説明

積み重ねた柔らかい衛生製品用のプラスチック袋

フィルムのロールからオンラインで製造することができる、生理用ナプキン、パンティーライナー、おむつ等を包含する、積み重ねた柔らかい衛生製品(FCS)を収容するプラスチック袋(WB)。プラスチック袋は、1つの封鎖部の隅(46)に沿って1つの流れ方向(MD)密封部(35)を含み、側パネルの中心に折りたたみ線を呈しない。流れ方向(MD)密封部の領域で連続的であるアートワークが存在してもよい。製品は封鎖されたプラスチック袋の中で圧縮された状態であってもよい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、おむつ、又は生理用ナプキン、パンティーライナー等の女性用ケア製品を包含する、積み重ねた柔らかい衛生製品、のプラスチック袋に関する。
【背景技術】
【0002】
包装技術の分野では、無端フィルムで作られた、積み重ねた柔らかい衛生製品を収容するプラスチック袋のインライン生産用に、生産品目を積み重ね体に束ねるために積み重ね体形成ユニットが提供されることは、先使用から既知である。積み重ね体搬送ユニットによって、形成された積み重ね体は包装ステーションに供給される。包装ステーションは供給トンネルを含み、そのトンネルを通って形成された積み重ね体が包装ステーションに一列に配送される。入ってくる積み重ね体を詰めるには、フィルムロールのように、フィルム原反からフィルム送り部ユニットによって供給されるポリマーフィルムが使用される。
【0003】
積み重ね体の周りをフィルムウェブで包装するために、矩形横断面デザインを備えて供給トンネルの周りに配置される漏斗形の形成用肩部が提供される。この形成用肩部の上方で、供給されたフィルムが引き出されて、供給トンネル上に誘導するとともに、供給トンネルから出てくる積み重ね体の周りに管状フィルム囲いを形成する。積み重ね体の周りの管状フィルム囲いの長手方向に延びる縁部が、袋の側面のうちの1つの中心線に位置するように、通常、漏斗形の形成用肩部は、対称なデザインを示す。したがって、流れ方向(以下「MD」と省略)密封ユニットは、これらの長手方向に延びる縁部を密封し、それによって袋の関連側面にプラスチック溶接線が生じる。
【0004】
最後に、衛生製品の1つの積み重ね体の周りでプラスチック袋を完成するために、幅方向(以下「CD」と省略)密封ユニットが、それぞれの袋の管状フィルム囲いの幅方向に延びる縁部を形成し密封すると同時に連結して並んでいる袋を分離するために使用される。
【0005】
側面の中心に溶接線が流れ方向(MD)密封ユニットによって形成されることにより、この側面は、溶接線に邪魔されることなく側面全体を覆う任意のインプリントの機会を逸する。
【0006】
国際公開特許第97/20737号は、弾力のある圧縮された物品を、形成/充填/密封する機械に供給するための方法と装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】国際公開特許第97/20737号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
袋の1つの隅に沿って1つの単一流れ方向(MD)密封部を有する女性用衛生用品向けのプラスチック袋が、アジアで販売されている。しかしながら、これらの袋は、使用されるプラスチックフィルムが詰めラインに供給される前に流れ方向(MD)にあらかじめ密封され、少なくとも一回折りたたまれるプロセスを使用して製造されていると考えられる。したがって、側パネルの中心の折りたたみ線が、完成したプラスチック袋に見える。
【0009】
原反材料のロールからオンラインで製造することができ、袋の隅のうちの1つに沿って流れ方向(MD)密封部を有するプラスチック袋を提供することが、本発明の目的である。本発明のプラスチック袋は、流れ方向(MD)に4つの完全に印刷可能な側面を含む。これ及び本発明の他の態様は、以下で更に詳しく説明される。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、積み重ねた柔らかい衛生製品を収容するプラスチック袋であって、1つの封鎖部の隅に沿って1つの流れ方向(MD)密封部を含み、いかなるパネルの中心にも折りたたみ線を呈しない、プラスチック袋を提供する。
【0011】
プラスチック袋は、流れ方向(MD)密封部の領域で連続的であるアートワークを含んでもよい。この実施形態では、流れ方向(MD)密封部は白色又は透明のバンド内に含まれない。
【0012】
