脚取付け金具と、脚取付け金具を使用したテーブル
【課題】テーブルの角に、角脚をズレる事なく簡易に取付けられる脚取付け金具を提供する。
【解決手段】テーブルの天板に脚を取付ける際に使用する天板用金具１と脚用金具１０とから成る脚取付け金具であって、天板用金具１は天板に取付ける為のフランジ部２と、フランジ部２に垂直に取付けられたボルト部３とから成り、脚用金具１０は脚に固定されない構成であるケーシング上部１４ａとケーシング下部１４ｂの内部に組み込まれた、ボルトネジ部３ａを嵌合する為の雌ネジ１２ｂが設けられているウォームギヤー１２と、脚取付け時に操作するウォームネジ１３から構成され、ウォームネジ１３端面に、操作用の溝付き部１３ｂが設けられている。
【解決手段】テーブルの天板に脚を取付ける際に使用する天板用金具１と脚用金具１０とから成る脚取付け金具であって、天板用金具１は天板に取付ける為のフランジ部２と、フランジ部２に垂直に取付けられたボルト部３とから成り、脚用金具１０は脚に固定されない構成であるケーシング上部１４ａとケーシング下部１４ｂの内部に組み込まれた、ボルトネジ部３ａを嵌合する為の雌ネジ１２ｂが設けられているウォームギヤー１２と、脚取付け時に操作するウォームネジ１３から構成され、ウォームネジ１３端面に、操作用の溝付き部１３ｂが設けられている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、天板と脚の取付け位置と角度の取付けを容易にして、脚取付け取り外しの出来る脚取付け金具と、その金具を使用したテーブルに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来からテーブルの天板に脚を取付ける為の脚取付け金具は色々開発されている。そのうちテーブルの天板に角脚を取付ける為の脚取付け金具も幾つか開発されている。例えば、特開２０００−１６１３２１号公報に記載されている脚取付け金具がある。
【０００３】
この特開２０００-１６１３２１号公報に記載されている脚取付け金具は図５に示されている様に天板用金具１０１と脚用金具１０２から構成されていて、天板に天板用金具１０１を取付ける為に同心で深さと穴径が異なる２段の座ぐりを加工し、その座ぐりに天板用金具１０１を装着後、天板用金具取付け用木ネジ１０１ｂによって天板用金具１０１を天板に固定する。
【０００４】
脚に脚用金具の脚嵌め込み部１０２aを取付ける為に溝を加工し、脚用金具１０２を装着後、脚用金具取付け用木ネジ１０２ｃによって脚用金具１０２を固定する。
脚に固定された脚用金具１０２の脚用金具突起部１０２ｂを天板に固定された天板用金具１０１に挿入後、脚は脚固定用ボルト１０１ａによって天板に締付け固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
【特許文献１】特開２０００−１６１３２１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
特開２０００−１６１３２１号公報の脚取付け金具には、次のような解決すべき課題があった。
１）天板用金具１０１は座ぐりに天板用金具取付け用木ネジ１０１ｂによって天板に固定され、また脚用金具１０２は溝に脚用金具取付け用木ネジ１０２ｃによって脚に固定されているので、座ぐりや溝への固定の位置がズレると、脚の天板への取付け位置がズレてしまう可能性が高い。
２）また、座ぐりや溝は金具の取り付け位置を正確に加工しなくてはならないので加工は非常に困難な状態であった。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明は以上の点を解決する為の脚取付け金具である。本発明の脚取付け金具は、テーブルの天板に脚を取付ける際に使用する天板用金具と脚用金具とから成る脚取付け金具であって、天板用金具は天板に取付ける為のフランジ部と、フランジ部に垂直に取付けられたボルト部とから成り、脚用金具は脚に固定されない構成であるケーシングと、ケーシング内に組み込まれた、ボルトネジ部を嵌合する為の雌ネジが設けられているウォームギヤーと、脚取付け時に操作するウォームネジ端面の溝付き部を有するウォームネジとから成る事を特徴とする。
【０００８】
