説明

耐腐食耐酸化被覆層を形成する方法及び装置並びにかかる被覆層を形成した部品

本発明は、部品に耐腐食耐酸化被覆層を形成する方法に関するものである。本発明によれば、バインダを含有すると共に金属材料として少なくとも1種類のプラチナ族金属を専ら含有するペーストを部品に塗布する。そして、そのペーストの乾燥固化を行った後に、そのペーストにより被覆層が形成された部品にアルミナイジング処理を施す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前提部分に記載した種類の耐腐食耐酸化被覆層を形成する方法に関する。本発明は更に、請求項14の前提部分に記載した種類の耐腐食耐酸化被覆層を形成する装置、並びに、請求項17の前提部分に記載した種類のかかる被覆層を形成した部品に関する。
【背景技術】
【0002】
例えばガスタービンの部品などのように高温下で動作する部品は、その部品の表面が、強い腐食性及び酸化性を有する環境に曝される。ガスタービンの場合であれば、そのような部品は、例えばニッケル基超合金やコバルト基超合金などで製作するようにしている。そして更に、その部品を腐食、酸化、ないしは更に侵食から保護するために、金属粉体を用いてその部品の表面に被覆層を形成するようにしている。
【0003】
特許文献1に、耐腐食性及び耐酸化性を備えたスラリー層(泥漿層)を形成する方法が記載されている。同公報に記載されている方法では、先ず、バインダ溶液中に、出発材料としての粉体(出発粉体)と、添加材料としての粉体(添加粉体)とを混合して、スリップ材料(泥漿材料)を調製する。出発粉体は、アルミニウムまたはクロムを含有するものとし、添加粉体は、アルミニウム、プラチナ、パラジウム、またはケイ素のうちの少なくとも1つを含有するものとしているが、ただし、出発粉体がアルミニウムのみを含有するものである場合には、添加粉体はアルミニウムを含有しないものとしている。また、同公報に記載されている方法では、こうして調製したスリップ材料を、部品に塗布して乾燥固化するようにしている。乾燥固化したならば、続いて熱処理を施して、スリップ材料を部品の中へ拡散浸透させて、スリップ層を形成する。従って、この特許文献1に記載されている方法では、先ず、添加粉体と出発粉体とを混合し、そして、異なった金属群の金属材料を含有するその混合物を1回の工程で部品に塗布するようにしている。
【0004】
【特許文献1】ドイツ特許第198 07 686号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明はかかる事情に鑑み成されたものであり、本発明の課題は、耐腐食耐酸化被覆層を形成する新規な方法及び新規な装置、並びに、かかる被覆層を形成した部品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題は、本明細書の冒頭に記載した種類の方法に、請求項1の特徴部分に記載した特徴を付加することにより達成される。
【0007】
本発明によれば、耐腐食耐酸化被覆層を形成する方法は、バインダを含有すると共に金属材料として少なくとも1種類のプラチナ族金属を専ら含有するペーストを調製するステップと、好ましくは前記ペーストを希釈するステップと、しかる後に、好ましくは希釈した前記ペーストを前記部品に塗布するステップと、それに続く、前記ペーストが塗布された前記部品に乾燥固化及び熱処理を施すステップと、しかる後に、前記ペーストにより被覆層が形成された前記部品にアルミナイジング処理を施すステップとを含むものである。
【0008】
先に説明した従来の方法と異なり、本発明に係る方法によれば、第1の工程において、金属材料として専らプラチナ族金属を含有するペーストを部品に塗布し、そして、ペーストが塗布された部品に乾燥固化及び熱処理を施した後に、第2の工程において、前記ペーストにより被覆層が形成された前記部品にアルミナイジング処理を施すようにしている。本発明における重要な特徴として、1つには、適切なペーストを選択しているということがあり、もう1つには、アルミナイジング処理を独立した工程で実行するようにしているということがある。そして、以上のようにして形成した被覆層は、タービン翼を酸化及び腐食から、また特に硫化や高温腐食から、効果的に防護し得るものであることが確認された。
【0009】
本発明の特に有利な実施の形態における特徴の1つに、前記ペーストが、バインダを含有すると共に金属材料として専らプラチナ及び/またはパラジウムを含有するものであるということがある。また、特に好ましいのは、前記ペーストが、希釈されていない状態において、25〜35重量%のパラジウムと、25〜35重量%のプラチナと、15〜25重量%のテルピネオールと、10〜20重量%の樹脂(ロジン)と、1〜5重量%のテルペンチンとを含有するものとすることである。
【0010】
本発明に係る耐腐食耐酸化被覆層を形成する装置は、独立請求項である請求項14に記載した特徴を備えたものである。本発明に係る部品は、独立請求項である請求項17に記載した特徴を備えたものである。
【0011】
