説明

球状太陽電池と伸縮自在に連結したマイクロ集光器

小型の光学部品を備えた小型の太陽電池は、熱分配表面を有し、非常に高い濃縮とひいては半導体の高い利用性を達成することができる。高い性能特性、精密な寸法、及び低コストで、球形又は他の形状のセルとして、個々の光ダイオードを形成することができる。本発明は、幾何学形状と伸縮性電気装着を用いることによって不連続の太陽電池を提供し、それらを屈折性及び/又は反射性光学部品の小型光濃縮器に連結し、それらの光ダイオードに電気的ネットワーク接続を形成し、信頼よく低コストで熱膨張を調整し、低コストで信頼性のよい電力アレイを形成する。電気コネクタとネットワークは、反射性光学部品と熱除去システムの一部を形成することができる。また、電気相互接続システムは、自己修正式で点損傷に耐久性がある信頼性のあるネットワークを形成することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
晴れた太陽が照った日には、太陽は、地表の1平方メートルあたり約1000ワットのエネルギーを照りつける。太陽エネルギーを電力に変換することは、地球の増大するエネルギー需要に対し、理想的なエネルギー源の解決である可能性を有する。
【背景技術】
【0002】
太陽エネルギーに対する主な制約は、システムの高いコストである。現状で、最高の太陽電池システムは、約2ドル/ワットを達成しているが、しかしながら、従来の電力源と競合するには、コストを1/4に低下する又は0.5ドル/ワットを達成する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
太陽電池配列の全コストの殆どは、現状の太陽電池装置に使用される多量の高価な半導体によるものである。現状の太陽電池の技術は、配列を高価で、非効率的で、場合により信頼性のないものにしている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、弾性接触を有し、かつ高価な半導体をより適切に使用するために集光し、一方で、小さな個々の太陽電池を用いた効率的な熱除去の効果によって過熱と効率低下のない、電池配列を大量生産する方法である。即ち、システムの半導体コストの成分を低下させることができる。単位面積あたりの集光コストが半導体コストよりも有意に低ければ、太陽電池の単位面積あたりの全体的コスト、得られる電力のコストが低下される。本発明者らは、半導体と比較したマイクロ集光システムのかなり低いコストにより、現状の太陽電池のコストの1/4から1/100の材料コストの低下が達成可能であると推定している。
【0005】
数千個の光ダイオードの太陽電池アレイを形成する実用面は、ある温度範囲にわたって数千個の半導体に信頼よく効率的に電気的耐熱性接続を形成する開発を生み出した。本発明者らは、プラスチック基材上に装着したシリコン光ダイオードの長いストリングを形成する試みは、アセンブリーに発生する異なる熱膨張による応力と亀裂損傷に帰結することを見出した。本発明において、伸縮性の電気的熱的接触が使用され、半導体物体を適所に保持し、組み立てられたシステムが曲がることを可能にし、ある範囲の温度係数を有する異なる材料間で接触を失う又は機械的分解をすることなく、広い温度範囲に耐える。また、基板上の電気的接触及び回路の方向を周期的に変化させる幾何形状を用いて、システムの異なる熱膨張又は屈曲により電気接触において蓄積する降伏応力を回避することができる。それによって、電気接触を伸縮性形態に維持する。電気接触は、一緒に溶接又はハンダ付けしてもよく、しかしながら、熱膨張と機械的振動によりハンダ又は溶接箇所において電気接触が降伏応力に達することを、ハンダ又は溶接箇所の伸縮性圧縮が依然として維持する。伸縮性接触は、構成部品の構築において、アレイを広い許容範囲を有して組み合わせることを可能にする。
【0006】
マイクロ集光、効率、及びヒートシンクの概念は、葉の上の雨滴のような小さな光学成分が、歯を熱によって焦がすことなく日光を数百倍まで小さなスポットに濃縮できるといった単純な観察から得られる。太陽光を集中させることにより、太陽電池は、高価な半導体材料を用いてより効率的でかつよりコスト効率よく作動することができ、半導体材料を個々のセル、電気接続として製造し、マイクロ集光ミラーとレンズと一体にした実際のデバイスとしての太陽電池アレイに変化させることができる(米国特許第5482568号明細書)。
【発明の効果】
【0007】
本発明者らは、この概念をテストするいくつかの集光器システムを構成した。直径2cmの円筒形ガラス棒、シートのアルミニウム背部反射体、及び幅2cmの結晶性太陽電池を用いた太陽光集光システムは、集光する光学部品のない太陽電池に比較し、7倍の出力増加が得られた。集光にともなって、太陽電池において有意ではない有害な温度上昇が存在した。別な実験において、本発明者は、シリコン太陽電池上の18μmのスポットサイズを有する顕微鏡対物レンズからの焦点スポットが、わずか2℃の温度上昇を示しながら34000日光の集光を達成することを観察した。太陽電池の性能は、光を高い濃度で太陽電池上に1つのスポットに濃縮することにより、性能において僅か3%の低下を示した。即ち、小さい寸法の光学部品を用いて、小さな太陽電池と非常に高濃度の熱分布表面ひいては半導体の高い利用性を達成することができる。本発明は、信頼性よく、低コストで、実際の電力システムを形成するための非常に数多くの集光器と個々の電池を製造するといった実際の局面に注力している。電気コネクタは、本発明者らの先の米国特許第5482568号明細書に記載のように、反射光学部品の一部を形成することができる。また、この電気接続システムは、局所的損傷に耐える信頼性のあるネットワークを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】誘電性材料のスロットを示す。
【図2】成形された接触スロット又ホールの横断面図を示す。
【図3】球形光ダイオードを保持する成形された接触スロット又ホールの横断面図を示す。
【図4】球形光ダイオードを保持する平坦側面を備えた半球形の成形されたホールを示す。
【図5】ガラスの鋳造されたレンズ/ミラーの光学部品上のシステムの例を示す。
【図6】アレイの裏側反射体のセルアタッチメントの態様を示す。
【図7】球形の光学部品を示す。
【図8】球形が薄膜アレイに装填されるときの電気配線を示す。
【図9】レンズとミラー間で固定した折り曲げシートを示す。
【図10A】レンズと黒濃縮平面システムを示す。
【図10B】フレネルレンズと黒濃縮平面システムを示す。
【図10C】1つの放物線と前方表面濃縮平面システムを示す。
【図10D】カシグラニアン光学部品と黒濃縮表面の平面システムを示す。
【図10E】屈折率勾配濃縮レンズ(GRINレンズ)と黒濃縮システムを示す。
【図10F】分光的に広がった赤から緑と傾斜光学システムを示す。この傾斜光学配置において、格子とホログラフィックのスペクトル広がりが使用されることができると指摘し恐らく実証されると留意するべきである。
【図11】半球層状の光ダイオードスタックに関する色収差を示す。
【図12A】2面接地の層状球形光ダイオードのスタックを示す。
【図12B】2面接地のセル又は単一面接地のセルについての面対面とリムの接触クランプを示す図である。
【図13A】低摩擦係数の表面上の配列した非対称半球体を示す。
【図13B】低摩擦係数の表面上のプッシャーと配列した半球体を示す。
【図13C】配列した半球体を電気接触クランプに注型するプッシャーを示す。
【図14】成形レンズミラーの回路クランプ内の光ダイオードに対する中央平坦点接触と側面接触の横断面図を示す。
【図15】太陽電池アレイの等価電気回路の概略図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[図面の説明]
本発明のいくつかの典型的な態様を以下に説明する。これらの図面において、アセンブリーと配置におけるいくつかの変化を示す。図1において、スロットが、誘電性材料に切り込まれ又はソーダ石灰ガラスのような材料から注型される。ガラスのスロットは、1つの面に平面3に形成され、他方の面4の上で曲げられ、下記に図3関して示す側面溝付き半球の曲率に適合させる。スロット2は、半導体の小さな取り付け偏差を受け入れるために、平面3に僅かなテーパーを有して、スロット2に対する半導体球のきつい楔状適合を形成してもよい。
【0010】
誘電性材料の例は下記の通りである。
・ポリアラミドプラスチック(旭化成株式会社、アラミカ部、神奈川県川崎市川崎区夜光1−3−1)
・ポリイミドプラスチック(デュポンフィルムズ、HPFカスタマーサービス、ウィルミントン、デラゥエア州19880)
・シリコーンゴム(Sylgard(登録商標)184、シリコーン光結合接着剤、ダウコーニング社、オーバーンプラント、マイルロード530011、オーバーン、ミシガン州48611、米国)
・EVA Elvax(登録商標)(エチレン−酢酸ビニル、デュポン社、ウィルミントン、デラウェア州19880)
【0011】
図2に、誘電体に切り込まれた又は注型されたスロット13を持つ誘電体11の断面図が示されている。この図2は、1つの半導体ビーズを保持するための丸い半球穴が貫く横断面の例としても役立つことができる。この図2において、シリコーンゴム(Sylgard(登録商標)184、シリコーン光結合接着剤)のような伸縮性基材皮膜17が、誘電性ガラス基材材料11のスロット13の中に堆積され、硬化される。金、白金、パラジウム、銀、錫、アルミニウム、アンチモン、鉛、銅、亜鉛、チタン、モリブデン、タンタル、タングステン、アルミニウム、ニッケル、炭素、ケイ素、鉄、クロム、バナジウム、ニオブ、ジルコニウム、インジウム、これらの材料の合金のような導電性皮膜10、12、14、15、又は酸化錫、酸化亜鉛、ホウ素をドーピングしたダイアモンドのような導電性化合物が、伸縮性皮膜17の上に蒸着される。導電性皮膜12、14は、スロット13の中に部分的に堆積される。導電性皮膜と半導体ビーズが接触する接点12、14は、ビーズが確固として適所にあるならば、スロットの最上端に近いと考えられる。電気接触皮膜12、14は、誘電性基材、スロット16の底の上には堆積しない。導電性皮膜12、14におけるこの隙間16は、半導体マウントにおける電気開路を形成する。それぞれ光ダイオードの平坦電極と湾曲電極を持つ穴13の平坦電極表面12と湾曲電極表面14による接触は、図3に示す半導体ビーズの運動学的マウントを規定するものと考えられる。
【0012】
図3は、半導体の球形ビーズの横断面図を示し、25、24、29、26は誘電体21のスロット31の中に位置する。Sphelar(登録商標)シリコン光ダイオード(Sphelarは京セミ株式会社の商標、京都府京都市伏見区恵美酒町949‐2)のような光ダイオードのビーズ32が、スロット33又は穴の平坦面に位置合わせされる。ビーズが正確に位置合わせされるとき、ビーズはスロット31又は穴31に素早く入り、ほぼ完全に穴31を満たすように適合できるべきである。平坦面を持つ球形ビーズが、穴又はスロット31に対して位置合わせされないと、ビーズは、いずれにせよ穴又はスロット31に素早く入ることができないはずである。この重要な特徴は、接続されるセルの異極性を回避し、ビーズを振動させ又は基材21を振動させ、ビーズ25、24、29、23、26を「振とう」して適切な配向にするために音を使用することを可能にし、半導体ビーズの配列はスロットの中で行われ、最適な接触23、26が、スロット又は穴31の皮膜接触体32、27との接触を形成する。穴又はスロット31の底にシリコーンゴムのような粘着性で静電気又はエネルギー吸収性表面32の皮膜を有することによって、ビーズは、スロットに正確に適合してスロットの底と接触を形成するときに、穴又はスロット31にとどまると考えられる。スロットは、大きいシート枠の一部であることができ、ビーズを装填するとき、及びビーズが全て適所にあって、スロットに詰めることができるとき、このシート枠は、こじ開けることができ、そして力を解除することができ、それによって、ビーズにクランプ力を与えて電気接触を形成する。
【0013】
