説明

肝臓X受容体のモジュレーターとしてのイミダゾ[1,2−b]ピリダジン化合物

本発明は一般に、式(I)を有するイミダゾ[1,2−b]ピリダジンをベースとする肝臓X受容体(LXR)のモジュレーター、および関連する方法に関し、式(I)式中、Rは、C〜C10アリールまたは5〜10個の原子を含むヘテロアリールであり、それらの各々は、(i)1個のRで置換されており、かつ(ii)1〜5個のRで置換されていてもよく、R、R、R、R、R、およびRは、本明細書において定義されている。
【化1】





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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)を有する化合物
【化1】

[式中、
は、
(i)水素、または
(ii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜10個のRで置換されていてもよい)、または
(iii)C〜CアルケニルもしくはC〜Cアルキニル(それらの各々は、1〜10個のRで置換されていてもよい)、または
(iv)C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルケニル、3〜10個の原子を含むヘテロシクリル、3〜10個の原子を含むヘテロシクロアルケニル、C〜C11アラルキル、もしくは6〜11個の原子を含むヘテロアラルキル(それらの各々は、1〜10個のRで置換されていてもよい)、または
(v)C〜C10アリールもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリール(それらの各々は、1〜10個のRで置換されていてもよい)
であり、
は、C〜C10アリールもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリールであり、それらの各々は、
(i)1個のRで置換されており、かつ
(ii)1〜5個のRで置換されていてもよく、
は、WAであり、
Wは、出現するごとに独立に、結合、−O−、−NR−、C1〜6アルキレン、C2〜6アルケニレン、もしくはC2〜6アルキニレン、−W(C1〜6アルキレン)−、もしくは−(C1〜6アルキレン)W−であり、
は、出現するごとに独立に、−O−もしくは−NR−であり、
は、水素もしくはC〜Cアルキルであり、
Aは、出現するごとに独立に、C〜C10アリールもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリールであり、それらの各々は、
(i)1個のRで置換されており、かつ
(ii)1〜5個のRでさらに置換されていてもよく、
は、出現するごとに独立に、
(i)−W−S(O)もしくは−W−S(O)NR1011、または
(ii)−W−C(O)OR12、または
(iii)−W−C(O)NR1011、または
(iv)C〜C12アルキルもしくはC〜C12ハロアルキル(それらの各々は、
(a)1個のRで置換されており、かつ
(b)1〜5個のRでさらに置換されていてもよい)、または
(vi)−NR1314であり、
は、出現するごとに独立に、結合、C1〜6アルキレン、C2〜6アルケニレン、C2〜6アルキニレン、C3〜6シクロアルキレン、−O(C1〜6アルキレン)−、もしくは−NR(C1〜6アルキレン)−であり、
nは、出現するごとに独立に、1もしくは2であり、
は、出現するごとに独立に、
(i)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(ii)C〜CアルケニルもしくはC〜Cアルキニル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(iii)C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルケニル、C〜C11アラルキル、もしくは6〜11個の原子を含むヘテロアラルキル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(iv)C〜C10アリールもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリール(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)
であり、
10およびR11は、各々独立に、水素、R、もしくは3〜10個の原子を含むヘテロシクリルもしくは3〜10個の原子を含むヘテロシクロアルケニル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)であり、または
10およびR11は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、3〜10個の原子を含むヘテロシクリルもしくは3〜10個の原子を含むヘテロシクロアルケニル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)を形成し、
12は、出現するごとに独立に、水素またはRであり、
−NR1314の出現するごとに、R13およびR14の1つは、水素もしくはC〜Cアルキルであり、R13およびR14のその他は、
(i)−S(O)、または
(ii)−C(O)OR12、または
(iii)−C(O)NR1011、または
(iv)C〜C12アルキルもしくはC〜C12ハロアルキル(それらの各々は、
(a)1個のRで置換されており、かつ
(b)1〜5個のRでさらに置換されていてもよい)
であり、
、およびRの各々は、独立に、
(i)水素、または
(ii)ハロ、または
(iii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜3個のRで置換されていてもよい)
であり、
は、
(i)水素、または
(ii)ハロ、または
(iii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜3個のRで置換されていてもよい)、または
(iv)ニトロ、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cチオアルコキシ、C〜Cチオハロアルコキシ、もしくはシアノ
であり、
は、出現するごとに独立に、
(i)NR、ヒドロキシ、C〜CアルコキシもしくはC〜Cハロアルコキシ、C〜C10アリールオキシもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリールオキシ(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、C〜C11アラルコキシ、6〜11個の原子を含むヘテロアラルコキシ、C〜C11シクロアルコキシ、C〜C11シクロアルケニルオキシ、3〜10個の原子を含むヘテロシクリルオキシ、もしくは3〜10個の原子を含むヘテロシクロアルケニルオキシ(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、もしくはシアノ、または
(ii)C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルケニル、3〜10個の原子を含むヘテロシクリル、もしくは3〜10個の原子を含むヘテロシクロアルケニル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)
であり、
は、出現するごとに独立に、
(i)ハロ、NR、ヒドロキシ、C〜CアルコキシもしくはC〜Cハロアルコキシ、C〜C10アリールオキシもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリールオキシ(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、C〜C11アラルコキシ、6〜11個の原子を含むヘテロアラルコキシ、C〜C10シクロアルコキシ、C〜C10シクロアルケニルオキシ、3〜10個の原子を含むヘテロシクリルオキシ、もしくは3〜10個の原子を含むヘテロシクロアルケニルオキシ(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、シアノ、または
(ii)C〜C10シクロアルキル、C〜C10シクロアルケニル、3〜10個の原子を含むヘテロシクリル、もしくは3〜10個の原子を含むヘテロシクロアルケニル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(iii)C〜C10アリールもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリール(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)
であり、
は、出現するごとに独立に、
(i)ハロ、NR、ヒドロキシ、C〜CアルコキシもしくはC〜Cハロアルコキシ、もしくはシアノ、または
(ii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(iii)C〜CアルケニルもしくはC〜Cアルキニル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)
であり、
は、出現するごとに独立に、
(i)ハロ、NR、ヒドロキシ、C〜CアルコキシもしくはC〜Cハロアルコキシ、もしくはシアノ、または
(ii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(iii)C〜CアルケニルもしくはC〜Cアルキニル(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)
であり、
の各々は、出現するごとに独立に、C〜Cアルキル、C〜Cハロアルキル、ハロ、ヒドロキシル、NR、C〜Cアルコキシ、C〜Cハロアルコキシ、もしくはシアノであり、
は、出現するごとに独立に、
(i)ハロ、NR、ヒドロキシ、C〜CアルコキシもしくはC〜Cハロアルコキシ、シアノ、または
(ii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル
であり、
は、出現するごとに独立に、ヒドロキシル、C〜Cアルコキシ、もしくはC〜Cハロアルコキシ、C〜C10シクロアルコキシもしくはC〜C10シクロアルケニルオキシ(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、もしくはC〜C10アリールオキシもしくは5〜10個の原子を含むヘテロアリールオキシ(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)であり、
およびRの各々は、出現するごとに独立に、水素、C〜Cアルキル、もしくはC〜Cハロアルキルである]、
またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩。
【請求項2】
が、(a)1個のRで置換されており、かつ(b)1〜2個のRで置換されていてもよい、C〜C10アリールである、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
が、(a)1個のRで置換されており、かつ(b)1個のRで置換されていてもよい、フェニルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
が、式(A−2)を有し、
【化2】

