説明

湿式温水暖房施設の施工方法及びそれに用いる配管グリップベース

【課題】戸建もしくは高層コンクリート造の建物における床暖房や浴室暖房、寒冷地の道路に敷設される湿式温水暖房施設における従来の問題点を改善することで、取り扱いが容易であって多様性があると共に架橋ポリエチレン管を配管する施工効率を向上させた湿式温水暖房施設の施工方法及びそれに用いる配管グリップベースを提供する。
【解決手段】温水放熱管を挟持する配管グリップを縦横に植設している所要寸法の配管グリップベースを用意し、次いで複数個の配管グリップベースを施工区域に敷設する前後に温水放熱管を配管グリップに挟持させながら指定の配管ピッチに沿って温水放熱管を規定通りの形態に配置してから以降の施工工事を実施する湿式温水暖房施設の施工方法とこれに用いる所定の外形寸法と厚さから成るベース、ベースの左右及び上下の基準線で構成される交点に植設される配管グリップ及び配管グリップの周辺に形成されて温水放熱管を銜え込んで挟持する複数の銜え口から構成される配管グリップベース。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、戸建もしくは高層コンクリート造の建物における湿式床暖房や浴室暖房、寒冷地の道路に敷設される湿式温水暖房施設の施工方法及びそれに用いる配管グリップベースに関する。
【背景技術】
【0002】
最近の戸建住宅や高層コンクリート造の建物においては、住宅スペースの効率化や居住品質の向上の観点から従来のクーラー、暖房機器に変えて床暖房を備え付けたり、高齢者の健康対策の一環として浴室において暖房設備を設置したりする傾向が多くなっている。
これらの暖房施設は、温水を流通させる架橋ポリエチレン管を敷設配管してからンクリートを打設して埋設させるものであり、図4に示すような910mm×1820mmで厚さ25mmのスタイロフォーム21の上に設けた1000mm×1000mmもしくは1000mm×2000mm角の100ピッチか150ピッチの溶接金網22に、7mm、10mm、13mm、16mm及び20mm径の架橋ポリエチレン管23を針金状の結束線24によって支持する形状のものを敷設した後にコンクリート打設して床仕上げする形態が多く採用されている。
又、浴室暖房用としては、図5に示すような発泡プラスチック製のクリップボード25に7mm、10mm径の架橋ポリエチレン管23を図示のように順繰りに配列して行くつづら折又は図示していないが架橋ポリエチレン管23を並行にして往復させる形式の往復式に配列するものである。クリップボード25は、600×840mm角の平面上に全高42mm中17mmの突起26が縦横に配列されており、これらの突起26の間に所定の形状で架橋ポリエチレン管23を配列して行くことで、架橋ポリエチレン管23の施工を実施している。
施工工程は、上述の架橋ポリエチレン管23を配列したクリップボード25を浴室のスラブ上に防湿シートを介在させて敷設し、しかる後に溶接金網、モルタルを打設してから空練を用いてタイルや大理石等で床仕上げしている。
さらに、最近では寒冷地の道路にも採用されており、道路上の雪を氷解して除雪費の削減にも活用されている。道路における施工も基本的に上述した方式のいずれかを採用するものであり、以下に述べる問題点も同様に懸念されるところである。
従来における湿式温水暖房施設は以上のように施工されているが、戸建住宅の居室や浴室等において以下のような問題点が指摘されている。
1.架橋ポリエチレン管を取り付ける溶接金網が、100ピッチか150ピ ッチであることから、溶接金網の重量が嵩張ることに加えて7mm、 10mm及び16mm径の架橋ポリエチレン管は100ピッチの溶接 金網に結束できても、13mmと20mm径の架橋ポリエチレン管は1 50ピッチの溶接金網でないと敷設することが出来ないので、取り扱 いが煩雑であって施工効率が悪い。
2.溶接金網に対して針金状の結束線によって固定する支持は、重量の嵩張 った溶接金網を取り扱うことによって発生する怪我の危険性や、架橋 ポリエチレン管が樹脂製品であることから架橋ポリエチレン管に対し ての配管時に結束線による傷付けと穴開きの危険性がある。
