説明

美容装置

【課題】肌等の被照射面を随時モニタすることができる美容装置を提供する。
【解決手段】波長400〜450nmまたは波長650〜900nmの波長域に発光ピークを有する発光ダイオード6aを備え、これら波長域の光を照射する光照射部6と;光照射部6とその被照射面7との距離を検出する距離センサ8と;被照射面7の温度を検出する赤外線センサ9と;被照射面7を撮像するCCDカメラ5と;CCDカメラ5により撮像された画像と赤外線センサ9により検出された画像の少なくとも一方を表示するモニタ3と;を具備している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は使用者に美容効果等を与える美容装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の美容装置の一例としては、所定波長の光を照射する光照射部と、イオンを発生するイオン発生部と、を具備し、美肌効果を与えるものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2005−168894号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
このような従来の美容装置は、その光照射部と、ユーザの肌や頭皮等の被照射面と、の間隔を適切に保つための手段を具備していないので、その適切な間隔を保てない場合がある。例えば肌等が光照射部から離れ過ぎている場合には、光照射強度が弱過ぎて美肌効果が得難くなる。逆に近接し過ぎる場合には、光照射強度が強過ぎて却って肌に悪影響を与える危険がある。
【0004】
また、光照射により肌のはりや皺、染み、そばかす等が改善された場合でも、その肌質改善効果は直接目視で視認するしか方法がないので、その肌質改善等の美肌効果を簡単かつ詳細に確認し難いという課題もある。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、肌等の被照射面を随時モニタすることができる美容装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る美容装置は、波長400〜450nmまたは波長650〜900nmの波長域に発光ピークを有する発光ダイオードを備え、これら波長域の光を照射する光照射部と;光照射部とその被照射面との距離を検出する距離センサと;被照射面の温度を検出する赤外線センサと;被照射面を撮像する撮像装置と;撮像装置により撮像された画像と赤外線センサにより検出された画像の少なくとも一方を表示する表示装置と;を具備していることを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る美容装置は、光照射部は、白色光を出力する光源を具備していることを特徴とする。
【0008】
請求項3に係る美容装置は、光照射部は、複数の発光ダイオードを環状に配設し、その環状配列の中央部に撮像装置を配設していることを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る美容装置は、撮像装置により撮像された画像に基づいて被照射面の状態を解析し、その解析結果を表示装置に表示させる画像解析装置、を具備していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に係る美容装置によれば、距離センサにより光照射部と肌や頭皮等の被照射面との距離(間隔)を検出できるので、ユーザはこの距離センサの検出効果に基づいて光照射部と肌等の被照射面との間隔(距離)を、美肌効果を得るために適切な間隔に保持することができる。
【0011】
また、ユーザは表示装置により肌等の被照射面をモニタすることができる。このために、被照射面を直接目視せずに、表示装置により、その拡大や縮小画像を簡単かつ詳細に見ることができる。
【0012】
さらに、赤外線センサにより被照射面の温度分布を検出することができる。このために、被照射面のうち、美肌効果に有効な温度部位や害のある温度部位等をモニタにより視認することができる。
【0013】
請求項2に係る美容装置よれば、肌等の被照射面に、光照射部から白色光を照射できるので、被照射面の可視光像を表示装置により表示することができる。このために、表示装置に表示される被照射面の画像表示精度を向上させることができる。
【0014】
請求項3に係る美容装置よれば、環状に配列された複数の発光ダイオードの当該環状配列の中央部に撮像装置を配設しているので、撮像装置の周囲を光照射部により照明することができる。このために、撮像装置により撮像される肌等被照射面の影を低減できるので、その撮像が表示装置に画像として表示される場合の画像表示精度を向上させることができる。
【0015】
請求項4に係る美容装置によれば、撮像装置により撮像された肌等被照射面の画像を解析装置により解析して肌の皺や染みの現状や光照射による美肌効果等の解析結果を、例えば数値等により表示装置でモニタすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、複数の図面中、同一または相当部分には同一符号を付している。
