説明

無線通信装置

【課題】本発明は、振動を採用して発信することができる無線通信装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る無線通信装置は、文字情報を受信してから発信する通信モジュールと、特定の振動を感知し、且つ前記振動を振動入力信号に転換する感応モジュールと、前記通信モジュール及び前記感応モジュールに接続し、前記振動入力信号を文字情報に転換し、且つ前記文字情報を前記通信モジュールに伝送して発信するデコーディングモジュールと、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信装置に関するものであり、特に振動伝送信号を使う無線通信装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
目下、大部分の携帯電話に皆震動構造が設けられ、病院、図書館、劇場、会議場、電車内等の携帯電話からの呼出し音が騒音となるような場所では、携帯電話を振動させるようにして、使用者に着信状態を知らせる。しかし、使用者が着信を回復しようとする場合、依然として携帯電話を取り出して表示装置を見て発信者を確認し、キーボードによって着信を回復する。だから、従来の携帯電話の振動構造は、ただ騒音を減少するだけで、使用者に他の便利を齎さなかった。
【0003】
振動方式コードで非音声情報を知らせる従来の通信装置であって、例えば、携帯電話の中にコーディングモジュール及び振動モジュールを設けられる。前記通信装置は、従来の音声通信を行うことができるばかりでなく、前記コーディングモジュールからモース・コード(Morse Code)のような従来のコーディング方法を利用して、非音声信号を振動信号に転換し、前記振動モジュールが前記振動信号によって異なるモードの振動を出し、視覚に障害がある使用者及び特定の原因で直接に通信装置を観察することができない使用者に触覚によって信号を識別させる。
【0004】
しかし、従来の通信装置は、ただ振動方式で着信を知らせるだけで、信号を編集するか送信する時に依然として従来の文字入力方式を採用しなければならない。だから、前記通信装置は、まだ振動構造を十分に利用して通信操作を簡易化しなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、前記課題を解決し、振動を採用して信号を発信することができる無線通信装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため、本発明に係る無線通信装置は、文字情報を受信してから発信する通信モジュールと、特定の振動を感知し、且つ前記振動を振動入力信号に転換する感応モジュールと、前記通信モジュール及び前記感応モジュールに接続し、前記振動入力信号を文字情報に転換し、且つ前記文字情報を前記通信モジュールに伝送して発信するデコーディングモジュールと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の無線通信装置は、振動で受信した文字情報を表現することができるばかりでなく、使用者が前記無線通信装置を敲いたり押したりして振動を形成する方式で情報を発信することができる。前記無線通信装置は、視覚又は聴覚に障害がある使用者に適用し、携帯電話を直接に観察することは不便であるか又は呼出し音が騒音となるような場所にいる一般的な使用者にも適用する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図1〜図3を参照すると、本発明の無線通信装置は携帯電話100である。前記携帯電話100は、制御モジュール12と、入力モジュール14と、通信モジュール16と、コーディングモジュール22と、振動モジュール24と、感応モジュール26と、デコーディングモジュール28及び貯蓄モジュール32を備える。
【0009】
前記制御モジュール12は、マイクロ・プロセッサであって、前記携帯電話100の各部分の作動を協調制御する。前記制御モジュール12は、前記携帯電話100に現存する電気回路に整合することができる。前記入力モジュール14、前記通信モジュール16及び前記貯蓄モジュール32は、皆前記制御モジュール12に電気接続され、前記制御モジュール12によって作動を協調する。
【0010】
前記入力モジュール14は、複数のキーパッド(図示せず)及び少なくとも一つの感応領域142を備える。前記キーパッドは、従来の方式でダイヤル・アップするか、情報を発信するなどの操作を行うことに用いられ、前記携帯電話100に現存するキーパッドに整合することができる。前記感応領域142は、前記携帯電話100の表面に設置され且つ前記感応モジュール26に電気接続し、前記感応領域142を叩くか押すことにより生成する圧力と振動は、前記感応モジュール26に感知される。なお、前記感応領域142自身をり大きいキーパッドに設置することができる。
