説明

熱交換器

【課題】小型化が可能となって、設置面積を小さくできる熱交換器を提供する。
【解決手段】熱交換器11において、複数の平行な外管13と、外管13に挿入され両端が導出される少なくとも二本の内管15と、全ての内管15の入口端に接続される一次分岐管17と、全ての外管13の入口端に接続され内管15が貫通する二次分岐管19と、全ての内管15の出口端に接続される一次集合管21と、全ての外管13の出口端に接続され内管15が貫通する二次集合管23と、によって同一平面上で四角形状となる伝熱管列ユニットが形成され、二次分岐管19と二次集合管23の内側で外管13が貫通する一対の平行なシェル端管37と、外管13を気密に覆い両端が一対のシェル端管37に接続されて密閉され且つ内部が一対のシェル端管37の内部に通じる扁平角筒状のシェル41と、を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、多管式の熱交換器に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば多管式の熱交換器としてはシェルアンドチューブ式熱交換器が知られており、シェル内に高温ガスなどの流体を通し、向流或いは垂直流でチューブに冷却水などの流体を流して熱交換を行なう(例えば特許文献1参照)。この熱交換器は、シェルの内部に、冷却水等の第1の流体が流通する伝熱管が収容される。伝熱管は直線部分を構成するストレート管と、折り返し部を構成するU字管状のリターンベントにより構成される。伝熱管はストレート管とリターンベントを交互に接合することで、シェル内部で蛇行するように複数回折り返された状態となる。伝熱管の始端から伝熱管の末端に向けて第1の流体である冷却水を流過させる。また、シェルの上側に設けられた第2流体入口から、下側の第2流体出口に向けて第2の流体である高温の腐食性ガスを流過させる。これにより、伝熱管を介して第1の流体と第2の流体との間で熱交換が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−292436号公報
【特許文献2】特開2002−228370号公報
【特許文献3】特開2007−132593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ストレート管とリターンベントを交互に接合してシェル内部で伝熱管を蛇行させた熱交換器では、温度効率を高めるために、伝熱面積を広くしようとすると、伝熱管を長くしなければならず、シェルが大型となり、大きな設置面積が必要となった。また、温度効率を高めるために、水当量(water value) を小さくしようとすると、同一流体量においては伝熱管の流路断面積を大きくしなければならず、これによってもシェルが大型となり、大きな設置面積が必要となった。また、この他の多管式には、管の周囲にらせん状に他の管を密着巻き付けたり(特許文献2等参照)、断面円形の管を同心円状に組合せ、間隙を均等に保つようリブを設けたり(特許文献3等参照)するなどの構造もあるが、いずれも管径が大きくなり小型化に不利となった。
【0005】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、小型化が可能となって、設置面積を小さくできる熱交換器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の熱交換器11は、複数の平行な外管13と、
前記外管13に挿入され両端が導出される少なくとも二本の内管15と、
全ての前記内管15の入口端に接続される一次分岐管17と、
全ての前記外管13の入口端に接続され前記内管15が貫通する二次分岐管19と、
全ての前記内管15の出口端に接続される一次集合管21と、
全ての前記外管13の出口端に接続され前記内管15が貫通する二次集合管23と、によって同一平面上で四角形状となる伝熱管列ユニット35が形成され、
前記二次分岐管19と前記二次集合管23の内側で前記外管13が貫通する一対の平行なシェル端管37と、
前記外管13を気密に覆い両端が前記一対のシェル端管37に接続されて密閉され且つ内部が前記一対のシェル端管37の内部に通じる扁平角筒状のシェル41と、
を具備することを特徴とする。
【0007】
この熱交換器11では、一定長の多数の外管13が同一平面上に並べられ、この外管13に複数の内管15が配置される。この際、例えば外管13は外径が3.3mm、内管15は外径1.36mmの細い管径で形成される。熱交換器11は、温度効率が、伝熱面積の広いほど大きく、水当量の小さいほど大きくなる。伝熱管列ユニット35が極細の多数の外管13及び内管15からなることで、内管15を流れる熱媒と外管13を流れる熱媒の伝熱面積が広くなり、また、外管13の1本当たりの水当量が小さくなる。これにより、温度効率の高い伝熱管列ユニット35が得られるのに加え、この伝熱管列ユニット35がシェル41に覆われ、外管13とシェル41の間も熱媒の流路となるので、伝熱面積をさらに広げて、水当量もさらに小さくでき、温度効率の高い熱交換器11が得られる。
