説明

無線LANアクセスのローカル制御を管理する方法及び装置

コンピュータネットワーク(16)への無線LANアクセスのローカル制御を管理するシステムを提供する。このシステムは、アクセス制御ソフトウェア(14)を有するアクセスポイント(12)を含む。アクセスポイント(12)が通信セッションまたは接続を測定及び/または評価できるようにアクセス制御ソフトウェア(14)が構成されている。通信セッションまたは接続の測定及び/または評価は、特定の指定されたビジネスルール及び/または使用パラメータに基づいて決定される。指定されたビジネスルール及び/または使用パラメータはシステムの操作者により生成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、「無線LANアクセスのローカル制御を管理する方法及び装置(METHOD AND SYSTEM FOR MANAGING LOCAL CONTROL OF WLAN ACCESS)」と題し、2002年9月25日に提出した米国仮出願第60/413,509号から35U.S.C.§119の下、優先権の利益を主張するものであり、この出願の開示は、全体として参考のために導入したものである。
【背景技術】
【0002】
発明の背景
本発明は、概してネットワークアクセスに関し、特に、アクセスポイント及び(ルータのような)通信機器を用いる無線LANアクセスの管理に関する。
【0003】
従来の実施下では、無線LAN接続によるネットワークへのアクセスを制御する方法は、サービスプロバイダー(例えば、ボインゴ、ジョルテージ)の集中課金機能に頼っている。このようなプロバイダーの顧客は典型的に、ネットワークへのアクセスの代金を月ごとであろうと1日ごとであろうと、使用限度の有無にかかわらず定期的に支払う。顧客の口座はサービスプロバイダーの集中データベースに維持される。認証チャレンジに応答するネットワークのこの部分(例えば、ラディウスサーバー)は、前払いのためであろうと、ある期間内で滞納した支払いのためであろうとサービスプロバイダーの支払い要件を満たす口座を持つ顧客の識別情報と一緒に維持される。空港からのたった1日のアクセスのようなアドホックなアクセスを提供するサービスプロバイダーでさえ、集中課金及び決済システムとそれらの認証データベースのバッチ更新とに頼る。
【0004】
現時点では、顧客を引き付けるためにネットワークへの無線LANアクセスを提供したいと思うロケーションオーナー(例えば、カフェ)は、アクセスポイント及び(ルータのような)通信機器への投資に対する利益を得る手段を制限している。例えば、無料アクセスが商売の別の領域で改善をもたらし、投資に対する利益を生じることを期待して彼らは無料でアクセスを提供することがある。あるいはまた、彼らは、既存の(複数の)サービスプロバイダー(例えば、ジョルテージ)に対する場所の提供者となる可能性がある。この場合、彼らの顧客にとっての利益は、(複数の)サービスプロバイダーと受信契約する意思がある顧客に限定され、投資に対する利益は、受信契約の収益を共有するサービスプロバイダーのプログラムに限定される。
【0005】
アクセスポイント及び通信機器への投資に対する利益を得る機能においてロケーションオーナーの妨げになる一要因は、このような機器に対するアクセスに選択制御を行うという機能の欠如である。更に、ロケーションオーナーまたは操作者が、ロケーションオーナーにより決定されたビジネスモデルに基づいてアクセスの選択制御を実行できるようにする機能もこのような機器には一般的に欠けている。
【0006】
従って、アクセスポイント及び通信機器でアクセスの選択制御を行うことができる方法及びシステムであって、このような機器が、ロケーションオーナーにより決定されたビジネスモデルに従ってこのような選択制御を行うことができるようにする方法及びシステムを提供するのが望ましい。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0007】
発明の要旨
本発明の例示的な一実施形態によれば、(結合されたアクセスポイント及びルータのような)ローカル無線LANアクセスポイントは、1つ以上の通信セッションの実時間測定及び/または評価に基づいてネットワークへのアクセスのローカル制御を行うのに用いられる。使用が適用可能な使用限度を超えたということを通信セッションの実時間測定及び/または評価が示すと、アクセスポイントは、無線LAN接続を断つことによりユーザー通信セッションのネットワークへのアクセスを終了させる機能を有する。
【0008】
例示的な一実施形態によれば、アクセス制御ソフトウェアは、ネットワークへのアクセスのローカル制御を容易にするために用いられる。アクセス制御ソフトウェアはアクセスポイント内に存在し、アクセスポイントオペレーティングシステムのようなアクセスポイントのその他のソフトウェアと一緒に動作する。アクセスポイントのロケーションオーナーまたは操作者が、アクセス制御ソフトウェアを起動することを選択するまでアクセス制御ソフトウェアは休止状態にある。
【0009】
