説明

移動体通信サービスプロバイダとの改良された登録

移動体通信サービスプロバイダによって提供されるセルラーデータ接続サービスに登録するためにモバイルデバイスによって実施される方法。モバイルデバイスは、それが移動体通信サービスプロバイダとの有効なセルラーデータ接続加入契約を持たないと判断する。この判断に応答して、モバイルデバイスは、セルラーデータ接続サービス登録サイトに接続され、モバイルデバイスのユーザが移動体通信サービスプロバイダによって提供されるデータ接続サービスに登録することを可能にする。モバイルデバイスは、ユーザがデータ接続サービスに登録するまで、データ接続サービス登録サイトへのアクセスに制限される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
〔関連出願への相互参照〕
本出願は、本明細書にその全内容が引用により組み込まれている2010年1月15日出願の米国仮特許出願第61/295,651号、及び2010年1月26日出願の米国仮特許出願第61/298,525号の利益を請求する。
【0002】
本発明の一実施形態は、移動体通信の分野に関し、より具体的には、移動体通信サービスプロバイダとの登録を改良することに関する。
【背景技術】
【0003】
データ処理システムの1つの形態であるモバイルデバイス(例えば、ラップトップ、パームトップ、移動電話、スマートフォン、マルチメディア電話、タブレット、携帯式メディアプレーヤなど)は、一般的に、移動体通信サービスプロバイダによって提供されるデータサービスに接続かつ使用する機能を含む(例えば、セルラーネットワーク、WiMAXなどを通じて)。モバイルデバイスユーザは、そのサービスプロバイダによって提供されるサービスを使用することができる前に、移動体通信サービスプロバイダとのセルラーデータ接続サービスに登録する必要がある(例えば、購入、変更、起動など)。例えば、ユーザが、ユーザのモバイルデバイスのセルラーデータ接続を使用して「インターネット」へアクセスすることができる前に、ユーザは、移動体通信サービスプロバイダとそのサービスに関して登録する必要がある。
【0004】
モバイルデバイスを購入した時にユーザがサービスに登録することが一般的である。ユーザはまた、電話を通じて又は「インターネット」を通じてセルラーデータ接続サービスに登録又はそれを変更することができる。しかし、「インターネット」を通じてモバイルデバイスのためのセルラーデータ接続サービスに登録するための現在の機構は、別々の「インターネット」接続を通じて行われる(例えば、モバイルデバイスとは異なるコンピュータデバイスを通じて、モバイルデバイスの「Wi−Fi/LANインターネット」接続を通じてなど)。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
モバイルデバイスが移動体通信サービスプロバイダと登録する方法及び装置を説明する。一実施形態では、モバイルデバイスは、最初に、第1のアクセスポイント名(APN)で識別されるネットワークとのセルラーデータ接続を確立しようと試みる。第1のAPNは、一般的に、パブリックネットワーク(例えば、「インターネット」)を識別する。この要求は、モバイルデバイスが第1のAPNによって識別されるネットワークの使用を許可されるか否かを判断するために許可手順を実行するセルラーネットワークによって処理される。モバイルデバイスが許可された場合、データ接続が確立されることになり、第1のAPNを通じて提供されるサービスを使用することができる。しかし、モバイルデバイスが許可されない場合、セルラーネットワークは、モバイルデバイスが現在許可されていないことを示すメッセージをモバイルデバイスに送信する。メッセージは、モバイルデバイスが第1のAPNに対する有効な加入を現時点で持たないことを示すことができる。このようなメッセージの受信に応答して、モバイルデバイスは、第2のAPNによって識別される第2のネットワークとのセルラーデータ接続を確立する。第2のネットワークは、一般的に、ユーザがセルラーデータ接続サービスに登録することを可能にするデータ接続サービス登録サイトに制限される。モバイルデバイスは、セルラーデータ接続登録サイトに接続され、それによってユーザがセルラーデータ接続サービスに登録することを可能にする(例えば、セルラーデータレートプランを選択及び/又は購入し、プリペイドデータレートプランへのクレジットを追加/購入するなど)。
【0006】
本発明は、本発明の実施形態を例示するのに使用される以下の説明及び添付の図面を参照することによって最も良く理解することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】一実施形態による例示的な移動体通信ネットワークを示す図である。
【図2】一実施形態による移動体通信サービスプロバイダによって提供されるサービスにモバイルデバイスが登録するための例示的なオペレーションを示すデータフロー図である。
【図3】一実施形態による移動体通信サービスプロバイダによって提供されるサービスに登録するようなった例示的なモバイルデバイスを示すブロック図である。
【図4】一実施形態による図3の例示的なモバイルデバイスによって起動される例示的なサービス登録アプリケーションを示すブロック図である。
【図5】一部の実施形態で使用することができる例示的なAPIアーキテクチャを示すブロック図である。
【図6】一実施形態による位置ベースのアクセスポイント名を通じてモバイルデバイスが移動体通信ネットワークに接続するための例示的なオペレーションを示すフローチャートである。
【図7】本発明の一部の実施形態で使用することができる例示的なコンピュータシステムを示すブロック図である。
【図8】本発明の一部の実施形態で使用することができる例示的なデータ処理システムを示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下の説明では、多数の特定の詳細が示されている。しかし、本発明の実施形態は、これらの特定の詳細なしに実施することができることは理解されるものとする。他の例では、本説明の理解を曖昧にしないために公知の回路、構造、及び技術を詳しく示していない。当業者は、記載された説明により、過度の実験なしに適切な機能を実施することができるであろう。
【0009】
本明細書における「一実施形態」、「実施形態」、「例示的な実施形態」などへの参照は、説明する実施形態が、特定の特徴、構造、又は特性を含むことができるが、いずれの実施形態も必ずしも特定の特徴、構造、又は特性を含む必要はないことを示す。更に、このような語句は、必ずしも同じ実施形態を指すものではない。更に、特定の特徴、構造、又は特性が実施形態に関して記述される時に、明示的に記述されているか否かに関わらず、他の実施形態に関してこれらの特徴、構造、又は特性を実施することは当業者の知識内にあると言える。
【0010】
以下の説明及び特許請求の範囲において、「結合した」及び「接続した」という用語をその派生語と共に使用することができる。これらの用語は、互いに対する同義語としては意図されないことを理解すべきである。「結合した」は、互いとの直接的な物理的又は電気的接触を有することができるか又は持たなくてもよい2つ又はそれよりも多くの要素が互いと協働するか又は相互作用することを示すために使用される。「接続した」は、互いに結合された2つ又はそれよりも多くの要素間の通信の確立を示すために使用される。
【0011】
移動体通信サービスプロバイダにモバイルデバイスが登録する方法及び装置を説明する。一実施形態では、モバイルデバイスは、最初にアクセスポイント名(APN)によって識別されるネットワークとのセルラーデータ接続(以下、「データ接続」)の確立を試みる。最初に識別されたAPNは、本明細書において「主APN」と呼ぶこともある。主APNによって識別されるネットワークは、パブリックネットワーク(例えば、「インターネット」)又は私設ネットワーク(例えば、企業イントラネット、無線アプリケーションプロトコル(WAP)サービス、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)など)とすることができる。主APNはまた、1組の実施パラメータ(例えば、ファイヤウォール規則、アクセス制御規則、費用など)に関連付けられる。セルラーネットワークは、モバイルデバイスが主APNによって識別されるネットワークへのアクセスを許可されているか否かを判断するために許可手順を実行する。モバイルデバイスが、主APNによって識別されるネットワークの使用を許可されている場合、データ接続が確立され、そのネットワークによって提供されるサービスを使用することができる。一部の実施形態では、主APNはまた、アクセスを許可する前にユーザ名及びパスワードを要求することができる。
【0012】
しかし、モバイルデバイスが許可されていない場合、セルラーネットワークは、モバイルデバイスが主APNによって識別されるネットワークへのアクセスを許可されていない(例えば、モバイルデバイスが、主APNによって提供されるサービスに現在加入していない、モバイルデバイスが、主APNによって提供されるサービスにアクセスするためのクレジットを現時点で有していないなど)を示すエラーメッセージを送信する。このようなエラーメッセージの受信に応答して、モバイルデバイスは、異なるAPNによって識別される異なるネットワークとのデータ接続を確立し、ユーザが主APNによって識別されるネットワークによって提供されるサービスに登録することを可能にする登録サイトにモバイルデバイスがアクセスすることを可能にする。この異なるAPNは、本明細書では「登録APN」と呼ぶこともある。一部の実施形態では、登録APNによって識別されるネットワークは、登録サイトに制限される。モバイルデバイスは、登録サイトに接続し(例えば、移動体通信サービス登録アプリケーション(ウェブブラウザ又は他の「インターネット」対応インタフェースなど)を通じて)、それによって主APNによって識別されるネットワークによって提供されるサービスにユーザが登録することを可能にする(例えば、データレートプランを選択及び/又は購入、プリペイドデータレートプランのクレジットを追加/購入など)。
【0013】
データ接続サービスへのユーザ登録後に、モバイルデバイスは、登録APNへのデータ接続を壊し、主APNによって識別されるネットワークとのデータ接続を確立する(モバイルデバイスは、ここでサービスの使用を許可されることになる)。次に、モバイルデバイスは、主APNによって識別されるネットワークによって提供されるサービスを使用することができる。
【0014】
