癌治療のための診断方法および組成物
例えば癌を含む血管形成性疾患の診断及び治療に有用な方法及び組成物をここに開示する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
VEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療から利益を得うる患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者が該抗癌療法による治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項2】
VEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療から利益を得うる患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者が該抗癌療法による治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項3】
VEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療に対して癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者が該抗癌療法による治療に対して反応する可能性が高いことを示す方法。
【請求項4】
VEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療に対して癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者が該抗癌療法による治療に対して反応する可能性が高いことを示す方法。
【請求項5】
癌患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者が該抗癌療法から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項6】
癌患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者が該抗癌療法から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項7】
癌の治療の治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項8】
癌の治療の治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項9】
患者の癌の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較して表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルが増加していることを決定することと、
VEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法の有効量を患者に投与することとを含み、それによって癌が治療される方法。
【請求項10】
患者の癌の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較して表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルが低減していることを決定することと、
VEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法の有効量を患者に投与することとを含み、それによって癌が治療される方法。
【請求項11】
患者から得た試料が、組織、全血液、血液由来の細胞、血漿、血清およびこれらの組合せからなる群から選択される一つである、請求項1から10のいずれか一に記載の方法。
【請求項12】
発現レベルがmRNA発現レベルである、請求項1から10のいずれか一に記載の方法。
【請求項13】
発現レベルがタンパク質発現レベルである、請求項1から10のいずれか一に記載の方法。
【請求項14】
さらに、表1に記載する少なくとも第2番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項1から10のいずれか一に記載の方法。
【請求項15】
さらに、表1に記載する少なくとも第3番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
さらに、表1に記載する少なくとも第4番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
さらに、表1に記載する少なくとも第5番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
さらに、表1に記載する少なくとも第6番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
さらに、表1に記載する少なくとも第7番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
さらに、表1に記載する少なくとも第8番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
さらに、表1に記載する少なくとも第9番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
さらに、表1に記載する少なくとも第10番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
さらに、前記患者にVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法の有効量を投与することを含む、請求項1から8のいずれか一に記載の方法。
【請求項24】
抗癌療法は、抗体、小分子およびsiRNAからなる群から選択される一つである、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
抗癌療法は、EGFL7アンタゴニスト、NRP1アンタゴニストおよびVEGF−Cアンタゴニストからなる群から選択される一つである、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
EGFL7アンタゴニストは抗体である、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
NRP1アンタゴニストは抗体である、請求項25に記載の方法。
【請求項28】
VEGF−Cアンタゴニストは抗体である、請求項25に記載の方法。
【請求項29】
さらに、VEGF−Aアンタゴニストを前記患者に投与することを含む、請求項9、10又は23に記載の方法。
【請求項30】
VEGF−Aアンタゴニストは抗VEGF−A抗体である、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
抗VEGF−A抗体はベバシズマブである、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
抗癌療法とVEGF−Aアンタゴニストは同時に投与される、請求項29に記載の方法。
【請求項33】
抗癌療法とVEGF−Aアンタゴニストは順次投与される、請求項29に記載の方法。
【請求項34】
患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療から利益を得うるか否かを決定するためのキットであって、
表1に記載する少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドを含むアレイと、
該少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定してVEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療に対する患者の反応性を予測するための該アレイの使用に関する指示書とを具備してなり、このとき参照試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療から利益を得うることを示す、キット。
【請求項35】
患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療から利益を得うるか否かを決定するためのキットであって、
表1に記載する少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドを含むアレイと、
該少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定してVEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療に対する患者の反応性を予測するための該アレイの使用に関する指示書とを具備してなり、このとき参照試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGFアンタゴニストと抗癌療法による治療から利益を得うることを示す、キット。
【請求項36】
表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを検出するための一群の化合物であって、
表1に記載する少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることが可能な少なくとも一の化合物を含み、このとき参照試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療から利益を得うることを示す、一群の化合物。
【請求項37】
表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを検出するための一群の化合物であって、
表1に記載する少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることが可能な少なくとも一の化合物を含み、このとき参照試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療から利益を得うることを示す、一群の化合物。
【請求項38】
化合物はポリヌクレオチドである、請求項36又は37に記載の一群の化合物。
【請求項39】
ポリヌクレオチドは表2に記載する3つの配列を含む、請求項38に記載の一群の化合物。
【請求項40】
化合物はタンパク質である、請求項36又は37に記載の一群の化合物。
【請求項41】
タンパク質は抗体である、請求項40に記載の一群の化合物。
【請求項42】
ニューロピリン−1(NRP1)アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において、TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項43】
ニューロピリン−1(NRP1)アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において、Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項44】
NRP1アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において、TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項45】
NRP1アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において、Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項46】
患者がNRP1アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において、TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項47】
患者がNRP1アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において、Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項48】
NRP1アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において、TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項49】
NRP1アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において、Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項50】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較して、TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルが増加していることを決定することと、
NRP1アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、これによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項51】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較して、Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルが低減していることを決定することと、
NRP1アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、これによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項52】
患者から得た試料は、組織、全血液、血液由来の細胞、血漿、血清およびこれらの組合せからなる群から選択される一つである、請求項42から51のいずれか一に記載の方法。
【請求項53】
発現レベルはmRNA発現レベルである、請求項42から51のいずれか一に記載の方法。
【請求項54】
発現レベルはタンパク質発現レベルである、請求項42から51のいずれか一に記載の方法。
【請求項55】
さらに、NRP1アンタゴニストを患者に投与することを含む、請求項42から49のいずれか一に記載の方法。
【請求項56】
NRP1アンタゴニストは抗NRP1抗体である、請求項42から51及び55のいずれか一に記載の方法。
【請求項57】
方法はさらに、前記患者にVEGF−Aアンタゴニストを投与することを含む、請求項50、51又は55に記載の方法。
【請求項58】
VEGF−AアンタゴニストとNRP1アンタゴニストは同時に投与される、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
VEGF−AアンタゴニストとNRP1アンタゴニストは順次投与される、請求項57に記載の方法。
【請求項60】
VEGF−Aアンタゴニストは抗VEGF−A抗体である、請求項57に記載の方法。
【請求項61】
抗VEGF−A抗体はベバシズマブである、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
NRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてPlGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPlGFの発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項63】
NRP1アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてPlGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPlGFの発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項64】
患者がNRP1アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてPlGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPlGFの発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項65】
NRP1アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてPlGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPlGFの発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項66】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してPlGFの発現レベルが増加していることを決定することと、
NRP1アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項67】
ニューロピリン−1(NRP1)アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において、Sema3Aの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料におけるSema3Aの発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項68】
NRP1アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において、Sema3Aの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料におけるSema3Aの発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療に対して反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項69】
患者がNRP1アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において、Sema3Aの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料におけるSema3Aの発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項70】
NRP1アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において、Sema3Aの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料におけるSema3Aの発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項71】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してSema3Aの発現レベルが増加していることを決定することと、
NRP1アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項72】
ニューロピリン−1(NRP1)アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において、TGFβ1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料におけるTGFβ1の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項73】
NRP1アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において、TGFβ1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料におけるTGFβ1の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項74】
患者がNRP1アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において、TGFβ1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料におけるTGFβ1の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項75】
NRP1アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において、TGFβ1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料におけるTGFβ1の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項76】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してTGFβ1の発現レベルが増加していることを決定することと、
NRP1アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項77】
さらに、患者にNRP1アンタゴニストを投与することを含む、請求項62から65、67から70及び72から75のいずれか一に記載の方法。
【請求項78】
NRP1アンタゴニストは抗NRP1抗体である、請求項62から77のいずれか一に記載の方法。
【請求項79】
方法はさらに、前記患者にVEGF−Aアンタゴニストを投与することを含む、請求項66、71、76又は77に記載の方法。
【請求項80】
VEGF−AアンタゴニストとNRP1アンタゴニストは同時に投与される、請求項79に記載の方法。
【請求項81】
VEGF−AアンタゴニストとNRP1アンタゴニストは順次投与される、請求項79に記載の方法。
【請求項82】
VEGF−Aアンタゴニストは抗VEGF−A抗体である、請求項79に記載の方法。