【0008】
請求項2記載の熱交換器11は、請求項1記載の熱交換器11であって、
前記シェル41は、少なくとも一対の平行な内面が、前記伝熱管列ユニット35の表裏方向から前記外管13に接触することを特徴とする。
【0009】
この熱交換器11では、外管13を覆うシェル41が、外管13に接触するので、間に流体が介在する熱伝達の場合に比べ、外管13とシェル41との間を熱が熱伝導によって伝わり易くなる。結果、外管13の伝熱面積がシェル41との接触部分を含み拡張可能となる。
【0010】
請求項3記載の熱交換器11は、請求項1又は2記載の熱交換器11であって、
前記二本の内管15は、前記外管13の配列方向と同方向の同一平面状となるように平行に配列されて挿入配置されていることを特徴とする。
【0011】
この熱交換器11では、同一平面状に内管15と外管13が並び、これらの伝熱管列ユニット35を表裏から挟むようにシェル41が一対のハーフ体39で形成可能となる。これにより、伝熱管列ユニット35とシェル41がハーフ体39の接合面を境にした対称形状で容易に組付け可能な構造となる。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る請求項1記載の熱交換器によれば、外管に内管が挿入され、外管がシェルによって覆われることで、内管の内部、内管と外管の間、外管とシェルの間の3つの異なる熱媒流路が形成され、それぞれの熱媒が多数並べられた外管の延在方向に沿って流れながら熱交換される。これにより、それぞれの熱媒の伝熱面積を広く確保でき、小型化が可能となって、設置面積を小さくできる。
【0013】
請求項2記載の熱交換器によれば、外管とシェルが接触することで、外管とシェルとの間を流れる熱媒の伝熱面積を広く確保できる。
【0014】
請求項3記載の熱交換器によれば、同一平面状に並ぶ内管、外管を、表裏側からハーフ体として形成したシェルで挟む構造が実現でき、内管、一次分岐管、一次集合管、外管、シェルのそれぞれの接合間が容易にロウ付け可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明に係る熱交換器の斜視図である。
【図2】図1に示した熱交換器の平面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】(a)は図2のB−B断面図、(b)は図2のC−C断面図、(c)は図2のD−D断面図である。
【図5】(a)は図2のE−E断面図、(b)は(a)の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る熱交換器の斜視図、図2は図1に示した熱交換器の平面図である。
本実施の形態に係る熱交換器11は、複数の平行な極細の外管13を有する。外管13は、多数本が平行に並べられて正方形に近い四角形の配管列を同一平面状に形成する。それぞれの外管13には少なくとも二本の内管15が挿入され、内管15は両端が外管13から導出される。
【0017】
全ての内管15の入口端(図2の左端)には一次分岐管17が接続される。全ての外管13の入口端(図2の右端)には二次分岐管19が接続され、且つ内管15が貫通する。全ての内管15の出口端(図2の右端)には一次集合管21が接続される。全ての外管13の出口端(図2の左端)には二次集合管23が接続され、且つ内管15が貫通する。本実施の形態において一次分岐管17、一次集合管21、二次分岐管19、及び二次集合管23は、丸パイプよりなる。各管17,19,21,23は、両端が開放されることで、流量を多くできる。なお、それぞれの管の一端は栓によって閉鎖されてもよい。
【0018】
図3は図2のA−A断面図、図4(a)は図2のE−E断面図、(b)は(a)の分解斜視図、図5(a)は図2のB−B断面図、(b)は図2のC−C断面図、(c)は図2のD−D断面図である。
熱交換器11は、内管15に一次熱媒が流れる。外管13には、内管15の外周との間に形成される空隙25に、二次熱媒が流れる。本実施の形態では、内管15を流れる一次熱媒の方向と、外管13の空隙25を流れる二次熱媒とが逆向きとなる向流の熱交換器11となるが、内管15を流れる一次熱媒の方向と、外管13の空隙25を流れる二次熱媒とが同一向きとなる並流の熱交換器11としても用いることができる。
【0019】
一次熱媒は例えば床暖房等からの環流水、二次熱媒は熱交換装置からの湯となる。この他、熱交換器11は、ヒートポンプ給湯装置の液ガス熱交換器に用いてもよい。図示は省略するがヒートポンプ給湯装置は、圧縮機、ガスクーラ、減圧機構、蒸発器、液ガス熱交換器を備える。この場合、熱交換器11は、ガスクーラから減圧機構に供給される高圧側冷媒と、蒸発器から圧縮機に供給される低圧側冷媒の熱交換に用いることができる。高圧側の冷媒として二酸化炭素等の自然冷媒を用いれば、発火等の危険性を無くして安全性を高めることができる。
【0020】
