説明

端末制御装置及び端末装置の制御方法

【課題】 端末装置の不具合を調査する際の負担を軽減することが可能な端末制御装置及び端末装置の制御方法を提供する。
【解決手段】 端末制御装置100は、異常検出用の保護タイマ手段(タイマ回路103)と、保護タイマ手段(タイマ回路103)がタイムアウトした場合に端末装置を再起動する制御手段(CPU101)と、不揮発性の記憶手段(記憶回路102)を有する。記憶手段(記憶回路102)は、保護タイマ手段(タイマ回路103)を起動する第1のタイミングと保護タイマ手段(タイマ回路103)がタイムアウトする第2のタイミングで、端末装置に関する所定の状態情報を保存する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、端末制御装置及び端末装置の制御方法に関し、特に、端末装置の不具合情報を適切に収集するのに適した端末制御装置及び端末装置の制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance,Personal Digital Assistants:個人向け携帯型情報通信機器)等の携帯端末装置の多くは、一般ユーザが使用中に何らかのハードトラブルやソフト不具合により、フェールセーフ的に端末機器が動作しなくなってしまうことをガードするために再起動する場合が存在する。
【0003】
しかし、再起動が発生した場合でも一般ユーザがその情報を取り出すことも出来ないため、販売店等に調査を要求することがある。その調査の際に一般的には再起動が発生した瞬間の情報は不揮発メモリに保存されていることが多いが、保護タイマ関係の再起動が発生した場合は、再起動直前の情報だけでは全く原因が分からないことが殆どであった。そのため、原因不明のまま、端末機器の再起動が繰り返されてしまっていた。このような再起動の繰り返えしにより、一般ユーザに不信感を与えてしまっていた。
【0004】
このように、従来では、端末機器において異常検出用の保護タイマが発生することで、端末機器を再起動させているが、異常検出用の保護タイマがタイムアウトしてしまう原因に繋がる情報は、再起動直前の情報が殆どであった。このため、異常検出用の保護タイマが起動するタイミングでの端末機器の状態が不明で、保護タイマがタイムアウトしてしまう真なる原因を特定することが困難であった。
【0005】
これに関連する技術として、例えば、特開平6−161768号公報(特許文献1)がある。しかし、この特許文献1では、異常を検出した時に不揮発の記憶手段に異常処理情報等を保存しているが、異常を検出するのは保護タイマがタイムアウトした場合だけである。このように、保護タイマがタイムアウトしたタイミングでの異常処理情報のみを取得しても、すでに異常な状態を続いてしまっているので原因を判明することは困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平6−161768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、上述した課題を解決するための技術を提供することにあり、端末装置の不具合を調査する際の負担を軽減することが可能な端末制御装置及び端末装置の制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る端末制御装置は、異常検出用の保護タイマ手段と、前記保護タイマ手段がタイムアウトした場合に端末装置を再起動する制御手段と、不揮発性の記憶手段を有し、前記記憶手段は、前記保護タイマ手段を起動する第1のタイミングと前記保護タイマ手段がタイムアウトする第2のタイミングで、前記端末装置に関する所定の状態情報を保存することを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、異常検出用の保護タイマ手段がタイムアウトした場合に端末装置を再起動するように制御する端末装置の制御方法であって、前記保護タイマ手段を起動する第1のタイミングと前記保護タイマ手段がタイムアウトする第2のタイミングで、不揮発性の記憶手段に前記端末装置に関する所定の状態情報を保存することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、端末装置の不具合を調査する際の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る端末制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】CPUにて処理されるソフトウェアの機能ブロックの構成を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る端末制御装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る端末制御装置の動作を説明するための図である。
【図5】状態情報を保存するための保存形式の一例を示す図である。
【図6】タイマIDのタイムアウト発生回数を保存するための保存形式の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0013】