【請求項83】
抗VEGF−A抗体はベバシズマブである、請求項82に記載の方法。
【請求項84】
TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定するためのキットであって、
TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドを含むアレイと、
該少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定してNRP1アンタゴニストによる治療に対する患者の反応性を予測するための該アレイの使用に関する指示書とを具備してなり、このとき参照試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、キット。
【請求項85】
Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定するためのキットであって、
Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドを含むアレイと、
該少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定してNRP1アンタゴニストによる治療に対する患者の反応性を予測するための該アレイの使用に関する指示書とを具備してなり、このとき参照試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、キット。
【請求項86】
TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを検出することができる一群の化合物であって、
TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができる少なくとも一の化合物を含み、このとき参照試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、一群の化合物。
【請求項87】
Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを検出することができる一群の化合物であって、
Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができる少なくとも一の化合物を含み、このとき参照試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、一群の化合物。
【請求項88】
化合物はポリヌクレオチドである、請求項86又は87に記載の一群の化合物。
【請求項89】
ポリヌクレオチドは表2に記載する3つの配列を含む、請求項88に記載の一群の化合物。
【請求項90】
化合物はタンパク質である、請求項86又は87に記載の一群の化合物。
【請求項91】
タンパク質は抗体である、請求項90に記載の一群の化合物。
【請求項92】
血管内皮性増殖因子C(VEGF−C)アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項93】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項94】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項95】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項96】
患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項97】
患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項98】
VEGF−Cアンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項99】
VEGF−Cアンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項100】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較して、VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルが増加していることを決定することと、
VEGF−Cアンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、これによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項101】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較して、VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルが低減していることを決定することと、
VEGF−Cアンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、これによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項102】
患者から得た試料は、組織、全血液、血液由来の細胞、血漿、血清およびこれらの組合せからなる群から選択される一つである、請求項92から101のいずれか一に記載の方法。
【請求項103】
発現レベルはmRNA発現レベルである、請求項92から101のいずれか一に記載の方法。
【請求項104】
発現レベルはタンパク質発現レベルである、請求項92から101のいずれか一に記載の方法。
【請求項105】
さらに、患者にVEGF−Cアンタゴニストを投与することを含む、請求項92から99のいずれか一に記載の方法。
【請求項106】
VEGF−Cアンタゴニストは抗VEGF−C抗体である、請求項92から101及び105のいずれか一に記載の方法。
【請求項107】
方法はさらに、患者にVEGF−Aアンタゴニストを投与することを含む、請求項100、101又は105に記載の方法。
【請求項108】
VEGF−AアンタゴニストとVEGF−Cアンタゴニストは同時に投与される、請求項107に記載の方法。
【請求項109】
VEGF−AアンタゴニストとVEGF−Cアンタゴニストは順次投与される、請求項107に記載の方法。
【請求項110】
VEGF−Aアンタゴニストは抗VEGF−A抗体である、請求項107に記載の方法。
【請求項111】
抗VEGF−A抗体はベバシズマブである、請求項110に記載の方法。
【請求項112】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Cの発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項113】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Cの発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項114】
患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Cの発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項115】
VEGF−Cアンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Cの発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項116】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してVEGF−Cの発現レベルが増加していることを決定することと、
VEGF−Cアンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項117】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Dの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Dの発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項118】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Dの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Dの発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項119】
患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Dの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Dの発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項120】
VEGF−Cアンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Dの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Dの発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項121】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してVEGF−Dの発現レベルが増加していることを決定することと、
VEGF−Cアンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項122】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてVEGFR3の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGFR3の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項123】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてVEGFR3の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGFR3の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項124】
患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてVEGFR3の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGFR3の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項125】
VEGF−Cアンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてVEGFR3の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGFR3の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項126】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してVEGFR3の発現レベルが増加していることを決定することと、
VEGF−Cアンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項127】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてFGF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF2の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項128】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてFGF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF2の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項129】
患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてFGF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF2の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項130】
VEGF−Cアンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてFGF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF2の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項131】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してFGF2の発現レベルが増加していることを決定することと、
VEGF−Cアンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項132】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Aの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Aの発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項133】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Aの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Aの発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項134】
患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Aの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Aの発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項135】
VEGF−Cアンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Aの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Aの発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項136】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してVEGF−Aの発現レベルが低減していることを決定することと、
VEGF−Cアンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項137】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてPlGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPlGFの発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項138】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてPlGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPlGFの発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項139】
患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてPlGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPlGFの発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項140】
VEGF−Cアンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、患者から得た試料においてPlGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPlGFの発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項141】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してPlGFの発現レベルが低減していることを決定することと、
VEGF−Cアンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項142】
さらに、VEGF−Cアンタゴニストを患者に投与することを含む、請求項112から115、117から120、122から125、127から130、132から135及び137から140のいずれか一に記載の方法。
【請求項143】
VEGF−Cアンタゴニストは抗VEGF−C抗体である、請求項112から142のいずれか一に記載の方法。
【請求項144】
方法はさらに、前記患者にVEGF−Aアンタゴニストを投与することを含む、請求項116、121、126、131、136、141又は142に記載の方法。
【請求項145】
VEGF−AアンタゴニストとVEGF−Cアンタゴニストは同時に投与される、請求項144に記載の方法。
【請求項146】
VEGF−AアンタゴニストとVEGF−Cアンタゴニストは順次投与される、請求項144に記載の方法。
【請求項147】
VEGF−Aアンタゴニストは抗VEGF−A抗体である、請求項144に記載の方法。
【請求項148】
抗VEGF−A抗体はベバシズマブである、請求項147に記載の方法。
【請求項149】
VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定するためのキットであって、
VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドを含むアレイと、
該少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定してVEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する患者の反応性を予測するための該アレイの使用に関する指示書とを具備してなり、このとき参照試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、キット。
【請求項150】
VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定するためのキットであって、
VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドを含むアレイと、
該少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定してVEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する患者の反応性を予測するための該アレイの使用に関する指示書とを具備してなり、このとき参照試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、キット。
【請求項151】
VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを検出することができる一群の化合物であって、
VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができる少なくとも一の化合物を含み、このとき参照試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、一群の化合物。
【請求項152】
VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを検出することができる一群の化合物であって、
VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができる少なくとも一の化合物を含み、このとき参照試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、一群の化合物。
【請求項153】
化合物はポリヌクレオチドである、請求項151又は152に記載の一群の化合物。
【請求項154】
ポリヌクレオチドは表2に記載する3つの配列を含む、請求項153に記載の一群の化合物。
【請求項155】
化合物はタンパク質である、請求項151又は152に記載の一群の化合物。
【請求項156】
タンパク質は抗体である、請求項155に記載の一群の化合物。
【請求項157】
