説明

細胞系、ならびにそれらを作製および使用するための方法

本発明は、新規な細胞および細胞系、ならびにそれらを作製および使用するための方法に関する。いくつかの実施形態において、本発明は、対象とするヘテロ二量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする導入核酸から対象とするヘテロ二量体タンパク質を発現する細胞を提供し、機能アッセイでの使用に適した形で対象とするヘテロ二量体タンパク質を産生することを特徴とし、前記対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まないか、または前記タンパク質が、細胞が機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または前記細胞が選択圧の不在下で培養される、またはその任意の組合せである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
対象とするヘテロ二量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする導入核酸から該対象とするヘテロ二量体タンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とするヘテロ二量体タンパク質を産生することを特徴とし、該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まないか、または該タンパク質が、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せである、細胞。
【請求項2】
対象とするヘテロ二量体タンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、該対象とするヘテロ二量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されており、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とするヘテロ二量体タンパク質を産生することを特徴とし、該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まないか、または該タンパク質が、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せである、細胞。
【請求項3】
対象とするヘテロ二量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする導入核酸から該対象とするヘテロ二量体タンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とし、選択圧の不在下で培養される、細胞。
【請求項4】
対象とするヘテロ二量体タンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、該対象とするヘテロ二量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されており、生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とし、選択圧の不在下で培養される、細胞。
【請求項5】
前記対象とするヘテロ二量体タンパク質の第2サブユニットをコードする核酸が内因性である、請求項1から4のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項6】
前記対象とするヘテロ二量体タンパク質の第2サブユニットをコードする核酸が導入されている、請求項2または4に記載の細胞。
【請求項7】
前記対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まない、請求項1から6のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項8】
前記対象とするヘテロ二量体タンパク質が、イオンチャネル、Gタンパク質共役受容体(GPCR)、チロシン受容体キナーゼ、サイトカイン受容体、核ステロイドホルモン受容体および免疫学的受容体からなる群より選択される、請求項1から7のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項9】
前記対象とするヘテロ二量体タンパク質が、甘味受容体およびうま味受容体からなる群より選択される、請求項8に記載の細胞。
【請求項10】
前記対象とするヘテロ二量体タンパク質が公知のリガンドを有さない、請求項1から8のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項11】
前記対象とするヘテロ二量体タンパク質が同じ型の細胞中で発現されない、請求項1から10のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項12】
哺乳動物細胞である、請求項1から11のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項13】
1を超えるシグナル対ノイズ比、時間をわたって安定であること、発現の消失を伴わない選択圧なしでの増殖、生理的なEC50値、および生理的なIC50値からなる群より選択される追加の望ましい特性を有することをさらに特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項14】
前記対象とするヘテロ二量体タンパク質が少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、少なくとも2ヶ月、少なくとも3ヶ月、少なくとも4ヶ月、少なくとも5ヶ月、少なくとも6ヶ月、少なくとも7ヶ月、少なくとも8ヶ月、および少なくとも9ヶ月から選択される期間1つの形で一貫して再現性よく産生される、請求項1、2および5から13のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項15】
前記機能アッセイが細胞ベースアッセイ、蛍光細胞ベースアッセイ、高スループットスクリーニングアッセイ、受容体細胞ベースアッセイ、Gタンパク質媒介細胞ベースアッセイ、およびカルシウムフラックス細胞ベースアッセイからなる群より選択される、請求項1、2および5から13のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項16】
