説明

脱着式複合デバイス

【課題】ソフトウェアを記憶する記憶装置とそのソフトウェアによって動作するハードウェア装置とを一つの筐体に収容し、該ソフトウェアをPCにインストールさせずにハードウェア装置を動作させる脱着式複合デバイスを提供する。
【解決手段】脱着式複合デバイス10は、デジタル放送チューナ部13(ハードウェア)とソフトウェアを記憶した記憶部12とを一つの筐体に収納する。そして、脱着式複合デバイス10の制御部11は、PC20に接続されたとき、PC20のOS(Operating System)標準のマスストレージドライバに備わっているSCSIパススルー機能を介してベンダユニークなコマンドやデータを、PC20との間で送受信する。そして、制御部11は、受信したベンダユニークなコマンドやデータに基づいて、デジタル放送チューナ部13に所望の動作を行わせる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、PC(Personal Computer)に接続して用いる脱着式複合デバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、ハードウェア装置を新規にPCに接続して用いる場合、そのハードウェア装置とは別に準備されたCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)に収納されているアプリケーションソフトや専用ドライバソフト等のソフトウェアを、PCにインストールする必要がある。ここで、「インストールする」とは、PCに装備されているハードディスクに不揮発的に記憶することを意味している。すなわち、ハードウェア装置とソフトウェアとは、別個に分けられた状態となっている。そのため、インストール時にしか必要としないソフトウェアを収納したCD−ROMとPCに接続されるハードウェア装置とをセットとして管理することは、ユーザにとっては負担が大きかった。また、ハードウェア装置とソフトウェアそして、ソフトウェアをPCにインストールすることは、PCの動作を不安定に陥らせる一因となる可能性があった。
【0003】
特許文献1には、PCに接続された複数のディスク装置に、ディスク装置間でデータを送受信させる場合、アプリケーションソフトまたは専用ドライバソフトをPCにインストールすることなく、SCSI(Small Computer System Interface)を介して、Read/Writeコマンドを用いて行う発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−112666号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、SCSIのRead/Writeコマンドの仕様に合わせて制御コマンドやデータを記述しなければならず、ステップ数が多くなるため、ソフトウェア開発期間が長くなるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、アプリケーションソフトや専用ドライバソフト等のソフトウェアを記憶する記憶装置とハードウェア装置とを一つの筐体に収納し、その記憶装置に記憶されているソフトウェアをPCにインストールせずに、ハードウェア装置に所望の動作を実行させる脱着式複合デバイスを提供することを課題とする。なお、ソフトウェア開発期間の短縮のために、SCSIのRead/Writeコマンド以外のベンダユニークなコマンドを使用可能な環境を整えることも課題とする。
【0007】
また、従来は、アプリケーションソフトをインストールする場合、使用するPCごとにアプリケーションソフトの設定が変わることにより、その設定変更が原因となって、システム動作が不安定になるといった現象が見られた。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の脱着式複合デバイスは、ハードウェア装置とソフトウェアを記憶した記憶装置とを一つの筐体に収納する構成を有し、PCにUSB(Universal Serial Bus)接続されたときに、ハードウェア装置を制御するソフトウェアを起動して、PCのOS(Operating System)標準のマスストレージドライバに備わっているSCSIパススルー機能を介してベンダユニークなコマンドを送受信して、ハードウェア装置に所望の動作を行わせることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、アプリケーションソフトや専用ドライバソフト等のソフトウェアを記憶する記憶装置とハードウェア装置とを一つの筐体に収納し、その記憶装置に記憶されているソフトウェアをPCにインストールさせずに、ハードウェア装置に所望の動作を実行させる脱着式複合デバイスを提供することができる。
【0010】
また、前記脱着式複合デバイスの記憶装置からアプリケーションソフトを起動することによって、PCへのインストールが不要となり、アプリケーションソフトの設定を固定しておいてもよくなるため、異なるPCであっても、設定変更に起因するシステムの不安定を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本実施形態における複合デバイスシステムの構成の一例を示す図である。
【図2】記憶部の構成の一例を示す図である。