【0011】
前記通信モジュール16は、前記コーディングモジュール22及び前記デコーディングモジュール28に電気接続し、前記通信モジュール16の中にアンテナ16a、無線周波数(radio frequency,RF)回路16b、ベース周波数(base frequency,BF)回路16cを設置する。前記ベース周波数回路16cは、音声、文字又は振動を転換して生成した低周波電気信号を処理してから前記無線周波数回路16bに伝送し、前記無線周波数回路16bは、これを高周波電気信号に転換し、最終に前記アンテナ16aから無線通信ネットワークに前記信号を発送する。対応的に、前記アンテナ16aは、前記無線通信ネットワークからの音声又は文字信号を受信することができ、前記信号を前記無線周波数回路16bに伝送して低周波電気信号に復調し、続いて前記ベース周波数回路16cから前記信号をハードウエアに表現することができる特殊な電気信号に転換する。前記アンテナ16a、前記無線周波数回路16b及び前記ベース周波数回路16cは、皆前記携帯電話100に現存するアンテナ及び回路に整合することができる。
【0012】
前記コーディングモジュール22は、前記振動モジュール24に電気接続して、前記携帯電話100が使う普通の文字情報を振動出力信号で表示するコーダに転換し、且つ前記コーダを前記振動モジュール24に伝送する。具体的なコーディング方法は、モース・コード(Morse Code)のような方式を採用し、文字情報を二種の基本キャラクタからなるコードに転換してから、二種の振動出力信号から前記コードの二種の基本キャラクタを表示し、即ち二種の振動方式から各種の通常のキャラクタを表示することができる。例えば、モース・コードの英文字母Aは、一つのキャラクタDit(短音)と一つのキャラクタDah(長音)が組み合わせてなる。英文字母Dは、三つのキャラクタDah、Dit、Ditを順次に配列してからなる。英文字母Zは、四つのキャラクタDah、Dah、Dit、Ditを順次に配列してからなる。類似に、他の字母、漢字、デジタル及び文章記号は、皆若干のキャラクタDit、Dahからなる。キャラクタDitとキャラクタDahを区分するために、前記コーディングモジュール22は、継続時間が短い振動出力信号でキャラクタDitを表示し、継続時間が長い振動出力信号でキャラクタDahを表示する。以上の二種の振動出力信号は、周波数又は振幅などのパラメーターで区分してもよく、使用者に対して異なる触覚感銘を齎すことができるさえすればいい。
【0013】
同じな文字を出力して、例えば、一つの英文字母又は一つの漢字を出力する時、前記文字に属する隣り合うキャラクタの出力時間間隔は、上限を設置され、ただ隣り合う二つのキャラクタの間の出力時間間隔が前記上限より小さい時、前記二つのキャラクタを同じな文字の組成部分だと見なす。異なる文字を出力する時、隣り合うが異なる文字に属する二つのキャラクタの出力時間間隔は、下限を設置され、ただ隣り合う二つのキャラクタの間の出力時間間隔が前記下限より大きい時、前記二つのキャラクタを異なる文字の組成部分だと見なす。異なる文字のキャラクタが互いに混雑することを免れるために、前記上限は、前記下限より小さなければならない。前記コーディングモジュール22は、先ず多種の文字情報を上述の二種のキャラクタが表示するコードに転換し、続いて長い振動出力信号及び短い振動出力信号で別々に二種のキャラクタを表示し、即ち振動出力信号で大部分の文字情報を表示することができる。
【0014】
図4を参照すると、例えば、情報“Yes”を表現する時、0.5秒続く振動出力信号でキャラクタDitを表示し、2秒続く振動出力信号でキャラクタDahを表示し、同じ文字に属するあらゆるキャラクタの間の出力時間間隔の上限を0.5秒だと設置し、異なる文字に属するあらゆるキャラクタの間の出力時間間隔の下限を1秒だと設置すると、前記コーディングモジュール22が情報“Yes”をコーディングする時、モース・コードの中の英文字母Yは、四つのキャラクタDah、Dit、Dah、Dahを順次に配列してなり、英文字母Eは、一つのキャラクタDitで表示し、英文字母Sは、三つのキャラクタDit、Dit、Ditを順次に配列してなるため、情報“Yes”に対応する振動出力信号は、振動2秒、静止0.5秒、振動0.5秒、静止0.5秒、振動2秒、静止0.5秒、振動2秒、静止1秒、振動0.5秒、静止1秒、振動0.5秒、静止0.5秒、振動0.5秒、静止0.5秒、振動0.5秒の方式で表示する。又、使用者が振動出力信号の意味を速く理解するように、振動で連続して二つの単語を表現する時、別々に二つの単語に属する隣り合うキャラクタの間に、同じな単語の二つの異なる文字に属する隣り合うキャラクタの間の出力時間間隔より更に長い出力時間間隔を設置することができる。例えば、上述の出力方法において、別々に二つの単語に属する隣り合うキャラクタの間の出力時間間隔を2秒又は3秒に設置することができる。