【0017】
図1は本発明の一実施形態に係る美容装置本体の正面図、図2は同美容装置本体を側面で示す美容装置の全体構成図である。
【0018】
これら図1,図2に示すように美容装置1は、例えば円筒状の美容装置本体2と、表示装置の一例であるモニタ3と、を具備している。
【0019】
美容装置本体2は、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の合成樹脂製の円筒体よりなる本体ケース4を有しており、このケース4の軸方向一端面(図2では左端面)である前面4aの中央部には、撮像装置の一例であるCCDカメラ5が配設されている。
【0020】
そして、この本体ケース4の前面4aには、その外周部にて環状の光照射部6を配設してCCDカメラ5の外周を取り囲んでいる。すなわち、光照射部6は、複数の発光ダイオード6a,6a,6a,…を、CCDカメラ5の前面の外周側を同心状に囲むように複数列で周方向に所要のピッチにより配設することにより構成されている。各発光ダイオード6a,6a,…は、その環状配列中央部に対向する被照射面7の中央部に所要光を照射する角度で本体ケース4の前面4aに配設されている。
【0021】
これら発光ダイオード6a,6a,…としては、波長が400〜450nmの青色光を発光するものと、波長が650〜900nmの赤色光〜深色光を発光するものおよび赤〜深赤色〜近赤外線を発光するものと、白色光を発光するものを混在させている。
【0022】
青色光を発光する発光ダイオード6a,6a,…としては、例えばInGaN系を使用し、赤〜深赤色を発光する発光ダイオード6a,6a,…としては例えばAlInGaP系またはAlGaAs系を使用し、赤〜深赤色〜近赤外線を発光する発光ダイオード6a,6a,…としては例えばGaAsP系を使用している。
【0023】
これら発光ダイオード6a,6a,…は、図示しない点灯回路により、肌や頭皮等の所定の被放射面7上の照射照度が30mW/cm以上になるように点灯され、この点灯回路は美容装置本体2内に配設されている。また点灯回路は、白色光と上記2波長領域(400〜4nmと650〜900nm)の一方、または白色光と2波長領域の光を同時に点灯可能に構成されており、これら点灯モードをそれぞれ選択するための選択スイッチ(図示せず)が美容装置本体2の外面に配設されている。
【0024】
そして、美容装置本体2の前面には、環状の光照射部6と、その中央部のCCDカメラ5の前面との間の環状間隙において、距離センサ8と、赤外線センサ9とがCCDカメラ5の上下方向にそれぞれ配設されている。
【0025】
距離センサ8は例えば赤外線を前方の肌や頭皮等の被照射面7に照射し、この被照射面7で反射した反射光を受光して美容装置本体2前面と被照射面7との距離(間隔)を検出するものであり、その検出信号出力端は信号ケーブル11中の第1の信号線11aを介して制御演算回路10の距離センサ信号入力端に接続されている。
【0026】
赤外線センサ9は、赤外線を前方の肌や頭皮等の被照射面7に照射し、この被照射面7で反射した反射光を受光して被照射面7の温度分布を検出するものであり、その検出信号出力端は信号ケーブル11中の第2の信号線11bを介して制御演算回路10の赤外線センサ信号入力端に接続されている。
【0027】
信号ケーブル11は、これら第1,第2の信号線11a,11bの外に、CCDカメラ5の撮像信号出力端を制御演算回路10の撮像信号入力端に接続する第3の信号線11cを具備している。
【0028】
制御演算回路10は、例えばマイクロプロセッサであり、基本的には、CPU,RAM,VIDEO−RAM,ROMを具備している。ROMにはCPUを制御するプログラムが記録されており、CPUはこのプログラムに従って、インプットポートを介してCCDカメラ5からの撮像信号や距離センサ8と赤外線センサ9からの各検出信号等の外部データを取り込み、またはRAMやVIDEO−RAMとの間でデータの授受を行なったりしながら演算処理し、必要に応じてその処理データをアウトプットポートを介してモニタ3に出力するものである。制御演算回路10はCCDカメラ5からの撮像信号に基づいて、その撮像をモニタ3に拡大または縮小可能に表示する機能を具備している。VIDEO−RAMは、CCDカメラ5からの撮像信号が一時的に蓄積されるバッファメモリである。
【0029】
そして、マイクロプロセッサである制御演算回路10は、CPUが距離検出手段、温度分布検出手段および画像解析手段としての機能を実行するためのプログラムをROMに記録してある。
【0030】
距離検出手段は、予め設定されている所定のタイミングで距離センサ8から赤外線を発光させ、その発光から、被照射面7で反射されて再び距離センサ8により受光されるまでの時間を計時することにより、美容装置本体2の前面から肌等の被照射面7までの距離を演算し、さらに、その距離と、予め設定されている最適距離との差等を演算してこれら距離を数値等でモニタ3に表示する機能である。最適距離とは美肌効果を得るために最適な距離である。
【0031】
