説明

監視コントローラ

【課題】電源設置場所により各部の設置に制限を与えず、停電時にも監視、および異常警報の発信が可能な監視コントローラを提供する。
【解決手段】通常状態において、切替回路302は、電源コネクタ305の接続先の電源よりノイズフィルタ304、スイッチング電源部303を介して電力を接点ユニット11へ供給し、1−WIRE201のDC5Vライン201aとGNDライン201cを介して、センササーバ10、認証キーソケット12、および温湿度センサ18に電力を供給する。また、充電回路301へ電力を供給し電池300を充電する。停電等で電源コネクタ305に電力が供給されない状態において、切替回路302は、電池300より電力を接点ユニット11へ供給し、1−WIRE201のDC5Vライン201aとGNDライン201cを介して、センササーバ10、認証キーソケット12、および温湿度センサ18に供給する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサにより温度、湿度、音声および接点動作を監視する監視コントローラに関し、特にバックアップ電源を有する監視コントローラに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術として、複数のセンサを統括して管理し、各センサからの情報に基づいて監視状況を把握する監視コントローラがある(例えば、非特許文献1)。
【0003】
この監視コントローラは、センササーバがシステムを統括管理し、センササーバに接続された認証キーソケットによって監視の開始と終了を制御可能で、I/Oとしての接点ユニットを介してセンササーバに接続された複数のセンサにより接点の制御、また温湿度センサーにより温度、湿度等の監視ができる。各部へはスイッチング電源により電力供給され、情報記憶部にはバックアップ用の二次電池が設置される。
【非特許文献1】センサーサーバ、[online]、三洋通信エンジニアリング株式会社、[平成18年4月13日検索]、インターネット<URL:http://www.sanyo-ste.co.jp/sensorserver.html>
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の監視コントローラによると、1つのスイッチング電源より各部に枝分かれ状に導線が配されることで電力が供給され、導線の形状により各部の設置に制限が生じるという問題がある。また、設置されている二次電池は、揮発性メモリを使用した情報記憶部のデータを保持するためのバックアップ電源であり、他には電力を供給できないため、停電時等で各部に電力供給されない場合は監視ができないという問題がある。また、停電の場合は外部の通信網が機能しなくなるため、停電であることを外部に送信することができないという問題がある。
【0005】
従って、本発明の目的は、電源設置場所により各部の設置に制限を与えず、停電時にも監視、および異常警報の発信が可能な監視コントローラを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明は上記目的を達成するため、各部を統括して制御可能で外部と通信可能なセンササーバと、接点センサおよび機器の電源を制御可能なI/O部とDC電源を供給可能な電源回路と充電可能な電池と前記電池を充電する充電回路と給電状態および充電状態を制御する切替回路とを有するバックアップ電源と、認証操作によって監視状態を切り替え可能な認証部と、温度および湿度を測定可能なセンサとを有する監視コントローラであって、電力供給および情報通信可能なワイヤで接続された前記センササーバと前記認証部と前記センサに対し、通常は前記電源回路より前記ワイヤを介して電力を供給し、停電時には前記バックアップ電源内の前記電池より前記ワイヤを介して電力供給を行うよう前記切替回路により切り替える電力バックアップ手段と、前記切替回路から前記センササーバへ停電状態であることを知らせるコマンドを送信し、前記コマンドを受けて前記センササーバが外部へメッセージを送信する送信手段とを有することを特徴とする監視コントローラを提供する。
【0007】
このような構成によれば、バックアップ電源よりワイヤを介して電源が供給され、バックアップ電源内にI/O部を設けたため、各部の配置自由度が向上するだけでなく、停電時に電池により監視状態を継続でき、かつ外部への警報の発信が可能となる。
【0008】
