説明

臍帯組織由来の分娩後細胞、及びその作成及び使用方法

【解決手段】 ヒト臍帯から由来した細胞は、それらの治療用の使用に対する方法に沿って開示されている。単離技術、培養方法、及びそれらの細胞表面マーカー、遺伝子発現、及び栄養性因子の分泌に関連する前記細胞の詳細な特徴が記載されている。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
実質的に血液を含まないヒト臍帯組織から派生された細胞を有する、単離された臍帯由来細胞であって、
前記細胞は、培養において自己複製及び増殖することができ、他の表現型の細胞へ分化する能力を有するものである。
【請求項2】
約5%〜約20%の酸素存在下で増殖できる、請求項2の単離された細胞。
【請求項3】
増殖に対してL−バリンを必要とする、請求項2の細胞。
【請求項4】
約10細胞/cmで播種した時、培養において80日以下で約1014細胞以上の収率を産生するように十分倍加できる、請求項3の単離された細胞。
【請求項5】
約5x10細胞/cmで播種した時、培養において80日以下で約1015細胞以上を産生するように十分倍加できる、請求項3の単離された細胞。
【請求項6】
約5x10細胞/cmで播種した時、培養において65日以下で約1017細胞以上を産生するように十分倍加できる、請求項5の単離された細胞。
【請求項7】
培養において少なくとも40倍加を経ることができる、請求項3の単離された細胞。
【請求項8】
ヒト臍帯から単離された、請求項3の細胞。
【請求項9】
メタロプロテアーゼ、中性プロテアーゼ、粘膜溶解酵素を有する1若しくはそれ以上の酵素活性の存在下で単離された、請求項8の単離された細胞。
【請求項10】
請求項9の単離された細胞において、
前記酵素活性は、少なくとも1つのコラゲナーゼ、及びプロテアーゼ活性、ディスパーゼ、及びサーモリシンの1若しくはそれ以上を含むものである。
【請求項11】
請求項9の単離された細胞において、
前記酵素活性は、ヒストリチクス菌からのコラゲナーゼ、及びディスパーゼである。
【請求項12】
請求項11の単離された細胞において、
前記酵素活性はさらに、ヒアルロニダーゼを含むものである。
【請求項13】
コーティング或いは非コーティングされた組織培養容器上に接着し増殖する、請求項12の単離された細胞において、
前記コーティングされた組織培養容器は、ゼラチン、ラミニン、コラーゲン、ポリオルニチン、ポリリシン、ビトロネクチン、或いはフィブロネクチンでのコーティングを有するものである。
【請求項14】
約2%〜約15%の添加された血清の存在下で、ベータ−メルカプトエタノールの存在或いは非存在下で、及び、EGF、FGF、PDGF、VEGF、IGF、或いはLIFを含む添加された成長因子の存在或いは非存在下で増殖する、請求項13の単離された細胞。
【請求項15】
母性細胞を含まない、請求項1の単離された細胞を有する細胞培養。
【請求項16】
継代された時に正常核型を維持する、請求項1の単離された細胞。
【請求項17】
請求項1の単離された細胞において、
前記細胞は、CD10、CD13、CD31、CD44、CD45、CD73、CD90、CD117、CD141、PDGFr−アルファ、HLA−A、B、C、及びHL−DR、DP、DQを有する1若しくはそれ以上の細胞表面マーカーの産生、若しくは産生の欠如によって特徴付けられるものである。
【請求項18】
請求項17の単離された細胞において、
前記細胞は、CD10、CD13、CD44、CD73、CD90、PDGFr−アルファ、或いはHLA−A、B、Cの1若しくはそれ以上を産生するものである。
【請求項19】
請求項18の単離された細胞において、
前記細胞は、CD10、CD13、CD44、CD73、CD90、PDGFr−アルファ、及びHLA−A、B、Cのそれぞれを産生するものである。
【請求項20】
請求項17の単離された細胞において、
前記細胞は、フローサイトメトリーによって検出されたように、CD31、CD34、CD45、CD117、CD141、或いはHLA−DR、DP、DQの1若しくはそれ以上を産生しないものである。
【請求項21】
請求項20の単離された細胞において、
前記細胞は、CD10、CD13、CD44、CD73、CD90、PDGFr−アルファ、或いはHLA−A、B、Cの1若しくはそれ以上を産生するものである。
【請求項22】
請求項20の単離された細胞において、
前記細胞は、フローサイトメトリーによって検出されたように、CD31、CD34、CD45、CD117、CD141、或いはHLA−DR、DP、DQのいずれも産生しないものである。
【請求項23】
請求項22の単離された細胞において、
前記細胞は、CD10、CD13、CD44、CD73、CD90、PDGFr−アルファ、及びHLA−A、B、Cのそれぞれを産生するものである。
【請求項24】
細胞表面マーカー特性(プロフィール)を有する単離されたCD45臍帯由来細胞であって、
前記細胞は、CD10、CD13、CD44、CD73、CD90、PDGFr−アルファ、或いはHLA−A、B、Cの1若しくはそれ以上を産生し、フローサイトメトリーによって検出されたように、CD31、CD34、117、CD141、或いはHLA−DR、DP、DQの1若しくはそれ以上を発現しないものである。