操作において、光は、P/N接合のドーピング層24、25の領域の半導体ビード24、25に入り、電子と正孔の対を形成する(内側25のPドープト領域と外側のNドープト半導体24)。電子対の分離は、ビード33の平坦部分の正極性、ビード26の外側接触上の負極性を形成する。P/N接合に電圧と電流を印加する逆転プロセスを行うことができ、光ダイオードは、正孔対の再結合を伴って光を発生することができる。P材料25と電気接触23又は電極22は、熱電対の1つの接合を形成することができる。N材料24、電気接触26、及び電極27は、熱電対の他の接合を形成することができる。半導体接合25、24が、光又は赤外線によって加熱されるならば、その接触は、電極ヒートシンク20、28よりも温度が上昇し、半導体25、24、電極接点26、23、及び電極20、28から温度勾配を有し、そしてゼーベック効果がセルを渡して電圧を形成する、ことを許容するのに十分な耐熱性を有するように設計される。これらのセルは、太陽電池と同様に直列に接続し、電力を発生することができる。電流が、ゼーベック効果と逆方向にこれらのセルを通過するならば、接合24、25は、電極20、28から熱を除去し、ペルチェ効果によって半導体接合24、25を加熱することができる。電極接触26と23は、それらが点接触と誘電体トンネル現象層を形成するような低い熱伝導性を有するように形成することができる。他のあり得る低熱輸送の電気接触は、誘電体と部分的に接触26を形成し、N層24から電極27への電子移動を生じる真空ギャップトンネル現象を許容する近接近電極を有することである。半導体ビーズ接触23、26上の2つの電極20、28の基材21と副層19、34からの伸縮性圧縮は、系がある温度範囲を経て、かつ膨張係数が電極20、28、基材21、及び半導体24、25の間で非常に異なっていても、これらの構成部分間の接触寸法を維持する。スロット又は穴31の半導体ビーズのアセンブリーは、セルのより大きいアレイの一部であり、そしてセルは、光学部品に連結され、太陽電池アレイ、発光ダイオード、熱電対、ペルチェ冷却器、又は熱電子コンバータの回路に直列又は並列に電気接続される。スロット31の底に接着剤30を使用し、セルをスロット内に固定することができる。Sylgard(登録商標)184のような接着剤は、光学的透明であり、基材材料21と半導体ビーズ32の間の光連結材料として作用することができ、日光が基材21を通って半導体ビーズ32の中に入り込むならば、運転上望ましい。また、接着剤30は、ビーズの外側の反射防止コーティング29(反射防止フッ化炭素コーティング、美浜株式会社、東京都港区虎ノ門1−2−8)とともに反射防止コーティングとして作用することもできる。なお、半導体25のロッドがこのスロットの構造にもやはり使用可能である。
【0014】
図4において、ビーズの形状に適合する穴37と電気接続36の例が示されている。穴は、平坦領域の誘電体38上に堆積した電気接触皮膜35を持つ平坦領域を有し、電気開路38がマスクされ、穴37の円形面40をコーティングする第2電気接触39が示されている。
【0015】
図3に横断面を示す非対称の半導体ビーズが穴37の中に配置されると、ビーズと球の平坦面36が平行ならば、単に穴に入り込むことが可能である。
【0016】
図5において、透明な光学レンズ/ミラー50に結合した電気接触54、51、53、55を備えた半導体球52のアレイの横断面図を示す。光ダイオードのアレイは、前面58に反射防止コーティングを持つ湾曲レンズ外側領域を有する成形カラス片50をコーティングすることによって形成される。ガラス50の裏面は集光ミラーに成形される。ミラーコーティングと導電性皮膜51、53、55は、ガラス50の裏面にコーティングされる。ガラス又は透明材料EVA50の裏面は、成形された半導体ビーズがスロットの中に押し込まれるときにそのビーズを弾性的に保持するように成形された、半導体ビーズ用のスロット49を有する。ビーズと壁との金属と金属の接触点でのスロット壁の約5度の傾斜のテーパーは、V字形から滑り出る力よりも摩擦力がはるかに高いことから、ビーズがスロットから滑り出ることができないと考えられる。ミラーコーティングと電極54、51、53、55は、角度を制御した真空蒸発、インクジェット印刷、又は角度を制御したプラズマ溶射によって堆積させて、ミラー反射体領域をコーティングし、ガラス50のスロット49の底はコーティングせず、電極間の電気開路を形成する。このコーティングされていない領域49は光に対して透明である。ミラー反射体電極54、51、53、55用の適切な皮膜は、ガラスに錫をコーティングした後、透明な酸化錫まで酸化することによって形成される。半導体球52が挿入され、ガラスのスロットに装填される。成形されたバックカバー板が、光ダイオードのアレイの上に配置され、シリコーンゴムシーラントを用いてガラス光学部品とダイオードアレイに接着される。バックプレート、反射体、及びヒートシンク56の配置は、バックプレート56の誘電性皮膜59を介して半導体球に弾性圧力を与えることができる。誘電体材料59は、シリコーンゴム又はポリイミドであることができ、バックプレートを電極54、51、53、55、半導体ビーズ52、及びガラス50に取り付ける接着剤であってもよい。また、接着剤は、半導体52とガラス50の間のトラフ49の中まで浸透し、ガラスと半導体49の間の屈折遷移材料の指標として作用することもできる。また、シーラントは、周囲又はアレイに配置し、半導体をほこりや汚れからシールする。アルミニウムのバックプレートは、太陽電池に向く明るい研磨表面又は白い散乱表面を有することができる。バックプレートの外面は、背面放射領域が背面を冷たく維持することを助長するために、黒いシリコーンペイントのようなコーティングを有することができる。また、シリコーンゴムのシーラントを使用し、セルの裏面をシールし、セルと背面の間の良好な熱接触を確保することができる。電極54、51、53、55と半導体ビーズ52の間の電気接触は、真空オーブン中でアセンブリーを加熱することにより、又は電気バイアスを持つフラッシュランプ照射によって大電流を形成することにより、全ての接触を溶接することによって確保してもよい。その他のあり得る接触を確保する方法は、接点の境界面を直接加熱するガラス又はシリコンビーズを介した接点への超音波エネルギーのパルスである。回路54、55のエッジへのハンダ付け鉛を超音波パルスを用いて取り付けてもよい。
【0017】
図6は、裏面66の上にシリコン半導体ビード65を配置する別な装着用の配置を示す。このデザインにおいて、裏面66は、押出されたガラスシート、ポリイミド、又はロール加工もしくは型打されたスチールもしくはアルミニウムのシート67であり、ガラス66のような誘電体でコーティングされ、その中に形成されたシリコーンのビード配置スロット69を有する。スロット69は、その上にコーティングされた銀又は錫の蒸着表面の導電性コーティング、及びスロット69のショルダーのマスキング又は影によって形成された隙間69を有する。その誘電体が透明又は半透明であるならば、銀や錫のような反射性材料又は白色散乱性材料の外面コーティング67を基材66の裏面にコーティングしてもよく、絶縁性ギャップ69を通り抜ける反射体として作用させる。外面67の上に、黒色放熱性コーティング68を置くこともできる。場合により、黒色放熱性コーティング68と反射性コーティング67を省略してもよく、セル65を通り抜ける光をアレイの下の空間を照射するために使用することもできる。
【0018】
このデザインにおいて、集光システムが、ガラス60の押出シート上に存在する。これは、上側レンズ61、ミラー62の下側アレイ、及びシリコン半導体光ダイオード65の周りに緩く適合するように形成されたスロット63を有する。完成アレイを形成するため、光ダイオード領域にガラスシート60が取り付けられ、周囲にそって及び可能であれば光ダイオード65とガラス60間にシリコーンゴムのシーラント85のような接着剤を用いる。Sylgard(登録商標)184のようなシリコーンゴムのシーラント85が光学的透明であれば、アレイの全体に配置して、光連結境界として作用させることもできる。このアレイの電気出力は、導電性皮膜64を通り抜け、アレイのエッジを通って外に出る。
【0019】
図7は、三次元の光学部品を備えた集光の構成である。この図において、レンズ70とミラー71は、六角形パターン81に装填される。他のあり得るパターンは、四角形と三角形である。集光器70はガラス72から注型される。上面70はレンズのアレイを形成し、下面はミラー71とヒートフィンを形成する。
【0020】
空気界面70へのガラスの全内部反射が使用される。酸化錫のような導電性皮膜が、ミラー領域77、80上のガラス表面上と成形穴73、75の中にコーティングされる。
【0021】
2つの電極77、80が、ガラス反射体72上のギャップ19によってガラス反射体の各側に分離される。
【0022】
半導体球74、78が、2つの電極71、76と接触するガラスミラーの端部の成形穴73の中に挿入される。絶縁体ギャップ79は、ガラスミラー72の側面に溝を成形した後、ギャップ79の影付き領域を満たさない電子導体材料77、80の指向性源でガラス反射体をコーティングすることによって形成することができる。絶縁体ギャップ79は、ガラスミラー72の側面に溝を成形した後、ギャップ79の影付き領域をコーティングしない指向性源でガラス72の中にコーティングすることによって形成することができる。操作において、太陽からの光が、レンズ70を通って焦点を形成し、ミラー71、76、75、77、79、80によって光ダイオードのセル74、78に反射される。レンズ70とミラー71、79の濃縮力が高いほど、高い精度でアレイが太陽を焦点する必要がある。約4倍のような低い濃縮の場合、屈折率が約1.5のガラス72は、非垂直光線の光を屈折させ、集光器アレイは、太陽を追跡する必要なしに光を効率的に濃縮する。雲を通った散乱光のような光ダイオード74に直接焦点しない光は、反射面71、76で反射され、部分的に光ダイオード74に到達することができる。集光する太陽電池アレイは、正午に出力を最大にするように、緯度の関係で傾斜させ、固定・装着することができる。これらのタイプの低濃縮の集光器の太陽電池アレイの適用は、構造的設備で太陽非追跡設備にてついて使用することができる。マイクロミラーは、表面の面に対して垂直である必要はなく、あるデザインにおいてミラーは、外面が照射角度に無関係な規定角度である必要があれば、出力と性能を最大にするようにアレイの中で傾斜することもできる。
【0023】
図8に、セルが薄い柔軟な基材の中に挿入されるときの太陽電池とマイクロ集光器の構成が示されている。この構成において、スロット又は穴108を有する基材誘電性皮膜90が、マスター表面を複製し、硬化させた後、マスター表面から除去することによって形成される。次いで、誘電性レプリカ90が、指向性又は表面コーティング91、97、105を用いてコーティングされ、スロット又は穴108の外側表面とエッジ96、102、104のみをコーティングする。穴108の場合、基材90の溝スロット又は圧痕領域103によって電気ギャップが提供され、その他のあり得る技術は、スクリーン印刷、インクジェット印刷、プラズマ溶射コーティング、電気メッキであり、金属コーティング91、96、97、102、104、105は、銀粉末又は錫粉末、導電性皮膜の蒸着であってもよい。これらの導電性コーティング91、96、97、102、104、105は、その中に粒子を有することができ、又は半導体光ダイオード92、93、94、95、101、100、99、98と信頼性のある導体接触を形成する仕方で硬化することができる。様々な表面模様、ディンプル形成、台座、繊維、溝彫り、スリット形成を用いて、伸縮性の多様表面をレプリカ表面接触96、102、104に成形することができ、粒状の光ダイオードの接触92、95、101、98との伸縮性電気接触面の接触を確立することを助長することができる。また、レプリカ表面91、96、97、102、104、105は、繊維を含む及び/又はその中に配置された導電性繊維を有することができる。電気接触91、96、97、102、104、105を形成するもう1つの方法は、導電性箔、線、繊維、導電性メッシュ、導電性繊維マトリックス、又は粉末を誘電性基材にラミネートすることである。次の製造工程は、黒色反射体106を持つ成形誘電体90の裏面を銀、錫、又はチタンの白色散乱皮膜でコーティングすることである。これは、二酸化チタン粒子を充填したシリコーン塗料であることができる。黒色反射体106の外側表面に、赤外線を放射してアレイの裏面から熱を放射除去する、カーボンブラック又は酸化チタン粒子を充填したシリコーン塗料のような保護・放熱皮膜を堆積させる。ドーピング99、94と導電体接点92、95、101、98を持つ光ダイオード球100、93を構造体のスロット又は穴に配置する。誘電体基材90と電気接触102、104を適切に形成し、光ダイオード球100は、一方向でスロット又は穴108に弾性的に丁度適合し、アレイの他の光ダイオード93と適切な電気接触を達成することができる。光ダイオードのアレイを接続し、アレイを真空オーブンに配置して接点91、96、102、104、92、95、101、98をアニールすることができ、場合により、接点を適所にハンダ付けする。光ダイオードのアレイを保護し、大きなモジュール系に組み立てるため、図10A、10B、10C、10D、10E、10Fに示すように、クロロフルオロカーボンのような材料の中で防腐処理をする、又はシリコーンゴムのシーラントでコーティングし、ガラスのシートにラミネートすることができる。セルは、図9に示すように、ガラスレンズと溝又はスロットを持つミラーの間に配置して固定することができ、光ダイオード球をレンズミラーアセンブリーの焦点又は集光点に保持することができる。
