説明

真空内で基板上にコーティングを形成するためのアセンブリ

【課題】
真空内で基板上にコーティングを形成するためのアセンブリを提供する。
【解決手段】
本発明は、真空内で基板にコーティングを形成するアセンブリに関する。当該アセンブリによると、カソードとして接続されている1つのターゲット上で少なくとも、電気アーク放電を発生させることによってプラズマが生成される。アーク放電は、アノードとターゲットとの間において、窓を通してターゲット表面に方向づけられている偏向可能な集束レーザビームによって発生させられる。本発明は、真空チャンバの窓領域に形成される望ましくないコーティングを大幅に低減するための技術的解決法を提供することを目的とする。本発明によると、このような構成とすることによって、永久磁石または電磁石が、窓と、少なくとも1つのターゲットとの間において、レーザビームの光軸に対して隣接して、上方、または、下方に配設され、レーザビームは、永久磁石または電磁石によって発生させられる磁界によって誘導される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、真空内で基板上にコーティングを形成するためのアセンブリに関する。当該アセンブリでは、カソードとして接続されている少なくとも1つのターゲット上に、電気アーク放電によって、プラズマを形成し、当該アーク放電は、アノードとターゲットとの間に、ターゲットの表面に方向付けられている偏向可能な集束レーザビームによって、発生させられる。真空チャンバの外部に設けられるレーザ光源から放出されるレーザビームは、真空チャンバに形成されている窓を通して、真空チャンバ内に方向付けられており、その結果ターゲットの表面に方向付けられている。
【0002】
このようにして、ターゲットの表面の複数の異なる位置においてアーク放電を発生させることができ、ターゲットの有効表面上で均一に材料を摩損させることができる。このため、真空チャンバの内部に設けられたターゲットの利用可能期間を長くすることができると同時に、均一なコーティングを形成することができる。
【0003】
上述したようなレーザビームは、スキャナシステムまたはその他の適切な可動偏向素子等の従来のシステムによって偏向され得る。
【0004】
このような技術的解決法は特に、独国特許発明第19850217号明細書に記載されており、当該特許文献に係る方法は「レーザ−アーク法」とも呼ばれている。
【0005】
ここで、形成されたプラズマの一部が真空チャンバの内部で浮遊することが避けられない。このため、コーティング材料が、真空チャンバの内側および真空チャンバの窓にも堆積してしまう場合がある。窓にもコーティングが形成される。このため、窓の透明性が望ましくないことに低減してしまい、頻繁に窓を掃除する必要がでてきたり、または、窓を交換する必要がでてくる。このような欠点を克服するべく、窓保護用の箔を用いてきた。このような箔は、真空チャンバ内で堆積されてコーティングに対して窓を保護するが、箔自体にも同様にコーティングが形成されてしまう。このような窓保護用の箔は、リール状に巻いた状態で入手可能であり、各コーティング工場において、供給スプールに巻かれている状態から伸ばされて、第2のスプールに巻きつけられる。尚、このような手順は、工場の作業において逐次的または連続的に実施される。このため、巻きつける作業は、1時間当たり約2メートルという速度で実施される。このような箔を真空チャンバ内で供給する作業には、制限が課されてしまう。これは、箔を巻きつけたスプールの内部に水分および気体が含まれており、この気体が放出されると真空条件に悪影響を及ぼしてしまうからである。したがって、スプールの交換は約15時間の作業時間が経過した後で行う必要がある。交換のために必要な時間および窓保護用の箔の費用のため、言うまでもなく、製造コストが上昇してしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
以上を鑑みて、本発明は、窓領域に形成される望ましくないコーティングを大幅に低減するための技術的解決法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によると、上記の目的は、請求項1に記載の特徴を備えるアセンブリによって実現される。本発明の実施形態および改善例は、従属請求項に記載の特徴によって実現され得る。
【0008】
本発明に係るアセンブリは、真空内で基板上にコーティングを形成するためのものである。当該アセンブリは、先行技術から公知の「レーザ−アーク法」に従って動作し得る当該アセンブリの改善点は、少なくとも1つの永久磁石または電磁石を、窓と少なくとも1つのターゲットとの間に配設する点にある。このような構成とすることによって、少なくとも1つの永久磁石または電磁石は、レーザビームの光軸に隣接して、または、該光軸の上下に位置することになる。この結果、永久磁石または電磁石によって磁界が生成される。この磁界によって、レーザビームをターゲットの表面に向かう方向に方向付けることができる。
【0009】
1以上の永久磁石または電磁石によって形成される磁界はそれぞれ、レーザビームの光軸に対する法線および/またはレーザビームが偏向される平面に対する法線と揃えられている磁界成分を持つ必要がある。
【0010】
本明細書の導入部分で既に触れたが、レーザビームは偏向することが可能である。偏向は、平面内の反転点間の振動によって実現されることが望ましい。このため、真空チャンバが有する窓の形状および寸法は、レーザビームが偏向されることによってターゲットを全長にわたって確実にスキャンできるように適切に設定する必要がある。