【請求項25】
請求項24の単離された細胞において、
前記細胞表面マーカー発現特性は、継代、培養容器表面コーティング、或いは単離手順によっては実質的に変化しないものである。
【請求項26】
インターロイキン8、レチキュロン1、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド1(メラノーマ増殖刺激活性、アルファ)、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド6(顆粒球走化性タンパク質2)、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド3、或いは腫瘍壊死因子アルファ−誘導性タンパク質3の1若しくはそれ以上に対する遺伝子を発現している、請求項25の単離された細胞。
【請求項27】
インターロイキン8、レチキュロン1、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド1(メラノーマ増殖刺激活性、アルファ)、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド6(顆粒球走化性タンパク質2)、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド3、及び腫瘍壊死因子アルファ−誘導性タンパク質3のそれぞれに対する遺伝子を発現している、請求項26の単離された細胞。
【請求項28】
請求項27の単離された細胞において、
前記発現は、線維芽細胞、間葉系幹細胞、腸骨稜骨髄細胞、或いは胎盤由来細胞であるヒト細胞の発現と関連して増加するものである。
【請求項29】
線維芽細胞、間葉系幹細胞、或いは腸骨稜骨髄細胞であるヒト細胞に関連した、請求項25の単離された細胞であって、
低身長感受性ホメオボックス(short stature homeobox)2、熱ショック27kDaタンパク質2、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド12(間質細胞由来因子1)、エラスチン(大動脈弁上狭窄、Williams−Beuren症候群)、ヒトmRNA、cDNA DKFZp586M2022(クローンDKFZp586M2022より)、間葉ホメオボックス2(成長停止特異的ホメオボックス)、sine oculis ホメオボックス相同体1(ショウジョウバエ)、クリスタリンα(アルファ)B、形態形成のdishevelled関連アクチベーター2、DKFZP586B2420タンパク質、ニューラリン1の類似体、テトラネクチン(プラスミノーゲン結合タンパク質)、src ホモロジー3(SH3)およびシステインリッチドメイン、B細胞転座遺伝子1(抗増殖性物質)、コレステロール25−水酸化酵素、ラント関連性転写因子3、仮想上タンパク質FLJ23191、インターロイキン11受容体α(アルファ)、プロコラーゲンC−エンドペプチターゼエンハンサー、縮合(frizzled)相同体7(ショウジョウバエ)、仮想上遺伝子BC008967、コラーゲンタイプVIIIα(アルファ)1、テネイシンC(ヘキサブラチオン:hexabrachion)、イルコイホメオボックスタンパク質5、へファエスチン、インテグリンβ(ベータ)8、シナプス小胞糖タンパク質2、ヒトcDNA FLJ12280 fisクローンMAMMA1001744、サイトカイン受容体様因子1、カリウム中間体/低透過性カルシウム活性化チャンネルサブファミリーNメンバー4、インテグリンα(アルファ)7、DKFZP586L151タンパク質、PDZ−結合モチーフを有する転写コアクチベーター(TAZ)、sine oculisホメオボックス相同体2(ショウジョウバエ)、KIAA1034タンパク質、初期成長反応3、ディスタル−レス(distal−less)ホメオボックス5、仮想上タンパク質FLJ20373、アルド−ケト還元酵素ファミリー1メンバーC3(3−αヒドロキシステロイド脱水素酵素タイプII)、バイグリカン、フィブロネクチン1、プロエンケファリン、インテグリンβ様1(EGF様反復ドメインを有する)、ヒトmRNA完全長挿入cDNAクローンEUROIMAGE 1968422、EphA3、KIAA0367タンパク質、ナトリウム利尿ペプチド受容体C/グアニル酸シクラーゼC(心房ナトリウム利尿ペプチド受容体C)、仮想上タンパク質FLJ14054、ヒトmRNA cDNA DKFZp564B222(クローンDKFZp564B222より)、小胞関連膜タンパク質5(ミオブレビン)、EGF−含有フィブリン様細胞外マトリックスタンパク質1、BCL2/アデノウィルスE1B 19kDa相互作用タンパク質3様、AE結合タンパク質1、シトクロムc酸化酵素サブユニットVIIaポリペプチド1(筋肉)、線維芽細胞腫の腫瘍原性の抑制1、及びインスリン様成長因子結合タンパク質2(36kDa)からなる群から選択された1若しくはそれ以上の遺伝子の発現が減少している細胞。
【請求項30】