前記細胞が細胞ベースの高スループットスクリーニングでの利用に適している、請求項1、2および5から13のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項17】
前記選択圧が抗生物質である、請求項3から13のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項18】
少なくとも15日間、30日間、45日間、60日間、75日間、100日間、120日間、または150日間、選択圧の不在下で前記ヘテロ二量体タンパク質を発現する、請求項3から13および17のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項19】
対象とするヘテロ多量体タンパク質を発現する細胞であって、該ヘテロ多量体タンパク質が少なくとも3つのサブユニットを含み、該対象とするヘテロ多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットが導入核酸によってコードされており、該細胞は、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とするヘテロ二量体タンパク質を産生することを特徴とし、該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まないか、または該タンパク質が、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せである、細胞。
【請求項20】
対象とするヘテロ多量体タンパク質を発現する細胞であって、該ヘテロ多量体タンパク質が少なくとも3つのサブユニットを含み、該細胞は、該対象とするヘテロ多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されており、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とするヘテロ二量体タンパク質を産生することを特徴とし、該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まないか、または該タンパク質が、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せである、細胞。
【請求項21】
対象とするヘテロ多量体タンパク質を発現する細胞であって、該ヘテロ多量体タンパク質が少なくとも3つのサブユニットを含み、該対象とするヘテロ多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットが導入核酸によってコードされており、該細胞が生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とする、細胞。
【請求項22】
対象とするヘテロ多量体タンパク質を発現する細胞であって、該ヘテロ多量体タンパク質が少なくとも3つのサブユニットを含み、該細胞が該対象とするヘテロ多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されており、該細胞が生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とする細胞。
【請求項23】
前記対象とするヘテロ多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする前記核酸が内因性である、請求項19から22のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項24】
前記対象とするヘテロ多量体タンパク質の少なくとも1つのサブユニットをコードする前記核酸が導入されている、請求項20または22に記載の細胞。
【請求項25】
前記対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まない、請求項19から24のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項26】
前記対象とするヘテロ多量体タンパク質が、イオンチャネル、Gタンパク質共役受容体(GPCR)、チロシン受容体キナーゼ、サイトカイン受容体、核ステロイドホルモン受容体および免疫学的受容体からなる群より選択される、請求項19から25のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項27】
前記対象とするヘテロ多量体タンパク質が、GABA、ENaCおよびNaVからなる群より選択される、請求項26に記載の細胞。
【請求項28】
前記対象とするヘテロ多量体タンパク質が公知のリガンドを有さない、請求項19から26のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項29】
前記対象とするヘテロ二量体タンパク質が同じ型の細胞中で発現されない、請求項19から28のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項30】
哺乳動物細胞である、請求項19から29のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項31】
1を超えるシグナル対ノイズ比、時間をわたって安定であること、発現の消失を伴わない選択圧なしでの増殖、生理的なEC50値、および生理的なIC50値からなる群より選択される追加の望ましい特性を有することをさらに特徴とする、請求項19から30のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項32】
前記対象とするヘテロ多量体タンパク質が少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、少なくとも2ヶ月、少なくとも3ヶ月、少なくとも4ヶ月、少なくとも5ヶ月、少なくとも6ヶ月、少なくとも7ヶ月、少なくとも8ヶ月、および少なくとも9ヶ月から選択される期間1つの形で一貫して再現性よく産生される、請求項19、20および23から31のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項33】
