説明

無電極放電灯点灯装置及び照明器具

【課題】暗所や長期間放置後の始動性を向上しつつ製造コストの削減や小型化を図る。
【解決手段】商用交流電源ACからの給電が開始されると、第1の電力変換手段3の平滑コンデンサC10を通して突入電流が流れる。そして、突入電流の通電経路の途中に挿入された始動補助光源5が突入電流によって発光する。このとき、突入電流が流れている期間においては第1の電力変換手段3及び第2の電力変換手段4の何れも動作を開始していないため、第2の電力変換手段4から誘導コイル2に高周波電力が供給される前に無電極放電灯1のバルブ内に初期電子を生成することができて暗所や長期間放置後の始動性を向上できる。しかも、突入電流を利用して始動補助光源5を発光させるから、従来例のような始動補助光源用の点灯回路が不要となって製造コストの削減や小型化が図れる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無電極放電灯を点灯する無電極放電灯点灯装置及び、その無電極放電灯点灯装置を有する照明器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
無電極放電灯を暗所で点灯する場合や消灯状態で長期間放置された後に点灯する場合、バルブ内に存在する初期電子が非常に少なくなっているために明るい所で始動する場合や消灯後にすぐに点灯する場合と比較して始動に要する時間が長くなるという問題がある。
【0003】
このような問題を解決するために従来では、無電極放電灯のバルブ近傍に始動補助光源を配設し、始動補助光源の光をバルブ内の放電空間に放射して初期電子を生成することによって暗所や長期放置後の始動性の向上(始動時間の短縮)を図っていた(例えば、特許文献1参照)。尚、無電極放電灯が始動した後は始動補助光源を消灯してもよく、特許文献1では始動時から所定時間(10秒)が経過したら強制的に消灯するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平8−180840号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載されている従来例では、電源が投入されて無電極放電灯に近接配置されている誘導コイルに高周波電流が流れると同時に始動補助光源を点灯している(特許文献1の段落0016参照)。しかしながら、理想的にはバルブ内に十分な初期電子を生成した後に誘導コイルに高周波電流を流して始動することが望ましい。しかも、特許文献1に記載されている従来例では始動補助光源を点灯する点灯回路が必要であり、これによって製造コストの増大や無電極放電灯点灯装置のサイズが大きくなるという問題も生じる。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、暗所や長期間放置後の始動性を向上しつつ製造コストの削減や小型化を図ることができる無電極放電灯点灯装置及び照明器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、放電ガスを封入したバルブに誘導コイルが近接配置されてなる無電極放電灯を点灯させる無電極放電灯点灯装置であって、少なくとも平滑用の容量素子を有し外部から給電される交流電力を整流し且つ平滑して直流電力に変換する第1の電力変換手段と、第1の電力変換手段で変換された直流電力を高周波電力に変換して誘導コイルに供給する第2の電力変換手段と、無電極放電灯の近傍に配置される始動補助光源とを備え、始動補助光源は、一対の入力端子を有し、当該入力端子間に通電されることで発光するものであって、外部の交流電源から前記容量素子に至る電路の途中に一対の入力端子が直列に接続されることを特徴とする。
【0008】
請求項1の発明によれば、外部からの給電が開始されると第1の電力変換手段が有する容量素子を通して突入電流が流れるが、突入電流の通電経路(外部の交流電源から前記容量素子に至る電路)の途中に始動補助光源の入力端子を直列接続しているため、突入電流が流れることで始動補助光源が発光し、第2の電力変換手段から誘導コイルに高周波電力が供給される前に無電極放電灯のバルブ内に初期電子を生成することができる。その結果、暗所や長期間放置後の始動性を向上することができ、しかも、突入電流を利用して始動補助光源を発光させるから始動補助光源用の点灯回路が不要となって製造コストの削減や小型化を図ることができる。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、外部の交流電源から前記容量素子に至る電路の途中に設けられて前記一対の入力端子を迂回する迂回路と、当該迂回路に挿入された常開型のスイッチ要素と、無電極放電灯の点灯を検出したときに前記迂回路に挿入されたスイッチ要素を閉成する検出手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明によれば、無電極放電灯が点灯したら検出手段がスイッチ要素を閉成して迂回路を形成するため、無電極放電灯の点灯中は始動補助光源を消灯させることができて始動補助光源の長寿命化が図れる。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、外部からの給電開始時に前記電路に流れる突入電流を抑制する突入電流抑制回路を備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項3の発明によれば、突入電流を抑制して回路部品へのストレスを低減することができる。