インターロイキン8、レチキュロン1、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド1(メラノーマ増殖刺激活性、アルファ)、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド6(顆粒球走化性タンパク質2)、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド3、或いは腫瘍壊死因子アルファ−誘導性タンパク質3の1若しくはそれ以上に対する遺伝子を発現している、請求項29の単離された細胞において、
前記発現は、線維芽細胞、間葉系幹細胞、腸骨稜骨髄細胞、或いは胎盤由来細胞であるヒト細胞の発現と関連して増加するものである。
【請求項31】
線維芽細胞、間葉系幹細胞、或いは腸骨稜骨髄細胞であるヒト細胞に関連した、請求項29の単離された細胞であって、
低身長感受性ホメオボックス(short stature homeobox)2、熱ショック27kDaタンパク質2、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド12(間質細胞由来因子1)、エラスチン(大動脈弁上狭窄、Williams−Beuren症候群)、ヒトmRNA、cDNA DKFZp586M2022(クローンDKFZp586M2022より)、間葉ホメオボックス2(成長停止特異的ホメオボックス)、sine oculis ホメオボックス相同体1(ショウジョウバエ)、クリスタリンα(アルファ)B、形態形成のdishevelled関連アクチベーター2、DKFZP586B2420タンパク質、ニューラリン1の類似体、テトラネクチン(プラスミノーゲン結合タンパク質)、src ホモロジー3(SH3)およびシステインリッチドメイン、B細胞転座遺伝子1(抗増殖性物質)、コレステロール25−水酸化酵素、ラント関連性転写因子3、仮想上タンパク質FLJ23191、インターロイキン11受容体α(アルファ)、プロコラーゲンC−エンドペプチターゼエンハンサー、縮合(frizzled)相同体7(ショウジョウバエ)、仮想上遺伝子BC008967、コラーゲンタイプVIIIα(アルファ)1、テネイシンC(ヘキサブラチオン:hexabrachion)、イルコイホメオボックスタンパク質5、へファエスチン、インテグリンβ(ベータ)8、シナプス小胞糖タンパク質2、ヒトcDNA FLJ12280 fisクローンMAMMA1001744、サイトカイン受容体様因子1、カリウム中間体/低透過性カルシウム活性化チャンネルサブファミリーNメンバー4、インテグリンα(アルファ)7、DKFZP586L151タンパク質、PDZ−結合モチーフを有する転写コアクチベーター(TAZ)、sine oculisホメオボックス相同体2(ショウジョウバエ)、KIAA1034タンパク質、初期成長反応3、ディスタル−レス(distal−less)ホメオボックス5、仮想上タンパク質FLJ20373、アルド−ケト還元酵素ファミリー1メンバーC3(3−αヒドロキシステロイド脱水素酵素タイプII)、バイグリカン、フィブロネクチン1、プロエンケファリン、インテグリンβ様1(EGF様反復ドメインを有する)、ヒトmRNA完全長挿入cDNAクローンEUROIMAGE 1968422、EphA3、KIAA0367タンパク質、ナトリウム利尿ペプチド受容体C/グアニル酸シクラーゼC(心房ナトリウム利尿ペプチド受容体C)、仮想上タンパク質FLJ14054、ヒトmRNA cDNA DKFZp564B222(クローンDKFZp564B222より)、小胞関連膜タンパク質5(ミオブレビン)、EGF−含有フィブリン様細胞外マトリックスタンパク質1、BCL2/アデノウィルスE1B 19kDa相互作用タンパク質3様、AE結合タンパク質1、シトクロムc酸化酵素サブユニットVIIaポリペプチド1(筋肉)、線維芽細胞腫の腫瘍原性の抑制1、及びインスリン様成長因子結合タンパク質2(36kDa)のそれぞれに対する遺伝子の発現が減少している細胞。
【請求項32】
インターロイキン8、レチキュロン1、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド1(メラノーマ増殖刺激活性、アルファ)、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド6(顆粒球走化性タンパク質2)、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド3、及び腫瘍壊死因子アルファ−誘導性タンパク質3のそれぞれに対する遺伝子を発現している、請求項31の単離された細胞において、
前記発現は、線維芽細胞、間葉系幹細胞、或いは腸骨稜骨髄細胞であるヒト細胞の発現と関連して増加するものである。
【請求項33】
線維芽細胞、間葉系幹細胞、或いは腸骨稜骨髄細胞であるヒト細胞に関連した、単離されたヒト臍帯由来細胞であって、
