説明

画像形成装置

【課題】画像形成装置において、不揮発性メモリを2つのCPUで共有させると共に、2つのCPUから不揮発性メモリへのアクセスを簡単な回路で調整できるようにする。
【解決手段】画像形成プロセス制御を行う第1CPU1と、通信制御を行う第2CPU2と、第1CPU1及び第2CPU2で共有するEEPROM4と、第1CPU1及び第2CPU2の一方を不揮発性メモリ4に直接アクセス可能とするセレクタ3とを設ける。そして、第1CPU1と第2CPU2との間で通信可能とし、通常状態では、第1CPU1がEEPROM4に直接アクセス可能とするとともに、第2CPU2は、第1CPU1を介してEEPROM4にアクセス可能とする。一方、第1CPU1が作動を停止した省電力状態又は第1CPU1が動作異常状態では、セレクタ3によって第2CPUがEEPROM4に直接アクセス可能となるようする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置に関し、より詳細には、通信制御を行うCPUと画像形成プロセス制御を行うCPUとを備えた画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
プリンタやファクシミリ、複写機などの画像形成装置の多くは、現像バイアス電圧値や露光量、定着温度などの画像形成プロセスを制御する第1CPUと、ネットワーク通信やUSB通信、操作パネル制御、FAX通信、画像読取り、画像データを変換して第1CPUへ出力する等を制御する第2CPUとを、制御基板に備えている。これは、装置の動作制御を2つのCPUに分担させることによって、一方のCPUの変更だけで、低価格プリンタや高機能プリンタ、複合機(ファクシミリ、複写、画像読取り、プリント)を構成できるようなるからである。また、動作制御を2つのCPUに分担させることによって、プリント指示やFAX受信などの動作指示が無い待機状態において、プリント指示受信、FAX受信、操作パネルの監視などを行う第2CPUのみを作動させ、画像形成プロセスを制御する第1CPUの電源を切って省電力状態(以下、「スリープ状態」と記すことがある)にできるようにもなるからである。
【0003】
これまでの画像形成装置では、第1CPU及び第2CPUはそれぞれに不揮発性メモリを有していたが、製造コストの低減等の観点から不揮発性メモリの共有化が望まれていた。
【0004】
例えば、特許文献1では、複数の回路が共通のメモリに対して同時にアクセスすることを前提として、リードアクセスとライトアクセスとをそれぞれ選択的にまとめて、まとめた連続リードアクセスと連続ライトアクセスとを交互に繰り返すことで、リードとライトの切り換え回数を減らして、高速アクセスを図る技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006-154910号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
プログラムを格納するROMや、プログラムを実行するためのデータを格納するRAMを共有メモリにする場合は、前記提案技術のように、専用のメモリ調停回路を設けて、複数のCPUからの同時アクセスに対する優先順位とメモリライト・メモリリードの管理を行う必要があるが、前記の画像形成装置の第1CPU及び第2CPUで共有する不揮発性メモリは、画像形成装置の寿命カウンタや画像安定化結果、操作パネルからのユーザ設定情報などを記憶するものであり、プログラムからのアクセスは頻繁にはなく、高速アクセスを図る必要はない。また、前記提案技術のROMやRAMを共有メモリとした場合と同様のメモリ調停回路を設けると複雑かつ高価となる。
【0007】
そこで本発明の目的は、不揮発性メモリを2つのCPUで共有させると共に、2つのCPUから不揮発性メモリへのアクセスを簡単な回路で調整できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者等は、前記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、2つのCPUで不揮発性メモリを共有する場合、どちらか一方のCPUに不揮発性メモリを接続し、もう一方のCPUは、不揮発性メモリを接続したCPUを介して不揮発性メモリヘアクセスすればよいとの着想を得た。しかし、この着想では、つぎのような新たな問題が生じる。
【0009】
まず、通信制御を行うCPU側に不揮発性メモリを接続した場合、主電源をオンした時、通信制御を行うCPUは、OSのダウンロードや初期化を行うのに30秒ほどの時間がかかり、この間、不揮発性メモリの読み込みが行えない。画像形成プロセス制御を行うCPUは、主電源がオンされると直ちに画像安定化を実行して、最適な現像バイアス値、レーザ光量などを決定して保存したり、機械の販売地域などの仕向け応じた定着温調を行う必要があるが、前記のようの主電源がオンされてから30秒間ほどの間、この動作ができなくなる。
【0010】
一方、画像形成プロセス制御を行う第2CPU側に不揮発性メモリを接続した場合、消費電力の削減のために、第2CPUが、電源を切ったスリープ状態となったときに、第1CPUから不揮発性メモリへアクセスできなくなる。
【0011】
また、不揮発性メモリを接続したCPUが暴走した場合、もう一方のCPUが正常に動作していても不揮発性メモリにアクセスできなくなる。
【0012】
