説明

耐圧試験機

【課題】設備の製造コスト及び設置面積を抑えると共に、製造タクトを抑え、さらに被試験体の耐食を高めた耐圧試験機を提供する。
【解決手段】供給ライン13iと、供給制御弁5と、排出ライン13oと、排出制御弁10と、圧力計6とを備え、排出制御弁10を遮断すると共に供給制御弁5を開放し、所定圧力となったとき供給制御弁5を遮断して、圧力計6で被試験体8内の圧力を検出してアルカリイオン水の漏れを試験するための耐圧試験機20であって、供給ライン13iの上流側にアルカリイオン水を貯留するタンク12を設けると共に、排出ライン13oをタンク12に接続して循環ライン13を構成し、供給制御弁5と排出制御弁10とを開放することで、アルカリイオン水を循環ライン13に循環させて被試験体8内の洗浄を行えるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホースとホース用継手や鋼管等のアッセンブリー品、またそれら単品の漏れを検知するための耐圧試験機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
自動車のブレーキホースのようにホースとホース用継手や鋼管等のアッセンブリー品、またそれら単品について、内面洗浄と耐圧試験を実施する場合は、図3に示すように内面洗浄機1と耐圧試験機2とをそれぞれ準備し、別の設備で実施している。例えば特許文献1には、パイプの内面を洗浄するための内面洗浄装置が開示されており、特許文献2には、屋内消火栓ホースの劣化を点検するための耐圧試験機が開示されている。
【0003】
図4に従来の耐圧試験機2の液体回路図を示す。耐圧試験機2は、水などの流体が流れる供給ライン13iに上流側より高圧ポンプ3、フィルター4、供給制御弁5、圧力計6、ホース等の被試験体8の前部に接続されてシールする接続部7が取り付けられ、排出ライン13oに被試験体8の後部に接続されてシールする接続部9、排出制御弁10が取り付けられて構成される。耐圧試験の方法は、最初に被試験体8の両端を接続部7,9でシールして耐圧試験機2に取り付け、被試験体8より上流側の供給制御弁5を開き、下流側の排出制御弁10を閉じる。次に高圧ポンプ3を起動して供給ライン13iに流体を流して被試験体8内に充填し、圧力計6の圧力が規定圧力まで昇圧したら供給制御弁5を閉じ、高圧ポンプ3を停止し、タイマーを起動させて圧力計6の圧力変動を見ながら被試験体8から流体の漏れが生じているか否かの耐圧試験を行う。タイマーで設定した耐圧試験時間が経過した後は、供給制御弁5及び排出制御弁10をそれぞれ開き、被試験体8内の流体を排出ライン13oから排出して耐圧試験の終了となる。
【0004】
また、ホース用継手や、ホースと一体化された鋼管等の金属部品の耐食が必要な場合は、耐圧試験流体に油やアルコール等の錆が発生しない流体を用いるか、または耐圧試験流体に水を用いた場合は耐圧試験終了後、速やかに内面脱水を行い、ホース用継手や、鋼管の内面の水を完全に除去する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平7−24429号公報
【特許文献2】特開2004−65739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来方式では、被試験体8の内面を洗浄する内面洗浄機1と被試験体8の漏れを検知する耐圧試験機2とが別々の設備となっているため、下記のような問題点がある。
(1)設備を2台設置して作業を行うため、設備投資額が高くなる。
(2)設備を2台設置するための作業スペースが必要になる。
(3)内面洗浄機1と耐圧試験機2との間で、被試験体8の脱着が必要になり、製造タクトが悪くなる。特に製品長さが1mを超えるような被試験体8の場合、被試験体8の脱着、設備間の搬送に時間が取られ、タクトタイムが長くなる。
(4)耐圧試験流体に油やアルコールを用いた場合は、油やアルコールがホースや金具内面に残らないような工程が必要となる。また耐圧試験流体に水を用いた場合は、内面脱水で鋼管及びホース用継手内部の水が完全に脱水できないと、内面が錆びる可能性がある。鋼管及びホース用継手の内面は、めっきによる耐食を実施しても形状により内面にめっきが十分に乗らない場合もあり、内面に水が残っていると内面に錆が発生する危険が高い。