低身長感受性ホメオボックス(short stature homeobox)2、熱ショック27kDaタンパク質2、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド12(間質細胞由来因子1)、エラスチン(大動脈弁上狭窄、Williams−Beuren症候群)、ヒトmRNA、cDNA DKFZp586M2022(クローンDKFZp586M2022より)、間葉ホメオボックス2(成長停止特異的ホメオボックス)、sine oculis ホメオボックス相同体1(ショウジョウバエ)、クリスタリンα(アルファ)B、形態形成のdishevelled関連アクチベーター2、DKFZP586B2420タンパク質、ニューラリン1の類似体、テトラネクチン(プラスミノーゲン結合タンパク質)、src ホモロジー3(SH3)およびシステインリッチドメイン、B細胞転座遺伝子1(抗増殖性物質)、コレステロール25−水酸化酵素、ラント関連性転写因子3、仮想上タンパク質FLJ23191、インターロイキン11受容体α(アルファ)、プロコラーゲンC−エンドペプチターゼエンハンサー、縮合(frizzled)相同体7(ショウジョウバエ)、仮想上遺伝子BC008967、コラーゲンタイプVIIIα(アルファ)1、テネイシンC(ヘキサブラチオン:hexabrachion)、イルコイホメオボックスタンパク質5、へファエスチン、インテグリンβ(ベータ)8、シナプス小胞糖タンパク質2、ヒトcDNA FLJ12280 fisクローンMAMMA1001744、サイトカイン受容体様因子1、カリウム中間体/低透過性カルシウム活性化チャンネルサブファミリーNメンバー4、インテグリンα(アルファ)7、DKFZP586L151タンパク質、PDZ−結合モチーフを有する転写コアクチベーター(TAZ)、sine oculisホメオボックス相同体2(ショウジョウバエ)、KIAA1034タンパク質、初期成長反応3、ディスタル−レス(distal−less)ホメオボックス5、仮想上タンパク質FLJ20373、アルド−ケト還元酵素ファミリー1メンバーC3(3−αヒドロキシステロイド脱水素酵素タイプII)、バイグリカン、フィブロネクチン1、プロエンケファリン、インテグリンβ様1(EGF様反復ドメインを有する)、ヒトmRNA完全長挿入cDNAクローンEUROIMAGE 1968422、EphA3、KIAA0367タンパク質、ナトリウム利尿ペプチド受容体C/グアニル酸シクラーゼC(心房ナトリウム利尿ペプチド受容体C)、仮想上タンパク質FLJ14054、ヒトmRNA cDNA DKFZp564B222(クローンDKFZp564B222より)、小胞関連膜タンパク質5(ミオブレビン)、EGF−含有フィブリン様細胞外マトリックスタンパク質1、BCL2/アデノウィルスE1B 19kDa相互作用タンパク質3様、AE結合タンパク質1、シトクロムc酸化酵素サブユニットVIIaポリペプチド1(筋肉)、線維芽細胞腫の腫瘍原性の抑制1、及びインスリン様成長因子結合タンパク質2(36kDa)のそれぞれに対する遺伝子の発現が減少しており、
インターロイキン8、レチキュロン1、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド1(メラノーマ増殖刺激活性、アルファ)、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド6(顆粒球走化性タンパク質2)、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド3、及び腫瘍壊死因子アルファ−誘導性タンパク質3のそれぞれに対する遺伝子を発現しており、ここにおいて、前記発現は、線維芽細胞、間葉系幹細胞、或いは腸骨稜骨髄細胞であるヒト細胞の発現と関連して増加しているものである細胞。
【請求項34】
培養において自己複製及び増殖することができ、他の表現型の細胞へ分化する能力を有する、請求項33の単離された細胞。
【請求項35】
ビメンチン及びアルファ平滑筋アクチンの1つ或いは両方を産生する、請求項34の単離された細胞。
【請求項36】
ビメンチン及びアルファ平滑筋アクチンの両方を産生する、請求項35の単離された細胞。
【請求項37】
請求項36の単離された細胞において、
ビメンチン及びアルファ平滑筋アクチンの前記産生は、増殖条件下での継代でも保持されるものである。
【請求項38】
請求項34の細胞を有する、治療用細胞培養。
【請求項39】
同種間PBMCsを実質的に刺激しない、請求項38の治療用細胞培養。
【請求項40】
フローサイトメトリーによって検出されたように、検出可能な量のHLA−DR、HLA−DP、HLA−DQ、CD80、CD86、及びB7−H2を欠如する、請求項39の治療用細胞培養。
【請求項41】
フローサイトメトリーによって検出されたように、検出可能な量のHLA−G、及びCD178をさらに欠如する、請求項40の治療用細胞培養。
【請求項42】
フローサイトメトリーによって検出されたように、検出可能な量のPD−L2を賛成する、請求項41の治療用細胞培養。
【請求項43】
混合リンパ球反応において、同種間対照と比較して、in vitroでリンパ球仲介性反応を実質的に刺激しない、請求項34の治療用細胞培養。
【請求項44】
培養において自己複製及び増殖することができ、他の表現型の細胞へ分化する能力を有する、単離されたヒト臍帯由来細胞であって、
前記細胞は、未処理CD4+T細胞を実質的に刺激せず、PD−L2は発現するが、HLA−G、CD178、HLA−DR、HLA−DP、HLA−DQ、CD80、CD86、或いはB7−H2は発現しないものである。
【請求項45】
請求項44の単離された細胞において、