【0024】
図9において、種々の構成成分をマイクロ集光器の太陽電池アレイと組み合わせ、電力システムを形成することができる。熱除去と蓄熱は、太陽電池アレイからの廃熱の太陽電池アレイ管理に組み入れ、太陽電池アレイの熱管理を提供することができる。図9に、反射防止コーティング117、成形ガラスレンズ110、界面層126、反射体112、伸縮性の下層と誘電性基材113、伝熱性基材114、放射コーティング125、及び太陽電池アレイの背面の構成成分を備えたマイクロ集光器太陽電池アレイが横断面で示されている。放射コーティング125は、対流熱伝達を高めるために、繊維、フィン、バンプ、リッジ、又はディンプルを有するように表面調整することができる。コーティングは、二酸化チタン、カーボンブラック、又はグラファイト粒子を充填したシリコーンゴム塗料のように高い赤外放射率を有することができる。成形ガラス110は平坦な外側表面を有し、汚れからの清澄の維持が容易であることに留意するべきである。セルのガラスとミラーアレイの間でアレイを組み立てるとき、界面層にSylgard(登録商標)のような接着剤を用い、アレイの最高操作温度で又はそれ以上の温度で加圧し、この温度で硬化させる。ミラーアレイ112、113、114、125とガラス110に比較した接着剤126の高い膨張係数のため、接着剤126は収縮し、操作温度において張力下にあると考えられる。界面層におけるこの張力は、ミラー112、誘電体裏打ち113、及び伝熱性基材114に作用し、半導体ビーズ115に対する接触に圧縮を維持する。電流が、ビーズ115の直列接続の接触112から集められ、アレイの側面に配送される。太陽電池アレイからの電気出力が、正端子116と負端子111として概要的に示されている。囲い120は、光ダイオードアレイ125の裏に配置することができる。この囲い120は、太陽電池アレイ125の向こうに対流空気の流れを導くための煙突のように簡単にすることができ、あるいは、フッ化炭素、アルコール、又は水のような循環流体122であることができる。太陽電池アレイ125への腐食の影響を最小限にする典型的な構成は、太陽電池アレイ125の向こうに空気をポンプ輸送するファン121、123を有し、構造体の加熱に加熱空気122を使用する。ファン又はポンプ121、123は、太陽電池アレイ125を冷却する又は構造体に熱を送ることが必要なときに使用することができる。太陽電池アレイのリッジ又はバンプのある外側125は、平面的な太陽電池アレイよりも、太陽電池アレイから流体122へのより良好な熱伝達を達成する。
【0025】
系の中で吸熱又は蓄熱して温度を安定化させる相変化材料119を、アレイ125の裏に又は流体プレナム120の中に配置することができる。太陽電池アレイの性能を最適化し、電気出力を110ボルトの交流のような望ましい電気出力に変換する電気変換システム118にDC電気出力116、111を接続することができる。コンデンサー、可逆燃料電池、及び/又はバッテリーを電気変換システム118に組み込み、アレイ125に隣接して電気エネルギーを蓄えることができる。ヒートパイプシステム120、124を太陽電池アレイ125の裏に組み込み、廃熱を効率よく構造体に輸送することもできる。ヒートパイプ120、124は、作動流体に含まれる不純物によって設定される沸点を有する又はヒートパイプの沸点を設定するためにヒートパイプの一定加圧を形成する伸縮性壁120を有し、アレイ温度が構造体への熱伝達に有用なときにのみ熱を除去する。
【0026】
赤外線と紫外線を吸収する皮膜である二酸化チタン皮膜(例えば、TPXsol(商標)二酸化チタンコーティング、鯤コーポレーション、佐賀県武雄市山内町松ノ木原)のような種々のコーティング117をガラスの外側表面に適用し、半導体のバンドギャップの下の未使用の赤外太陽輻射からのフォトセルの熱流速を低減してもよい。反射防止コーティング117は、二酸化チタンのような材料であることができ、紫外線を吸収し、ガラスの外側表面上の有機物を光触媒的に酸化し、表面を透明に保ち、ガラス110と太陽電池アレイ1115、112、113、114、125へのあり得る紫外線損傷を低減することができる。
【0027】
図10A、10B、10C、10D、10E、10F、及び10Gは、伸縮性接触セルに連結することができる種々の態様の光濃縮システムを示す。
【0028】
図10において、伸縮性接触133内で光ダイオード132の正確な配置を有するレンズアレイ130が示されている。レンズアレイ間の空気ギャップ109は、このアレイがガラス窓又は天窓として使用される場合の断熱を提供する。電気接触皮膜は、透明な酸化錫であることができる。接触開路134が、セル間に示されており、シリコーンゴム層128のような伸縮性誘電体と平坦な成形ガラスシートのような透明な誘電性基材127が示されている。この構成において、光131は、レンズアレイ130を通過し、ミラー電極133で反射されることなく、半導体132に焦点する。この系は、光ダイオード132での焦点に達しなかった光を捕らえない。即ち、他のレンズ表面130のような表面への低角度の散乱光129は、電気接触133が反射性又は透明性であれば、アレイで反射又は透過すると考えられる。光透過の光学配置は、天空光又は窓のような室内照明にとって有用であることができ、その場合、直射日光は捕獲され、一方、朝と夕方の光のような表面129に対して低角度を有する光、雲から散乱された光、及び大気の散乱光は、光ダイオード132を逃れて部屋の中に入る。この例において、半導体接触133は、平坦な基材127の上に示されているが、半導体の保持を助長する成形基材127であってもよく、伸縮性層128の上の成形電極133からの光の反射を用いてもよく、光を半導体132に集めるための基材127を用いてもよい。あり得るさらなる特徴は、ケイ光体又はシンチレーターである伸縮性層の構成成分128を有し、この層で吸収された光を、ケイ光体又はシンチレーターの固有発光に変換する。シンチレーター材料の例は、ポリマー又はゴムに溶解又は分散可能なアントラセンである(Pfaltz and Bauer, 172 E. Aurora St. Waterbury CT 06708)。ケイ光体の例は、銅又は銀のドーパントで活性化された硫化亜鉛(ZnS)である。ケイ光体の別の例は、青色光を黄色光に変換するイットリウムアルミニウムガーネット結晶である。固有発光光は、全ての角度で放射されるが、材料128の伸縮性シートの全内部反射、電極127からの反射、及び基材材料127の内部反射により、光は、伸縮性層128が角度と厚さを変えるところで光ダイオードに伝搬される。ケイ光体に比較したシンチレーターを使用する長所は、それ自身の固有光と低エネルギー光子を吸収せず、このため透過成分130、109に使用することができ、伸縮性層128が、低エネルギー光子を光学部品を通して焦点させることである。内部反射と低い固有光吸収によるシンチレーション層は、大きな面積又は体積の光学構成成分130、109、128からの光を効果的に集め、それを光ダイオード132に送ることができる。ケイ光体又は散乱体は、電極133、伸縮性層228、又は基材127のような非透過性構成成分上で使用されると考えられ、また、非焦点光129を光ダイオード132に再誘導するために使用することができる。
【0029】
図10Bにおいて、フレネル又はホログラフィック集光器137が、集光素子として示されている。これは、別個の光ダイオードに集光させるために、種々のタイプの光学部品が使用可能なことの例である。この例において、フレネルレンズ137の横断面図が示されている。光136は、透明なレンズ材料137を通過した後、フレネルレンズの小平面から屈折し、半導体138に焦点する。また、光学素子137は、広範囲な入射角を光ダイオード138に屈折させる代わりに、透明材料137の内側表面の溝のような回折パターンによって光ダイオード138に光を濃縮することができるホログラフィックレンズであることもできる。この例において、基材材料139は、シリコン光ダイオード138を保持する接触電極126、140用の成形伸縮性ポリイミド基材である。図10Aにおける先の例と同様に、伸縮性基材139は、散乱面、シンチレーター、又はケイ光体であることができ、最初に光ダイオード138に焦点しない光の変換器と導体のように作用することができる。
【0030】
図10Cにおいて、前方表面上の黒色反射体と光ダイオードアレイの例を示している。この例において、入射光143は、伸縮性基材と導電体を通過する。光143は、アルミニウム反射体145で反射され、光ダイオード142に濃縮される。光ダイオード142は、フッ化炭素のような伸縮性基材材料で光ダイオードに保持された、酸化錫のような2つの透明な導電体144、164、又は不透明な銀導電体の薄い網状構造で保持される。シリコーンゴムのような透明材料162を、導電性電極144とミラー145の間に位置させることができる。フッ化炭素プラスチックのような透明な伸縮性基材材料141を成形し、半導体物体142の周りに伸縮性クランプを形成し、直接入射光のためのレンズとして作用させる。
【0031】
図10Dにおいて、裏面上に光ダイオード150を有するカシグラニアン集光システムが示されている。この構成において、光は、透明なガラスカバーシート146を通過し、空気又は透明材料のキャビティ153を通過し、成形ミラー147で反射し、ガラスカバーシートに搭載された成形ミラーで第2反射を行い、光ダイオード150に焦点する。カシグラニアン光学部品は、直接光線が半導体に到達することを第2反射体が阻止するといった光収集上の欠点を有するが、光ダイオード150を高エネルギー輻射から遮蔽する必要があれば、このことは有用であり得る。第2ミラー147は遮蔽材料を含むことができる。シリコーンゴムの伸縮性副層151上の成形アルミニウムミラー接触149を介して、光ダイオード150に電気接続が形成され、ポリイミド誘電性基材152の上で組み合わせられる。伸縮性副層151は、全体の系が構成成分152、151、149の間で異なる膨張を呈しても、光ダイオード150に接触圧力を維持する。シリコーンゴムのような光学的透明材料を、前方表面146と反射体149の間に配置することができる。
【0032】
図10Eにおいて、レンズの屈折率勾配を用いた光濃縮光学部品が示されている。この構成において、光学材料は、ドーピングされたシリコーンゴムやフッ化炭素ポリマーのような伸縮性基材であり、屈折率が増加する層155、156、157、161に層にされて成形され、光を光ダイオード160に焦点する。光線158は、シリコーンゴム155、156、157、161の成形層で反射し、光ダイオード160に焦点する。接触電極159は、光ダイオードに弾性的に加圧される。屈折材料の最終層は、光ダイオードがキャビティに圧入されたとき、成形されて圧縮キャビティ161を形成する。キャビティ161は、光ダイオード160に対して接合接触を形成するように、電極とともに設計される。
【0033】
図10Fにおいて、傾斜又は軸外の濃縮方式が示されている。これは、あり得る構造的理由のために太陽からの光線に対してアレイが垂直でないこと、又は入射光165に対して傾斜したこの表面形状が、色収差の利点を取得することを可能にする。光スペクトルに対する屈折率の広がりは、傾斜した屈折表面とともに使用し、光スペクトルのいろいろな波長部分を、太陽スペクトルのその部分について最適化したいろいろな光ダイオードに配置することができる。典型的に、屈折性材料をある角度で透過する光は、最大角度で屈折する赤色光171になり、次に緑色光172になり、最後は最小光屈折の青色光169になる。即ち、光ダイオード170、168、169の列は、光のスペクトル上の広がりを最適に阻害するように配置することができ、即ち、傾斜した幾何形状を持つマイクロ集光ガラス166に連結した反射スロット167において、第1列に赤色光ダイオード170、第2列に緑色光ダイオード168、外側の第3列に青色光ダイオード169である。光ダイオードは、図3に示すように、伸縮性の透明屈折性材料の成形伸縮性キャビティの中に配置し、シリコーンゴムを用いて接着することができ、電気接触皮膜が、セルスタック170、168、及び169の2つの面に圧縮接触167を形成する。