【0011】
保護を改善するべく、真空チャンバの内部において、窓と永久磁石または電磁石との間に、有孔部材を配設するとしてよい。レーザビームは、該有効部材の開口を通過して、アーク放電を発生させる。
【0012】
本発明の改善点によると、先行技術から公知であるように、窓保護用の箔を、窓の前方に、好ましくは有孔部材と窓との間に配設することができる。窓保護用の箔は、これ自体は公知の方法で、供給リールに巻きつけられている状態から伸ばされて別のリールに巻きつけることができる。
【0013】
磁界によって、プラズマおよびターゲット材料を、窓および窓保護用の箔の方向には向かい得ないように、偏向することができる。この結果、少なくとも窓および窓保護用の箔の領域において形成されるコーティングを大幅に低減することができる。
【0014】
また、上述した有孔部材に加えて、第2の有孔部材を真空チャンバ内に配設することによって、望ましくないコーティングに対する保護効果が高く成り得る。
【0015】
このように、ターゲットと、第1の有孔部材および窓保護用の箔のそれぞれとの間、または窓との間に、第2の有孔部材を、レーザビームを通過させてアーク放電を発生させるべくターゲットに方向付けることができる開口を有する別の有孔部材として、配設することができる。このため、このような有孔部材は、ターゲットに非常に近接させて配置される。
【0016】
本発明の別の実施形態によると、このような有孔部材は、少なくとも2つの永久磁石または電磁石を備えるアセンブリにおいて設けられるとしてもよい。この場合、これらの永久磁石または電磁石は、有孔部材の開口を形成し得る間隙を持つように配置される。この場合、2つの永久磁石または電磁石は、一方の永久磁石または電磁石がレーザビームの光軸の片側に配置され、他方の永久磁石または電磁石がレーザビームの光軸に対して反対側に配置されるとしてよい。そして、永久磁石または電磁石同士は、互いに平行になるように、揃えられるとしてよい。
【0017】
本発明によると、永久磁石または電磁石は、極の配置が同じになるように配置されなければならない。
【0018】
そして、少なくとも2つの永久磁石または電磁石を、窓とターゲットとの間で、互い違いに設けて、それぞれターゲットまでの距離または窓までの距離が異なるようにしてよい。
【0019】
また、本発明に係るアセンブリが備える各構成要素、つまり、有孔部材、および、永久磁石または電磁石は、ターゲットの寸法を考慮して配置および形成することが好ましい。
【0020】
本発明によれば、基板をコーティングするべくプラズマを形成するためのターゲットを1つのみ利用するまで精度を上げることが可能となる。しかし、別の実施形態によると、アセンブリにおいて、好ましくは線状に配置される複数のターゲットを設けるとしてもよい。このようにターゲットを複数設ける場合、基板上には多層構造を形成することができる。この場合は、複数の異なる物質または複数の異なる物質の混合物から成るターゲットを利用する。
【0021】
ターゲットは、ローラ形状または円筒状に形成され、コーティング形成中において軸を中心に回転するとしてよい。このような構成とすることによって、プラズマ形成についてターゲット材料を均一に摩損させることができる。
【0022】
先述したように、本発明において、有孔部材の長さおよび永久磁石または電磁石の幅を決める際には、各ターゲットの長さを考慮すべきである。具体的には、有孔部材の開口または永久磁石および電磁石の幅は少なくとも、1つのターゲットの長さ、または、線状に配置されている複数のターゲットの合計長に略一致すべきで、このような構成とすることによって、レーザビームを、1以上のターゲットの全長にわたって偏向させることができ、望ましくないコーティングが形成されないようにすることができる。
【0023】
既に述べたが、レーザビームは平面内で振動させることができ、このようにして偏向させることができる。この場合、レーザビームの光軸は、偏向が実現する平面内に配置される。
【図面の簡単な説明】
【0024】
以下で、例を参照しつつより詳細に本発明を説明する。図面は以下の通りである。
【0025】
【図1】本発明の実施形態に係るアセンブリを示す概略図である。
【0026】
【図2】本発明の実施形態に係るアセンブリを示す側面図である。
【0027】
【図3】本発明の別の実施形態に係るアセンブリを示す図である。
【0028】
図面では、真空チャンバ、および、真空チャンバ上に形成され、レーザビーム5を通過させてターゲット6に向かうように真空チャンバ内に方向付ける窓は図示していない。
【発明を実施するための形態】
【0029】
図1は、レーザビーム5が、真空チャンバの外部に配設されたレーザ光源から、窓および窓保護用の箔4、有孔部材1の開口および第2の有孔部材2の別の開口を通過して、ターゲット6に向かうように方向付けられ得る様子を示す図である。有孔部材1および2の開口は、矩形状に形成され、その長さは、レーザビーム5が1以上のターゲット6の全長にわたって偏向され得るのに十分な大きさに設定されている。
【0030】
図1に示す実施形態によると、2つの永久磁石3および3´は、2つの有孔部材1および2の間に配設されている。より具体的には、永久磁石3はレーザビーム5の光軸の下方に配設されており、永久磁石3´はレーザビーム5の光軸の上方に配設されている。レーザビーム5は、2つの永久磁石3および3´の間を通って、ターゲット6に向かって方向付けられるとしてよい。有孔部材1は、高さが約10mmの開口を有し、窓保護用の箔4の直前に配設されている。有孔部材2の開口は、高さが4mmであり、カソードとして接続されているターゲット6の直前に配設されている。