前記細胞は、ビメンチン及びアルファ平滑筋アクチンを産生するものである。
【請求項46】
請求項44の単離された細胞において、
前記細胞は、1若しくはそれ以上の細胞性因子を分泌するものである。
【請求項47】
請求項46の単離された細胞において、
前記因子は、MCP−1、IL−6、IL−8、GCP−2、HGF、KGF、FGF、HB−EGF、BDNF、TPO、或いはTIMP1である。
【請求項48】
請求項47の単離された細胞において、
前記細胞は、MCP−1、IL−6、IL−8、GCP−2、HGF、KGF、FGF、HB−EGF、BDNF、TPO、及びTIMP1のそれぞれを分泌するものである。
【請求項49】
請求項44の単離された細胞において、
前記細胞は、ELISAによって検出されたように、細胞性因子であるSDF−1アルファ、TGF−ベータ2、ANG2、PDGFbb、或いはVEGFの1若しくはそれ以上を分泌しないものである。
【請求項50】
請求項49の単離された細胞において、
前記細胞は、前記因子であるMCP−1、IL−6、IL−8、GCP−2、HGF、KGF、FGF、HB−EGF、BDNF、TPO、及びTIMP1の1若しくはそれ以上を分泌するものである。
【請求項51】
請求項50の単離された細胞において、
前記細胞は、前記因子であるMCP−1、IL−6、IL−8、GCP−2、HGF、KGF、FGF、HB−EGF、BDNF、TPO、及びTIMP1のそれぞれを分泌するものである。
【請求項52】
請求項49の単離された細胞において、
前記細胞は、ELISAによって検出されたように、前記因子であるSDF−1アルファ、TGF−ベータ2、ANG2、PDGFbb、或いはVEGFのいずれも分泌しないものである。
【請求項53】
請求項52の単離された細胞において、
前記細胞は、前記因子であるMCP−1、IL−6、IL−8、GCP−2、HGF、KGF、FGF、HB−EGF、BDNF、TPO、或いはTIMP1の1若しくはそれ以上を分泌するものである。
【請求項54】
請求項53の単離された細胞において、
前記細胞は、前記因子であるMCP−1、IL−6、IL−8、GCP−2、HGF、KGF、FGF、HB−EGF、BDNF、TPO、及びTIMP1のそれぞれを分泌するものである。
【請求項55】
因子であるMCP−1、IL−6、IL−8、GCP−2、HGF、KGF、FGF、HB−EGF、BDNF、TPO、或いはTIMP1の1若しくはそれ以上を分泌し、ELISAによって検出されたように、因子であるSDF−1アルファ、TGF−ベータ2、ANG2、PDGFbb、或いはVEGFの1若しくはそれ以上を分泌しない、単離されたヒト臍帯由来細胞。
【請求項56】
MCP−1、IL−6、IL−8、GCP−2、HGF、KGF、FGF、HB−EGF、BDNF、TPO、及びTIMP1のそれぞれを分泌する、請求項55の単離された細胞。
【請求項57】
請求項50の単離された細胞において、
前記細胞は、ELISAによって検出されたように、因子であるSDF−1アルファ、TGF−ベータ2、ANG2、PDGFbb、或いはVEGFのいずれも分泌しないものである。
【請求項58】
請求項55の単離された細胞を有する治療用細胞培養。
【請求項59】
請求項58の治療用細胞培養であって、さらに、
薬学的に許容可能な担体、別の細胞培養、抗アポトーシス化合物、抗血栓形成化合物、抗炎症性化合物、免疫抑制性化合物、免疫調節性化合物、血管新生因子、及び神経栄養性因子の1若しくはそれ以上を有する、治療用細胞培養。
【請求項60】
臍帯組織から単離された細胞を由来する方法であって、
前記細胞は、培養において自己複製及び増殖することができ、他の表現型の細胞へ分化する能力を有するものであって、
前記方法は、
(a)臍帯組織を入手する工程と、
(b)実質的に血液を含まない臍帯組織を得るために、実質的に全ての血液を除去する工程と、
(c)機械的或いは酵素的処理、若しくはその両方によって、前記組織を解離する工程と、
(d)前記組織を培養液に再懸濁する工程と、
(e)培養において自己複製及び増殖することができ、他の表現型の細胞へ分化する能力を有する臍帯由来細胞の増殖を可能にする、増殖条件を提供する工程と
を有するものである。
【請求項61】
請求項60の方法であって、さらに、
培養において約10〜約100時間後に接着性細胞を選択する工程を有する方法。
【請求項62】
請求項61の方法において、
前記臍帯組織は、ヒトからである。
【請求項63】
請求項62の方法において、
前記由来した細胞は、約2%〜約15%の添加された血清を有する培養液において、添加された増殖因子の非存在において増殖することができるものである。
【請求項64】
請求項63の方法において、
前記由来した細胞は、約5%〜約20%の酸素の存在下で増殖することができるものである。
【請求項65】
請求項64の方法において、
前記由来した細胞は、L−バリンの非存在下では維持されないものである。
【請求項66】
請求項65の方法において、
前記由来した細胞は、培養において少なくとも40継代を経ることができるものである。
【請求項67】
請求項65の方法において、
前記由来した細胞は、約5x10細胞/cmで播種した時、培養において約65日以下で少なくとも約1017細胞を産生するように十分倍加できるものである。