そこで本発明に係る画像形成装置では、画像形成プロセス制御を行う第1CPUと、通信制御を行う第2CPUと、第1CPU及び第2CPUで共有する不揮発性メモリと、第1CPU及び第2CPUの一方を前記不揮発性メモリに直接アクセス可能とする切換部とを設け、第1CPUと第2CPUとの間で通信可能とし、通常状態では、第1CPUが前記不揮発性メモリに直接アクセス可能とするとともに、第2CPUは、第1CPUを介して前記不揮発性メモリにアクセス可能とし、第1CPUが作動を停止した省電力状態又は第1CPUが動作異常状態では、前記切換部によって第2CPUが前記不揮発性メモリに直接アクセス可能となるようにした。
【発明の効果】
【0013】
本発明の画像形成装置では、主電源がオンされると第1CPUは不揮発性メモリに直ちにアクセスして初期設定等を読み出すことができ、また第1CPUが省電力状態又は第1CPUが動作異常状態となったときでも、第2CPUは不揮発性メモリに直接アクセスできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明に係る画像形成装置のメモリ制御部の一例を示すブロック図である。
【図2】第1CPUと第2CPU、セレクタ、不揮発性メモリとの信号通信関係を示すブロック図である。
【図3】第2CPUが第1CPUを介してEEPROMからデータを読み込む場合の通信例である。
【図4】第2CPUが第1CPUを介してEEPROMにデータを書き込む場合の通信例である。
【図5】通常状態における第1CPUの動作制御例を示すフローチャートである。
【図6】第2CPUにおけるデータ読み込みの動作制御例を示すフローチャートである。
【図7】第2CPUにおけるデータ書き込みの動作制御例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明に係る画像形成装置について図に基づいてより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
【0016】
図1は、本発明に係る画像形成装置のメモリ制御部の一例を示すブロック図である。この図に示すメモリ制御部は、第1CPU1、第2CPU2、セレクタ(切換部)3、不揮発性メモリとしてのEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)4とを備える。第1CPU1は、ROM11と、RAM12とを備え、画像形成装置の定着装置や露光装置、搬送等の駆動モータなどと接続している。また、第2CPU2は、ROM21と、RAM22と、NIC(Network Interface Card)23と、USB(Universal Serial Bus)24とを備え、NIC23によってネットワークを介して他の機器と接続し、USB24によって周辺機器と接続し、画像形成装置の操作パネルとも接続している。そして、第1CPU1と第2CPU2とは、セレクタ3を介して不揮発性メモリ4と接続している。また、第1CPU1と第2CPU2とはシリアル通信可能に接続している。
【0017】
このシリアル通信では、後述する第2CPU2から第1CPU1を介してのEEPROM4への書き込み及び読み出し要求の他、第2CPU2から第1CPU1ヘ、プリント指示(ユーザから指定された給紙口、排紙口、印字色、用紙メディアなどを指示)や画像安定化指示(画像安定化処理を開始する指示)、スリープ指示(スリープ状態に移行する指示)などが行われ、反対に、第1CPU1から第2CPU2ヘ、エンジン状態の通知(印字中、ウォームアップ中、画像安定化中、クリーニング中)やエンジンのエラー状態(カバー開、JAM、サービスコール)、エンジンの消耗品状態(エンプティ、ニアエンプティ、消耗量)などの状態通知が行われる。
【0018】
EEPROM4には、第1CPU1に関係するデータとして、画像安定化を実行して、最適な現像バイアス値、レーザ光量などの画像形成条件や仕向け値による定着温調制御、トナーカートリッジ・ドラムカートリッジ・中間転写ベルト・定着装置・2次転写ローラなどの寿命カウント等が記憶され、第2CPU2に関係するデータとして、JOBカウントやJAM発生回数、エラー発生回数、操作パネルに表示する言語設定、ネットワーク設定などが記憶されている。
【0019】
図2に、第1CPU1と第2CPU2、セレクタ3、不揮発性メモリ4との信号通信関係を示すブロック図を示す。第1CPU1と第2CPU2とは、セレクタ3を介してEEPROM4に対して信号を入出力するためのCS(Chip Select)端子、TXD(Trancemit Data)端子、RXD(Recieve Data)端子をそれぞれ有する。セレクタ3は、第1CPU1及び第2CPU2の一方を選択し、そのアクセス信号をEEPROM4へ送信し、EEPROM4からの出力データを前記選択したCPUに送信する。セレクタ3におけるCPUの選択切換は、OR回路5から送られるSEL信号によって行われる。OR回路5へは、第1CPU1からのWDT(Watch Dog Timer)信号と、第2CPU2からのスリープ信号とが送られ、これらの信号の論理和としてSEL信号が形成される。なお、WDTは、プログラムが異常動作していないかを監視する番犬の機能を果たすものであり、監視対象であるプログラムからはクリアすることはできるが、止めることができないタイマである。このタイマがオーバフローすると、動作異常と判断されWDT信号が発生する。下記表1に、WDT信号とスリープ信号とによるSEL信号の状態変化を示す。
【0020】
【表1】