(2)また、本発明は上記目的を達成するため、各部を統括して制御可能で外部と通信可能なセンササーバと、接点センサおよび機器の電源を制御可能なI/O部と、DC電源を供給可能な電源回路と充電可能な電池と前記電池を充電する充電回路と給電状態および充電状態を制御する切替回路とを有するバックアップ電源と、認証操作によって監視状態を切り替え可能な認証部と、温度および湿度を測定可能なセンサとを有する監視コントローラであって、電力供給および情報通信可能なワイヤで接続された前記センササーバと前記I/O部と前記認証部と前記センサに対し、通常は前記電源回路より前記ワイヤを介して電力を供給し、停電時には前記バックアップ電源内の前記電池より前記ワイヤを介して電力供給を行うよう前記切替回路により切り替える電力バックアップ手段と、前記切替回路から前記センササーバへ停電状態であることを知らせるコマンドを送信し、前記コマンドを受けて前記センササーバが外部へメッセージを送信する送信手段とを有することを特徴とする監視コントローラを提供する。
【0009】
このような構成によれば、バックアップ電源をI/O部と別体にしたことにより、(1)の効果に加え、I/O部に関しても配置の自由度が向上する。
【0010】
(3)また、本発明は上記目的を達成するため、各部を統括して制御可能で外部と通信可能なセンササーバと、接点センサおよび機器の電源を制御可能なI/O部と充電可能な電池と前記電池を充電する充電回路と給電状態および充電状態を制御する切替回路とを有する複数のバックアップ電源と、DC電源を供給可能な電源回路と、認証操作によって監視状態を切り替え可能な認証部と、温度および湿度を測定可能なセンサとを有する監視コントローラであって、電力供給および情報通信可能なワイヤで接続された前記センササーバと前記複数のバックアップ電源と前記認証部と前記センサに対し、通常は前記電源回路が接続された装置より前記ワイヤを介して電力供給し、停電時には前記複数のバックアップ電源内の前記電池より前記ワイヤを介して電力供給を行うよう前記切替回路により切り替える電力バックアップ手段と、前記切替回路から前記センササーバへ停電状態であることを知らせるコマンドを送信し、前記コマンドを受けて前記センササーバが外部へメッセージを送信する送信手段とを有することを特徴とする監視コントローラを提供する。
【0011】
このような構成によれば、複数のバックアップ電源を設けたことにより、(1)の効果に加え、停電時の電源バックアップ時間が向上し、監視状態の信頼度が向上する。また、I/O部を複数設けた場合の消費電力増大に対応できるものとなる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、監視コントローラの各部を自由に設置でき、停電時にも監視、および警報の発信が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
〔第1の実施の形態〕
以下に、本発明の監視コントローラの第1の実施の形態を図面を参考にして詳細に説明する。
【0014】
(監視コントローラの構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に関する監視コントローラの構成を示す概略図である。
【0015】
この監視コントローラ1は、内部にCPU(Central Processing Unit)等の制御部やSRAM(Static Random Access Memory)等の記憶媒体を有し外部との接続端子としてLANケーブル202が接続されたイーサネット(登録商標)端子102とRS−232C端子103と入出力端子100とを有するセンササーバ10(送信手段)と、1〜4Chにより各センサのON/OFF状態を判別して5〜8Chにより外部機器の電源ON/OFFを制御可能なI/O部としての接点ユニット11を含み電源として機能するバックアップ電源ユニット30Aと、音声ユニット付きの認証キーソケット12と、ドアの開閉を検知する有線のドアセンサ13と、窓センサ14と、各無線センサの信号を受信する無線受信部15と、ドアの開閉を検知する無線の窓センサ16と、非常スイッチ17と、温度および湿度を測定可能な温湿度センサ18とを有する。
【0016】
バックアップ電源ユニット30Aは、接点ユニット11と、停電時に使用される電池300と、電池300を充電するための充電回路301と、通常の電源と非常用の電池300の切替を行う切替回路302(電力バックアップ手段)と、AC電源から5VのDC電源を作り出すスイッチング電源部303と、AC電源のノイズを除去するノイズフィルタ304と、AC100Vのコンセントに接続可能な電源コネクタ305とを有する。
【0017】