また、テーブルの天板に脚を取付ける際に使用する天板用金具と脚用金具とから成る脚取付け金具であって、天板用金具は天板に取付ける為のフランジ部と、フランジ部に垂直に取付けられたボルト部とから成り、脚用金具は脚に固定されない構成であるケーシングと、ケーシング内に組み込まれた、ボルトネジ部を嵌合する為の雌ネジが設けられているウォームギヤーと、脚取付け時に操作するウォームネジ端面の溝付き部を有するウォームネジとから成り、天板に取付ける脚は、脚の上部側面に脚用金具を挿入する為の第１の孔と、脚の上面に第１の孔に連通し、天板用金具のボルト部を挿入する為の第２の孔とを設け、脚用金具を第１の孔に挿入し、天板用金具のボルト部を第２の孔に挿入し、脚用金具のウォームギヤーの中心にある雌ネジに嵌合させ脚用金具を第１の孔内部で自由に動かして位置や角度を確認しながらウォームネジ端面の溝付き部を回転させて脚を天板に固定した構成である事を特徴とする。
【発明の効果】
【０００９】
本発明の脚取付け金具は、ウォームギヤーとウォームネジを組み込んだケーシングから成る脚用金具を脚に固定しないで、天板用金具に取付ける様に構成されているので、その結果、脚の天板への取付けは全くズレる事がなく取付ける事が出来る。
【００１０】
また、本発明の脚取付け金具は、脚用金具を自由に動かして脚の天板への取付け位置や角度を確認しながら取付け事が出来る様に構成されているので、脚用金具を挿入する為の第１の孔や天板用金具のボルト部を挿入する為の第２の孔はズレる事を考えてその位置を正確に加工する必要がなく、簡単に加工する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】本発明の脚取付け金具の全体図である。
【図２】本発明の脚用金具の説明図である。 (a)はケーシングの片側を外した平面図であり、(b)は(a)のＸ−Ｘ断面図である。
【図３】本発明の脚取付け金具を使用した脚の天板への取付けを表した図である。
【図４】本発明の脚取付け金具を使用したテーブルの断面図である。
【図５】従来の脚取付け金具
【発明を実施するための形態】
【００１２】
以下、本発明の脚取付け金具に付いて、図面を用いて説明すると、本発明の脚取付け金具は図１に示されている様に、天板用金具１と脚用金具１０から構成されている。
【００１３】
天板用金具１は図１に図示されている様に、四角形状でその四隅に天板に固定する為のフランジ取付け用木ネジ穴２aを設けたフランジ部２と、そのフランジ部２の中央部に取付けられたボルト部３とから成り何れも金属で作成されている。
【００１４】
脚用金具１０は図１並びに図２に図示されている様に、二つ割りの同一形状のケーシング上部１４aとケーシング下部１４bとから成るケーシング１４と、ウォームギヤー１２と、ウォームネジ１３と、から成っている。ケーシング１４は組み合せ用ビス１１により組み合せる構成であって、ケーシング１４には、ウォームギヤー１２のウォームギヤーボス部１２aが嵌る孔とウォームネジ１３のウォームネジ軸部１３aが嵌る孔が設けられている。脚用金具１０の内部にはウォームギヤー１２とウォームネジ１３が交差し噛み合う状態でウォームギヤー１２はその両端にウォームギヤーボス部１２aを設け、また、その中心に貫通したウォームネジ雌ネジ１２ｂを設けられている。ウォームネジ１３はその両端にウォームネジ軸部１３ａを設け、１つのウォームネジ軸部１３aにはウォームネジ１３を操作する為のウォームネジ端面の溝付き部１３ｂが設けられている。
【００１５】
次に脚の加工に付いて説明すると、脚３０は図３に図示されている様に脚側面上部に脚用金具１０を挿入する為の孔である第１の孔３０aが設けられ、脚上面部には天板用金具１のボルト部３を挿入する為の孔である第２の孔３０bが設けられている。
【００１６】
次に本発明の天板用金具1を使用した天板２０への脚３０の取付けに付いて説明すると、まず天板用金具１は図１に図示されている様に、フランジ取付け用木ネジ穴２aにフランジ取付け用木ネジ４で天板に固定する。次に図３に図示されている様に脚側面上部の第１の孔３０aに脚用金具１０を挿入する。そして脚用金具１０のウォームギヤー１２のウォームギヤー雌ネジ１２ｂに脚上面部の第２の孔３０ｂから天板用金具のボルト部３を挿入し、ボルトネジ部３ａとウォームギヤー雌ネジ１２ｂを合わせ、脚用金具のウォームネジ端面の溝付き部１３ｂを工具で回転させる事によりウォームギヤー１２を回転させる。その結果、ウォームギヤー雌ネジ１２ｂがボルトネジ部３ａを軸移動するので、天板２０と脚３０の位置や角度のズレを調整しながら天板２０と脚３０を固定させる。
