説明

画像形成装置

【課題】膨大となる画像形成装置の入力線を削減でき、画像形成システム構成が変更になった場合でも信号線数を増大させることなく対応できるよう汎用性を持たせコスト高を抑えられる。
【解決手段】画像形成装置を構成する複数の構成部材の稼動状態を検出した検出結果や画像形成装置の内外における各種検出センサの検出結果を含む検出データを出力する複数の検出手段を有する。本発明は、検出データを画像形成制御手段へ供給する1つのデータ線と、複数の検出手段のうち1つの検出手段を特定する識別信号を画像形成制御手段から供給する1つの識別信号線と、識別信号の有効期間と検出データの有効期間を特定する期間信号を画像形成制御手段から供給する1つの期間信号線と、識別信号と期間信号に基づき該当する検出手段を識別し、識別した検出手段の検出データのみを有効として画像形成制御手段にデータ線を介して供給する検出識別制御手段とを設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、1つの信号線に複数の信号を載せて多重化することで、信号線数を削減した画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
図7は画像形成装置の基本的なエンジン周りのシステム構成の一例を示すブロック図である。同図に示す画像形成装置における装置本体内において、CPU71を有する画像形成制御手段70には、複数の着脱ユニットとして、現像ユニット72、感光体ユニット73、中間転写ユニット74、定着ユニット75、給紙ユニット76が接続されている。これらの着脱ユニットと装置本体との着脱状態を示す信号が、各ユニットに対して設けられた検出手段からの入力信号としてそれぞれ個別に入力される。他の入力信号としては、装置内外の温湿度を検出するための温湿度センサ77、画像形成時に駆動される接離機構並びに記録媒体などの位置/状態情報を検出するための接離センサ78、あるいはトナー濃度検出センサ79などの検出手段からの検出信号がある。紙サイズを検出する紙サイズ検出センサ80や給紙カセットセンサなどは信号線が複数ビットにもなり、信号線数を大きく増大させる。図示していないが、高圧電源からのフィードバック信号等もある。なお、出力手段としては、図示していないが、機構系を駆動するためのモータやクラッチ/ソレノイド等がそれぞれ接続されている。
【0003】
ところで、カラー化や高性能/多機能化で、これらセンサの信号線数は増大する傾向にある。また、これら検出手段を使用するには、検出結果信号(データ信号)のほかに電源供給も必要となる。これら多数の検出手段からの各検出信号を、CPU71を有する画像形成制御手段70に入力するために、多数の信号線及び電源線が必要であり、画像形成制御手段70が大型化してしまう。また、画像形成制御手段70は、これら着脱ユニットや各種検出手段とは離れた位置に設置されるため、多数の信号線並びに信号線が装置内を這いまわり、装置の簡素化/小型化並びに低コスト化に対する大きな障壁となっている。
【0004】
そこで、これらの問題点を解決するために従来よりいくつかの提案がなされている。その一つとしての特許文献1には、着脱ユニットに、シリアルバスで接続されるI/Oエクスパンダを設けて、このI/Oエクスパンダの入力ポートの状態により着脱ユニットの種類を識別する制御手段を有する画像形成装置が記載されている。このI/Oエクスパンダの入力ポートの状態によりユニットの種類を識別することでユニットと装置本体の接続信号線を少なくしている。
【特許文献1】特開2002−258691号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1によれば、一つの着脱ユニット当り信号線は電源線、データ線、クロック線、接地線であり、装置全体から見た信号線の削減において未だ不十分であった。また、システム構成(入出力手段の数)が変更となると、それに適した制御手段が必要となり、コスト高につながる。
【0006】
本発明はこれらの問題点を解決するためのものであり、複数の検出手段からの検出データを1つの信号線に載せることで膨大となる画像形成装置の入力線を削減でき、更に検出手段の識別信号に冗長性を設けておくことで画像形成システム構成が変更になった場合でも信号線数を増大させることなく対応できるよう、汎用性を持たせ、コスト高を抑えることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記問題点を解決するために、画像形成装置を構成する複数の構成部材の稼動状態を検出した検出結果や画像形成装置の内外における各種検出センサの検出結果を含む検出データを出力する複数の検出手段を有する、本発明の画像形成装置において、検出データを画像形成制御手段へ供給する1つのデータ線と、複数の検出手段のうち1つの検出手段を特定する識別信号を画像形成制御手段から供給する1つの識別信号線と、識別信号の有効期間と検出データの有効期間を特定する期間信号を画像形成制御手段から供給する1つの期間信号線と、識別信号及び期間信号に基づいて該当する検出手段を識別し、識別して該当する検出手段の検出データのみを有効として画像形成制御手段にデータ線を介して供給する検出識別制御手段とを設けたことに特徴がある。よって、簡単な構成で、画像形成装置が必要とする入力線数を削減できる。