【請求項68】
請求項62の方法において、
前記臍帯組織は、正常或いは外科的に補助された出産後に、正期妊娠或いは早期妊娠から得られるものである。
【請求項69】
請求項60の方法において、
前記解離する工程は、メタロプロテアーゼ、ヒアルロニダーゼ、及び中性プロテアーゼからなる群から選択された1若しくはそれ以上の酵素活性の使用を有するものである。
【請求項70】
請求項69の方法において、
前記酵素活性は、コラゲナーゼ及びディスパーゼである。
【請求項71】
請求項70の方法において、
前記酵素活性はさらに、ヒアルロニダーゼを含むものである。
【請求項72】
請求項71の方法において、
前記解離する工程は、約37℃でインキュベートする工程を有するものである。
【請求項73】
請求項72の方法において、
前記インキュベートする工程は、1時間以上である。
【請求項74】
請求項72の方法において、
前記インキュベートする工程は、約2時間である。
【請求項75】
請求項69の方法において、
前記由来した細胞は、コーティング或いは非コーティングされた組織培養容器上に接着し増殖するものであり、
前記コーティングされた組織培養容器は、ゼラチン、ラミニン、コラーゲン、ポリオルニチン、ポリリシン、ビトロネクチン、或いはフィブロネクチンでのコーティングを有するものである。
【請求項76】
請求項69の方法において、
前記由来した細胞は、約2%〜約15%の胎児ウシ血清の存在下で、ベータ−メルカプトエタノールの存在或いは非存在下で、及びEGF、FGF、PDGF、VEGF、IGF、及びLIFを含む1若しくはそれ以上の添加された増殖因子の存在或いは非存在下で増殖するものである。
【請求項77】
請求項60の方法において、
前記除去する工程は、洗浄、吸引、ブロッティング、遠心分離、或いは酵素的除去の1若しくはそれ以上によって、遊離或いは凝固した血液の除去を有するものである。
【請求項78】
請求項60の方法において、
前記解離する工程は、無菌的に達成されるものである。
【請求項79】
請求項78の方法において、
前記解離する工程は、刻む、混ぜる、粉砕する、ホモジナイズする、或いは粉砕するの1若しくはそれ以上を有するものである。
【請求項80】
請求項69の方法によって由来された、単離されたヒト臍帯由来細胞。
【請求項81】
継代でも正常核型を維持している、請求項80の単離された細胞。
【請求項82】
請求項69の方法によって由来されたヒト臍帯由来細胞の治療用培養であって、
前記培養は、母性細胞を含まないものである。
【請求項83】
請求項15或いは82の培養の増殖によって産生された、条件培養液。
【請求項84】
MCP−1、IL−6、IL−8、GCP−2、HGF、KGF、FGF、HB−EGF、BDNF、TPO、或いはTIMP1の1若しくはそれ以上を有する、請求項83の条件培養液。
【請求項85】
請求項84の条件培養液、及びMCP−1、IL−6、IL−8、GCP−2、HGF、KGF、FGF、HB−EGF、BDNF、TPO、或いはTIMP1を必要とする哺乳類細胞を有している、哺乳類細胞培養。
【請求項86】
前記臍帯由来細胞、及びあらゆる表現型の別の哺乳類細胞を有する、請求項15或いは請求項82の培養。
【請求項87】
前記臍帯由来細胞に加えて、ヒト細胞株を有する、請求項86の培養。
【請求項88】
請求項1の臍帯由来細胞を有する、3次元マトリックス。
【請求項89】
請求項88の3次元マトリックスにおいて、
前記マトリックスは、生体適合性或いは生体吸収性ポリマーを有するものである。
【請求項90】
請求項89の3次元マトリックスにおいて、
前記マトリックスは、Vicryl(登録商標)マトリックス、PCL/PGAコポリマー、或いは自己集合性ペプチドを有するものである。
【請求項91】
請求項89のマトリックスを有する、移植可能な組織構造体。
【請求項92】
請求項82の治療用細胞を有する、移植可能な装置。
【請求項93】
請求項80の細胞を有する、移植可能なヒト組織マトリックス。
【請求項94】
請求項8の細胞を有する、ヒト組織。
【請求項95】
請求項8の細胞から由来した、細胞溶解液。
【請求項96】
請求項8の細胞から由来した、可溶性細胞画分。
【請求項97】
請求項8の細胞から由来した、膜濃縮細胞画分
【請求項98】
請求項8の細胞から由来した、細胞外膜画分。
【請求項99】
請求項44の単離されたヒト臍帯由来細胞を有する、注入可能な治療用細胞。
【請求項100】
組織因子を不活性化するように処理された、請求項99の注入可能な細胞。
【請求項101】
請求項100の注入可能な細胞において、
前記処理は、抗組織因子抗体によってなされるものである。
【請求項102】
実質的に血液を含まないヒト分娩後組織から由来したL−バリン要求性細胞を有する、単離された分娩後由来細胞であって、
前記細胞は、培養において自己複製及び増殖することができ、心筋細胞表現型の細胞へ分化する能力を有しているものであり、
前記細胞は、約5%〜少なくとも約20%の酸素を含有する雰囲気において増殖することができ、
前記細胞は、以下の特徴、
培養において少なくとも40倍加する能力、