【0034】
図11において、いろいろなバンドギャップ181、184、180の層を備えた多層光ダイオードの半球が、横断面で示されている。スペクトル拡散と焦点レンズ176の部分的切取りもまた示されている。青色光子を吸収する高エネルギーバンドギャップの光ダイオード層180は、半球光ダイオードの外側層である。緑色光を吸収する中間バンドギャップエネルギーの光ダイオード層184は、半球の次の層である。赤色光を吸収する最小バンドギャップ層の光ダイオード181は、半球のコアである。半導体181、184、180の3層と別々の電極が、半球形状のあり得る層状光ダイオードの例として示されている。より多い又は少ない光ダイオードを使用することもでき、中央球181の多数コーティングによって形成することができる。各々の光ダイオード層181、184、180は、光起電性光ダイオードの濃度と電圧の勾配を引き起こす不純物ドーピング又は電極間層を有することができる。光ダイオードの外側に、半球の反射防止コーティング174の外側層が付加される。この反射防止コーティング174は、光の反射を破壊的に干渉することによって反射防止を達成する勾配屈折率材料又は1/4波長の厚さの透明材料コーティングであることができる。光ダイオード181、184、180への光透過を最適化するため、反射防止コーティング174は、光ダイオード半球の最上部での赤色光178の透過を最大限にし、次いで球の側面でのより短い波長の光177、199の透過を最適にするように調節することができる。球形の形状と、球の側面での光入射角により、均一な厚さの1/4波長の反射防止コーティング174は、ピーク透過率をより長い波長にシフトすると考えられる。即ち、光濃縮システムについて、光の方向が光ダイオード球で制御されると、一般に、最適な1/4波長の反射防止コーティング174は、入射角の変化を補償するため、球の側面で薄くされてもよい。この特定の例について、光が光ダイオード球にスペクトル的に分配されると、1/4波長の反射防止コーティング174は、球の側面でより一層薄くされ、側面での緑色光と青色光177の入射に対する光透過を最適化することができる。このタイプの厚さ断面が変化したコーティングは、真空蒸着源と、より薄いコーティングを形成する半球上の入射角効果を用いて行うことができる。
【0035】
層状の光ダイオード半球181、184、180、174は、赤色光179の焦点付近の焦点形成光学部品176の後方に配置される。入射した白色光175は、色収差を持ってスペクトル的に広がり、屈折率は、光の波長とともに変化する。典型的に、ガラスを通る赤色光178は、緑色199と青色177よりも高い屈折率を有する。半球の光ダイオード181、184、180は、レンズ176の赤色光の焦点179の後ろに位置し、層状光ダイオードへの着色光スペクトルの空間分布を最適化し、赤色光焦点179を、光ダイオードのわずか外側、又は中央の赤色光吸収光ダイオード181の内側に配置する。次に、緑色光199は、より大きいスポットを形成し、傾斜光ダイオード層184を通るより長い道程により、光ダイオードの緑色光吸収帯により効率的に吸収される。緑色光177のスポットは、最大直径であり、緑色光の吸収と変換について最適化された外側光ダイオード層に最も効率的に吸収される。より長い波長の赤色光178は、一般に、緑色光199と青色光177よりも、より大きい角度でガラス176を通る屈折をする。赤色光178は、青色光の光ダイオード180と緑色光の光ダイオード184を通過するが、これらの2つの光ダイオードの励起バンドギャップよりも低いことから、吸収が少ない。層状半球光ダイオード181、184、180における光のこのスペクトル、空間、及び角度の分布は、光ダイオードセルを物理的に分離する必要なしに、各々の光ダイオードセルの性能を最適化させ易い。緑色199と赤色178の光の一部は、青色180と緑色184を最適化した光ダイオードに衝突し、これらの光子は、青色と緑色の光を最適化した光ダイオードのバンドギャップエネルギーよりも低く、部分的に通過して、緑色184と赤色181の層状光ダイオードに至る。この層にされた構造の層状球形光ダイオードは、個々に異なるフォトセルを作成した後に一緒に配置するよりも、安価であることができる。この形状の電極接触は、導電性金属接触183、181を取り付けられて示されている。内側層の接触182は、赤色光ダイオード181の中央の露出面に取り付けられ、外側接触183は、反射防止コーティング174を介して外側青色光ダイオード層180の表面に取り付けられる。この半球ビーズにおける弾性接触形状の詳細な例は、図3、図12B、及び図14に示されている。理想的には、電気接触182、183は、光を反射し、この円形スポット焦点についての図14の弾性接触の例におけるように、光ダイオードへの光を遮断しない。機械的接触は、中央スポット接触182との中央接触を形成し、形態適合表面を持つシリコン球の配列を使用し、適切な電気接触のみを許容し、中央の赤色光と周囲の青色光の放射状スペクトル分散パターンに層状光ダイオードを配置することを必要とすると考えられる。
【0036】
留意すべきは、上述した典型的な1/4波長の反射防止コーティングのスペクトル上及び角度上の選択性を避けるために、粗面化した又は密度勾配のある反射防止コーティング174が、この形状においては有益に使用することができる。
【0037】
半導体保持キャビティのスロットの態様が使用されるならば、中央接触は、溝にそった電気接触への短絡を防ぐため、緑色184と青色180の光ダイオードのエッジを拡張被覆する反射防止コーティングのような、隆起ボタン182と誘電体周囲185のコーティングを有することができる。
【0038】
図12Aは、2つの面で微粒子ビーズの層状光ダイオードを研磨することによる光ダイオード作成の別の構成である。2つの面でビーズを研磨することにより、内側ドープト層274と他の光ダイオード272は、2つの電気接触273、275でアクセス可能である。1つの平坦面に対比し、2つの平坦面を持つビーズのこの形状は、電気接触を形成するために有益に使用することもできる。層状光ダイオードの例として、直径500μmのInPビーズが作成される274。InPビーズ274はn型半導体にドーピングされる。次いで、InPビーズは、有機金属の気相エピタキシーによって約2μmの厚さのn型InGaAs層272でコーティングされる。次いで、2μmの厚さのp型InGaAs層271とスパッタリング堆積の金/クロムコーティング270が形成される。次いで、ビーズは、2つの面で研磨され、中央にニッケル/金の接触272、275を真空蒸着又は電気メッキすることによって、電気接触が形成される。層状光ダイオード又は光エミッターを製造する材料には多くの種類がある。その他の適切な基材の半導体は、Ge、Si、SiC、GaAs、GaP、Ga、GaN、CdTe、AlGaP、AlGaP、AlGaAs、CuInSe、Cu(InGa)Se、GaSb、InAs、CuInSe2、Cu(InGa)Se、CuInS、GaAs、InGaP、AlGaP、及びCdTeである。
【0039】
図12Bにおいて、リム281、292を持つ光ダイオードのビーズに対するスロット又はキャビティの電気接触と中央接触286、287が示されている。この例において、図12Aに示すように、層状光ダイオードビーズを2つの側面で研磨することによって構成された光ダイオードのビーズは、2つの側面接触280、287と裏側接触289を持つ誘電体の伸縮性スロット295の中に挿入される。スロット又はキャビティ295は、錫のような金属箔基材289の金属箔基材289の上のポリイミド又はシリコーンゴムのような伸縮性誘電体288から成形される。光ダイオードのビーズ281、282、283、284、290、291、292は、スロット295の中に押し込まれる。2つの側面の接触280、287は、光ダイオードのビーズの中央の接触286、285に対して押し付ける。光ダイオードのビーズのリム導体291、292は、カバーレンズ293からの弾性圧縮により又は背面接触に対して光ダイオードのビーズを押し付けるミラーにより、スロット又はキャビティ295の底でホイル接触289と接触を形成する。成形カバーガラス293は、張力によって保持され、ガラス293と電極基材288、289の間の圧縮圧力下の高温で硬化されるSylgard(登録商標)の透明な接触面接着剤294を介して、接触電極280、287に対してシールされる。接着剤硬化よりも低い運転温度で、接触面接着剤294の熱収縮は、カバーガラスと電極を互いに引張る接着剤に張力を引き起こし、接触圧縮圧力を引き起こす。その他の機械的弾性的な重力又は力の仕組を、光ダイオード281、282、283、284、290、291、292に及ぼす弾性接触圧力を維持するために使用することができる。
【0040】
図13Aに、半導体ビーズ配列と操作システムが示されている。このシステムにおいて、平坦面189を有する半導体ビーズ188は、音源185からの音186と支持板190を介した振動によって振動を与えられる。ビーズ188は、平坦なテフロン(登録商標)187表面上に存在するビーズの平坦面で最小エネルギーに到達するまで回転し、重力はそれらを下方に支持すると考えられる。いろいろな強さの音の振動186を使用し、ビーズを表面からかなり離れて動くように、あるいは、テフロン(登録商標)表面187上で穏やかに回転して、ビーズ189の最小エネルギー状態の平坦面に落ち着くように操縦することができる。テフロン(登録商標)187は、帯電を有するため、ビーズ188を引き付け、平坦なテフロン(登録商標)表面187に位置する平坦面189でビーズが留まるためのエネルギーを十分に高くする。高電圧の電極190が、テフロン(登録商標)187表面の後方に配置され、発電機191から高電圧を電極190に印加することができる。半導体ビーズ188、又は隣接電極193、又は周囲の接地192の導電面に対する鋭利点のコロナ放電が、充電電極190に対する充電回路と電場ラインを完成させることができる。誘導電場と半導体ビーズ188の充電が、テフロン(登録商標)表面187に対してそれらを保持する。
【0041】
図13Bに示すように、テフロン(登録商標)表面204の低い滑り摩擦係数のために、表面に配列した平坦面を有するビーズ201は、押し棒200を用いて回転させることなく、テフロン(登録商標)表面204を滑ることができる。押し棒200は、半導体201を押すことができ、全ての平坦面を支持板205上のテフロン(登録商標)表面204にもたれさせて、半導体を配列させることができる。押し棒は、個々の半導体を別々の位置に保持するような成形キャビティ202、203を有することができる。半導体が不適切な位置を有する、又は一列を形成するのに半導体が多すぎるならば、これらのビーズは、押し棒200の成形キャビティ203の中に収まらずに、押し棒のスロット202又は穴203の中に収まったビーズ201から分別され、排出され、シリコーンゴム表面に接触して持ち上げられ、あるいはテフロン(登録商標)表面204と押し棒200から一掃されると考えられる。
【0042】
図13Cに、半導体ビーズ213を成形ミラー又は電気接触及び伸縮性基材210の中に押し込むために使用される押し棒216の横断面を示す。支持板218上の電荷は、ビーズ213が成形キャビティ212又は電気接触211、219に入り込むときに放出又は逆転することができる。また、ビーズが挿入された又は電気接触ホルダー210に挟まれた後に、押し棒216は、加熱される及び/又は音パルスを与えることができ、ビーズ213と接触214、220を電気接触211、219にハンダ付け又は溶接することができる。ビーズは、ホルダーの中に挿入された後、光又は磁場によって加熱され、接触214、220のハンダ付け又は溶接を行うことができる。半導体ビーズは、ニッケルのような磁性材料からなる電気接触214、220を有することができる。このため、帯磁表面218への磁気引力又は磁場中の配列を使用し、ホルダー218、217上のビーズを配列し、支持することができる。ビーズを配列するために利用され得る他の特性は、電場中のビーズ213の自己分極電場を使用し、ビーズを配列することである。留意すべきことは、シリコーンゴムでコーティングした表面215の粘着性と静電的性質は、ビーズホルダーとして作用することができ、回転や移動なしにビーズを保持することを可能にする。半導体ビーズの挿入は、伸縮性裏張り210の成形開口212と電気接触211、219を用いて行うことができ、伸縮性裏張り210は、挿入に対して開口を維持した後、解放されてビーズ213を機械的に挟み、丸形電気接触211と伸縮性ホルダー210の平坦面接触219と接触を形成する内側ビーズ接触200に対する丸形ビーズ接触214の電気接触を形成する。また、ホルダー210の機械的締め付けは、ビーズ213が保持されることを可能にし、プッシャー216がビーズ213から分離してプッシャー216を引っ込めることを可能にする。プッシャー216は、成形表面222の内側にシリコーンの粘着性表面215を有することができ、キャビティ内で配列ビーズが付着して非配列ビーズが払い落されることを可能にすることができる。