センササーバ10、接点ユニット11を含むバックアップ電源ユニット30A、認証キーソケット12、および温湿度センサ18はそれぞれ電力供給および信号送信が可能な1−WIRE201にて接続されている。バックアップ電源ユニット30Aより1−WIRE201を介して各部に電力供給が可能である。また、1−WIRE201は、分岐コネクタ201Aにより分岐が可能である。
【0018】
ドアセンサ13、窓センサ14、窓センサ16、および非常スイッチ17が設置された設備は監視され、各センサからの信号は接点ユニット11、およびRS−232C端子103を介しセンササーバ10に送信され、異常ログは内部の記憶装置に記録されて、LANケーブル202を介して外部ネットワーク上の機器に情報送信が可能である。監視の実行、および解除は認証キーソケット12に図示しない専用の認証キーを用いて照合することで変更可能である。
【0019】
図2は、本発明の第1の実施の形態に関する1−WIREの構成を示すブロック図である。
【0020】
1−WIRE201は、電源供給のためのDC5Vライン201aと、各部の通信のための信号ライン201bと、グランドに設置されたGNDライン201cによって構成され、電力供給および信号通信が可能である。
【0021】
(第1の実施の形態の動作)
以下に、本発明の第1の実施の形態における監視コントローラの動作を図1から図2を参照しつつ説明する。
【0022】
図示しないAC100Vのコンセントに電気的に接続された電源コネクタ305よりAC電力が供給され、ノイズフィルタ304によりノイズが除去される。ノイズが除去されたAC電源は、次にスイッチング電源部303によりDC電源に変換され、切替回路302へと送られる。
【0023】
通常状態においては、切替回路302は、電源コネクタ305の接続先の電源よりノイズフィルタ304、スイッチング電源部303を介して電力を接点ユニット11へ供給し、バックアップ電源ユニット30Aより1−WIRE201のDC5Vライン201aとGNDライン201cを介して、センササーバ10、認証キーソケット12、および温湿度センサ18に電力を供給する。また、同時に切替回路302は、充電回路301へ電力を供給し電池300を充電する。
【0024】
停電等で電源コネクタ305に電力が供給されない状態において、切替回路302は、電池300より電力を接点ユニット11へ供給し、1−WIRE201のDC5Vライン201aとGNDライン201cを介して、センササーバ10、認証キーソケット12、および温湿度センサ18に供給する。
【0025】
停電等により、電源が電池300に切り替わった場合は、切替回路302により1−WIRE201を介してセンササーバ10に停電であることを知らせるコマンドを送信する。センササーバ10は、コマンドを受信すると停電であることを伝えるメッセージをLANケーブル202を介し外部へ発信する。停電等により図示しないルータ等に電力が供給されず、LANケーブル202を介した通信が不可能である場合は、センササーバ10に設けられた図示しない接続端子により携帯型通信機器を接続し、無線にて外部に送信することが可能である。
【0026】
(第1の実施の形態の効果)
上記した実施の形態によると、接点ユニット11をバックアップ電源ユニット30Aと一体化させ、接点ユニット11をコンセントの近くに設置することで、残りの各部は1−WIRE201で接続して電力供給および信号通信が可能となるため、設置の自由度が向上する。
【0027】
また、電池300を設置したため、停電時等で電力が供給されない場合にバックアップ電源を供給することで監視の継続が可能になるだけでなく、センササーバ10は停電であることを外部に知らせる無線通信機能を有するため、停電中も発報可能となる。
【0028】
〔第2の実施の形態〕
(第2の実施の形態の構成)
図3は、本発明の第2の実施の形態に関する監視コントローラの構成を示す概略図である。なお、以下の説明において、第1の実施の形態と同一の構成および機能を有する部分については共通の符号を付している。
【0029】
監視コントローラ1は、電源およびバックアップ電源を有するバックアップ電源ユニット30Bと、I/O部としての接点ユニット11を有する。
【0030】
センササーバ10、接点ユニット11、バックアップ電源ユニット30B、認証キーソケット12、および温湿度センサ18はそれぞれ電力供給および信号送信が可能な1−WIRE201にて接続されている。
【0031】
バックアップ電源ユニット30Bは、停電時に使用される電池300と、電池300を充電するための充電回路301と、通常の電源と非常用の電池300の切替を行う切替回路302と、AC電源から5VのDC電源を作り出すスイッチング電源部303と、AC電源のノイズを除去するノイズフィルタ304と、AC100Vのコンセントに接続可能な電源コネクタ305とを有する。