温度分布検出手段は、予め設定されているタイミングにより赤外線センサ9から赤外線を照射させ、その被照射面7で反射して再び赤外線センサ9により受光された赤外線反射光像を、その温度差を色別等でカラーによりモニタ3に表示させ、被照射面7の温度分布を色別等で表示する機能である。
【0032】
画像解析手段は、CCDカメラ5により撮像された肌や頭皮等の被照射面7の画像信号を解析し、その解析結果をモニタ3に表示するものである。例えば光照射の前後において、画像の輪郭を抽出するエッジ抽出処理等所要の画像処理を行なって画像を認識し、肌の皺や染みを抽出し、その大きさや個数をそれぞれカウントし、モニタ3に表示するものである。
【0033】
そして、美容装置本体2には、その電源をオン/オフするパワースイッチ(図示せず)を具備している。なお、電源は充電可能のバッテリでも、商用電源でもよい。商用電源の場合は、そのAC(交流)電力を直流や所要の電圧に変換する図示しない電源装置を美容装置本体2内に配設している。この電源装置とバッテリは、美容装置本体2内に配設され、発光ダイオード6a,6a,…の点灯回路、距離センサ8、赤外線センサ9およびCCDカメラ5に接続され、これらに所要の電力を給電する。美容装置本体2には、把持可能な図示しないグリップを設けて美容装置本体2を把持可能に構成し、または、美容装置本体2を卓上に設置可能な卓上載置形に成形してもよい。
【0034】
したがって、この美容装置1の美容装置本体2の前面を、肌や頭皮等の所要部位に向けて、図示しないパワースイッチをオン操作すると、光照射部6の全発光ダイオード6a,6a,…、または白色光の発光ダイオード6,6a,…と2波長域(400〜450nm,650〜900nm)の光の少なくとも一方の発光ダイオード6a,6a,…が発光し、これらの光が肌等の被照射面7に照射される。また、距離センサ8と赤外線センサ9から非可視光である赤外線が肌等被照射面7に照射される。
【0035】
このために、距離センサ8で発光した赤外線が肌等の被照射面7に照射され、ここで反射した反射光が再び距離センサ8により受光され、その受光信号が制御演算回路10に入力される。
【0036】
制御演算回路10では、その距離検出手段により、距離センサ8から赤外線が照射されてから、その反射光が再び距離センサ8で受光されるまでの時間を計時して美容装置本体2の前面から肌等の被照射面7までの距離を検出し、モニタ3に数値等で表示する。また、その検出距離は、その最適距離と、その差等と共にモニタ3に表示される。したがって、ユーザはモニタ3を見ることにより、美容装置本体2と被照射面7との現在の距離、その最適距離、その差を視認することができる。このために、ユーザは美容装置本体2と被照射面7との距離を随時、後述する美肌効果等にとって最適な距離に保つことができる。
【0037】
そして、光照射部6の複数の発光ダイオード6a,6a,…から白色光と波長400〜450nmの波長域および波長650〜900nmの波長域の少なくとも一方の光が肌等の被照射面7に30mW/cm以上で照射される。
【0038】
この光照射モードは、白色光および波長400〜450nmの青色光と、白色光および波長650〜900nmの赤〜深赤色、近赤外線がほぼ同時に点灯する全点灯モードと、これら光がそれぞれ個別に点灯する個別点灯モードとがあり、これら点灯(照射)モードは選択スイッチ(図示せず)により選択される。
【0039】
これら点灯(照射)モードの選択により、白色光と波長400〜450nmの青色光が肌や頭皮に照射されると、後者の青色光によりニキビの原因となるアクネ菌を直接または間接的に殺菌し、ニキビを治療することができる。
【0040】
さらに、肌に白色光と波長650〜900nmの光が肌や頭皮に照射される場合には、その照射光中の波長700〜800nmの光により肌の染みが改善され、積極的な肌質の改善効果を奏することができる。
【0041】
さらにまた、波長800〜900nmの近赤外線の照射により、細胞エネルギーの源であるミトコンドリアが活性化され、ひいてはATPの生産が増大して細胞増殖やコラーゲン、エラスチンの増加を促進させることができる。この効果は波長650〜700nmの赤色光によっても同様の効果がある。
【0042】
そして、これら発光ダイオード6a,6a,…の発光は、太陽光と同様に照射強度がレーザ光と比較して弱く連続的であるので、同じ照射エネルギーでも皮膚温度の上昇は緩やかで、熱変性を発生させる60℃以下である。また、放射照度が136mW/cm程度までは、細胞組織の熱変性は発生しないとされている。
【0043】
したがって、この発光ダイオード6a,6a,…の場合、所定の被照射面7における放射照度が30mW/cm以上136mW/cm未満であるので、皮膚の熱変性を防止しつつミトコンドリアを活性化する上記効果を奏することができる。
【0044】
また、白色光の発光ダイオード6a,6a,…からは白色光、すなわち、可視光が照射される一方、赤外線センサ9からは赤外線が被照射面7に照射される。このために、この被照射面7で反射した赤外線反射光を受光し、その受光信号は制御演算回路10に与えられる。
【0045】