【0021】
表1から理解されるように、通常状態では、スリープ信号は「L」、WDT信号は「L」であるので、SEL信号は「L」となって、セレクタ3は第1CPU1からEEPROM4へのアクセスを選択する。このとき、第2CPU2からEEPROM4への書き込み及び読み出し要求は、シリアル通信により第1CPU1へ転送され、第1CPU1からセレクタ3を経てEEPROM4へアクセスされる。なお、第2CPU2の、第1CPU1を介してのEEPROM4へのアクセスについては後述する。
【0022】
一方、画像形成装置に画像形成信号が入力されずに所定時間(例えば15分)経過すると、第1CPU1はスリープ状態に移行する。第1CPU1がスリープ状態になると、第1CPU1への供給電力が遮断され、第1CPU1からEEPROM4へのアクセスができなくなる。このとき、セレクタ3によって、EEPROM4への直接アクセス可能なCPUが第1CPU1から第2CPU2に切り換えられ、第2CPU2がEEPROM4へ直接アクセス可能とされる。すなわち、表1において、スリープ信号が「H」となり、WDT信号は「L」を維持するので、OR回路5から出力されるSEL信号は「H」となり、セレクタ3は第2CPU2からEEPROM4への直接アクセスを可能とする。
【0023】
また、第1CPU1がソフトウェアの暴走などにより動作異常になると、WDT異常が検知される。このWDT異常が検知されると、表1において、スリープ信号は「L」を維持し、WDT信号が「H」となるので、OR回路5から出力されるSEL信号は「H」となり、前記と同様に、セレクタ3は第2CPU2からEEPROM3への直接アクセスを可能とする。
【0024】
次に、通常状態における、第2CPU2の、第1CPU1を介してのEEPROM4へのアクセスについて説明する。図3に、第2CPU2がEEPROM4に対してデータを読込む場合の通信の流れを示す。まず、第2CPU2から第1CPU1に「EEPROM読込み指示」がなされる。第1CPU1はこれを受信すると、指定されたアドレスのEEPROMデータを読込んで、「EEPROM読込みレポート」を第2CPU2に送信する。
【0025】
「EEPROM読込み指示」及び「EEPROM読込みレポート」の通信フォーマット例を表2及び表3に示す。表2の「EEPROM読込み指示」の通信フォーマットでは、1バイト目の「0x11」が通信データの種類、すなわち「EEPROM読込み指示」であることを示している。そして、2バイト目でEEPROMの読込みアドレスを指定している。具体的には、本例ではEEPROMの容量が256バイトなので、「0x00」〜「0xff」がセットされる。
【0026】
一方、表3の「EEPROM読込みレポート」の通信フォーマットでは、1バイト目の「0x11」が、前記と同様に、通信データの種類、すなわち「EEPROM読込みレポート」であることを示している。そして、2バイト目にEEPROMからの読込みデータがセットされる。
【0027】
【表2】

【0028】
【表3】

【0029】
図4に、第2CPU2がEEPROM4に対してデータを書き込む場合の通信の流れを示す。まず、第2CPU2から第1CPU1に「EEPROM書き込み指示」データが送信される。第1CPU1はこれを受信すると、指定されたアドレスのデータを書き込むとともに、同じアドレスからデータを読み込んで、「EEPROM書き込みレポート」を第2CPU2に送信する。
【0030】
「EEPROM書き込み指示」及び「EEPROM書き込みレポート」の通信フォーマット例を表4及び表5に示す。表4の「EEPROM書き込み指示」の通信フォーマットでは、1バイト目の「0x12」が通信データの種類、すなわち「EEPROM書き込み指示」であることを示している。そして、2バイト目でEEPROMの書き込みアドレスを指定している。具体的には、本例ではEEPROMの容量が256バイトなので、「0x00」〜「0xff」がセットされる。3バイト目に、書き込みデータがセットされる。
【0031】
一方、表5の「EEPROM書き込みレポート」の通信フォーマットでは、1バイト目の「0x12」が、前記と同様に、通信データの種類、すなわち「EEPROM書き込みレポート」であることを示している。そして、2バイト目に、EEPROMの指定アドレスにデータを書き込んだ後、同じアドレスから読み込んだデータがセットされる。第2CPU2は、「EEPROM書き込みレポート」にセットされたこのデータと、書き込み指示したデータとが一致しているかどうかを判定し、書き込みエラーを検出する。
【0032】
【表4】