例示的な一実施形態では、アクセス制御ソフトウェアは、ネットワークへのアクセスのローカル制御を容易にする様々な機能を行う。アクセス制御ソフトウェアはアクセスポイントオペレーティングシステムと相互作用して、彼/彼女の無線装置にアクセスコードを入力するためのアクセスを獲得してみるようにユーザーに(例えば、HTMLまたはテルネットプロンプトにより)促す。ユーザーは、例えばロケーションオーナーの職員を含む多くの異なるソースから、あるいは、アクセスポイントを含むことができる場所の機器からの印刷物または表示装置、もしくは、この場所の販売時点情報管理(POS)装置または銀行取引装置からアクセスコードを得ることができる。
【0010】
アクセスコードは様々な情報を含み、これら情報は、アクセスポイントにより用いられてユーザーによるアクセスを制御でき、使用許可パラメータ及び/または、使用を許可あるいは限定するその他のパラメータの量に関する情報を含む。アクセスポイント内のアクセス制御ソフトウェアによりアクセスコードを発生でき、あるいは、遠隔の制御サーバーにより発生でき、ロケーションオーナーまたはこの場所の機器へ伝達できる。あるいはまた、自動販売機のように現金を引き受けるように、もしくは、デビットカードまたはクレジットカード情報を引き受けるようにアクセスポイントを設計できる。
【0011】
アクセス制御ソフトウェアは、1つ以上の接続の実時間測定を得るためにも(または、外部のアクセス制御ソフトウェアによるこのような測定を容易にするために)アクセスポイントオペレーティングシステムと相互作用する。測定は多くの基準の1つ以上に基づくことができ、これら基準は、例えば、1回の接続当たり、接続の期間、あるいは、接続を用いるアップロードまたはダウンロードされるデータの容量を含む。
【0012】
アクセス制御ソフトウェアは、1つ以上の基準に基づいて使用の実時間評価を行うこともできる。例えば、評価は、使用される金額に関して通信セッションを監視でき、この場合、使用限度は金額として表される。別の種類の基準を用いて使用限度を測定できる。
【0013】
アクセス制御ソフトウェアは更に、実時間測定及び/または評価に基づいて、ある使用限度を超えた通信セッションまたは接続を断つためにアクセスポイントオペレーティングシステムと相互作用する。
【0014】
アクセス制御ソフトウェアは、ロケーションオーナーまたは操作者が、彼/彼女の指定した使用パラメータ及び/またはビジネスルールに基づいてアクセスポイントの使用を指定及び順応できるようにする。ロケーションオーナーが指定できる使用パラメータ及び/またはビジネスルールの実例は、(a)(例えば、時間または金額単位の)最大セッション時間、(b)(例えば、バイトまたは金額単位の)(上方へ、かつ/または下方への)最大データ、(c)ポップアップ、警告及び猶予期間、(d)無料券(例えば、購入と同時のアクセスの無料)、(e)時間帯や曜日による料金の変更(例えば、混雑時間中により多くを請求する)、(f)特定時刻、曜日または複数の時間枠でのアクセス制限、(g)ある無料サイトの指定(すなわち、これらサイトへ接続された使用が使用限度に考慮されない)、またはその代わりに、訪れているウェブサイトに基づく通信セッションの測定及び評価、(h)ネットワーク上に同時に存在するユーザーの数の制限、(i)許可されたユーザーのマシン識別番号の生成を含む。
【0015】
例示的な一実施形態では、使用パラメータ及び/またはビジネスルールをアクセスポイントに入力する方法は、アクセスポイントの一部であるか、またはアクセスポイントに接続されたキーパッドにパラメータを入力することを含む。別の方法では、アクセスポイントと安全に通信する無線装置の一部であるか、または無線装置に接続されたキーパッドを用いてパラメータを入力できる。インターネットを介してサーバーに接続された装置を用いてもパラメータを入力でき、その後、このサーバーは、インターネットを介してパラメータをアクセスポイントにダウンロードする。パラメータを入力するアプリケーションソフトウェアはデータ入力へロケーションオーナーを進め、これによりロケーションオーナーが所望の使用パラメータ及び/またはビジネスルールを指定できるようにする。
【0016】
例示的な一実施形態では、ロケーションオーナーに対してアクセスコードを発生させる方法は、制御サーバーが、インターネットまたはコンピュータネットワークを介してアクセスポイントと通信できることを含む。アクセスコードの発生を、ロケーションオーナーによる月額の支払い、例えば、保守及び免許料の組み合わせについて条件付けることができる。この場合、制御サーバーは、支払いの不足に対してアクセスポイント内のアクセス制御ソフトウェアを無力化できる。アクセスコードの発生は、アクセスコードが発生されるロケーションオーナーの指定されたビジネスルール及び/または使用パラメータに基づくことができる。使用のために許可され、評価される使用上のパラメータ、及び/または、使用を許可または限定するその他のパラメータに関する情報をアクセスコード内に埋め込むことができる。
【0017】
アクセスコードをロケーションオーナーに伝達する方法は、アクセスコードを制御サーバーから安全なインターネット接続を介してアクセスポイントへ、または、銀行ネットワークのような安全なネットワークを用いる場所のPOS端末へダウンロードすることを含む。
【0018】
制御サーバーは使用データを収集し、このデータをロケーションオーナーに報告することもできる。
【0019】