EGF様ドメイン, 多型7(EGFL7)アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項158】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において、Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びFN1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項159】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項160】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において、Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びFN1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項161】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項162】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において、Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びFN1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項163】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項164】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において、Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びFN1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項165】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較して、VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルが増加していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、これによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項166】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較して、Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、これによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項167】
患者から得た試料は、組織、全血液、血液由来の細胞、血漿、血清およびこれらの組合せからなる群から選択される一つである、請求項157から166のいずれか一に記載の方法。
【請求項168】
発現レベルはmRNA発現レベルである、請求項157から166のいずれか一に記載の方法。
【請求項169】
発現レベルはタンパク質発現レベルである、請求項157から166のいずれか一に記載の方法。
【請求項170】
さらに、患者にEGFL7アンタゴニストを投与することを含む、請求項157から164のいずれか一に記載の方法。
【請求項171】
EGFL7アンタゴニストは抗EGFL7抗体である、請求項157から166及び170のいずれか一に記載の方法。
【請求項172】
方法はさらに、前記患者にVEGF−Aアンタゴニストを投与することを含む、請求項165、166又は170に記載の方法。
【請求項173】
VEGF−AアンタゴニストとEGFL7アンタゴニストは同時に投与される、請求項172に記載の方法。
【請求項174】
VEGF−AアンタゴニストとEGFL7アンタゴニストは順次投与される、請求項172に記載の方法。
【請求項175】
VEGF−Aアンタゴニストは抗VEGF−A抗体である、請求項172に記載の方法。
【請求項176】
抗VEGF−A抗体はベバシズマブである、請求項175に記載の方法。
【請求項177】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Cの発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項178】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Cの発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項179】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Cの発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項180】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Cの発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項181】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してVEGF−Cの発現レベルが増加していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項182】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてBv8の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるBv8の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項183】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてBv8の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるBv8の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項184】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてBv8の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるBv8の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項185】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてBv8の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるBv8の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項186】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してBv8の発現レベルが増加していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項187】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてCSF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるCSF2の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項188】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてCSF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるCSF2の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項189】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてCSF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるCSF2の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項190】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてCSF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるCSF2の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項191】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してCSF2の発現レベルが増加していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項192】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてTNFαの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるTNFαの発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項193】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてTNFαの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるTNFαの発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項194】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてTNFαの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるTNFαの発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項195】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてTNFαの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるTNFαの発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項196】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してTNFαの発現レベルが増加していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項197】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてSema3Bの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるSema3Bの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項198】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてSema3Bの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるSema3Bの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項199】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてSema3Bの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるSema3Bの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項200】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてSema3Bの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるSema3Bの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項201】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してSema3Bの発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項202】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてFGF9の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF9の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項203】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてFGF9の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF9の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項204】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてFGF9の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF9の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項205】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてFGF9の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF9の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項206】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してFGF9の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項207】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてHGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるHGFの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項208】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてHGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるHGFの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項209】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてHGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるHGFの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項210】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてHGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるHGFの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項211】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してHGFの発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項212】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてRGS5の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるRGS5の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項213】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてRGS5の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるRGS5の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項214】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてRGS5の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるRGS5の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項215】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてRGS5の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるRGS5の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項216】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してRGS5の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項217】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてNRP1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるNRP1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項218】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてNRP1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるNRP1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項219】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてNRP1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるNRP1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項220】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてNRP1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるNRP1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項221】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してNRP1の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項222】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてNRP1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるNRP1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項223】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてNRP1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるNRP1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項224】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてNRP1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるNRP1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項225】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてNRP1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるNRP1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項226】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してNRP1の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項227】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてFGF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF2の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項228】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてFGF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF2の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項229】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてFGF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF2の