ここで、内管15と外管13には極細の丸チューブが使用されている。内管15には、外径1.36mmのSUS管が使用される。外管13には、外径3.3mmのSUS管が使用される。外管13は、50本程度が並設される。内管15は、2本を挿入した場合、100本となる。外管13は、矩形状となるように離間して並べられている。
【0021】
図3に示すように、外管13は二次集合管23に穿設された外管挿入孔27にて挿入され二次集合管23の内側で開口する。二次集合管23の他方の管壁には内管貫通孔29が穿設され、内管貫通孔29に挿通された内管15は一次分岐管17に穿設された内管挿入孔31にて一次分岐管17の内側で開口する。これらの各貫通部における管同士はロウ付けにより気密に固定される。ロウ付けは、管同士の接触面にロウ材を置き、炉中ロウ付けすることにより一体的に接合する所謂置きロウの手法を採用できる。
【0022】
二次分岐管19の内部には外管13が開口され、それぞれの外管13の内部には2本の内管15が配置される。二次分岐管19で外管13から導出された内管15は、二次分岐管19を貫通した後、一次集合管21の内部でそれぞれが開口する。
【0023】
内管15を挿通した外管13と、外管13に接続される二次分岐管19及び二次集合管23と、内管15に接続される一次分岐管17及び二次分岐管19とは、同一平面上で四角形状となる伝熱管列ユニット35を形成している。
【0024】
二次分岐管19と二次集合管23の内側には、外管13が貫通する一対の平行なシェル端管37が設けられている。一対のシェル端管37の間に配置される外管13は、図4に示すように、伝熱管列ユニット35を表裏から挟む一対のハーフ体39からなるシェル41によって覆われる。シェル41は、プレート43の両縁45を折曲しコ字状に形成したハーフ体39を向かい合わせて扁平角筒状に形成され、伝熱管列ユニット35を収容状態とする。ハーフ体39は、SUSよりなる。図5に示すように、シェル41は、外管13を気密に覆い両端が一対のシェル端管37に接続されて密閉される。シェル41は、内部が一対のシェル端管37の内部に通じている。
【0025】
外管13とシェル41との間隙47(図4参照)は、熱媒の流路となる。外管13とシェル41との間に通される熱媒は、例えば一次分岐管17側のシェル端管37から入り、一次集合管21側のシェル端管37から排出される。この熱媒は、例えば一次熱媒とすることができる。例えば、シェル41と外管13の間、内管15には熱湯が流れ、外管13と内管15の間には水が流れて、水を暖める、或いはシェル41と外管13の間、内管15には水が流れ、外管13と内管15の間には熱湯が流れて水を暖めるように使用される。なお、これら熱媒は、液体以外に、気体であってもよい。
【0026】
シェル41は、少なくとも一対の平行な内面が、伝熱管列ユニット35の表裏方向から外管13に接触する。外管13を覆うシェル41が、外管13に接触するので、間に流体が介在する熱伝達の場合に比べ、外管13とシェル41との間を熱が熱伝導によって伝わり易くなる。結果、外管13の伝熱面積がシェル41との接触部分を含み拡張可能となる。これにより、外管13とシェル41との間を流れる熱媒の伝熱面積を広く確保できる。外管13とシェル41は、好ましくはロウ付けで固定(密着固定)することが好ましい。これにより、シェル41は、内部が外管13によって仕切られ、シェル41と隣り合う外管13の間に断面鼓型の複数流路が形成されることになる。
【0027】
二本の内管15は、外管13の配列方向と同方向の同一平面状となるように平行に配列されて挿入配置されている。同一平面状に内管15と外管13が並び、これらの伝熱管列ユニット35を表裏から挟むようにシェル41が一対のハーフ体39で形成可能となる。これにより、伝熱管列ユニット35とシェル41がハーフ体39の接合面を境にした対称形状で容易に組付け可能な構造となる。このように、同一平面状に並ぶ内管15、外管13を、表裏側からハーフ体39として形成したシェル41で挟む構造が実現でき、同一平面に各管の中心を位置させることで、内管15、一次分岐管17、一次集合管21、外管13、シェル41のそれぞれの接合間が容易にロウ付け可能となり、位置精度も向上する。なお、外管13の内部で2本の内管15が縦配置ではロウ付けが難しくなる。
【0028】
次に、上記構成を有する熱交換器11の作用を説明する。
熱交換器11では、一次分岐管17と一方のシェル端管37に供給された一次熱媒は内管15とシェル41に流れる。内管15とシェル41を流れる一次熱媒は、一次集合管21と他方のシェル端管37から排出される。一方、二次分岐管19に供給された二次熱媒は外管13に流れ、二次集合管23から排出される。内管15及びシェル41を流れる一次熱媒は、外管13を流れる二次熱媒と熱交換される。
【0029】