別の例示的な一実施形態では、アクセスポイントまたは関連の装置は、現金を、あるいは、デビットカードまたはクレジットカード情報のような他の形態の支払いを引き受けるように構成されている。この場合、アクセスポイントは、行われた支払いと関連する使用量を許可する。
【0020】
その他の別の例示的な実施形態では、ロケーションオーナーは、アクセスポイントを介して接続を試みている装置から、アクセスコードよりはむしろ装置IDを読み取り、ロケーションオーナーは次に、購入された使用量に対する製品コードと一緒に装置IDをアクセスポイントへ入力できる。
【0021】
更に、利用可能なサービスプロバイダーに対する受信契約者とすることができるユーザーを認証し、ユーザーのために便宜を図るため、ネットワーク上に存在するサーバーに注意を向けるようにアクセスポイントを設定できる。認証チャレンジがサーバーで失敗すると、アクセス制御ソフトウェアは、ロケーションオーナーからアクセスを獲得するための選択肢に関し、アクセスポイントで認証するためのアクセスコードを入力するように促すメッセージをユーザーへ送信できる。ユーザーがロケーションオーナーからアクセスを獲得した後、彼女/彼は、アクセスポイントで認証チャレンジのために入力するアクセスコードを有するか、または別の方法で、アクセスポイントにより許可されたアクセスを有する。
【0022】
本発明は、多くの利益及び/または利点を具える。例えば、本発明の利益は、アクセスポイントを介して顧客に提供するネットワークアクセスを行い、その値を付け、かつその支払いを得るために本発明が最大限の融通性をロケーションオーナーに与えるということである。ロケーションオーナーは、ネットワークへのアクセスを許可するのに用いられるビジネスルール及び/または使用パラメータを制御し、実時間で使用を測定及び/または評価し、適切な場合、使用上、ある限度(例えば、前払い額、信用貸付限度、時間制限、データ制限)を超えたユーザーを分離する。ロケーションオーナーは(複数の)特定のサービスプロバイダーの単なる受信契約者でなく、ネットワークへのアクセスを顧客に提供し、その料金を請求できる。顧客の意図する使用に関連しない受信契約料を支払わなければならないというよりはむしろ、ユーザーは、彼女/彼が意図する使用の支払いをすることができる。
【0023】
図面及び請求項を含む明細書の残りの部分を参照すれば、本発明のその他の特徴及び利点に気付くであろう。本発明の様々な実施形態の構造及び動作と、本発明の更なる特徴及び利点とを添付図面に関連して以下に詳細に説明する。図中、同一の参照符号は、同一の要素を、または機能的に類似する要素を示す。
【0024】
発明の詳細な説明
1つ以上の例示的な実施形態の本発明をこれから説明する。図1は、本発明の例示的な一実施形態を示す簡略化したブロック図である。図1を参照する。この例示的な実施形態は、アクセスポイント12を有するシステム10を含み、アクセスポイント12には、アクセス制御ソフトウェアまたはロジック14が存在する。1つの例示的な実施では、アクセスポイント12は無線LAN(無線ローカルエリアネットワーク)アクセスポイントルータであり、アクセス制御ソフトウェア14は、無線LAN標準に基づいて開発された802.1x拡張認証プロトコル(EAP)アプリケーションである。その他の例示的な実施は、ブルートゥース(登録商標)または他の短距離無線通信プロトコルを含む。ここで与えられた開示及び教示に基づいて当業者は、本発明を実施するのに用いることができるその他の通信プロトコルを認識するであろう。アクセス制御ソフトウェア14は、起動の時、以下に更に説明するように、例えば、内蔵された認証、許可及び課金(AAA)サーバーとしてアクセスポイント12を作用させるための多くの機能を行う。
【0025】
図1に示す例示的な実施形態では、アクセス制御ソフトウェア14は多くの機能を行う。例えば、アクセス制御ソフトウェア14を、システム初期化の間(または、その後になって)、アクセスポイント12のロケーションオーナー(「操作者」)により起動できる。起動されなければ、アクセス制御ソフトウェア14は完全に機能されないままである。
【0026】
起動の時、アクセス制御ソフトウェア14は、コンピュータネットワーク16へのアクセスを確立するアクセスポイント12への交信を試みている各無線クライアントまたは装置18からアクセスコード(または、その他の支払い情報)を受信する。アクセスコードが有効でなければ、アクセス制御ソフトウェア14は無線クライアント18を認証せず、これにより無線クライアント18がアクセスポイント12を介してアクセスを確立しないようにする。
【0027】
有効なアクセスの試みに続いて、コンピュータネットワークとの通信セッションを確立可能にする前にアクセス制御ソフトウェア14は法律条項ウィンドウを表示し、肯定応答を求めることができる。
【0028】
アクセス制御ソフトウェア14は(a)アクセスコードを妥当性について試験し、(b)操作者のビジネスルールに基づいて行われるべきサービスの計量可能な量にアクセスコードを解釈できる。
【0029】
有効なアクセスコードを与えた各クライアント18に対して、アクセス制御ソフトウェア14は一時的な個人口座を確立する。各口座は、アクセスコードに基づく特定の許可使用量を含む。
【0030】