【0031】
2つの永久磁石3および3´は、レーザビーム5の伝播方向において、極の配置が同じになるように配置される。2つの永久磁石3および3´の磁界の磁力線を、概略的に図示している。図2でも同様に図示している。
【0032】
ローラ形状に形成されているターゲット6の長さは、200mm以上になるとしてよい。このため、永久磁石3および3´は、全長が少なくともターゲットの長さである200mmとなるものを用いるとしてよい。しかし、また、これよりも長さが短い永久磁石を複数線状に配列して、つまり、永久磁石3および3´を極の配置が同じになるように線状に配列することも可能である。このような構成とすることによって、例えば、それぞれ長さが70mmで幅が15mmの永久磁石3または3´を合計4つ用いることで、合計長は280mmとすることができる。
【0033】
図2は、レーザビーム5が、有孔部材1および2の開口を通過して、永久磁石3および3´の間を、円筒状のターゲット6の表面に向けて方向付けられ得る様子を示す別の図である。このように構成することによって、カソードとして接続されているターゲット6と、アノード7との間で、電気アーク放電を発生させることができる。この結果、プラズマ8が形成され、図2には図示していないが、真空チャンバ内で基板をコーティングするべく利用され得る。
【0034】
本発明では、磁気誘導が20mTから50mTの永久磁石3または3´を用いるとしてよい。
【0035】
図3は、本発明の別の実施形態に係るアセンブリを示す図である。先の実施形態と同様に、電気アーク放電を発生させるためのレーザビーム5が図示されている。当該レーザビーム5は、自身の長手方向軸を中心として回転する円筒状のターゲット6の表面に平行な平面において偏向が可能で、図3には図示していないが窓を通って、さらに窓保護用の箔4および2つの有孔部材1および2の開口を通過して、ターゲット6に方向付けられている。
【0036】
ここで、永久磁石3は、レーザビーム5が偏向される平面および/または偏向されていないレーザビーム5の光軸の下方に配置されている。永久磁石3によって形成される磁界は、アノード2と平行に並んでいる。当該平面または光軸の反対側には、アノード7と同様に電源に電気接続されている構成要素9が配置されている。構成要素9を設けることによって、特に永久磁石3の磁界と組み合わせることによって、有孔部材2を通過するプラズマ8は、または有孔部材2を設けない変形例ではこの方向に到達しているプラズマ8は、窓保護用の箔4に対するコーティングが低減され得るように、さらに偏向され得る。
【0037】
ここで、構成要素9は、導電性材料から成る単一のシート状部材として形成され得る。また、格子状に形成することもできるし、または、図3に示すように、1または複数の長尺状部材として設けられるとしてもよい。
【0038】
ここで、構成要素9も同様に、レーザビーム5を妨害しないように配置および位置決めする必要がある。しかし、構成要素9によって生成される磁界は、その領域に到達するプラズマ8を制御して、窓保護用の箔4から離れるように所望の方向に偏向させるとしてよい。
【0039】
このため、構成要素9は、レーザビーム5の光軸または偏向平面に対して平行になるように位置決めされ得る。しかし、構成要素9のターゲット6側から有孔部材1および窓保護用の箔4の側が高くなるように、比較的小さい傾斜角度で、構成要素9を傾斜させて設けることも可能である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
真空内で基板上にコーティングを形成するためのアセンブリであって、
カソードとして接続されている1つのターゲット上で少なくとも、電気アーク放電を発生させることによってプラズマが生成され、前記アーク放電は、アノードと前記ターゲットとの間において、前記ターゲットの表面に方向付けられている偏向可能なレーザビームによって発生させられ、前記レーザビームは、前記真空チャンバに形成されている窓を介して前記ターゲットに方向付けられ、
前記窓と、前記ターゲット(6)との間には、少なくとも1つの永久磁石または電磁石(3、3´)が、前記レーザビーム(5)の光軸に対して、隣接して、上方に、または下方に配設されており、前記レーザビーム(5)は、前記永久磁石または電磁石(3、3´)によって形成される磁界によって誘導される
アセンブリ。
【請求項2】
1以上の永久磁石または電磁石(3、3´)によって形成される磁界は、前記レーザビーム(5)の前記光軸に対しておよび/または前記レーザビーム(5)が偏向される平面に対して法線となる磁界成分を含む
請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項3】
前記永久磁石または電磁石(3、3´)と前記窓との間には、第1の有孔部材(1)が配設されており、前記第1の有孔部材(1)の開口を通して、前記レーザビーム(5)は前記ターゲット(6)に方向付けられる
請求項1または請求項2に記載のアセンブリ。
【請求項4】
前記永久磁石または電磁石のうち第1の永久磁石または電磁石(3)は、前記光軸に対して一方の側に配設されており、前記永久磁石または電磁石のうち第2の永久磁石または電磁石(3´)は、前記レーザビーム(5)の前記光軸に対して反対側に配設されている
請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項5】
前記永久磁石または電磁石(3、3´)は、極の配置が同じである
請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項6】