【0015】
前記振動モジュール24は、携帯電話に現存する振動装置に用いられる。前記コーディングモジュール22が伝送する振動出力信号に対応する振動を生成し、従って使用者が振動出力信号を感知するようにして、振動出力信号からキャラクタの配列を知り、更に前記振動出力信号に対応する文字情報を知る。
【0016】
上述の振動出力方法は、ただモース・コード規則に基づいて論述した基本作動原理である。実際では操作を簡易化するために、予め前記コーディングモジュール22に常用する情報の特殊表現方式を設置し、簡単な振動出力方式及びその組合で常用する情報を表現し、例えば、“はい”、“賛成”、“いい”、“正しい”などの肯定を表示する情報は、皆0.5秒続く一度の振動で表示する。常用する情報の表現方式は、貯蓄モジュール32の中に貯蓄することができる。
【0017】
前記感応モジュール26は、現存する振動感知器であって、例えば、圧電インダクタなどであって、前記デコーディングモジュール28に電気接続する。前記感応モジュール26は、前記感応領域142の振動を振動入力信号に転換することに用いられ、且つ前記振動入力信号を前記デコーディングモジュール28に伝送する。前記感応領域142が振動を感知する時にもモース・コードのような方式を採用し、前記感応領域142の上の二つの異なる叩き方式で別々にキャラクタDitとキャラクタDahを入力する。例えば、前記感応領域142を一度叩く方式をキャラクタDitの入力方法として、前記感応領域142を一定の時間ほど続いて押す方式をキャラクタDahの入力方法とする。
【0018】
同じな文字を入力する時、前記文字に属する隣り合うキャラクタの入力時間間隔に上限を設置し、隣り合う二つのキャラクタの間の入力時間間隔が前記上限より小さい時、前記二つのキャラクタを同じなの文字の組成部分だと見なす。異なる文字を入力する時、隣り合うが異なる文字に属する二つのキャラクタの入力時間間隔に下限を設置し、隣り合う二つのキャラクタの間の入力時間間隔が前記下限より大きい時、前記二つのキャラクタを異なる文字の組成部分だと見なす。異なる文字を組成するキャラクタが混雑されることを免れるために、前記上限は、きっと前記下限より小さい。
【0019】
図5を参照すると、情報“Yes”を入力することを例にすると、一度叩く方式をキャラクタDitの入力方式として、前記感応領域142を0.5秒押す方式をキャラクタDahの入力方式として、且つ同じな文字に属する隣り合うキャラクタの間の入力時間間隔の上限を1秒だと設置し、異なる文字に属する隣り合うキャラクタの間の入力時間間隔の下限を2秒だと設置する。情報“Yes”を入力する時、前記感応領域142を少なくとも0.5秒押す、手を放した1秒内に前記感応領域142を一度叩く、叩いた1秒内に前記感応領域142を少なくとも0.5秒押す、手を放した1秒内に前記感応領域142を少なくとも0.5秒押す、手を放して2秒後に前記感応領域142を一度叩く、叩いてから2秒後に前記感応領域142を一度叩く、叩いた1秒内に前記感応領域142を一度叩く、叩いた1秒内に前記感応領域142を一度叩く方式で入力することができる。
【0020】
前記デコーディングモジュール28は、前記感応モジュール26からの振動入力信号をキャラクタDit(短い圧電信号に対応する)とキャラクタDah(長い圧電信号に対応する)からなるコードに転換してから、予め設置したデコーディング方法によって前記コードを対応する文字情報に転換する。前記デコーディング方法は、前記コーディングモジュール22が使うコーディング方法の逆操作であることができ、使用者が記憶し易い他の方法でもよい。前記デコーディングモジュール28の処理速度を高めるために、振動方式で連続して二つの単語を入力する時、別々に二つの単語に属する隣り合うキャラクタの間に、同じな単語の二つの異なる文字に属する隣り合うキャラクタの間の入力時間間隔より更に長い入力時間間隔を設置することができる。例えば、上述の方法において、別々に二つの単語に属する隣り合うキャラクタの間の入力時間間隔を3秒に設置することができる。
【0021】
