説明

発光制御装置、発光装置、並びにそれらの装置で実行させるためのプログラム

【課題】音圧レベルに応じて多色発光素子の発光色を変化させる。
【解決手段】発光装置100は、多色発光素子10と、音声信号生成部20と、発光色選択部30と、多色発光素子発光部40と、発光色設定部50と、発光態様設定部60とを備える。多色発光素子10は、複数の色を発光する発光素子である。音声信号生成部20は、外部の音声を取り込んで音声信号を生成するものである。発光色選択部30は、音声信号生成部20より供給された音声信号における音圧レベルに応じて多色発光素子10に発光させる色を複数の色から選択するものである。多色発光素子発光部40は、発光色選択部30における選択にしたがって多色発光素子10を発光させるものである。発光色設定部50は、多色発光素子10に発光させる色を設定する。発光態様設定部60は、多色発光素子10における発光態様を設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光素子を発光させる発光制御装置に関し、特に多色発光素子を発光させる発光制御装置、発光装置、および、これらの装置における処理を実行させるためのプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、技術の発達に伴い様々なエンターテイメント要素を含んだ商品が一般に提供されてきている。その中に、音声信号に応じてLED等の発光素子を様々な態様で発光させる技術を用いた商品がある。
【0003】
従来、音声信号に応じて発光素子を発光させるものとして、インバータが出力するドライブ電圧を受けて励起され、特定の色の光を発生する電界発生体を有する線状のエレクトロルミネセンス光源部を備えた電飾装置において、マイクロフォンと、そのマイクロフォンの出力信号のレベルに応じ、上記インバータを通じて上記エレクトロルミネセンス光源部を明暗制御または点滅制御させるコントローラとを設けた電飾装置が提供されていた(例えば、特許文献1参照。)。この電飾装置によれば、音声信号のレベルや音質に応じて発光素子の明暗や発光態様を変化させることができる。
【特許文献1】特開2000−043497号公報(図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の従来技術では、音声信号のレベルや音質に応じて発光素子の明暗や発光態様を変化させるのみであり、発光素子の発光色を変化させる発想はない。発光素子の明暗や発光態様のみならず、発光素子の発光色を変化させることができれば、エンターテイメント性が増す。
【0005】
そこで、本発明は、音圧レベルに応じて多色発光素子の発光色を変化させる発光制御装置、発光装置、並びにそれらの装置で実行させるためのプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の発光制御装置は、RGBの各色を発光する3つの発光素子からなる多色発光素子を発光させる発光制御装置であって、外部の音声を取り込んで音声信号を生成する音声信号生成部と、上記音声信号における音圧レベルに応じて上記多色発光素子に発光させる色を複数の色から選択する発光色選択部と、上記発光色選択部における選択にしたがって上記多色発光素子を発光させる多色発光素子発光部とを具備することを特徴とするものである。これにより、音圧レベルに応じて多色発光素子の発光色を変化させるという作用をもたらす。
【0007】
また、本発明の発光制御装置において、上記発光色選択部は、音圧レベルと上記多色発光素子に発光させる色とを対応づけた発光色音圧対応テーブルと、上記音声信号における音圧レベルを検出する音圧レベル検出部と、上記検出された音声信号における音圧レベルと上記発光色音圧対応テーブルとを照合することにより、上記検出された音声信号における音圧レベルに対応した上記多色発光素子に発光させる色を選択する発光色照合部とを具備することを特徴とする。これにより、音圧レベルに応じて多色発光素子の発光色を変化させるという作用をもたらす。
【0008】
また、本発明の発光制御装置において、上記発光色音圧対応テーブルにおける音圧レベルに対応した上記多色発光素子に発光させる色を設定する発光色設定部をさらに備えたことを特徴とする。これにより、多色発光素子に発光させる色を設定させるという作用をもたらす。
【0009】
