説明

無線通信モデム

【課題】既存の上位装置を利用し、安価に、且つ簡易にして無線通信コストを低減することができる無線通信モデムを提供する。
【解決手段】上位装置(4)から無手順で送信されるデータ(10)を受信し、受信したデータをプロトコル変換した後に無線通信網(6)を介してサーバ(8)に送信する無線通信モデム(2)であって、サーバから無線通信モデムに接続されたときにのみ、データをサーバ側に送信する要求時送信モードを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信モデムに係り、詳しくは、上位装置から無手順で送信されるデータの受信に用いて好適な無線通信モデムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の無線通信モデムとしては、例えば、GPS装置たる上位装置で測定された地理情報を地名情報にデータ変換した後に、無線通信網を介して中継局たるサーバに常時送信するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特許第3291082号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記従来技術のモデムでは、サーバ側でのデータの要否に拘わらず、上位装置から無手順で送信されるデータが無条件でサーバに常時送信されるため、無線通信網を経由するデータのデータ量が膨大となり、無線通信コストが増大するとの問題がある。
そこで、サーバ側からのデータ要求時にのみ、上位装置からモデムにデータを送信できるように上位装置を改造、又は更新することが考えられる。
【0004】
しかし、上位装置の改造、又は更新を行う場合には、上位装置のみを所有し、無線通信モデムを含む無線通信システムを利用しようとするユーザにコストの増大を強いることとなり好ましくない。
更に、既に完成されて稼働している上位装置の改造、又は更新を行う場合には、無線通信システムの導入に際し、ユーザはデータの収集を一時的に停止せざるを得ないため、ユーザのデータ収集に支障を来すこととなって好ましくない。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、既存の上位装置を利用し、安価に、且つ簡易にして無線通信コストを低減することができる無線通信モデムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するべく、請求項1記載の無線通信モデムは、上位装置から無手順で送信されるデータを受信し、受信したデータをプロトコル変換した後に無線通信網を介してサーバに送信する無線通信モデムであって、サーバから無線通信モデムに接続されたときにのみ、データをサーバ側に送信する要求時送信モードを備えることを特徴としている。
【0007】
また、請求項2記載の発明では、請求項1において、上位装置から無手順で送信されるデータを処理するデータ処理部を備え、データ処理部は、要求時送信モードが選択され、且つサーバから無線通信モデムに接続されないとき、データを読み捨てるデータ破棄処理を実施することを特徴としている。
更に、請求項3記載の発明では、請求項1において、上位装置から無手順で送信されるデータを処理するデータ処理部を備え、データ処理部は、要求時送信モードが選択され、且つサーバから無線通信モデムに接続されないとき、データの受信を拒否するデータ受信拒否処理を実施することを特徴としている。
【0008】
更にまた、請求項4記載の発明では、請求項1乃至3の何れかにおいて、サーバから無線通信モデムへの接続の有無に拘わらずデータをサーバ側に無条件で送信する無条件送信モードと、要求時送信モードと無条件送信モードとを切り換えるモード切換手段とを備えることを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
請求項1記載の本発明の無線通信モデムによれば、サーバから無線通信モデムに接続されたときにのみ、上位装置から送信されるデータをサーバ側に送信する要求時送信モードを備えている。これにより、上位装置から無線通信モデムにデータが無手順で送信されても、無線通信モデムからサーバ側にはサーバから無線通信モデムに接続されたときにのみ、すなわちサーバからの要求時にのみデータを送信することができる。従って、無線通信網を経由するデータのデータ量を規制することができ、無線通信コストを大幅に低減することができる。
【0010】
しかも、上位装置がデータを無手順で送信する仕様であっても、上位装置の更新や改造を行う必要がなく、また、新規に上位装置を設置する場合には、安価な汎用品を上位装置として採用することができるため、無線通信システムに係る機器コストを低減することができる。
更に、上位装置の更新や改造が不要となるため、既に完成されて稼働している上位装置を利用する場合には、無線通信システムの導入に際し、ユーザはデータの収集を継続して行うことができ、データの収集・活用に係る運用性をも向上することができる。
【0011】