【0008】
また、検出識別制御手段は、識別信号を有効にした後、識別信号により識別されて該当する検出手段の検出データのみを有効とする。よって、識別した検出手段の検出結果を確実に取得できる。
【0009】
更に、検出識別制御手段は、識別信号が有効となる一定期間内における識別信号のパルス数を計数することで、該当する検出手段を識別することにより、簡単な構成で、複数の検出手段から該当する検出手段を識別できる。
【0010】
また、識別信号が有効となる期間の長さは任意であることにより、共有化する検出手段の数が増えても、効率良く識別できる。
【0011】
更に、1つのデータ線を共有する検出手段の数により、識別信号及び検出データを特定する期間の長さを可変することにより、共有化する検出手段の数が増えても、効率良く識別できる。
【0012】
また、検出識別制御手段は、アナログ検出手段が出力するアナログ検出信号をデジタル信号に変換するADコンバータと、データ有効期間における識別信号を有効にする論理回路を設け、識別するアナログ検出手段の検出データとして論理回路により複数ビットの検出データを有効した。よって、複数ビットを有する検出信号を、共有化しても識別できる。
【0013】
更に、データ線、識別信号線及び期間信号線とから成る1組の信号線束と、検出識別制御手段とを有する検出データ制御手段を、検出手段が設置される場所毎、機能毎又はユニット毎に分けて、複数設けることにより、画像形成動作に支障を与えることなく、確実に検出結果を得ることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明の画像形成装置によれば、複数の検出手段からの検出データを1つの信号線に多重化することで膨大となる画像形成装置の入力線を削減でき、更に検出手段の識別信号に冗長性を設けておくことで画像形成システム構成が変更になった場合でも信号線数を増大させることなく対応できるよう、汎用性を持たせ、コスト高を抑えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図1は本発明の一実施の形態例に係る画像形成装置の着脱ユニット検出識別回路の構成を示すブロック図である。同図に示すように、複数の検出手段11−1〜11−n(nは正の整数)のそれぞれが検出すべき対象の状態を検出した結果の2値信号(1または0)のデータ1〜nが、複数の検出手段近傍に設置された検出識別制御手段12に入力される。図1に図示していないが、各検出手段11−1〜11−nには検出識別制御手段12から電源も供給される。検出識別制御手段12には、画像形成装置のエンジン周りの制御を司る画像形成制御手段13から識別信号と期間信号が入力される。また、各検出手段11−1〜11−nのそれぞれの検出結果の2値信号(1または0)のデータ1〜nのうち該当するデータが、検出識別制御手段12を介して1つのデータ線を介して画像形成制御手段13に供給される。
【0016】
図2は期間信号により識別信号とデータ信号が有効となる区間を示すタイムチャートである。同図において、期間信号は、ある定められた間隔(t1,t2)でパルス(p1,p2,p3)を生成されている。図1の検出識別制御手段12は、生成された期間信号から/Reset信号とDetect信号のゲート信号を生成し、2つのゲート信号から、識別信号が有効となる期間(decode)と、データ信号が有効となる期間(valid)とを特定する。図1の検出識別制御手段12は、図2のように有効となる期間における識別信号から対象とすべき検出手段を、図1の複数の検出手段11−1〜11−nから識別し、図2のデータ信号が有効となる期間に該当検出手段の検出結果を図1のデータ線上に出力する。そして、図1の画像形成制御手段13は、図2の有効期間(valid)に出力されるデータ線上のデータを、該当検出手段の検出結果として取り込み、画像形成動作に反映する。
【0017】
ここで、図2の期間信号は、パルス信号(p1,p2,p3)を1組として繰り返し出力する。p1とp2で定まる期間t1で識別線上の識別信号を有効にした後、p2とp3で定まる期間t2でデータ線上のデータを有効にする。p3と次のp1との間隔は図1の画像形成制御手段13の要求によって決まる。図1の各検出手段11−1〜11−nのそれぞれの検出結果を定期的に取り込む場合には、ある一定の期間として、p1〜p3のパルス列を繰り返し送出する。また、ランダムに必要なときだけ取り込む場合には特にその期間の時間は定めない。
【0018】
図3は本発明の識別信号と期間信号の関係を示すタイムチャートである。同図において、識別信号の有効期間内に発生する、識別信号のパルス数をカウントすることで、図1の検出識別制御手段12が識別を要する検出手段11−1〜11−nの中から、該当する検出手段を識別する。例えば、識別信号が有効期間(1)において識別信号のパルス数がpn1であった場合、検出手段11−1を識別選択し、有効期間(2)においてパルス数がpn2の場合は検出手段11−2を選択するというように、図1の検出識別制御手段12で識別する検出手段を予め定めておく。
【0019】