また、本発明の発光制御装置において、上記多色発光素子における発光態様を設定する発光態様設定部をさらに具備し、上記多色発光素子発光部は、上記発光態様設定部により設定された発光態様にしたがって上記多色発光素子を発光させることを特徴とする。これにより、多色発光素子を様々な発光態様で発光させるという作用をもたらす。
【0010】
また、本発明の発光装置は、RGBの各色を発光する発光素子からなる多色発光素子と、外部の音声を取り込んで音声信号を生成する音声信号生成部と、上記音声信号における音圧レベルに応じて上記多色発光素子に発光させる色を選択する発光色選択部と、上記発光色選択部における選択にしたがって上記多色発光素子を発光させる多色発光素子発光部とを具備することを特徴とするものである。これにより、音圧レベルに応じて多色発光素子の発光色を変化させるという作用をもたらす。
【0011】
また、本発明のプログラムは、音声信号における音圧レベル応じてRGBの各色を発光する3つの発光素子からなる多色発光素子を発光させる発光制御装置または発光装置で用いられるプログラムであって、上記音声信号における音圧レベルに応じて上記多色発光素子に発光させる色を複数の色から選択する発光色選択手順と、上記選択にしたがって上記多色発光素子を発光させる多色発光素子発光手順とを具備することを特徴とするものである。これにより、音圧レベルに応じて多色発光素子の発光色を変化させるという作用をもたらす。
【0012】
また、本発明の発光方法は、音声信号における音圧レベル応じてRGBの各色を発光する3つの発光素子からなる多色発光素子を発光させる発光方法であって、上記音声信号における音圧レベルに応じて上記多色発光素子に発光させる色を複数の色から選択する発光色選択手順と、上記選択にしたがって上記多色発光素子を発光させる多色発光素子発光手順とを具備することを特徴とするものである。これにより、音圧レベルに応じて多色発光素子の発光色を変化させるという作用をもたらす。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、音圧レベルに応じて多色発光素子の発光色を変化させることができるという優れた効果を奏し得る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の実施の形態における発光装置100の機能構成の一例を示す図である。発光装置100は、多色発光素子10と、音声信号生成部20と、発光色選択部30と、多色発光素子発光部40と、発光色設定部50と、発光態様設定部60とを備える。なお、発光装置100より、多色発光素子10を除いたものが本発明の発光制御装置の一例に相当する。
【0016】
多色発光素子10は、複数の色を発光する発光素子である。多色発光素子10として、例えば、RGBの各色を発光する3つのLEDを内部に備えた発光素子が想定されるが、これに限るものではない。
【0017】
音声信号生成部20は、外部の音声を取り込んで音声信号を生成するものであり、音声入力部21と、音声信号処理部22とを備える。音声入力部21は、外部の音声を取り込んで音声をアナログ信号化する。音声入力部21として、マイクロフォンが想定される。この音声をアナログ信号化したアナログ音声信号は、音声信号処理部22に供給される。
【0018】
音声信号処理部22は、音声入力部21から供給されたアナログ音声信号に所定の処理を行うものである。音声信号処理部22が行う所定の処理として、例えば音声入力部21から供給されたアナログ音声信号を増幅する信号増幅処理や、音声入力部21から供給されたアナログ音声信号をデジタル音声信号にするA/D変換処理が想定されるが、これに限るものではない。なお、信号増幅処理は増幅部23で行われ、A/D変換処理は、A/D変換部24で行われる。なお、以下において、アナログ音声信号およびデジタル音声信号を音声信号と一般化して呼ぶこととする。音声信号処理部22において所定の処理を施された音声信号は、発光色選択部30に供給される。
【0019】
発光色選択部30は、音声信号生成部20より供給された音声信号における音圧レベルに応じて多色発光素子10に発光させる色を複数の色から選択するものである。発光色選択部30は、例えば発光色音圧対応テーブル31と、音圧レベル検出部32と、発光色照合部33とで構成させることが想定されるが、これに限るものではない。