更に、封鎖されたプラスチック袋に収容される積み重ねた衛生製品は、流れ方向(MD)に垂直な方向、例えば、図に表わされるように水平な幅方向(CD)である幅方向(CD)に有利に圧縮されるが、これは垂直の幅方向(CD)であってもよい。圧縮率(IBC)は、少なくとも15%であってもよく、又は少なくとも20%、又は25%等のより大きくてもよい。20%〜30%の範囲が最も適している場合がある。しかしながら、袋内の圧縮率は50%に達する場合がある、すなわち、プロセス中の圧縮率は、更に70%に達する場合があることが試験で示された。
【0013】
請求項に係るプラスチック袋は、以下で詳細に説明するプロセス及び詰める装置によって製造することができる。具体的には、袋詰め機は、〔背景技術〕の項で説明される既知の袋詰め機と比較して、次のような新しい特徴を含むことができる。
【0014】
−漏斗形の形成用肩部は非対称形を有し、フィルムの長手方向に延びる縁部を誘導して、供給トンネルの1つの長手方向の隅と積み重ね体をそれぞれ整合させる。
【0015】
−流れ方向(MD)密封ユニットは、供給トンネルの1つの長手方向の付近に位置し、それぞれのプラスチック袋の長手方向の封鎖部の隅に沿って延びる流れ方向(MD)密封部をプラスチック袋に生成する。
【0016】
非対称的な漏斗形の形成用肩部により、フィルムの長手方向に延びる縁部がそれぞれの積み重ね体の1つの長手方向の隅と整合するような方法で管状囲いを形成するように、フィルムを誘導することが可能である。したがって、流れ方向(MD)密封ユニットは側に移動させられ、その結果、プラスチック袋に生成される流れ方向(MD)密封部は、それぞれのプラスチック袋の該当する長手方向の封鎖部の隅に沿って延びる。明らかに、袋の4つの流れ方向(MD)の側面はすべて、いかなる溶接線をも含まず、したがって、4つの側面すべてにテキスト及び画像を高品質で印刷する可能性が与えられる。
【0017】
形成用肩部の漏斗形縁部は、供給トンネルの長手方向の隅で終端してもよい。更に、形成用肩部の上面を傾斜したシュートとしてデザインすることが可能で、シュートは原反ロール(stock role)から供給されるフィルム用に遊びローラーを完備もよく、遊びローラーは傾斜したシュートの前に配置される。
【0018】
前述のデザイン特微はすべて、フィルムを誘導し、供給トンネルを通って配送される積み重ね体の周りに管状囲いを形成することを最適化する役目をする。
【0019】
流れ方向(MD)密封ユニットは、プラスチック袋の管状フィルム囲いの長手方向に延びる縁部に対して、長手方向の封鎖部の隅の前に密封間隙を形成する、一対の協働する密封ローラーを含んでもよい。これらの密封ローラーの平行の回転軸は、プラスチック袋の隣接する側壁に対して鋭角を成す。この構成体により、長手方向に延びる縁部は、可能な限り最小のたわみで長手方向の封鎖部の隅から伸長するので、確実に把持される。
【0020】
一体化型の円形の切断刃によって、フィルムの縁部を密封する工程、及び生成される溶接線を切り取る工程は、1つの密封工具及び切り取り工具に一体化される。
【0021】
管状フィルム囲いを供給トンネルから出てくる積み重ね体と同期させて搬送するために、少なくとも1つの引入ユニットが、管状フィルム囲いに長手方向に配置されてもよい。このデザインは、積み重ね体が供給トンネルから配送されるのと同じ速度で管状フィルム囲いを適切に誘導するのに役立つ。引入ユニットは、管状フィルム囲いの側部と係合する無端ベルトコンベヤーによって有利に実現されてもよい。これは、ベルトコンベヤーが通常ゴム材料から作られるという事実により、フィルム囲いとベルトコンベヤーとの間の高い摩擦力を有する強い接触面につながる。
【0022】
積み重ね体圧縮ユニットは、包装装置の構成要素であり、説明する包装ステーションを備える包装装置には有利である。しかしながら、袋の封鎖部の隅に沿って流れ方向(MD)溶接線を有するプラスチック袋にならない従来の袋詰め装置と共に使用することもできる。いずれの場合でも、プラスチック袋に供給される前に積み重ねた衛生製品を圧縮することは、一定数の生産品目を詰める際に嵩を縮小させた製品の包装につながる。これは、コスト効率の上昇と共に、出荷容器及び格納スペースの縮小を意味する。更に、積み重ね体の圧縮された状態により、プラスチック袋はより剛体となり、十分に画定された立方形状となる。
【0023】
積み重ね体圧縮ユニットは、エレベータステージ、及びそのステージに入れ子式の区分室を有利に含む。入れ子式の区分室は、ステージの上げ動作によって収縮可能である結果、スタッカによって製造され、区分室に装填される生産品目の圧縮されていない積み重ね体が、圧縮され、上げた位置に配置され、積み重ね体を包装装置の包装ステーションに押し込むことができる積み重ね体搬送ユニットに供給される。
【0024】
このため、圧縮された積み重ね体を、包装ステーションの供給トンネルの前のアップロード位置で配置させることは有利である。
【0025】