本発明の特に好適な更なる特徴として、従属請求項に記載した様々な特徴があり、それらについては以下の説明の中で明らかにして行く。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下に本発明に係る方法の具体的な実施の形態について詳細に説明して行くが、ただし本発明は、以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
【0013】
部品に耐腐食耐酸化被覆層を形成するために、その部品の表面のうちの被覆層を形成すべき領域にブラスト加工を施して、その部品の当該領域を露出金属表面とする。ただし、露出金属表面とするための方法は、ブラスト加工に限られものではなく、その他の方法を用いてもよい。
【0014】
また、以下に説明するようにして、ペーストを調製する。このペーストは、バインダを含有すると共に、金属材料として少なくとも1種類のプラチナ族金属を専ら含有するものである。
【0015】
このペーストは、その1つの具体例を挙げるならば、例えば、バインダとしてテルピネオールを含有すると共に、金属材料としてプラチナのみを含有する、高純度のプラチナ・ペーストとしてもよい。そのような高純度のプラチナ・ペーストの組成は、85〜90重量%のプラチナと、10〜15重量%のテルピネオールとを含有するものとするとよい。
【0016】
ただし更に好ましいのは、プラチナ・パラジウム・ペーストを用いることである。プラチナ・パラジウム・ペーストの組成は、25〜35重量%のパラジウムと、25〜35重量%のプラチナと、25〜35重量%のα−テルピネオールと、10〜20重量%の樹脂と、1〜5重量%のテルペンチンとを含有するものとするとよい。
【0017】
続いて、ペーストを部品に塗布する。ただし、その際には、ペーストを希釈した上で塗布するようにすることが好ましい。ペーストを希釈して、低濃度で低粘度のペーストとすることによって、より良好に部品に塗布できるようになる。希釈剤としては、例えば、テルペンチンオイル(テレピン油)などが適している。希釈されていない状態にあるペースト5グラムにつき、2〜4ミリリットルのテルペンチンオイルを加えて希釈するとよく、加える量を2.5〜3ミリリットルとすればなお好ましい。
【0018】
ペーストの塗布は、吹き付け法、刷毛塗り法、ドブ漬け法、流動浸漬法、注ぎ掛け法、または、シルクスクリーン法などによって実行する。部品にペーストを塗布する方法を決定する要因の1つに、部品の表面のいかなる領域にペーストを塗布するのかということがある。もし、部品の表面の全領域にペーストを塗布するのであれば、ドブ漬け法を用いるのもよい。一方、部品の表面の特定領域にのみペーストを塗布するのであれば、吹き付け法や刷毛塗り法を用いるとよい。
【0019】
部品の表面の全領域または特定領域にペーストを塗布したならば、そのペーストを乾燥固化し、更にそれに続いて熱処理を施す。この熱処理は、ペーストの金属成分を部品に拡散浸透させるための処理である。この熱処理は、例えば、従来公知の拡散アニール法や、真空アニール法などにより実行すればよい。
【0020】
以上のペーストの塗布、乾燥固化、及び熱処理(拡散浸透処理)を、ペーストの金属材料によって、即ち、プラチナ及び/またはパラジウムによって、部品の表面に所定ないし所望の被覆層が形成されるまで反復して実行する。
【0021】
また更に、以上の塗布、乾燥固化、及び熱処理を反復して実行する際に、使用するペーストを別の種類のものに替えるようにしてもよい。そうする場合には、例えば、初回実行工程では専らプラチナを含有するペーストを使用し、それに続く第1回目の反復実行工程ではプラチナ及びパラジウムを含有するペーストを使用し、その次の第2回目の反復実行工程では専らパラジウムを含有するペーストを使用するようにする。このように、工程を反復して実行する際に、夫々に適当な種類のペーストを選択するようにし、それらペーストを組合せて使用することによって、形成する被覆層を高精度で調節することができる。
【0022】
ペーストの乾燥固化及びペーストの金属成分を部品に拡散浸透させる処理が完了したならば、続いて、ペーストにより被覆層が形成された部品にアルミナイジング処理を施し、即ち、ペーストにより被覆層が形成された部品に更にアルミニウム被覆層を形成する。このアルミナイジング処理は、気体拡散アルミナイジング法や、粉体充填アルミナイジング法などにより実行すればよい。これらのアルミナイジング法は、当業者には周知の方法である。尚、ペーストの塗布、乾燥固化、及びペーストが塗布された部品の熱処理を、反復して実行する場合には、必要回数の反復実行を全て完了した後に、アルミナイジング処理を施すようにする。
【0023】
アルミナイジング処理は、例えば、図1に示したようにして実行するとよい。図1は、ペーストにより被覆層が形成された部品10が、本発明に係る装置11の中に装填されているところを示した図である。この図示例において、部品10は、タービン翼である。被覆層を形成するのは、このタービン翼の表面のうちのいわゆるダンパ・ポケット領域12である。図1に示したように、タービン翼の翼体部13は、本発明に係る装置11から下方へ突出しており、一方、このタービン翼のダンパ・ポケット領域12は、このダンパ・ポケット領域12に続く翼根部14と共に、本発明に係る装置11の中に位置している。
【0024】