コーティング或いは非コーティングされた組織培養容器上に接着し、増殖するものであり、前記コーティングされた組織培養容器は、ゼラチン、ラミニン、コラーゲン、ポリオルニチン、ビトロネクチン、或いはフィブロネクチンのコーティングを有するもの、
組織因子、ビメンチン、及びアルファ−平滑筋アクチンの少なくとも1つの産生、
CD10、CD13、CD44、CD73、CD90、PDGFr−アルファ、及びHLA−A、B、Cの少なくとも1の産生、
フローサイトメトリーによって検出されたように、CD31、CD34、CD45、CD80、CD86、CD117、CD141、CD178、B7−H2、HLA−G、及びHLA−DR、DP、DQの少なくとも1つの産生の欠如、
インターロイキン8、レチキュロン1、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド1(メラノーマ増殖刺激活性、アルファ)、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド6(顆粒球走化性タンパク質2)、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド3、及び腫瘍壊死因子アルファ−誘導性タンパク質3の少なくとも1つの発現、
線維芽細胞、間葉系幹細胞、或いは腸骨稜骨髄細胞であるヒト細胞に関連して、低身長感受性ホメオボックス(short stature homeobox)2、熱ショック27kDaタンパク質2、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド12(間質細胞由来因子1)、エラスチン(大動脈弁上狭窄、Williams−Beuren症候群)、ヒトmRNA、cDNA DKFZp586M2022(クローンDKFZp586M2022より)、間葉ホメオボックス2(成長停止特異的ホメオボックス)、sine oculis ホメオボックス相同体1(ショウジョウバエ)、クリスタリンα(アルファ)B、形態形成のdishevelled関連アクチベーター2、DKFZP586B2420タンパク質、ニューラリン1の類似体、テトラネクチン(プラスミノーゲン結合タンパク質)、src ホモロジー3(SH3)およびシステインリッチドメイン、B細胞転座遺伝子1(抗増殖性物質)、コレステロール25−水酸化酵素、ラント関連性転写因子3、仮想上タンパク質FLJ23191、インターロイキン11受容体α(アルファ)、プロコラーゲンC−エンドペプチターゼエンハンサー、縮合(frizzled)相同体7(ショウジョウバエ)、仮想上遺伝子BC008967、コラーゲンタイプVIIIα(アルファ)1、テネイシンC(ヘキサブラチオン:hexabrachion)、イルコイホメオボックスタンパク質5、へファエスチン、インテグリンβ(ベータ)8、シナプス小胞糖タンパク質2、ヒトcDNA FLJ12280 fisクローンMAMMA1001744、サイトカイン受容体様因子1、カリウム中間体/低透過性カルシウム活性化チャンネルサブファミリーNメンバー4、インテグリンα(アルファ)7、DKFZP586L151タンパク質、PDZ−結合モチーフを有する転写コアクチベーター(TAZ)、sine oculisホメオボックス相同体2(ショウジョウバエ)、KIAA1034タンパク質、初期成長反応3、ディスタル−レス(distal−less)ホメオボックス5、仮想上タンパク質FLJ20373、アルド−ケト還元酵素ファミリー1メンバーC3(3−αヒドロキシステロイド脱水素酵素タイプII)、バイグリカン、フィブロネクチン1、プロエンケファリン、インテグリンβ様1(EGF様反復ドメインを有する)、ヒトmRNA完全長挿入cDNAクローンEUROIMAGE 1968422、EphA3、KIAA0367タンパク質、ナトリウム利尿ペプチド受容体C/グアニル酸シクラーゼC(心房ナトリウム利尿ペプチド受容体C)、仮想上タンパク質FLJ14054、ヒトmRNA cDNA DKFZp564B222(クローンDKFZp564B222より)、小胞関連膜タンパク質5(ミオブレビン)、EGF−含有フィブリン様細胞外マトリックスタンパク質1、BCL2/アデノウィルスE1B 19kDa相互作用タンパク質3様、AE結合タンパク質1、シトクロムc酸化酵素サブユニットVIIaポリペプチド1(筋肉)、線維芽細胞腫の腫瘍原性の抑制1、及びインスリン様成長因子結合タンパク質2(36kDa)の少なくとも1つに対する減少した発現、
MCP−1、IL−6、IL−8、GCP−2、HGF、KGF、FGF、HB−EGF、BDNF、TPO、MIP1a、RANTES、及びTIMP1の少なくとも1つの分泌、及び、
ELISAによって検出されたように、TGF−ベータ2、ANG2、PDGFbb、MIP1ベータ、I309、MDC、及びVEGFの少なくとも1つの分泌の欠如、
の少なくとも1つを有するものである細胞。
【請求項103】
請求項102の単離された分娩後由来細胞において、
前記細胞は、以下の特徴、
培養において少なくとも40倍加する能力、
コーティング或いは非コーティングされた組織培養容器上に接着し、増殖するものであり、前記コーティングされた組織培養容器は、ゼラチン、ラミニン、コラーゲン、ポリオルニチン、ビトロネクチン、或いはフィブロネクチンのコーティングを有するもの、
組織因子、ビメンチン、及びアルファ−平滑筋アクチンの産生、