【0043】
図14において、レンズミラーと電極の圧縮配置が横断面で示されている。球形の研磨半導体光ダイオード又は研磨ロッド233を接続するもう1つの配置は、1つの配向でセルを接続することのみを許容するミラー接触237、238、242を備えたキャビティを形成することである。成形された窪み又はトラフ239、241は、図14に示すように、中央接触242と側面接触239、238を有する。これらの接触237、238、242、及びビア243は、注型又は成形されたポリイミド239、241のような誘電性基材の上に、銀、銅、ニッケル、グラファイト、アルミニウム、錫、及び合金のような導電性粉末をインクジェット噴霧することによって形成することができる。電気接触と回路皮膜237、242、238、243を形成する他の方法は、予備形成された平坦シート又は形成された誘電性基材239,241の上に、スパッタリング堆積、プラズマスプレー、電気メッキ、ホイルエンボス加工、導電性皮膜を形成する。その他の選択肢は、接触の形態を保持してもう1つの裏側保護表面244として作用するシート金属基材をコーティング又はラミネートすることである。側面接触237、238は、電気接触237、238と誘電性裏打ち基材239、241の平坦底から上に部分的な仕方で堆積した誘電性コーティング235、236を有し、ビーズ233の丸形表面が中央電気接触に触れるならば、半球ビーズ233が側面接触電極237,238と電気接触を形成することを許容しない。テフロン(登録商標)又はシリコーンフルオロポリマーのような誘電性コーティング235、236は、半導体光ダイオードのビード233がトラフ又は窪み239、241の平行な平坦面の底を方向合わせするまで、半球ビーズ233が容易に滑る又は回転することを許容する低い摩擦係数を有することができる。トラフ又は窪み239、241の底の下方に緩いビーズを重力保持しながら、底にビード233の平坦面を平行にしてトラフ又は窪みの中に最も深くビーズを適合させて、最小エネルギー状態に到達することができる。振動エネルギー又は音エネルギーが半球ビーズに与えられると、ビーズは、ビーズの平坦部分がトラフ又は窪み239、241の平坦な底に対して適合するまで、回転と自転をすることができる。電極239、242、238と外側電極(図示せず)の間に電場が与えられると、この重力の効果を高めることができる。誘電性皮膜239、241、234、236は、多くは恒久的エレクトレットであり、印加電場によって分極又は帯電することができる。半球ビード233上の中央接触240を、ニッケルのような強磁性体で形成し、中央接触242を鉄又はニッケルのような強磁性体から作成した後、接触242、240を帯磁させる又は磁場の中に置くことにより、ビーズは、磁場の中で優先的に配向され、磁場は高められ、中央接触240、242を介して濃縮することができる。これは、ミラー接触238、237のトラフ又は窪み239、241に平行なビーズ233の平坦表面を持つ配列ビーズのエネルギー井戸を高めることができる。ビーズが正確に配列されると、脇の電極表面237、238は、半球ビーズ233の側面と接触を形成する。光ダイオードの半導体ビーズ233は、典型的に、内側に正電荷キャリアのドーピングと外側に負電荷キャリアのドーピングを有するようにドーピングされることができる。このため、ビーズ240の平坦面上の電気接点は、P内部層と接触242を形成し、外側面の接点237、238は、N層と接触を形成する。誘電性コーティング235、236を持つビーズ233の側面接触237、238と、側面接触237、238の間の摩擦係数の相違により、ビーズ233は、いったん金属接触を形成すると、窪み239、241の中に入り込み易い。トラフ又は窪み239、241の形状と弾性は、いったん正確な配列が形成されると、ビーズのいずれかの側面に楔状接触237、238を形成してビーズを保持するように作成することができる。また、いったんビーズが平行な表面配列と電気接触を形成すると、側面の接触をビーズに対して付着性にしてビーズを保持するように、ビーズの側面接触237、238がビーズ233の外側表面にハンダ付け又は付着するような高温で配列プロセスを生じさせることが有用なことがある。その他のあり得る保持手段は、トラフ又は窪みの底の誘電性セパレーター239、241の上に、ビーズの平坦面が配列したときにビーズ233の平坦面と接触することによって表面張力エネルギーを低下させる接着剤、シリコーンゴム、又は粘着性液体の液滴を有することである。これは、ビーズのホルダーとして作用し、トラフ又は窪みの平坦面に平行なビーズの平坦面にビーズを保持するためのエネルギー井戸を高めることができる。過剰又は非配列ビーズ233を除去するため、アセンブリーを反転して、適所に保持されていないビーズ233を重力によって取り出すことができる。その他の選択肢は、シリコーンゴムのような付着性表面コーティングを有する成形工具を配置し、アレイの表面上に下ろしたとき、過剰なビーズのみと機械的接触を形成できるようにする。不適切な位置のビーズ233は、平行な表面の配列ビーズ233よりも、トラフ又は窪みの中で高い状態にあると考えられる。全てのビーズ233が配列したことをチェックする方法は、外観検査によって行うことができ、あるいは、トラフ又は窪みにピッタリ入り込む真空又は付着性表面を持つ精密工具を用い、トラフ又は窪み239、241に正確に入り込まないセルのみに接触して除去することによって行うことができる。トラフ又は窪み239、241、237、238の平坦表面にビーズ233の平坦表面がいったん配列すると、光のフラッシュを用い、又は電気接触237、242、241に対してビーズ233を接触させて加圧する加熱金属体を用いてビーズ233を高温で機械的接触させ、半導体ビーズ233を加熱することによって、電気接触239、240、242、238を確保することができる。接点にハンダ、ロウ付け、又は溶接を形成するエネルギーを送達する別なあり得る方法は、パルスの超音波エネルギーを半導体ビーズ233と接点237、242、238に供給し、接点を摩擦溶接又はハンダ付けする。また、回路とセル237、238、233、240、242を通る電気パルスを使用し、半導体の光ダイオードビーズ233に対する電気接触のアーク溶接を形成することもできる。電気回路237、238、233、240、242が、短絡し、電源又は帯電コンデンサーに取り付けられた後、レーザー光のビームがセルを横切って走査され又はフラッシュランプがセルに隣接して点火されるならば、別な電気接触の溶接、ロウ付け、焼なまし、又はハンダ付けの方法は、半導体光ダイオード233からの自己発生電気パルスを使用することである。短い電気パルスを形成して機械的接点に短い熱エネルギーパルスを与え、接点を溶接、ロウ付け、焼なまし、又はハンダ付けする。局所回路が存在して過剰電流がその回路を流れるならば、誘電性基材241上の中央接触242又は側面接触の金属皮膜は、それらが金属242、237、238、243を溶融・蒸発させて下地誘電体239、241を拡張してその回路を開ける電気ヒューズとして作用するように設計することができる。これは、誤って接続され得る又は短絡したセルを切断するために使用可能である。また、接触保証工程は、屈折レンズとミラー231の下のアセンブリーがセルの上に配置されて、セルが屈折レンズとミラー231によって適切に保持された後に行うこともできる。屈折カバーレンズとミラー231は、半導体ビーズ233を加圧することができ、電気接触を形成し、太陽電池アレイの寿命の全体にわたって電気接触を維持することができる。屈折カバー231は、加圧され、接着剤232によって保持されることができ、電気接触材料237、239、238、241、242の弾性張力、及び接触材料237、242、238に対する半導体233上に存在する屈折材料の重力は、アレイの寿命にわたって接触を維持することができる。レンズ−ミラーのアセンブリーシート231は、外側表面上に保護又は反射防止コーティング230を有することができる。適切な皮膜は、フッ化炭素(ミハマ)、外側表面を光反応性で自己洗浄性にする二酸化チタンのコーティング、又は反応スパッタリングのダイアモンド皮膜のような硬質擦過防止コーティングである。所望により、透明接着剤又は結合ゲル234、232(例えば、ダウコーニング社のSylgard(登録商標)又はゲルQ3−6575)を、例えば、高圧押出しを用いて、セルの上に分布させる。ガラス又は透明誘電性カバーレンズ−ミラー231を、光結合材料234、232の上に配置し、ロールのスクイーズ運動を用いて、光結合材料234、232を半導体とミラーの周りにプレスし、接着剤パターンのガス溝を通してアセンブリーから吐出させる。全体のアセンブリーを高温で硬化させることができる。アセンブリーは、圧縮下で硬化させることができ、半導体ビーズ233に対してレンズ−ミラーのシートを押付け、電気接触237、240、242、238に圧縮を維持することができる。硬化プロセスの後又は途中の接着剤又は光結合材料234、232の収縮は、硬化プロセスの後又は途中のビーズ233又は接点237、240、242、238へのレンズ−ミラーシートの圧縮をさらに高めることができる。誘電性基材239の背面に、金属接触242、カーボンブラック充填のシリコーン塗料又は二酸化チタンシリコーン塗料のような放射伝熱性保護コーティング244が存在する。アセンブリーシステムは、光パルス、走査レーザービーム、又は電気パルスを用いてテストすることができ、短いセル又は逆転したセルは、電気接点を溶融又は気化させることによって、アレイの並直列電気回路から除去することができる。外側の電気システム又は回路への電気接続は、ガラス材料シート231のエッジにおける電気接触パッドを介して形成されると考えられる。
【0044】
図15に、アウトプットに組み込まれた太陽電池253と逆流保護ダイオード254又はバリスター254の間の並列と直列の接続の薄膜導電体又は誘電体、ヒューズ、又はバリスター253、258を備えた直並列セルの電気回路が示されている。逆流保護成分254は、図15に概略図で示すように、光ダイオードに対する逆の正孔勾配を持つ伸縮性成形電気接触に配置されたドーピング半導体ビーズと同じ方法で配置することもできる。逆流保護ダイオード254は照射されず、したがって、アレイのエッジのミラーアレイの間の光濃縮領域の外側に配置することができる。逆流保護ダイオード254は、アレイの中で列として周期的に配置することができ、保護ダイオードの電圧・電流特性に適合し、系全体を危険に曝す任意の1つの保護ダイオード又は一連の保護ダイオードの損傷を回避する分散型逆流保護を形成することができる。平行な接続セルにおける開回路となる1つのセルの小部分の損失効果は、一緒に接続されたセルの数によって割算された1である。直並列に電気接続されたネットワークにおける一点の損傷から全系に及ぼされる一点の損傷の効果は、列の数で割算した列の分数の損失に比例し、これは、他の列からの電流が、その一点の損傷の周りを流れることができるためである。ランダムな1つのセルの損傷数は、回路のセルの合計数に比例する。したがって、1つの列におけるセル数がアレイの全セル数の平方根に比例する、等電位の直列接続における多くの平行な接続セルの大きいアレイにおいて、ランダムな1つの開回路の損傷からのあり得る小部分の損失は、アレイの全セル数の逆平方根に比例する。この統計的観測は、直並列アレイにおいて実用的意義を有し、アレイの個々のセルの数が多いほど、ランダムなセル損傷による部分的損失が少ない。これらの太陽電池アレイは、セルの数が多いほどより信頼性が高くなり、これは、電気回路においてセルが多いほど損傷と出力損失の可能性が高くなるといった典型的な洞察に反する。高電圧アレイにおいて、逆流保護セル254とバイパスダイオード257は、アレイの列に周期的に形成することができる。セル間の平行な電気接続253は、製造上の欠陥又は変動によって低い性能を有し得るアレイの1つのセルの周りに電流バイパスを有するのに有用である。バイパスダイオード257は、低性能を有する又は変動のあるセル252の列の周りに道筋をつけることができる。