図1は、一実施形態による例示的な移動体通信ネットワーク100を示している。図1に示すように、移動体通信ネットワーク100は、セルラーネットワーク120に結合されたモバイルデバイス110を含む。セルラーネットワーク120は、以下のもの、すなわち、GSM(グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ)ネットワーク、CDMA(符号分割多元接続)ネットワーク、iDEN(統合デジタル拡張ネットワーク)、UMTS(ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーションズ・システム)ネットワーク、EDGE(GSM進化のための拡張データレート)ネットワーク、GPRS(ジェネラル・パケット・ラジオ・サービス)のうちの1つ又はそれよりも多くのための技術を含むことができる。セルラーネットワーク120は、複数のネットワーク要素を含む。例えば、セルラーネットワーク120は、基地局、基地局コントローラ、コアノード(例えば、GPRSにおいて、1つ又はそれよりも多くのGPRSサポートノード)などを含む。1つ又はそれよりも多くの移動体通信サービスプロバイダは、セルラーネットワーク120のある一定の部分を所有、運用、又はリースすることができる。
【0015】
登録APNネットワーク130及び主APNネットワーク140は、セルラーネットワーク120に結合される。主APNを通じて識別される主APNネットワーク140は、パブリックネットワーク(例えば、「インターネット」)又は私設ネットワーク(例えば、企業イントラネット、無線アプリケーションプロトコル(WAP)サービス、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)など)とすることができる。一実施形態では、主APNネットワーク140へのアクセスは、特定の移動体通信サービスプロバイダに固有のものである。すなわち、主APNネットワーク140がパブリックネットワーク(例えば、「インターネット」)とすることができるとしても、ネットワーク140へのアクセスは、特定の移動体通信サービスプロバイダによって制限及び制御することができる。登録APNを通じて識別される登録APNネットワーク130は、データ接続サービス登録サイト150を含む限定された1組のサービスを含む。データ接続サービス登録サイト150により、ユーザは、主APNネットワーク140によって提供されるサービス又は他のネットワークに登録することができる(例えば、データレートプランを選択及び/又は購入、プリペイドデータレートプランに対するクレジットを追加/購入など)。一実施形態では、限定されたサービスの組は、主APNネットワーク140へのアクセスを制御する移動体通信サービスプロバイダによって提供され、他の実施形態では、限定されたサービスの組は、複数の移動体通信サービスプロバイダによって提供される。
【0016】
図2は、一実施形態による移動体通信サービスプロバイダによって提供されるデータ接続サービスにモバイルデバイスが登録するための例示的なオペレーションを示すデータフロー図である。図2を図1及び3の例示的な実施形態に関して説明する。
【0017】
図3は、一実施形態による移動体通信サービスプロバイダによって提供されるデータ接続サービスに登録するようなった例示的なモバイルデバイスを示すブロック図である。図3に示すように、モバイルデバイス110は、データ接続制御モジュール310、1つ又はそれよりも多くのキャリアバンドル320、1つ又はそれよりも多くのサービス登録アプリケーション330、及び任意的にアカウントステータス通知アプリケーション340を含む。
【0018】
オペレーション250において、モバイルデバイス110は、主APNを通じてデータ接続の確立を試みる。例えば、モバイルデバイス110は、データ起動要求を主APNに対するセルラーネットワーク120に送信する。データ起動要求はまた、1つ又はそれよりも多くの他のパラメータの組(例えば、PDP(パケットデータプロトコル)タイプ、PDPアドレスタイプ、QoSプロフィール要求、SIM(加入者アイデンティティモジュール)カードのIMSI(国際移動加入者アイデンティティ)など)を含むことができる。データ起動要求は、モバイルデバイスがセルラーサービス範囲に入った後、データ接続性がユーザによって要求された(例えば、ブラウザのようなデータ接続アプリケーションを開く)後などに、モバイルデバイス110がオンしたという結果として送信することができる。図3に関して、データ接続制御モジュール310は、データ接続起動要求の送信を制御する。例えば、データ接続制御モジュール310は、主APN及び他のパラメータの値を判断するためにキャリアバンドル320の適切なバンドルにアクセスする。キャリアバンドル320の各々は、キャリアに固有の1つ又はそれよりも多くの設定(例えば、APN設定、MMS設定、及びセルラー電話サービスに関する他の設定)を含む。一実施形態では、主APNは、デフォルトキャリアバンドルに含まれるデフォルトAPNである。
【0019】
一部の実施形態では、ユーザは、移動体通信サービスプロバイダのデータサービスに対するクレジットの量(分の数、帯域幅の量など)を事前にロードされているプリペイドSIMカードを購入することができる。プリペイドSIMカードは、使用する前に起動しておかなくてはならない。所定のAPNに対してまだ起動されていないSIMカードは、時にウォームSIMカードとして公知である。対照的に、そのAPNに対して起動されているSIMカードは、時にホットSIMカードとして公知である。
【0020】
セルラーネットワーク120は、データ起動要求を受信し、モバイルデバイス110が主APNを通じたデータ接続に対して現時点で許可されていないことをオペレーション252で判断する。換言すると、主APNを通じたデータ接続確立が失敗している。一部の実施形態では、セルラーネットワーク120は、主APNの使用を許可されている各モバイルデバイスに対する記録を含むホームロケーションレジスタ(HLR)データベースを含む。例えば、モバイルデバイス110のIMSIは、主APNに対するHLR記録に対して検査される。モバイルデバイス110のIMSIがHLR記録に含まれていない場合、又はモバイルデバイス110が現在許可されていない(例えば、モバイルデバイスがそのプランに全く分を持たないなど)ことを対応するHLR記録が示す場合、モバイルデバイス110は主APNの使用を許可されていない。
【0021】
主APNに対してモバイルデバイス110が現在許可されていないと判断した後で、オペレーション254においてセルラーネットワーク120は、そのように示すメッセージをモバイルデバイス110に送信する。一部の実施形態では、このメッセージは、モバイルデバイス110が主APNに対する有効データ接続加入契約を持たないことを示すエラーコードを含む。図3に関して、データ接続制御モジュール310は、セルラーネットワーク120から許可されていないメッセージを受信する。
【0022】
許可されていないメッセージを受信した後で、オペレーション256においてモバイルデバイス110は、登録APNネットワーク130を識別する登録APNを含むセルラーネットワーク120にデータ起動要求を送信する。オペレーション250のデータ起動要求と同様に、オペレーション256のデータ起動要求は、1つ又はそれよりも多くの他のパラメータの組(例えば、PDP(パケットデータプロトコル)タイプ、PDPアドレスタイプ、QoSプロフィール要求、IMSI(国際移動加入者アイデンティティ)など)を含むことができる。図3に関して、許可されていないメッセージを受信した後、データ接続制御モジュール310は、登録APNのパラメータ及びアイデンティティを判断するためにキャリアバンドル320にアクセスする。一実施形態では、登録APNは、主APNと同じキャリアバンドルに位置する。例えば、移動体通信サービスプロバイダAが主APNに関連付けられる場合、サービスプロバイダAに対するキャリアバンドルは、サービスプロバイダAに関連付けられる登録APNを判断するためにアクセスされる。他の実施形態では、登録APNは一般的であり、複数の移動体通信サービスプロバイダに対して利用可能である。
【0023】
セルラーネットワーク120は、データ起動要求を受信し、オペレーション258においてモバイルデバイス110が登録APNの使用を許可されていると判断する。一部の実施形態では、全てのモバイルデバイスが、登録APNの使用を許可され、他の実施形態では、特定のモバイルデバイス(そのIMSIによって識別される)だけが、登録APNの使用を許可される。例えば、各IMSIの一部分は、一般的に、移動体通信サービスプロバイダ(例えば、IMSIの移動ネットワークコード(MNC)において)に割り当てられる。登録APNが特定の移動体通信サービスプロバイダによって又は制御される場合、そのサービスプロバイダは、登録APNへのアクセスをそのサービスプロバイダのMNCを含むIMSIを有するモバイルデバイスに制限することができる。
【0024】
モバイルデバイス110が登録APNに対して許可されていると判断した後、セルラーネットワーク120は、オペレーション260においてデータ起動承認メッセージをモバイルデバイス110に送信する。図3に関して、データ接続制御モジュール310は、データ起動承認メッセージを受信する。
【0025】
データ起動承認メッセージを受信した後で、オペレーション262においてモバイルデバイス110は、登録APNネットワーク130に接続する。上述のように、登録APNネットワーク130は、限定されたサービスの組に制限される。例えば、一実施形態では、登録APNネットワーク130は、モバイルデバイス110のユーザがデータ接続サービス(例えば、主APNネットワーク140に対する)に登録することができるデータ接続サービス登録サイト150へのアクセスにモバイルデバイス110を制限する。一部の実施形態では、登録APNネットワーク130に接続する段階は、登録APNに対するPDP(パケットデータプロトコル)コンテクストを確立する段階を含む。
【0026】