往復駆動して、圧縮された積み重ね体を、供給トンネルを通って包装ステーションによって形成される管状フィルム囲いの中に押すプッシュロッドを含む、プッシュロッドユニットが有利に提供されてもよい。プッシュロッドの往復駆動は、無端駆動ベルトを介してプッシュロッドに接続されるサーボモーターによってもよい。これは、圧縮された積み重ね体が、速く完全に制御可能な動作で供給トンネルを入って通過することにつながる。
【0026】
エレベータステージに関して、エレベータステージを上げ下げし、したがって、上方動作の間に、積み重ねた衛生製品を収容する区分室の圧縮機能を生成するエレベータブリッジにエレベータステージを懸吊することは有利である。したがって、積み重ね体の上げ及び圧縮は、エレベータステージの機械の単一ストロークによって達成される。
【0027】
本発明のプラスチック袋は、上述したような包装装置で製造されることが可能で、積み重ねた衛生製品を取り囲む管状囲いの1つの封鎖部の隅に沿って、1つの単一流れ方向(MD)密封部を含むことができる。アートワークは、流れ方向(MD)密封部の領域で有利に中断されないことが可能である。
【0028】
要約すると、原反材料のロールからオンラインで製造される新しいプラスチック袋であって、流れ方向(MD)密封部が袋の1つの側面の隅に沿って位置する、プラスチック袋が提供される。アートワークは、流れ方向(MD)密封部の領域で中断されないことが可能である。更に、高い袋内圧縮を達成することができる。袋は、包装装置を使用して、例示的に製造することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0029】
本発明の更なる特徴、詳細、及び利点は、添付図面と共に示す有利な実施形態の以下の説明によって明らかとなる。
【図1】本発明の袋を製造するために使用することができる包装装置の斜視図を示す。
【図2】本発明の袋を製造するために使用することができる包装装置の斜視図を示す。
【図3】包装装置の側面図を示す。
【図4】流れ方向(MD)の積み重ね体圧縮ユニットの図を示す。
【図5】包装装置のプッシュロッドユニット、積み重ね体圧縮ユニット、及び供給トンネルの平面図を示す。
【図6】流れ方向(MD)と対向する包装ステーション、及び密封ユニットの図を示す。
【図7】プッシュロッドユニット、積み重ね体圧縮ユニット、供給トンネル及び流れ方向(MD)密封ユニットを備える形成用肩部の部分的側面図を示す。
【図8】図1〜7の包装装置で製造することができるプラスチック袋の斜視図を示す。
【図9】本発明によるプラスチック袋の他の実施形態を示す。
【図10】本発明によるプラスチック袋の他の実施形態を示す。
【図11】本発明によるプラスチック袋の他の実施形態を示す。
【図12】本発明によるプラスチック袋の他の実施形態を示す。
【図13】本発明によるプラスチック袋の他の実施形態を示す。
【図14】本発明によるプラスチック袋の他の実施形態を示す。
【図15】本発明によるプラスチック袋の他の実施形態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0030】
図1及び2は、本発明のプラスチック袋を作るために使用し得る例示的な包装装置の概観を示す。主な構成要素は、積み重ね体形成ユニット1、続いて積み重ね体圧縮ユニット2である。積み重ね体搬送ユニット3は、形成されかつ圧縮された積み重ね体FCSを、流れ方向(MD)の密封ユニット5及び幅方向(CD)の密封ユニット6と協働する包装ステーション4に供給する役目をする。完成した包装された袋WBは、略図で示される除去ユニット7によって、包装装置からついに取り除かれる。
【0031】
積み重ね体形成ユニット1は、女性用ケア製品(生理用ナプキン、パンティーライナー)を包含する柔らかい衛生製品を、特に折りたたむステージで積み重ねる任意の従来の積み重ねる装置であってもよいので、同様に単なる略図ブロックとして示される。これらの製品の形成された積み重ね体FSは、流れ方向(MD)に水平かつ横方向に配向した積み重ねる方向SDを有する(図1及び4を参照)。
【0032】
この積み重ね体形成ユニット1によって形成された積み重ね体FSは、以下に詳細に説明するように、積み重ね体圧縮ユニット2に連続的に一つずつ配送される。図2、3、及び特に図4から分かるように、積み重ね体圧縮ユニット2は、エレベータブリッジ9に両端で懸架されるエレベータステージ8を含む。図4から明らかになるように、エレベータステージ8は、下げた位置から上げた位置まで持ち上げることができる。積み重ね体圧縮ユニット2は、下げた位置、及び上げた位置が図4に示される単一のエレベータステージ8のみを含む事実に注意されたい。
【0033】