【図3】本実施形態における複合デバイスシステムの動作の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明を実施するための形態(以降、「実施形態」という)について、適宜図面を用いながら詳細に説明する。
【0013】
本実施形態では、デジタル放送チューナ部をハードウェアで構成し、そのハードウェアを制御するソフトウェアを記憶部に記憶し、デジタル放送チューナ部と記憶部とを一つの筐体に格納する脱着式複合デバイスを用いる、複合デバイスシステムの構成の一例について、図1を用いて説明する。
【0014】
図1に示すように、複合デバイスシステム1は、脱着式複合デバイス10とPC(Personal Computer)20とを含んで構成される。脱着式複合デバイス10は、USB(Universal Serial Bus)インタフェースを介してPC20に接続されると、記憶しているソフトウェアを起動する。このとき、脱着式複合デバイス10の動作制御に必要なデータや制御コマンドが、SCSIパススルー機能を用いて送受信される。なお、SCSIパススルー機能では、通常のRead/Write機能以外に、ベンダユニークなコマンドを用いることが可能となっている。
【0015】
脱着式複合デバイス10は、制御部11、記憶部12、デジタル放送チューナ部13、およびUSBインタフェース部14を備えている。
制御部11は、脱着式複合デバイス10とPC20との間のUSBインタフェースを介する信号の送受信の制御と、記憶部12およびデジタル放送チューナ部13の制御とを司る。制御部11は、例えば、マイコンであって、演算処理等を実行する図示しないCPU(Central Processing Unit)と、このCPUが演算処理等に用いる図示しないメインメモリとによって構成される。そして、制御部11は、記憶部12に記憶されているアプリケーションプログラムがメインメモリに展開され、CPUが、それを実行することにより、各部(符号12〜14)の制御を実行する。メインメモリは、RAM(Random Access Memory)等により実現される。
【0016】
記憶部12は、図2に示すように、CD−ROM領域121、リムーバブル領域122、管理情報領域123を有する。
CD−ROM領域121は、アプリケーションプログラム等を記憶する読取専用領域である。そして、脱着式複合デバイス10がPC20へ接続されたとき、CD−ROM領域121に記憶してあるアプリケーションプログラムが制御部11において起動される。また、PC20において動作するアプリケーションプログラムも、CD−ROM領域121から制御部11によって取得され、USBインタフェース部14を介してPC20に送信される。
【0017】
リムーバブル領域122は、USBデバイスとして読み書き可能なメモリ領域である。ただし、リムーバブル領域122は、PC20によってCD−ROM領域121と同時にアクセスすることができないため、CD−ROM領域121から切り替えられてアクセスされる。
管理情報領域123は、デジタル放送チューナ部13の動作に必要なパラメータ(例えば、選択チャネル、受信感度、OFDMの設定等)に係るチューナ情報や、記憶部12のパーティション情報や記憶されているファイルのアドレス情報等の管理情報を記憶している。
【0018】
図1に戻って、デジタル放送チューナ部13は、電子回路によって構成されたハードウェアであり、無線(または有線)によりMPEG(Moving Picture Experts Group)2−TS(Transport Stream)を受信し、受信したMPEG2−TSから選択されたチャネルに該当するMPEG2−TSを出力する。デジタル放送チューナ部13は、制御部11から動作に必要な設定パラメータ(設定情報)の入力を受け付けて、ユーザが所望する動作を実現する。なお、デジタル放送チューナ部13は、SCSIパススルー機能を介したベンダユニークなコマンドによって制御される。すなわち、デジタル放送チューナ部13は、ベンダユニークなコマンドに対してはUSBストレージデバイスのようにストレージデバイスとして振舞う。しかし、デジタル放送チューナ部13は、通常のRead/Writeコマンドに対しては、制御部11によって監視されていて、エラーとなり、受け付けられない。
【0019】
USBインタフェース部14は、脱着式複合デバイス10とPC20との間を、USB規格に基づいたデータの送受信を行うインタフェース機能を有する。
【0020】
本実施形態におけるPC20は、USBインタフェースを設けたパソコンであって、少なくともCPUとメインメモリを備えている。PC20は、脱着式複合デバイス10が接続されたとき、脱着式複合デバイス10のCD−ROM領域121に記憶されているPC20用のアプリケーションプログラムをメインメモリに記憶する。そして、PC20のCPUは、記憶したアプリケーションプログラムを実行して、デジタル放送チューナ部13に、その動作を所望のモードで実行させるために必要なデータや制御コマンド等の設定情報を送信する。次に、PC20は、デジタル放送チューナ部13から送信されてくるMPEG2−TS(Transport Stream)をデコードする。
【0021】
次に、図3を用いて、TV(Television)を視聴する場合の複合デバイスシステム1の動作について説明する(適宜図1参照)。