一部の実施形態では、モバイルデバイス110は、登録APNネットワーク130に接続するためにデータ接続サービス登録アプリケーションを起動する。例えば、図3に関して、データ接続制御モジュール310は、データ接続サービス登録アプリケーション330の1つの起動を始動する。データ接続サービス登録アプリケーション330は、登録APN(例えば、データ接続サービス登録サイト150)によって提供されるネットワークに接続され、ユーザがデータ接続サービスに登録することを可能にする。データ接続サービス登録アプリケーション330は、登録APNによって提供されるネットワークにアクセス可能なウェブブラウザ及び/又は他のアプリケーションを含むことができる。一部の実施形態では、サービス登録アプリケーション330は、異なる移動体通信サービスプロバイダに対して異なっている。例えば、サービス登録アプリケーション330の1つ又はそれよりも多くは、特定の移動体通信サービスプロバイダによって設計及び/又はカスタマイズすることができ、サービス登録アプリケーション330の他のアプリケーションとは個別にオペレーションさせることができる。例えば、図4に関して更に詳しく説明するように、データ接続サービス登録アプリケーション330の一部は、データ接続登録処理の特定の時間に取消ボタンを表示するようにプログラムすることができ、他のデータ接続サービス登録アプリケーション330は取消ボタンを表示しない。
【0027】
例示的なサービス登録アプリケーションが図4に示されている。図4に示すように、サービス登録アプリケーション430は、データ接続サービス登録オプション450、及び任意的に取消ボタン460及び完了ボタン470を含む。取消ボタン460及び完了ボタン470は、本明細書の後の部分に詳しく説明する。
【0028】
データ接続サービス登録オプション450は、ユーザが選択することができる1つ又はそれよりも多くのデータ接続サービスオプションを含む。一例として、これらのオプションは、新しいデータプランに登録する段階(例えば、数分間を購入する段階、帯域幅のある量を購入する段階など)及び/又は既存のデータプランにクレジット(例えば、分、帯域幅など)を追加する段階を含む。データ接続サービス登録オプション450は、一般的に、特定の移動体通信サービスプロバイダに固有であり、そのサービスプロバイダに対する登録オプションだけを含む。しかし、一部の実施形態では、登録APNが複数の通信サービスプロバイダに対して共通である。このような実施形態では、データ接続サービス登録サイト150が、複数の移動体通信サービスプロバイダに対するデータ接続サービス登録オプション450を提供することができる。従って、これらの実施形態では、モバイルデバイス110のユーザは、複数の移動体通信サービスプロバイダからのデータ接続プランを比較/対比し、かつ選択することができる。ユーザが主APNに関連付けられるものとは異なる移動体通信サービスプロバイダからのサービスを選択又は登録した場合、モバイルデバイス110は、選択された移動体通信サービスプロバイダに対するキャリアバンドルをダウンロード又は受信するように要求される場合があることを理解すべきである。
【0029】
図4には示されていないが、サービス登録アプリケーション430が追加の項目を表示することができることを理解すべきである。例えば、サービス登録アプリケーション430は、広告、ニュース更新、天気更新、株価更新などを表示することができる。更に、ユーザはデータ接続サービスに登録したままいくつかの画面をナビゲートすることができることを理解すべきである。例えば、データ接続サービス登録サイト150は、いくつかのウェブページ(登録ページ、各プランの詳細に関するページ、プロフィールページ、確認ページなど)を含むことができる。
【0030】
一部の実施形態では、データ接続サービス登録オプション450の表示に加えて、モバイルデバイス110の大体の現在の位置(例えば、州、都市、隣、場所(ホテル、リゾート、空港、コーヒーショップ、学校など)など)に基づく情報を表示することができる。例えば、大体の位置は、モバイルデバイス110内に組み込まれているGPS機能の使用を通じて判断することができ、及び/又はセルラータワー又はWi−Fiホットスポットを使用した三角測量を通じて判断することができる。モバイルデバイス110は、ネットワーク140に接続した後にその大体の位置を登録APNネットワーク140に送信することができる。
【0031】
例えば、モバイルデバイス110が、リゾート又はホテルの近くに現在位置すると判断された場合、そのリゾート又はホテルに固有の情報(例えば、リゾートによって提供されるサービスに関する情報、周囲の地域に関する情報、現在の天気など)をデータ接続サービス登録オプション450に加えて表示することができる。リゾートに固有の情報が表示されている間、一部の実施形態では、ユーザが主APNのサービスへの登録の継続を許可されることを理解すべきである。従って、ユーザが登録処理が完了することを待っている間、ユーザは、モバイルデバイス110の位置に固有のページ又は情報にアクセス可能である。
【0032】
図2を参照すると、オペレーション264において、モバイルデバイス110のユーザは、データ接続サービス登録サイト150を通じて主APNに対するサービスを選択しており、選択されたサービスは、サービス登録サイト150に通信される。移動体通信サービスプロバイダは、次に、選択されたサービスに対するモバイルデバイス110の登録を完了する。例えば、オペレーション266において、登録APNネットワーク130は、モバイルデバイス110が主APNを通じてサービスに登録されたことを示す情報を含むサービス登録更新をセルラーネットワーク120に送信する。このメッセージを受信した後で、オペレーション268において、主APNネットワーク140に対するモバイルデバイス110の記録が作成及び/又は更新される。例えば、モバイルデバイス110のSIMカードのIMSIに対するHLR記録が作成されHLRデータベースに格納される。SIMのIMSIがHLR記録に入れられた後、SIMカードは、ホットSIMカードとして既知であり、モバイルデバイス110は、主APNネットワーク140を使用することができるようになる。
【0033】
オペレーション270において、モバイルデバイス110は、登録が成功したことを示すセルラーネットワーク120からのデータ接続サービス登録成功メッセージを受信する。図3に関して、データ接続制御モジュール310は、データ接続サービス登録成功メッセージを受信する。一実施形態では、このメッセージは、データ接続制御モジュール310によって翻訳されるSMSメッセージである。このメッセージの受信に応答して、データ接続制御モジュール310は、適切なメッセージをサービス登録アプリケーション330又は他のウィンドウに表示させ、及び/又はアプリケーション330を閉じることができる。
【0034】
図2は、モバイルデバイスの記録が作成された後で発生するオペレーション270を示しているが、他の実施形態では、セルラーネットワーク120は、事前に定義された時間が経過した後にメッセージを送信する(例えば、登録が成功しなかった場合)。例えば、登録APNを通じてデータ接続を確立した後に、セルラーネットワーク120は、成功した登録に対して予想される時間に基づいてタイマを始動することができる。そのタイマが満了する前にモバイルデバイス110のHLR記録が作成又は更新されなかった場合、セルラーネットワーク120は、登録が成功しなかったことを示すメッセージを送信する。図3に関して、サービス登録失敗メッセージも、データ接続制御モジュール310によって受信及び翻訳される(これらはSMSメッセージとすることができる)。サービス登録失敗メッセージの受信に応答して、データ接続制御モジュール310は、適切なメッセージをサービス登録アプリケーション330又は他のウィンドウに表示させることができる。
【0035】
図2を参照すると、サービス登録成功メッセージを受信した後に、オペレーション272において、モバイルデバイス110が登録APNから切断される。一実施形態では、これは、登録APNへのPDPコンテクストを壊す段階を含む。一実施形態では、これは、モバイルデバイス110によって開始することができ、他の実施形態では、これは、セルラーネットワーク120によって開始することができる。いずれの場合にも、データ停止要求メッセージ及びデータ停止承認メッセージが、モバイルデバイス110とセルラーネットワーク120間で交換される。図3に関して、データ接続制御モジュール310は、データ停止要求及び承認メッセージの送信及び処理を制御する。
【0036】
登録APNから切断した後、モバイルデバイス110は、主APNによって識別される主APNネットワークに接続する。例えば、オペレーション274において、モバイルデバイス110が、データ起動要求をセルラーネットワーク120に送信する。オペレーション274におけるデータ起動要求は、オペレーション250に関して説明するデータ起動要求に類似している。セルラーネットワーク120は、データ起動要求を受信し、オペレーション252において、モバイルデバイス110が主APNの使用を現在許可されている(例えば、モバイルデバイス110のSIMカードが現在ホットである)と判断する。モバイルデバイス110が主APNに対して許可されていると判断した後に、セルラーネットワーク120は、オペレーション278においてデータ起動承認メッセージをモバイルデバイス110に送信する。データ起動承認メッセージを受信した後に、オペレーション280においてモバイルデバイス110は、主APNネットワーク140に接続する。主APNネットワーク140に接続した後、モバイルデバイス110は、主APNネットワーク140によって提供されるサービス(例えば、一般的な「インターネット」アクセスなど)を使用することができる。従って、従来の機構とは異なり、モバイルデバイス110のユーザは、セルラーデータ接続サービス(例えば、「インターネット」)に登録するために未加入のセルラーデータ接続を使用することができる。
【0037】
代替の実施形態では、オペレーション270で上述のように登録成功又は失敗メッセージを送信するセルラーネットワーク120の代わりに、モバイルデバイス110は、オペレーション264において上述のようにサービスを選択した後である一定の時間を待機し、オペレーション272で上述のように登録APNから切断し、次に、オペレーション250で上述のものと類似の方法で主APNに対するセルラーネットワーク120へのデータ起動要求を送信する。セルラーネットワーク120がサービスの選択を反映するように更新されるまでデータ起動要求は承認されないことを理解すべきである。
【0038】
図4を参照すると、取消ボタン460及び/又は完了ボタン470が、データ接続サービス登録アプリケーション430に任意的に表示されている。取消ボタン460は、ユーザによって選択された時に、データ接続サービス登録アプリケーション430を退出させ、対応するデータ接続サービス登録手順を終了させる。従って、取消ボタン460が選択された時に、データ接続サービス登録手順が終了する。一実施形態では、取消ボタン460は、それ自体がサービス登録アプリケーション430の一部ではない。換言すると、取消ボタン460の機能は、登録アプリケーション430インタフェースの本来機能ではないが、1つ又はそれよりも多くのAPIの使用を通じて実施することができる。