【符号の説明】
【００１７】
１ 天板用金具
２ フランジ部
２ａ フランジ取付け用木ネジ穴
３ ボルト部
３ａ ボルトネジ部
４ フランジ取付け用木ネジ
１０ 脚用金具
１１ ケーシング組み合せ用ビス
１２ ウォームギヤー
１２ａ ウォームギヤーボス部
１２ｂ ウォームギヤー雌ネジ
１３ ウォームネジ
１３ａ ウォームネジ軸部
１３ｂ ウォームネジ端面の溝付き部
１４ ケーシング
１４ａ ケーシング上部
１４ｂ ケーシング下部
１４ｃ ケーシング組み合せ用ビス穴
１４ｄ ケーシング組み合せ用ビスネジ穴
２０ 天板
３０ 脚
３０ａ 第１の孔
３０ｂ 第２の孔
１０１ 天板用金具
１０１ａ 脚固定用ボルト
１０１ｂ 天板用金具取付け用木ネジ
１０２ 脚用金具
１０２ａ 脚嵌め込み部
１０２ｂ 脚用金具突起部
１０２ｃ 脚用金具取付け用木ネジ
【技術分野】
【０００１】
本発明は、天板と脚の取付け位置と角度の取付けを容易にして、脚取付け取り外しの出来る脚取付け金具と、その金具を使用したテーブルに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来からテーブルの天板に脚を取付ける為の脚取付け金具は色々開発されている。そのうちテーブルの天板に角脚を取付ける為の脚取付け金具も幾つか開発されている。例えば、特開２０００−１６１３２１号公報に記載されている脚取付け金具がある。
【０００３】
この特開２０００-１６１３２１号公報に記載されている脚取付け金具は図５に示されている様に天板用金具１０１と脚用金具１０２から構成されていて、天板に天板用金具１０１を取付ける為に同心で深さと穴径が異なる２段の座ぐりを加工し、その座ぐりに天板用金具１０１を装着後、天板用金具取付け用木ネジ１０１ｂによって天板用金具１０１を天板に固定する。
【０００４】
脚に脚用金具の脚嵌め込み部１０２aを取付ける為に溝を加工し、脚用金具１０２を装着後、脚用金具取付け用木ネジ１０２ｃによって脚用金具１０２を固定する。
脚に固定された脚用金具１０２の脚用金具突起部１０２ｂを天板に固定された天板用金具１０１に挿入後、脚は脚固定用ボルト１０１ａによって天板に締付け固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
【特許文献１】特開２０００−１６１３２１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
特開２０００−１６１３２１号公報の脚取付け金具には、次のような解決すべき課題があった。
１）天板用金具１０１は座ぐりに天板用金具取付け用木ネジ１０１ｂによって天板に固定され、また脚用金具１０２は溝に脚用金具取付け用木ネジ１０２ｃによって脚に固定されているので、座ぐりや溝への固定の位置がズレると、脚の天板への取付け位置がズレてしまう可能性が高い。
２）また、座ぐりや溝は金具の取り付け位置を正確に加工しなくてはならないので加工は非常に困難な状態であった。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明は以上の点を解決する為の脚取付け金具である。本発明の脚取付け金具は、テーブルの天板に脚を取付ける際に使用する天板用金具と脚用金具とから成る脚取付け金具であって、天板用金具は天板に取付ける為のフランジ部と、フランジ部に垂直に取付けられたボルト部とから成り、脚用金具は脚に固定されない構成であるケーシングと、ケーシング内に組み込まれた、ボルトネジ部を嵌合する為の雌ネジが設けられているウォームギヤーと、脚取付け時に操作するウォームネジ端面の溝付き部を有するウォームネジとから成る事を特徴とする。
【０００８】
また、テーブルの天板に脚を取付ける際に使用する天板用金具と脚用金具とから成る脚取付け金具であって、天板用金具は天板に取付ける為のフランジ部と、フランジ部に垂直に取付けられたボルト部とから成り、脚用金具は脚に固定されない構成であるケーシングと、ケーシング内に組み込まれた、ボルトネジ部を嵌合する為の雌ネジが設けられているウォームギヤーと、脚取付け時に操作するウォームネジ端面の溝付き部を有するウォームネジとから成り、天板に取付ける脚は、脚の上部側面に脚用金具を挿入する為の第１の孔と、脚の上面に第１の孔に連通し、天板用金具のボルト部を挿入する為の第２の孔とを設け、脚用金具を第１の孔に挿入し、天板用金具のボルト部を第２の孔に挿入し、脚用金具のウォームギヤーの中心にある雌ネジに嵌合させ脚用金具を第１の孔内部で自由に動かして位置や角度を確認しながらウォームネジ端面の溝付き部を回転させて脚を天板に固定した構成である事を特徴とする。