脱着式複合デバイス10がPC20に接続される(ステップS301)。脱着式複合デバイス10は、当該脱着式複合デバイス10が接続されているときに行われる前記PCからの問合せに対してCD−ROMとして認識させる情報を送信する。そして、PC20は、脱着式複合デバイス10を仮想CD−ROMとして認識する(ステップS302)。次に、PC20は、脱着式複合デバイス10のCR−ROM領域121に予め記憶されているPC20用のアプリケーションプログラムを受信し、その受信したプログラムを自動起動させるソフトウェア(例えば、Windows(登録商標)のAutorun.infのようなスクリプト)を起動する。
【0022】
そして、PC20は、ランチャを起動し、ランチャ起動が完了したことを意味するランチャ起動完了を脱着式複合デバイス10に返信する(ステップS303)。ランチャは、予め登録しておいたファイルやプログラムをアイコンで一覧表示し、マウス等の入力装置からの指示によって簡単に起動できるようにする。ランチャの起動によって、PC20の図示しない表示部に、ユーザ処理選択用の画面が表示される。画面に選択される表示項目は、具体的には、「TVを視聴する」「録画する」「リムーバブルディスクを使用する」等である。ユーザは、表示画面を見て、マウス等の入力装置を用いて、ユーザ処理選択用の画面表示を見て、いずれかを選択する(ステップS304)。ここでは、「TVを視聴する」が選択されたものとして、ステップS304以降の動作について説明を続ける。
【0023】
PC20は、ベンダユニークなコマンドを用いて、デバイス切替指示を送信する(ステップS305)。脱着式複合デバイス10は、デバイス切替指示を受信すると、制御部11がその指示に基づいて、脱着式複合デバイス10を仮想CR−ROMからリムーバブルディスクとして認識させるデバイス切替処理を実行する(ステップS306)。そして、脱着式複合デバイス10は、デバイス切替完了に係る情報をベンダユニークなコマンドを用いてPC20に返信する(ステップS307)。
【0024】
PC20は、デバイス切替完了に係る情報を受信すると、今度は、脱着式複合デバイス10をリムーバブルディスクとして認識する(ステップS308)。そして、PC20は、ステップS302において既に取得しておいたアプリケーションプログラムからリムーバブルディスクに保存されたアプリケーション、すなわちTV視聴プログラムを起動する(ステップS309)。
【0025】
次に、PC20は、TVを視聴するときにデジタル放送チューナ部13の動作に必要な設定情報を含む設定指示を、ベンダユニークなコマンドを用いて、脱着式複合デバイス10に送信する(ステップS310)。設定情報とは、例えば、チューナ設定(デジタル放送チューナ部13の設定)に係るオートスキャン設定およびOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)設定等や、デジタル放送の情報取得に係る受信感度情報および現在選択されているチャネル情報等である。なお、記憶部12の管理情報領域123には前回視聴したときのデジタル方法チューナ部13に設定されていた設定情報が記憶されていて、その前回視聴したときの設定情報に基づいてデジタル放送チューナ部13への設定が行われる。
そして、脱着式複合デバイス10の制御部11は、デジタル放送チューナ部13への設定が終了すると、ベンダユニークなコマンドを用いて設定完了を意味する「完了応答」をPC20に返信する(ステップS311)。
【0026】
次に、PC20は、MPEG2−TSの受信を開始することを指示するMPEG2−TS受信開始に係る情報を、脱着式複合デバイス10に送信する(ステップS312)。脱着式複合デバイス10は、デジタル放送チューナ部13において受信のための準備ができたことを通知する「完了応答」をPC20に返信する(ステップS313)。そして、PC20は、受信したMPEG2−TSから要求されたチャネルに該当するMPEG2−TSデータを読み取ることを指示するMPEG2−TS読取指示に係る情報を、脱着式複合デバイス10に送信する(ステップS314)。脱着式複合デバイス10は、デジタル放送チューナ部13において読み取ったMPEG2−TSデータをPC20に送信する(ステップS315)。なお、ステップS315において送信されるMPEG2−TSデータはスクランブルを掛けられている。そして、PC20は、受信したMPEG2−TSデータのスクランブルを解除し、デコードして、TV画像を生成する。
【0027】
また、視聴するTVチャネルを切り替える場合、PC20は、TVチャネル切替指示に係る情報を、ベンダユニークなコマンドを用いて、脱着式複合デバイス10に送信する(ステップS316)。脱着式複合デバイス10は、受信したTVチャネル切替指示に基づいて、TVチャネルの切替処理を実行する(ステップS317)。そして、脱着式複合デバイス10は、TVチャネルの切替処理の実行が終了したことを意味する「完了応答」を、ベンダユニークなコマンドを用いて返信する(ステップS318)。次に、PC20は、受信したMPEG2−TSから要求されたチャネルに該当するMPEG2−TSデータを読み取ることを指示するMPEG2−TS読取指示に係る情報を、脱着式複合デバイス10に送信する(ステップS319)。脱着式複合デバイス10は、デジタル放送チューナ部13において読み取ったMPEG2−TSデータをPC20に送信する(ステップS320)。そして、PC20は、受信したMPEG2−TSデータをデコードして、TV画像を生成して、図示しない表示部に表示する。