【0039】
取消ボタン460は、サービス登録処理の全ての段階中に表示されるとは限らない。一実施形態では、データ接続サービス登録アプリケーション430に関連付けられた移動体通信サービスプロバイダは、取消ボタン460がサービス登録アプリケーション430に表示されるか否かを及び/又はサービス登録処理のどの段階に取消ボタン460を表示するかを定義する。
【0040】
完了ボタン470により、ユーザは、ユーザがアプリケーション430の使用を終了していることをデータ接続サービス登録アプリケーション430に知らせることができる。例えば、ユーザは、ユーザがデータ接続サービスの登録を終了する時に完了ボタン470を選択することができる。取消ボタン460と同様に、完了ボタン470は、サービス登録処理の全ての段階中に含まれるとは限らない。一実施形態では、サービス登録アプリケーション430に関連付けられた移動体通信サービスプロバイダは、完了ボタン470をサービス登録アプリケーション430に表示するか否かを及び/又はサービス登録処理のどの段階に完了ボタン470を表示するか定義する。
【0041】
一部の実施形態では、取消ボタン460及び完了ボタン470は、1つ又はそれよりも多くの「アプリケーションプログラミングインタフェース(API)」の使用を通じて実施することができる。APIは、ソフトウエア構成要素(以下、「API実施ソフトウエア構成要素」)によって実施されるインタフェースであり、それによって異なるソフトウエア構成要素(以下、「API呼出しソフトウエア構成要素」)が、API実施ソフトウエア構成要素によって提供される1つ又はそれよりも多くの機能、方法、手順、データ構造、及び/又は他のサービスにアクセスして使用することができるようになる。例えば、APIにより、API呼出しソフトウエア構成要素の開発者(第三者開発者とすることができる)が、API実施ソフトウエア構成要素によって提供される特定の特徴を利用することができるようになる。1つのAPI呼出しソフトウエア構成要素を存在させることができ、又は1つよりも多いこれらのソフトウエア構成要素を存在させることができる。APIは、コンピュータシステム又はプログラムライブラリがソフトウエアアプリケーションからのサービスに対する要求を助けるために提供するソースコードインタフェースとすることができる。APIは、データがメモリにどのように配置されるかの明示的な低レベル記述ではなく、アプリケーションが組み込まれている時に翻訳又はコンパイルすることができるプログラミング言語の用語で示すことができる。
【0042】
APIは、API実施ソフトウエア構成要素の示された機能にアクセスして使用する時にAPI呼出しソフトウエア構成要素を使用する言語及びパラメータを定義する。例えば、API呼出しソフトウエア構成要素は、APIによって露出された1つ又はそれよりも多くのAPI呼出し(機能又は方法呼出しと呼ぶこともある)を通じてAPI実施ソフトウエア構成要素の示された特徴にアクセスする。API実施ソフトウエア構成要素は、API呼出しソフトウエア構成要素からのAPI呼出しに応答してAPIを通じて値を戻すことができる。APIは、API呼出しの構文及び結果(例えば、API呼出しを起動する方法及びAPI呼出しを実行すること)を定義し、APIは、一般的には、API呼出しがAPI呼出しによって示された機能を達成する方法を明らかにはしない。様々な機能呼出し又はメッセージが、呼出しソフトウエア(API呼出しソフトウエア構成要素)とAPI実施ソフトウエア構成要素間の1つ又はそれよりも多くのアプリケーションプログラミングインタフェースを通じて転送される。機能呼出し又はメッセージの転送は、機能呼出し又はメッセージの作成、開始、起動、呼出し、受信、復帰、又は応答段階を含むことができる。従って、API呼出しソフトウエア構成要素は、呼出しを転送することができ、API実施ソフトウエア構成要素は、呼出しを転送することができる。
【0043】
一例として、API実施ソフトウエア構成要素及びAPI呼出しソフトウエア構成要素は、オペレーティングシステム、ライブラリ、デバイスドライバ、API、アプリケーションプログラム、又は他のソフトウエアモジュールとすることができる(API実施ソフトウエア構成要素及びAPI呼出しソフトウエア構成要素は、互いに同じか又は異なるタイプのソフトウエアモジュールとすることができることを理解されたい)。API呼出しソフトウエア構成要素は、ローカルソフトウエア構成要素(すなわち、API実施ソフトウエア構成要素と同じデータ処理システム上の)又はネットワーク上でAPIを通じてAPI実施ソフトウエア構成要素と通信するリモートソフトウエア構成要素(すなわち、API実施ソフトウエア構成要素とは異なるデータ処理システム上の)とすることができる。API実施ソフトウエア構成要素は、API呼出しソフトウエア構成要素(すなわち、異なるAPI実施ソフトウエア構成要素によって露出されたAPIにAPI呼出しを実行することができる)として機能することができ、更に、API呼出しソフトウエア構成要素は、異なるAPI呼出しソフトウエア構成要素に露出されるAPIを実行することによってAPI実施ソフトウエア構成要素として機能することができることを理解すべきである。
【0044】
上述のように、取消ボタン460及び/又は完了ボタン470は、1つ又はそれよりも多くのAPIを使用して実施することができる。例えば、一実施形態では、開発者(例えば、移動体通信サービスプロバイダ)がデータ接続サービス登録アプリケーション430に取消ボタン460を表示及び非表示にすることができる移動体通信データ接続サービス登録APIが定義される。
【0045】
図5は、一部の実施形態で使用することができる例示的なAPIアーキテクチャを示すブロック図である。図5に示すように、APIアーキテクチャ500は、移動体通信サービス登録API510を実行するユーザインタフェースフレームワーク520(例えば、ウィンドウイング、ボタン、メニューなどのユーザインタフェース機能を制御するフレームワークなど)を含む。移動体通信サービス登録API510は、取消ボタン表示機能530、取消ボタン非表示機能540、及び完了ボタン機能550を含む。移動体通信サービス登録API510は、サービス登録アプリケーション430が、機能530、540、及び550を呼び出すための呼出し協定、及びこれらの機能530、540、及び550が、その結果をサービス登録アプリケーション430に戻す方法を示す。一部の実施形態では、機能530、540、及び550は、サービス登録中にのみサービス登録アプリケーションに利用可能である(従って、これらは、アプリケーションの他のタイプには利用可能ではない)。
【0046】
従って、サービス登録アプリケーション430は、機能530、540、及び550にアクセスして使用するために、移動体通信サービス登録API510を通じてAPI呼出しを実行する。例えば、取消ボタン表示機能530に関して、サービス登録アプリケーション430は、取消ボタン460を表示したい時に取消ボタン表示呼出し560を実行し、その下にある機能をユーザに提供することができる(例えば、ユーザに登録処理を取り消してサービス登録アプリケーション430を閉じるオプションをサービス登録アプリケーション430が提供するのに適切な場合)。API510は、ユーザインタフェースフレームワーク520によって提供される1つ又はそれよりも多くの機能又は方法を利用する取消ボタン表示機能530を実行し、この結果、取消ボタン460がサービス登録アプリケーション430上に表示される(565)。一実施形態では、取消ボタン表示呼出し560は、取消ボタン460の位置及び/又は大きさを開発者が示すことを可能にする1つ又はそれよりも多くのパラメータを含み、他の実施形態では、取消ボタン表示460が、サービス登録アプリケーション430上のデフォルト位置に位置し、デフォルトサイズになる。図5には示されていないが、取消ボタン460の下にある機能(例えば、選択された時にサービス登録アプリケーション430を閉じる)が、ユーザインタフェースフレームワーク520によって提供され、API呼出しを通じてサービス登録アプリケーション430を使用することもできることを理解すべきである。
【0047】
取消ボタン非表示機能540に関して、サービス登録アプリケーション430は、取消ボタン460を非表示にしたい時に取消ボタン非表示呼出し570を実行し、従って、サービス登録手順がユーザによって取り消される、サービス登録アプリケーション430は、ユーザによって閉じられることがないようにすることができる。API510は、ユーザインタフェースフレームワーク520によって提供される1つ又はそれよりも多くの機能又は方法を利用する取消ボタン非表示機能540を実行し、この結果、取消ボタン460は非表示になる(例えば、サービス登録アプリケーション430から取り除かれる)。
【0048】
完了ボタン機能550に関して、サービス登録アプリケーション550は、完了ボタン470のユーザ選択に応答して完了ボタン呼出し580を実行することができる。API510は、サービス登録アプリケーションウィンドウ430を閉じるために、ユーザインタフェースフレームワーク520によって提供される1つ又はそれよりも多くの機能又は方法を利用する完了ボタン機能550を実行する。
【0049】
アカウントステータス通知
一部の実施形態では、移動体通信サービスプロバイダが、そのアカウントに残っている現在のサービス量(例えば、残りの分数、残りの帯域幅の量など)をユーザに想起させるか又は通知するためにアカウントステータス更新メッセージをモバイルデバイスに送信する。アカウントは、プリペイドアカウント、又はユーザに追納させる前にサービス制限を有することができるアカウントとすることができる。一部の実施形態では、メッセージが定期的に送信され(例えば、一週間に一度など)、他の実施形態では、プリペイドアカウントの残量が特定の閾値より下になった時にメッセージが送信される。一部の実施形態では、メッセージは、モバイルデバイスが翻訳してユーザに表示することができるフォーマットであるSMS(ショートメッセージサービス)メッセージである。
【0050】
図3に関して、データ接続制御モジュール310は、これらのアカウントステータス更新メッセージを受信し、アカウントステータス通知アプリケーション340の起動をトリガすることができる。アカウントステータス通知アプリケーション340は、アカウントステータス更新メッセージに対応する情報を表示する。一部の実施形態では、アカウントステータス通知アプリケーション340はまた、分又は帯域幅をアカウントに追加するオプションを含む。