アクセスポイントオペレーティングシステムソフトウェアのようなその他のソフトウェアまたはアプリケーションと共にアクセスポイント12上で動作するアクセス制御ソフトウェア14は、異なる一時的な個人口座に対応する様々な通信セッションを同時に監視できる。クライアント18が、アクセスポイント12を介して確立された接続を用いて通信セッションに携わりながら、アクセス制御ソフトウェア14は、彼/彼女の一時的な口座で許可された残りの使用を連続的に実時間で監視する。
【0031】
操作者規定のパラメータ(すなわち、ロケーションオーナーのビジネスルール)に基づいて、使用が許容可能な使用限度またはしきい値に到達するとアクセス制御ソフトウェア14はクライアント18へ警告(例えば、クライアントの無線装置上へのポップアップウィンドウ)を指示できる。同様に、この機能を、例えば5分ごとに現れるインターネットポップアップウィンドウに類似する広告媒体としても用いることができる。
【0032】
使用が許容可能な使用限度を超えると、アクセス制御ソフトウェア14は、クライアント18との通信セッションを直ちに終了(または分離)するようにアクセスポイント12に指示できる。
【0033】
更に、アクセス制御ソフトウェア14は以下の機能も行うことができる。例えば、アクセス制御ソフトウェア14は、使用及びアクセス条件を規定する使用パラメータ及び/またはビジネスルールを操作者が規定できるようにする。この機能はユーザーに優しく、広範囲に及びきちんと組織化されたヘルプ機能と関連付けられている。使用パラメータ及び/またはビジネスルールはアクセスポイント12内に記憶され、アクセスポイント12を介して確立された通信セッションまたは接続をいかにして測定及び/または評価すべきか、そして、いかにしてアクセスコードを解釈すべきかについてアクセス制御ソフトウェア14に指示するのに用いられる。1つ以上の方法は、通信セッションを測定及び/または評価するのに利用できる。場合によっては、ある方法を通信セッションの測定及び評価の双方に用いることができ、別の場合では、最初の方法を測定に用いて、次の方法を通信セッションの評価に用いることができるものと理解すべきである。アクセスコードと関連する情報を用いて、アクセス制御ソフトウェア14は、対応の通信セッションを測定及び評価するのに(複数の)適切な方法を選択できる。例えば、(a)(例えば、時間または金額単位の)最大セッション時間、(b)(例えば、バイトまたは金額単位の)(上方へ、かつ/または下方への)最大データ、(c)ポップアップ、警告及び猶予期間、(d)無料券(例えば、購入と同時のアクセスの無料)、(e)時間帯や曜日による料金の変更(例えば、混雑時間中により多くを請求する)、(f)特定時刻、曜日または複数の時間枠でのアクセス制限、(g)ある無料サイトの指定(すなわち、これらサイトへ接続された使用が使用限度に考慮されない)、(h)ネットワーク上に同時に存在するユーザーまたはクライアントの数の制限、(i)許可されたユーザーのマシン識別番号の生成を含む多くの基準に基づいて使用パラメータ及び/またはビジネスルールを規定するのに操作者が融通性を与えられる。アクセス制御ソフトウェア14は、指定された使用パラメータ及び/またはビジネスルールに基づいてアクセスコードを生成できる。
【0034】
図2は、本発明の例示的な他の実施形態を示す簡略化したブロック図である。この例示的な実施形態では、アクセス制御ソフトウェア14は制御サーバー20と連携して動作し、制御サーバー20には制御サーバーソフトウェア22が存在する。制御サーバーソフトウェア20は、例えば、エンドユーザーに対する支払い、並びに、操作者に対する課金、報告、ローミング及び安全確保のような多くの任意の機能を有効にする。
【0035】
図2に示す例示的な実施形態では、アクセス制御ソフトウェア14は以下の追加の機能を行うことができる。例えば、初めに起動されると、アクセス制御ソフトウェア14は、制御サーバーソフトウェア22により与えられた口座初期化機能にインターネットを介して操作者を導く。口座初期化機能は、制御サーバー20で口座を確立する処理を操作者に促す。アクセス制御ソフトウェア14は、制御サーバーソフトウェア22から使用パラメータ及び/またはビジネスルールと同様にアクセスコードを受信できる。
【0036】
図2に示す例示的な実施形態では、制御サーバーソフトウェア22は以下の機能を実行できる。例えば、制御サーバーソフトウェア22は多くのアクセスポイント12との通信を処理できる。制御サーバーソフトウェア22は、新たな口座を確立する処理へ新たな操作者を導くことができる。この処理は、ヘルプ機能を用いることもできるが完全に自動化することができる。制御サーバー20が、対応のアクセスポイント12に関連する行動を監視し、追跡し続けることができるように口座が設定される。
【0037】
新たな口座処理は、例えば、(a)電子メールの妥当性の確認を含む識別及びアドレス情報の収集、(b)所望に応じた信用検査の実行(あるいはまた、この機能を当事者の装置に移動できる)、(c)課金方法の選択(実例は、ペイパルのような前払い口座または、クレジットカードを含むことができ、紙の請求書に対して追加の費用の選択肢を持つ)、(d)支払い条件の開示及び法的取り決めを表示すること、(e)使用パラメータ及び/またはビジネスルールの設定へ操作者を進めることを含むことができる。
【0038】