3.浴室暖房のクリップボードは、架橋ポリエチレン管を管径で決められて くるピッチで配列するのみで強固な支持固定をしていないことから、 配列ピッチが120mmになると架橋ポリエチレン管の浮き上がり等 が発生して設定位置が不安定になったりして架橋ポリエチレン管の総 体的な施工効率が悪い。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、戸建もしくは高層コンクリート造の建物における湿式床暖房や浴室暖房、寒冷地の道路に敷設される湿式温水暖房施設における従来の問題点を改善することで、取り扱いが容易であって多様性があると共に架橋ポリエチレン管の施工効率を向上させた湿式温水暖房施設の施工方法及びそれに用いる配管グリップベースを提供している。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明による湿式温水暖房施設の施工方法は、温水放熱管を挟持する配管グリップを縦横に植設している所要寸法の配管グリップベースを用意し、次いで複数個の配管グリップベースを施工区域に敷設する前後に温水放熱管を配管グリップに挟持させながら指定の配管ピッチに沿って温水放熱管を規定通りの形態に配置して以降の施工工事を実施している。
【0005】
本発明による第1の配管グリップベースは、上記湿式温水暖房施設の施工方法に用いるものであって、所定の外形寸法と厚さから成るベース、ベースの左右及び上下の基準線で構成される交点に植設される配管グリップ及び配管グリップの周辺に形成されて温水放熱管を銜え込んで挟持する複数の銜え口から構成されている。
【0006】
本発明による第2の配管グリップベースは、第1の配管グリップベースにおいて、隣接している配管グリップ間を温水放熱管の配管に支障を与えない補強部材で連結している。
【0007】
本発明による第3の配管グリップベースは、第1、2の配管グリップベースにおいて、厚さが温水放熱管の断熱効果を発揮する程度の値であって発泡プラスチック製のベースから構成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明による湿式温水暖房施設の施工方法は、温水放熱管を支持固定する配管グリップベースが樹脂製品のために取り扱いが容易で作業員の怪我や温水放熱管の傷付けと穴開きの危険性がなく、温水放熱管のルート・ピッチが安定するので総体的な施工効率を向上させてコストを低減する効果を奏している。
本発明による第1の配管グリップベースは、上記湿式温水暖房施設の施工方法に用いる際に、温水放熱管を溶接金網に取り付けるために針金状の結束線を用いずに固定支持することが出来ると共に、樹脂製品であるので軽量に取り扱えると同時に温水放熱管に対する傷付けと穴開きの危険性がないので施工作業を容易にできる効果を奏している。
【0009】
本発明による第2の配管グリップベースは、第1の配管グリップベースが奏する効果に加えて、温水放熱管のピッチに制限を加えることなく配管グリップの強度を確保できるので温水放熱管のルート設定を容易にする効果を奏している。
【0010】
本発明による第3の配管グリップベースは、第1、2の配管グリップベースが奏する効果に加えて、ベースの厚さが断熱効果を発揮できる値に調整加工しているので断熱材を下部に敷設させずにコストを低減できる効果を奏している。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明による湿式温水暖房施設の施工方法は、温水放熱管を挟持する配管グリップを縦横に植設している所要寸法の配管グリップベースを用意するものであり、次いで複数個の配管グリップベースを施工区域に敷設する前後に所定の温水放熱管を個々の配管グリップに挟持させながら、指定の配管ピッチに沿って温水放熱管を規定通りの形態に配置して、しかる後に以降の施工工事を実施するものである。
【実施例1】
【0012】