【0020】
発光色音圧対応テーブル31は、音圧レベルと多色発光素子10に発光させる色とを対応づけたものである。音圧レベル検出部32は、音声信号生成部20より供給された音声信号における音圧レベルを検出するものである。発光色照合部33は、音圧レベル検出部32において検出された音圧レベルと発光色音圧対応テーブル31とを照合することにより、音圧レベル検出部32において検出された音圧レベルに対応した多色発光素子10に発光させる色を選択するものである。
【0021】
多色発光素子発光部40は、発光色選択部30における選択にしたがって多色発光素子10を発光させるものである。すなわち、多色発光素子発光部40は、発光色選択部30で選択された色を多色発光素子10に発光させる。多色発光素子10として、RGBの各色を発光する3つのLEDを備えた発光素子を用いた場合、多色発光素子発光部40は、RGBの各色を発光する3つの各LEDの発光を制御することにより様々な色を発光させることができる。
【0022】
発光色設定部50は、多色発光素子10に発光させる色を設定するものである。発光色設定部50における多色発光素子10に発光させる色の設定態様として、例えばどの音圧レベルでどの色を多色発光素子10に発光させるかを設定する態様が想定される。具体的には、音圧レベルA〜音圧レベルBの範囲の音圧レベルでは多色発光素子10に発光させる色を青色とし、音圧レベルB〜音圧レベルCの範囲の音圧レベルでは多色発光素子10に発光させる色を黄色としたり、音圧レベルA〜音圧レベルBの範囲の音圧レベルでは多色発光素子10に発光させる色を緑色とし、音圧レベルB〜音圧レベルCの範囲の音圧レベルでは多色発光素子10に発光させる色を紫色としたりと様々な色を設定することができる。
【0023】
なお、上記設定態様は、一例であってそれ以外の設定態様であってもよい。すなわち、音圧レベルA〜音圧レベルCの範囲の音圧レベルでは多色発光素子10に発光させる色を赤とすることもできる。
【0024】
そして、発光色設定部50における多色発光素子10に発光させる色の設定は、例えば発光色音圧対応テーブル31における音圧レベルと色の対応付けを発光色設定部50により書き換えることにより行ってもよい。また、発光色設定部50における多色発光素子10に発光させる色の設定は、例えば発光色音圧対応テーブル31内において予め音圧レベルと多色発光素子10に発光させる色とを対応づけた複数のテーブルを保持させておき、発光色設定部50により上記複数のテーブルのいずれかを選択することにより行ってもよい。
【0025】
発光態様設定部60は、多色発光素子10における発光態様を設定するものである。多色発光素子10における発光態様として、例えば継続して発光させる態様や点滅させて発光させる態様等が想定されるが、これに限るものではない。多色発光素子発光部40は、発光態様設定部60において設定された発光態様で多色発光素子10を発光させることになる。
【0026】
図2は、音声信号における音圧レベルと色との関係を示す図である。図2(a)は、ある時点における音声信号を示す図である。音声信号の音圧レベルを、例えば図2(a)に示すように7つの領域に区切る。その7つの領域とは、音圧レベル0〜音圧レベルAの領域と、音圧レベルA〜音圧レベルBの領域と、音圧レベルB〜音圧レベルCの領域と、音圧レベルC〜音圧レベルDの領域と、音圧レベルD〜音圧レベルEの領域と、音圧レベルE〜音圧レベルFの領域と、音圧レベルF〜音圧レベルGの領域とを指す。
【0027】
なお、図2(a)においては、音声信号の音圧レベルを7つの領域に区切ってあるが、これに限るものではなく7つ以上であっても7つ以下であってもよい。また、音声信号の音圧レベルの領域の幅は、図2(a)においてそれぞれ同じ幅としているが、これに限るものではなくそれぞれの領域の幅を違う幅にしてもよい。音圧レベルの領域の幅は、上記発光色設定部50により様々に設定することができるようにしてもよい。
【0028】
図2(b)は、発光色音圧対応テーブル31の一例を示す図である。図2(b)における発光色音圧対応テーブル31においては、音圧レベルが音圧レベル0〜音圧レベルAにおいて色は、白となっている。これは、音圧レベルが音圧レベル0〜音圧レベルAの範囲にある場合、多色発光素子10に発光させる色が白となることを意味している。
【0029】