【0013】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記突入電流抑制回路は、前記電路に挿入される電流制限素子と、当該電流制限素子を短絡する短絡回路とを具備し、始動補助光源の一対の入力端子が電流制限素子と直列に接続されることを特徴とする。
【0014】
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記電流制限素子が始動補助光源からなることを特徴とする。
【0015】
請求項5の発明によれば、電流制限素子を始動補助光源で兼用することによって回路構成の簡素化による製造コストの削減と小型化が図れる。
【0016】
請求項6の発明は、上記目的を達成するために、請求項1〜5の何れかに記載された無電極放電灯点灯装置と、無電極放電灯を支持する灯体とを有することを特徴とする。
【0017】
請求項6の発明によれば、請求項1〜5の何れかの発明と同様の作用を奏する照明器具が提供できる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、暗所や長期間放置後の始動性を向上しつつ製造コストの削減や小型化を図ることができる無電極放電灯点灯装置及び照明器具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】(a)〜(c)は本発明に係る無電極放電灯点灯装置の実施形態1を示す概略回路構成図である。
【図2】本発明に係る無電極放電灯点灯装置の実施形態2を示す概略回路構成図である。
【図3】同上の動作説明用のタイムチャートである。
【図4】(a),(b)は本発明に係る無電極放電灯点灯装置の実施形態3を示す概略回路構成図である。
【図5】本発明に係る照明器具の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
(実施形態1)
本実施形態の無電極放電灯点灯装置は、図1に示すように少なくとも平滑用の容量素子(平滑コンデンサC10)を有し、商用交流電源ACから給電される交流電力を整流し且つ平滑して直流電力に変換する第1の電力変換手段3と、第1の電力変換手段3で変換された直流電力を高周波電力に変換して無電極放電灯1に近接配置されている誘導コイル2に供給する第2の電力変換手段4と、無電極放電灯1の近傍に配置される始動補助光源5とを備えている。
【0021】
第1の電力変換手段3は、ダイオードブリッジからなる全波整流回路30と、チョッパチョークL4,ダイオードD1,スイッチング素子Q1,平滑コンデンサC10を有する昇圧チョッパ回路とで構成されており、図示しないチョッパ制御回路によりスイッチング素子Q1をスイッチングすることによって平滑コンデンサC10の両端に昇圧され且つ整流平滑された直流電力を出力するものである。但し、このような昇圧チョッパ回路は従来周知であるから詳細な説明は省略する。
【0022】
第2の電力変換手段4は、例えば、平滑コンデンサC10の両端間に直列接続された一対のスイッチング素子(図示せず)並びにローサイドのスイッチング素子と誘導コイル2との間に挿入された共振回路(図示せず)を具備するハーフブリッジ型のインバータ回路40と、インバータ回路40のスイッチング素子を交互に高周波数でスイッチングする駆動回路41と、駆動回路41を制御してスイッチング素子のスイッチング周波数を可変するスイッチング周波数制御回路42とを有している。スイッチング周波数制御回路42は、駆動回路41がスイッチング素子を駆動(スイッチング)する周波数(駆動周波数)を共振回路の共振周波数に近付けることでインバータ回路40の高周波出力(高周波電力)を増大し、共振周波数から遠ざけることでインバータ回路40の高周波出力を減少させることができる。尚、このように構成される第2の電力変換手段4は従来周知であるから詳細な説明は省略する。
【0023】
始動補助光源5は一対の入力端子5a,5aを有し、入力端子5a,5a間に通電されることで発光するものであって、例えば、発光ダイオードや白熱灯などが好適である。
【0024】
ここで本実施形態は、外部の商用交流電源ACから平滑コンデンサC10に至る電路の途中に始動補助光源5の一対の入力端子5a,5aが直列に接続される点に特徴がある。具体的には、図1(a)に示すように昇圧チョッパ回路を構成するダイオードD1のカソードに一方の入力端子5aを接続するとともに他方の入力端子5aを平滑コンデンサC10の高電位側の端子に接続すればよい。あるいは、図1(b)に示すように昇圧チョッパ回路を構成するチョッパチョークL4の一端に一方の入力端子5aを接続するとともに他方の入力端子5aをスイッチング素子Q1の一端に接続してもよいし、さらには図1(c)に示すように商用交流電源ACに一方の入力端子5aを接続するとともに他方の入力端子5aを全波整流回路30の一方の交流入力端子に接続してもよい。