エレベータステージ8に入れ子式の区分室10が提供され、エレベータステージが下げた位置にあるとき、形成された積み重ね体FSがその区分室の中に圧縮されていない状態で押し込まれる。エレベータブリッジ9を上に動かすことにより、及びエレベータブリッジ9の柱11の傾角により、区分室10が一緒に押され、それによって積み重ねた製品が勢いよく圧縮され、エレベータステージ8が持ち上げられた位置で、圧縮された積み重ね体FCSが形成される。
【0034】
この位置で、圧縮された積み重ね体FCSは、供給トンネル12と位置合わせして配置される。圧縮された積み重ね体FCSが、圧縮状態を著しく変えることなく、供給トンネルを通って移送され得るように、この供給トンネル12の横断面は、圧縮された積み重ね体FCSの輪郭に適合される。積み重ね体FCSを一列に供給トンネル12を通って移動させるために、積み重ね体搬送ユニット3が、無端駆動ベルト15を介してプッシュロッド13に接続されるサーボモーター14によって往復駆動するプッシュロッド13を含むプッシュロッドシステムによって実装される(図1及び5を参照)。サーボモーター14の駆動ギヤ16を時計方向に回転させることによって、プッシュロッド13は供給トンネル12の中に移動し、駆動ギヤ16の逆動作によって、再び後退する。駆動ベルト15の適切な誘導は、偏向滑車17によって達成される。当然のことながら、プッシュロッド13は、図中に示されていないスライドレールによって直線的に誘導される。
【0035】
積み重ね体がトンネルの中に押し込まれ、続いて封鎖されたフィルムのスリーブに押し込まれる間、空気圧を上昇させ、スリーブを膨らませる。空気の排気溝が有利に設置され、スリーブの膨張を最小限にする。それらの溝は、供給トンネルの内部に、トンネルの入口点から端部まで供給溝の全体の長さに及んで配置されてもよい。それらの排気溝の横断面は一定であってもよい。80mm未満の袋の幅では、空気が排気溝を通って適時に排気できるので、供給トンネルの内部の空気圧は、通常限界である。袋の幅がより大きい場合は、真空システムに接続される真空管を設置して、空気圧を下げることは有利である場合がある。そうしないと空気が排気溝を通って十分な速さで排気しない可能性があるからである。それらの真空管は、供給トンネルの近くに位置する真空システムに接続されてもよい。
【0036】
包装ステーション4は、原反ロール19から包装フィルム18(図1、2、3及び7で斜線で示される)を供給し誘導し、供給トンネル12を通ってプッシュロッドによる積み重ね体搬送ユニット3によって配送される、圧縮された積み重ね体FCSの周りで管状フィルム囲い20を形成する働きをする。このために、包装ステーション4は、図4、及び特に図6に詳細に示される、先細になる矩形断面デザインを備え、供給トンネル12の周りに配置される漏斗形の形成用肩部21を含む。形成用肩部21は、流れ方向(MD)に逆らって先細になり、傾斜した上面22及び2つの側面23及び24を有する。漏斗形の形成用肩部の下面は、ほとんど不在である。上面22、側面23、24は、供給トンネル12の付近で、小さい間隙を備えて終端する。それらの縁部は、包装フィルム18が損傷しないように丸みを帯びる。更に、形成用肩部21の漏斗形縁部25は、流れ方向(MD)と平行する供給トンネル12の流れ方向(MD)隅26に向けられる。特に図4及び6から分かるように、形成用肩部21の上面22は傾斜したシュートであり、同様に側面23及び24は斜めに傾斜がついており、漏斗形の形成用肩部を全体的に非対称形にする。その目的は、包装フィルム18の運転に基づいて、以下で説明される。包装フィルム18は、原反ロール19から引き出され、形成用肩部21の上面22の傾斜したシュートの前に配置される遊びローラー27上に誘導される。次に、フィルム18は、上面22上に滑らかに進み、側面23及び24の周りで折り曲げられ、こうして、供給トンネル12の周囲に包装される。形成用肩部21の内側端部で、フィルム18は鋭く曲げられ、全体の移動方向を流れ方向(MD)に反する方向から流れ方向(MD)に変える。こうして、管状フィルム囲い20が供給トンネル12の周りに形成される。図6で分かるように、形成用肩部21が非対称形であるために、フィルム囲い20の長手方向に延びる縁部29は、上面22及び側面23が大きく突出する側の反対側にある供給トンネル12の下位の流れ方向(MD)隅26に沿って延びる。包装フィルムは、任意の好適な従来のプラスチック材料で作られてもよい。
【0037】