正の電位に接続されている構成要素(9)が、前記光軸および/または前記レーザビーム(5)が偏向される前記平面を基準として、少なくとも前記1つの永久磁石または電磁石(3)とは反対側に配設されている
請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項7】
前記永久磁石または電磁石(3)によって、前記アノード(7)の前記長手軸に対して平行な磁界が生成される
請求項6に記載のアセンブリ。
【請求項8】
前記構成要素(9)は、プレート状、長尺状、格子状、または、複数の長尺部材として形成される
請求項6または請求項7に記載のアセンブリ。
【請求項9】
前記構成要素(9)は、前記レーザビーム(5)の前記光軸および/または前記レーザビーム(5)が偏向される前記平面に対して平行に配置されている
請求項6から請求項8のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項10】
前記永久磁石または電磁石(3、3´)は、前記窓と前記ターゲット(6)との間において、ずらして配置される
請求項1から請求項9のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項11】
2つの永久磁石または電磁石(3、3´)は、有孔部材を形成する
請求項1から請求項10のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項12】
前記ターゲット(6)の前記表面にわたって前記レーザビームを誘導するべく前記レーザビームを通過させる1つの窓の長さは、前記レーザビーム(5)の位置合わせを考慮して、前記ターゲット(6)の長さに略一致する
請求項1から請求項11のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項13】
前記永久磁石または電磁石(3、3´)の幅は、前記ターゲット(6)の長さに少なくとも略一致する
請求項1から請求項12のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項14】
前記窓と前記ターゲット(6)との間に、第2の有孔部材(2)が配設されている
請求項1から請求項13のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項15】
前記有孔部材(1、2)の前記開口の長さは、前記レーザビーム(5)の偏向を考慮して、前記ターゲット(6)の長さに少なくとも略一致する
請求項1から請求項14のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項16】
前記有孔部材(1、2)の前記開口の幅または高さは、前記ターゲット(6)の前記表面の全長にわたって前記レーザビーム(5)が方向付けられるように設定されている
請求項1から請求項15のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項17】
前記1以上の永久磁石または電磁石(3、3´)は、前記2つの有孔部材(1、2)の間に配置される
請求項1から請求項16のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項18】
前記第1の有孔部材(1)と前記窓との間において、窓保護用の箔(4)が配設されている
請求項1から請求項17のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項19】
前記窓保護用の箔(4)は、ある機構を用いて、巻きつけることおよび巻いてある状態から伸ばすことが可能である
請求項1から請求項18のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項20】
前記ターゲット(6)は、巻回体または円筒として形成されており、前記レーザビーム(5)は、前記ターゲット(6)の外周面に方向付けられる
請求項1から請求項19のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項21】
前記レーザビーム(5)は、振動によって、ある平面内で偏向可能である
請求項1から請求項20のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。
【請求項22】
前記レーザビーム(5)の前記光軸は、位置合わせを行う平面内に配置される
請求項18に記載のアセンブリ。
【請求項23】
複数の前記ターゲット(6)が、線状に配置されている
請求項1から請求項22のうちいずれか一項に記載のアセンブリ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2010−525172(P2010−525172A)
【公表日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−504446(P2010−504446)
【出願日】平成20年4月21日(2008.4.21)
【国際出願番号】PCT/DE2008/000727
【国際公開番号】WO2008/128535
【国際公開日】平成20年10月30日(2008.10.30)
【出願人】(598080163)フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァー フェーデルング デア アンゲバンテン フォルシュング エー ファー (30)
【Fターム(参考)】