CD10、CD13、CD44、CD73、CD90、PDGFr−アルファ、及びHLA−A、B、Cの産生、
フローサイトメトリーによって検出されたように、CD31、CD34、CD45、CD80、CD86、CD117、CD141、CD178、B7−H2、HLA−G、及びHLA−DR、DP、DQのそれぞれの産生の欠如、
インターロイキン8、レチキュロン1、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド1(メラノーマ増殖刺激活性、アルファ)、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド6(顆粒球走化性タンパク質2)、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド3、及び腫瘍壊死因子アルファ−誘導性タンパク質3の発現、
線維芽細胞、間葉系幹細胞、或いは腸骨稜骨髄細胞であるヒト細胞に関連して、低身長感受性ホメオボックス(short stature homeobox)2、熱ショック27kDaタンパク質2、ケモカイン(C−X−Cモチーフ)リガンド12(間質細胞由来因子1)、エラスチン(大動脈弁上狭窄、Williams−Beuren症候群)、ヒトmRNA、cDNA DKFZp586M2022(クローンDKFZp586M2022より)、間葉ホメオボックス2(成長停止特異的ホメオボックス)、sine oculis ホメオボックス相同体1(ショウジョウバエ)、クリスタリンα(アルファ)B、形態形成のdishevelled関連アクチベーター2、DKFZP586B2420タンパク質、ニューラリン1の類似体、テトラネクチン(プラスミノーゲン結合タンパク質)、src ホモロジー3(SH3)およびシステインリッチドメイン、B細胞転座遺伝子1(抗増殖性物質)、コレステロール25−水酸化酵素、ラント関連性転写因子3、仮想上タンパク質FLJ23191、インターロイキン11受容体α(アルファ)、プロコラーゲンC−エンドペプチターゼエンハンサー、縮合(frizzled)相同体7(ショウジョウバエ)、仮想上遺伝子BC008967、コラーゲンタイプVIIIα(アルファ)1、テネイシンC(ヘキサブラチオン:hexabrachion)、イルコイホメオボックスタンパク質5、へファエスチン、インテグリンβ(ベータ)8、シナプス小胞糖タンパク質2、ヒトcDNA FLJ12280 fisクローンMAMMA1001744、サイトカイン受容体様因子1、カリウム中間体/低透過性カルシウム活性化チャンネルサブファミリーNメンバー4、インテグリンα(アルファ)7、DKFZP586L151タンパク質、PDZ−結合モチーフを有する転写コアクチベーター(TAZ)、sine oculisホメオボックス相同体2(ショウジョウバエ)、KIAA1034タンパク質、初期成長反応3、ディスタル−レス(distal−less)ホメオボックス5、仮想上タンパク質FLJ20373、アルド−ケト還元酵素ファミリー1メンバーC3(3−αヒドロキシステロイド脱水素酵素タイプII)、バイグリカン、フィブロネクチン1、プロエンケファリン、インテグリンβ様1(EGF様反復ドメインを有する)、ヒトmRNA完全長挿入cDNAクローンEUROIMAGE 1968422、EphA3、KIAA0367タンパク質、ナトリウム利尿ペプチド受容体C/グアニル酸シクラーゼC(心房ナトリウム利尿ペプチド受容体C)、仮想上タンパク質FLJ14054、ヒトmRNA cDNA DKFZp564B222(クローンDKFZp564B222より)、小胞関連膜タンパク質5(ミオブレビン)、EGF−含有フィブリン様細胞外マトリックスタンパク質1、BCL2/アデノウィルスE1B 19kDa相互作用タンパク質3様、AE結合タンパク質1、シトクロムc酸化酵素サブユニットVIIaポリペプチド1(筋肉)、線維芽細胞腫の腫瘍原性の抑制1、及びインスリン様成長因子結合タンパク質2(36kDa)のそれぞれに対する減少した発現、
MCP−1、IL−6、IL−8、GCP−2、HGF、KGF、FGF、HB−EGF、BDNF、TPO、MIP1a、RANTES、及びTIMP1の分泌、及び、
ELISAによって検出されたように、TGF−ベータ2、ANG2、PDGFbb、MIP1ベータ、I309、MDC、及びVEGFのそれぞれの分泌の欠如、
のそれぞれを有するものである。

【公表番号】特表2007−521008(P2007−521008A)
【公表日】平成19年8月2日(2007.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−517783(P2006−517783)
【出願日】平成16年6月25日(2004.6.25)
【国際出願番号】PCT/US2004/020931
【国際公開番号】WO2005/003334
【国際公開日】平成17年1月13日(2005.1.13)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.POLAROID
【出願人】(503325941)エチコン、インコーポレイテッド (8)
【氏名又は名称原語表記】ETHICON,INC.
【Fターム(参考)】