【0051】
位置ベースのAPNサービス
一部の実施形態は、データ接続を確立した時に位置ベースのAPNを実施することができる。位置ベースのAPNは、一般的に、その位置(例えば、州、都市、隣、場所(ホテル、リゾート、空港、コーヒーショップ、学校など))に対する特定のサービスの組を定義されているカスタムAPNである。例えば、そのリゾートによって示されたリソース(例えば、リゾートによって提供されるサービスに関する情報、周辺地域に関する情報、現在の天気など)にモバイルデバイスが接続することを可能にする位置ベースのAPNをリゾートに対して定義することができる。一部の実施形態では、位置ベースのAPNはまた、一般的な「インターネット」接続性にユーザが登録するというオプションを与えることができる。例えば、サービスの第1の組(一般的に、空港、ニュースなどに制限されこれに固有の)に使用料なしで全てのモバイルデバイスが接続することを可能にし、更に、サービスの第2の組(例えば、一般的な「インターネット」接続性)に登録されたモバイルデバイスが接続することを可能にする空港に対するAPNを定義することができる。この例では、サービスの第1の組はまた、ユーザがサービスの第2の組に登録するオプションを提供することができる。
【0052】
一部の実施形態では、モバイルデバイス110は、位置ベースのAPNのデータベースを含む。位置ベースのAPNのデータベースは、モバイルデバイス110がデータネットワークに接続した時に定期的に更新することができる。他の実施形態では、セルラーネットワーク120は、位置ベースのAPNのデータベースを維持する。モバイルデバイス110が主APNによるサービスに対して許可されていないというセルラーネットワーク120からのメッセージを受信した後、モバイルデバイス110の大体の位置が判断される。例えば、大体の位置は、モバイルデバイス110内に組み込まれたGPS機能の使用を通じて判断され、及び/又はセルラータワー又はWi−Fiホットスポットを使用した三角測量を通じて判断することができる。モバイルデバイス1100がAPNの1つの位置にある場合、ユーザは、そのAPNによって識別されるネットワークを通知され、これに接続することを選択することができる。
【0053】
図6は、一実施形態による位置ベースのAPNを通じてモバイルデバイスを移動体通信ネットワークに接続するための例示的なオペレーションを示すフローチャートである。一実施形態では、オペレーション600は、モバイルデバイス110が図2のオペレーション250−254で上述のように主APNに対して許可されていないと判断した後に実行される。別の実施形態では、オペレーション600は、モバイルデバイス110が図2のオペレーション262で上述のように登録APNネットワークに接続した後に実行される。他の実施形態では、オペレーション600は、モバイルデバイスが現在のデータ接続を有するか否かに関わらず定期的に実行される。
【0054】
オペレーション600は、ブロック610で始まり、ここでモバイルデバイスの大体の現在の位置が判断される。大体の位置は、モバイルデバイス110内に組み込まれたGPS機能の使用を通じて判断され、及び/又はセルラータワー及び/又はWi−Fiホットスポットを使用した三角測量を通じて判断することができる。一部の実施形態では、モバイルデバイス110は、その大体の位置を判断し、これをセルラーネットワーク120に送信し、他の実施形態では、モバイルデバイス110は、その大体の位置を判断し、これをセルラーネットワーク120には送信せず、他の実施形態では、セルラーネットワーク120は、モバイルデバイス110の大体の位置を判断する。フローは、ブロック610からブロック620に移る。
【0055】
ブロック620で、モバイルデバイス110が位置ベースのAPNに対して定義された地域にあるか否かを判断する。モバイルデバイス110が位置ベースのAPNに対して定義された地域にある場合、フローはブロック640に移り、それ以外は、フローはブロック630に移り、ここで他のオペレーションが取られる(例えば、処理が終了する)。モバイルデバイス110が位置ベースのAPNのデータベースを維持する実施形態では、モバイルデバイス110は、そのAPNに対して定義された地域内に現在位置するか否かを判断するために、そのデータベースにアクセス可能である。セルラーネットワーク120が位置ベースのAPNのデータベースを維持する実施形態では、セルラーネットワーク120は、モバイルデバイスが位置ベースのAPNに対して定義された地域内にあるか否かを判断するために、モバイルデバイス110の判断された大体の位置を有するデータベースにアクセス可能である。モバイルデバイス110が所定の時間に複数の位置ベースのAPNに対する区域にある場合があることを理解すべきである。
【0056】
ブロック640で、モバイルデバイスのユーザは、位置ベースのAPNの利用可能性を通知される。例えば、現在利用可能な位置ベースのAPNを列挙するウィンドウをモバイルデバイスに表示することができる。位置ベースのAPNの詳細(例えば、位置ベースのAPNが提供するサービスなど)も表示することができる。他の通知機構を使用することができる(例えば、テキストメッセージ、電子メール、グラフィカル警報など)。ユーザはまた、これらの位置ベースのAPNの1つを選択するというオプションを与えられる。セルラーネットワーク120が位置ベースのAPNのデータベースを維持する実施形態では、セルラーネットワーク120は、地域内でAPNの詳細を送信することができる。フローは、ブロック640からブロック650に移る。
【0057】
ブロック650で、ユーザは、利用可能な位置ベースのAPNの1つへの接続を選択している。フローは、ブロック650からブロック660に移り、ここでモバイルデバイス110は、図2のオペレーション250で説明したデータ起動要求に類似のデータ起動要求を形成しセルラーネットワーク120に送信する。次に、セルラーネットワーク120は、モバイルデバイス110が、選択された位置ベースのAPNに対して許可されているか否かを判断する(例えば、図2のオペレーション252に上述のものと類似の方法で)。セルラーネットワーク120はまた、選択された位置ベースのAPNに対する許可を承認する前にモバイルデバイス110の位置を確認することができる(例えば、セルタワーの三角測量などに基づいて)。
【0058】
フローは、ブロック660からブロック670に移り、ここでモバイルデバイスは、起動が成功したか否かを判断する。例えば、図2に関して、モバイルデバイス110は、図2のオペレーション278で上述のものと同様にデータ起動承認メッセージを受信することができる。起動が成功した場合、フローは、ブロック680に移り、ここでモバイルデバイス110が選択された位置ベースのAPNネットワークに接続し(例えば、図2のオペレーション262に関して上述したものと類似の方法で)、そうでなければ、フローはブロック630に移り、ここで代替のオペレーションが取られる(例えば、処理が終了する)。モバイルデバイス110は、接続した状態で、選択された位置ベースのAPNネットワークによって提供されるサービスを使用することができる。
【0059】
図7は、本発明の一部の実施形態で使用することができる例示的なコンピュータシステムを示すブロック図である。例えば、コンピュータシステム700の例示的なアーキテクチャは、モバイルデバイス110に含めることができる。図7は、コンピュータシステムの様々な構成要素を示しているが、これらの詳細は本発明に密接な関係がないので、構成要素を相互接続するいずれかの特定のアーキテクチャ又は方式を表すものではないことを理解すべきである。より少ない構成要素又はより多い構成要素を有する他のコンピュータシステムも本発明と共に使用することができることが理解されるであろう。
【0060】
図7に示すように、データ処理システムの1つの形態であるコンピュータシステム700は、処理システム720、電源725、メモリ730、及び不揮発性メモリ740(例えば、ハードドライブ、フラッシュメモリ、相変化メモリ(PCM)など)に結合されるバス750を含む。バス750は、当業技術で公知にように、様々なブリッジ、コントローラ、及び/又はアダプタを通じて互いに接続することができる。処理システム720は、メモリ730及び/又は不揮発性メモリ740から命令を検索することができ、上述のオペレーションを実施する命令を実行することができる。バス750は、上述の構成要素を互いに相互接続し、これらの構成要素を任意的なドック(dock)760、ディスプレイコントローラ及び表示デバイス770、入力/出力デバイス780(例えば、NIC(ネットワークインタフェースカード)、カーソル制御(例えば、マウス、タッチスクリーン、タッチパッドなど)、キーボードなど)、及び任意的な無線送受信機790(例えば、Bluetooth(R)、WiFi(R)、赤外線、セルラー電話、GPSなど)に相互接続する。
【0061】
図8は、本発明の一部の実施形態で使用することができる例示的なデータ処理システムを示すブロック図である。例えば、データ処理システム800は、モバイルデバイス110とすることができる。データ処理システム800は、1つ又はそれよりも多くのマイクロプロセッサ及び/又はシステムを集積回路に含めることができる処理システム820を含む。処理システム820は、メモリ810、電源825(1つ又はそれよりも多くのバッテリを含む)、音声入力/出力840、ディスプレイコントローラ、及び表示デバイス860、任意的な入力/出力850、入力デバイス870、及び無線送受信機830に結合される。図8に示されていない付加的な構成要素も、本発明の特定的な実施形態におけるデータ処理システム800の一部とすることができ、本発明の特定的な実施形態では、図8に示されているよりも少ない構成要素を使用することができることが理解されるであろう。更に、図8に示されていない1つ又はそれよりも多くのバスを当業技術で公知の様々な構成要素を相互接続するために使用することができることが理解されるであろう。
【0062】