【0025】
而して、商用交流電源ACからの給電が開始されると、第1の電力変換手段3が有する容量素子(平滑コンデンサC10)を通して1〜2ミリ秒程度の期間だけ数十アンペアの大電流(突入電流)が流れるが、上述したように突入電流の通電経路の途中に始動補助光源5の入力端子5a,5aを直列接続しているため、突入電流が流れることで始動補助光源5が発光する。このとき、突入電流が流れている期間においては第1の電力変換手段3及び第2の電力変換手段4の何れも動作を開始していないため、第2の電力変換手段4から誘導コイル2に高周波電力が供給される前に無電極放電灯1のバルブ内に初期電子を生成することができて暗所や長期間放置後の始動性を向上することができる。しかも、突入電流を利用して始動補助光源5を発光させるから、従来例のような始動補助光源用の点灯回路が不要となって製造コストの削減や小型化を図ることができるという利点がある。さらに、始動補助光源5によって突入電流を抑制することができるという利点もある。
【0026】
(実施形態2)
本実施形態の無電極放電灯点灯装置は、図2に示すように商用交流電源ACから平滑コンデンサC10に至る電路の途中に設けられて始動補助光源5の一対の入力端子5a,5aを迂回する迂回路6と、迂回路6に挿入された常開型のスイッチ要素7と、無電極放電灯1の点灯を検出したときに迂回路6に挿入されたスイッチ要素7を閉成する検出手段とを備えている。但し、迂回路6,スイッチ要素7,検出手段以外の構成は実施形態1と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0027】
スイッチ要素7は迂回路6に設けられた一対の接点を開閉するリレーや、迂回路6に挿入された半導体スイッチング素子などで構成されている。
【0028】
検出手段は、誘導コイル2の両端間に接続された分圧抵抗R5,R6と、分圧抵抗R5,R6で抵抗分圧された誘導コイル2の両端電圧に基づいて無電極放電灯1の点灯を検出するとともに点灯を検出したときに制御信号を出力してスイッチ要素7を閉成させる制御部8とで構成されている。
【0029】
図3に示すように商用交流電源ACからの給電が開始されると(時刻t1)、突入電流Irushが流れて始動補助光源5が発光(点灯)するが、その後、第1及び第2の電力変換手段3,4が動作して無電極放電灯1を始動・点灯すると(時刻t2〜t3)、無電極放電灯1の点灯を検出した制御部8がスイッチ要素7を閉成することで迂回路6が形成されるために始動補助光源5が消灯する(時刻t3)。
【0030】
而して本実施形態によれば、無電極放電灯1が点灯したら検出手段(制御部8)がスイッチ要素7を閉成して迂回路6を形成するため、無電極放電灯1の点灯中(時刻t3以降)は始動補助光源5を消灯させることができて始動補助光源5の長寿命化が図れるという利点がある。尚、本実施形態では昇圧チョッパ回路を構成するチョッパチョークL4とスイッチング素子Q1との間に始動補助光源5を挿入しているが、これに限定する趣旨ではなく、ダイオードD1のカソードと平滑コンデンサC10との間や(図1(a)参照)、商用交流電源ACと全波整流回路30の間(図1(c)参照)に始動補助光源5を挿入する構成であっても構わない。
【0031】
(実施形態3)
本実施形態の無電極放電灯点灯装置は、図4に示すように突入電流を抑制する突入電流抑制回路9を備えている。但し、突入電流抑制回路9以外の構成は実施形態1と共通であるから、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0032】
突入電流抑制回路9は、図4(a)に示すように全波整流回路30の高電位側の出力端にカソードが接続されるとともにアノードがチョッパチョークL4に接続されたサイリスタQ2と、チョッパチョークL4に流れる電流を利用してサイリスタQ2を点弧する点弧回路90と、サイリスタQ2のアノードと全波整流回路30の低電位側の出力端との間に挿入されたコンデンサC5と、サイリスタQ2のカソード−アノード間に並列接続されたPTCサーミスタからなる電流制限素子10とで構成される。但し、図4(a)に示す構成では電流制限素子10に始動補助光源5が直列接続されている。
【0033】
点弧回路90は、チョッパチョークL4に磁気結合された二次巻線90aと、整流用のダイオードD5と、抵抗R4,R60及びコンデンサC7からなる遅延回路と、限流用の抵抗R3と、放電用の抵抗R2と、平滑用のコンデンサC6とで構成され、二次巻線90aに生じる誘導起電力をサイリスタQ2のゲートに印加することでサイリスタQ2を点弧(ターンオン)させる。
【0034】