並列253と直列258の電気接続は、電流、電圧又は温度上昇とともに固有電気抵抗上昇を有するように選択された導電体又は半導体を堆積させることによる、誘電性絶縁体基材又はバリスター上の薄い導電性堆積によって、有効なヒューズを形成することができる。特定の例として、酸化亜鉛の皮膜は、印加電圧とともにその抵抗が増加する。堆積は、真空スパッタリング堆積、噴霧インク堆積、プラズマスプレー堆積、箔エンボス加工、光ダイオードのビーズ接続に類似の個々の半導体堆積であることができる。殆どの金属は、周囲温度で低い抵抗であって、温度上昇とともに抵抗が増加するといった望ましい特性を有する。1つのダイオードの数倍のような過剰電流が並列又は直列の電気接続に流れると、その金属は、材料中のオームのエネルギー散逸によって加熱する。電流と熱の発生が十分に高いと、回路は、金属と場合により誘電性基材を溶かし、並列回路接続を恒久的に開けると考えられる。セル253の間を結合する開回路は、個々の光セル252が短絡する又は逆接続されるならば、それらの周りの回路を恒久的に開けるために使用することができる。バリスター253のようなデバイスを、電流増加とともに抵抗が増加するように設計された並列回路接続の中に形成することができる。バリスター253は、過剰電流に迅速に可逆応答し、並列又は直列の接続に最大電流を効果的に負わせるために設計することができる。この最大電流の負荷は、照射された太陽電池アレイが木の枝の影のように選択的に影で覆われた場合に、光ダイオードを過剰の電流と電圧から保護するのに非常に重要であることができる。この概略的に示されたアレイは、周囲バス接続251、255を介して、別なアレイ又は電気負荷に接続250、256することができる。出力接続又はバス接続250,256にさらに電気接続されることができ、図9に示すようなアレイに統合されることができるその他のあり得る電気デバイスは、DCツーDC変圧器、DC−AC変圧器、コンデンサー、バッテリー、電解セル、フライホイール、モーター、光源、ポンプ、及びファンであることができる。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明のいくつかの特徴と要素には、以下のものが挙げられる。
(1)電気接触が、伸縮性機械システムによって半導体物体に圧縮を維持する。
(2)半導体を配向させるのに、光ダイオード物体又は電極の形状を利用する。
(3)セルに適合するスロット又は穴を使用する。
(4)電気接続を保持、配向、及び移動させるのに球の平坦側面を利用する。
(5)スロットは電気接続でもある。
(6)スロットはミラーでもある。
(7)スロットもまた光を伝搬する。
(8)球上の電気接点の位置と寸法は、半導体の動作にとって有益であることができる。
(9)電気接点は、ヒューズと回路遮断の電気特性を提供する厚さを有する。
(10)電気接点はミラーであることができる。
(11)電気接点は透明であることができる。
(12)電気接点は、類似していない導電体又は金属であることができる。
(13)電気接点と半導体は、基本的に熱電気接合を形成することができる。
(14)電気接点と半導体は発光接合を形成することができる。
(15)スロットと電気接点は熱除去システムを形成する。
(16)電気接点とミラーは、光ダイオードから熱を除去するための熱導体である。
(17)アレイの背面上のコーティングは放射放出と熱除去を増進する。
(18)ミラー/レンズは熱除去システムである。
(19)ミラー/レンズは、機械的マウントと保護システムである。
(20)信頼性のある回路接続を提供するため、並直列の接続を使用する。
(21)接着剤を使用することができる。
(22)光インターフェースのブリッジ又は接着剤を使用することができる。
(23)光硬化接着剤を使用することができる。
(24)セルをスロットに固定するために粘着性材料を使用することができる。
(25)接触を形成するために球をスロットに押し込むことができる。
(26)接触を完成させるためにハンダ付けを利用することができる。
(27)電気接触の安定化を達成するために溶接を使用することができる。
(28)セルの溶接又は加熱のために電流を発生する光ダイオードとともに、電気接触の安定化を達成するためのストロボを使用することができる。
(29)ハンダ付け又は溶接を完成させるために超音波エネルギーを使用することができる。
(30)反射体又は電気回路のような光学部品を薄膜でコーティングすることができる。
(31)どちらかの側面に2つ以上の異なる接触を有する溝又は穴の中のビーズ。
(32)成形体を必ずしも使用しない(スロットに入る前に単に配向)。
(33)アレイが、レンズ/ミラーの別個の半導体牽引電気接点と黒色カバー又はミラーの構成部分のアセンブリーである。
(34)スロット又は穴は、誘電体に形成することができる。
(35)スロット又は穴は、誘電性コーティングを用いて金属に形成することができる。
(36)スロット又は穴は、誘電性コーティングと電子伝導性コーティングを用いて金属に形成することができる。
(37)成形キャビティの壁は、電気接触弾性を改良する構造を有することができる。
(38)成形キャビティの壁は、電気接触弾性のためのフルート、スリット、溝、隆起、台座、繊維を有する。
(39)キャビティの接触表面上の電気コーティングは、電気接触弾性のための繊維、粉末を有する。
(40)成形キャビティ上の接触は、伸縮性のある様々な表面である。
(41)コーティングは、真空蒸着、インクジェット印刷、粉末スプレー、スクリーン印刷、箔圧痕、ハンダ付け、スタンプ、又はラミネートのような多くの方法によって堆積又は形成することができる。
(42)シリコーンゴムを使用する。
(43)フッ素化炭化水素を使用する。
(44)ガラス、アルミニウム、銀、錫、酸化錫、鋼、銅、合金、シリコン球、Sphelar(登録商標)シリコン、電気接触を備えた球、ハンダペースト、カーボン充填塗料、TiO、光触媒、又は白色コーティングを使用する。
(45)外側表面を清澄にするためにガラス外側表面に光触媒含浸又は屈折材料を使用し、高周波数光が光ダイオードに到着するのを阻止する。
(46)堆積を優先的に位置させるためのスロットのシャドウ又は電気回路の自己マスキングを使用する。
(47)電気接続と基材は、光ダイオードに対して光収集システムを形成することができる。
(48)光ダイオードのアレイを光濃縮光学部品に連結することができる。
(49)電気接続システムは光学構成成分であることもできる。
(50)黒色プロテクターシートは光コレクターであることもできる。
(51)光散乱を光学部品に使用することもできる。
(52)光のシンチレーション又は変換を使用することができる。
(53)電気接触と締め付けスロットの半導体ロッドは、有効な太陽電池としても作用する。
(54)逆電流の保護を組み入れる。
(55)バッテリー変換器と電力グリッドに対する変換。
(56)太陽追跡システムを使用する。
(57)スペクトル分割又はろ過を使用する。
(58)アレイの後ろに煙道又は流体チャンネルを配置し、光ダイオードのアレイを冷却するために流体又は空気の流れを使用することができる。
(59)光ダイオードのアレイの後ろに相変化材料を熱的に結合し、太陽電池アレイからの熱を吸収・蓄積することができる。
(60)太陽電池アレイの電気出力を操作するために電子機器を取付けることができる。
(61)太陽電池アレイに電池を取付け、電気エネルギーを蓄えることができる。
(62)電気接触の下に伸縮性層を使用し、電気接触を確保し、熱膨張・収縮の補償器とすることができる。
(63)太陽照準又は追跡システムに太陽電池アレイを取付ける。
(64)クランプは伸縮性であり、半導体を受け入れるために開き、接触を形成するために閉じることができる。
(65)静電学を利用して半導体を移動・保持する。
(66)磁気学を利用して半導体を移動・保持する。
(67)重力を利用して半導体を移動・保持する。
(68)付着性表面を利用して半導体を保持する。
(69)付着性表面を利用して、凹部の底で半導体を保持する。
(70)滑りやすい面を利用して、半導体の非回転接触運動を可能にする。
(71)重力を利用してガラスカバーとレンズミラーをセルと電極の中に押し込み、半導体と接点の間に圧縮を維持することができる。
【0046】
本発明を特定の態様に関して説明してきたが、特許請求の範囲に規定される本発明の範囲から逸脱することなく、本発明の改良や変化を行うことができる。
【符号の説明】
【0047】
1 誘電性材料
2 スロット
3 平坦面
4 曲面
10 外側表面上の電子導体
11 誘電性基材
12 平坦面上の第1電子導体コーティング
13 スロット
14 スロットの丸い空間側面上の第2電子導体
15 材料の外側平坦面上の電子導体
16 成形ホールの底
17 伸縮性基材皮膜
20 第1外側電子導体
21 誘電性基材
22 スロットの第1導電体
23 球体の内側ドーピング領域上の接触
24 外側ドーピング層
25 球体のドーピングされた内側部分
26 球体の外側ドーピング領域上の電気接触
27 スロットの外側曲面区域上の電気接触
28 誘電性基材の外側表面上の電気接触
29 球形半導体の反射防止コーティング
30 スロット接着剤又はシリコーンコーティングの底
31 スロット又はコーティングの底
32 平坦な側面又はビーズ
33 平坦な側面又はスロット
35 導体コーティング
36 ホールの平坦スロット上の導体コーティング
37 誘電性基材内のホール
38 電気開路
39 外側表面上の導電体
40 ホールの球形面上の電気コネクタ導体
49 透明な誘電性シーラント
50 透明なレンズ/ミラーの光学部品2D又は3D
51 ミラー位置の導電体
52 半導体
53 半導体上の第2接触
54 導電体と外側シリーズのアレイ接触
55 反対面電気接触上の導電体
56 保護バックプレート
57 誘電性シーラント
58 反射防止コーティングとガラス保護剤
59 誘電性シーラント
60 屈折媒体材料
61 上側レンズ
62 下側ミラー
63 光ダイオードのカップ
64 外側導電体
65 半導体
66 誘電性基材
67 反射体又は散乱体であることができるバックプレート
68 裏側コーティングの反射体又は散乱体
69 成型されたスロット
85 シリコーンゴムのシーラント
70 上側レンズの横断面
71 電気コネクタとミラーの横断面
72 透明な材料の横断面
73 半導体球体に対する電気接触
74 半導体球体
75 球体に対する丸い側面の電気接触
76 球体に対する複数の電気接触の横断面
77 電気接触のコーティング
78 PN接合と電気接触を備えた半導体球体
79 電気的開路
80 第2電気接触
81 セル間の六角形の分離。このセルは四角形の装填であってもよい。
90 鋳造された誘電性基材
91 導電性皮膜
92 平坦面と内側材料上の電気接触
93 内側のドーピングされた半導体
94 外側のドーピングされた層
95 外側のドーピングされた表面上の接触
96 曲面接触
97 接触電極
98 ホールの鋭い四角面に適合しない逆半導体
99 外側表面のドーピング層
100 内側ドーピング層
101 平坦面の電気接触
102 平坦面の接触
103 平坦面のホール誘電体を備えた鋳造半球体。シンチレーターであることもできる。
104 曲面の電気接触
105 静電的導電性皮膜
106 外側表面を黒くした裏側反射体又は散乱体
107 黒くした外側表面
108 鋳造したスロット又はホール
110 形成された透明なレンズとミラー
111 電気接続タブ
112 電子伝導コーティング
113 誘電性基材
114 黒い金属板
115 半導体球体
116 電気出力接続
117 反射防止コーティングTiO及び/又は引掻き防止又は磨耗防止又は他の最適な濃縮策又は紫外線フィルタ
118 電子部品又はバッテリー
119 熱的相変化材料
120 絶縁された容器又はボックス
121 ファンモーター又はアクチュエータ
122 空気の流れ
123 ファン又はバルブ
124 ヒートパイプ又は熱循環システム
125 黒くした背面
126 光結合とシール材料
109 空気の隙間
127 誘電性基材層
128 伸縮性層
129 レンズ表面で低角度の光線
130 レンズ
131 光線
132 光ダイオード
133 光ダイオード基材表面と電極
134 電気的開路
125 第2電極と光反射体
136 光線
137 フレネルレンズ
138 光ダイオード
139 誘電性基材
140 第1電気接触と反射体
141 透明な誘電体窓
142 光ダイオード
143 光線
144 電気接触
145 放物線反射体
162 空気又は透明媒体
164 透明電極
146 透明窓
147 第2反射体
148 光線
149 第1反射体
150 光ダイオード
151 導電体
152 誘電性基材
153 空気又は透明媒体
155 高屈折率層
156 次の高屈折率層