形成用肩部21を出て、フィルム囲い20の長手方向に延びる重なり合う縁部29は、図1及び6で示される流れ方向(MD)密封ユニット5に供給される。流れ方向(MD)密封ユニット5は、密封間隙32を中間に形成し、密封ローラー駆動装置28(図6)によって駆動される、一対の協働密封ローラー30及び31を含む。フィルム囲い20の長手方向に延びる縁部29は、この密封間隙32を通して供給され、したがって、一緒に熱融着され、製造されるプラスチック袋の封鎖部の隅46で、流れ方向(MD)密封部35で長手方向に封鎖されたフィルム管を形成する。密封ローラー30及び31の平行の回転軸33は、製造されるプラスチック袋の隣接する側壁に対して、鋭角A1及びA2を成す。図6で分かるように、フィルム囲い20の下に位置する密封ローラー31は、円形の切断刃34を含み、その切断刃でプラスチックに包装された袋WBの流れ方向(MD)密封部35が切り取られて、袋WBの整った外観を提供する。図2及び3で、切り取り動作からの残屑Dが示される。密封された袋が、袋の周囲の全体にわたって連続的で中断されないアートワークを有するように、フィルムの長手方向に延びる縁部は、外部表面にインク印刷が施されてもよい。従来のプラスチック袋では、アートワークは、白色又は透明に見える印刷されていない材料のバンドによって、流れ方向(MD)密封線に沿って通常中断される。本発明では、フィルムの長手方向に延びる縁部が内部面が対向して密封され、その結果、フィルムの外部表面上のインク印刷が長手方向に延びる縁部の密封を阻害しない。
【0038】
フィルム囲い20の動作と入ってくる圧縮された積み重ね体FCSとを同期させる補助をするために、引入ユニット36が、管状フィルム囲い20に長手方向に配置される。この引入ユニット36は、フィルム囲い20のそれぞれの側面に沿って配置され、同じ摩擦によって係合される2つの無端ベルトコンベヤー37を含む。
【0039】
要約すると、供給トンネル12を通って配送される圧縮された積み重ね体FCSの列の周りに、包装ステーション4及び流れ方向(MD)密封ユニット5の助けを借りて、封鎖されたフィルム囲い20が形成される。
【0040】
次に、分離して、単一の包装された袋WBを完全に閉鎖するために、幅方向(CD)密封ユニット6が包装ステーション4の後に来る。幅方向(CD)密封ユニット6はそれ自体、従来のものであり得るが、対向する両端で包装された袋WBを閉鎖して幅方向(CD)密封部41を作成するだけでなく、2つの連続する包装された袋WBの間でフィルム囲い20の分離も行う垂直に動く密封バー38及び39を含む。更に、幅方向(CD)密封ユニット6は、フィルム囲い20を係合して、フィルム囲い20で整ったガセット47(図8)を形成するサイドガセット刃40を含むことに留意されたい。
【0041】
製品の圧縮された積み重ね体FCSが供給トンネル12を通ってフィルム管に押し込まれる前に、幅方向(CD)密封ユニット6はフィルム囲い20で幅方向(CD)密封部41を形成してもよい。このため、幅方向(CD)密封ユニット6は、流れ方向に往復移動可能で、密封プロセス中に、流れ方向にフィルム囲い20と一緒に移動することができる。したがって、袋、例えば、図3の密封ユニット6の左側の袋WB、の後部の幅方向(CD)密封部41を密封するとき、袋状の管は供給トンネル12の前に呈される。この袋の中に、非常に圧縮された積み重ね体FCSが、プッシュロッド13によって、供給トンネル12を通って、幅方向(CD)密封部41によって形成された袋状の管の底部に達して、押し込まれることができる。積み重ね体FCSを幅方向(CD)密封ユニット6の右側で押すことは更に、幅方向(CD)密封ユニット6をこの積み重ね体の後ろの第2の幅方向(CD)密封部41に形成することができ、同時に袋状の管を形成することで次の積み重ね体FCSを押し込む準備ができる。したがって、包装された袋WBの第2の幅方向(CD)密封部41が幅方向(CD)密封ユニット6を同時に離れることで、第1の幅方向(CD)密封部41が、次の包装された袋WB用に管の横方向に(transversally)封鎖された前端を形成することができる。
【0042】
女性用ケア製品等の積み重ね体FSの詰めは、次のように簡単に要約される。圧縮されていない積み重ね体FSは、従来の積み重ね体形成ユニット1によって形成される。積み重ね体FSは、エレベータステージ8の入れ子式の区分室10に押し込まれ、次に上方に移動させられる。したがって、積み重ね体FSは圧縮される。次に、プッシュロッド13が供給トンネル12を通って圧縮された積み重ね体FCSを押して管状のフィルム囲い20の中に配送する。積み重ね体FCSは、フィルム囲い20の中の先行する積み重ね体の後ろに少し離れて配置される。フィルム囲い20の供給動作の間、長手方向に延びる縁部29は、積み重ね体FCSが押し込まれる前に、それぞれの袋WBの前縁で、流れ方向(MD)密封部35及び幅方向(CD)密封部41が施される。最後に、後縁で第2の幅方向(CD)密封部41が幅方向(CD)密封ユニット6によって作成され、こうして袋WBが完成する。
【0043】