図4は図1の検出識別制御手段の構成を示すブロック図である。同図において、コントローラ部41は、図2及び図3の期間信号を受けると、図2に示すような、/Reset信号、Detect信号を生成する。また、データ線上のデータを有効とするアウトプットイネーブル信号をも生成する。カウンタ部42は、コントローラ部41で生成された/Reset信号、Detect信号で定まる、識別信号の有効期間内に、識別線の識別データである、パルス数をカウントし、カウント値をデコーダ部43へ出力する。複数の検出手段のデータ線が入力されたデコーダ部43はカウンタ値に従い、複数のデータ線を介して入力されるデータ1〜nから予め定められた1つの検出手段のデータを識別選択する。選択されたデータはアウトプットイネーブル信号によってバッファ44を介して図1の画像形成制御手段13に接続されたデータ線上に出力される。
【0020】
ここで、他の識別方法として、パルス数では無く、1つのパルスのパルス幅(P.W.M)を可変して行う方法も考えられるが、この場合検出識別制御手段側にオシレータなどの時間計測装置が必要となる。また、検出識別制御手段側にコンデンサ等の電荷蓄積手段を設け、パルス幅でコンデンサの充電時間をコントロールして、アナログ電圧値から識別する方法も考えられるが、識別する手段の数が大きい場合精度良く確実に識別するのは困難である。複数の信号から1つの信号を選択するのに代表的なマルチプレクサ方式があるが、共有化する信号が増えるに従い識別信号線数が増える。信号線数2のn乗に対しnビット分必要となる。なお、共有する信号数が少ないときは、信号線削減の効果が無い。例えば信号線数が5本の場合、識別線として3ビット必要で、1つはデータ線であるから合計4本となり、1本しか削減できない。
【0021】
前述したように識別信号を有効とする期間t1は定まった時間としたが、対象とする検出手段に応じて期間t1を任意に設定してもよい。識別信号であるパルスが、少ないパルス数で対象手段を識別できる場合には、識別信号有効期間t1Sを短く、パルス数が多い対象手段を識別する場合には、識別信号有効期間t1Lを長くする。例えば、検出手段Da,Db,Dcの3つを識別する場合の識別パルス数Na,Nb,Ncの関係がNa<Nb<Ncであった場合、それぞれの検出手段を識別するための識別信号の有効期間の長さTa,Tb,TcをTa<Tb<Tcのようにする。ここでは、識別信号のパルス周期は固定である。
【0022】
ところで、データ線を共有する検出手段の数が多くなると、定期的に状態を見る必要がある検出手段の場合には問題となる。そこで、定期的に状態を検出する必要のある検出手段を識別する周期が長くなる場合には、識別信号を有効とする期間並びにデータを有効とする時間を、必要とされる周期で検出手段が識別されるように短くする。この場合、識別信号のパルス周期も必要であれば短くする。また、逆に共有する検出手段の数が少ない場合には、識別区間並びにデータ有効期間を充分にとるよう、期間信号を生成して送出する。なお、本実施の形態例では、識別信号のパルス周期は、データ線を共有する検出手段の数に応じて変更する。
【0023】
図5は図1の検出識別制御手段の別の構成を示すブロック図である。図6は期間信号により識別信号とデータ信号が有効となる区間を示すタイムチャートである。図5において、図4と同じ参照符号は同じ構成要素を示す。図5に示す検出識別制御手段には、複数のADコンバータ51−1〜51−m(mは正の整数)と、期間信号で特定されるデータ有効期間における識別信号線の信号(クロック)を有効にする機能を設け、複数のアナログ検出手段(図示せず)の検出結果であるアナログ検出信号1〜mをも共有した1つのデータ線で画像形成制御手段が取り込めるようにした。図5に示す検出識別制御手段12は、複数のADコンバータ51−1〜51−mと、デコーダ部43で有効となった検出手段を識別選択する信号に、/Reset信号とDetectの反転信号から成るデータ有効期間を示すアウトプットイネーブル信号との論理積を生成するAND回路52−1〜52−mを設ける。AND回路52−1〜52−mの各出力をADコンバータ51−1〜51−mのチップセレクト信号(CS1〜CSm信号)としてADコンバータの1つを識別選択すると同時に、図6に示すデータ有効期間に送出する識別信号(クロック)をADコンバータのシフトクロック(SCLK)として有効とする。ADコンバータ51−1〜51−mが8ビットの場合には、データ有効期間のデータ線上に識別されたADコンバータの8ビットデータが出力されるように、識別線上にクロックが送出される。
【0024】
ところで、装置の状態の検出手段には、扉の開閉、各交換(消耗品)ユニットの装着、トナー濃度、記録媒体(紙)の大きさおよび配置等色々あるが、検出手段が配置される場所またはユニットごとにまとめ、複数に分ける。上記のように複数に分けた(まとめた)各々の検出手段群に対して、一組の信号線束(データ線、識別信号線、期間信号線)と検出識別制御手段を設け、検出手段データ制御装置を構成する。例えばトナーカートリッジ部(ユニット)には、トナーカートリッジの装着検出手段の4つ(Y,M,C,K)とトナーエンド検出手段4つ(Y,M,C,K)がある。カートリッジの装着検出手段はスイッチで、トナーエンド検出手段はセンサと検出の方式は変わっても、検出結果は共に、5Vまたは3.3Vなどの2値化信号で同じである。そこで、トナーカートリッジユニット部の上記8つの検出手段を1つの検出手段群としてまとめ、トナーカートリッジユニット内に検出識別制御手段を設け、データ線、識別信号線、期間信号線を接続する。