157 三番目の高屈折率層
158 光線
159 導電体
160 光ダイオード
161 最小屈折率
165 光線
166 高い色収差の屈折率材料(又は干渉格子)
167 電気接触と反射体
168 緑の光ダイオード
169 青の光ダイオード
170 赤の光ダイオード
171 赤の光線
172 緑の光線
173 青の光線
174 反射防止コーティング
175 光線
176 レンズ
177 青色光線
178 赤色光線
179 赤色光線の焦点
180 青色光ダイオード層上の青色光のスポット又はゾーン
181 赤色光の光ダイオード層
182 中央電気接触
183 外側層接触
184 緑色光吸収層
199 緑色光の光子
270 外側リム接触
271 外側光ダイオード層
272 中間光ダイオード層
273 中央電気接触
274 中央光ダイオード層
275 中央電気接触
280 電気接触
281 リムの電気接触
282 外側光ダイオード層
283 中間光ダイオード層
284 中央光ダイオード
285 中央電気接触
286 中央電気接触
287 電気接触
288 誘電性基材
289 裏側電気接触
290 中間光ダイオード層
291 外側光ダイオード層
292 外側リム電気接触
293 鋳造ガラスのカバーレンズ又はミラー
294 伸縮性の透明な界面材料
295 誘電性材料のスロット又はキャビティ
185 音源
186 音波
187 テフロン(登録商標)表面
188 成形された半導体ビーズ
189 ビーズの平坦面
190 裏側電極表面
191 高電圧源
192 電気接地
193 プッシャー板又はグリッドの接地表面
200 プッシャー板
201 板上の配列した球体
202 プッシャー板上の成形されたスロット
203 プッシャー板上の半球形の成形された凹部
204 テフロン(登録商標)表面の誘電体
205 金属板
210 誘電性基材クランプ
211 電気接触とミラー
212 成形されたキャビティ
213 非対称光ダイオードのビード
214 電気接触
215 成形されたプッシャーの底のシリコーンゴムの接触表面
216 プッシャー板
217 テフロン(登録商標)皮膜
218 バックプレート
219 誘電性成形基材とミラーの上の第2電極
220 ビーズの平坦面上の第2接触
221 ビーズの平坦面
222 プッシャー板上の成形されたキャビティ
230 外側の透明な反射防止・保護コーティング
231 屈折性誘電性材料のレンズミラー
232 誘電性の光学的透明接着剤又は光結合材料
233 半導体の光ダイオード
234 光学的透明接着剤又は光結合材料
235 低摩擦係数を有することができる誘電性コーティング
236 低摩擦係数を有することができる誘電性コーティング
237 リムの接触電極
238 リムの接触電極
239 裏側誘電性基材と電気接触セパレーター
240 中央の導電性中央接触
241 裏側誘電性基材
242 光ダイオードの中央接触に対する電気接触と回路
243 光ダイオードの中央接触と隣接光ダイオードのリム接触の間のビア電気接続
250 出力接続、操作上は性の極性
251 ブス電気接続
252 光ダイオード
253 誘電性絶縁体のサーミスタ又はバリスター上の細い線又は金属皮膜
254 逆電流チェックダイオード
255 ブス電気接続
256 操作上は負の電気接続
257 バイパスダイオード
258 誘電体又はバリスター上の薄膜導電体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
直接的又は間接的光子コンバータ又は発生器、並びに、
繰返しの成形された顆粒の半導体物体、該半導体物体を保持するためのスロット、穴、複数スロット又は複数穴、該半導体物体又は複数物体への光導管、及び該スロット又は穴の一部である少なくとも2つの電極であって弾性圧縮を伴って各半導体物体に接触する電極、
を含んでなる装置。
【請求項2】
該光導管が、ミラー、レンズ、透明材料、シンチレーター、ケイ光体、散乱表面、又は回折もしくは干渉構造体をさらに備える、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
該光導管が、光を光子コンバータに濃縮するミラー、屈折媒体、レンズ、シンチレーター、ケイ光体、散乱表面、又は干渉構造体をさらに備える、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
該成形された半導体物体の一面に適合するように成形されて該半導体物体に光を濃縮する平坦でない透明で屈折性のカバーをさらに備え、該物体は電気接続されて太陽電池アレイを形成する、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
該穴、スロット、複数穴又は複数スロットが、該半導体物体の形状に適合するように成形される、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
各半導体物体がある形状を有し、各スロット又は穴がある形状を有することで、不適切な電気接続を形成する方向の組み立てを許容しない、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
各半導体物体がある形状と構造を有し、各スロット又は穴がある形状と構造を有することで、半導体物体への弾性圧縮をもたらす、請求項1に記載の装置。
【請求項8】
各半導体物体がある形状と構造を有し、各スロット又は穴がある形状と構造を有することで、光ダイオード又は熱電対を形成する各半導体物体の2つの異なる領域に、少なくとも2つの電極の弾性圧縮をもたらす、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
各半導体物体が、各スロット又は穴の形状と構造に適合する特定の繰返し形状の構造を有し、該半導体物体が、該スロット又は穴と光透過性カバーの間に配置されたとき、光ダイオードを形成する各半導体物体の2つの異なる領域に、少なくとも2つの電極の弾性圧縮又は弾性抑制をもたらす、該半導体物体の一面に配置された光透過性カバーをさらに備える、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
各半導体物体が、ある形状と構造を有して光透過性誘電性カバーを備え、各スロット又は穴は、ある形状と構造を有することで、光ダイオードを形成する各半導体物体の2つの異なる領域に、少なくとも2つの電極の弾性圧縮又は弾性抑制をもたらす、請求項1に記載の装置。
【請求項11】
各半導体物体が、ある形状と構造を有して光透過性誘電性カバーを備え、各スロット又は穴は、ある形状と構造を有することで、光ダイオードを形成する各半導体物体の2つの異なる領域に、少なくとも2つの電極の弾性圧縮又は弾性抑制をもたらし、
該光ダイオードは、該光透過性誘電性カバーを通って屈折、回折、散乱、干渉、ケイ光発光、又は反射した、及び/又は該電極から反射、屈折、散乱、回折、干渉、又はケイ光発光した光を濃縮する、請求項1に記載の装置。
【請求項12】
各成形された半導体物体が、該穴又はスロットの一部として2つ又はそれ以上の電極を有する各スロット又は穴を用いることによって電気接続され、
各スロット又は穴は、ある形状と構造を有することで、電気接触をして光ダイオードを形成する各半導体物体の2つの異なる領域に2つの電極の弾性圧縮又は弾性抑制をもたらし、
光透過性誘電性カバーを通って屈折、回折、散乱、干渉、ケイ光発光、又は反射した、及び/又は該電極から反射、屈折、散乱、回折、干渉、又はケイ光発光した光を濃縮する成形された光透過性誘電性カバーをさらに備える、請求項1に記載の装置。
【請求項13】
各成形された半導体物体が、該穴又はスロットの一部として2つ又はそれ以上の電極を有する各スロット又は穴を用いることによって電気接続され、
各スロット又は穴は、ある形状と構造を有することで、電気接触をして光ダイオードを形成する各半導体物体の2つの異なる領域に少なくとも2つの電極の弾性圧縮又は弾性抑制をもたらし、
さらに、光透過性誘電性カバーを通って屈折、回折、散乱、干渉、ケイ光発光、又は反射した、及び/又は該電極から反射、屈折、散乱、回折、干渉、又はケイ光発光した光を濃縮する成形された光透過性誘電性カバー、該電極と外側伸縮性カバーの間の伸縮性誘電性材料、及び該光透過性誘電性カバーと該半導体物体及び/又は該外側伸縮性カバーの間の光透過性誘電性材料を備える、請求項1に記載の装置。
【請求項14】
各穴又はスロットが弾性構造体であり、弾性的にこじ開けて半導体を受け入れた後、こじ開ける力を緩めることができ、又は半導体物体を穴又はスロットに押し込んで、該半導体物体が該弾性構造体からの圧縮力下に維持される、請求項1に記載の装置。
【請求項15】
各半導体物体が、ある形状と構造を有し、光透過性誘電性カバーをさらに備え、各スロット又は穴は、ある形状と構造を有することで、光ダイオードを形成する各半導体物体の2つの異なる領域に2つの電極の弾性圧縮をもたらし、該電極は、一緒に溶接、拡散、ハンダ付け、又はロウ付けされ、該光透過性誘電性カバーとスロット又は穴構造体は互いに固定される、請求項1に記載の装置。
【請求項16】
光子コンバータによって変換される光が、太陽光、熱放射、放射光発光、電気的光源からのケミカルライト発光、又はレーザー光である、請求項1に記載の装置。
【請求項17】
光導管と該スロット又は穴構造体が、接着剤、ハンダ付け、溶接、クランプ、ファスナー、又は連結構成成分を用いて互いに固定される、請求項8に記載の装置。
【請求項18】
該電極が、真空蒸着、粉末堆積、インクジェット印刷、ラミネート、箔エンボス加工、プラズマ溶射、電気メッキ、接着剤、又は混和によってスロット、複数スロット、穴、又は複数穴に固定される、請求項1に記載の装置。
【請求項19】
各成形された半導体物体が、該半導体物体をスロット又は穴の中で配向させるために用いられる平坦領域を有する、請求項1に記載の装置。
【請求項20】
少なくとも1つの半導体物体がドーピングされ、電子過剰領域と正孔過剰領域を形成して数勾配を形成し、該少なくとも2つの電極が、該電子過剰領域と接触する導電体、該正孔過剰領域と接触する導電体、及び光ダイオードを形成する外部電圧勾配を備える、請求項1に記載の装置。
【請求項21】
少なくとも1つの半導体物体が、該半導体物体に対する2つの異なる材料の電子伝導性接点を用い、熱電気接合、複数の熱電気接合、電子トンネル接合、複数の電子トンネル接合、熱イオン接合、又は複数の熱イオン接合を形成する、請求項1に記載の装置。
【請求項22】
太陽電池、発光体、電気変換器への熱エネルギー、又は冷却装置として使用される、請求項1に記載の装置。
【請求項23】
光反射体、屈折性反射体、散乱体、シンチレーター、又はケイ光体のいずれかの集光システムでもある電気接続をさらに備える、請求項1に記載の装置。
【請求項24】
該光導管が、形成された光ダイオードに連結される光濃縮光学部品である、請求項1に記載の装置。
【請求項25】
該形成されたスロットもしくは穴又は複数スロットもしくは複数穴が、該光導管の一部である、請求項1に記載の装置。
【請求項26】
該形成されたスロットもしくは穴又は複数スロットもしくは複数穴が、光収集構成成分としても役立つ電気キャリアを有する、請求項1に記載の装置。
【請求項27】
誘電性材料に囲まれ又はその上に存在し、少量の導電体を有することによってヒューズとしても機能する電気接続をさらに備える、請求項1に記載の装置。
【請求項28】
該電極が、導電性の箔、薄膜、繊維、マトリックス、台座、毛状物、布帛、メッシュ、粉末、伸縮性の多様な表面、又は表面上の皮膜からなる、請求項1に記載の装置。
【請求項29】
該電極が、スパッタリング、蒸着、プラズマスプレー、粉末スプレー、インクジェット印刷、スクリーン印刷、電気メッキ、又は箔ラミネートの技術によって誘電性基材上に堆積される、請求項1に記載の装置。
【請求項30】
該電極が、別の伸縮性電子伝導性材料の上の伸縮性誘電性材料によって支持される、請求項1に記載の装置。
【請求項31】
電極の弾性圧縮が、弾性的に、異なる熱膨張の寸法成分の相違を橋渡しする又は和らげる、請求項1に記載の装置。
【請求項32】
該電極が、電気接点を有し、光導管、光学構成成分、電気接点、及び界面材料の構造が、折り曲げ、ディンプル、多形表面、曲面、又は屈曲に形成され、材料間の熱膨張応力を方向変更又は消散させる、請求項1に記載の装置。
【請求項33】
該光学構成成分、該電気接点、及び該界面材料が、折り曲げ、ディンプル、多形表面、曲面、又は屈曲に形成され、該弾性抑制に隣接する流体への放射伝熱又は熱伝達を改良する、請求項32に記載の装置。
【請求項34】