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、設備の製造コスト及び設置面積を抑えると共に、製造タクトを抑え、さらに被試験体の耐食を高めた耐圧試験機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために本発明の耐圧試験機は、中空状の被試験体にアルカリイオン水をポンプで供給するための供給ラインと、前記供給ラインに設けられ、被試験体へのアルカリイオン水の供給を開放/遮断する供給制御弁と、前記被試験体からアルカリイオン水を排出する排出ラインと、前記排出ラインに設けられ、前記被試験体からのアルカリイオン水の排出を開放/遮断する排出制御弁と、前記被試験体内の圧力を検出する圧力計とを備え、前記排出制御弁を遮断すると共に前記供給制御弁を開放し、前記圧力計の検出値が所定圧力となったとき前記供給制御弁を遮断して、前記被試験体内に所定圧力でアルカリイオン水を充填した後、前記圧力計で前記被試験体内の圧力を検出して前記被試験体からアルカリイオン水の漏れが生じているか否かを試験するための耐圧試験機であって、前記供給ラインの上流側にアルカリイオン水を貯留するタンクを設けると共に、前記排出ラインを前記タンクに接続して循環ラインを構成し、前記供給制御弁と前記排出制御弁とを開放することで、アルカリイオン水を前記循環ラインに循環させて前記被試験体内の洗浄を行えるようにしたことを特徴とする。
【0009】
また前記排出ラインには、アルカリイオン水の流量を計測する流量計が設けられるのが好ましい。
【0010】
また前記タンクには、アルカリイオン水生成装置が接続されると共に排出管が接続され、アルカリイオン水の供給と排出を切り換えて前記タンク内のアルカリイオン水のpH値が所定範囲内に調整されるのが好ましい。
【0011】
また前記供給制御弁の上流側と前記排出制御弁の下流側には、フィルターが設けられるのが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
本発明の耐圧試験機によれば、設備の製造コスト及び設置面積を抑えると共に、製造タクトを抑え、さらに被試験体の耐食を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は、本発明の実施形態による耐圧試験機の概略図である。
【図2】図2は、本発明の実施形態による耐圧試験機の流体回路図である。
【図3】図3は、内面洗浄器と耐圧試験機を示した模式図である。
【図4】図4は、従来の耐圧試験機の流体回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお従来と同様な機能を有するものは同一の符号を付して説明する。
【0015】
図1に示すように耐圧試験機20は、床面23に設置され、ホースなど中空状の被試験体8(ホースとホース用継手や鋼管等のアッセンブリー品、またそれら単品からなる部材)を取り付ける本体21と、所定のpH値のアルカリイオン水を生成するアルカリイオン水生成装置11と、アルカリイオン水を貯留するタンク12と、アルカリイオン水を加圧するためのポンプ3(図2参照)を有する水圧発生器30と、耐圧試験時に被試験体8内のアルカリイオン水の圧力を計測する圧力計6と、作動状態を表示する状態表示盤22とを備えている。
【0016】
アルカリイオン水生成装置11は、例えば陽極と陰極との間にイオン透過膜を有する電解槽(図示せず)からなり、注入管13a(図2参照)を介して注入される工業用水等の水をpH値8〜11のアルカリイオン水に生成するようになっている。工業用水にはミネラル分が含まれているため、イオン透過膜を介して通電することにより所定のpH値(pH10)のアルカリイオン水を生成できる。アルカリイオン水生成装置11とタンク12との間は、図2に示すように接続管13bで接続されており、アルカリイオン水生成装置11で生成されたアルカリイオン水は、接続管13bを介してタンク12に貯留される。またタンク12には、排出管13cが取り付けられている。
【0017】
耐圧試験機20には、図2に示すようにタンク12内のアルカリイオン水を被試験体8に供給する供給ライン13iと、アルカリイオン水を被試験体8から排出する排出ライン13oとが設けられ、この排出ライン13oをタンク12に接続して循環ライン13が構成されている。供給ライン13iには、上流側よりタンク12、ポンプ3、アルカリイオン水の不純物を除去するフィルター4、被試験体8へのアルカリイオン水の供給を開放/遮断する供給制御弁5、圧力計6、被試験体8の前金具(図示せず)に接続されて被試験体8をシールする接続部7とが設けられている。排出ライン13oには、被試験体8の後金具(図示せず)に接続されて被試験体8をシールする接続部9、被試験体8からのアルカリイオン水の排出を開放/遮断する排出制御弁10、被試験体8の中にある異物などの不純物を除去するフィルター16、所定の流量を計測する流量計17とが設けられている。
【0018】
このため、耐圧試験機20は、ポンプ3を運転することにより、タンク12内のアルカリイオン水が循環ライン13上をフィルター4、供給制御弁5、接続部7を介して被試験体8に供給され、供給されたアルカリイオン水は被試験体8から接続部9、排出制御弁10、フィルター16、流量計17を介して再びタンク12内に戻るようになっている。
【0019】