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項230】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてFGF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF2の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項231】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してFGF2の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項232】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてCXCR4の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるCXCR4の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項233】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてCXCR4の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるCXCR4の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項234】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてCXCR4の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるCXCR4の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項235】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてCXCR4の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるCXCR4の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項236】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してCXCR4の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項237】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてcMetの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるcMetの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項238】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてcMetの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるcMetの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項239】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてcMetの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるcMetの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項240】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてcMetの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるcMetの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項241】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してcMetの発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項242】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてFN1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFN1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項243】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてFN1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFN1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項244】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてFN1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFN1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項245】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてFN1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFN1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項246】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してFN1の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項247】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてフィブリン2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるフィブリン2の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項248】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてフィブリン2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるフィブリン2の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項249】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてフィブリン2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるフィブリン2の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項250】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてフィブリン2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるフィブリン2の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項251】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してフィブリン2の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項252】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてフィブリン4の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるフィブリン4の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項253】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてフィブリン4の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるフィブリン4の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項254】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてフィブリン4の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるフィブリン4の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項255】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてフィブリン4の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるフィブリン4の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項256】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してフィブリン4の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項257】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてMFAP5の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるMFAP5の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項258】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてMFAP5の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるMFAP5の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項259】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてMFAP5の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるMFAP5の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項260】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてMFAP5の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるMFAP5の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項261】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してMFAP5の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項262】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてPDGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPDGF−Cの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項263】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてPDGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPDGF−Cの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項264】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてPDGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPDGF−Cの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項265】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてPDGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPDGF−Cの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項266】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してPDGF−Cの発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項267】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてSema3Fの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるSema3Fの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項268】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてSema3Fの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるSema3Fの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項269】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてSema3Fの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるSema3Fの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項270】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてSema3Fの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるSema3Fの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項271】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してSema3Fの発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項272】
さらに、患者にEGFL7アンタゴニストを投与することを含む、請求項177から180、182から185、187から190、192から195、197から200、202から205、207から210、212から215、217から220、222から225、227から230、232から235、237から240、242から245、247から250、252から255、257から260、262から265及び267から270のいずれか一に記載の方法。
【請求項273】
EGFL7アンタゴニストは抗EGFL7抗体である、請求項177から272のいずれか一に記載の方法。
【請求項274】
方法はさらに、前記患者にVEGF−Aアンタゴニストを投与することを含む、請求項181、186、191、196、201、206、211、216、221、226、231、236、241、246、251、256、261、266、271又は272に記載の方法。
【請求項275】
VEGF−AアンタゴニストとEGFL7アンタゴニストは同時に投与される、請求項274に記載の方法。
【請求項276】
VEGF−AアンタゴニストとEGFL7アンタゴニストは順次投与される、請求項274に記載の方法。
【請求項277】
VEGF−Aアンタゴニストは抗VEGF−A抗体である、請求項274に記載の方法。
【請求項278】
抗VEGF−A抗体はベバシズマブである、請求項277に記載の方法。
【請求項279】
VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定するためのキットであって、
VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドを含むアレイと、
該少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定してEGFL7アンタゴニストによる治療に対する患者の反応性を予測するための該アレイの使用に関する指示書とを具備してなり、このとき参照試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、キット。
【請求項280】
Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びFN1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定するためのキットであって、
Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びFN1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドを含むアレイと、
該少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定してEGFL7アンタゴニストによる治療に対する患者の反応性を予測するための該アレイの使用に関する指示書とを具備してなり、このとき参照試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、キット。
【請求項281】
VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを検出することができる一群の化合物であって、
VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができる少なくとも一の化合物を含み、このとき参照試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、一群の化合物。
【請求項282】
Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びFN1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを検出することができる一群の化合物であって、
Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びFN1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができる少なくとも一の化合物を含み、このとき参照試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、一群の化合物。
【請求項283】
化合物はポリヌクレオチドである、請求項281又は282に記載の一群の化合物。
【請求項284】
ポリヌクレオチドは表2に記載する3つの配列を含む、請求項283に記載の一群の化合物。
【請求項285】
化合物はタンパク質である、請求項281又は282に記載の一群の化合物。
【請求項286】
タンパク質は抗体である、請求項285に記載の一群の化合物。
【請求項1】
VEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療から利益を得うる患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者が該抗癌療法による治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項2】
VEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療から利益を得うる患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者が該抗癌療法による治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項3】
VEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療に対して癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者が該抗癌療法による治療に対して反応する可能性が高いことを示す方法。
【請求項4】
VEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療に対して癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者が該抗癌療法による治療に対して反応する可能性が高いことを示す方法。
【請求項5】
癌患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者が該抗癌療法から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項6】
癌患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者が該抗癌療法から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項7】