図8は、4つの一体化した側面42〜45、及び、長手方向の縁部、すなわち、いわゆる流れ方向(MD)隅26の下部の1つである、いわゆる封鎖部の縁部で流れ方向(MD)密封部35を備える完成した包装された袋WBを示す。更に、包装された袋WBの小さい面に形成されたサイドガセット47を備える2つの幅方向(CD)密封部41がある。幅方向(CD)密封部はまわり縁なしでもよく、すなわち、外方に伸長するまわり縁は、まわり縁の長さに沿って2mm、又は1mm未満の幅を有してもよい。
【0044】
開口手段、例えば、図8に表わされるように、上面42に流れ方向(MD)に連続的であるミシン目の線48が、1つ以上の側面42〜45に有利に存在してもよい。袋詰めラインのフィルムにミシン目を入れる必要がないように、原反ロール19は長さ全体に沿って、そのような連続的であるミシン目の線を含んでもよく、又はフィルムのロールが引き出されるときに、同じ袋詰めラインでミシン目が入れられてもよい。開口手段48は、製品49によって画定される平面と平行に配向されてもよい。これは、そのような構成では、圧縮された製品は、同じ平面に配向される開口手段を備える袋から取り出すのがより簡単であることが見出されているので、積み重ねた衛生製品が圧縮された状態である場合に、特に有利であることが見出された。図8では、ミシン目の線は、上パネル42の中央を通り抜けて示されるが、当然のことながら、上パネルの中央のいずれかの側に非対称的に配置されることもでき、又は側パネル43〜45のうちの所望するいずれかの任意の場所に配置されることもできる。
【0045】
図9は、袋を開いて包まれた製品を分配するために流れ方向(MD)に施されるミシン目の線の区分を備える袋を示す。ミシン目の位置は、袋の長手方向の軸線にわたって任意の位置であり得、側パネル42〜45のいずれか、又は前パネル若しくは後パネルに位置し得る。不連続なミシン目を有することは、袋の構造的な一体性を失うことなしに、消費者が袋を一部分だけ開くことができるので、有利である場合がある。
【0046】
図10は、袋を開いて包まれた製品を分配するために幅方向(CD)に施され、袋の全周囲にわたって連続的であるミシン目を備える袋を示す。ミシン目の位置は、袋の周囲の軸線内の任意の位置(袋の前部、中央、又は後部)であり得る。ミシン目は、袋詰めラインに取り付けられる前に材料の原反ロール19に施されてもよく、又は袋詰めラインで材料のロールに施されてもよい。
【0047】
図11は、袋を開いて包まれた製品を分配するために幅方向(CD)の施されるミシン目の線の区分を備える袋を示す。ミシン目は、包みの周囲の軸線内の任意の位置(包みの前部、中央、又は後部)に配置され得る。不連続なミシン目を有することは、袋の構造的な一体性を失うことなしに、消費者が袋を一部分だけ開くことができるので、有利である場合がある。
【0048】
図12は、袋を開いて包まれた製品を分配するために袋の表面の二次元の領域を画定するミシン目を含む袋を示す。ユーザーは、取り出しフラップを形成するミシン目に沿って袋を開くことができる。ミシン目の形状及び幅方向(CD)/流れ方向(MD)の位置は、製品寸法、及び便利な取り出しのための消費者ニーズに照らし合わせてデザインすることができ、包みの任意の位置であり得る。ミシン目によって二次元の領域を画定することにより、袋の構造的な一体性を失うことなしに、消費者が袋を一部分だけ開くことができる。
【0049】
図13は、更に、ミシン目が入ったフラップが、例えば、多数回使用の接着剤構成要素を使用して、消費者が分配フラップを簡単に開けることも、再度閉鎖することもできる、再密閉可能テープ50と共に提供される、図12の袋に類似する袋を示す。テープの材料、形状及び配置は、消費者の取り扱い、及び袋のデザインニーズに照らし合わせて画定することができる。テープ50は、オンライン、又はオフラインで施されてもよい。
【0050】
図14は、幅方向(CD)の密封部の1つに(しかし、両方の幅方向(CD)の密封部に存在することもできる)、幅方向(CD)の密封部に伸長したまわり縁の領域51を含む袋を示す。まわり縁の幅は、例えば幅5〜100mmであってもよく、袋の残りと同じ材料からなってもよい。伸長するまわり縁は、印刷され得る、又は印刷されないことも可能で、及び多種多様の形状(デザイン及び意図した機能性の必要に応じて、長方形、三角形、楕円形状)を有し得る。伸長するスペースは、少なくとも1つの穴を導入することによって、吊り下げ手段52を配置するために使用されてもよい。当然のことながら、印刷装飾を加えるために使用する、又は宣伝用スペースとして使用することも可能である。再デザインした幅方向の密封部のステーションを使用して、所望のまわり縁を形成するために適合された幅方向の密封部を導入することで、伸長部は、技術的に、オンラインで作ることが可能である。
【0051】