口座がアクセスポイント12のために設定された後、アクセスポイント12は、制御サーバー20にアクセスコードの要求を出すことができる。制御サーバーソフトウェア22は、アクセスポイント12の操作者により与えられた指定された使用パラメータ及び/またはビジネスルールに基づいてアクセスコードを発生できる。アクセスコードは、アクセス制御ソフトウェア14と制御サーバーソフトウェア22との間で共有される独自のアルゴリズムに基づいてアクセス制御ソフトウェア14がクライアント18を認証できるようにする。
【0039】
制御サーバーソフトウェア22は、使用パラメータ及び/またはビジネスルールと同様にアクセスコードをアクセス制御ソフトウェア14へ伝達できる。制御サーバー20は「製品」情報を操作者から受信し、実時間のウェブベース取引に対する1回限りの使用アクセスコードを戻すことができる。同様に、制御サーバー20は、制限された有効期間またはその他の制約を持つアクセスコードを戻すことができる。
【0040】
制御サーバーソフトウェア22は、(実例は、ペイパル、デビットカードまたはクレジットカードを含む)支払い取引に対するエンドユーザー支払い情報をアクセス制御ソフトウェア14から受信でき、この支払い取引を当事者の装置により処理し、アクセスコードまたは、アクセスを承認する命令のどちらかをアクセス制御ソフトウェア14へ送り返す。
【0041】
制御サーバーソフトウェア22は更に、各操作者のアクセスコード要求を追跡できる。制御サーバー20は、アクセスコード要求のような操作データ、期待される操作者の収益、並びに、日々の累積の課金料金を示す概要を各操作者に対して定期的に発生できる。この概要を、電子メールまたはその他の手段により操作者に送信できる。この概要は、後日、アクセスコードを要求するために操作者の認証コードを含むことができる。ここで与えられた開示及び教示に基づいて当業者は、本発明に従って制御サーバー20により操作者へ供給できる別の種類の情報を認識するであろう。
【0042】
制御サーバーソフトウェア22は各支払い請求周期(例えば、月単位で)の請求書を生成し、金融機関で適切な行動を起こすことができる(例えば、クレジットカードでの支払いを請求するか、前払いの差引残高を借方に記入するか、ペイパル口座での支払いを請求するか、あるいは、電子請求書または紙の請求書を作成する)。
【0043】
制御サーバーソフトウェア22は、滞納している操作者と関連するアクセス制御ソフトウェア14を無力化し、無力化されたいかなるアクセス制御ソフトウェア14をも検出し、復活させる試みを阻止できる。
【0044】
制御サーバーソフトウェア22は、操作者の詐欺行為及び悪用の起こり得る事実に注意するように操作者に呼び掛けるため、アクセスコード要求の監視を実行できる。アクセス制御ソフトウェア14は、ラディウスサーバーへ送信していたように使用情報を制御サーバーソフトウェア22へ送信できる。次に、制御サーバーソフトウェア22は、使用情報をアクセスコード要求と調和させる。このことは、管理及び分析に対して、より完全な情報を発生させるだけでなく、制御サーバーソフトウェア22が、著しく多くの起こり得る詐欺状況に警告を与えることができるようにする。
【0045】
(図1に示した実施形態での)アクセス制御ソフトウェア14または(図2に示した実施形態での)制御サーバーソフトウェア22は、操作者がアクセスポイント12を介して販売促進し、売り出したいと願う多くの「製品」を操作者が規定できるようにする。例えば、「1.00ドルの料金とする30分の接続時間」を表す「T30」のように、製品を表す簡単な英数字コードを用いることができる。使用パラメータ及び/またはビジネスルールは、いかにしてアクセスコードを解釈すべきかについてアクセス制御ソフトウェア14に指示する。
【0046】
アクセスコードは、独自の、またはその他の既知の認証アルゴリズムに基づいてアクセス制御ソフトウェア14がクライアント18を認証できるようにする。アクセスコードは、クライアント18が購入した「製品」をアルゴリズム的にアクセス制御ソフトウェア14に報告するように作用する。以下は、アクセスコード作成及び解釈において監視されるべき幾つかのルールであり、すなわち、(a)アクセスコードは、同じ操作者に再利用されるべきではなく、(b)アクセスコードは、限られた所定の期間にのみ有効であり、(c)1つのアクセスコードにつきただ1度の通信セッションまたは接続であり、(d)アクセスコードは、発行する操作者にのみ有効である。
【0047】
当然のことながら、上述した本発明を、ソフトウェア、ハードウェアまたはこれら双方の組み合わせを用いて分散的に、または総合的に実施できる。ここで与えられた開示及び教示に基づいて当業者は、本発明を実施するのに用いることができる別の手段及び/または方法を認識するであろう。
【0048】
ここで説明した実例及び実施形態は単に例示を目的としたものであり、この観点から様々な修正形態または変形形態が当業者に提案され、それらがこの出願の精神及び範囲内に、かつ、特許請求の範囲内に含まれるものと理解すべきである。ここで引用したすべての刊行物、特許及び特許出願は全体として参考のために導入したものである。
【図面の簡単な説明】
【0049】
【図1】図1は、本発明の例示的な一実施形態を示す簡略化したブロック図である。
【図2】図2は、制御サーバーを用いる本発明の例示的な他の実施形態を示す簡略化したブロック図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータネットワークへのアクセスのローカル制御を管理するシステムであって、このシステムが、