その他についても同様である。すなわち、図2(b)における発光色音圧対応テーブル31において音圧レベルが音圧レベルA〜音圧レベルBの範囲にある場合、多色発光素子10に発光させる色が黄色となることを意味している。また、図2(b)における発光色音圧対応テーブル31において音圧レベルが音圧レベルB〜音圧レベルCの範囲にある場合、多色発光素子10に発光させる色が緑となることを意味している。また、図2(b)における発光色音圧対応テーブル31において音圧レベルが音圧レベルC〜音圧レベルDの範囲にある場合、多色発光素子10に発光させる色が青となることを意味している。また、図2(b)における発光色音圧対応テーブル31において音圧レベルが音圧レベルD〜音圧レベルEの範囲にある場合、多色発光素子10に発光させる色が紫となることを意味している。また、図2(b)における発光色音圧対応テーブル31において音圧レベルが音圧レベルE〜音圧レベルFの範囲にある場合、多色発光素子10に発光させる色が橙となることを意味している。また、図2(b)における発光色音圧対応テーブル31において音圧レベルが音圧レベルF〜音圧レベルGの範囲にある場合、多色発光素子10に発光させる色が赤となることを意味している。
【0030】
なお、以上の音圧レベルと色との対応は一例であって、上記と違った音圧レベルと色との対応であってもよい。また、図1において説明した発光色設定部50により発光色音圧対応テーブル31の内容を変更することもできる。
【0031】
次に、本発明の実施の形態における発光装置100の動作について図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施の形態における発光装置100の動作の流れを示す図である。なお、図3においては音声信号を生成する処理の後の処理の流れについて示してある。
【0032】
音声信号生成部20から音声信号が供給されると、発光色選択部30(音圧レベル検出部32)においてその音声信号における音圧レベルが検出される(S911)。次に、発光色選択部30は、検出された音声信号における音圧レベルが第1の色に相当する音圧レベルか否かを判断する(S912)。このステップS912における判断は、例えば発光色音圧対応テーブル31に基づいて発光色照合部33において行われる。
【0033】
発光色選択部30において検出された音声信号における音圧レベルが第1の色に相当する音圧レベルであると判断されると、多色発光素子発光部40は、多色発光素子10を第1の色に発光させる(S913)。一方、発光色選択部30において検出された音声信号における音圧レベルが第1の色に相当する音圧レベルでないと判断されると、発光色選択部30は、検出された音声信号における音圧レベルが第2の色に相当する音圧レベルか否かを判断する(S914)。このステップS914における判断は、例えば発光色音圧対応テーブル31に基づいて発光色照合部33において行われる。
【0034】
発光色選択部30において検出された音声信号における音圧レベルが第2の色に相当する音圧レベルであると判断されると、多色発光素子発光部40は、多色発光素子10を第2の色に発光させる(S915)。
【0035】
以下、上記と同様の処理が発光色選択部30および多色発光素子発光部40において第(n−1)の色まで行われる。そして、第(n−1)の色の判断において、発光色選択部30は、検出された音声信号における音圧レベルが第(n−1)の色に相当する音圧レベルか否かを判断する(S916)。このステップS916における判断は、例えば発光色音圧対応テーブル31に基づいて発光色照合部33において行われる。
【0036】
発光色選択部30において検出された音声信号における音圧レベルが第(n−1)の色に相当する音圧レベルであると判断されると、多色発光素子発光部40は、多色発光素子10を第(n−1)の色に発光させる(S917)。一方、発光色選択部30において検出された音声信号における音圧レベルが第(n−1)の色に相当する音圧レベルでないと判断されると、多色発光素子発光部40は、多色発光素子10を第nの色に発光させる(S918)。以上の処理が順次供給される音声信号に対して行われる。
【0037】
このように、本発明の実施の形態によれば、外部の音の音圧レベルに応じて多色発光素子を様々な色に発光させることができる。また、本発明の実施の形態によれば、どの音圧レベルでどのような色をどのような態様で多色発光素子に発光させるかをも設定することができる。