供給制御弁5及び排出制御弁10は、後述するように被試験体8の洗浄時には、被試験体8内にアルカリイオン水を流すために開放し、被試験体8の耐圧試験時には、被試験体8内にアルカリイオン水を密閉するために遮断するもので、例えば電磁弁や手動で切り替える切替弁を使用することができる。流量計17は、被試験体8の洗浄時にアルカリイオン水の流量を計測し、被試験体8の洗浄工程を管理するようになっている。ポンプ3は、例えば、少なくともアルカリイオン水を20MPa加圧可能なプランジャーポンプなどからなる高圧ポンプである。タンク12内のアルカリイオン水がポンプ3により所定の圧力をもって循環ライン13上を流れて、再びタンク12に戻る。
【0020】
またタンク12には、図示していないがpH値を測定する濃度計(pH測定器)が設けられており、pH測定器で測定されるpH値が所定のpH値から所定範囲を超えて低下したか否かを判別し、低下が所定範囲内であるとき、タンク12内のアルカリイオン水の循環を維持し、低下が所定範囲を超えているとき、タンク12内のアルカリイオン水を排出管13cから排出するようになっている。そしてタンク12内のアルカリイオン水が排出管13cから排出されたら、再びアルカリイオン水生成装置11よりアルカリイオン水をタンク12に供給する。
【0021】
次に、このように構成された耐圧試験機20を用いて被試験体8の内面を洗浄する場合と、被試験体8の耐圧試験を行う場合について説明する。本実施形態では、最初に被試験体8の内面の洗浄を行い、次に被試験体8の耐圧試験を実施する。
【0022】
先ず、被試験体8の内面を洗浄する場合について述べると、最初に被試験体8の両端部を接続部7,9でシールして耐圧試験機20に取り付け、アルカリイオン水生成装置11で生成されたアルカリイオン水を接続管13bを介してタンク12に貯留する。
【0023】
次に、供給制御弁5及び排出制御弁10を開放し、ポンプ3を運転する。ポンプ3によりタンク12内のアルカリイオン水(洗浄水)が供給ライン13i上を流れ、フィルター4で不純物が濾過され、濾過されたアルカリイオン水が供給制御弁5、接続部7を介して被試験体8内を流れ、アルカリイオン水により被試験体8の内面が洗浄される。
【0024】
被試験体8の洗浄を行ったアルカリイオン水は、接続部9、排出制御弁10を介して排出ライン13oを流れ、フィルター16で被試験体8の中にある異物等の不純物が濾過され、流量計17を経て、再びタンク12に戻される。この際、流量計17でアルカリイオン水の流量を計測し、洗浄水の液量と洗浄時間で洗浄工程の管理を実施する。流量計17で所定の流量が計測されるまでポンプ3でアルカリイオン水を供給しながら、アルカリイオン水を循環ライン13(供給ライン13i、排出ライン13o)に循環させて被試験体8の内面を洗浄する。
【0025】
アルカリイオン水はフィルター4,16で濾過されるので、アルカリイオン水を再利用でき、被試験体8の内面を繰り返し洗浄することができる。タンク12内の濃度計(図示省略)で測定されるpH値が所定範囲内であるとき、アルカリイオン水は繰り返し使用される。そしてpH値の低下が所定範囲を超えたときは、タンク12内のアルカリイオン水を排出管13cより排出し、再びアルカリイオン水生成装置11よりアルカリイオン水をタンク12に供給する。
【0026】
ここで、被試験体8内面に詰り、変形があればアルカリイオン水の流量が変化するため、流量計17の流量により被試験体8内面の詰り、変形の確認も行うことができる。
【0027】
次に、被試験体8の耐圧試験を実施する。耐圧試験を実施する場合、段取り替えすることなく洗浄時の状態のままであり、被試験体8の取り外し(脱着)は不要である。
【0028】
最初に排出制御弁10を遮断すると共に供給制御弁5を開放し、ポンプ3を運転して被試験体8内にアルカリイオン水を充填する。なおポンプ3は、洗浄時から稼動したままでもよい。被試験体8内にアルカリイオン水が充填され、圧力計6の検出値が所定圧力(規定圧力)まで高まったことを確認した後、供給制御弁5を遮断し、ポンプ3の運転を停止する。
【0029】
これによって、供給制御弁5と排出制御弁10との間にアルカリイオン水が規定圧力をもったままで保持されることになる。その状態でタイマー(図示省略)を起動させ、被試験体8の耐圧試験を行う。すなわち、その状態で被試験体8に漏れの箇所があるか否かを目視でチェックし、また圧力計6が示す圧力に変動(減少)があるか否かを状態表示盤22の表示を見ながら調べる。このとき、圧力計6の圧が低下するようなら被試験体8のいずれかからアルカリイオン水が漏れていることであり、異常品と判定し、これを状態表示盤22が表示し、例えばブザーが鳴るようになっている。異常品を取り外し、警報を解除する。圧力が低下することがないようであれば良品であると判定する。
【0030】