(第1の実施の形態)
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る端末制御装置の構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる端末制御装置の回路構成の要部を示したものである。
【0014】
端末制御装置100は、CPU101を搭載しており、CPU101はバス105を介して端末制御装置100内の記憶回路102、タイマ回路103、割り込みコントローラ104、ROM106及び作業用メモリ107と接続されている。
【0015】
ROM106は、CPU101が実行するための各種の制御用プログラムなどの固定的なデータを格納したリード・オンリ・メモリである。作業用メモリ107はRAM(ランダム・アクセス・メモリ)によって構成されており、CPU101がプログラムを実行する上で一時的に必要とされるデータを格納するようになっている。各機能ブロックが現在の状態を作業用メモリ107の所定の領域に格納する。
【0016】
タイマ回路103は、所定時間が経過したかを検出するための計時回路である。ここで、所定時間以上とは、各機能ブロックが保護的な意味合いで使用する時間をいう。記憶回路102は、異常検出用のタイマ回路103(保護タイマ)がタイムアウトした場合に各機能ブロックの状態を記憶するメモリであり、不揮発性メモリで構成されている。割り込みコントローラ104は、端末制御装置100内に存在するハートウェアからの割り込み通知を整理してCPU101へ通知する。
【0017】
このように、端末制御装置100は、異常検出用の保護タイマがタイムアウトした場合にタイマ起動時及びタイマタイムアウト時に内部情報を保存しておくための記憶回路102と、異常検出用の保護タイマを実現するタイマ回路103と、タイマ回路103等の割り込み信号を検出してCPU101へ通知する割り込みコントローラ104と、CPU101から記憶回路102、タイマ回路103及び割り込みコントローラ104を制御するためのバス105を有している。
【0018】
図2はCPU101にて処理されるソフトウェアの機能ブロック構成の要部を示したものである。
【0019】
図2に示すように、CPU101のソフトウェア200は、ソフト機能ブロック203、ソフト機能ブロック204、タイマ制御201及びその他ハードウェア制御(ドライバ)202を有する。
【0020】
タイマ制御201は、各種のタイマ(ワンショットタイプやイベントタイプ)を複数管理できる機能を有するソフト機能ブロックである。そして、ワンショットタイプにより、保護タイマのような異常動作をガードするためのタイマに使用する際に、端末制御装置100内のソフトウェア200内の機能ブロック201〜204に対して、開始の通知とタイムアウトの通知を行い、内部情報に対してタイムアウトが何回発生したかを記憶する機能を有する。
【0021】
その他ハードウェア制御は、端末制御装置100に固有のハードウェアに対するドライバ的な制御を行うブロックである。
【0022】
ソフト機能ブロック203及びソフト機能ブロック204は、端末制御装置100を制御するシーケンスなどを司るソフトウェアの機能ブロックである。規定シーケンス通りに動作することを期待するが、あるハードウェア制御から何らかの理由で応答が戻ってこない場合を想定して、保護タイマ等を起動するための機能ブロックである。
【0023】
このように、本発明の第1の実施の形態では、タイマ回路103を制御するタイマ制御201において、端末制御装置100を動作させるソフトウェア200の各ソフト機能ブロック203、204に対して、異常検出用保護タイマ(タイマ回路103)が起動されたことやタイムアウトしたことを通知する。そして、保存すべき各ソフト機能ブロック203、204の状態情報などを得て、記憶回路102に発生時刻など共に記憶させる。これにより、異常検出用保護タイマ(タイマ回路103)のタイムアウトが発生してしまった後にでも、発生してしまった原因を、後で内部情報を読み出すことで調査することが可能になる。
【0024】
次に、図3及び図4を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る端末制御装置の動作について説明する。
【0025】
図3及び図4は、本発明の第1の実施の形態の動作(異常動作用の保護タイマ制御の処理)を示したフローチャートである。
【0026】
端末制御装置100内のソフト機能ブロック203(図2参照)がプログラムで決められたシーケンス動作に従った制御を行っている中で、その他ハードウェア制御202(図2参照)に対して行った要求信号に対して応答信号が返されなかった場合に、端末制御装置100はその応答を待つことで動作が停止してしまい続けることがある。
【0027】
その回避方法として、ソフト機能ブロック203は異常検出用保護タイマ(タイマ回路103を起動して、タイマ制御201に通知して、異常保護タイマ制御を開始する(ステップ301、ステップ401)。
【0028】