メモリ810は、データ処理システム800による実行のためのデータ及び/又はプログラムを格納することができる。音声入力/出力840は、例えば、音楽を再生及び/又はスピーカ及びマイクロフォンを通じた電話機能を提供するために、マイクロフォン及び/又はスピーカを含むことができる。ディスプレイコントローラ及び表示デバイス860は、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を含むことができる。無線(例えば、RF)送受信機830(例えば、WiFi送受信機、赤外線送受信機、Bluetooth送受信機、無線セルラー電話送受信機、GPS送受信機など)は、他のデータ処理システムと通信するために使用することができる。1つ又はそれよりも多くの入力デバイス1170により、ユーザはシステムに入力を提供することができる。これらの入力デバイスは、キーパッド、キーボード、タッチパネル、マルチタッチパネルなどとすることができる。任意的な他の入力/出力1150は、ドックのためのコネクタとすることができる。
【0063】
図に示す技術は、1つ又はそれよりも多くの電子デバイス(例えば、データ処理システムなど)に格納及び実行されるコード及びデータを使用して実施することができる。このような電子デバイスは、機械可読ストレージ媒体(例えば、磁気ディスク、光学ディスク、ランダムアクセスメモリ、読取専用メモリ、フラッシュメモリデバイス、相変化メモリ)及び機械可読通信媒体(例えば、電気、光学、音響、又は搬送波、赤外線信号、デジタル信号のような伝播信号の他の形態)のような機械可読媒体を使用してコード及びデータを格納及び通信する(ネットワーク上の他の電子デバイス内部に及び/又は他の電子デバイスにより)。更に、このような電子デバイスは、一般的に、1つ又はそれよりも多くのストレージデバイス、ユーザ入力/出力デバイス(例えば、キーボード、タッチスクリーン、及び/又はディスプレイなど)、及びネットワーク接続のような1つ又はそれよりも多くの他の構成要素に結合された1つ又はそれよりも多くのプロセッサの組を含む。プロセッサの組及び他の構成要素の結合は、一般的には、1つ又はそれよりも多くのバス及びブリッジ(バスコントローラとも呼ぶ)を通じて行われる。ネットワークトラフィックを運ぶストレージデバイス及び信号は、それぞれ、1つ又はそれよりも多くの機械可読ストレージ媒体及び機械可読通信媒体を表している。従って、所定の電子デバイスのストレージデバイスは、一般的に、その電子デバイスの1つ又はそれよりも多くのプロセッサの組で実行されるコード及び/又はデータを格納する。
【0064】
本発明の態様を少なくとも部分的にソフトウエアで実施することができることは、本説明から明らかなはずである。すなわち、ROM、RAM、大容量ストレージデバイス、又はリモートストレージデバイスのようなメモリに含まれた命令のシーケンスを実行するマイクロプロセッサのようなプロセッサに応答して、本発明の技術をコンピュータシステム又は他のデータ処理システムで実施することができる。様々な実施形態では、本発明を実施するために、ソフトウエア命令と組み合わせてハードウエア回路を使用することができる。従って、本発明の技術は、ハードウエア回路及びソフトウエアのいずれの特定の組合せにも、またデータ処理システムによって実行される命令のためのいずれの特定のソースにも制限されない。更に、本説明を通して、説明を単純にするために、様々な機能及びオペレーションは、ソフトウエアコードによって実行又は引き起こされるように説明されている。しかし、当業者は、このような表現によって意味されるものが、プロセッサによるコードの実行から生じる機能であることを認識するであろう。
【0065】
代替の実施形態
本発明の実施形態は、セルラーネットワークに関して説明したが、ネットワークの様々なタイプを使用することができる(例えば、Wi−MAXネットワーク)。従って、本発明の実施形態は、セルラーデータ接続及びセルラーネットワークに制限されない。
【0066】
本発明の実施形態は、データ接続サービスへのユーザ登録に関して説明したが、登録サイトを使用してサービスの他のタイプに登録することができる。例えば、登録サイトにより、ユーザは、テキストメッセージサービス、ボイスサービス(例えば、異なるボイスプラン及び/又はサービスオプションを選択する)、又は他のサービスに登録(及び/又は既存のサービスを変更)することができる。
【0067】
一部の実施形態では、ユーザが、彼が現在加入していないか又は完了するためのクレジットの適切な数を持たないサービス(例えば、テキストメッセージサービス、ボイスサービスなど)を使用しようと試みたのに応答して、ユーザは、ユーザがサービス(例えば、テキストメッセージプラン及び/又はボイスプラン)に登録及び/又は既存のサービスにクレジット(例えば、テキストメッセージの数、ボイスの分数、帯域幅など)を追加することを可能にするために登録サイトに誘導される。この登録サイトは、データ接続登録サイトと同じとすることができ、又は異なるものでもよい。登録サイトへの接続は、モバイルデバイスの接続状態に応答して様々に実施することができる。例えば、モバイルデバイスが、登録サイトにアクセス可能なネットワーク接続(例えば、Wi−Fi接続、有線接続、移動体通信データ接続など)を現在有する場合、このネットワーク接続は、モバイルデバイスを登録サイトに接続するのに使用される。しかし、モバイルデバイスが、このようなネットワーク接続を現在持たない(かつネットワーク接続が利用可能でない)場合、登録APNを通じた(上述のデータサービスへの登録に関して説明したものと同様の)データ接続は、ユーザを登録サイトに誘導するように確立することができる。モバイルデバイスは、登録APNを通じた登録サイトへのアクセスに制限することができる。
【0068】
図面におけるフローチャートは、本発明の特定的な実施形態によって実行されるオペレーションの特定の順序を示しているが、このような順序は例示的なものであることを理解すべきである(例えば、代替の実施形態は、異なる順序でオペレーションを実施し、特定のオペレーションを結合し、特定のオペレーションを重ね合わせることができる)。
【0069】
本発明は、いくつかの実施形態の観点から説明されているが、当業者は、本発明が説明する実施形態に制限されないこと、及び本発明が特許請求の範囲の精神及び範囲の修正及び変更によって実施することができることを認識するであろう。従って、本説明は、制限ではなく例示して見なすべきである。
【符号の説明】
【0070】
100 移動体通信ネットワーク
110 モバイルデバイス
120 セルラーネットワーク
130 登録APNネットワーク
140 主APNネットワーク
150 データ接続サービス登録サイト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動体通信サービスプロバイダによって提供されるセルラーデータ接続サービスに登録するためにモバイルデバイスによって実施される方法であって、
モバイルデバイスが移動体通信サービスプロバイダとの有効なセルラーデータ接続加入契約を持たないと判断する段階と、
前記判断する段階に応答して、前記モバイルデバイスのユーザが前記移動体通信サービスプロバイダによって提供されるセルラーデータ接続サービスに登録することを可能にするためにセルラーデータ接続サービス登録サイトに接続する段階であって、該モバイルデバイスが、該ユーザがセルラーデータ接続サービスへの登録に成功するまで該セルラーデータ接続サービス登録サイトへのアクセスに制限される前記接続する段階と、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項2】
前記移動体通信サービスプロバイダによって提供されるセルラーデータ接続サービスに関する選択を前記ユーザから受信する段階と、
この選択を前記セルラーデータ接続サービス登録サイトに通信する段階と、
前記移動体通信サービスプロバイダとのセルラーデータ接続を確立する段階と、
を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記モバイルデバイスの大体の現在の位置を判断する段階であって、前記セルラーデータ接続サービス登録サイトが、該モバイルデバイスの該判断された大体の現在の位置に対してカスタマイズされる前記判断する段階、
を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記セルラーデータ接続サービス登録サイトは、前記ユーザがセルラーデータ接続プランの購入、セルラーデータ接続プランへの分の追加、及びセルラーデータ接続プランへの帯域幅の追加のうちの1つ又はそれよりも多くを行うことを可能にすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記モバイルデバイスが有効なセルラーデータ接続加入契約を持たないと判断する段階は、第1のアクセスポイント名(APN)を通じたセルラーデータ接続の確立に失敗する段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
セルラーデータ接続サービス登録サイトに接続する段階は、第2のAPNを通じてセルラーデータ接続を確立する段階を含み、
前記第2のAPNは、前記セルラーデータ接続サービス登録サイトに制限される、
ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
モバイルデバイスのプロセッサによって実行された場合に該プロセッサをして移動体通信サービスプロバイダによって提供されるセルラーデータ接続サービスに登録するためのオペレーションオペレーションを実施させることになる命令を提供するモバイルデバイスのための機械可読ストレージ媒体であって、
オペレーションオペレーションが、
モバイルデバイスが移動体通信サービスプロバイダとの有効なセルラーデータ接続加入契約を持たないと判断する段階と、
前記判断する段階に応答して、前記モバイルデバイスのユーザが前記移動体通信サービスプロバイダによって提供されるセルラーデータ接続サービスに登録することを可能にするためにセルラーデータ接続サービス登録サイトに接続する段階であって、該モバイルデバイスが、該ユーザがセルラーデータ接続サービスへの登録に成功するまで該セルラーデータ接続サービス登録サイトへのアクセスに制限される前記接続する段階と、
を含む、
ことを特徴とする機械可読ストレージ媒体。
【請求項8】
前記移動体通信サービスプロバイダによって提供されるセルラーデータ接続サービスに関する選択を前記ユーザから受信する段階と、
この選択を前記セルラーデータ接続サービス登録サイトに通信する段階と、
前記移動体通信サービスプロバイダとのセルラーデータ接続を確立する段階と、
を更に含むことを特徴とする請求項7に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項9】