アルミニウム被覆層をこれから形成する領域であるこの部品10のダンパ・ポケット領域12には、この時点で既に、上述したペーストが塗布されており、このダンパ・ポケット領域12は、アルミナイジング用ペースト15により囲繞されている。アルミナイジング用ペースト15は、遮蔽用粉体16で覆われている。遮蔽用粉体16は、Alの粉体であり、それに活性剤を混合してある。活性剤を混合したのは、アルミナイジング処理の実行中に失われる活性剤を、補給できるようにするためである。アルミナイジング処理は、保護ガス雰囲気中で、700℃〜1150℃の温度で実行する。保護ガス又は不活性ガスとしては、例えば、アルゴン又はヘリウムを使用することができる。図1に示したアルミナイジング処理は、粉体充填アルミナイジング法によるものである。アルミニウム被覆層を形成しようとしているタービン翼10は、翼根部14を上方へ向けて装置11の中に装填されており、そのため、アルミナイジング用ペースト15及び遮蔽用粉体16は、重力によって、アルミニウム被覆層を形成すべきタービン翼10のダンパ・ポケット領域12に作用するようになっている。
【0025】
本発明に係る装置11は、金属板製の気密型の容器として製作されており、この容器には、その底部に、タービン翼の翼体部13を突出させるための貫通孔が形成されている。この容器の中にタービン翼10を装填し、そして、アルミナイジング用ペースト15と、活性剤を混合した遮蔽用粉体16とを、この容器の中に投入する。それらの投入は、図1では装置10の側方に並べて図示した、充填機構17によって行われる。
【0026】
図中、タービン翼の翼体部13の下方に、非常に簡略化した平面図で示したのは、3台の装置10であり、それら装置10は、それらの一側に近接して配設されているコンベア機構18によって、矢印19で示した搬送方向へ搬送され、夫々が異なったステーション20、21、及び22を通過して搬送される。図示例の充填機構17は、図中に矢印23で表したように、ステーション20の領域に配設されている。また、搬送方向における、この充填機構17より下流側に、保護ガス雰囲気中でアルミナイジング処理を実行するための処理炉(不図示)が配置されている。
【0027】
以上から明らかなように、本発明の概念の1つは、耐腐蝕耐酸化被覆層を形成するために、先ず、第1の工程において、バインダを含有すると共に金属材料として専らプラチナ族金属を含有するペーストを部品に塗布し、しかる後に、第2の工程において、アルミナイジング処理を施すようにしたことにある。尚、このペーストは、希釈して低濃度のものとすることが好ましいため、第1の工程を反復して実行するようにすることが好ましい。
【0028】
また、金属材料として1種類または2種類以上のプラチナ族金属を含有するこのペーストは、電解メッキ法によって被覆するものではなく、刷毛塗り法、吹き付け法、等々の方法を用いて被覆(塗布)することにより、いわゆるスリップ層を形成するものである。この方法は、低コストで実施することができるため、製造技術上の利点をもたらすものである。
【0029】
本発明に関して特筆すべきもう1つの点として、タービン翼の所定の領域にのみペーストを塗布するということがあり、例えば、タービン翼の表面上の主流に曝されない領域にのみペーストを塗布するようにする。また、その場合に、タービン翼のいわゆるダンパ・ポケット領域に、本発明に係る被覆層を形成すれば、硫化や高温腐食に対する非常に効果的な防護が可能となる。また、同様にして、ガスタービンのタービン翼の冷却用流路の流通空間についても、硫化に対する良好な防護が可能になる。
【図1】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
部品に耐腐食耐酸化被覆層を形成する方法において、
a)バインダを含有すると共に金属材料として少なくとも1種類のプラチナ族金属を専ら含有するペーストを調製するステップと、
b)前記ペーストを前記部品の少なくとも一部の領域に塗布するステップと、
c)その少なくとも一部の領域に前記ペーストが塗布された前記部品に乾燥固化及び熱処理を施すステップと、
d)しかる後に、少なくとも一部の領域に前記ペーストにより被覆層が形成された前記部品の少なくとも一部の領域に、アルミナイジング処理を施すステップと、
を有することを特徴とする方法。
【請求項2】
前記ペーストを希釈して低濃度のペーストとした上で塗布することを特徴とする請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記ペーストが、金属材料として専らプラチナ及び/またはパラジウムを含有することを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
【請求項4】
前記ペーストが、金属材料として専らプラチナを含有し、バインダとしてテルピネオールを含有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の方法。
【請求項5】
前記ペーストが、金属材料として専らプラチナ及びパラジウムを含有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の方法。
【請求項6】
前記ペーストが、希釈されていない状態において、
25〜35重量%のパラジウムと、