次に、タイマ制御201は、ソフト機能ブロック203やソフト機能ブロック204及びその他ハードウェア制御202に対して、異常保護タイマが起動されたこと及び指示タイマIDを通知する(ステップ302、ステップ402)。
【0029】
次に、通知を受信したソフト機能ブロック203やソフト機能ブロック204及びその他ハードウェア制御202は、通知されたタイマIDに該当する記録回路102内の記憶エリアに個々の状態情報を保存する(ステップ303、ステップ403)。
【0030】
ここで、保存形式の一例を図5に示す。図5に示すように、記録回路102内の記憶エリア50は、タイマ起動・開始時にソフト機能ブロック203の状態情報、ソフト機能ブロック204の状態情報及びその他ハードウェア制御202の状態情報を保存する記憶エリア51、タイムアウト時にソフト機能ブロック203の状態情報、ソフト機能ブロック204の状態情報及びその他ハードウェア制御202の状態情報を保存する記憶エリア52、タイムアウトの発生時刻情報を保存する記憶エリア53、タイムアウト発生時のタイマ値情報を保存する記憶エリア54及びタイムアウト発生時のタイマID情報を保存する記憶エリア55を有する。
【0031】
次に、タイマ制御201は、タイマ回路103に対して、タイマ起動制御を行い(ステップ304)、起動したタイマを監視し、割り込みコントローラ104からの割り込み通知を待つ(ステップ305、ステップ404)。
【0032】
次に、設定した特定時間を経過した場合には、タイマ回路103から割り込みコントローラ104を通じて、タイマ制御201へ通知する(タイムアウト発生(ステップ305)、タイムアウト検出(ステップ405))。
【0033】
次に、タイマ制御201は、ソフト機能ブロック203やソフト機能ブロック204及びその他ハードウェア制御202に対して、異常保護タイマがタイムアウトしたこと及び指示タイマIDを通知する(ステップ306、ステップ406)。
【0034】
通知を受信したソフト機能ブロック203、ソフト機能ブロック204及びその他ハードウェア制御202は、通知されたタイマIDに該当する記憶エリアに個々の状態情報を不揮発性の記憶エリアを有する記録回路102に保存する(ステップ307、ステップ407)。
【0035】
この保存形式の一例を図5に示された通りである。
【0036】
次に、タイマ制御201は、タイマ回路103に対して、現在の時刻の読み出しとタイムアウトしたタイマ停止制御を行い(ステップ308、ステップ408)、記憶回路102にタイムアウトが発生した時刻情報、タイムアウトしたタイマ設定値及びタイマIDを所定のエリアに保存する(ステップ309、ステップ409)。この保存形式の一例は図5に示された通りである。
【0037】
その後、各タイマIDが何度発生したかの情報も記録回路102へ保存する。この保存形式の一例を図6に示す。
【0038】
図6に示すように、記録回路102内の記憶エリア60は、タイマID(1)用の記憶エリア61、タイマID(2)用の記憶エリア62及びタイマID(n)用の記憶エリア6nを有する。ここで、記憶エリア61にはタイマID(1)のタイムアウト発生回数が保存され、記憶エリア62にはタイマID(2)のタイムアウト発生回数が保存され、記憶エリア6nにはタイマID(n)のタイムアウト発生回数が保存される。
【0039】
また、タイマ制御201は、タイマ監視中にソフト機能ブロック203から停止要求を受信した場合(ステップ305:タイマ停止要求発生)は、タイマ回路103にタイマ停止制御を行い、ソフト機能ブロック203やソフト機能ブロック204及びその他ハードウェア制御202に対して、異常保護タイマが停止されたことと指示タイマIDを通知し、通知を受信したソフト機能ブロック203、ソフト機能ブロック204及びその他ハードウェア制御202は、ステップ303にて保存した情報を記憶エリアからクリアする(ステップ311)。
【0040】
このようにして、異常保護タイマの制御が終了する(ステップ312)。
【0041】
上述のように、本発明の第1の実施の形態では、異常検出用保護タイマを起動するタイミングでの情報、タイムアウトが発生するタイミングの情報等の複数の情報を不揮発性の記憶回路(タイマ回路103)に自動的に保存することにより、不具合を調査する際の負担を軽減する。
【0042】
つまり、異常検出用の保護タイマ機能を有し、そのタイマがタイムアウトした場合に端末機器全体を再起動する機能を有し、更に不揮発性の記憶機能を保有する端末制御装置において、再起動が発生した直後でなくともその後に異常が発生した不具合の原因を調査することが容易になるデバッグ情報を自動的に記憶・保存する。
【0043】
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態によれば、異常保護タイマを起動したタイミングでの端末機器内部の情報を不揮発性のメモリに保存することが可能になり、異常保護タイマのタイムアウト発生時の情報と含めて、何が原因で異常動作になったのかを判断することができる。これにより、端末機器の不具合検出が早期に解析できるようになり、端末機器の品質向上が図れる。
【0044】
