説明

腫瘍関連ペプチドおよび関連抗癌ワクチンの組成物

本発明は、免疫療法ペプチド、および免疫療法 (特に癌の免疫療法)におけるそれらの使用に関する。 本発明は、単独として、もしくは他の腫瘍関連ペプチドとの組み合わせとして、抗腫瘍免疫応答を刺激するワクチン組成物の有効医薬成分として作用する腫瘍関連Tヘルパー細胞ペプチドエピトープを開示する。 具体的には、本発明のペプチド組成物は、結腸直腸癌に対する抗腫瘍免疫応答を引き出すワクチン組成物に使用することができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列番号1〜配列番号7からなる群から選択される1つのアミノ酸配列および/または配列番号1〜配列番号7のアミノ酸配列と少なくとも80%同一の変異アミノ酸配列を含む少なくとも2つのペプチド、および/または配列番号1〜配列番号7もしくはこれらの変異アミノ酸配列をコードする核酸を含むポリヌクレオチド、ならびに薬学的に許容される担体、を含む医薬組成物。
【請求項2】
配列番号8〜配列番号15からなる群から選択されるアミノ酸配列または配列番号8〜配列番号15のアミノ酸配列と少なくとも80%同一の変異アミノ酸配列を含む少なくとも1つの追加的ペプチド、または配列番号8〜配列番号15もしくはこれらの変異アミノ酸配列をコードする核酸を含むポリヌクレオチドをさらに含む、請求項1に記載の医薬組成物。
【請求項3】
該ペプチドは、8〜100個、好ましくは8〜30個、最も好ましくは8〜16個のアミノ酸を全長とする、請求項1または2に記載の医薬組成物。
【請求項4】
該少なくとも1つのペプチドは非ペプチド結合を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項5】
配列番号1〜配列番号15のアミノ酸配列からなる少なくとも2つのペプチドを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項6】
該組成物に存在するペプチドの選択、数、および/または量は、組織、癌、および/または患者に特異的である、請求項1〜5のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項7】
1018 ISS、アルミニウム塩、アンプリヴァックス(Amplivax)、AS15、BCG、CP-870,893、CpG7909、CyaA、dSLIM、GM-CSF、IC30、IC31、イミキモド(Imiquimod)、ImuFact IMP321、IS Patch、ISCOMATRIX、JuvImmune、LipoVac、MF59、モノホスホリル脂質A、モンタナイド (Montanide) IMS 1312、モンタナイド (Montanide) ISA 206、モンタナイド (Montanide) ISA 50V、モンタナイド (Montanide) ISA-51、OK-432、OM-174、 OM-197-MP-EC、ONTAK、PepTelベクターシステム、PLG微粒子、レジキモド、 SRL172、ヴィロソーム(Virosome)および他のウィルス様粒子、YF-17DBCG、AquilaのQS21 スティミュロン、RibiのDetox、 Quil、Superfos、フロイント(Freund)、GM-CSF、コレラ毒素、免疫学的アジュバント、MF59ならびにサイトカインからなる群から選択される少なくとも1つの適切なアジュバントをさらに含む、請求項1〜6のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項8】
該アジュバントは、グラニュロサイトマクロファージコロニー刺激因子 (Granulocyte Macrophage Colony Stimulating Factor : GM-CSF) のようなコロニー刺激因子からなる群から選択される、請求項7に記載の医薬組成物。
【請求項9】
該医薬組成物は、少なくとも1つの抗原提示細胞をさらに含む、請求項1〜8のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項10】
該抗原提示細胞は樹状細胞である、請求項9に記載の医薬組成物。
【請求項11】
該少なくとも1つの抗原提示細胞は、
a.該ペプチドでパルスもしくは負荷される、または
b.該ペプチドをコードする発現コンストラクトを含む
、請求項9または10に記載の医薬組成物。
【請求項12】
該ワクチンが静脈内、動脈内、腹膜内、筋内、皮内、腫瘍内、経口、経皮、経鼻腔、経口腔、経直腸、経膣、または吸入、または局所投与される、請求項1〜11のいずれかに記載の医薬組成物。
【請求項13】
患者に治療的に有効な量の、請求項1〜12のいずれかに記載の医薬組成物を投与する工程を含む、患者の癌を治療または予防する方法。
【請求項14】
該医薬組成物は、抗癌ワクチンである、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
該癌は、口腔および咽頭の癌、消化管癌、結腸、直腸、および肛門の癌、気道癌、乳癌、子宮、膣、および外陰の癌、子宮体および卵巣の癌、男性生殖管癌、尿道癌、骨および軟組織の癌、カポジ肉腫、皮膚メラノーマ、眼メラノーマ、非メラノーマ眼癌、脳および中枢神経系の癌、甲状腺および他の内分泌腺の癌、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、骨髄腫であり、好ましくは腎臓癌、結腸直腸癌、肺癌、乳癌、膵臓癌、前立腺癌、胃癌、GISTまたはグリア芽腫である、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
該癌は結腸直腸癌である、請求項15に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2010−534627(P2010−534627A)
【公表日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−517324(P2010−517324)
【出願日】平成20年7月25日(2008.7.25)
【国際出願番号】PCT/EP2008/006152
【国際公開番号】WO2009/015841
【国際公開日】平成21年2月5日(2009.2.5)
【出願人】(506258073)イマティクス バイオテクノロジーズ ゲーエムベーハー (24)
【Fターム(参考)】