式中、
(i)R22、R23、およびR24の各々は、水素であり、または
(ii)R22、R23、およびR24の1つは、Rであり、他の2つは、水素である、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
22、R23、およびR24の各々が、水素である、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
Wが、−O−である、請求項1から5のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項7】
Aが、(a)1個のRで置換されており、かつ(b)1〜4個のRで置換されていてもよい、C〜C10アリールである、請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項8】
Aが、(a)1個のRで置換されており、かつ(b)1〜4個のRで置換されていてもよい、フェニルである、請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項9】
Aが、式(B−1)を有し、
【化3】

式中、
A3およびRA4の1つは、Rであり、RA3およびRA4のその他は、水素であり、
A2、RA5、およびRA6の各々は、独立に、水素またはRである、請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項10】
が、−W−S(O)である、請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項11】
が、結合であり、nが、2である、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
が、1〜2個のRで置換されていてもよいC〜Cアルキルである、請求項10または請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
が、C〜Cアルキルである、請求項10または請求項11に記載の化合物。
【請求項14】
が、CHまたはCHCHである、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
が、式(C−1)を有し、
【化4】

式中、
(i)R22、R23、およびR24の各々は、水素であり、または
(ii)R22、R23、およびR24の1つは、Rであり、他の2つは、水素であり、
A2、RA3、RA4、RA5、およびRA6の1つは、Rであり、その他は、各々独立に、水素またはRである、請求項1に記載の化合物。
【請求項16】
22、R23、およびR24の各々が、水素である、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
Wが、−O−である、請求項15または請求項16に記載の化合物。
【請求項18】
A3およびRA4の1つが、Rであり、RA3およびRA4のその他が、水素であり、RA2、RA5、およびRA6の各々が、独立に、水素またはRである、請求項15から17のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項19】
A3が、−W−S(O)である、請求項15から18のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項20】
が、結合であり、nが、2である、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
が、1〜2個のRで置換されていてもよいC〜Cアルキルである、請求項19または請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
が、C〜Cアルキルである、請求項19または請求項20に記載の化合物。
【請求項23】
が、CHまたはCHCHである、請求項22に記載の化合物。
【請求項24】
A2、RA5、およびRA6の各々が、水素である、請求項18から23のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項25】
が、C〜CアルキルまたはC〜Cハロアルキルである、請求項1から24のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項26】
が、CHCHまたは(CHCHである、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
が、1〜5個のRで置換されていてもよいC〜C11アラルキルである、請求項1から24のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項28】
が、1〜5個のRで置換されていてもよいベンジルである、請求項27に記載の化合物。
【請求項29】
、およびRの各々が、水素である、請求項1から28のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項30】
が、
(ii)ハロ、または
(iii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜3個のRで置換されていてもよい)、または
(iv)シアノである、請求項1から29のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項31】
が、C〜Cハロアルキルである、請求項1から29のいずれか一項に記載の化合物。
【請求項32】
が、C〜Cペルフルオロアルキルである、請求項31に記載の化合物。
【請求項33】
が、CFである、請求項32に記載の化合物。
【請求項34】
式(VI)を有し、
【化5】