25〜35重量%のプラチナと、
15〜25重量%のテルピネオールと、
10〜20重量%の樹脂と、
1〜5重量%のテルペンチンと、
を含有することを特徴とする請求項5記載の方法。
【請求項7】
前記ペーストをテルペンチンオイルにより希釈して低粘度のペーストとすることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の方法。
【請求項8】
吹き付け法、刷毛塗り法、ドブ漬け法、流動浸漬法、または、シルクスクリーン法により前記ペーストを前記部品に塗布することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の方法。
【請求項9】
前記部品にブラスト加工を施した後に前記ペーストを塗布することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項記載の方法。
【請求項10】
その少なくとも一部の領域に前記ペーストが塗布された前記部品に前記熱処理を施すことにより、前記ペーストが含有する前記金属材料を前記部品に拡散浸透させることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項記載の方法。
【請求項11】
前記部品に所定のプラチナ及び/またはパラジウムの被覆層が形成されるまで前記ステップa)及び前記ステップb)を反復して実行し、しかる後に、前記アルミナイジング処理を実行することを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項記載の方法。
【請求項12】
前記部品がガスタービンのタービン翼であり、前記ペーストを前記タービン翼の主流に曝されない領域に塗布することを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項記載の方法。
【請求項13】
主流に曝されない前記領域が前記タービン翼のダンパ・ポケット領域であることを特徴とする請求項12記載の方法。
【請求項14】
タービン翼のダンパ・ポケット領域に被覆層を形成する場合などに用いる、ガスタービンの部品(10)に耐腐食耐酸化被覆層を形成する装置において、
その少なくとも一部の領域にペーストが塗布された部品(10)を収容する容器を備えており、該容器は、該容器に投入されるアルミナイジング用ペースト(15)及び遮蔽用粉体(16)が、重力下で、前記部品(10)の被覆層を形成すべき領域(12)に作用するようにして、前記部品(10)が該容器の中に装填されるようにしたものであることを特徴とする装置。
【請求項15】
前記容器は底部に貫通孔が形成されており、前記部品(10)がタービン翼である場合に、該タービン翼の翼体部(13)が前記貫通孔を介して下方へ突出する一方で、被覆層を形成すべき該タービン翼のダンパ・ポケット領域(12)が、翼根部(14)と共に、前記容器の中に位置するようにしてあることを特徴とする請求項14記載の装置。
【請求項16】
前記容器が該容器の中に装填された前記部品(10)と共にそこを通過して搬送されるステーション(20)の領域に、前記アルミナイジング用ペースト(15)及び前記遮蔽用粉体(16)を該容器の中に投入するための充填機構(17)が配設されていることを特徴とする請求項14又は15記載の装置。
【請求項17】
ガスタービンのタービン翼などの、耐腐食耐酸化被覆層が形成された部品において、
前記被覆層が、前記部品の少なくとも一部の領域に塗布された少なくとも1種類のプラチナ族金属を含有するペーストにより形成されたものであり、前記部品の前記ペーストにより被覆層が形成された領域にアルミナイジング被覆層が形成されていることを特徴とする部品。
【請求項18】
前記ペーストが、バインダを含有すると共に、金属材料として専らプラチナ及び/またはパラジウムを含有するものであることを特徴とする請求項17記載の部品。
【請求項19】
前記ペーストが、金属材料として専らプラチナを含有し、バインダとしてテルピネオールを含有するものであることを特徴とする請求項18記載の部品。
【請求項20】
前記部品が、ガスタービンのタービン翼であり、該タービン翼の主流に曝されない領域に前記ペーストが塗布されることを特徴とする請求項17乃至19の何れか1項記載の部品。
【請求項21】
前記被覆層が、請求項1乃至13の何れか1項記載の方法により形成されたものであることを特徴とする請求項17乃至20の何れか1項記載の部品。

【公表番号】特表2007−506859(P2007−506859A)
【公表日】平成19年3月22日(2007.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−517955(P2006−517955)
【出願日】平成16年7月3日(2004.7.3)
【国際出願番号】PCT/DE2004/001425
【国際公開番号】WO2005/007922
【国際公開日】平成17年1月27日(2005.1.27)
【出願人】(391028384)エムテーウー・アエロ・エンジンズ・ゲーエムベーハー (26)
【住所又は居所原語表記】DACHAUER STRASSE 665,80995 MUENCHEN,GERMANY
【Fターム(参考)】