タイマーの設定時間が満了した後は、排出制御弁10を開放してから供給制御弁5を開放し、被試験体8の圧力を落とし、内部のアルカリイオン水を排出ライン13oを経てタンク12に戻す。試験流体は錆の発生しにくいアルカリイオン水を用いているため、試験後の脱水が不完全であったとしても、被試験体8内面に錆が発生する可能性が低い。またアルカリイオン水は、タンク12から試験流体として繰り返し使用されるが、定期的に新しいアルカリイオン水と交換する。
【0031】
このように本発明の耐圧試験機20は、被試験体8内面の洗浄と耐圧試験とが同系統の循環ライン13(供給ライン13i、排出ライン13o)で行われ、洗浄時は、供給制御弁5と排出制御弁10を開放してタンク12内のアルカリイオン水を循環ライン13上を循環させて被試験体8内面の洗浄を行い、耐圧試験時は、排出制御弁10を閉塞して被試験体8内のアルカリイオン水が規定圧力となったとき、供給制御弁5を閉塞すると共にポンプ3の運転を停止して被試験体8からアルカリイオン水の漏れがあるかどうかを検知して被試験体8の耐圧試験を行う。
【0032】
また本発明の耐圧試験機20は、所定のpH値のアルカリイオン水をタンク12に貯留し、このタンク12から供給されるアルカリイオン水で被試験体8の内面を洗浄し、この洗浄に使用したアルカリイオン水をそのまま被試験体8の耐圧試験に使用しているため、1台の装置で被試験体8の内面を洗浄できると共に耐圧試験を行うことができる。
【0033】
なお、これまで被試験体8の内面洗浄の後に耐圧試験を実施する場合について説明したが、被試験体8の耐圧試験の後に内面洗浄を実施しても問題はない。
【0034】
以上説明したように本発明の耐圧試験機によれば、1台で被試験体の内面洗浄と耐圧試験の2つの工程を実施することが可能となり、設備製造コストの低減、設備設置面積の低減、製造タクトの低減を図ることができる。
【0035】
また本発明の耐圧試験機によれば、ホースとホース用継手や鋼管等のアッセンブリー品、またそれら単品の内面洗浄・耐圧試験の際にアルカリイオン水を用いているので、内面洗浄・耐圧試験後に脱水工程が不十分でも、ホース用継手や鋼管の内部に錆が発生する可能性が低くなっている。
【0036】
また本発明の耐圧試験機によれば、アルカリイオン水を循環させて繰り返し使用しているため、その都度排出していた従来方式に比べて環境に優しい。
【符号の説明】
【0037】
3 高圧ポンプ(ポンプ)
4,16 フィルター
5 供給制御弁
6 圧力計
8 被試験体
10 排出制御弁
11 アルカリイオン水生成装置
12 タンク
13 循環ライン
13c 排出管
13i 供給ライン
13o 排出ライン
17 流量計
20 耐圧試験機

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中空状の被試験体にアルカリイオン水をポンプで供給するための供給ラインと、前記供給ラインに設けられ、被試験体へのアルカリイオン水の供給を開放/遮断する供給制御弁と、前記被試験体からアルカリイオン水を排出する排出ラインと、前記排出ラインに設けられ、前記被試験体からのアルカリイオン水の排出を開放/遮断する排出制御弁と、前記被試験体内の圧力を検出する圧力計とを備え、前記排出制御弁を遮断すると共に前記供給制御弁を開放し、前記圧力計の検出値が所定圧力となったとき前記供給制御弁を遮断して、前記被試験体内に所定圧力でアルカリイオン水を充填した後、前記圧力計で前記被試験体内の圧力を検出して前記被試験体からアルカリイオン水の漏れが生じているか否かを試験するための耐圧試験機であって、
前記供給ラインの上流側にアルカリイオン水を貯留するタンクを設けると共に、前記排出ラインを前記タンクに接続して循環ラインを構成し、
前記供給制御弁と前記排出制御弁とを開放することで、アルカリイオン水を前記循環ラインに循環させて前記被試験体内の洗浄を行えるようにしたことを特徴とする耐圧試験機。
【請求項2】
前記排出ラインには、アルカリイオン水の流量を計測する流量計が設けられる請求項1記載の耐圧試験機。
【請求項3】
前記タンクには、アルカリイオン水生成装置が接続されると共に排出管が接続され、アルカリイオン水の供給と排出を切り換えて前記タンク内のアルカリイオン水のpH値が所定範囲内に調整される請求項1記載の耐圧試験機。
【請求項4】
前記供給制御弁の上流側と前記排出制御弁の下流側には、フィルターが設けられる請求項1記載の耐圧試験機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−42275(P2012−42275A)
【公開日】平成24年3月1日(2012.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−182281(P2010−182281)
【出願日】平成22年8月17日(2010.8.17)
【出願人】(000005120)日立電線株式会社 (3,358)
【Fターム(参考)】