【発明の効果】
【０００９】
本発明の脚取付け金具は、ウォームギヤーとウォームネジを組み込んだケーシングから成る脚用金具を脚に固定しないで、天板用金具に取付ける様に構成されているので、その結果、脚の天板への取付けは全くズレる事がなく取付ける事が出来る。
【００１０】
また、本発明の脚取付け金具は、脚用金具を自由に動かして脚の天板への取付け位置や角度を確認しながら取付け事が出来る様に構成されているので、脚用金具を挿入する為の第１の孔や天板用金具のボルト部を挿入する為の第２の孔はズレる事を考えてその位置を正確に加工する必要がなく、簡単に加工する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】本発明の脚取付け金具の全体図である。
【図２】本発明の脚用金具の説明図である。 (a)はケーシングの片側を外した平面図であり、(b)は(a)のＸ−Ｘ断面図である。
【図３】本発明の脚取付け金具を使用した脚の天板への取付けを表した図である。
【図４】本発明の脚取付け金具を使用したテーブルの断面図である。
【図５】従来の脚取付け金具
【発明を実施するための形態】
【００１２】
以下、本発明の脚取付け金具に付いて、図面を用いて説明すると、本発明の脚取付け金具は図１に示されている様に、天板用金具１と脚用金具１０から構成されている。
【００１３】
天板用金具１は図１に図示されている様に、四角形状でその四隅に天板に固定する為のフランジ取付け用木ネジ穴２aを設けたフランジ部２と、そのフランジ部２の中央部に取付けられたボルト部３とから成り何れも金属で作成されている。
【００１４】
脚用金具１０は図１並びに図２に図示されている様に、二つ割りの同一形状のケーシング上部１４aとケーシング下部１４bとから成るケーシング１４と、ウォームギヤー１２と、ウォームネジ１３と、から成っている。ケーシング１４は組み合せ用ビス１１により組み合せる構成であって、ケーシング１４には、ウォームギヤー１２のウォームギヤーボス部１２aが嵌る孔とウォームネジ１３のウォームネジ軸部１３aが嵌る孔が設けられている。脚用金具１０の内部にはウォームギヤー１２とウォームネジ１３が交差し噛み合う状態でウォームギヤー１２はその両端にウォームギヤーボス部１２aを設け、また、その中心に貫通したウォームネジ雌ネジ１２ｂを設けられている。ウォームネジ１３はその両端にウォームネジ軸部１３ａを設け、１つのウォームネジ軸部１３aにはウォームネジ１３を操作する為のウォームネジ端面の溝付き部１３ｂが設けられている。
【００１５】
次に脚の加工に付いて説明すると、脚３０は図３に図示されている様に脚側面上部に脚用金具１０を挿入する為の孔である第１の孔３０aが設けられ、脚上面部には天板用金具１のボルト部３を挿入する為の孔である第２の孔３０bが設けられている。
【００１６】
次に本発明の天板用金具1を使用した天板２０への脚３０の取付けに付いて説明すると、まず天板用金具１は図１に図示されている様に、フランジ取付け用木ネジ穴２aにフランジ取付け用木ネジ４で天板に固定する。次に図３に図示されている様に脚側面上部の第１の孔３０aに脚用金具１０を挿入する。そして脚用金具１０のウォームギヤー１２のウォームギヤー雌ネジ１２ｂに脚上面部の第２の孔３０ｂから天板用金具のボルト部３を挿入し、ボルトネジ部３ａとウォームギヤー雌ネジ１２ｂを合わせ、脚用金具のウォームネジ端面の溝付き部１３ｂを工具で回転させる事によりウォームギヤー１２を回転させる。その結果、ウォームギヤー雌ネジ１２ｂがボルトネジ部３ａを軸移動するので、天板２０と脚３０の位置や角度のズレを調整しながら天板２０と脚３０を固定させる。
【符号の説明】
【００１７】
１ 天板用金具
２ フランジ部
２ａ フランジ取付け用木ネジ穴
３ ボルト部
３ａ ボルトネジ部
４ フランジ取付け用木ネジ
１０ 脚用金具
１１ ケーシング組み合せ用ビス
１２ ウォームギヤー
１２ａ ウォームギヤーボス部
１２ｂ ウォームギヤー雌ネジ
１３ ウォームネジ
１３ａ ウォームネジ軸部
１３ｂ ウォームネジ端面の溝付き部
１４ ケーシング