湿式温水暖房施設の施工は、居室や浴室における床面の内部に温水放熱管を配管し、この温水放熱管に温水を流通させることによって居室もしくは浴室の床面を所望の温度に昇温させるための工事であることから、温水放熱管を配列させることに最も腐心するところであり、温水放熱管の設置においても施工場所の規模に応じて施工区域の全体に単独の溶接金網等を設置してこれに温水放熱管を支持固定して行く場合と施工区域を区分して複数の配管グリップベースを連結して配置する方式の場合がある。
本実施例では、施工区域を区分して複数の配管グリップベースを連結して配置する方式において温水放熱管を配列する場合についての説明を中心にして、コンクリートの打設や床仕上げ材の敷設等の従来と同様である関連工事については説明を省略している。
本発明による湿式温水暖房施設の施工方法は、温水放熱管を均等なピッチで配管することから始めるものであって、最初に施工区域の状況に合わせて図1に示すような1000mm×1000mm角等の所要寸法に分割された配管グリップベース1を用意している。配管グリップベースの外形寸法は、この他にも1050mm×1050mm、1200mm×1200mmのように施工区域の大きさや温水放熱管の管径や配列ピッチに対応させて任意に選択されるものである。
本配管グリップベース1には、温水放熱管2を挟持するために後述するような構造の配管グリップ3が図示のように縦横に植設されている。配管グリップ3の植設ピッチは、所要寸法に分割された配管グリップベース1の上下、左右に仮想された区分のための基準線に沿って形成される交点によって構成されるものであり、施工区域の環境や寸法を勘案して100mm、150mm、200mmもしくは300mmピッチ等の任意のピッチに決定されることになる。
配管グリップ3の相互間は温水放熱管2の配置に障害とならない形態の補強部材4で連結されていて、温水放熱管2を挟持固定している配管グリップ3が温水放熱管2によって機械的に倒されないように補強されている。
温水放熱管2の配管グリップベース1への配置は、図1に示されるように配管グリップベース1を施工区域に施工する前に温水放熱管2の配置を実施するか、或いは配管グリップベース1を施工区域に施工した後に温水放熱管2の配置を実施するかは、特別に規定されるものでなく施工区域の環境や寸法構成に従って適宜に選択されて遜色ないものである。
上記いずれの場合においても、配管グリップベース1には図1に示すように温水放熱管2が配置されるものであり、図示の場合のように配管グリップベース1の上下方向に温水放熱管2を配置する場合には、順次に構成されている各配管グリップ3の右側もしくは左側の横方向に形成されている銜え口5、6に温水放熱管2を銜え込ませることで、温水放熱管2を他の部材を用いることなく強固に固定している。
又、温水放熱管2を配管グリップベース1の上下端において配置方向を転換する場合には、端部に植設されている配管グリップ3の左右方向に延在している補強部材4の上を温水放熱管2が通過するように交差させると同時に上下方向に位置する銜え口7、8に温水放熱管2の湾曲部9、10を銜え込ませることで、温水放熱管2を他の部材を用いずに確実に支持している。
以上のように、本発明による湿式温水暖房施設の施工方法は、温水放熱管を支持固定するのに溶接金網や針金状の結束線を用いることなく施工しているので、架橋ポリエチレン管製の温水放熱管を支持固定する配管グリップベースの取り扱いが、樹脂成形品であるので軽量にして容易であると共に作業員の怪我や温水放熱管の傷付けと穴開きの危険性がなくて温水放熱管のピッチやルートが安定していることから総体的な施工効率を向上させてコストを低減している。
本発明による第1〜3の配管グリップベースは、いずれも上記した湿式温水暖房施設の施工方法に用いるものであって、第1の配管グリップベースを構成している所定の外形寸法と厚さから成るベース、ベースの左右及び上下の基準線で構成される交点に植設される配管グリップ及び配管グリップの周辺に形成されて温水放熱管を銜え込んで挟持する複数の銜え口を基本にして、隣接している配管グリップ間を温水放熱管の配管に支障を与えない補強部材で連結し(第2の配管グリップベース)、厚さが温水放熱管の断熱効果を発揮する程度の値であって発泡プラスチック製のベースから構成(第3の配管グリップベース)して改善されている。