癌の治療の治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項8】
癌の治療の治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項9】
患者の癌の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較して表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルが増加していることを決定することと、
VEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法の有効量を患者に投与することとを含み、それによって癌が治療される方法。
【請求項10】
患者の癌の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較して表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルが低減していることを決定することと、
VEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法の有効量を患者に投与することとを含み、それによって癌が治療される方法。
【請求項11】
患者から得た試料が、組織、全血液、血液由来の細胞、血漿、血清およびこれらの組合せからなる群から選択される一つである、請求項1から10のいずれか一に記載の方法。
【請求項12】
発現レベルがmRNA発現レベルである、請求項1から10のいずれか一に記載の方法。
【請求項13】
発現レベルがタンパク質発現レベルである、請求項1から10のいずれか一に記載の方法。
【請求項14】
さらに、表1に記載する少なくとも第2番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項1から10のいずれか一に記載の方法。
【請求項15】
さらに、表1に記載する少なくとも第3番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
さらに、表1に記載する少なくとも第4番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
さらに、表1に記載する少なくとも第5番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
さらに、表1に記載する少なくとも第6番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
さらに、表1に記載する少なくとも第7番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
さらに、表1に記載する少なくとも第8番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
さらに、表1に記載する少なくとも第9番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
さらに、表1に記載する少なくとも第10番目の遺伝子の発現を検出することを含む、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
さらに、前記患者にVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法の有効量を投与することを含む、請求項1から8のいずれか一に記載の方法。
【請求項24】
抗癌療法は、抗体、小分子およびsiRNAからなる群から選択される一つである、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
抗癌療法は、EGFL7アンタゴニスト、NRP1アンタゴニストおよびVEGF−Cアンタゴニストからなる群から選択される一つである、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
EGFL7アンタゴニストは抗体である、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
NRP1アンタゴニストは抗体である、請求項25に記載の方法。
【請求項28】
VEGF−Cアンタゴニストは抗体である、請求項25に記載の方法。
【請求項29】
さらに、VEGF−Aアンタゴニストを前記患者に投与することを含む、請求項9、10又は23に記載の方法。
【請求項30】
VEGF−Aアンタゴニストは抗VEGF−A抗体である、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
抗VEGF−A抗体はベバシズマブである、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
抗癌療法とVEGF−Aアンタゴニストは同時に投与される、請求項29に記載の方法。
【請求項33】
抗癌療法とVEGF−Aアンタゴニストは順次投与される、請求項29に記載の方法。
【請求項34】
患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療から利益を得うるか否かを決定するためのキットであって、
表1に記載する少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドを含むアレイと、
該少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定してVEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療に対する患者の反応性を予測するための該アレイの使用に関する指示書とを具備してなり、このとき参照試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療から利益を得うることを示す、キット。
【請求項35】
患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療から利益を得うるか否かを決定するためのキットであって、
表1に記載する少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドを含むアレイと、
該少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定してVEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療に対する患者の反応性を予測するための該アレイの使用に関する指示書とを具備してなり、このとき参照試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGFアンタゴニストと抗癌療法による治療から利益を得うることを示す、キット。
【請求項36】
表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを検出するための一群の化合物であって、
表1に記載する少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることが可能な少なくとも一の化合物を含み、このとき参照試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療から利益を得うることを示す、一群の化合物。
【請求項37】
表1に記載する少なくとも一の遺伝子の発現レベルを検出するための一群の化合物であって、
表1に記載する少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることが可能な少なくとも一の化合物を含み、このとき参照試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Aアンタゴニスト以外の抗癌療法、または、VEGF−Aアンタゴニストと抗癌療法による治療から利益を得うることを示す、一群の化合物。
【請求項38】
化合物はポリヌクレオチドである、請求項36又は37に記載の一群の化合物。
【請求項39】
ポリヌクレオチドは表2に記載する3つの配列を含む、請求項38に記載の一群の化合物。
【請求項40】
化合物はタンパク質である、請求項36又は37に記載の一群の化合物。
【請求項41】
タンパク質は抗体である、請求項40に記載の一群の化合物。
【請求項42】
ニューロピリン−1(NRP1)アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において、TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項43】
ニューロピリン−1(NRP1)アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において、Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項44】
NRP1アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において、TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項45】
NRP1アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において、Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項46】
患者がNRP1アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において、TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項47】
患者がNRP1アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において、Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項48】
NRP1アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において、TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項49】
NRP1アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において、Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項50】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較して、TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルが増加していることを決定することと、
NRP1アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、これによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項51】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較して、Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルが低減していることを決定することと、
NRP1アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、これによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項52】
患者から得た試料は、組織、全血液、血液由来の細胞、血漿、血清およびこれらの組合せからなる群から選択される一つである、請求項42から51のいずれか一に記載の方法。
【請求項53】
発現レベルはmRNA発現レベルである、請求項42から51のいずれか一に記載の方法。
【請求項54】
発現レベルはタンパク質発現レベルである、請求項42から51のいずれか一に記載の方法。
【請求項55】
さらに、NRP1アンタゴニストを患者に投与することを含む、請求項42から49のいずれか一に記載の方法。
【請求項56】
NRP1アンタゴニストは抗NRP1抗体である、請求項42から51及び55のいずれか一に記載の方法。
【請求項57】
方法はさらに、前記患者にVEGF−Aアンタゴニストを投与することを含む、請求項50、51又は55に記載の方法。
【請求項58】
VEGF−AアンタゴニストとNRP1アンタゴニストは同時に投与される、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
VEGF−AアンタゴニストとNRP1アンタゴニストは順次投与される、請求項57に記載の方法。
【請求項60】
VEGF−Aアンタゴニストは抗VEGF−A抗体である、請求項57に記載の方法。
【請求項61】
抗VEGF−A抗体はベバシズマブである、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
NRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてPlGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPlGFの発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項63】
NRP1アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてPlGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPlGFの発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項64】
患者がNRP1アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてPlGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPlGFの発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項65】
NRP1アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてPlGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPlGFの発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項66】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してPlGFの発現レベルが増加していることを決定することと、
NRP1アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項67】
ニューロピリン−1(NRP1)アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において、Sema3Aの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料におけるSema3Aの発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項68】
NRP1アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において、Sema3Aの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料におけるSema3Aの発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療に対して反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項69】
患者がNRP1アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において、Sema3Aの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料におけるSema3Aの発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項70】
NRP1アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において、Sema3Aの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料におけるSema3Aの発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項71】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してSema3Aの発現レベルが増加していることを決定することと、
NRP1アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項72】
ニューロピリン−1(NRP1)アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において、TGFβ1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料におけるTGFβ1の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項73】
NRP1アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において、TGFβ1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料におけるTGFβ1の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項74】
患者がNRP1アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において、TGFβ1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料におけるTGFβ1の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項75】
NRP1アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において、TGFβ1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料におけるTGFβ1の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項76】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してTGFβ1の発現レベルが増加していることを決定することと、
NRP1アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項77】
さらに、患者にNRP1アンタゴニストを投与することを含む、請求項62から65、67から70及び72から75のいずれか一に記載の方法。
【請求項78】
NRP1アンタゴニストは抗NRP1抗体である、請求項62から77のいずれか一に記載の方法。
【請求項79】
方法はさらに、前記患者にVEGF−Aアンタゴニストを投与することを含む、請求項66、71、76又は77に記載の方法。
【請求項80】
VEGF−AアンタゴニストとNRP1アンタゴニストは同時に投与される、請求項79に記載の方法。
【請求項81】
VEGF−AアンタゴニストとNRP1アンタゴニストは順次投与される、請求項79に記載の方法。
【請求項82】
VEGF−Aアンタゴニストは抗VEGF−A抗体である、請求項79に記載の方法。
【請求項83】
抗VEGF−A抗体はベバシズマブである、請求項82に記載の方法。
【請求項84】
TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定するためのキットであって、
TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドを含むアレイと、
該少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定してNRP1アンタゴニストによる治療に対する患者の反応性を予測するための該アレイの使用に関する指示書とを具備してなり、このとき参照試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、キット。
【請求項85】
Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定するためのキットであって、
Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドを含むアレイと、
該少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定してNRP1アンタゴニストによる治療に対する患者の反応性を予測するための該アレイの使用に関する指示書とを具備してなり、このとき参照試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、キット。
【請求項86】
TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを検出することができる一群の化合物であって、
TGFβ1、Bv8、Sema3A、PlGF、LGALS1、ITGa5、CSF2、ビメンチン、CXCL5、CCL2、CXCL2、Alk1およびFGF8からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができる少なくとも一の化合物を含み、このとき参照試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、一群の化合物。
【請求項87】
Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを検出することができる一群の化合物であって、
Prox1、RGS5、HGF、Sema3B、Sema3F、LGALS7、FGRF4、PLC、IGFB4およびTSP1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができる少なくとも一の化合物を含み、このとき参照試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がNRP1アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、一群の化合物。
【請求項88】
化合物はポリヌクレオチドである、請求項86又は87に記載の一群の化合物。
【請求項89】
ポリヌクレオチドは表2に記載する3つの配列を含む、請求項88に記載の一群の化合物。
【請求項90】
化合物はタンパク質である、請求項86又は87に記載の一群の化合物。
【請求項91】
タンパク質は抗体である、請求項90に記載の一群の化合物。
【請求項92】
血管内皮性増殖因子C(VEGF−C)アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項93】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項94】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項95】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項96】
患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項97】
患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項98】
VEGF−Cアンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項99】
VEGF−Cアンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項100】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較して、VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルが増加していることを決定することと、
VEGF−Cアンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、これによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項101】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較して、VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルが低減していることを決定することと、
VEGF−Cアンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、これによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項102】
患者から得た試料は、組織、全血液、血液由来の細胞、血漿、血清およびこれらの組合せからなる群から選択される一つである、請求項92から101のいずれか一に記載の方法。
【請求項103】
発現レベルはmRNA発現レベルである、請求項92から101のいずれか一に記載の方法。
【請求項104】
発現レベルはタンパク質発現レベルである、請求項92から101のいずれか一に記載の方法。
【請求項105】
さらに、患者にVEGF−Cアンタゴニストを投与することを含む、請求項92から99のいずれか一に記載の方法。
【請求項106】
VEGF−Cアンタゴニストは抗VEGF−C抗体である、請求項92から101及び105のいずれか一に記載の方法。
【請求項107】
方法はさらに、患者にVEGF−Aアンタゴニストを投与することを含む、請求項100、101又は105に記載の方法。
【請求項108】
VEGF−AアンタゴニストとVEGF−Cアンタゴニストは同時に投与される、請求項107に記載の方法。
【請求項109】
VEGF−AアンタゴニストとVEGF−Cアンタゴニストは順次投与される、請求項107に記載の方法。
【請求項110】
VEGF−Aアンタゴニストは抗VEGF−A抗体である、請求項107に記載の方法。
【請求項111】
抗VEGF−A抗体はベバシズマブである、請求項110に記載の方法。
【請求項112】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Cの発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項113】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Cの発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項114】
患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Cの発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項115】
VEGF−Cアンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Cの発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項116】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してVEGF−Cの発現レベルが増加していることを決定することと、
VEGF−Cアンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項117】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Dの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Dの発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項118】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Dの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Dの発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項119】
患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Dの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Dの発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項120】
VEGF−Cアンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Dの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Dの発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項121】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してVEGF−Dの発現レベルが増加していることを決定することと、
VEGF−Cアンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項122】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてVEGFR3の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGFR3の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項123】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてVEGFR3の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGFR3の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項124】
患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてVEGFR3の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGFR3の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項125】
VEGF−Cアンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてVEGFR3の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGFR3の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項126】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してVEGFR3の発現レベルが増加していることを決定することと、
VEGF−Cアンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項127】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてFGF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF2の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項128】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてFGF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF2の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項129】
患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてFGF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF2の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項130】
VEGF−Cアンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてFGF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF2の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項131】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してFGF2の発現レベルが増加していることを決定することと、
VEGF−Cアンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項132】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Aの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Aの発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項133】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Aの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Aの発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項134】
患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Aの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Aの発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項135】
VEGF−Cアンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Aの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Aの発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項136】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してVEGF−Aの発現レベルが低減していることを決定することと、
VEGF−Cアンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項137】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてPlGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPlGFの発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項138】
VEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてPlGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPlGFの発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項139】
患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてPlGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPlGFの発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項140】
VEGF−Cアンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、患者から得た試料においてPlGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPlGFの発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項141】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してPlGFの発現レベルが低減していることを決定することと、
VEGF−Cアンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項142】
さらに、VEGF−Cアンタゴニストを患者に投与することを含む、請求項112から115、117から120、122から125、127から130、132から135及び137から140のいずれか一に記載の方法。
【請求項143】
VEGF−Cアンタゴニストは抗VEGF−C抗体である、請求項112から142のいずれか一に記載の方法。
【請求項144】
方法はさらに、前記患者にVEGF−Aアンタゴニストを投与することを含む、請求項116、121、126、131、136、141又は142に記載の方法。
【請求項145】
VEGF−AアンタゴニストとVEGF−Cアンタゴニストは同時に投与される、請求項144に記載の方法。
【請求項146】
VEGF−AアンタゴニストとVEGF−Cアンタゴニストは順次投与される、請求項144に記載の方法。
【請求項147】
VEGF−Aアンタゴニストは抗VEGF−A抗体である、請求項144に記載の方法。
【請求項148】
抗VEGF−A抗体はベバシズマブである、請求項147に記載の方法。
【請求項149】
VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定するためのキットであって、
VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドを含むアレイと、
該少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定してVEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する患者の反応性を予測するための該アレイの使用に関する指示書とを具備してなり、このとき参照試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、キット。
【請求項150】
VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定するためのキットであって、
VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドを含むアレイと、
該少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定してVEGF−Cアンタゴニストによる治療に対する患者の反応性を予測するための該アレイの使用に関する指示書とを具備してなり、このとき参照試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、キット。
【請求項151】
VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを検出することができる一群の化合物であって、
VEGF−C、VEGF−D、VEGFR3、FGF2、RGS5/CDH5、IL−8、CXCL1およびCXCL2からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができる少なくとも一の化合物を含み、このとき参照試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、一群の化合物。
【請求項152】
VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを検出することができる一群の化合物であって、
VEGF−A、CSF2、Prox1、ICAM1、ESM1、PlGF、ITGa5、TGFβ、Hhex、Col4a1、Col4a2およびAlk1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができる少なくとも一の化合物を含み、このとき参照試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、一群の化合物。
【請求項153】
化合物はポリヌクレオチドである、請求項151又は152に記載の一群の化合物。
【請求項154】
ポリヌクレオチドは表2に記載する3つの配列を含む、請求項153に記載の一群の化合物。
【請求項155】
化合物はタンパク質である、請求項151又は152に記載の一群の化合物。
【請求項156】
タンパク質は抗体である、請求項155に記載の一群の化合物。
【請求項157】
EGF様ドメイン, 多型7(EGFL7)アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項158】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料において、Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びFN1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項159】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項160】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料において、Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びFN1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項161】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項162】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料において、Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びFN1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項163】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において、VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項164】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料において、Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びFN1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して、該試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る可能性が高いことを示す方法。