オペレーティングシステム及びアクセス制御ソフトウェアを有するアクセスポイントを具えるシステムにおいて、
前記アクセス制御ソフトウェアが、アクセスコードをクライアントから受信し、このクライアントを、前記アクセスコードを用いて認証するように構成され、
前記クライアントが前記アクセス制御ソフトウェアにより首尾良く認証されると、前記オペレーティングシステムが、前記クライアントと前記コンピュータネットワークとの間に通信セッションを確立できるように構成され、
前記アクセス制御ソフトウェアが、前記通信セッションを測定及び評価するように更に構成されているシステム。
【請求項2】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記アクセスポイントが、1つ以上の通信セッションに関するアクセスを管理するように更に構成されているシステム。
【請求項3】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記アクセス制御ソフトウェアが、前記通信セッションを測定及び評価するために1つ以上の方法を利用できるようになっているシステム。
【請求項4】
請求項3に記載のシステムにおいて、前記1つ以上の方法の1つが、訪れているウェブサイトからの情報を用いて前記通信セッションを測定及び評価するようになっているシステム。
【請求項5】
請求項3に記載のシステムにおいて、前記アクセス制御ソフトウェアが、前記通信セッションを測定及び評価するのに用いられる前記1つ以上の方法の少なくとも1つを選択するのに、前記アクセスポイントの操作者により指定された情報を用いるようになっているシステム。
【請求項6】
請求項3に記載のシステムにおいて、前記アクセス制御ソフトウェアが、前記通信セッションを測定及び評価するのに用いられる前記1つ以上の方法の少なくとも1つを、前記アクセスコードと関連する情報を用いることにより選択するようになっているシステム。
【請求項7】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記アクセス制御ソフトウェアが、前記通信セッションを実時間で測定及び評価するように更に構成されているシステム。
【請求項8】
請求項1に記載のシステムにおいて、1つ以上のアクセスコードが、操作者により指定された情報に基づいて発生されるようになっているシステム。
【請求項9】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記アクセス制御ソフトウェアが、操作者により起動できるようになっているシステム。
【請求項10】
請求項1に記載のシステムにおいて、使用限度に達すると前記アクセス制御ソフトウェアが、前記クライアントと前記コンピュータネットワークとの間の通信セッションを終了するように更に構成されているシステム。
【請求項11】
請求項10に記載のシステムにおいて、前記クライアントが前記通信セッションの前記使用限度に達すると前記アクセス制御ソフトウェアが、前記クライアントに報告するように更に構成されているシステム。
【請求項12】
請求項5に記載のシステムにおいて、前記操作者により指定された情報が、前記アクセスポイントに対する使用及びアクセス条件を規定するパラメータを含むシステム。
【請求項13】
請求項12に記載のシステムにおいて、前記アクセスコードと関連する情報が、前記アクセスポイントに対する使用及びアクセス条件を規定するパラメータの少なくとも1つを含むシステム。
【請求項14】
請求項12に記載のシステムにおいて、前記パラメータが、最大セッション時間と、最大データ容量と、前記通信セッションを測定及び評価するのに利用できる前記1つ以上の方法と、期間制限並びにクライアント数の制限を含むアクセス条件との少なくとも1つを含むシステム。
【請求項15】
請求項1に記載のシステムであって、
制御サーバーソフトウェアを有する制御サーバーを更に具えるシステムにおいて、この制御サーバーが、前記アクセスポイントと通信するように構成されているシステム。
【請求項16】
請求項15に記載のシステムにおいて、1つ以上のアクセスコードが前記制御サーバーソフトウェアにより発生され、前記アクセスポイントに転送されるようになっているシステム。
【請求項17】
請求項15に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーが、1つ以上のアクセスポイントと通信するように更に構成されているシステム。
【請求項18】
請求項15に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーソフトウェアが、前記アクセスポイントの操作者に対する口座を初期化する処理を実行するように更に構成されているシステム。
【請求項19】
請求項18に記載のシステムにおいて、前記口座の初期化処理中、前記操作者及び前記アクセス制御ソフトウェアの双方またはいずれか一方が、識別情報及び課金情報を含む情報を前記制御サーバーソフトウェアに供給するようになっているシステム。
【請求項20】