【0028】
以上説明したように、本実施形態に係る複合デバイスシステム1は、PC20に接続した脱着式複合デバイス10を用いる場合に、脱着式複合デバイス10を制御するベンダユニークなコマンドをSCSIパススルー機能を用いて送受信するのでデジタル放送チューナ部13のための専用ドライバをインストール必要がなくなる。もちろん、CD−ROMも不要になる。そのため、本実施形態に係る複合デバイスシステム1は、ユーザの手間を省く効果およびPCの不安定動作を防ぐ効果を有する。
また、デジタル放送チューナ部13に対する制御は、SCSIパススルー機能を用いたベンダユニークなコマンドによって行うため、SCSIのread/writeコマンドを用いた開発の場合と比較して、コマンドの開発が容易になり、開発工期を短縮する効果もある。
【0029】
また、脱着式複合デバイス10は、ハードウェア装置(デジタル放送チューナ部13)と記憶装置(記憶部12)とを一つの筐体に収納するので、管理が容易になる。
また、脱着式複合デバイス10は、USBインタフェースを備え、デジタル放送チューナ部13から送信されてくるMPEG2−TS(Transport Stream)をデコードする機能を備えたPCであれば、どのPCに対しても接続後に直ちに動作可能となる。
また、記憶部12から読み出されるアプリケーションプログラムは、CD−ROM領域121に記憶されているため、ウイルス感染を防止することが可能となる。
【0030】
以上、本実施形態について説明したが、本発明は、これらに限定されるものではなく、その趣旨を変えない範囲で実施することができる。
例えば、デジタル放送チューナ部13は、ワンセグ用のチューナであっても、2以上のセグメントを用いた放送を受信するチューナであっても構わない。
また、「リムーバブルディスクを使用する」が選択された場合には、記憶部12のリムーバブル領域122へのRead/Writeが可能となる。
【0031】
また、本実施形態とは別の実施形態として、記憶部12の一部または全部が、脱着式複合デバイス10に含まれない、USBインタフェースを介して通信を行う独立したハードウェア装置(例えば、SDメモリカードやフラッシュメモリ等)としても構わない。その理由は、ベンダユニークなコマンドがデジタル放送チューナ部13の制御に対してだけ用いられるので、記憶部12は、専用ドライバをインストールすることなく、通常のマスストレージとして使用できるためである。この場合は、使用するハードウェア装置の容量に応じ記憶部のリムーバブル領域122の記憶容量の拡張が容易にできるメリットがある。
【符号の説明】
【0032】
1 複合デバイスシステム
10 脱着式複合デバイス
11 制御部
12 記憶部
13 デジタル放送チューナ部
14 USBインタフェース部
20 PC
121 CR−ROM領域
122 リムーバブル領域
123 管理情報領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
PC(Personal Computer)にUSB(Universal Serial Bus)を介して接続する着脱式複合デバイスであって、
前記脱着式複合デバイスは、電子回路によって構成されたデジタル放送チューナ部、記憶部、および制御部を備え、
前記記憶部は、前記デジタル放送チューナ部の動作を制御するアプリケーションを記憶するCD−ROM領域および前記デジタル放送チューナ部の動作に用いられる設定情報を読み書きする管理情報領域を設けてあり、
前記制御部は、
前記脱着式複合デバイスが接続された際に行われる前記PCからの問合せに対してCD−ROMとして認識させる情報を送信し、前記CR−ROM領域に記憶してあるアプリケーションを前記PCに送信し、
次に、前記PCからの問合せに対してリムーバブルディスクとして認識させる情報を送信し、当該脱着式複合デバイスをリムーバブルディスクとして認識させて、前記設定情報をSCSI(Small Computer System Interface)パススルー機能を用いて前記PCから受信し、
前記受信した設定情報を前記デジタル放送チューナ部に設定するとともに、該設定情報を前記管理情報領域に記憶し、
前記デジタル放送チューナ部は、該設定情報に基づいてMPEG2−TSの受信を開始する
ことを特徴とする着脱式複合デバイス。
【請求項2】
前記脱着式複合デバイスが前記PCに接続されたとき、
前記制御部は、
前記管理情報領域に記憶されている設定情報を取得して、その取得した設定情報を前記デジタル放送チューナ部に設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の着脱式複合デバイス。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−176494(P2010−176494A)
【公開日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−19752(P2009−19752)
【出願日】平成21年1月30日(2009.1.30)
【出願人】(591275481)株式会社アイ・オー・データ機器 (98)
【Fターム(参考)】