説明

胴回り測定バンド

【課題】 男女を問わず、肥満に悩む多くの人が、胴回りの寸法を気にしている。しかし、いちいち巻尺で測るのは面倒である。
【解決手段】ズボンやスカート着用時のバンドが、胴回りの寸法を計測して、その数値をバンドのバックルに表示することにより、どこにいても、その時の胴回りの寸法がわかるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ズボンやスカートを身に着けるために使用しているバンドで、簡単に胴回りの寸法を測定するバンドに関するものである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
従来、胴回りの寸法を測るには、巻尺を使用していたが、いちいち面倒であった。
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明は、バンドに胴回りの寸法を計測する機能を持たせ、その計測した数値をバンドのバックルに表示することで、課題を解決した。
【発明の効果】
【0004】
本発明の、胴回り測定バンドを使用することにより、いつでも、どこででも、胴回りの寸法を知ることができるので、衣類の購入時や肥満のチェック時に役立つ。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
本発明は、バンドの先端(1)をバックル(2)の挿入口(3)へ挿入していくと、バンド押え(10)の中に組み込まれた読取り歯車(6)は、バンド裏面(4)の溝(5)の部分では、どこにも接触しないので回転することができないが、寸法読取り開始位置(7)から寸法読取り終了位置(8)までは、ラック(9)に従って回転する。その回転は、読取り歯車(6)が回転すると、同軸の歯車A(11)から、歯車B(12)と同軸のかさ歯車A(13)へ、かさ歯車A(13)から、かさ歯車B(14)と同軸のかさ歯車C(15)へ、かさ歯車C(15)から、かさ歯車D(16)と同軸のウオームギア(17)へ伝わり、ウオームホイール(18)が回転して、ウオームホイール軸(19)の指針(20)を作動させる。表示板(21)の表示は、読取り歯車(6)の回転数が増加すると、指針(20)の数値が減少を示す表示板(21)となっている。表示板(21)の指針(20)を見るには、開閉ノブ(22)をスライドしてバネ(23)の力でかさ歯車B(14)と、かさ歯車A(13)が接続しているのを遮断して、蓋(24)を開けて表示板(21)の数値を読み取る。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の駆動説明図である。
【符号の説明】
【0007】
1 バンドの先端
2 バックル
3 挿入口
4 バンド裏面
5 溝
6 読取り歯車
7 寸法読取り開始位置
8 寸法読取り終了位置
9 ラック
10 バンド押え
11 歯車A
12 歯車B
13 かさ歯車A
14 かさ歯車B
15 かさ歯車C
16 かさ歯車D
17 ウオームギア
18 ウオームホイール
19 ウオームホイール軸
20 指針
21 表示板
22 開閉ノブ
23 バネ
24 蓋

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ズボンやスカート用のバンドで胴回りの寸法を計測して、その数値をバンドのバックルに表示する胴回り測定バンド。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−88568(P2008−88568A)
【公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−267157(P2006−267157)
【出願日】平成18年9月29日(2006.9.29)
【出願人】(593140853)
【Fターム(参考)】