図3を参照すると、前記感応領域142を第一入力領域142a及び第二入力領域142bに区分することができ、前記第一入力領域142aを叩くと、キャラクタDitを入力することができ、前記第二入力領域142bを叩くと、キャラクタDahを入力することができる。前記コーディングモジュール22のように、実際の使用において、操作を簡易化するために、予め前記デコーディングモジュール28に常用する情報の特殊表現方式を設置し、簡単な振動方式及びその組合で常用する情報を表現し、例えば、“はい”、“賛成”、“いい”、“正しい”などの肯定を表示する情報は、皆一度叩く方式で入力する。常用する情報の特殊表現方式は、貯蓄モジュール32の中に貯蓄することができる。
【0022】
前記貯蓄モジュール32は、一種のメモリーであって、例えば、フラッシュ・メモリーなどである。前記貯蓄モジュール32は、前記携帯電話100が運行する時に需要する資料を貯蓄することに用いられ、例えば、前記コーディングモジュール22と前記デコーディングモジュール28に設置された常用する情報の特殊表現方式であって、又は他のコーディング方法などである。前記貯蓄モジュール32は、独立に設置することができ、前記携帯電話100の中に現存するメモリーに整合してもよい。
【0023】
前記携帯電話100を使う時、通常出力/入力モードに属する現存する言語及び文字通信方式を使うことができ、振動出力/入力方式で情報を表現したり発信したりすることができる。使用者は、予め入力モジュール14によって制御モジュール12を操作し、更に前記携帯電話100を振動出力モード又は振動入力モードに設置することができる。前記二種のモードは、同時に又は別々に単独に執行することができる。
【0024】
振動出力モードにおいて、前記コーディングモジュール22と前記振動モジュール24が作動し、前記携帯電話100は、振動方式で情報を表現することができる。この時、通信モジュール16が文字情報を受信すると、前記文字情報を無線周波数回路16b及びベース周波数回路16cによって必要とする処理を行ってから前記コーディングモジュール22に伝送する。前記コーディングモジュール22は、上述の方法によって、前記文字情報を異なる時間の振動及び静止間隔からなる振動出力信号に転換し、且つ前記振動モジュール24に伝送して執行する。使用者は、前記振動モジュール24が振動出力信号に基づいて生成した振動を感知し、前記振動によってキャラクタの配列を知り、更に前記振動出力信号に対応する文字情報を知る。
【0025】
振動入力モードにおいて、前記感応モジュール26及び前記デコーディングモジュール28が作動し、使用者は、規律的に前記携帯電話100の上のある特定領域(例えば、感応領域142)を叩くことにより、情報を入力する。前記感応モジュール26は、叩く動作及び押す動作を受信してから、これを二種の圧電信号からなる振動入力信号に転換し、前記デコーディングモジュール28は、前記振動入力信号をコーダに転換してから更に現存する文字情報に転換し、前記文字情報を通信モジュール16に伝送して従来の方式で発送する。
【0026】
本実施形態において、モース・コードを例として本発明の実施形態を説明したが、本発明は、他のコーディング方法を採用して、異なる振動出力/入力方式で文字情報を表現することができる。なお、本発明は、携帯電話100の貯蓄モジュール32に若干の異なるコーディング方法を貯蓄して、使用者が選択するようにする。振動出力信号の続く時間、キャラクタDahを入力する時に押す時間、異なるキャラクタ及び文字を出力/入力する間隔時間などのような振動出力/入力に関するパラメーターは、皆使用者が自行に設定することができ、且つ前記貯蓄モジュール32に貯蓄する。なお、本発明の無線通信装置の実施形態として、ノートパソコン、トランシーバー、PDAなどであることができる。
【0027】
以上本発明を実施例に基づいて具体的に説明したが、本発明は、上述の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種種変更可能であることは勿論であって、本発明の保護範囲は、以下の特許請求の範囲から決まる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の実施形態に係る無線通信装置の機能を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る無線通信装置の外観を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る無線通信装置の他の方向の外観を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係る無線通信装置において、文字情報に対してコーディングしてから振動方式で現れる図である。