式中、
は、
(i)水素、または
(ii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル、または
(iii)C〜C10アリールもしくは5〜6個の原子を含むヘテロアリール(それらの各々は、1〜5個のRで置換されていてもよい)、または
(iv)1〜5個のRで置換されていてもよいC〜C11アラルキルであり、
およびRの各々は、独立に、
(i)水素、または
(ii)ハロ、または
(iii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜3個のRで置換されていてもよい)であり、
は、
(ii)ハロ、または
(iii)C〜CアルキルもしくはC〜Cハロアルキル(それらの各々は、1〜3個のRで置換されていてもよい)、または
(iv)シアノであり、
(i)R22、R23、およびR24の各々は、水素であり、または
(ii)R22、R23、およびR24の1つは、Rであり、他の2つは、水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項35】
2−ベンジル−3−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−8−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;
2−エチル−3−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−8−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;
2−エチル−3−{3−[3−(エチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−8−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;
2−イソプロピル−3−{3−[3−(メチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−8−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;および
3−{3−[3−(エチルスルホニル)フェノキシ]フェニル}−2−イソプロピル−8−(トリフルオロメチル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;
またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項36】
請求項1から35のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩と、薬学的に許容できる担体とを含む組成物。
【請求項37】
肝臓X受容体が媒介する疾患または障害を予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から35のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項38】
アテローム性動脈硬化症を予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から35のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項39】
心血管疾患を予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から35のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項40】
前記心血管疾患が、急性冠動脈症候群または再狭窄である、請求項39に記載の方法。
【請求項41】
前記心血管疾患が、冠動脈疾患である、請求項39に記載の方法。
【請求項42】
症候群Xを予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から35のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項43】
肥満症を予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から35のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項44】
異脂肪血症、高脂血症、高トリグリセリド血症、高コレステロール血症、低HDLおよび/または高LDLから選択される1つまたは複数の脂質障害を予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から35のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項45】
アルツハイマー病を予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から35のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項46】
I型またはII型糖尿病を予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から35のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項47】
炎症性疾患を予防または治療する方法であって、このような治療を必要としている対象に有効量の請求項1から35のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項48】
前記炎症性疾患が、関節リウマチである、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
結合組織病を治療する方法であって、それを必要としている哺乳動物に有効量の請求項1から35のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項50】
式(I)の化合物が、軟骨分解を阻害し、軟骨再生を誘発する、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
式(I)の化合物が、アグリカナーゼ活性を阻害する、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
式(I)の化合物が、骨関節病変における炎症誘発性サイトカインの合成を阻害する、請求項50に記載の方法。
【請求項53】
前記結合組織病が、骨関節炎または腱炎である、請求項49に記載の方法。
【請求項54】
前記哺乳動物が、ヒトである、請求項49に記載の方法。
【請求項55】
皮膚の老化を治療する方法であって、それを必要としている哺乳動物に有効量の請求項1から35のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩を投与することを含む方法。
【請求項56】
前記哺乳動物が、ヒトである、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
式(I)の化合物が局所的に投与される、請求項55に記載の方法。
【請求項58】
前記皮膚の老化が、加齢による老化、光による老化、ステロイドが誘発する皮膚菲薄化、またはこれらの組合せに由来する、請求項55に記載の方法。
【請求項59】
対象において肝臓X受容体が媒介する疾患もしくは障害、アテローム性動脈硬化症、心血管疾患、症候群X、肥満症、アルツハイマー病、I型もしくはII型糖尿病、炎症性疾患、または異脂肪血症、高脂血症、高トリグリセリド血症、高コレステロール血症、低HDLおよび/または高LDLから選択される1種もしくは複数の脂質障害の予防または治療において使用するための、請求項1から35のいずれか一項に記載の式(I)の化合物またはそのN−オキシドおよび/もしくは薬学的に許容できる塩。



【公表番号】特表2011−507902(P2011−507902A)
【公表日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−539881(P2010−539881)
【出願日】平成20年12月19日(2008.12.19)
【国際出願番号】PCT/US2008/087718
【国際公開番号】WO2009/086130
【国際公開日】平成21年7月9日(2009.7.9)
【出願人】(309040701)ワイス・エルエルシー (181)
【Fターム(参考)】