説明

脱酸素剤の製造方法。

【課題】珪藻土の細孔構造、多孔質体は表面積の大きい特徴を水分供与体をもって脱酸素剤を提供する。その自然素材の活用をもって脱酸素剤とする。
【解決手段】好ましくは、良質な焼成した粒状の珪藻土を用い、細孔構造、多孔質体に液類を吸着させる成形された脱酸素剤は、安心、安全、衛生面に優れ、安定供給、安価な脱酸素剤が提供できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
珪藻土の細孔構造、多孔質体の素材に含有水分供与体からなる特徴とした脱酸素剤に関する。
【0002】
本発明の脱酸素剤は、天然素材を成形し、環境再生と保全、産業開発に貢献をする。。
【背景技術】
【0003】
無酸素に関する技術では、吸収余力が十分有しておらず、水分の染み発生を抑えなければならず、ゼオライト、パーライト、シリカゲルなどの利用がある。しかし、担体量面積に課題を残している。
【0004】
従来、担体の小型酸素吸着剤として、アルカリ物質が実用されているがpH抑制に困難さを残している。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の活性吸着剤は、使用前、使用後の処理において、経済上および環境汚染上に難点がある。
【0006】
吸着剤を活用する場合は、より微細に、より多くの細孔構造を多く持つ多孔質体、表面積をもっての素材は、吸着性が強く吸収効果が発揮される。
【0007】
天然素材の珪藻土を基材にした本発明は、安定供給を可能とし、安心、安全、安価な小型化に成形した脱酸素剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の脱酸素剤は、細孔構造、多孔質体素材の吸着特性を発揮し、水分蒸発を保持され多孔質体を基材とした脱酸素剤を製造することが出来る。
【0009】
本発明における脱酸素剤は浄化機能があり、その表面積の大きさの特性が塩素除去機能、除菌機能、消毒機能をなし、その効果の活用を特徴とした。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、珪藻土素材の多孔質と表面積の大きさの特徴を活用とした。脱酸素剤の製造技術は、高性能が発揮され、安価に、しかも製造工程は特別な技術を要しないのが特徴。
【0011】
本発明の脱酸素剤は、多孔質体に水,調湿液を含浸させる水分供与体よりなり、有効に取り組むことができる。
【0012】
多孔質体は埋蔵量の多い天然素材の珪藻土を用いることから安定供給、しかも安価である。
【0013】
本発明の原料は天然素材であり、有害物質は発生しない。
【0014】
本発明の製造技術は単純であり高度技術を要しない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
好ましくは、秋田県北秋田市より産出される良質な粒状多孔質珪藻土を素材とした脱酸素剤が望ましい。
【0016】
粒状珪藻土は、保水容量のある、液状保持性特徴を有している。
【0017】
焼成処理による、珪藻土多孔質体に液状を含浸させる合理的な成形が特徴。
【0018】
この実施例については珪藻土の多孔質体の細孔構造や表面化学特性の部分に水分供与体よりなる特異性の脱酸素剤を特徴する。
【産業上の利用可能性】
【0019】
脱酸素剤は、食品保存技術に、カビ、細菌防止,酸化防止、品質劣化防止等に優れた脱酸素に関する。
【0020】
脱酸素剤の常温固化が可能であることから運搬、工程、取扱が有用に活用できる。
【0021】
脱酸素剤は、食品保存、医薬品保存等品質保持用途に必要とされることを特徴とした。
〔書類名〕図書
【表1】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
脱酸素促進を有する焼成粒状珪藻土に水分を含有することを特徴とした脱酸素剤。
【請求項2】
焼成粒状珪藻土処理に水、調湿液を含浸させる脱酸素剤。
【請求項3】
脱酸素剤を通気性包装材とした。
【請求項4】
請求項1,2,3の脱酸素剤の趣旨を逸脱しない範囲の変更は、本発明に含まれる。

【公開番号】特開2011−36845(P2011−36845A)
【公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−202048(P2009−202048)
【出願日】平成21年8月11日(2009.8.11)
【出願人】(305058494)
【Fターム(参考)】