【0038】
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
【0039】
なお、本発明の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順を発光制御装置または発光装置等のコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明の活用例として、例えばスピーカーの周囲に発光装置100を取り付けて、スピーカーから出力される音声信号に応じてスピーカーの周囲において色を変化させて多色発光素子を光らせる際に本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の実施の形態における発光装置100の機能構成の一例を示す図である。
【図2】音声信号における音圧レベルと色との関係を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態における発光装置100の動作の流れを示す図である。
【符号の説明】
【0042】
10 多色発光素子
20 音声信号生成部
21 音声入力部
22 音声信号処理部
23 増幅部
24 A/D変換部
30 発光色選択部
31 発光色音圧対応テーブル
32 音圧レベル検出部
33 発光色照合部
40 多色発光素子発光部
50 発光色設定部
60 発光態様設定部
100 発光装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
RGBの各色を発光する3つの発光素子からなる多色発光素子を発光させる発光制御装置であって、
外部の音声を取り込んで音声信号を生成する音声信号生成部と、
前記音声信号における音圧レベルに応じて前記多色発光素子に発光させる色を複数の色から選択する発光色選択部と、
前記発光色選択部における選択にしたがって前記多色発光素子を発光させる多色発光素子発光部と
を具備することを特徴とする発光制御装置。
【請求項2】
前記発光色選択部は、
音圧レベルと前記多色発光素子に発光させる色とを対応づけた発光色音圧対応テーブルと、
前記音声信号における音圧レベルを検出する音圧レベル検出部と、
前記検出された音声信号における音圧レベルと前記発光色音圧対応テーブルとを照合することにより、前記検出された音声信号における音圧レベルに対応した前記多色発光素子に発光させる色を選択する発光色照合部と
を具備することを特徴とする請求項1記載の発光制御装置。
【請求項3】
前記発光色音圧対応テーブルにおける音圧レベルに対応した前記多色発光素子に発光させる色を設定する発光色設定部をさらに備えたことを特徴とする請求項2記載の発光制御装置。
【請求項4】
前記多色発光素子における発光態様を設定する発光態様設定部をさらに具備し、
前記多色発光素子発光部は、前記発光態様設定部により設定された発光態様にしたがって前記多色発光素子を発光させることを特徴とする請求項1記載の発光制御装置。
【請求項5】
RGBの各色を発光する発光素子からなる多色発光素子と、
外部の音声を取り込んで音声信号を生成する音声信号生成部と、
前記音声信号における音圧レベルに応じて前記多色発光素子に発光させる色を選択する発光色選択部と、
前記発光色選択部における選択にしたがって前記多色発光素子を発光させる多色発光素子発光部と
を具備することを特徴とする発光装置。
【請求項6】
音声信号における音圧レベル応じてRGBの各色を発光する3つの発光素子からなる多色発光素子を発光させる発光制御装置または発光装置で用いられるプログラムであって、
前記音声信号における音圧レベルに応じて前記多色発光素子に発光させる色を複数の色から選択する発光色選択手順と、
前記選択にしたがって前記多色発光素子を発光させる多色発光素子発光手順と
を具備することを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−163969(P2009−163969A)
【公開日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−296(P2008−296)
【出願日】平成20年1月7日(2008.1.7)
【出願人】(508006931)
【Fターム(参考)】