【0033】
【表5】

【0034】
図5〜図7に、以上説明した画像形成装置のメモリ制御についてのフローチャートを示す。図5は、通常状態における第1CPU1の動作制御例である。まず、第2CPU2から第1CPU1にEEPROM4への読み込み指示があるかどうかを判定する(ステップS101)。第2CPU2からの読み込み指示がない場合はステップS104に進む。一方、第2CPU2からの読み込み指示があると、第1CPU1は、指定されたEEPROMのアドレスからデータを読み込み(ステップS102)、読み込んだデータを「EEPROM読み込みレポート」として第2CPU2に送信する(ステップS103)。
【0035】
次に、第2CPU2から第1CPU1にEEPROM4への書き込み指示があるかどうかを判定する(ステップS104)。第2CPU2からの書き込み指示がない場合は制御を終了する。一方、第2CPU2からの書き込み指示があると、第1CPU1は、指定されたEEPROM4のアドレスにデータを書き込む(ステップS105)。次いで、指定されたEEPROMのアドレスからデータを読み込む(ステップS106)。そして、読み込んだデータを「EEPROM書き込みレポート」として第2CPU2に送信し(ステップS107)、制御を終了する。
【0036】
図6は、第2CPU2の読み込み動作の制御例である。まず、第1CPU1がWDT異常が発生したかどうか(ステップS201)、第1CPU1がスリープ状態かどうか(ステップS202)を判定する。第1CPU1がWDT異常でなく且つスリープ状態でない場合は、第2CPU2は第1CPU1にEEPROM4からの読み込み要求をする(ステップS203)。そして、第2CPU2は第1CPU1から「EEPROM読み込みレポート」を受け取り(ステップS204)、制御を終了する。一方、第1CPU1がWDT異常又はスリープ状態の場合は、第2CPU2はEEPROM4に直接アクセスしてデータを読み込み(ステップS205)、制御を終了する。
【0037】
図7は、第2CPU2の書き込み動作の制御例である。まず、第1CPU1がWDT異常が発生したかどうか(ステップS301)、第1CPU1がスリープ状態かどうか(ステップS302)を判定する。第1CPU1がWDT異常でなく且つスリープ状態でない場合は、第2CPU2は第1CPU1にEEPROM4への書き込み要求をする(ステップS303)。そして、第2CPU2は第1CPU1から「EEPROM書き込みレポート」を受け取る(ステップS304)。一方、第1CPU1がWDT異常又はスリープ状態の場合は、第2CPU2はEEPROM4に直接アクセスしてデータを書き込む(ステップS305)。そして、書き込んだアドレスからデータを読み込む(ステップS306)。
【0038】
次いで、EEPROM4に書き込んだデータと、書き込んだアドレスから読み込んだデータとが一致するかどうかを判定する(ステップS307)。書き込んだデータと読み込んだデータとが一致すれば制御を終了する。一方、書き込んだデータと読み込んだデータとが一致しなければ、上記動作を繰り返し行い、3回連続してデータが一致しなければ(ステップS308)、EEPROM4への書き込み異常と判断してそれを報知し(ステップS309)、制御を終了する。
【産業上の利用可能性】
【0039】
本発明に係る画像形成装置は、主電源がオンされると第1CPU1が不揮発性メモリ4に直ちにアクセスして初期設定等を読み出すことができ、また第1CPU1が省電力状態又は第1CPU1が動作異常状態となったときでも、第2CPU2が不揮発性メモリ4に直接アクセスできるので、不具合を生じさせることなく、2つのCPUで不揮発性メモリ4を共有させることができるようになる。
【符号の説明】
【0040】
1 第1CPU
2 第2CPU
3 セレクタ(切換部)
4 EEPROM(不揮発性メモリ)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成プロセス制御を行う第1CPUと、通信制御を行う第2CPUと、第1CPU及び第2CPUで共有する不揮発性メモリと、第1CPU及び第2CPUの一方を前記不揮発性メモリに直接アクセス可能とする切換部とを有し、
第1CPUと第2CPUとの間で通信可能であり、
通常状態では、第1CPUが前記不揮発性メモリに直接アクセス可能とされるとともに、第2CPUは、第1CPUを介して前記不揮発性メモリにアクセス可能とされ、
第1CPUが作動を停止した省電力状態又は第1CPUが動作異常状態では、前記切換部によって第2CPUが前記不揮発性メモリに直接アクセス可能とされることを特徴とする画像形成装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2011−39715(P2011−39715A)
【公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−185326(P2009−185326)
【出願日】平成21年8月8日(2009.8.8)
【出願人】(303000372)コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 (12,802)
【Fターム(参考)】