商用交流電源ACからの給電が開始されると、その時点では点弧回路90がサイリスタQ2を点弧していないために突入電流が電流制限素子10と始動補助光源5に流れ、始動補助光源5が発光(点灯)するとともに電流制限素子10によって突入電流が抑制され、その結果、無電極放電灯1の始動性が向上するとともに突入電流による回路部品へのストレスも低減できる。そして、電流制限素子10並びに始動補助光源5を介してチョッパチョークL4に突入電流が流れることで二次巻線90aに誘導起電力が生じ、遅延回路による遅延時間経過後に点弧回路90によってサイリスタQ2が点弧される。サイリスタQ2が点弧すれば、電流制限素子10と始動補助光源5の直列回路に電流が流れなくなって始動補助光源5が消灯する。そのため、無電極放電灯1の点灯中には電流制限素子10や始動補助光源5による電力消費はなく、始動補助光源5の長寿命化も図れる。
【0035】
ここで、図4(b)に示すようにPTCサーミスタを取り除いて始動補助光源5を電流制限素子に兼用してもよく、このような構成を採用すれば回路構成の簡素化による製造コストの削減と小型化が図れるという利点がある。
【0036】
(実施形態4)
本実施形態の照明器具を図5に示す。この照明器具は、実施形態1〜3の何れかの無電極放電灯点灯装置Aと、無電極放電灯1を支持する灯体Bとを有している。無電極放電灯点灯装置Aは金属製のケース100内に収納され、ケース100から引き出された電源ケーブル101が商用交流電源ACと接続されている。
【0037】
灯体Bは、例えば、アクリル樹脂やガラスのような透光性材料によって筒状に形成されており、その内底面に無電極放電灯点灯装置Aのケース100が固定されるとともに電源ケーブル101が側壁下部に設けられた貫通孔102を通して外部に導出されている。
【0038】
ケース100の上面には円筒形状の支持体201と、支持体201の外周面に設けられたコア202と、コア202の外周面に巻回された誘導コイル2とを有するカプラ20が配設されている。無電極放電灯1は電球型のバルブ1aの一部を内側に凹ませた凹部(キャビティ)1bを有しており、このキャビティ1b内に誘導コイル2を挿入するようにしてカプラ20に着脱自在に装着される。またケース100上面には支柱103が立設され、この支柱103の先端に始動補助光源5が設けられている。
【符号の説明】
【0039】
1 無電極放電灯
2 誘導コイル
3 第1の電力変換手段
4 第2の電力変換手段
5 始動補助光源
5a 入力端子
C10 平滑コンデンサ(容量素子)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
放電ガスを封入したバルブに誘導コイルが近接配置されてなる無電極放電灯を点灯させる無電極放電灯点灯装置であって、
少なくとも平滑用の容量素子を有し外部から給電される交流電力を整流し且つ平滑して直流電力に変換する第1の電力変換手段と、第1の電力変換手段で変換された直流電力を高周波電力に変換して誘導コイルに供給する第2の電力変換手段と、無電極放電灯の近傍に配置される始動補助光源とを備え、
始動補助光源は、一対の入力端子を有し、当該入力端子間に通電されることで発光するものであって、外部の交流電源から前記容量素子に至る電路の途中に一対の入力端子が直列に接続されることを特徴とする無電極放電灯点灯装置。
【請求項2】
外部の交流電源から前記容量素子に至る電路の途中に設けられて前記一対の入力端子を迂回する迂回路と、当該迂回路に挿入された常開型のスイッチ要素と、無電極放電灯の点灯を検出したときに前記迂回路に挿入されたスイッチ要素を閉成する検出手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の無電極放電灯点灯装置。
【請求項3】
外部からの給電開始時に前記電路に流れる突入電流を抑制する突入電流抑制回路を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の無電極放電灯点灯装置。
【請求項4】
前記突入電流抑制回路は、前記電路に挿入される電流制限素子と、当該電流制限素子を短絡する短絡回路とを具備し、始動補助光源の一対の入力端子が電流制限素子と直列に接続されることを特徴とする請求項3記載の無電極放電灯点灯装置。
【請求項5】
前記電流制限素子が始動補助光源からなることを特徴とする請求項4記載の無電極放電灯点灯装置。
【請求項6】
請求項1〜5の何れかに記載された無電極放電灯点灯装置と、無電極放電灯を支持する灯体とを有することを特徴とする照明器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−28913(P2011−28913A)
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−171410(P2009−171410)
【出願日】平成21年7月22日(2009.7.22)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】