吊り下げ手段の代わりに、又は吊り下げ手段に加えて、伸長するまわり縁の領域は、オンラインで施され得る追加的構成要素を使用して、付加的機能性を提供することができる。付加的機能性の構成要素は、異なる目的を果たす多種多様、例えば、図15に示すように、装飾用及び/又は再度閉鎖することができる機能のリボン又は引きひものような材料、再度閉鎖することができる機能用のジップロック方式の基材構成要素、再度閉鎖することができる機能用のフックアンドループ式ファスナーの基材構成要素等であり得、そのような開閉手段が伸長するまわり縁の領域に提供される場合、ミシン目の線は必要ではない可能性がある。
【0052】
説明する包みのオンライン生産は、消費者の好みに合う袋を経済的かつ効率的に生産することを可能にする同時に、日常の使用の間、機能性を提供する。
【0053】
上述のとおり、プラスチック袋は、流れ方向(MD)密封部の領域で連続的であるアートワークを含むことができる。連続的とは、例えば、先行製品にはよくあることだが、印刷されていないバンド(通常、白色又は透明)によってアートワークが流れ方向(MD)密封部の領域で中断されないことを意味する。アートワークは、従来技術、例えば、好適なインクでフィルムの外部表面を印刷することによって得られてもよい。
【0054】
袋内圧縮測定のプロトコル
このプロトコルは、袋内圧縮(IBC)が測定されるために必要な処置及び測定値を定義する。説明される方法は、任意の種類の製袋技術に適用可能である。
【0055】
IBCは、生産中の規定した点で「束縛されておらず出来たばかりの」製品と袋詰めプロセス後の一次袋に詰められた製品との間の圧縮量を定量化する。
【0056】
数値は、束縛されておらず出来たばかりの高さと袋詰めされた積み重ね体の高さとの間のデルタ(%)として示される。IBCの定義は、いかなる圧縮も、積み重ね体の高さ以外では仮定しない/説明しない。
【0057】
束縛されておらず出来たばかりの製品をキャリパー測定するために、生産中にスタッカチェーンで5つの製品の試料が採取され、製造後の5分以内に測定される。
【0058】
・加圧空気が製品のキャリパーを著しく変更するので、製品は変換装置のいかなる他の不合格品からも取ることはできない。
【0059】
・製品のキャリパーが時間の増加と共に変化する可能性があるので、製品は生産後5分を超える後に測定されることはできない。
【0060】
・適切なIBCを定義することができないので、製品は、中間の保管状態の袋又は任意のその他から試料を抜き取ることはできない。
【0061】
袋は、パッドと同じ生産工程中に試料が抜き取られなければならず、中間でケースに保管されてはならず、袋詰め機の後に試料が抜き取られ、直後に測定されなければならない(生産後60分以内に)。
【0062】
5つの束縛されておらず出来たばかりの製品、及び充填した袋の積み重ね体の高さの測定は、この目的に通常使用される任意の標準の電動試験台で行われることができる。電動試験台は、製品ホルダー及び垂直方向に摺動可能な圧縮プレートを含む。装置は、ベースプレートと、供試片と圧縮プレートとの間の接触点と、の間の距離を評価する。この装置は力、及び長さを同時に測定する。この種の計測装置は、吸収性物品の分野でキャリパー及び高さの測定を行うのに通常使われる。好適な装置は、例えば、Baslerstrasse 65,79100,Freiburg,GermanyのAlluris Gmbh & co.Kgで購入することができる。
【0063】
このプロトコルの目的で、すべての厚さの測定は、直径150mmの円形の圧縮プレートを使用してすべて1Nの荷重で行われる。摺動ステージは、選択される開始位置が供試片の高さに接近するまで、速度180mm/mnで下降するように設置される。次に速度を12mm/mnまで低下させて、圧縮プレートが供試片と接触すると、供試片によって摺動ステージに加えられる抵抗は、圧縮プレートに接続されるロードセルによって恒久的に測定される。1Nの反力に達するとき、正確な瞬間が検出できるように、12mm/mnのような低速が必要である。
【0064】
当然のことながら、袋は計測装置に適切に配置されなければならない(袋内の積み重ね体の高さは常に垂直である)。束縛されておらず出来たばかりの物品の積み重ね体の高さ、及び袋の高さの測定では、温度及び相対湿度レベルは同じ、例えば、21℃及び相対湿度30%であるべきである。
【0065】
IBCは、束縛されておらず出来たばかりの積み重ねた衛生製品の高さと、一次袋内の積み重ねた衛生製品の高さとの間のデルタ(%)として定義され、以下の数式で計算される。
【0066】
【数1】

【0067】
SHB=袋内の積み重ね体の高さ
SHF&F=束縛されておらず出来たばかりの積み重ねた衛生製品の高さ(5つの物品で測定)