前記機能アッセイが細胞ベースアッセイ、蛍光細胞ベースアッセイ、高スループットスクリーニングアッセイ、受容体細胞ベースアッセイ、Gタンパク質媒介細胞ベースアッセイ、およびカルシウムフラックス細胞ベースアッセイからなる群より選択される、請求項19、20および23から31のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項34】
細胞ベースの高スループットスクリーニングでの利用に適している、請求項19、20および23から31のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項35】
選択圧の不在下で培養される、請求項21から31のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項36】
前記選択圧が抗生物質である、請求項35に記載の細胞。
【請求項37】
少なくとも15日間、30日間、45日間、60日間、75日間、100日間、120日間、または150日間、選択圧の不在下で前記ヘテロ多量体タンパク質を発現する、請求項35または36に記載の細胞。
【請求項38】
対象とするタンパク質の少なくとも1つをコードする導入核酸から2つ以上の該対象とするタンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とし、該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まないか、または該タンパク質が、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せである、細胞。
【請求項39】
2つ以上の対象とするタンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、該対象とするタンパク質の少なくとも1つをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されており、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とし、該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まないか、または該タンパク質が、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せである、細胞。
【請求項40】
対象とするタンパク質の少なくとも1つをコードする導入核酸から2つ以上の該対象とするタンパク質を発現する細胞であって、生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とする細胞。
【請求項41】
2つ以上の対象とするタンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、該対象とするタンパク質の少なくとも1つをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されており、生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とする細胞。
【請求項42】
対象とする少なくとも1つのタンパク質が二量体タンパク質である、請求項38から41のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項43】
前記対象とする二量体タンパク質がホモ二量体タンパク質である、請求項42に記載の細胞。
【請求項44】
前記対象とする二量体タンパク質がヘテロ二量体タンパク質である、請求項42に記載の細胞。
【請求項45】
対象とする少なくとも1つのタンパク質が多量体タンパク質である、請求項38から41のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項46】
前記対象とする多量体タンパク質がホモ多量体タンパク質である、請求項45に記載の細胞。
【請求項47】
前記対象とする多量体タンパク質がヘテロ多量体タンパク質である、請求項45に記載の細胞。
【請求項48】
前記タンパク質の1つが内因性核酸によってコードされている、請求項38から47のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項49】
前記タンパク質の1つが導入核酸によってコードされている、請求項39または41に記載の細胞。
【請求項50】
前記対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まない、請求項38から49のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項51】
前記対象とするタンパク質の1つが、イオンチャネル、Gタンパク質共役受容体(GPCR)、チロシン受容体キナーゼ、サイトカイン受容体、核ステロイドホルモン受容体および免疫学的受容体からなる群より選択される、請求項38から49のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項52】
前記対象とするタンパク質の1つが公知のリガンドを有さない、請求項38から51のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項53】
前記対象とするタンパク質の1つが同じ型の細胞中で発現されない、請求項38から52のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項54】
哺乳動物細胞である、請求項38から53のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項55】
1を超えるシグナル対ノイズ比、時間をわたって安定であること、発現の消失を伴わない選択圧なしでの増殖、生理的なEC50値、および生理的なIC50値からなる群より選択される追加の望ましい特性を有することをさらに特徴とする、請求項38から54のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項56】
前記対象とする2つ以上のタンパク質が少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、少なくとも2ヶ月、少なくとも3ヶ月、少なくとも4ヶ月、少なくとも5ヶ月、少なくとも6ヶ月、少なくとも7ヶ月、少なくとも8ヶ月、および少なくとも9ヶ月から選択される期間1つの形で一貫して再現性よく産生される、請求項38、39および42から55のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項57】