また、請求項2記載の発明によれば、データ処理部は、要求時送信モードが選択され、且つサーバから無線通信モデムに接続されないとき、データを読み捨てるデータ破棄処理を実施する。これにより、上位装置がデータの送信先にてデータの読み取りがなされないと待機、又はデータ再送信を繰り返す仕様であったとしても、無線通信モデムにてデータを一旦読み取った後に破棄してサーバ側に送信しないことによって、上位装置のエラーや故障を防止しつつ無線通信網を経由するデータのデータ量を効果的に規制することができるため、無線通信コストを確実に低減することができる。
【0012】
更に、請求項3記載の発明によれば、データ処理部は、要求時送信モードが選択され、且つサーバから無線通信モデムに接続されないとき、データの受信を拒否するデータ受信拒否処理を実施する。これにより、上位装置がデータの送信先におけるデータ送信完了が確認できるまで待機、又はデータ再送信を繰り返す仕様であったとしても、無線通信モデムにて初めからデータを受信しないことによって、上位装置のエラーや故障を防止しつつ無線通信網を経由するデータのデータ量を効果的に規制することができ、無線通信コストを確実に低減することができる。
【0013】
更にまた、請求項4記載の発明によれば、サーバから無線通信モデムへの接続の有無に拘わらず、データをサーバ側に送信する無条件送信モードと、要求時送信モードと無条件送信モードとを切り換えるモード切換手段とを備える。これにより、上位装置が定期的にデータを送信可能な仕様であって、サーバにて要求されるデータの受信頻度を上位装置のデータの送信頻度と略一致させることが可能な場合には、無条件送信モードを選択することによって、必要なタイミングで必要なデータをサーバ側にて自動収集することができるため、無線通信モデムの使用に係る便宜性を向上することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の一実施形態に係る無線通信モデム2について図面を参照しながら、先ず、第1実施形態について説明する。
図1は、このモデム2が使用される無線通信システム1の概略構成図である。システム1は上位装置4、モデム2、無線通信網6、サーバ8から構成されている。
上位装置4は、現場に設置される端末機器であって、モデム2に有線接続されている。具体的には、上位装置4は、山奥等の僻地や移動する冷凍車等に設置される測量用GPS装置等であって、測定された地理情報等のデータ10をモデム2に送信している。
【0015】
ここで、上位装置4は、図示しないコンピュータ等を直接に有線接続することによってRS232C等のシリアル通信方式にて連続的に、又は定期的にデータ10を収集可能に構成されており、データ10は上位装置4からモデム2に無手順にて送信される。
モデム2は、データ10を処理するデータ処理部12を備えたプロトコル変換機能付きの変調装置であって、上位装置4から送信されるデータ10をインターネットの通信プロトコルであるTCP/IP等に変換して無線通信網6に無線送信している。
【0016】
無線通信網6は、例えば携帯電話のいわゆるFOMAやCDMAといった無線通信サービス網から図示しないゲートウェイを介してインターネット網に接続されるパケット通信による通信網である。パケット通信は、送信されるデータのデータ量に応じて変化するパケット数に応じた通信料金がユーザに課金される通信方式である。
サーバ8は、無線通信網6を介して送信されたデータ10が収集されるデータセンタであって、ユーザがアクセス可能なクライアント・サーバシステムを構築している。
【0017】
こうして、上位装置4にて測定されたデータ10は無手順にてモデム2に送信され、モデム2にて受信されたデータ10はプロトコル変換された後に無線通信網6を介してサーバ8に送信され、これよりユーザは遠隔の地にある現場で測定されたデータ10をリアルタイムに収集、監視することができる。
ここで、本実施形態のモデム2は、受信したデータ10をそのまま無条件でサーバ8側に送信する無条件送信モードと、サーバ8から送信されるデータ10の要求信号14を受信したときにのみデータ10をサーバ8側に送信する要求時送信モードとを備えている。
【0018】
要求信号14は、例えば携帯電話同士で短い文字メッセージを送受信できるショートメッセージサービスを利用したショートメール等であり、要求信号14をサーバ8側から送信してモデム2に着信させることにより、サーバ8からの指示によってモデム2を遠隔操作することができる。
モデム2には、無条件送信モードと要求時送信モードとを切り換える図示しない手動のモード切換スイッチが装備されており、モデム2の現場への設置に際し、要求時送信モードに予め切り換えておくことにより、ユーザは現場から離れたサーバ8側にて、必要なタイミングにおいてのみデータ10を収集することができる。
【0019】
ここで、上述したように、データ10は上位装置4から連続的に、又は定期的にモデム2に無手順にて送信されるため、モデム2において、要求時送信モードが選択され、且つ要求信号14を受信しないとき、データ処理部12では不要なデータ10を処理するためのデータ処理制御が実施されている。
以下、図2に示されるフローチャートを参照して、データ処理部12にて実施されるデータ処理制御に係る制御ルーチンについて説明する。
【0020】
先ず、本制御ルーチンがスタートすると、S1(Sはステップを表し、以下も同様とする)において、上位装置4からデータ10を受信しているか否かを判定する。判定結果が真(Yes)で上位装置4からデータ10を受信していると判定された場合にはS2に移行し、判定結果が偽(No)で上位装置4からデータ10を受信していないと判定された場合には本制御ルーチンをリターンする。