【実施例2】
【0013】
本実施例では、本発明による第1〜3の配管グリップベースを実施するための最良の形態を説明するものであるが、その概要は上記した実施例1において説明したものと重複する部分が多いので、重複した部分を省いて特長的なものについてのみ説明する。
本発明による配管グリップベース1は、図2に示すように施工区域の状況に合わせて1000mm×1000mm角等の所要寸法に分割されたものであり、施工区域の大きさと温水放熱管の配列ピッチに対応させてこの他にも1050mm×1050mm、1200mm×1200mm角のように適宜に選択されている。
本配管グリップベース1には、温水放熱管2を挟持するための配管グリップ3が図示のように縦横に植設されている。配管グリップ3の植設ピッチは、所要寸法に分割された配管グリップベース1の上下、左右に仮想される基準線に沿って形成される交点において構成されており、温水放熱管2が7mm、10mm径の場合には100mmピッチが選択され、温水放熱管2の径が13mmの場合には150mmピッチ、16mmの場合には200mmピッチ及び20mmの場合には300mmピッチに決定されている。
各配管グリップ3は、配管グリップベース1への温水放熱管2の配置が図1に示したように配管グリップベース1の上下、左右の方向に設計図通りに順次に施工されることから、いずれからの加圧力に対しても温水放熱管2を周辺に形成されている銜え口5〜8に銜え込ませるのみで他の部材を用いることなく確実に固定できるように強固に構成されている。
又、配管グリップ3の相互間は、温水放熱管2を配置する際に交差させても配管グリップ3の高さより飛び出したりして温水放熱管2の安定した配置に障害が発生しない形態に構成された補強部材4によって相互に連結されており、コンクリートの打設作業時等において温水放熱管2を挟持している配管グリップ3が温水放熱管2によって倒壊されないように保全されている。
図3は、配管グリップベース1の角部とその範囲に植設される配管グリップ3の拡大図であり、配管グリップベース1の連結部と配管グリップ3の詳細を示している。
本実施例では、温水放熱管2を施工する区域を複数に区分した配管グリップベース1を敷設しているので、配管グリップベース1同士の相互間を連結して安定させる必要がある。このために、配管グリップベース1の各端辺には相互連結用の結合機構11が構成されている。
結合機構11には、各種形式のものが採用可能であるが、本実施例では図示のように端辺を互いに嵌合させる形式を採用しているものであり、一方のベース12の各端辺に嵌合用の溝13を配置すると共に、図示していない他方の隣接するベース12の各端辺には、この嵌合用の溝13と噛み合うように反対の受け皿形式に構成された嵌合用の溝が構成されている。これによって、温水放熱管2を施工する区域の全体には配管グリップベース1が一面に設置されることになり、上述したように温水放熱管2を配管グリップベース1に予め配置してあるかもしくは配管グリップベース1の一面設置の後に温水放熱管2を配置するかのいずれかによって温水放熱管2は施工する区域全体に敷設されることになる。
又、配管グリップ3は、配管グリップベース1の上下、左右に所定のピッチの元に想定されている基準線に沿ってその各交点に形成されるものである。
基準線の各交点に形成される配管グリップ3は、図示のように中心部にグリップ芯14が形成されており、その周辺には温水放熱管2を銜え込んで安泰に固定するための銜え口15〜18(図1の符号5〜8に相当)が配置されている。