前記モバイルデバイスの大体の現在の位置を判断する段階であって、前記セルラーデータ接続サービス登録サイトが、該モバイルデバイスの該判断された大体の現在の位置に対してカスタマイズされる前記判断する段階、
を更に含むことを特徴とする請求項7に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項10】
前記セルラーデータ接続サービス登録サイトは、前記ユーザがセルラーデータ接続プランの購入、セルラーデータ接続プランへの分の追加、及びセルラーデータ接続プランへの帯域幅の追加のうちの1つ又はそれよりも多くを行うことを可能にすることを特徴とする請求項7に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項11】
前記モバイルデバイスが有効なセルラーデータ接続加入契約を持たないと判断する段階は、第1のアクセスポイント名(APN)を通じたセルラーデータ接続の確立に失敗する段階を含むことを特徴とする請求項7に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項12】
セルラーデータ接続サービス登録サイトに接続する段階は、第2のAPNを通じてセルラーデータ接続を確立する段階を含み、
前記第2のAPNは、前記セルラーデータ接続サービス登録サイトに制限される、
ことを特徴とする請求項11に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項13】
移動体通信サービスプロバイダによって提供されるセルラーデータ接続サービスにモバイルデバイスを登録するための該モバイルデバイスに対する方法であって、
移動体通信サービスプロバイダに関連付けられた第1のアクセスポイント名(APN)を通じてセルラーデータ接続の確立を試みる段階と、
前記セルラーデータ接続確立が失敗したという判断に応答して、第2のAPNを通じてセルラーデータ接続を確立する段階であって、前記モバイルデバイスが、該第2のAPNを通じて確立された該セルラーデータ接続を通じたセルラーデータ接続サービス登録サイトへのアクセスに制限される前記確立する段階と、
前記モバイルデバイスのユーザが前記第1のAPNに対応する前記移動体通信サービスプロバイダによって提供されるセルラーデータ接続サービスに登録することを可能にするために前記セルラーデータ接続サービス登録サイトに接続する段階と、
前記第1のAPNに対応するセルラーデータ接続サービスに関する選択を前記ユーザから受信し、この選択を前記セルラーデータ接続サービス登録サイトに通信する段階と、
前記第1のAPNを通じてセルラーデータ接続を確立する段階と、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項14】
前記第1のAPNは、パブリックネットワークを識別することを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記セルラーデータ接続確立が失敗したと判断する段階は、前記モバイルデバイスが前記第1のAPNに対する有効なセルラーデータ接続加入契約を持たないことを示すメッセージを受信する段階を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記第1のAPNを通じて前記セルラーデータ接続を確立する前に、該第1のAPNに対するセルラーデータ接続サービスへの登録が成功したことを示すメッセージを受信する段階を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項17】
前記モバイルデバイスの大体の現在の位置を判断する段階と、
前記判断された大体の現在の位置を前記セルラーデータ接続サービス登録サイトにその登録サイトを前記モバイルデバイスの該判断された大体の現在の位置に基づいてカスタマイズすることを可能にするために通信する段階と、
を更に含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項18】
前記受信された選択は、セルラーデータ接続プランの購入、セルラーデータ接続プランへの分の追加、及びセルラーデータ接続プランへの帯域幅の追加のうちの1つ又はそれよりも多くを指定することを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項19】
前記セルラーデータ接続サービス登録サイトに接続する段階は、セルラーデータ接続サービス登録アプリケーションを自動的に起動する段階を含み、該セルラーデータ接続サービス登録アプリケーションは、前記ユーザによって選択される1組の1つ又はそれよりも多くのセルラーデータ接続サービス登録オプションを含む該セルラーデータ接続サービス登録サイトのコンテンツを表示することを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項20】
前記第2のAPNは、複数の移動体通信サービスプロバイダに共通であり、
前記セルラーデータ接続サービス登録サイトは、複数の移動体通信サービスプロバイダのための1組の1つ又はそれよりも多くのセルラーデータ接続サービス登録オプションを含む、
ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項21】
モバイルデバイスのプロセッサによって実行された場合に該プロセッサをして移動体通信サービスプロバイダによって提供されるセルラーデータ接続サービスに登録するためのオペレーションオペレーションを実施させることになる命令を提供するモバイルデバイスの機械可読ストレージ媒体であって、
オペレーションオペレーションが、
移動体通信サービスプロバイダに関連付けられた第1のアクセスポイント名(APN)を通じたセルラーデータ接続の確立を試みる段階と、
前記セルラーデータ接続確立が失敗したという判断に応答して、第2のAPNを通じてセルラーデータ接続を確立する段階であって、モバイルデバイスが、該第2のAPNを通じて確立された該セルラーデータ接続を通じたセルラーデータ接続サービス登録サイトへのアクセスに制限される前記確立する段階と、
前記モバイルデバイスのユーザが前記第1のAPNに対応する前記移動体通信サービスプロバイダによって提供されるセルラーデータ接続サービスに登録することを可能にするために前記セルラーデータ接続サービス登録サイトに接続する段階と、
前記第1のAPNに対応するセルラーデータ接続サービスに関する選択を前記ユーザから受信し、この選択を前記セルラーデータ接続サービス登録サイトに通信する段階と、
前記第1のAPNを通じてセルラーデータ接続を確立する段階と、
を含む、
ことを特徴とする機械可読ストレージ媒体。
【請求項22】
前記第1のAPNは、パブリックネットワークを識別することを特徴とする請求項21に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項23】
前記セルラーデータ接続確立が失敗したと判断する段階は、前記モバイルデバイスが前記第1のAPNへの有効なセルラーデータ接続加入契約を持たないことを示すメッセージを受信する段階を含むことを特徴とする請求項21に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項24】
前記第1のAPNを通じて前記セルラーデータ接続を確立する前に、該第1のAPNに対するセルラーデータ接続サービスへの登録が成功したことを示すメッセージを受信する段階を含むことを特徴とする請求項21に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項25】
前記モバイルデバイスの大体の現在の位置を判断する段階と、
前記判断された大体の現在の位置を前記セルラーデータ接続サービス登録サイトにこの登録サイトを前記モバイルデバイスの該判断された大体の現在の位置に基づいてカスタマイズすることを可能にするために通信する段階と、
を更に含むことを特徴とする請求項21に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項26】
前記受信された選択は、セルラーデータ接続プランの購入、セルラーデータ接続プランへの分の追加、及びセルラーデータ接続プランへの帯域幅の追加のうちの1つ又はそれよりも多くを指定することを特徴とする請求項21に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項27】
前記セルラーデータ接続サービス登録サイトに接続する段階は、セルラーデータ接続サービス登録アプリケーションを自動的に起動する段階を含み、該セルラーデータ接続サービス登録アプリケーションは、前記ユーザによって選択される1組の1つ又はそれよりも多くのセルラーデータ接続サービス登録オプションを含む該セルラーデータ接続サービス登録サイトのコンテンツを表示することを特徴とする請求項21に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項28】
前記第2のAPNは、複数の移動体通信サービスプロバイダに共通であり、
前記セルラーデータ接続サービス登録サイトは、複数の移動体通信サービスプロバイダに対する1組の1つ又はそれよりも多くのセルラーデータ接続サービス登録オプションを含む、
ことを特徴とする請求項27に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項29】
モバイルデバイスのユーザが移動体通信サービスプロバイダによって提供されるセルラーデータ接続サービスに登録することを可能にするために移動体通信ネットワーク上で実施される方法であって、
モバイルデバイスから第1のアクセスポイント名(APN)を通じて第1のデータ起動要求を受信する段階と、
前記モバイルデバイスが前記第1のAPNを通じたセルラーデータ接続サービスを許可されていないという判断に応答して、エラーメッセージを該モバイルデバイスに送信する段階と、
セルラーデータ接続登録サイトに限定されているネットワークを識別する第2のAPNを通じて前記モバイルデバイスから第2のデータ起動要求を受信する段階と、
前記モバイルデバイスが前記第2のAPNを通じたセルラーデータ接続サービスを許可されているという判断に応答して、該モバイルデバイスに許可済み承認メッセージを送信し、かつユーザがセルラーデータ接続サービスに登録することを可能にするために該モバイルデバイスがセルラーデータ接続サービス登録サイトにのみ接続することを可能にする該第2のAPNに対するデータコンテクストを確立する段階と、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項30】