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態は、その基本的構成において、上記第1の実施の形態と同じであるが、不揮発性の記憶回路102(図1参照)に保存するタイミングをタイマ起動・開始時とタイマタイムアウト時だけでなく、タイマの途中(例えば10秒の監視タイマに対して3秒毎など)でも、端末制御装置100の内部情報を保存するようにする。これにより、更に端末制御装置100の内部動作が判明し易くなる。
【0045】
以上、本発明の実施の形態について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0046】
本発明は、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Assistance,Personal Digital Assistants:個人向け携帯型情報通信機器)等の携帯端末機器などに適用可能である。
【符号の説明】
【0047】
100 端末制御装置
101 CPU
102 記憶回路
103 タイマ回路
104 割り込みコントローラ
105 バス
200 ソフトウェア
202 ハードウェア制御(ドライバ)
203 ソフト機能ブロック
204 ソフト機能ブロック
50 記憶エリア
51 記憶エリア
52 記憶エリア
53 記憶エリア
54 記憶エリア
55 記憶エリア
60 記憶エリア
61 記憶エリア
62 記憶エリア
6n 記憶エリア

【特許請求の範囲】
【請求項1】
異常検出用の保護タイマ手段と、
前記保護タイマ手段がタイムアウトした場合に端末装置を再起動する制御手段と、
不揮発性の記憶手段を有し、
前記記憶手段は、前記保護タイマ手段を起動する第1のタイミングと前記保護タイマ手段がタイムアウトする第2のタイミングで、前記端末装置に関する所定の状態情報を保存することを特徴とする端末制御装置。
【請求項2】
前記所定の状態情報は、前記端末装置を制御するためのソフトウェアの機能ブロックの状態情報又は前記端末装置に固有のハードウェアに対するハードウェア制御の情報であることを特徴とする請求項1に記載の端末制御装置。
【請求項3】
前記ソフトウェアの機能ブロックは、前記ハードウェア制御から応答が戻ってこない場合に、前記保護タイマ手段を起動させる機能を有することを特徴とする請求項2に記載の端末制御装置。
【請求項4】
前記記憶手段は、前記第1のタイミングで第1の状態情報を保存する第1の記憶エリアと前記第2のタイミングで第2の状態情報を保存する第2の記憶エリアを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の端末制御装置。
【請求項5】
前記記憶手段は、さらに、前記タイムアウトが発生した時刻情報を保存する第3の記憶エリアと前記タイムアウトの発生回数を保存する第4の記憶エリアを有することを特徴とする請求項4に記載の端末制御装置。
【請求項6】
前記記憶手段は、前記第1のタイミングと前記第2のタイミングの間の所定のタイミンングにおいても、前記状態情報を保存することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の端末制御装置。
【請求項7】
異常検出用の保護タイマ手段がタイムアウトした場合に端末装置を再起動するように制御する端末装置の制御方法であって、
前記保護タイマ手段を起動する第1のタイミングと前記保護タイマ手段がタイムアウトする第2のタイミングで、不揮発性の記憶手段に前記端末装置に関する所定の状態情報を保存することを特徴とする端末装置の制御方法。
【請求項8】
前記所定の状態情報は、前記端末機器を制御するためのソフトウェアの機能ブロックの状態情報又は前記端末装置に固有のハードウェアに対するハードウェア制御の情報であることを特徴とする請求項7に記載の端末装置の制御方法。
【請求項9】
前記ソフトウェアの機能ブロックは、前記ハードウェア制御から応答が戻ってこない場合に、前記保護タイマ手段を起動させることを特徴とする請求項8に記載の端末装置の制御方法。
【請求項10】
前記記憶手段は、第1の記憶エリアと第2の記憶エリアを有し、
前記第1のタイミングで第1の状態情報を前記第1の記憶エリアに保存し、
前記第2のタイミングで第2の状態情報を前記第2の記憶エリアに保存することを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の端末装置の制御方法。
【請求項11】
前記記憶手段は、さらに、第3の記憶エリアと第4の記憶エリアとを有し、
前記タイムアウトが発生したときに、発生時刻情報を前記第3の記憶エリアに保存すると共に、発生回数を前記第4の記憶エリアに保存することを特徴とする請求項10に記載の端末装置の制御方法。
【請求項12】
前記第1のタイミングと前記第2のタイミングの間の所定のタイミンングにおいても、前記状態情報を前記記憶手段に保存することを特徴とする請求項7から11のいずれか1項に記載の端末装置の制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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