銜え口15〜18の形状は、温水放熱管2を他の部品を一切用いることなくして確実に固定するために構成されるものであることから、銜え口15〜18の先端19は温水放熱管2が挿入可能な大きさに開口していると同時に、その下部に形成される円形部20は先端19の銜え口と比較してやや大きめの形状に構成されている。先端19に形成される開口の大きさと円形部20の大きさとは、配置する温水放熱管2の径の大きさと配置するピッチの大小とによって選択されるものであり、温水放熱管2の径が7mm、10mmであって配置するためのピッチが100mmの場合には先端19に形成される開口の大きさと円形部20の大きさとを同一にしている共通の配管グリップベースでも採用可能であるが、温水放熱管2の径が13mmで配置するためのピッチが150mmの場合には上記の配管グリップベースとは異なる開口の大きさと円形部の大きさで構成されている他の異なる配管グリップベースを選択することになる。同様に、温水放熱管2の径が16mmの場合には200mmピッチ、20mmの場合には300mmピッチの配管グリップベースを選択するものである。
以上の説明で明らかなように、本発明による第1〜3の配管グリップベースは、上記湿式温水暖房施設の施工方法に用いる際に、針金状の結束線を用いずに固定支持できるので軽量に取り扱えると同時に架橋ポリエチレン等で構成される温水放熱管への傷付けと穴開きの危険性がなく、温水放熱管の配置に制限を加えずに断熱材を下部に敷設せずに施工できるのでコストの低減と施工効率を向上させ得る効果を奏している。
【産業上の利用可能性】
【0014】
本発明による湿式温水暖房施設の施工方法及びそれに用いる配管グリップベースは、戸建もしくは高層コンクリート造の建物における湿式床暖房や浴室暖房及び寒冷地の道路に敷設される湿式温水暖房施設の施工工事に採用して、温水放熱管を取り付ける配管グリップベースの取り扱いが樹脂成型品のために軽量にして容易であると共に作業員の怪我や温水放熱管の傷付けと穴開きの危険性がなくて温水放熱管のピッチやルートが安定していることから総体的な施工効率を向上させてコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明による湿式温水暖房施設の施工平面図と側面図
【図2】本発明による配管グリップベースの平面図と側面図
【図3】本発明による配管グリップベースの角部と配管グリップ3の拡大斜視図
【図4】従来の湿式温水暖房施設の施工平面図と側面図
【図5】従来の浴室における湿式温水暖房施設の施工平面図と側面図
【符号の説明】
【0016】
1…配管グリップベース、2…温水放熱管、3…配管グリップ、4…補強材、…銜え口、9、10…湾曲部、11…結合機構、12…ベース、13…結合用の溝、14…グリップ芯、15、16、17、18…銜え口、19…先端、20… 円形部、21…スタイロフォーム、22…溶接金網、23…架橋ポリエチレン管、 24…結束線、25…クリップボード、26…突起、



【特許請求の範囲】
【請求項1】
温水放熱管を挟持する配管グリップを縦横に植設している所要寸法の配管グリップベースを用意し、次いで複数個の該配管グリップベースを施工区域に敷設する前後に温水放熱管を該配管グリップに挟持させながら指定の配管ピッチに沿って該温水放熱管を規定通りの形態に配置してから以降の施工工事を実施する湿式温水暖房施設の施工方法。
【請求項2】
所定の外形寸法と厚さから成るベース、該ベースの左右及び上下の基準線で構成される交点に植設される配管グリップ及び該配管グリップの周辺に形成されて温水放熱管を銜え込んで挟持する複数の銜え口から構成される請求項1に記載の湿式温水暖房施設の施工方法に用いる配管グリップベース。
【請求項3】
隣接している配管グリップ間を温水放熱管の配管に支障を与えない補強部材で連結する請求項2に記載の配管グリップベース。
【請求項4】
厚さが温水放熱管の断熱効果を発揮する程度の値であって発泡プラスチック製のベースから構成される請求項2、3に記載の配管グリップベース。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−25295(P2008−25295A)
【公開日】平成20年2月7日(2008.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−201771(P2006−201771)
【出願日】平成18年7月25日(2006.7.25)
【出願人】(506254400)
【Fターム(参考)】