【0032】
(第2の実施の形態の動作)
以下に、本発明の第2の実施の形態における監視コントローラの動作を図3および各図を参照しつつ説明する。
【0033】
通常状態においては、切替回路302は、電源コネクタ305の接続先の電源よりノイズフィルタ304、スイッチング電源部303、および1−WIRE201のDC5Vライン201aとGNDライン201cを介して、接点ユニット11、センササーバ10、認証キーソケット12、および温湿度センサ18に電力を供給する。また、同時に切替回路302は、充電回路301へ電力を供給し電池300を充電する。
【0034】
停電等で電源コネクタ305に電力が供給されない状態において、切替回路302は、電池300より1−WIRE201のDC5Vライン201aとGNDライン201cを介して、センササーバ10、接点ユニット11、認証キーソケット12、および温湿度センサ18に電力を供給する。
【0035】
(第2の実施の形態の効果)
上記した実施の形態によると、バックアップ電源ユニット30Bが電源として独立して構成されることにより、各部の設置について自由度が向上する。
【0036】
また、バックアップ電源ユニット30Bと接点ユニット11を別体として構成したことにより、一方に故障が起きた場合の交換作業の効率化、および故障点検の効率化が図られる。
【0037】
なお、バックアップ電源ユニット30Bは、接点ユニット11に接続されていなくとも、1−WIRE201で接続されるいずれかの装置に接続されていれば各部へ電力を供給できるため、接続箇所は特に限定しない。
【0038】
〔第3の実施の形態〕
(第3の実施の形態の構成)
図4は、本発明の第3の実施の形態に関する監視コントローラの構成を示す概略図である。
【0039】
監視コントローラ1は、電源コネクタ305とノイズフィルタ304とスイッチング電源部303とからなる電源が接続されたセンササーバ10と、接点ユニット11と電池300と充電回路301と切替回路302とからなる複数のバックアップ電源ユニット30Cとを有する。
【0040】
センササーバ10、バックアップ電源ユニット30C、認証キーソケット12、および温湿度センサ18はそれぞれ電力供給および信号送信が可能な1−WIRE201にて接続されている。
【0041】
なお、各バックアップ電源ユニット30Cは、Ch1〜4に任意の図示しない接点センサを接続できるものとする。また、センササーバ10は、RS−232C端子103を介して、図示しない無線受信部を設置できるものとする。
【0042】
(第3の実施の形態の動作)
以下に、本発明の第3の実施の形態における監視コントローラの動作を図4および各図を参照しつつ説明する。
【0043】
通常状態においては、センササーバ10に接続された電源コネクタ305、ノイズフィルタ304、およびスイッチング電源部303によりセンササーバ10に電力が供給され、センササーバ10と1−WIRE201を介して接続された各部へ電力が供給される。
【0044】
切替回路302は、1−WIRE201のDC5Vライン201aとGNDライン201cを介して、充電回路301へ電力を供給し電池300を充電する。
【0045】
停電等で電源コネクタ305に電力が供給されない状態において、切替回路302は、電池300より1−WIRE201のDC5Vライン201aとGNDライン201cを介して、センササーバ10、接点ユニット11、認証キーソケット12、および温湿度センサ18に電力を供給する。各電池300は、各切替回路302により並列に接続され定格電圧5Vで電力を供給する。
【0046】
(第3の実施の形態の効果)
上記した実施の形態によると、監視コントローラ1は、複数の電池300を有するため、停電時に電池300で連続駆動可能な時間が増加し、セキュリティ信頼度が向上する。
【0047】
なお、電源コネクタ305、ノイズフィルタ304、およびスイッチング電源部303からなる電源部は、1−WIRE201で接続されている装置であれば各部いずれに接続されていてもよい。また、図3に示すバックアップ電源ユニット30Bを電源部として使用してもよい。また、以上に説明した第1から第3の実施の形態の組み合わせに基づく構成において、同様の効果が得られるものがあれば、その構成を用いてもかまわない。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】本発明の第1の実施の形態に関する監視コントローラの構成を示す概略図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に関する1−WIREの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に関する監視コントローラの構成を示す概略図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に関する監視コントローラの構成を示す概略図である。