請求項18に記載のシステムにおいて、前記操作者及び前記アクセス制御ソフトウェアの双方またはいずれか一方が、1つ以上の通信セッションを測定及び評価するために前記アクセス制御ソフトウェアにより用いられる情報を前記制御サーバーソフトウェアに供給するようになっているシステム。
【請求項21】
請求項20に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーソフトウェアにより前記操作者が、指定された情報を変更できるようになっているシステム。
【請求項22】
請求項20に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーソフトウェアが、前記操作者により指定された情報を用いて1つ以上のアクセスコードを発生するように更に構成されているシステム。
【請求項23】
請求項8に記載のシステムにおいて、前記1つ以上のアクセスコードの少なくとも1つが1つ以上の制限を受けるようになっているシステム。
【請求項24】
請求項23に記載のシステムにおいて、前記1つ以上の制限が1回限りの使用を含むシステム。
【請求項25】
請求項15に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーソフトウェアが、前記アクセス制御ソフトウェアから受信したエンドユーザー支払い情報を処理するように更に構成されているシステム。
【請求項26】
請求項15に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーソフトウェアが、1つ以上の要求を前記アクセス制御ソフトウェアから受信して対応のアクセスコードを発生するように更に構成されているシステム。
【請求項27】
請求項26に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーソフトウェアが、前記アクセス制御ソフトウェアからの前記1つ以上の要求に関する情報と、前記アクセスポイントにより発生した他の行動とを追跡するように更に構成されているシステム。
【請求項28】
請求項27に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーソフトウェアが、追跡した情報を前記操作者へ報告するように更に構成されているシステム。
【請求項29】
請求項27に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーソフトウェアが、前記追跡した情報に基づいて前記操作者へ請求書を生成するように更に構成されているシステム。
【請求項30】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記アクセスポイントがルータであるシステム。
【請求項31】
請求項1に記載のシステムにおいて、前記アクセスコードが、無線通信を介して前記クライアントにより前記アクセスポイントに与えられるようになっているシステム。
【請求項32】
コンピュータネットワークへのアクセスのローカル制御を管理するシステムであって、
各アクセスポイントが複数のアクセスコードを複数のクライアントから受信し、対応のアクセスコードを用いて前記複数のクライアントを認証するように構成され、各アクセスポイントがサービスをクライアントに、このクライアントの対応のアクセスコードに基づいて提供するように更に構成され、前記サービスには、前記クライアントが首尾良く前記アクセスポイントにより認証されると前記クライアントと前記コンピュータネットワークとの間に通信セッションを確立することが含まれる複数のアクセスポイントと、
前記複数のアクセスポイントと通信するように構成され、更に、前記複数のクライアントに対応のアクセスコードを発生し、これら対応のアクセスコードを前記複数のアクセスポイントに転送するように構成されている制御サーバーと
を具えるシステム。
【請求項33】
請求項32に記載のシステムにおいて、第一アクセスポイントが、前記クライアントに対してこのクライアントのアクセスコードを用いて前記通信セッションを測定及び評価するように更に構成されているシステム。
【請求項34】
請求項33に記載のシステムにおいて、前記第一アクセスポイントが、前記通信セッションを測定及び評価するのに1つ以上の方法を使用できるようになっているシステム。
【請求項35】
請求項34に記載のシステムにおいて、前記1つ以上の方法の1つが、訪れているウェブサイトからの情報を用いて、前記通信セッションを測定及び評価するようになっているシステム。
【請求項36】
請求項34に記載のシステムにおいて、前記第一アクセスポイントが、前記通信セッションを測定及び評価するのに用いられる前記1つ以上の方法の少なくとも1つを選択するのに、前記クライアントのアクセスコードと関連する情報を用いるようになっているシステム。
【請求項37】
請求項33に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーが、第一アクセスポイントを介してアクセスしようとするクライアントに1つ以上のアクセスコードを、前記第一アクセスポイントの操作者により指定された情報に基づいて発生するようになっているシステム。
【請求項38】
請求項37に記載のシステムにおいて、前記操作者により指定された情報が、前記第一アクセスポイントに対する使用及びアクセス条件を規定するパラメータを含むシステム。