【請求項165】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較して、VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルが増加していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、これによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項166】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較して、Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、これによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項167】
患者から得た試料は、組織、全血液、血液由来の細胞、血漿、血清およびこれらの組合せからなる群から選択される一つである、請求項157から166のいずれか一に記載の方法。
【請求項168】
発現レベルはmRNA発現レベルである、請求項157から166のいずれか一に記載の方法。
【請求項169】
発現レベルはタンパク質発現レベルである、請求項157から166のいずれか一に記載の方法。
【請求項170】
さらに、患者にEGFL7アンタゴニストを投与することを含む、請求項157から164のいずれか一に記載の方法。
【請求項171】
EGFL7アンタゴニストは抗EGFL7抗体である、請求項157から166及び170のいずれか一に記載の方法。
【請求項172】
方法はさらに、前記患者にVEGF−Aアンタゴニストを投与することを含む、請求項165、166又は170に記載の方法。
【請求項173】
VEGF−AアンタゴニストとEGFL7アンタゴニストは同時に投与される、請求項172に記載の方法。
【請求項174】
VEGF−AアンタゴニストとEGFL7アンタゴニストは順次投与される、請求項172に記載の方法。
【請求項175】
VEGF−Aアンタゴニストは抗VEGF−A抗体である、請求項172に記載の方法。
【請求項176】
抗VEGF−A抗体はベバシズマブである、請求項175に記載の方法。
【請求項177】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Cの発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項178】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Cの発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項179】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Cの発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項180】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてVEGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるVEGF−Cの発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項181】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してVEGF−Cの発現レベルが増加していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項182】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてBv8の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるBv8の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項183】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてBv8の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるBv8の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項184】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてBv8の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるBv8の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項185】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてBv8の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるBv8の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項186】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してBv8の発現レベルが増加していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項187】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてCSF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるCSF2の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項188】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてCSF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるCSF2の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項189】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてCSF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるCSF2の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項190】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてCSF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるCSF2の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項191】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してCSF2の発現レベルが増加していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項192】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてTNFαの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるTNFαの発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項193】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてTNFαの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるTNFαの発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項194】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてTNFαの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるTNFαの発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項195】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてTNFαの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるTNFαの発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項196】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してTNFαの発現レベルが増加していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項197】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてSema3Bの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるSema3Bの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項198】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてSema3Bの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるSema3Bの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項199】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてSema3Bの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるSema3Bの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項200】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてSema3Bの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるSema3Bの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項201】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してSema3Bの発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項202】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてFGF9の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF9の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項203】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてFGF9の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF9の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項204】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてFGF9の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF9の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項205】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてFGF9の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF9の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項206】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してFGF9の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項207】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてHGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるHGFの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項208】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてHGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるHGFの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項209】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてHGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるHGFの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項210】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてHGFの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるHGFの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項211】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してHGFの発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項212】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてRGS5の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるRGS5の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項213】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてRGS5の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるRGS5の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項214】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてRGS5の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるRGS5の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項215】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてRGS5の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるRGS5の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項216】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してRGS5の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項217】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてNRP1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるNRP1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項218】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてNRP1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるNRP1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項219】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてNRP1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるNRP1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項220】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてNRP1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるNRP1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項221】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してNRP1の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項222】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてNRP1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるNRP1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項223】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてNRP1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるNRP1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項224】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてNRP1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるNRP1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項225】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてNRP1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるNRP1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項226】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してNRP1の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項227】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてFGF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF2の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項228】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてFGF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF2の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項229】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてFGF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF2の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項230】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてFGF2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFGF2の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項231】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してFGF2の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項232】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてCXCR4の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるCXCR4の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項233】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてCXCR4の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるCXCR4の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項234】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてCXCR4の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるCXCR4の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項235】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてCXCR4の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるCXCR4の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項236】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してCXCR4の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項237】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてcMetの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるcMetの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項238】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてcMetの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるcMetの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項239】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてcMetの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるcMetの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項240】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてcMetの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるcMetの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項241】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してcMetの発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項242】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてFN1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFN1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項243】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてFN1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFN1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項244】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてFN1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFN1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項245】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてFN1の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるFN1の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項246】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してFN1の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項247】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてフィブリン2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるフィブリン2の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項248】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてフィブリン2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるフィブリン2の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項249】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてフィブリン2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるフィブリン2の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項250】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてフィブリン2の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるフィブリン2の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項251】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してフィブリン2の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項252】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてフィブリン4の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるフィブリン4の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項253】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてフィブリン4の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるフィブリン4の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項254】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてフィブリン4の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるフィブリン4の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項255】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてフィブリン4の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるフィブリン4の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項256】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してフィブリン4の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項257】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてMFAP5の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるMFAP5の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項258】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてMFAP5の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるMFAP5の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項259】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてMFAP5の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるMFAP5の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項260】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてMFAP5の発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるMFAP5の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項261】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してMFAP5の発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項262】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてPDGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPDGF−Cの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項263】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてPDGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPDGF−Cの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項264】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてPDGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPDGF−Cの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項265】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてPDGF−Cの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるPDGF−Cの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項266】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してPDGF−Cの発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項267】
EGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うる癌を患っている患者を識別する方法であって、
患者から得た試料においてSema3Fの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるSema3Fの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す方法。
【請求項268】
EGFL7アンタゴニストによる治療に対する癌を患っている患者の反応性を予測する方法であって、
患者から得た試料においてSema3Fの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるSema3Fの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療に反応する高い可能性があることを示す方法。
【請求項269】
患者がEGFL7アンタゴニストによる治療からの利益を表す可能性を決定する方法であって、
患者から得た試料においてSema3Fの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるSema3Fの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項270】
EGFL7アンタゴニストの治療的有効性を最適化する方法であって、
患者から得た試料においてSema3Fの発現レベルを決定することを含み、このとき参照試料と比較して該試料におけるSema3Fの発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得る高い可能性があることを示す方法。
【請求項271】
患者の細胞増殖性疾患の治療方法であって、
患者から得た試料が、参照試料と比較してSema3Fの発現レベルが低減していることを決定することと、
EGFL7アンタゴニストの有効量を患者に投与することとを含み、それによって細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項272】
さらに、患者にEGFL7アンタゴニストを投与することを含む、請求項177から180、182から185、187から190、192から195、197から200、202から205、207から210、212から215、217から220、222から225、227から230、232から235、237から240、242から245、247から250、252から255、257から260、262から265及び267から270のいずれか一に記載の方法。
【請求項273】
EGFL7アンタゴニストは抗EGFL7抗体である、請求項177から272のいずれか一に記載の方法。
【請求項274】
方法はさらに、前記患者にVEGF−Aアンタゴニストを投与することを含む、請求項181、186、191、196、201、206、211、216、221、226、231、236、241、246、251、256、261、266、271又は272に記載の方法。
【請求項275】
VEGF−AアンタゴニストとEGFL7アンタゴニストは同時に投与される、請求項274に記載の方法。
【請求項276】
VEGF−AアンタゴニストとEGFL7アンタゴニストは順次投与される、請求項274に記載の方法。
【請求項277】
VEGF−Aアンタゴニストは抗VEGF−A抗体である、請求項274に記載の方法。
【請求項278】
抗VEGF−A抗体はベバシズマブである、請求項277に記載の方法。
【請求項279】
VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定するためのキットであって、
VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドを含むアレイと、
該少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定してEGFL7アンタゴニストによる治療に対する患者の反応性を予測するための該アレイの使用に関する指示書とを具備してなり、このとき参照試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、キット。
【請求項280】
Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びFN1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定するためのキットであって、
Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びFN1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができるポリヌクレオチドを含むアレイと、
該少なくとも一の遺伝子の発現レベルを決定してEGFL7アンタゴニストによる治療に対する患者の反応性を予測するための該アレイの使用に関する指示書とを具備してなり、このとき参照試料における該少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して該少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がEGFL7アンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、キット。
【請求項281】
VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを検出することができる一群の化合物であって、
VEGF−C、BV8、CSF2、TNFα、CXCL2、PDGF−C及びMincleからなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができる少なくとも一の化合物を含み、このとき参照試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも一の遺伝子の発現レベルの増加が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、一群の化合物。
【請求項282】
Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びFN1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子の発現レベルを検出することができる一群の化合物であって、
Sema3B、FGF9、HGF、RGS5、NRP1、FGF2、CXCR4、cMet、FN1、フィブリン2、フィブリン4/EFEMP2、MFAP5、PDGF−C、Sema3F及びFN1からなる群から選択される少なくとも一の遺伝子に特異的にハイブリダイズすることができる少なくとも一の化合物を含み、このとき参照試料における少なくとも一の遺伝子の発現レベルと比較して少なくとも一の遺伝子の発現レベルの低減が、該患者がVEGF−Cアンタゴニストによる治療から利益を得うることを示す、一群の化合物。
【請求項283】
化合物はポリヌクレオチドである、請求項281又は282に記載の一群の化合物。
【請求項284】
ポリヌクレオチドは表2に記載する3つの配列を含む、請求項283に記載の一群の化合物。
【請求項285】
化合物はタンパク質である、請求項281又は282に記載の一群の化合物。
【請求項286】
タンパク質は抗体である、請求項285に記載の一群の化合物。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
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【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
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【図30】
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【図32】
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【図56】
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【図59】
【図60】
【図61】
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【図90】
【図91】
【図92】
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【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105】
【図106】
【図107】
【図108】
【図109】
【図110】
【公表番号】特表2012−532628(P2012−532628A)
【公表日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−520702(P2012−520702)
【出願日】平成22年7月12日(2010.7.12)
【国際出願番号】PCT/US2010/041706
【国際公開番号】WO2011/008696
【国際公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年7月12日(2010.7.12)
【国際出願番号】PCT/US2010/041706
【国際公開番号】WO2011/008696
【国際公開日】平成23年1月20日(2011.1.20)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
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