【符号の説明】
【0049】
1…監視コントローラ、10…センササーバ、11…接点ユニット、12…認証キーソケット、13…ドアセンサ、14…窓センサ、15…無線受信部、16…窓センサ、17…非常スイッチ、18…温湿度センサ、30A…バックアップ電源ユニット、30B…バックアップ電源ユニット、30C…バックアップ電源ユニット、100…入出力端子、102…イーサネット(登録商標)端子、103…RS−232C端子、201…1−WIRE、201a…DC5Vライン、201b…信号ライン、201c…GNDライン、201A…分岐コネクタ、202…LANケーブル、300…電池、301…充電回路、302…各切替回路、302…切替回路、303…スイッチング電源部、304…ノイズフィルタ、305…電源コネクタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
各部を統括して制御可能で外部と通信可能なセンササーバと、接点センサおよび機器の電源を制御可能なI/O部とDC電源を供給可能な電源回路と充電可能な電池と前記電池を充電する充電回路と給電状態および充電状態を制御する切替回路とを有するバックアップ電源と、認証操作によって監視状態を切り替え可能な認証部と、温度および湿度を測定可能なセンサとを有する監視コントローラであって、
電力供給および情報通信可能なワイヤで接続された前記センササーバと前記認証部と前記センサに対し、通常は前記電源回路より前記ワイヤを介して電力を供給し、停電時には前記バックアップ電源内の前記電池より前記ワイヤを介して電力供給を行うよう前記切替回路により切り替える電力バックアップ手段と、
前記切替回路から前記センササーバへ停電状態であることを知らせるコマンドを送信し、前記コマンドを受けて前記センササーバが外部へメッセージを送信する送信手段とを有することを特徴とする監視コントローラ。
【請求項2】
各部を統括して制御可能で外部と通信可能なセンササーバと、接点センサおよび機器の電源を制御可能なI/O部と、DC電源を供給可能な電源回路と充電可能な電池と前記電池を充電する充電回路と給電状態および充電状態を制御する切替回路とを有するバックアップ電源と、認証操作によって監視状態を切り替え可能な認証部と、温度および湿度を測定可能なセンサとを有する監視コントローラであって、
電力供給および情報通信可能なワイヤで接続された前記センササーバと前記I/O部と前記認証部と前記センサに対し、通常は前記電源回路より前記ワイヤを介して電力を供給し、停電時には前記バックアップ電源内の前記電池より前記ワイヤを介して電力供給を行うよう前記切替回路により切り替える電力バックアップ手段と、
前記切替回路から前記センササーバへ停電状態であることを知らせるコマンドを送信し、前記コマンドを受けて前記センササーバが外部へメッセージを送信する送信手段とを有することを特徴とする監視コントローラ。
【請求項3】
各部を統括して制御可能で外部と通信可能なセンササーバと、接点センサおよび機器の電源を制御可能なI/O部と充電可能な電池と前記電池を充電する充電回路と給電状態および充電状態を制御する切替回路とを有する複数のバックアップ電源と、DC電源を供給可能な電源回路と、認証操作によって監視状態を切り替え可能な認証部と、温度および湿度を測定可能なセンサとを有する監視コントローラであって、
電力供給および情報通信可能なワイヤで接続された前記センササーバと前記複数のバックアップ電源と前記認証部と前記センサに対し、通常は前記電源回路が接続された装置より前記ワイヤを介して電力供給し、停電時には前記複数のバックアップ電源内の前記電池より前記ワイヤを介して電力供給を行うよう前記切替回路により切り替える電力バックアップ手段と、
前記切替回路から前記センササーバへ停電状態であることを知らせるコマンドを送信し、前記コマンドを受けて前記センササーバが外部へメッセージを送信する送信手段とを有することを特徴とする監視コントローラ。
【請求項4】
前記複数のバックアップ電源は、前記切替回路により並列に接続されることを特徴とする請求項3に記載の監視コントローラ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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