【0025】
また、他にも、給紙ユニットには、紙サイズ検出手段、紙残量検出手段および、給紙カセット装着検出手段等複数の検出手段があるが、これらも1つの検出手段群としてまとめ、検出手段データ制御装置の1つとする。上記検出手段が検出する状態は、同時に検出する必要がなく、また画像形成動作途中に検出結果を要求される即時性も必要とされないのでデータ線を共有化することができる。
【0026】
なお、本発明は上記各実施の形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載であれば多種の変形や置換可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の一実施の形態例に係る画像形成装置の着脱ユニット検出識別回路の構成を示すブロック図である。
【図2】期間信号により識別信号とデータ信号が有効となる区間を示すタイムチャートである。
【図3】本発明の識別信号と期間信号の関係を示すタイムチャートである。
【図4】図1の検出識別制御手段の構成を示すブロック図である。
【図5】図1の検出識別制御手段の別の構成を示すブロック図である。
【図6】期間信号により識別信号とデータ信号が有効となる区間を示すタイムチャートである。
【図7】画像形成装置の基本的なエンジン周りのシステム構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0028】
11−1〜11−n;検出手段、12;検出識別制御手段、
13;画像形成制御手段、41;コントローラ部、42;カウンタ部、
43;デコード部、44;バッファ、
51−1〜51−m;ADコンバータ、
52−1〜52−m,53;AND回路。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置を構成する複数の構成部材の稼動状態を検出した検出結果や画像形成装置の内外における各種検出センサの検出結果を含む検出データを出力する複数の検出手段を有する画像形成装置において、
前記検出データを画像形成制御手段へ供給する1つのデータ線と、
複数の前記検出手段のうち1つの検出手段を特定する識別信号を前記画像形成制御手段から供給する1つの識別信号線と、
前記識別信号の有効期間と前記検出データの有効期間を特定する期間信号を前記画像形成制御手段から供給する1つの期間信号線と、
前記識別信号及び前記期間信号に基づいて該当する前記検出手段を識別し、識別して該当する前記検出手段の検出データのみを有効として画像形成制御手段に前記データ線を介して供給する検出識別制御手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記検出識別制御手段は、前記識別信号を有効にした後、前記識別信号により識別されて該当する前記検出手段の検出データのみを有効とすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記検出識別制御手段は、前記識別信号が有効となる一定期間内における前記識別信号のパルス数を計数することで、該当する前記検出手段を識別することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記識別信号が有効となる期間の長さは任意であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
1つのデータ線を共有する前記検出手段の数により、前記識別信号及び前記検出データを特定する期間の長さを可変することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記検出識別制御手段は、アナログ検出手段が出力するアナログ検出信号をデジタル信号に変換するADコンバータと、データ有効期間における識別信号を有効にする論理回路を設け、識別する前記アナログ検出手段の検出データとして前記論理回路により複数ビットの検出データを有効したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記データ線、前記識別信号線及び前記期間信号線とから成る1組の信号線束と、前記検出識別制御手段とを有する検出データ制御手段を、前記検出手段が設置される場所毎、機能毎又はユニット毎に分けて、複数設けることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−12830(P2008−12830A)
【公開日】平成20年1月24日(2008.1.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−187532(P2006−187532)
【出願日】平成18年7月7日(2006.7.7)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】