【0021】
S2に移行した場合には、要求信号14が有るか否かを判定する。判定結果が真(Yes)で要求信号14が有ると判定された場合にはS3に移行し、判定結果が偽(No)で要求信号14は無いと判定された場合にはS4に移行する。
S3に移行した場合には、サーバ8へデータ10を送信し、本制御ルーチンをリターンする。
【0022】
一方、S4に移行した場合には、要求時送信モードが選択されているか否かを判定する。判定結果が真(Yes)で要求時送信モードが選択されていると判定された場合にはS5に移行し、判定結果が偽(No)で要求時送信モードが選択されていない、すなわち無条件送信モードが選択されていると判定された場合にはS6に移行する。
S5に移行した場合には、上位装置4から受信されたデータ10をモデム2にて読み込んだ後にサーバ8に送信しないで破棄する処理(データ破棄処理)を実施し、本制御ルーチンをリターンする。
【0023】
一方、S6に移行した場合には、モデム2をサーバ8と無線通信網6を介して接続した後、S3に移行してデータ10をサーバ8へ送信し、本制御ルーチンをリターンする。
こうして、要求時送信モードの選択時に要求信号14が無いときは、データ処理部12においてデータ破棄処理が実施され、データ10はモデム2に受信されるものの読み捨てられて無線通信網6、ひいてはサーバ8に送信されることはない。
【0024】
以上のように、本実施形態では、データ10の要否を決定するタイミングはサーバ8側にて確定されることに着眼し、モデム2は、無条件送信モードの他、サーバ8から送信されるデータ10の要求信号14を受信したときにのみ、上位装置4から送信されるデータ10をサーバ8側に送信する要求時送信モードを備えている。これにより、上位装置4からモデム2にデータ10が無手順で送信されても、モデム2からサーバ8側にはサーバ8からの要求時にのみデータ10を送信することができる。従って、無線通信網6を経由するデータ10のデータ量を規制することができ、無線通信コストを大幅に低減することができる。
【0025】
しかも、上位装置4が無手順でデータ10を送信する仕様であっても、上位装置4の更新や改造を行う必要がなく、また、新規に上位装置4を設置する場合であっても、上位装置4に安価な汎用品を採用することができるため、システム1に係る機器コストを低減することができる。
更に、上位装置4の更新や改造が不要となるため、既に完成されて稼働している上位装置4を利用してシステム1を導入する場合であっても、ユーザはデータ10の収集を継続して行うことができ、データ10の収集・活用に係る運用性をも向上することができる。
【0026】
また、モデム2は、要求時送信モードと無条件送信モードとを切り換えるモード切換スイッチを備えているため、上位装置4が定期的にデータ10を送信する仕様であって、サーバ8にて要求されるデータ10の受信頻度を上位装置4のデータ10の送信頻度と略一致させることが可能な場合には、無条件送信モードを選択することにより、ユーザは必要なタイミングで必要なデータを自動収集することができ、モデム2の使用に係る便宜性をも向上することができる。
【0027】
特に本実施形態の場合には、データ処理部12は、要求信号受信モードが選択され、且つ要求信号14を受信しないとき、データ10を読み捨てるデータ破棄処理を実施している。これにより、上位装置4がデータ10の送信先にてデータ10の読み取りがなされないと待機、又はデータ10の再送信を繰り返す仕様であったとしても、モデム2にてデータ10を一旦読み取った後に破棄してサーバ8側に送信しないことによって、上位装置4のエラーや故障を防止しつつ無線通信網6を経由するデータ10のデータ量を効果的に規制することができるため、無線通信コストを確実に低減することができる。
【0028】
次に、第2実施形態について説明する。
当第2実施形態は、上記第1実施形態のデータ処理制御において実施されるデータ破棄処理に代わり、データ受信拒否処理を実施するものであり、他は上記第1実施形態と同一の構成をなしているため、主としてこの上記第1実施形態と異なる点について説明する。
以下、図3に示されるフローチャートを参照して、データ受信拒否処理を含むデータ処理制御の制御ルーチンのうち、主として図2のフローチャートとは異なるステップであるS7,S8について説明する。
【0029】
本制御ルーチンがスタートし、S2における判定結果が真(Yes)で要求信号14が有ると判定された場合にはS7に移行し、判定結果が偽(No)で要求信号14が無いと判定された場合にはS4に移行する。
S7に移行した場合には、上位装置4から送信されるデータ10の受信を許可した後にS3に移行する。
【0030】
一方、S4における判定結果が真(Yes)で要求時送信モードが選択されていると判定された場合にはS8に移行し、判定結果が偽(No)で無条件送信モードが選択されていると判定された場合にはS7に移行後にS6に移行する。
S8に移行した場合には、データ処理部12は、上位装置4から送信されるデータ10の受信を拒否する処理(データ受信拒否処理)を実施し、本制御ルーチンをリターンする。
【0031】
こうして、要求時送信モードの選択時に要求信号14が無いときは、データ処理部12においてデータ受信拒否処理が実施され、データ10はモデム2に受信されず、無線通信網6、ひいてはサーバ8にも送信されることはない。