前記機能アッセイが細胞ベースアッセイ、蛍光細胞ベースアッセイ、高スループットスクリーニングアッセイ、受容体細胞ベースアッセイ、Gタンパク質媒介細胞ベースアッセイ、およびカルシウムフラックス細胞ベースアッセイからなる群より選択される、請求項38、39および42から55のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項58】
細胞ベースの高スループットスクリーニングでの利用に適している、請求項38、39および42から55のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項59】
選択圧の不在下で培養される、請求項40から55のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項60】
前記選択圧が抗生物質である、請求項59に記載の細胞。
【請求項61】
少なくとも15日間、30日間、45日間、60日間、75日間、100日間、120日間、または150日間、選択圧の不在下で前記2つ以上のタンパク質を発現する、請求項59または60に記載の細胞。
【請求項62】
対象とする少なくとも1つのRNAを発現する細胞であって、該対象とするRNAが導入核酸によってコードされており、該細胞が機能アッセイでの使用に適した形で該対象とする少なくとも1つのRNAを産生することを特徴とし、該対象とするRNAがタグを含まず、または該RNAが、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せである、細胞。
【請求項63】
対象とする少なくとも1つのRNAを発現する細胞であって、該細胞は、該対象とする少なくとも1つのRNAをコードする内因性核酸の転写を活性化するように操作されており、機能アッセイでの使用に適した形で該対象とする少なくとも1つのRNAを産生することを特徴とし、該対象とするRNAがタグを含まず、または該RNAが、該細胞が該機能アッセイ中で少なくとも0.4のZ’係数を有するようにその形で一貫して再現性よく産生されるか、または該細胞が選択圧の不在下で培養されるか、またはそれらの任意の組合せである、細胞。
【請求項64】
対象とする少なくとも2つのRNAを発現する、請求項62または63に記載の細胞。
【請求項65】
対象とする少なくとも3つのRNAを発現する、請求項62または63に記載の細胞。
【請求項66】
導入核酸によってコードされるRNAをさらに発現する、請求項64から65のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項67】
前記対象とするRNAが、イオンチャネルをコードするRNA、Gタンパク質共役受容体(GPCR)をコードするRNA、チロシン受容体キナーゼをコードするRNA、サイトカイン受容体をコードするRNA、核ステロイドホルモン受容体をコードするRNAおよび免疫学的受容体をコードするRNAからなる群より選択される、請求項62から66のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項68】
前記対象とするRNAが同じ型の細胞中で発現されない、請求項62から67のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項69】
哺乳動物細胞である、請求項62から68のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項70】
1を超えるシグナル対ノイズ比、時間をわたって安定であること、発現の消失を伴わない選択圧なしでの増殖、生理的なEC50値、および生理的なIC50値からなる群より選択される追加の望ましい特性を有することをさらに特徴とする、請求項62から69のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項71】
前記対象とするRNAが少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、少なくとも2ヶ月、少なくとも3ヶ月、少なくとも4ヶ月、少なくとも5ヶ月、少なくとも6ヶ月、少なくとも7ヶ月、少なくとも8ヶ月、および少なくとも9ヶ月から選択される期間1つの形で一貫して再現性よく産生される、請求項62から70のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項72】
前記機能アッセイが細胞ベースアッセイ、蛍光細胞ベースアッセイ、高スループットスクリーニングアッセイ、受容体細胞ベースアッセイ、Gタンパク質媒介細胞ベースアッセイ、およびカルシウムフラックス細胞ベースアッセイからなる群より選択される、請求項62から71のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項73】
細胞ベースの高スループットスクリーニングでの利用に適している、請求項61から72のいずれか一項に記載の細胞。
【請求項74】
請求項1から73のいずれか一項に記載の細胞から作製された細胞系。
【請求項75】
対象とするタンパク質を発現する細胞を作製するための方法であって、該細胞が時間をわたって一貫する少なくとも1つの望ましい特性を有し、
a)該対象とするタンパク質をコードするmRNAを発現する複数の細胞を提供するステップと、
b)細胞を個々の培養容器中に個々に分散させ、それによって複数の別々の細胞培養物を提供するステップと、
c)自動化細胞培養方法を使用して一組の望ましい培養条件下で該細胞を培養するステップであって、該条件が該別々の細胞培養物のそれぞれについて実質的に同一であり、該培養中、別々の細胞培養物当たりの細胞数を培養物毎に正規化し、該別々の培養物を同じスケジュールで継代することを特徴とする、ステップと、
d)該対象とするタンパク質の少なくとも1つの望ましい特徴について該別々の細胞培養物を少なくとも2回アッセイするステップと、
e)両方のアッセイで該望ましい特徴を有する別々の細胞培養物を同定するステップであって、該細胞がその細胞(a cell that)であるステップ、と
を含む、方法。
【請求項76】