前記ユーザが前記第1のAPNに対応するセルラーデータ接続サービスに登録されていることを示すメッセージを受信する段階と、
前記第1のAPNに対応するセルラーデータ接続サービスへの登録が成功したことを示すメッセージを前記モバイルデバイスに送信する段階と、
前記モバイルデバイスから前記第1のAPNを通じて第3のデータ起動要求を受信する段階と、
前記モバイルデバイスが前記第1のAPNに対して許可されているという判断に応答して、該モバイルデバイスに許可済み承認メッセージを送信し、かつ該第1のAPNによって識別されるネットワークに該モバイルデバイスがアクセスすることを可能にするデータコンテクストを該第1のAPNを通じて確立する段階と、
を更に含むことを特徴とする請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記モバイルデバイスが所定のAPNに対して許可されているか否かを判断する段階は、該モバイルデバイスの有効記録のためのホームロケーションレジスタ(HLR)データベースにアクセスする段階を含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記モバイルデバイスの大体の現在の位置を判断し、かつ該モバイルデバイスの該判断された大体の現在の位置に基づいて前記セルラーデータ接続登録サイトをカスタマイズする段階を更に含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項33】
前記第1のAPNは、パブリックネットワークを識別することを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項34】
前記第3のデータ起動要求を受信する前に、
前記第2のAPNから切断するために前記モバイルデバイスからデータ停止要求メッセージを受信する段階と、
前記データ停止要求メッセージに応答して、前記第2のAPNから前記モバイルデバイスを切断する段階と、
データ停止承認メッセージを前記モバイルデバイスに送信する段階と、
を実施する段階、
を更に含むことを特徴とする請求項30に記載の方法。
【請求項35】
プロセッサによって実行された時に該プロセッサをして移動体通信サービスプロバイダによって提供されるセルラーデータ接続サービスにモバイルデバイスのユーザが登録することを可能にするためのオペレーションオペレーションを実施させることになる命令を提供する機械可読ストレージ媒体であって、
オペレーションオペレーションが、
モバイルデバイスから第1のアクセスポイント名(APN)を通じて第1のデータ起動要求を受信する段階と、
前記モバイルデバイスが前記第1のAPNを通じたセルラーデータ接続サービスを許可されていないという判断に応答して、該モバイルデバイスにエラーメッセージを送信する段階と、
セルラーデータ接続登録サイトに限定されているネットワークを識別する第2のAPNを通じて第2のデータ起動要求を前記モバイルデバイスから受信する段階と、
前記モバイルデバイスが前記第2のAPNを通じたセルラーデータ接続サービスを許可されているという判断に応答して、該モバイルデバイスに許可済み承認メッセージを送信し、かつユーザがセルラーデータ接続サービスに登録することを可能にするために該モバイルデバイスがセルラーデータ接続サービス登録サイトにのみ接続することを可能にする該第2のAPNに対するデータコンテクストを確立する段階と、
を含む、
ことを特徴とする機械可読ストレージ媒体。
【請求項36】
前記ユーザが前記第1のAPNに対応するセルラーデータ接続サービスに登録していることを示すメッセージを受信する段階と、
前記第1のAPNに対応するセルラーデータ接続サービスへの登録が成功したことを示すメッセージを前記モバイルデバイスに送信する段階と、
前記モバイルデバイスから前記第1のAPNを通じて第3のデータ起動要求を受信する段階と、
前記モバイルデバイスが前記第1のAPNに対して許可されているという判断に応答して、該モバイルデバイスに許可済み承認メッセージを送信し、かつ該第1のAPNによって識別されたネットワークに該モバイルデバイスがアクセスすることを可能にするデータコンテクストを該第1のAPNを通じて確立する段階と、
を更に含むことを特徴とする請求項35に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項37】
前記モバイルデバイスが所定のAPNに対して許可されているか否かを判断する段階は、該モバイルデバイスの有効記録のためのホームロケーションレジスタ(HLR)データベースにアクセスする段階を含むことを特徴とする請求項35に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項38】
前記モバイルデバイスの大体の現在の位置を判断する段階と、
前記モバイルデバイスの前記判断された大体の現在の位置に基づいて前記セルラーデータ接続登録サイトをカスタマイズする段階と、
を更に含むことを特徴とする請求項35に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項39】
前記第1のAPNは、パブリックネットワークを識別することを特徴とする請求項35に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項40】
前記第3のデータ起動要求を受信する前に、
前記第2のAPNから切断するために前記モバイルデバイスからデータ停止要求メッセージを受信する段階と、
前記データ停止要求メッセージに応答して、前記第2のAPNから前記モバイルデバイスを切断する段階と、
データ停止承認メッセージを前記モバイルデバイスに送信する段階と、
を実施する段階、
を更に含むことを特徴とする請求項35に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項41】
ユーザがモバイルデバイスをセルラーデータ接続サービスに登録することを可能にする方法であって、
セルラーデータ接続サービス登録サイトに限定されている第1のネットワークへのモバイルデバイスの接続を確立する段階であって、該接続が、該第1のネットワークを識別する第1のAPN(アクセスポイント名)へのセルラーデータ接続を通じて確立される前記確立する段階と、
第2のAPNによって識別される第2のネットワークに対するセルラーデータ接続サービスに登録する選択を前記セルラーデータ接続サービス登録サイトを通じてユーザから受信する段階と、
前記モバイルデバイスが前記第2のAPNを通じたセルラーデータ接続を許可されるように、前記第2のAPNネットワークに対する許可サービスを提供するセルラーネットワークにおける1つ又はそれよりも多くのネットワーク要素にサービス登録更新メッセージを送信する段階と、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項42】
前記モバイルデバイスの大体の位置に関する情報を受信する段階と、
前記モバイルデバイスの前記大体の位置に基づいて前記セルラーデータ接続サービス登録サイトをカスタマイズする段階と、
を更に含むことを特徴とする請求項41に記載の方法。
【請求項43】
前記受信された選択は、セルラーデータ接続プランの購入、セルラーデータ接続プランへの分の追加、及びセルラーデータ接続プランへの帯域幅の追加のうちの1つ又はそれよりも多くを指定することを特徴とする請求項41に記載の方法。
【請求項44】
前記第2のAPNは、パブリックネットワークであり、かつ許可されない限り前記モバイルデバイスに対してアクセス可能ではないことを特徴とする請求項41に記載の方法。
【請求項45】
プロセッサによって実行された時に該プロセッサをしてユーザがモバイルデバイスをセルラーデータ接続サービスに登録することを可能にするためのオペレーションオペレーションを実施させることになる命令を提供する機械可読ストレージ媒体であって、
オペレーションオペレーションが、
セルラーデータ接続サービス登録サイトに限定されている第1のネットワークへのモバイルデバイスの接続を確立する段階であって、該接続が、該第1のネットワークを識別する第1のAPN(アクセスポイント名)へのセルラーデータ接続を通じて確立される前記確立する段階と、
第2のAPNによって識別される第2のネットワークに対するセルラーデータ接続サービスに登録する選択を前記セルラーデータ接続サービス登録サイトを通じてユーザから受信する段階と、
前記モバイルデバイスが前記第2のAPNを通じたセルラーデータ接続を許可されるように、前記第2のAPNネットワークに対する許可サービスを提供するセルラーネットワークにおける1つ又はそれよりも多くのネットワーク要素にサービス登録更新メッセージを送信する段階と、
を含む、
ことを特徴とする機械可読ストレージ媒体。
【請求項46】
前記モバイルデバイスの大体の位置に関する情報を受信する段階と、
前記モバイルデバイスの前記大体の位置に基づいて前記セルラーデータ接続サービス登録サイトをカスタマイズする段階と、
を更に含むことを特徴とする請求項45に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項47】
前記受信された選択は、セルラーデータ接続プランの購入、セルラーデータ接続プランへの分の追加、及びセルラーデータ接続プランへの帯域幅の追加のうちの1つ又はそれよりも多くを指定することを特徴とする請求項45に記載の機械可読ストレージ媒体。
【請求項48】
前記第2のAPNは、パブリックネットワークであり、かつ許可されない限り前記モバイルデバイスに対してアクセス可能ではないことを特徴とする請求項45に記載の機械可読ストレージ媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2013−517680(P2013−517680A)
【公表日】平成25年5月16日(2013.5.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−548932(P2012−548932)
【出願日】平成22年10月8日(2010.10.8)
【国際出願番号】PCT/US2010/052082
【国際公開番号】WO2011/087533
【国際公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.GSM
2.IMSI
【出願人】(503260918)アップル インコーポレイテッド (568)
【Fターム(参考)】