【請求項39】
請求項38に記載のシステムにおいて、前記クライアントに対する前記1つ以上のアクセスコードの少なくとも1つと関連する情報が、前記第一アクセスポイントに対する使用及びアクセス条件を規定するパラメータの少なくとも1つを含むシステム。
【請求項40】
請求項38に記載のシステムにおいて、前記パラメータが、最大セッション時間と、最大データ容量と、前記通信セッションを測定及び評価するのに利用できる1つ以上の方法と、期間制限並びにクライアント数の制限を含むアクセス条件との少なくとも1つを含むシステム。
【請求項41】
請求項33に記載のシステムにおいて、前記第一アクセスポイントが、前記クライアントに対する前記通信セッションを実時間で測定及び評価するように更に構成されているシステム。
【請求項42】
請求項33に記載のシステムにおいて、前記第一アクセスポイントが、使用限度に達すると、前記クライアントと前記コンピュータネットワークとの間の通信セッションを終了するように更に構成されているシステム。
【請求項43】
請求項33に記載のシステムにおいて、前記クライアントが前記通信セッションの前記使用限度に達すると前記第一アクセスポイントが、前記クライアントに報告するように更に構成されているシステム。
【請求項44】
請求項32に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーが、第一アクセスポイントの操作者に対する口座を初期化する処理を実行するように更に構成されているシステム。
【請求項45】
請求項44に記載のシステムにおいて、前記口座の初期化処理中、前記操作者及び前記第一アクセスポイントの双方またはいずれか一方が、識別及び課金情報を含む情報を前記制御サーバーに供給するようになっているシステム。
【請求項46】
請求項44に記載のシステムにおいて、前記操作者及び前記第一アクセスポイントの双方またはいずれか一方が、前記通信セッションを測定及び評価することを含む前記サービスを行うのに用いられる情報を前記制御サーバーに供給するようになっているシステム。
【請求項47】
請求項46に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーにより前記操作者が、指定された情報を変更できるようになっているシステム。
【請求項48】
請求項46に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーが、前記操作者により指定された情報を用いてクライアントに対して1つ以上のアクセスコードを発生するように更に構成されているシステム。
【請求項49】
請求項32に記載のシステムにおいて、前記複数のアクセスコードの少なくとも1つが1つ以上の制限を受けるようになっているシステム。
【請求項50】
請求項49に記載のシステムにおいて、前記1つ以上の制限が1回限りの使用を含むシステム。
【請求項51】
請求項32に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーが、前記複数のアクセスポイントの1つ以上から受信したエンドユーザー支払い情報を処理するように更に構成されているシステム。
【請求項52】
請求項32に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーが、複数の要求を前記複数のアクセスポイントから受信して対応のアクセスコードを発生するように更に構成されているシステム。
【請求項53】
請求項52に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーが、前記複数のアクセスポイントからの前記複数の要求に関する情報と、前記複数のアクセスポイントにより発生した他の行動とを追跡するように更に構成されているシステム。
【請求項54】
請求項53に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーが、追跡した情報を前記複数のアクセスポイントの対応の操作者へ報告するように更に構成されているシステム。
【請求項55】
請求項53に記載のシステムにおいて、前記制御サーバーが、前記追跡した情報に基づいて前記複数のアクセスポイントの対応の操作者へ請求書を生成するように更に構成されているシステム。
【請求項56】
請求項32に記載のシステムにおいて、前記複数のアクセスポイントがルータを含むシステム。
【請求項57】
請求項32に記載のシステムにおいて、前記複数のアクセスポイントの少なくとも1つが無線通信を介して前記複数のクライアントと通信するようになっているシステム。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2006−500686(P2006−500686A)
【公表日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−539992(P2004−539992)
【出願日】平成15年9月25日(2003.9.25)
【国際出願番号】PCT/US2003/030443
【国際公開番号】WO2004/029823
【国際公開日】平成16年4月8日(2004.4.8)
【出願人】(501020877)テレマック コーポレイション (1)
【Fターム(参考)】