ステップa)における複数の細胞を、ステップb)の分散させることの前に、ある程度の期間培養する、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
前記個々の培養容器がマルチウエルプレートの個々のウエルおよびバイアルからなる群より選択される、請求項75に記載の方法。
【請求項78】
複数の前記別々の細胞培養物の増殖速度を決定するステップ、および任意の群中で最も速い増殖速度と最も遅い増殖速度との差がステップb)とc)の間で1、2、3、4、または5日を超えないように、その増殖速度によって該別々の細胞培養物を群に分けるステップをさらに含む、請求項75に記載の方法。
【請求項79】
1つまたは複数の前記別々の培養物の保存ストックを調製するステップをさらに含む、請求項75または請求項78に記載の方法。
【請求項80】
前記別々の細胞培養物の1つまたは複数の複製セットのステップ、および供給源である前記別々の細胞培養物由来の該1つまたは複数の複製セットを別々に培養するステップをさらに含む、請求項75に記載の方法。
【請求項81】
ステップd)でのアッセイが前記タンパク質の機能アッセイである、請求項75に記載の方法。
【請求項82】
ステップe)で一定のままである前記少なくとも1つの特徴がタンパク質機能である、請求項75に記載の方法。
【請求項83】
ステップc)での前記培養がロボット細胞培養装置におけるものである、請求項75に記載の方法。
【請求項84】
前記ロボット細胞培養装置がマルチチャネルロボットピペッターを含む、請求項83に記載の方法。
【請求項85】
前記マルチチャネルロボットピペッターが少なくとも96チャネルを含む、請求項84に記載の方法。
【請求項86】
前記ロボット細胞培養装置がチェリーピッキングアームをさらに含む、請求項84に記載の方法。
【請求項87】
前記自動化方法が培地除去、培地交換、細胞洗浄、試薬添加、細胞の除去、細胞分散、および細胞継代の1つまたは複数を含む、請求項75に記載の方法。
【請求項88】
複数の前記別々の細胞培養物が少なくとも50個の培養物である、請求項75に記載の方法。
【請求項89】
複数の前記別々の細胞培養物が少なくとも100個の培養物である、請求項75に記載の方法。
【請求項90】
複数の前記別々の細胞培養物が少なくとも500個の培養物である、請求項75に記載の方法。
【請求項91】
複数の前記別々の細胞培養物が少なくとも1000個の培養物である、請求項75に記載の方法。
【請求項92】
ATPの測定、細胞集密度の測定、光散乱、光学濃度測定からなる群より選択される方法によって前記増殖速度を決定する、請求項78に記載の方法。
【請求項93】
前記群中で最も速い増殖速度と最も遅い増殖速度との差が1、2、3、4、または5時間を超えない、請求項78に記載の方法。
【請求項94】
ステップc)での培養が少なくとも2日間である、請求項75に記載の方法。
【請求項95】
複数の前記別々の細胞培養物の増殖速度を前記細胞を分散させることおよび細胞集密度を測定することによって決定する、請求項78に記載の方法。
【請求項96】
前記それぞれ別々の細胞培養物中の細胞を細胞集密度の測定前に分散させる、請求項95に記載の方法。
【請求項97】
前記分散ステップがトリプシンを前記ウエルに加えて塊を除去することを含む、請求項95または96に記載の方法。
【請求項98】
複数の前記別々の細胞培養物の細胞集密度を、自動化マイクロプレートリーダーを使用して測定する、請求項95に記載の方法。
【請求項99】
少なくとも2回の集密度測定を、増殖速度を計算する前に実施する、請求項95に記載の方法。
【請求項100】
前記細胞集密度を自動化プレートリーダーによって測定し、かつ増殖速度を計算するソフトウェアプログラムと共に該集密度値を使用する、請求項98に記載の方法。
【請求項101】
ステップd)での別々の細胞培養物が、脆弱性、形態、固体表面との接着性、固体表面との接着性の欠如およびタンパク質機能の1つまたは複数から選択される望ましい特質を特徴とする、請求項75に記載の方法。
【請求項102】
前記細胞が真核細胞である、請求項75に記載の方法。
【請求項103】
前記真核細胞が哺乳動物細胞である、請求項75に記載の方法。
【請求項104】
前記哺乳動物細胞系がNS0細胞、CHO細胞、COS細胞、HEK−293細胞、HUVEC、3T3細胞およびHeLa細胞からなる群より選択される、請求項75に記載の方法。
【請求項105】
前記対象とするタンパク質がヒトタンパク質である、請求項75に記載の方法。
【請求項106】
前記対象とするタンパク質がヘテロ多量体である、請求項75に記載の方法。
【請求項107】
前記対象とするタンパク質がGタンパク質共役受容体である、請求項75に記載の方法。
【請求項108】
前記タンパク質が公知のリガンドを有さない、請求項75に記載の方法。
【請求項109】
前記同定ステップの後に、
a)望ましい培養条件下においてステップe)で同定した細胞培養物の保存アリコートを拡大増殖させるステップと、
b)該a)の拡大増殖させた細胞培養物が望ましい特徴を有するかどうかを決定するステップと
をさらに含む、請求項75に記載の方法。
【請求項110】
クローン細胞系の適合パネルであって、該クローン細胞系が同じ細胞型であり、該パネル中のそれぞれの細胞系が対象とするタンパク質を発現し、該パネル中のクローン細胞系が同じ生理学的特徴を共有するように適合されていることにより並行処理が可能となる、クローン細胞系の適合パネル。
【請求項111】
前記生理学的特徴が増殖速度である、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項112】
前記生理学的特徴が組織培養物表面との接着性である、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項113】
前記生理学的特徴がZ’係数である、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項114】
前記生理学的特徴が前記対象とするタンパク質をコードするRNAの発現レベルである、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項115】
前記生理学的特徴が前記対象とするタンパク質の発現レベルである、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項116】