この熱交換器11では、一定長の多数の外管13が同一平面上に並べられ、この外管13に複数の内管15が配置される。この際、例えば外管13は外径が3.3mm、内管15は外径1.36mmの細い管径で形成される。熱交換器11は、温度効率が、伝熱面積の広いほど大きく、水当量の小さいほど大きくなる。伝熱管列ユニット35が極細の多数の外管13及び内管15からなることで、内管15を流れる熱媒と外管13を流れる熱媒の伝熱面積が広くなり、また、外管13の1本当たりの水当量が小さくなる。これにより、温度効率の高い伝熱管列ユニット35が得られる。
【0030】
外管13、内管15を極細とすることで本数を増やせ、伝熱面積を広く確保できるからである。外管13、内管15は極細とすることで管路が長くなると圧力損失が増大するが、短管を多数並設することによりこれを抑制できる。二酸化炭素のように比較的粘性係数が小さい熱媒では、流動抵抗が小さくなり、細径管が有利となる。
【0031】
熱交換器11は、外管13と内管15を多数とし、分岐経路を増やすことで流速を遅くし、外管13の1本当たりの水当量を小さくすることが可能となる。また、内管15を流れる一次熱媒の熱伝達率と、外管13を流れる二次熱媒の熱伝達率が、内管15及び外管13を極細化するスケール効果によって増大する伝熱学的原理を利用することが可能となる。さらに、熱交換器11では、外管13の両端に接続する二次分岐管19と二次集合管23を、内管15が貫通する構造とすることにより、複数の内管15を内設した外管13を、近接して多数本並べることが可能となっている。結果、温度効率の高い伝熱管列ユニット35が得られている。
【0032】
これに加え、伝熱管列ユニット35がシェル41に覆われ、外管13とシェル41の間も熱媒の流路となるので、伝熱面積をさらに広げて、水当量もさらに小さくでき、温度効率の高い熱交換器11が得られる。
【0033】
熱交換器13は、小型であるが、三重管構造であり、外管13に対して内管15とシェル41からの高効率な熱交換が可能となる。このようにして効率が高められることで、厚さが薄く、場所をとらず、従来に比べて収容スペースを大幅に小さくすることができる。
【0034】
したがって、本実施の形態による熱交換器11によれば、外管13に内管15が挿入され、外管13がシェル41によって覆われることで、内管15の内部、内管15と外管13の間、外管13とシェル41の間の3つの異なる熱媒流路が形成され、それぞれの熱媒が多数並べられた外管13の延在方向に沿って流れながら熱交換される。これにより、それぞれの熱媒の伝熱面積を広く確保でき、小型化が可能となって、設置面積を小さくできる。
【0035】
なお、上記の実施の形態では、伝熱管列ユニット35が一層である場合を例に説明したが、伝熱管列ユニット35は多層構造であってもよい。この場合、多層の伝熱管列ユニット35は全てが一つのシェル41によって覆われる。このような積層構造とすれば、立体的な配置により、より小型化、省スペース化が可能となる。
【0036】
また、上記の実施の形態では、一次分岐管17、一次集合管21、二次分岐管19、二次集合管23、シェル端管37が断面円形のパイプ(管)である場合を例に説明したが、これらの管は例えば角パイプとすることもできる。
【符号の説明】
【0037】
11…熱交換器
13…外管
15…内管
17…一次分岐管
19…二次分岐管
21…一次集合管
23…二次集合管
35…伝熱管列ユニット
37…シェル端管
41…シェル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の平行な外管と、
前記外管に挿入され両端が導出される少なくとも二本の内管と、
全ての前記内管の入口端に接続される一次分岐管と、
全ての前記外管の入口端に接続され前記内管が貫通する二次分岐管と、
全ての前記内管の出口端に接続される一次集合管と、
全ての前記外管の出口端に接続され前記内管が貫通する二次集合管と、によって同一平面上で四角形状となる伝熱管列ユニットが形成され、
前記二次分岐管と前記二次集合管の内側で前記外管が貫通する一対の平行なシェル端管と、
前記外管を気密に覆い両端が前記一対のシェル端管に接続されて密閉され且つ内部が前記一対のシェル端管の内部に通じる扁平角筒状のシェルと、
を具備することを特徴とする熱交換器。
【請求項2】
請求項1記載の熱交換器であって、
前記シェルは、少なくとも一対の平行な内面が、前記伝熱管列ユニットの表裏方向から前記外管に接触することを特徴とする熱交換器。
【請求項3】
請求項1又は2記載の熱交換器であって、
前記二本の内管は、前記外管の配列方向と同方向の同一平面状となるように平行に配列されて挿入配置されていることを特徴とする熱交換器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−67997(P2012−67997A)
【公開日】平成24年4月5日(2012.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−215410(P2010−215410)
【出願日】平成22年9月27日(2010.9.27)
【出願人】(000106726)シーアイ化成株式会社 (267)
【出願人】(508345081)株式会社CKU (17)
【Fターム(参考)】