countB=袋内の数
袋内の積み重ね体の高さは、上述のとおり試験台を使用して、袋の高さとして直接測定されることができる。包装材料の厚さは一般に無視できるものであるが、無視できない場合は差し引くことができる。
【0068】
束縛されておらず出来たばかりの積み重ねた衛生製品の高さは、上述のとおり試験台を使用して、5つの積み重ねた衛生製品を使用して測定される。
【0069】
例えば、SHF&F(5つの物品)の測定値が50mm、及び袋内の積み重ね体の高さSHBが80mm(袋は10つの物品を収容する)である場合、IBCは20%である(=100*(1−80*5/(50*10)))。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
生理用ナプキン、パンティーライナー、おむつ等を包含する、積み重ねた柔らかい衛生製品(FCS)を収容するプラスチック袋(WB)であって、1つの封鎖部の隅(46)に沿って1つの流れ方向(MD)密封部(35)を含み、側パネル(42〜45)の中心に折りたたみ線を呈しない、プラスチック袋。
【請求項2】
前記積み重ねた衛生製品(FCS)が、袋内圧縮測定プロトコルに従って測定される場合、少なくとも15%の袋内圧縮(IBC)で、幅方向(CD)に圧縮された状態で封鎖されたプラスチック袋(WB)に収容されることを特徴とする、請求項1に記載のプラスチック袋。
【請求項3】
前記袋内圧縮(IBC)が、袋内圧縮測定プロトコルに従って測定される場合、少なくとも20%であることを特徴とする、請求項2に記載のプラスチック袋。
【請求項4】
前記袋内圧縮(IBC)が、袋内圧縮測定プロトコルに従って測定される場合、20%〜30%であることを特徴とする、請求項3に記載のプラスチック袋。
【請求項5】
前記袋が、流れ方向(MD)密封部(35)の領域で連続的であるアートワークを含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のプラスチック袋。
【請求項6】
前記プラスチック袋が、開口手段(48)を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のプラスチック袋。
【請求項7】
前記開口手段が、流れ方向(MD)に配向されるミシン目の線、又はセグメント線(48)を含む、請求項6に記載のプラスチック袋。
【請求項8】
前記ミシン目の線(48)が、前記プラスチック袋の長さ全体に沿って連続的に伸長する、請求項6に記載のプラスチック袋。
【請求項9】
前記開口手段が、幅方向(CD)に配向されるミシン目の線(48)を含む、請求項6に記載のプラスチック袋。
【請求項10】
前記開口手段が、前記袋を開いて包まれた製品を分配するためのフラップとして使用することができる、前記袋の表面に二次元の表面積を画定するミシン目(48)を含む、請求項6に記載のプラスチック袋。
【請求項11】
前記フラップの閉鎖及び再開ができるように、前記フラップにテープ(50)が配置される、請求項10に記載のプラスチック袋。
【請求項12】
前記幅方向(CD)密封部(41)の少なくとも1つにおけるまわり縁が、前記まわり縁の長さに沿って2mm未満の大きさである、請求項1〜11のいずれか一項に記載のプラスチック袋。
【請求項13】
前記幅方向(CD)密封部(41)の少なくとも1つに、幅方向の密封部に伸長したまわり縁の領域(51)を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載のプラスチック袋。
【請求項14】
前記幅方向の密封部に伸長したまわり縁の領域(51)が、吊り下げ手段(52)を含む、請求項13に記載のプラスチック袋。
【請求項15】
前記幅方向の密封部に伸長したまわり縁の領域(51)が、ジップロック方式の構成要素、フックアンドループ式ファスナーの構成要素、又は引きひも材料の構成要素(53)等の開閉手段を含む、請求項13に記載のプラスチック袋。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公表番号】特表2012−528766(P2012−528766A)
【公表日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−514017(P2012−514017)
【出願日】平成22年5月28日(2010.5.28)
【国際出願番号】PCT/US2010/036585
【国際公開番号】WO2010/141357
【国際公開日】平成22年12月9日(2010.12.9)
【出願人】(590005058)ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー (2,280)
【Fターム(参考)】