前記パネル中のクローン細胞系の増殖速度が互いに1、2、3、4、または5時間の範囲内にある、請求項111に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項117】
前記培養条件が前記パネル中の全てのクローン細胞系で同じである、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項118】
前記クローン細胞系が真核細胞系である、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項119】
前記真核細胞系が哺乳動物細胞系である、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項120】
前記細胞系の細胞が初代細胞および不死化細胞からなる群より選択される、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項121】
前記細胞系の細胞が原核細胞または真核細胞である、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項122】
前記細胞系の細胞が真核細胞であり、真菌細胞、昆虫細胞、哺乳動物細胞、酵母細胞、藻類、甲殻類細胞、節足動物細胞、鳥類細胞、爬虫類細胞、両生類細胞および植物細胞からなる群より選択される、請求項121に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項123】
前記細胞系の細胞が哺乳動物細胞であり、ヒト、非ヒト霊長類、ウシ、ブタ、ネコ、ラット、有袋動物、ネズミ、イヌ、ヒツジ、ヤギ、ウサギ、モルモット、ハムスターからなる群より選択される、請求項122に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項124】
前記細胞系の細胞が前記対象とするタンパク質を発現するように操作されている、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項125】
前記細胞系の細胞が、前記対象とするタンパク質をコードする、または多量体タンパク質の場合では該タンパク質のサブユニットをコードする導入核酸から該タンパク質を発現する、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項126】
前記細胞が内因性核酸から前記対象とするタンパク質を発現し、該細胞が内因性タンパク質の転写を活性化する、または多量体タンパク質の場合では該タンパク質のサブユニットの転写を活性化するように操作されている、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項127】
前記パネルが少なくとも4個のクローン細胞系を含む、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項128】
前記パネルが少なくとも6個のクローン細胞系を含む、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項129】
前記パネルが少なくとも25個のクローン細胞系を含む、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項130】
前記パネル中の2つ以上のクローン細胞系が対象とする同じタンパク質を発現する、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項131】
前記パネル中の2つ以上のクローン細胞系が対象とする異なるタンパク質を発現する、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項132】
前記パネル中の細胞系が異なる形態の対象とするタンパク質を発現し、該形態がアイソフォーム、アミノ酸配列変異体、スプライス変異体、切断型、融合タンパク質、キメラ、またはそれらの組合せからなる群より選択される、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項133】
前記パネル中の細胞系が対象とするタンパク質の群中の異なるタンパク質を発現し、該対象とするタンパク質の群が同じシグナル伝達経路中のタンパク質、類似したタンパク質の発現ライブラリー、モノクローナル抗体重鎖ライブラリー、モノクローナル抗体軽鎖ライブラリーおよびSNPからなる群より選択される、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項134】
前記対象とするタンパク質が単鎖タンパク質である、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項135】
前記単鎖タンパク質がGタンパク質共役受容体である、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項136】
前記Gタンパク質共役受容体が味覚受容体である、請求項135に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項137】
前記味覚受容体が苦味受容体、甘味受容体、塩味受容体およびうま味受容体からなる群より選択される、請求項136に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項138】
前記タンパク質が多量体タンパク質である、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項139】
前記タンパク質がヘテロ二量体またはヘテロ多量体である、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項140】
前記タンパク質が、イオンチャネル、イオンチャネル、Gタンパク質共役受容体(GPCR)、チロシン受容体キナーゼ、サイトカイン受容体、核ステロイドホルモン受容体および免疫学的受容体からなる群より選択される、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項141】
前記タンパク質が上皮ナトリウムチャネル(ENaC)である、請求項140に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項142】