１４ａ ケーシング上部
１４ｂ ケーシング下部
１４ｃ ケーシング組み合せ用ビス穴
１４ｄ ケーシング組み合せ用ビスネジ穴
２０ 天板
３０ 脚
３０ａ 第１の孔
３０ｂ 第２の孔
１０１ 天板用金具
１０１ａ 脚固定用ボルト
１０１ｂ 天板用金具取付け用木ネジ
１０２ 脚用金具
１０２ａ 脚嵌め込み部
１０２ｂ 脚用金具突起部
１０２ｃ 脚用金具取付け用木ネジ
【特許請求の範囲】
【請求項１】
テーブルの天板に脚を取付ける際に使用する天板用金具と脚用金具とから成る脚取付け金具であって、天板用金具は天板に取付ける為のフランジ部と、フランジ部に垂直に取付けられたボルト部とから成り、脚用金具は脚に固定されない構成であるケーシングと、ケーシング内に組み込まれた、ボルトネジ部を嵌合する為の雌ネジが設けられているウォームギヤーと、脚取付け時に操作するウォームネジ端面の溝付き部を有するウォームネジとから成る事を特徴とする脚取付け用金具。
【請求項２】
テーブルの天板に脚を取付ける際に使用する天板用金具と脚用金具とから成る脚取付け金具であって、天板用金具は天板に取付ける為のフランジ部と、フランジ部に垂直に取付けられたボルト部とから成り、脚用金具は脚に固定されない構成であるケーシングと、ケーシング内に組み込まれた、ボルトネジ部を嵌合する為の雌ネジが設けられているウォームギヤーと、脚取付け時に操作するウォームネジ端面の溝付き部を有するウォームネジとから成り、天板に取付ける脚は、脚の上部側面に脚用金具を挿入する為の第１の孔と、脚の上面に第１の孔に連通し、天板用金具のボルト部を挿入する為の第２の孔とを設け、脚用金具を第１の孔に挿入し、天板用金具のボルト部を第２の孔に挿入し、脚用金具のウォームギヤーの中心にある雌ネジに嵌合させ脚用金具を第１の孔内部で自由に動かして位置や角度を確認しながらウォームネジ端面の溝付き部を回転させて脚を天板に固定した構成である事を特徴とするテーブル。
【請求項１】
テーブルの天板に脚を取付ける際に使用する天板用金具と脚用金具とから成る脚取付け金具であって、天板用金具は天板に取付ける為のフランジ部と、フランジ部に垂直に取付けられたボルト部とから成り、脚用金具は脚に固定されない構成であるケーシングと、ケーシング内に組み込まれた、ボルトネジ部を嵌合する為の雌ネジが設けられているウォームギヤーと、脚取付け時に操作するウォームネジ端面の溝付き部を有するウォームネジとから成る事を特徴とする脚取付け用金具。
【請求項２】
テーブルの天板に脚を取付ける際に使用する天板用金具と脚用金具とから成る脚取付け金具であって、天板用金具は天板に取付ける為のフランジ部と、フランジ部に垂直に取付けられたボルト部とから成り、脚用金具は脚に固定されない構成であるケーシングと、ケーシング内に組み込まれた、ボルトネジ部を嵌合する為の雌ネジが設けられているウォームギヤーと、脚取付け時に操作するウォームネジ端面の溝付き部を有するウォームネジとから成り、天板に取付ける脚は、脚の上部側面に脚用金具を挿入する為の第１の孔と、脚の上面に第１の孔に連通し、天板用金具のボルト部を挿入する為の第２の孔とを設け、脚用金具を第１の孔に挿入し、天板用金具のボルト部を第２の孔に挿入し、脚用金具のウォームギヤーの中心にある雌ネジに嵌合させ脚用金具を第１の孔内部で自由に動かして位置や角度を確認しながらウォームネジ端面の溝付き部を回転させて脚を天板に固定した構成である事を特徴とするテーブル。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【公開番号】特開２０１２−１４０９７８（Ｐ２０１２−１４０９７８Ａ）
【公開日】平成２４年７月２６日（２０１２．７．２６）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−２９２０８４（Ｐ２０１０−２９２０８４）
【出願日】平成２２年１２月２８日（２０１０．１２．２８）
【出願人】（７１００１４６７２）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２４年７月２６日（２０１２．７．２６）
【国際特許分類】
【出願日】平成２２年１２月２８日（２０１０．１２．２８）
【出願人】（７１００１４６７２）
【Ｆターム（参考）】
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