制御演算回路10は、その温度分布検出手段により、この赤外線反射光検出信号に基づいて、肌等被照射面7の赤外線像を、可視化してその温度差を色別等によりモニタ3に表示する。このために、この赤外線像をモニタ3で見ることにより被照射面7の温度分布を、色別により容易に視認することができる。
【0046】
そして、CCDカメラ5は白色光等の可視光により照射された被照射面7を撮像し、その撮像信号を制御演算回路10に与える。制御演算回路10はこの撮像信号に基づいて可視光像としてモニタ3に拡大または縮小可能に表示する。この可視光像は温度分布を示す可視化された赤外線像に重ねて表示してもよく、この場合は、可視光像の温度分布をモニタ3上で色別で視認できるので、その温度分布の精度を向上させることができる。
【0047】
また、この可視光像は制御演算回路10の画像解析手段により画像解析されて、肌等被照射面7の皺の本数や染みの個数、これらの大きさがモニタ3に表示される。
【0048】
これら画像解析結果は、光照射部6による光照射の前後において適宜モニタ3により視認することができるので、その光照射によるニキビ治療や肌質の積極的な改善等の美肌効果を目視により確認することができる。
【0049】
また、距離センサ8により光照射部6と肌や頭皮等の被照射面7との距離(間隔)が検出され、モニタ3に表示されるので、ユーザはこの距離センサ8の検出効果をモニタ3により見ることにより、光照射部6と肌等の被照射面7との間隔(距離)が、美肌効果を得るための適切な間隔であるか否かを知ることができる。
【0050】
また、ユーザはモニタ3により肌等の被照射面7をモニタすることができるので、被照射面7を直接目視せずに、モニタ3により、その拡大や縮小画像を簡単かつ詳細に見ることができる。
【0051】
さらに、赤外線センサ9により検出された肌等被照射面7の温度分布を色別された状態でモニタ3により見ることができる。このために、過度の皮膚温度の上昇をモニタ3によりモニタすることができるので、頭髪の過度の温度上昇による脱毛を予防することができる。
【0052】
また、肌等の被照射面7に、光照射部6から白色光を照射できるので、被照射面7の可視光像をモニタ3により表示することができる。このために、モニタ3に表示される被照射面7の画像表示精度を向上させることができる。
【0053】
そして、環状に配列された複数の発光ダイオード6a,6a,…の当該環状配列の中央部にCCDカメラ5を配設しているので、CCDカメラ5の周囲を光照射部6により照明することができる。このために、CCDカメラ5により撮像される肌等被照射面7の影を低減できるので、その撮像がモニタ3に画像として表示される場合の画像表示精度を向上させることができる。
【0054】
また、CCDカメラ5により撮像された肌等被照射面7の画像を制御演算回路10により解析して肌の皺や染みの現状や光照射による美肌効果等の解析結果を、例えば数値等によりモニタ3に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明の一実施形態に係る美容装置本体の正面図。
【図2】図1で示す美容装置本体を側面で示し美容装置の全体構成を示す全体構成図。
【符号の説明】
【0056】
1…美容装置、2…美容装置本体、3…モニタ、4…本体ケース、5…CCDカメラ、6…光照射部、6a…発光ダイオード、7…被照射面、8…距離センサ、9…赤外線センサ、10…制御演算回路。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
波長400〜450nmまたは波長650〜900nmの波長域に発光ピークを有する発光ダイオードを備え、これら波長域の光を照射する光照射部と;
光照射部とその被照射面との距離を検出する距離センサと;
被照射面の温度を検出する赤外線センサと;
被照射面を撮像する撮像装置と;
撮像装置により撮像された画像と赤外線センサにより検出された画像の少なくとも一方を表示する表示装置と;
を具備していることを特徴とする美容装置。
【請求項2】
光照射部は、白色光を出力する光源を具備していることを特徴とする請求項1記載の美容装置。
【請求項3】
光照射部は、複数の発光ダイオードを環状に配設し、その環状配列の中央部に撮像装置を配設していることを特徴とする請求項1または2記載の美容装置。
【請求項4】
撮像装置により撮像された画像に基づいて被照射面の状態を解析し、その解析結果を表示装置に表示させる画像解析装置、
を具備していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の美容装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−6085(P2008−6085A)
【公開日】平成20年1月17日(2008.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−179825(P2006−179825)
【出願日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【出願人】(000003757)東芝ライテック株式会社 (2,710)
【Fターム(参考)】