前記ENaCがαサブユニット、βサブユニットおよびγサブユニットを含む、請求項140に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項143】
前記パネル中の細胞系が異なるENaCアイソフォームを発現する、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項144】
前記パネル中の細胞系がENaCの異なるタンパク質分解アイソフォームを含む、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項145】
前記ENaCがヒトENaCである、請求項141から143のいずれか一項に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項146】
前記タンパク質が電位依存性ナトリウムチャネル(NaV)である、請求項140に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項147】
前記NaVが1つのαサブユニットおよび2つのβサブユニットを含む、請求項146に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項148】
前記NaVがヒトNaVである、請求項140に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項149】
前記タンパク質がγ−アミノ酪酸A受容体(GABA受容体)、γ−アミノ酪酸B受容体(GABA受容体)およびγ−アミノ酪酸C受容体(GABA受容体)からなる群より選択される、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項150】
前記タンパク質がGABA受容体である、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項151】
前記GABA受容体が2つのαサブユニット、2つのβサブユニットおよび1つのγまたはδサブユニットを含む、請求項150に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項152】
前記パネル中のクローン細胞系が同時に、または互いに4週間を超えない内に作製された、請求項110に記載のクローン細胞系の適合パネル。
【請求項153】
対象とする単量体タンパク質をコードする導入核酸から該対象とする単量体タンパク質を発現する細胞であって、該細胞は、生物学的に活性な形もしくは生物学的に活性になることができる形で該対象とするタンパク質を産生することを特徴とし、該細胞は選択圧の不在下で培養され、かつ該タンパク質の発現が3ヶ月にわたって30%を超えて変化しない、細胞。
【請求項154】
前記タンパク質の発現が6ヶ月にわたって30%を超えて変化しない、請求項153に記載の細胞。
【請求項155】
前記対象とするタンパク質が公知のリガンドを有さない、請求項153または154に記載の細胞。
【請求項156】
対象とするタンパク質のモジュレーターを同定するための方法であって、該細胞は:
a)請求項1から74のいずれか一項に記載の細胞を試験化合物と接触させるステップと、
b)該試験化合物と接触させなかった細胞における該タンパク質の活性と比較した、該試験化合物と接触させた細胞における該対象とするタンパク質の活性の変化を検出するステップと
を含み、不在下と比較して存在下で活性の差を生じる化合物が該対象とするタンパク質のモジュレーターである、方法。
【請求項157】
請求項156に記載の方法によって同定されたモジュレーター。
【請求項158】
請求項156に記載の方法によって同定されたモジュレーター。
【請求項159】
前記対象とするRNAがsiRNAまたはアンチセンスRNAである、請求項63に記載の細胞。
【請求項160】
対象とする少なくとも1つのタンパク質を発現する細胞であって、該対象とするタンパク質が公知のリガンドを有さないか、または該対象とするタンパク質の機能的発現を検出する公知のアッセイが存在せず、かつ該対象とするタンパク質がタンパク質タグを含まない細胞。
【請求項161】
前記対象とするタンパク質が少なくとも2、3、4、5、または6つのサブユニットを含む、請求項159に記載の細胞。
【請求項162】
前記対象とするタンパク質が
【化9】

からなる群より選択される表3に示すヒト遺伝子記号によって特定されるオーファン受容体である、請求項159に記載の細胞。
【請求項163】
前記対象とするタンパク質の少なくとも1つのサブユニットが遺伝子活性化によって発現される、請求項159に記載の細胞。
【請求項164】
前記対象とするタンパク質の少なくとも1つのサブユニットが導入核酸から発現される、請求項159に記載の細胞。
【請求項165】
前記対象とするタンパク質が公知のリガンドを有さない、請求項159に記載の細胞。
【請求項166】
前記対象とするタンパク質が公知の機能を有さない、請求項159に記載の細胞。
【請求項167】
前記対象とするタンパク質が公知のリガンドを有さず、公知の機能も有さない、請求項159に記載の細胞。
【請求項168】
前記タンパク質の発現が3ヶ月にわたって5%を超えて変化しない、請求項153に記載の細胞。
【請求項169】
細胞系を生成するための方法であって、同一培養条件下で複数の並行培養物中の複数の細胞系を培養するステップ、および時間をわたって一貫した状態のままである少なくとも1つの特徴を有する細胞系を同定するステップを含む、方法。
【請求項170】
前記複数の並行培養物が少なくとも50個の細胞培養物を含む、請求項168に記載の方法。
【請求項171】
前記複数の並行培養物が少なくとも100個の細胞培養物を含む、請求項168に記載の方法。
【請求項172】
前記複数の並行培養物が少なくとも200個の細胞培養物を含む、請求項168に記載の方法。

【公表番号】特表2011−510664(P2011−510664A)
【公表日】平成23年4月7日(2011.4.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−545263(P2010−545263)
【出願日】平成21年2月2日(2009.2.2)
【国際出願番号】PCT/US2009/032900
【国際公開番号】WO2009/102569
【国際公開日】平成21年8月20日(2009.8.20)
【出願人】(310025007)クロモセル コーポレイション (1)
【Fターム(参考)】