【図5】本発明の実施形態に係る無線通信装置において、振動方式で文字情報を入力することを示す図である。
【符号の説明】
【0029】
12 制御モジュール
14 入力モジュール
16 通信モジュール
16a アンテナ
16b 無線周波数回路
16c ベース周波数回路
22 コーディングモジュール
24 振動モジュール
26 感応モジュール
28 デコーディングモジュール
32 貯蓄モジュール
100 携帯電話
142 感応領域
142a 第一入力領域
142b 第二入力領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
文字情報を受信してから発信する通信モジュールと、
特定の振動を感知し、且つ前記振動を振動入力信号に転換する感応モジュールと、
前記通信モジュール及び前記感応モジュールに接続し、前記振動入力信号を文字情報に転換し、且つ前記文字情報を前記通信モジュールに伝送して発信するデコーディングモジュールと、
を備えることを特徴とする無線通信装置。
【請求項2】
複数のキーパッド及び少なくとも一つの感応領域を備える入力モジュールを更に備え、前記感応領域は、前記無線通信装置の表面に設置されて且つ前記感応モジュールに接続し、前記感応領域の振動は、前記感応モジュールに感知されることができることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項3】
前記無線通信装置が運行する時に需要する資料を貯蓄する貯蓄モジュールを更に備えることを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
【請求項4】
前記通信モジュール、前記入力モジュール及び前記貯蓄モジュールに電気接続する制御モジュールを更に備えることを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
【請求項5】
前記通信モジュールに接続し、前記通信モジュールが受信した文字情報を振動出力信号に転換するコーディングモジュールと、前記コーディングモジュールに接続し、前記振動出力信号に基づいて振動を生成して前記通信モジュールが受信してから発信する文字情報を表現する振動モジュールを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
【請求項6】
振動出力モードと振動入力モードを有し、この二種のモードは、別々に又は共同に執行することができることを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
【請求項7】
前記コーディングモジュール及び前記振動モジュールは、前記振動出力モードで作動することを特徴とする請求項6に記載の無線通信装置。
【請求項8】
前記感応モジュール及び前記デコーディングモジュールは、前記振動入力モードで作動することを特徴とする請求項6に記載の無線通信装置。
【請求項9】
前記コーディングモジュールは、文字情報を多種の振動出力信号の組合に転換することを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
【請求項10】
前記二種の振動出力信号は、別々に続き時間が長い振動出力信号と続き時間が短い振動出力信号であることを特徴とする請求項9に記載の無線通信装置。
【請求項11】
同じな文字を組成することに用いられる二つの振動出力信号の間の出力時間間隔に上限を有し、異なる文字を組成することに用いられる二つの振動出力信号の間の出力時間間隔に下限を有し、且つ前記上限は、前記下限より小さいことを特徴とする請求項9に記載の無線通信装置。
【請求項12】
前記デコーディングモジュールは、多種の振動入力信号の組み合わせを文字情報に転換することを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
【請求項13】
前記二種の振動入力信号は、別々に続き時間が長い振動入力信号と続き時間が短い振動入力信号であることを特徴とする請求項12に記載の無線通信装置。
【請求項14】
同じな文字を組成することに用いられる二つの振動入力信号の間の入力時間間隔に上限を有し、異なる文字を組成することに用いられる二つの振動入力信号の間の入力時間間隔に下限を有し、且つ前記上限は、前記下限より小さいことを特徴とする請求項12に記載の無線通信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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