このように、上記第1実施形態と同様、第2実施形態に係る装置1においても、無線通信網6における無線通信コストを大幅に低減することができ、更に、システム1のコスト低減、及びデータ10の運用性向上、ひいてはモデム2の便宜性向上をも図ることができる。
【0032】
特に当第2実施形態の場合には、データ処理部12は、要求時送信モードが選択され、且つ要求信号14を受信しないとき、上位装置4からのデータ10の受信を拒否するデータ受信拒否処理を実施する。これにより、データ10の送信先においてデータ10の送信完了が確認できるまで、上位装置4が待機、又はデータ10の再送信を繰り返す仕様であったとしても、モデム2にて初めからデータ10を受信しないことによって、上位装置4のエラーや故障を防止することができる。
【0033】
すなわち、上記各実施形態のいずれによっても、上位装置4の仕様に拘わらず、無線通信網6を経由するデータ10のデータ量を効果的に規制することができるため、既存の上位装置4を改造、又は更新することなく、更には、完成されて稼働している上位装置4でのデータ10を継続しつつ、無線通信網6に係る無線通信コストを確実に低減することができる。
【0034】
以上で本発明の一実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更ができるものである。
例えば、上記各実施形態では、モデム2には、無条件送信モードと要求時送信モードとを切り換える手動のモード切換スイッチが装備されているが、必要時にモード切り換えが行えれば良く、例えば、サーバ8からの要求信号14の送信に用いられるショートメッセージサービスを利用することにより、サーバ8側からのユーザの遠隔操作によってモード切換スイッチを切り換え可能に構成しても良い。また、モデム2が上位装置4の仕様を自動判別して自動的にモード切換スイッチを切り換えるように構成しても良く、これらの場合にも上記と同様にモデム2の使用に係る便宜性を向上することができる。
【0035】
また、上記各実施形態では、サーバ8からデータ10の要求信号14を受信したときにのみ、データ10をサーバ8側に送信しているが、要求信号14の有無に拘わらず、ショートメッセージサービス等のサーバ8からモデム2への通信手段を介して、単にサーバ8からモデム2への接続がなされたときにのみ、データ10をサーバ8側に送信するようにしても良く、この場合にも上記と同様の効果を奏する。
【0036】
更に、上記各実施形態では、無線通信網6をパケット通信方式の通信網としているが、これに限らず、その他の通信方式を利用した無線通信網6にも適用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の各実施形態に係る無線通信モデムを備えた無線通信システムを示した概略構成図である。
【図2】図1のデータ処理部で実施され、本発明の第1実施形態に係るデータ処理の制御ルーチンを示したフローチャートである。
【図3】図1のデータ処理部で実施され、本発明の第2実施形態に係るデータ処理の制御ルーチンを示したフローチャートである。
【符号の説明】
【0038】
2 無線通信モデム
4 上位装置
6 無線通信網
8 サーバ
10 データ
12 データ処理部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上位装置から無手順で送信されるデータを受信し、該受信したデータをプロトコル変換した後に無線通信網を介してサーバに送信する無線通信モデムであって、
前記サーバから前記無線通信モデムに接続されたときにのみ、前記データを前記サーバ側に送信する要求時送信モードを備えることを特徴とする無線通信モデム。
【請求項2】
前記上位装置から無手順で送信される前記データを処理するデータ処理部を備え、
前記データ処理部は、前記要求時送信モードが選択され、且つ前記サーバから前記無線通信モデムに接続されないとき、前記データを読み捨てるデータ破棄処理を実施することを特徴とする請求項1に記載の無線通信モデム。
【請求項3】
前記上位装置から無手順で送信される前記データを処理するデータ処理部を備え、
前記データ処理部は、前記要求時送信モードが選択され、且つ前記サーバから前記無線通信モデムに接続されないとき、前記データの受信を拒否するデータ受信拒否処理を実施することを特徴とする請求項1に記載の無線通信モデム。
【請求項4】
前記サーバから前記無線通信モデムへの前記接続の有無に拘わらず前記データを前記サーバ側に無条件で送信する無条件送信モードと、
前記無条件送信モードと前記要求時送信モードとを切り換えるモード切換手段と
を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の無線通信モデム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−65583(P2009−65583A)
【公開日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−233624(P2007−233624)
【出願日】平成19年9月10日(2007.9.10)
【出願人】(000001845)サンデン株式会社 (1,791)
【Fターム(参考)】