該接点の1つの外側表面に、放射放出又は対流を促進する伝熱構造又は材料コーティングをさらに備える、請求項33に記載の装置。
【請求項35】
該成形された半導体が、穴又はスロットの中に配置される前に、低摩擦面の上で配向され、移動され、保持される、請求項1に記載の装置。
【請求項36】
該スロット又は穴が、該電極の一部の上にコーティングされた誘電性皮膜を有する、請求項1に記載の装置。
【請求項37】
該スロット又は穴が、穴の一部に堆積したフッ化炭素又はシリコーン潤滑剤の低摩擦係数の誘電体を有する、請求項1に記載の装置。
【請求項38】
重力、帯電、電界、又は磁場をさらに使用し、半導体の配向又は半導体の保持をすることができる、請求項1に記載の装置。
【請求項39】
形成されたスロット又は穴の中に配置され、一時的保持面として、成形されたスロット又は穴の中で成形された半導体を保持するために使用される付着性面をさらに備える、請求項1に記載の装置。
【請求項40】
該成形された半導体物体が、光ダイオードであって、1つ又は複数の面で研磨、切削、成形、又は平滑化された球であり、少なくとも1つの電極が該平坦面に取り付けられる、請求項1に記載の装置。
【請求項41】
該成形された半導体物体が、1つ又は複数の面で研磨、切削、成形、又は平滑化された半導体の球又は顆粒体から光ダイオードを形成し、電極の少なくとも1つが該研磨面に取り付けられ、もう1つの電極が、電極を互いに接触させないようにして、成形された半導体物体の別な領域に取り付けられる、請求項1に記載の装置。
【請求項42】
該成形された半導体が、ドーパント又は材料の層を用いて形成され、複数の光ダイオードを形成する、請求項1に記載の装置。
【請求項43】
該光導管が、スペクトルを分割し、該成形された半導体物体の異なる領域に該分割したスペクトルを最適に配置する、請求項1に記載の装置。
【請求項44】
該電極が該半導体から熱を除去する、請求項1に記載の装置。
【請求項45】
光源から遮蔽されたコンバータの表面上にコーティングをさらに備え、該コーティングは、該表面からの放射熱放出又は対流を促進し、該コーティングは、隆起、繊維、フィン、ディンプル、尾根、二酸化チタン粒子、グラファイト粒子、又はカーボンブラック粒子を充填したポリマー又はゴム皮膜をさらに含む、請求項1に記載の装置。
【請求項46】
該光導管が該半導体に熱的に連結される、請求項1に記載の装置。
【請求項47】
該光導管が、該半導体を部分的又は全体的に囲むカバーもまた形成する、請求項1に記載の装置。
【請求項48】
該半導体への該電気接続が、並列と直列の接続回路のアレイを形成する、請求項1に記載の装置。
【請求項49】
該半導体への該電気接続が、導電体であって、該導電体が過度に高温になる、溶融する、又は蒸発したときに回路を開ける作用をするより多量の絶縁体に隣接する、請求項1に記載の装置。
【請求項50】
該半導体への該電気接続が、並列と直列の接続回路のアレイを形成し、半導体間の並列電気接続が、電流フローとともに増加する抵抗を有する導電体である、請求項1に記載の装置。
【請求項51】
該半導体又は電極が接着剤を用いて保持される、請求項1に記載の装置。
【請求項52】
該光導管が、接着剤を用いて光ダイオードに保持される、請求項1に記載の装置。
【請求項53】
該半導体又は電極が、該光導管と該半導体の間の光反射の低減をもまたする接着剤を用いて保持される、請求項1に記載の装置。
【請求項54】
外側と該半導体との界面の該光導管が、相殺的干渉コーティング又は屈折率変化によって光反射を低減する表面処理を有する、請求項1に記載の装置。
【請求項55】
該半導体又は電極が、光、熱、温度変化、湿度、化学物質の接触、化学物質の拡散、振動、又は輻射によって硬化を開始する接着剤を用いて保持される、請求項1に記載の装置。
【請求項56】
該半導体が、スロット又は穴の中の半導体を固定する付着性材料を用いて保持される、請求項1に記載の装置。
【請求項57】
該半導体と電極が、ハンダ付け、溶接、拡散、ロウ付け、又は熱伝導、高温ガスの接触、閃光の吸収、レーザー光の吸収、振動エネルギー、もしくは電流からの加熱による合金化によって電気接触を固定する、請求項1に記載の装置。
【請求項58】
該電極が薄膜の電気回路である、請求項1に記載の装置。
【請求項59】
該電極が、屈折性の光学部品の上に堆積した薄膜の電気回路である、請求項1に記載の装置。
【請求項60】
該電極が、半導体に対して光の反射もまたする屈折性の光学部品の上に堆積した薄膜の電気回路である、請求項1に記載の装置。
【請求項61】
第2の成形されたスロット、穴、又は複数穴が、該半導体を保持して位置づけるために使用され、該半導体を、形成されたスロット、穴、複数スロット、又は複数穴の中に配置する、請求項1に記載の装置。
【請求項62】
多数の半導体物体、穴、及びスロットが、電気回路ネットワークを有するアレイの中に形成される、請求項1に記載の装置。
【請求項63】
多数の半導体物体、穴、及びスロットが、各半導体に電気接触をする光濃縮光学部品及び該半導体と電気接触する回路ネットワークを持つアレイの中に形成される、請求項1に記載の装置。
【請求項64】
多数の半導体物体、穴、及びスロットが、光変換回路を形成し、複数の半導体が並列に電気接続され、該並列に電気接続された半導体が、別の並列に電気接続された半導体に直列に電気接続され、電気マトリックスを形成する、請求項1に記載の装置。
【請求項65】
多数の半導体物体、穴、及びスロットが、光変換回路を形成することができ、複数の半導体が並列に電気接続され、該並列に電気接続された半導体が、別の並列に電気接続された半導体に直列に電気接続され、電気マトリックスを形成し、該電気マトリックスは、格子を変換する並列接続半導体の周りで高電圧状態のバイパスダイオードとして作用する並列に電気接続された、スロット、複数穴、又は複数スロットに配置された半導体物体を有する、請求項1に記載の装置。
【請求項66】
多数の半導体物体、穴、及びスロットが、光変換回路を形成し、複数の半導体が並列に電気接続され、該並列に電気接続された半導体が、別の並列に電気接続された半導体に直列に電気接続され、電気マトリックスを形成し、該電気マトリックスは、逆電流状態を阻止するダイオードとして作用する、スロット、複数穴、又は複数スロットの中に配置された半導体を備える、請求項1に記載の装置。
【請求項67】
該スロット又は穴が誘電性材料に形成される、請求項1に記載の装置。
【請求項68】
該スロット又は穴が、導電性材料をコーティングする誘電性材料から作成される、請求項1に記載の装置。
【請求項69】
該スロット、穴、又は電極が、表面模様、隆起、粒子、尾根、フルート、フィン、毛状物、又は伸縮性のある多様な表面を有する、請求項1に記載の装置。
【請求項70】
該半導体物体が、ヒ素をドーピングしたシリコン、リンをドーピングしたシリコン、SiC、InAs、CuInSe、Cu(InGa)Se、CuInS、GaAs、InGaP、CdTe、AlGaAs、AlGaP、Geの半導体、又はこれらの層から作成される、請求項1に記載の装置。
【請求項71】
該スロット又は穴が、ガラス、ポリイミドプラスチック、ポリアラミドプラスチック、ポリエステル、フッ素化炭化水素、セラミックス、シリコーンゴムをコーティングした鋼又はアルミニウム、シリコーンフッ化炭素をコーティングした鋼又はアルミニウム;ガラスをコーティングした鋼、銅、真鍮、もしくはアルミニウム;セラミックをコーティングした鋼;又はプラスチックをコーティングした鋼もしくはアルミニウムの誘電体に作成される、請求項1に記載の装置。
【請求項72】
該電極が、金、白金、パラジウム、銀、錫、アルミニウム、アンチモン、鉛、銅、亜鉛、チタン、モリブデン、タンタル、タングステン、アルミニウム、ニッケル、炭素、ケイ素、鉄、クロム、バナジウム、ニオブ、ジルコニウム、インジウム、もしくはこれらの材料の1つを含む合金の導電体、又は酸化錫、酸化亜鉛、もしくはホウ素をドーピングしたダイアモンドのような導電性化合物から作成される、請求項1に記載の装置。
【請求項73】
ガラス、光透過性プラスチック、フッ化炭素プラスチック、又はシリコーンフッ化炭素から作成された誘電性カバーをさらに備える、請求項1に記載の装置。
【請求項74】
該散乱体が二酸化チタンの粒子からなる、請求項2に記載の装置。
【請求項75】
該シンチレーターがアントラセンをドーピングしたプラスチック又はゴムからなる、請求項2に記載の装置。
【請求項76】
該ケイ光体が、銅もしくは銀をドーピングした硫酸亜鉛、又はイットリウムアルミニウムガーネットからなる、請求項2に記載の装置。
【請求項77】
該半導体が、少なくとも1つの平坦面を持つドーピングしたシリコン球からなる、請求項1に記載の装置。
【請求項78】
該半導体が、ドーピングされたシリコン球、該球の内側をドーピングする1つのキャリア、及び該球の表面層をドーピングする別のキャリアを含んで作成され、該内側のドーピングされた領域を露出するのに十分な少なくとも1つの切削又は研磨された平坦面、及び内側のドーピングされた領域の露出した平坦領域に取り付けられた導電体材料のスポットを備える、請求項1に記載の装置。
【請求項79】
該半導体物体が、別の同様な半導体のアレイに並列に、及び同様な半導体に直列に電気接続され、ワイヤー、ダイオード、スイッチ、ヒューズ、コンデンサー、バッテリー、燃料電池、フライホイール、DC−DCコンバータ、又はDC−ACコンバータに電気接続される、請求項1に記載の装置。
【請求項80】
集光光学部品が、太陽ディスクに向く又は追跡し、光を光ダイオードに濃縮する、請求項1に記載の装置。
【請求項81】
該アレイが、光源に向かないアレイ表面を覆う囲いを有し、該表面に流体を通過させ、対流、ポンプによる流体輸送、又は蒸発によって熱を除去する、請求項4に記載の装置。
【請求項82】
該アレイが、光源に向かないアレイ表面を覆う囲いを有し、光ダイオードから熱を吸収して熱相転移をする材料を保持する、請求項4に記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10A】
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【図10B】
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【図10C】
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【図10D】
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【図10E】
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【図10F】
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【図11】
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【図12A】
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【図12B】
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【図13A】
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【図13B】
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【図13C】
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【図14】
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【図15】
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【公表番号】特表2009−543376(P2009−543376A)
【公表日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−519476(P2009−519476)
【出願日】平成19年7月9日(2007.7.9)
【国際出願番号】PCT/US2007/015623
【国際公開番号】WO2008/005557
【国際公開日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【出願人】(509008570)エナジー,リレイテッド,デバイシズ,インコーポレイテッド (1)
【Fターム(参考)】