
【0031】
温水利用装置101が生成する温水の温度は第1のリモコン102と第2のリモコン103で設定できる。具体的には温度アップスイッチ105、111と温度ダウンスイッチ106、112を操作することで実現できる。設定された温度は表示手段104と110に表示する。また切/入スイッチ107、113の操作で温水利用装置101を切/入できる。温水利用装置101で生成された温水はふろ湯はり、シャワー、台所での給湯の他、床暖房、浴室暖房乾燥機などの暖房の熱源として使用される。
【0032】
第1のリモコン102と第2のリモコン103と温水利用装置101間のやりとりは、通信手段126、136と図示していないが温水利用装置101の通信手段の間の通信で実現している。インターネットなどのネットワーク108との接続はネット接続手段127で行い、携帯電話などの情報端末109からの制御でネットワーク108と第1のリモコン102を介して温水利用システムを制御、状態モニタすることができる。
【0033】
例えば転居などで使用者が替わるとき、第1のリモコン102への電源手段129からの電源供給を停止した場合、停電検出手段130はこれを制御手段121に伝達し、この情報を基に遠隔制御設定手段128はネットワーク108を介して携帯電話109からの温水利用装置101の制御、状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定を行う。
【0034】
なお、使用者は遠隔制御設定手段128を操作することにより、遠隔制御、状態モニタを可に設定することができる。
【0035】
また、電源手段129は直接AC100V等から供給された電源を基にしている場合や、温水利用装置101等からの供給によるものや、電池などから供給するものなど各種想定できる。なお、一時的な停電と区別するために一定時間(例えば10分)以上停電したら携帯電話109からの温水利用装置101の制御、状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定を行うようにしてもよい。
【0036】
また、リセット手段131を操作することによっても遠隔制御設定手段128はネットワーク108を介して携帯電話109からの温水利用装置101の制御、状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定を行う。
【0037】
また、ネットワークを介して遠隔制御、モニタの少なくとも一方を禁止する指令を受け取った場合も遠隔制御設定手段128はネットワーク108を介して携帯電話109からの温水利用装置101の制御、状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定を行う。
【0038】
また、遠隔制御設定手段で禁止している場合は、ネットワークを介して遠隔制御、モニタの少なくとも一方を可とする指令を受け取った場合は遠隔制御設定手段128はネットワーク108を介して携帯電話109からの温水利用装置101の制御、状態モニタの少なくとも一方を可とする設定を行う。
【0039】
また、ネットワークを介して遠隔制御、モニタの少なくとも一方の指令を受け取った場合は、表示手段122は制御指令を受け付けたことを表示する。
【0040】
また、ネットワークを介して遠隔制御を行った場合は、表示手段122は制御を行ったことを表示する。
【0041】
また、ネットワークを介して遠隔制御、モニタの少なくとも一方を禁止する、または可能とする指令を受け取り、遠隔制御設定手段で禁止設定、または可能とする設定を行ったった場合は、その旨を表示する。
【0042】
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
【産業上の利用可能性】
【0043】
本発明はガス給湯器や石油給湯器や電気温水器やヒートポンプ給湯器などの温水を生成し給湯や、床暖房、浴室暖房乾燥機などに利用する温水利用装置システムのほかにも一般的な機器の遠隔操作にも利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の実施の形態1に示す温水利用装置システムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に示すリモコンの構成を示すブロック図
【図3】従来例の温水利用装置システムの構成を示すブロック図
【図4】従来例のリモコンの構成を示すブロック図
【符号の説明】
【0045】
101 温水利用装置
102 第1のリモコン
103 第2のリモコン
104、110 表示手段
105、111 温度アップスイッチ
106、112 温度ダウンスイッチ
107、113 切/入スイッチ
108 ネットワーク
109 情報端末(携帯電話)
121、141 制御手段
127 ネット接続手段
128 遠隔制御設定手段
129 電源手段
130 停電検出手段
131 リセット手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
温水利用装置とリモコンとから構成される温水利用装置システムであって、前記リモコンは、ネットワークに接続するネット接続手段を介して情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を可能とする設定ができる遠隔制御設定手段と、リモコンへの電源供給の停止を検出する停電検出手段とを備え、前記停電検出手段が前記リモコンへの電源供給停止を検出したとき前記遠隔制御設定手段は、前記情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定を行う温水利用装置システム。
【請求項2】
温水利用装置とリモコンとから構成される温水利用装置システムであって、前記リモコンは、ネットワークに接続するネット接続手段を介して情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を可能とする設定ができる遠隔制御設定手段と、リブートする機能を有するリセット手段とを備え、前記リセット手段を操作したとき前記遠隔制御設定手段は、前記情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定を行う温水利用装置システム。
【請求項3】
温水利用装置とリモコンとから構成される温水利用装置システムであって、前記リモコンは、ネットワークに接続するネット接続手段を介して情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を可能とする設定ができる遠隔制御設定手段を備え、前記情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定情報を受信したとき、前記遠隔制御設定手段は情報端末からの温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止する設定を行う温水利用装置システム。
【請求項4】
温水利用装置とリモコンとから構成される温水利用装置システムであって、前記リモコンは、ネットワークに接続するネット接続手段を介して情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を可能とする設定ができる遠隔制御設定手段を備え、前記情報端末からの前記温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を可能とする設定情報を受信したとき、前記遠隔制御設定手段は情報端末からの温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を可能とする設定を行う温水利用装置システム。
【請求項5】
リモコンは表示手段を有し、ネットワークを介しての情報端末からの温水利用装置の制御指令を受信したとき、その制御指令を受け付けたことを表示する請求項1から4のいずれか1項に記載の温水利用装置システム。
【請求項6】
リモコンは表示手段を有し、ネットワークを介しての情報端末からの温水利用装置の制御を行ったとき、それを制御したことを表示する請求項1から5のいずれか1項に記載の温水利用装置システム。
【請求項7】
リモコンは表示手段を有し、ネットワークを介しての情報端末からの温水利用装置の制御と状態モニタの少なくとも一方を禁止するまたは可能とする設定を行ったとき、それを設定したことを表示する請求項1から6のいずれか1項に記載の温水利用装置システム。
【請求項8】
請求項1から7のいずれかに記載の温水利用装置システムが有する機能の少なくとも一部をコンピュータにより実行するためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−78078(P2006−78078A)
【公開日】平成18年3月23日(2006.3.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−261916(P2004−261916)
【出願日】平成16年9月9日(2004.9.9)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】